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美少女道場

美少女語録

美少女拳法や美少女ことわざ等を記録する所。
団員なら美少女について適当に捏造してもいいです。

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【異種族と運命の出会いをするおまじない】
多数の美少女拳法の流派に存在するオーソドックスなおまじない。
流派ごとに名前が違い、例えば白百合清楚殺戮拳の学園では「御角術・血刻」(みすみじゅつ・ちこく)と呼ばれる。

ここではその手順について説明する。
このおまじないには術者のほかに妨害役と呼ばれる介助者が必要となる事を先に記しておく。

1:最初に術者は深夜0時以降に就寝する。
2:日が登った後に妨害役が1度以上術者に呼びかける。
3:術者は2を無視して最低四半刻以上更に眠り続ける。
4:その後に覚醒し迅速に纏っていた術衣を脱ぎ捨て、新しい術衣に着替え寝所より出る。
5:術者は妨害役との掛け合いの祝詞を読み上げた後に、妨害役より焼いた麺麭を受け取り速やかに外に出る。
6:術者は走りながら焼いた麺麭を食べきる。
7:目的の人物を目視して「血刻、血刻」と祝詞を唱える。

以上の工程を正しく行うと、目的の人物との乱数調整(美少女言葉で「因果が固定される」と言った意味)が終わり、呪術的な角に束縛され二人は必ず激突する。
心を動かすおまじないではないものの、美少女的に考えて間合いに入れた獲物は取ったも同然ということなのであろう。

これと似たおまじないは多数あり、効果も「荷物を抱えているときに相手が飛び込んでくる」「高い所から落ちる時に着地地点に相手がいる」等がある。
また流派によりおまじないの手順に差があることは決して珍しい事ではない。
【浄華器官】
訓練された美少女には身に纏う匂いを分解、より魅力的な香りへと変換、拡散し、周囲に漂わせる器官が備わっている。これにより、数多の敵を葬ってきたことで身に纏わり付いた死臭、更にはそれによる美少女力の減退を、かえって自らの美少女力へと変換するシステムが構築されている。

なお、滅多に起こらないことではあるが、この浄華器官が機能しなくなってしまった美少女は否応なく少しずつではあるが引退への道を進まされることになる。他者からの移植、こまめに自らの身を清めるなどの対策を以て復帰した美少女は存在するが、苦しい道を進む事になるのは間違い無い。
そういう意味では美少女にとっての生命線の一つと言っても過言ではないだろう。
【死亡フラグ】
美少女の間で伝えられる不吉の象徴。
日常的に戦闘が発生する美少女の生活に於いて、特定の行動は一種の乱数調整(”因果の固定”の意)が発生し確実に命を落とすとされ、特におまじない好きな美少女からは忌避される傾向がある。
例として、

決戦直前の「この戦いが終わったら~~する」
負けたふりをして襲いかかろうとする
まだ勝負がついていないのに、前祝い等既に勝ったかのような行動をとる

等が挙げられる。
尚、死亡フラグを踏みつつも難なく状況を打破し続ける美少女も存在し、そんな彼女たちを一部では乱数調整を打破する真の強者として”フラグクラッシャー”と呼ぶ者もいる。

また、”死亡フラグ”の対義語として”生存フラグ”というものも存在する。
こちらは戦場から無事に帰還する為に行われるおまじないの一種だが、倒したはずの敵が蘇るとも恐れられており、一部の美少女の間では特に強力な敵と相対したときは敵の生存フラグを立ててしまわないように戒める習慣が存在する。
【サークル】
美少女の集い。
元は一人の美少女を鍛え上げる為、円陣を組んで殴る蹴るの行為を行ったことが始まり。
今では部活動や委員会ほど役職や責任の少ない美少女の集いの通称として用いられている。

かつてチャラ国にも同様の名前の集いがあったが、こちらはチャラ国でも位の高いもの(サー)の来る園遊会の事をさすので間違いに注意。
【相死想合】
そうしそうあい。美少女スキルの1つ。
修練を積んだ美少女のイメージは波長が合った場合、他者の精神にも干渉する場合がある。
主にイメージトレーニングにて発揮される。
場面設定をお互いに共有し合う事で美少女力の共振反応が起き、周囲に美少女周波数の微細電波が発生、その場に居る無関係の人物にすら美少女の共有したイメージを見て体験する事になる。

主に美少女のイメージトレーニングは死を伴う危険な修行の再現、予行演習として行われる事が多いとされる。故に、相死想合。互いに己の死の瞬間すらイメージの中で疑似体験する事になる事からそう呼ばれている。
【美少女裁判】
びしょうじょさいばん。
美少女が行う原始的な裁判の事。司法を司る風紀委員会によって運営される。
原告となるものは被告を呼び出し、法廷にて決闘することが出来る。
決闘はどちらかの命が尽きるまで行われ、勝利したほうの訴えに正統性があるものと認定される。
この決闘は美少女裁判官の元で行われ、決闘内容は詳細に記録される。
また、決闘内容に美少女道不覚悟があった場合、例え勝者になろうとも裁判官によって切腹が命ぜられる。
これを無視した際は、裁判長自ら鉄製のハンマーを用いて殺害する。
厳しい制裁を下すことを「鉄槌を下す」と表現するのはこの為である。

美少女にとって、法とは暴力であり、正義とは闘争である。
故に、原告と被告が直接争って決める形式を頑なに継続してきたが、最近になって異種族のみ弁護士を利用する事が可能になった。
しかし、弁護士試験を突破する美少女の数が少ない事から常に弁護士は人員不足であり、その決闘スケジュールの過密さから「副生徒会長」と呼ばれることもある。
【アバラ】
深刻なダメージを受けた際に折れる体の部位。骨。
折れる本数はそのとき受けたダメージの大きさに比例し、
被害の大きさを表現する際にも用いられる。

使用例「やるな、いまのでアバラが2,30本折れたぜ…!」
【長老】
その学園で最も年長であること。
美少女は数百年生きる個体がいる。
つまり百年単位で留年する個体もいる。
そういった存在は長老と呼ばれることがある。
【桃栗3年村8年】
「桃や栗が3年かけて実を付けるようになるのと同じように、村から収奪する時は8年待ってから収奪するべきである」という意味の美少女ことわざ。
転じて、「待てば適切なチャンスが必ず訪れる」という意味でも使用される。

使用例「口惜しいが此処で撤退すべきだ。桃栗3年村8年を忘れてはいけない。」
【松虫草堕天使終末拳】
読み:スカビオサのもたらす終焉の拳(ラグナロク・オブ・スカビオサ)
通称ラグナロク、美少女国際連合にはコードネーム「666」と呼ばれ注意・監視されている暗黒流派。マイナス流派にも数えられる事があるが、性質が段違いに特殊なので別枠として考えられる事が多い。

この流派は誰かから継承するというものではない。
突然その血が「堕天使」と呼ばれる第二の人格、そして漆黒でゴシックな美少女力に目覚め、周囲の人間を喰らい尽くすのだ。そう、この流派に目覚めた者は過去を全て失う事になる。
そして「堕天使」に認められた存在だけがこの流派の継承者と共に歩む事を許される。
こうして「堕天使」に認められた優秀で屈強な男だけが、覚醒者である美少女と子を成し、更に強力な血筋へと品種改良されていく。
既に数百世代の交配が済んでいるとされており、第666代目覚醒者の手によって生徒会長の座を奪われ、世界の覇権を握られてしまった事からその脅威が本格化したと言われている。(コードネームが666なのはそれが由来)

また、覚醒者は連なる真の三つ目の名前、真名に目覚めることになる。それは「堕天使」の名であり、美少女としての真の名となる。
これは天啓として授けられ、覚醒と同時に自覚する事になる。この時、それまで名乗っていたファーストネームはミドルネームとして省略される事が多い。

そして現在は覚醒者が長く現れておらず行方不明。だが、いつその血が目覚めるかは分からない。隔世遺伝による発現も前例がある。
黒い美少女オーラを持つモノは注意するべし。

既にこの美少女の流派によって100を超える流派が壊滅しているとされており、その牙は未だに何処かに潜んでいる。
以上の事から、美少女国際連合は漆黒のオーラを持つ美少女は世界崩壊の引き金になりかねない危険な美少女として危険視し、注意・監視している。
【仙人掌千本鏖殺拳】
美少女力を表に出さず身の内に凝縮することを常とする特異な流派
使い手は全身に針が備わっているかのような触れるだけで怪我をする鋭い攻性防御を身に着けている。
また、敗れたものの最後に見る光景としてのみ、
美少女力が表に出され彼女達の花は咲き誇ると言われる。
【檸檬忠節不壊拳】
美少女拳法、檸檬派。その美少女力、矮小なれど弱者に非ず。「はつこい わんわん がんばるわん」(最後のわんは犬の足跡マークが正式な読みとされる)

檸檬忠節不壊拳は、研究者によって正統流派であるかマイナス流派であるか判断の分かれる拳法である。
何故ならこの流派最大の特徴である耐久力、それの源は他者への忠誠心である、とされているからだ。
基本的に我欲が強い美少女は、大抵忠義など見つけられぬまま一生を終える。
それ故に、真価を発揮出来るものは少なく、「駄拳」と蔑まれる事が多い。
しかし、この拳法を収める美少女が「一生を捧げるに相応しい大恩ある相手」と巡り合うと、気合で死を超越し復活する特異性を発現させる。
死を乗り越える事が可能になった美少女は「駄拳」から一転「忠拳」と讃えられるのだ。

美少女世界では有名な花咲か爺のエピソードに出てくる美少女、花長・叶子もこの拳法の使い手である。
彼女は点描のオーラを纏う事さえ精一杯の矮小な美少女であったが、命の恩人であるカッセマーを守るために時の生徒会長と三日三晩戦い続け撤退まで追い込んだ。
その後、花長を看取ったカッセマーは「超常的な力により体の原型は保たれていたが、触れれば中身は文字通り挽肉となっているのが分かった」と記録している。

また、花長とカッセマーのエピソードが有名であるがために、「運命の相手」を求める夢見がちな美少女が多く、チャラ男のナンパによる被害者数が毎年上位の流派でもある。
【金盞憂愁死別拳】
美少女拳法、菊派。
体得すれば必ず親しい友を失うと言われる流派。

その流派の大きな特徴の一つに独特な生死感があり、
ひとたび友を失えば大袈裟な身振り手振りをし、歌い踊りながら悲しみを表す。
戦場でこの流派の美少女を見つけるのは簡単であり、
ひとりでミュージカルしているのがいれば大抵この流派の美少女である。

もう一つの特徴として挙げられるのは、
自身の手で殺害した美少女を友と認め、その死を大いに嘆くこと。

そして第三の特徴に、
ミュージカル中は隙だらけに見えて、
実戦闘能力が十数倍になっているため手出し無用ということがある。
【千寿菊根暗呪怨拳】
マリーゴールドを冠する荘厳煌びやかで裕福な流派だが、その本質は悉くが陰湿な闇の負流派。美少女世界に於ける闇世界の貴族階級の一角であり、禁忌のおまじないである黒魔術を得意とする。
直接戦闘の技術自体は中の下程度のようで、かの大戦を通して流派に属する多くの美少女が命を落とし、既に断絶の危機にすら陥っているらしい。

この流派は己の拳におまじないをかけて戦う。その拳にはドス黒い呪いが渦巻いており、一度当たれば因果律の歪みに呑み込まれてゆく事になる。
そのおまじないは打撃の数を重ねる事によって増大し、例え余力を十分に残した美少女であっても最終的には『不慮の事故』で死に至る可能性がある。

元は流派を会得できなかった美少女によって編み出された信仰流派だったが、禁忌に触れた戦いは美少女にとっても邪道の極致。ゆえに美少女の面汚しと忌避され、表舞台を追放された経歴を持つ。
この流派に属する美少女は大人しく内向的な性格の者が多く、普段から大きな動きは見られない。
だがしかし、この流派に属する美少女は因果律を操る。最悪、戦わずして対象に死をもたらす流派であることを忘れてはならない。
命が惜しければ戦闘力が低いからとむやみに敵に回さないのが賢明な流派と言える。
【紅葉狩り】
紅葉とは枯れ行く葉、即ち美少女として衰え引退間近のものを指す。
潔く美少女引退を宣言するを良しとしない美少女達の中には、野良美少女となって山に逃れるもの、
あるいは美少女引退しながらも邪法に依って力を得るもの(※美魔女の項参照)等を紅葉と称し、
若い美少女達の修行の一環としてこれらを狩り取る恒例行事がこの【紅葉狩り】である。
多くは各流派の実力者が未熟な美少女を引率し行うが、稀に身の程知らずの美少女達が連れ立って
独自に決行する例も見受けられる。己を過信したものの行き着く先は、記すまでもない。
【土栗埋伏浸蝕拳】
山ガール(特に薔薇派の末端・ツチグリの名をもつ流派のもの)……と、思われていたがその実態は美少女ですらない。
山に迷い込んだ美少女や子犬に寄生し乗っ取ることで尖兵とする恐るべき菌類だったのだ。

懐柔を試みた美少女が何人も帰らぬことにより事態が発覚した頃には、その勢力は山地のかなりの領域を浸蝕し通常兵器や生半可な美少女の攻撃を凌ぎ逆に取り込む有様であった。
それを重く見た美少女による合同の焼き討ち『美少女合同・晩秋のきのこ狩り大会』の五回目を数えた頃、漸く事態は収束を迎えることになる。
(余談だが花言葉の一つに炎を持ち、美少女としては特異でもある集団戦法を得意とするためにこの戦いに最多数を出兵した菖蒲派にはその時のトラウマからキノコアンチも多い。)

現在この流派名は消滅しており、菌類種族の生き残りは「きのこのようせいさん」として蘭派の家畜や下働きの類として存在が確認されている。
【蘭派】
『きのこ狩り大会』以降に端を発する新興の美少女流派とも、その前から存在していたとも言われる。

略奪を自らの手で行わず共生する菌類種族「きのこのようせいさん」や取り巻きの美少女や番長に傅かれ貢がれることで生活する生粋のお姫様体質である。
取り巻きが多く質が高ければ高いほど彼女たちの美しさと強さは力を増し、さらにその強さと美しさで取り巻きを増やしていく特殊な美少女力を用いる。

また、生まれた時から母親やその取り巻きを取り巻きとしてもつために、たとえ幼若であれど油断してはならない。
赤子の手をひねるはずが「かわいい」しか言えない体で帰ってくるならばまだマシで、最悪の場合帰らぬ者となる。
蘭派と戦う場合、その取り巻き全てと同時に戦うものであると心得るべきである。

時に姉妹すらも取り巻きに抱えてしまう彼女たちは誰もがある意味孤独であり、取り巻き化されない友達や恋人、敵には強い感情を抱くようだ。
【蓮派十界】
蓮派の内で定められたピラミッド型ヒエラルキー、階級制度。
年に1度の花見大会によってランキングが決定され、それによって同流派内での発言力が決まってくる。
とはいえ、毎年圧倒的カリスマを以て睡蓮清純浄土拳が圧勝し、半ば上位の流派にとっては儀式めいた因習と化している。
【手料理】
手で作る料理。両手以外使ってはいけない。
鍋や包丁はもちろんのこと、コンロも使ってはいけない。
美少女が己の全霊をかけて、素手のみで作り上げたものが手料理という。
一般的には煮込み料理が一番難易度高いと言われている。
【コスチュームプレイ】
綴りは「costume pray」。
亡国であるチャラに伝わっていた魔法。
高名な軍人の制服や王族の衣装に向けられる信仰を身に纏う事であらゆる能力を強化する。
類感魔術の一種で、例え本物でなくとも似た衣装を纏えば発動するが、やはり精巧に作られたものほど効果が高く、それが本物であった際は「身にまとっていた本人をその身に降ろす」と言われている。
身にまとっている本人の言動、思考もかつての英雄に影響されるようになるというが、実際は伝説や信仰によって作り上げられた架空の人格を模倣しているだけとも言われている。

チャラ滅亡の際は、建国王の衣装を分割したW建国王システム部隊等が確認されている。
彼らは獅子奮迅の活躍をしたが、同時にチャラから英雄を降ろすための戦略制服が消失した原因となった。
【銀杏精進絶対拳】
世界古来の流派のひとつであり、
現状存在する流派のいずれにも属さない。
その鍛錬方法は地道に身体能力の向上を目指し続けるもの。

今日は昨日より1グラム重いものを持ち上げる。
明日は今日よりさらに1グラム重いものを持ち上げる。
今日は昨日より0.01秒速く走る。
明日は今日よりさらに0.01秒速く走る。
今日は昨日より1ミリ高くジャンプする。
明日は今日よりさらに1ミリ高くジャンプする。

こういった毎日の地道な鍛錬により身体能力を限界以上に高める流派である。
銀杏精進絶対拳最後の継承者は歴代最強と呼ばれたが、
生涯で初めて全力でジャンプしたところ宇宙に飛び出してしまい帰還不能となった。
そのため銀杏精進絶対拳は断絶している。
【体脂肪】
ある程度実力をつけた美少女の肉体を覆う皮膜のようなもの。
「死」という概念を撥ねつける強力な呪いの源泉。
美少女はこれを纏う厚さをある程度コントロールすることが出来、流派によって最も良い体脂肪の比率が違う。
しばしば流派間で体脂肪の比率が争いの種になっている事から、美少女茶会において初対面で「体脂肪」と「政治」の話をするのはタブーとされている。

古来には「対死亡」と綴られていたが、BC(Before Chugakusei)800年頃から「体脂肪」と表記され始めた。
【夏休み】
美少女と番長間においての絶対休戦期間の中で最も期間の長いもの。
美少女を花になぞらえて花器休業とも言われる。

番長との戦いに明け暮れすぎて内輪での闘争が疎かになった美少女側と、似たような状況に陥った番長側とマンネリ回避のために結託して結ばれた条約である。
この休戦期間中は番長寮と美少女寮の一部の行き来が認められ、特に番長の所有する世界最大の闘技場「甲子園」が美少女の間で人気である。
甲子園で番長に認められた美少女は「ブラ番」と呼ばれ、一目置かれる事となる。
【向日葵元気爆裂拳】
自身の生命エネルギーを美少女力に変換し、全身に纏うことを主軸とする流派。
技術を磨くよりも生命力を高める事が重視されるため、習得難易度が低く大衆に好まれる。
この拳法の使い手は剛の拳を得意とし、力のぶつかり合いを好む。

大衆向けの拳法であるが寿命や死を対価にした場合の戦力上昇値は凄まじく、達人が放つ一撃は太陽の輝きを拳に宿すという。
【白百合清楚活殺掌】
打撃と共に闘気を敵の体内に浸透させて昏倒を狙う、殺害では無く捕縛を目的とした技。
【恨因百々毛】
こんいんとどけ。
美少女における仇討ち免状のこと。
討たれた美少女の髪を漉いて作った紙に血で己の名前と仇の名前を書くことで恨因関係が成立する。

これは必ず仇を討つという並々ならぬ決意の表れであり、恨因百々毛を作成したものは往々にして「血恨式」「悲狼宴」等、故人の無念を訴える儀式を執り行い周囲に仇討ちの正統性を訴える。
そして、無事に仇討ちを成功させたものは讃えられるが、失敗した者はただ冷たい石の下で沈黙するのみである。
【インスタ】
高レベルの美少女の瞳の中に現れる星の事。
単純に高位である証明になる他、瞬きと同時に射出して攻撃にも転用できる。

使用例:
彼女はインスタ映えする美少女だ。
【閻魔の鉄扇】
魔境山の手周辺で僅かながら採取される古代鉄の板を扇のように何枚も重ね合わせた武器。
何らかの殺人機構に使用されていたと思しき古代鉄の板は幾人もの死者の血と念が塗りこめられている。
それを更に重ね合わせたこの武器は、最早圧縮された死そのものであり、高位の美少女すらも殺傷しうる呪いを纏っている。
美少女達はその呪いを地獄の閻魔に例え「ヤマノテセン」と呼ばれるようになった。
【菱葉ポニテ抜刀術】
美少女刀法、菱派。自在抜刀夢幻の型。
己の身一つを武器とする種族美少女の中で珍しい刀を使用する流派。
武器を使用する流派は、一般的に下位である時は有利、オーラが強化され武器が効きにくくなる中位は不利とされている。
それ故に、「弱い者いじめをする卑怯者」という誹りを受ける事があるが、悪名には己の業で返すのが筋であろう。
尚、上位の美少女であるならば武器の有無関係なく美少女力の冴えで勝敗が決まるのは言うまでもない。

究極的に言えば「斬りたいものだけを斬る」流派で、驚くべき速度で抜き放たれる居合の一撃は僅かな風圧も発生させず対象の首を刈り取る。
水面から音もなく花を咲かせる菱の花の如きさり気なさは、この流派の特筆すべき女子力である。

この流派の美少女は全て高く結ったポニーテールである。
そこにはあえて首と言う弱点を晒す事で、間合いの違う拳法相手にも対等であろうとする矜持がある。
【造花】
造られた花、転じて人造美少女のこと。

一般的な人間が施術を受けて後天的に種族美少女になる事がある。
美少女力の移植、魔術的アプローチ等、手段は様々であるが術後一般的に短命になる。
また、美少女力によって精神が美少女化し、元の人格が残らない事も多い。
しかし、美少女力によって強化された肉体は本物の美少女に劣らず、鍛えれば鍛える程強くなる。
実験室から生まれた美少女であるため「温室育ち」と揶揄される事も。

大地に根差した花は枯れたとてまた咲き誇るが、根のない花は生まれてより朽ち続けるだけの存在である。
【白セーラー服】
白を基調としたセーラー服の事。

美少女の纏う制服に襟など一部が白いセーラー服は数あれど、全体が白いセーラー服を着る事が出来るのはただ一人、生徒会長のみである。
白は城へと通じ、服は衣装であると同時に玉座でもある。
【チェス】
美少女の間で流行するゲームの一つにチェスがあり、強者はチェスゲーマーと呼ばれる。
現代に伝わるチェスとは、薩摩示現流における気合いを入れるためのかけ声「チェスト」が語源である事は言うまでも無いだろう。チェスゲーマーとはすなわちチェストマンであり、一撃の元に相手を葬り去る達人の事である。
【剪定】
嘗て美少女達の質を高める為に行われていた儀式。
美少女として戦をする事こそが肝要であるが育成にかけられるリソースは有限である為に、一つの地域から一人の美少女を選出せんが為に才無きとされた美少女を切り捨てる為の儀式である。
入試等で使われる「足切り」とは、この儀式において一定の基準に満たなければ足を切断される事が語源である事は周知のことかと思う。
剪定をくぐり抜けた美少女はそのままその地域にて支配者の座へ就く事も少なくなかった事から「選帝の儀」と呼ばれる事もあったという
【一輪挿し】
美少女は古来より花に例えられる事が多く、花の名前を関した美少女や流派が多数ある事は周知の事実であるが…一輪挿しとは古事記に記載された短歌を元にした成語である。
葉を抜かれ 根を切られるとも 我は花 決して枯れず 未だ手折られず ~詠み人知らず~
とある美少女が詠ったとされる、古事記に記載されたこの歌は現代に「葉や根を亡くし、花(美少女)として。在り続けることが困難であろうとも咲き続ける意思が尽きぬ限り花(美少女)であり、決して折れない強い花(美少女)である」という解釈が成されている
一輪挿しとは、この短歌の状況を一輪挿しにされた花へと置き換え「例えどのような状況であっても。美少女である事はやめず、諦めない」という意味として現代へと伝わっている。
花として、美少女として。常に手折れず、手折られず――
一輪挿しの覚悟は、美少女ならば抱いていて当然のものなのである。
【腐女子(種族)】
男性同士の恋に萌えることを宿命づけられた種族。一人でいるときはゾンビ形態をとり、複数人の前では擬態として美しい少女の姿をとる。鍛えられた腐女子であればあるほど、ゾンビ形態は醜く、擬態姿は美しい。
腐女子は萌えることにより自らの身体能力を高め、萌え度の高い行為を行うことでダメージを与える。
コミケという闘技場では、自らの萌えの素晴らしさをより上手く表現できた者が勝者となる。闘技場の中でも目立つ位置に立つ腐女子(種族)のことを壁サーと呼ぶ。
美少女には腐女子の強さが故に攻め込まれることもあった。その度に腐女子達は一丸となって一つの萌えを共有することで萌え鉄壁を構築し、数々の美少女達を退けてきた。尚、腐女子は美少女に興味ないため、攻め込むことはなかった。
【海千山千】
海に適応した水棲美少女を千人、山に適応した山岳美少女を千人倒し生徒会長に上り詰めた美少女の故事より。
大勢の異種族を殺戮する事、またはそれによってのし上がった美少女の事を指す。

使用例:「彼女は海千山千だ」
ボクぁ文献で齧った知識しか持ってないんだけどもなぁ。
間違ってても知らないよ。


【立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合のよう。】
美少女が共通して抱く『強さ』に対する理想を表した言葉。
また、古くはその思想・哲学性を表す言葉。

そも、この言葉の由来は美少女史上初の流派というものが誕生した時まで遡る。
その流派こそが、後に様々な流派の起源となる三流派『起す芍薬』『伏す牡丹』『彷す百合』である。
三流派は美少女世界において大きな革命を起こし、多くの美少女達を取り入れながら隆盛を築き上げた。
その時代の流れの中で生まれた『美少女の理想』を表す言葉こそが、コレなのである。
だが、現在ではこの言葉がもつ精神性や哲学は忘れ去られ、ただ力を意味する言葉になってしまったそうな。
以下はセンテンスごとの起源となる流派と、その流派の特徴を記載する。
この言葉がもつ失われた精神性は読者に委ねることとしよう。

〔立てば芍薬〕
起源となる流派:
 『起す芍薬』
流派の特徴:
 立ち技と防御に秀でた不動の流派だったとされる。
 最低限の動作で攻撃を躱し、受け流し。組技とカウンター相手を組み敷くことを得意とする。
 当世における武器を用いる流派、並びに膂力の弱い者が扱う流派の開祖となったという。
 後に不動の型を頑なに維持しつつける流派を『白芍薬』、それを攻撃に転じさせたものを『赤芍薬』と呼称するようになった。
 現在の美少女の流派を伺う限り、『白芍薬』は淘汰され、『赤芍薬』が主流になっているようだ。
流派の精神性:
 美少女の世界においては、弱者や思想を守護する『騎士』『裁定者』の側面が強かったとされる。
 ……もっとも、混沌における『騎士』と同じ意味を持つかは疑わしいが。
 道を外れようとする者の前に『起す芍薬』の使い手らしき美少女が立ち塞がる、というのは美少女故事にもよく見られる光景であり、善性や秩序の象徴として見られていたのではないだろうか。
 芍薬の根は人を癒す生薬であること。芍薬そのものが『花相』と呼ばれていることからも、この流派の精神性がみえてくるだろう。
〔座れば牡丹〕
起源となる流派:
 『伏す牡丹』
流派の特徴:
 致死の一撃・連撃を追求し続けた攻めの流派だったとされる。
 寝技、極め技、急所攻撃、攻撃を受けた状態での攻撃方法、骨が折れたまま戦う術などなど。
 とにかく己が死ぬ前に早退者を殺しきることを追求し続け、それを得意とした。
 その性質上、後継者は多いものの皆一様に短命。
 より効率的な殺傷による生存を追求し続けた結果、三流派の中でもっとも分派・派生流派が多い。
 現存する美少女の多くは心技体ともに、この『伏す牡丹』の影響を強く受けていると思われる。
流派の精神性:
 牡丹が『花王』と呼ばれるように、この流派が指示するのは『覇道』『王道』である。
 芍薬が時代の守護者であるなら、牡丹は時代を築き上げる王者としての相が強い。
 故事においても一校を制する強者が『伏す牡丹』の使い手であるように描写されることは多い。
 そも『伏す芍薬』が身を投げ捨てでも勝利を掴まんとする流派であるため、その精神性が非常に獰猛・精力的・血気に溢れていてもなんら不思議ではない。
 しかし近年では、牡丹もまた生薬としての側面を持つこと、三流派の中で唯一樹木に属することから他の意味を持つのではないかと推測されている。
 確かに牡丹は『高嶺の花』とも呼ばれる存在である。
 なにがしかの神秘性を示唆する言葉を内包していてもおかしくはないだろう。
〔歩く姿は百合のよう〕
起源となる流派:
 『彷す百合』
流派の特徴:
 この流派は三流派の中で最も文献が少なく、謎が多い。
 存在する資料の全てを鵜呑みにするなら、『彷す百合』は”間”の扱いに秀でた流派である。
 霞の如く捉え難く、サトリの如く心理を翻弄し、風のように軽く素早く、攻めに転ずれば怒涛となる。
 以上の描写から、『彷す百合』は心理的物理的読み合いと、それらを後押しするスピードに長けた型ではないだろうか。
流派の精神性:
 文献が少ないが、その立ち位置は『トリックスター』に近かったのではと推測できる。
 放浪者や無法者、動揺においては主人公でありながらも名もなき美少女として描写されるものの中に『彷す百合』に近い技術を扱うものが散見する。
 故事においても傲慢な『起す芍薬』と、独裁的な『伏す牡丹』の使い手を持ち前の素早さで翻弄し、同士討ちをさせたという話が存在した。
 それは二流派に対する皮肉か。それとも『彷す百合』の真髄を語ったものであるかは不明だが、このような記述が残ることからも理解しがたい精神性をもっていたのだろう。
 また芍薬・牡丹と違い支配者の名を冠さぬこと、また百合のみが毒性を備える植物であることからも、この流派が三流派において極めて特殊な立ち位置であった可能性は否定しきれない。
 百合の首を下げた姿から『内省』を意味する『世捨て人』の側面が強いのではないか?という意見もあるが、いずれも推測の域を出ていない。
【生類憐れみの令】
古の昔にとある生徒会長が発した布告。
数多の屍山血河を築き上げ、当時の頂点に立った彼女は、頂きから見下ろす世界がとても脆弱であることに気づいた。
あらゆる美少女たちが宿業に縛られ、より美しくたらんと互いの血肉を欲する様を嘆き、「生類皆憐れ也」と一つの大悟を得て動き出した。
即ち脆弱な命を憐れみこれを手づから摘むことで慈悲となさんとした【生類憐れみの令】を発し、未曾有の大虐殺を引き起こしたのである。
その尖兵となった走狗たちの振る舞いは美しくも残酷で、それを率いた彼女は「犬公方」と恐れられた。
果たしてその野望を打ち砕いたのは、彼女が脆弱と憐れんだ野良犬が如き者たちの牙であったという。
【チアリーダー】
とある国において美少女たちが各学院ごとに結成する特殊戦隊。
所属する美少女は【チアガール】と特別に呼称され、これは大変な名誉である。
そのため選考会は親類縁者をも巻き込み血を血で洗う事態になることも多い。
戦技は各学院ごとに異なるものの、おおよそ集団戦闘を得意としたものが多い。
互いが互いを応援(強化)し合うことで、その潜在能力は極限にまで高められる。
【サッカー】
かつて戦場で十人前後の小部隊が敵の大群に追いつめられる事態があった。
しかし、敵の頭を吹き飛ばさんばかりの猛烈な蹴りをもってこの小部隊を危機から脱出させた美少女がいた。
家名を咲花。後に白百合清楚殺戮拳を極める事になる百合子の祖先。
今日における蹴球(サッカー)の語源がこの時の咲花の戦いぶりから取られたというは皆ご存じの通りである。
【葬食系】
美少女たちの間でもオカルトとして扱われ、実在を信じられていないもの。
死した美少女の肉を喰らい、その美少女力を己が身に取り込まんとする祭儀を行う者達を指す。
美少女力は内側から沸くもの。鍛えて輝きを増すことはあれど、外から取り入れて身に付く筈もなし。せいぜい腹が膨れるだけである。というのが大多数の美少女たちの見解だ。
仮に、もしも、取り入れられたとしても。自身のものでない美少女力を我が物にしようとすることは、水と油を混ぜ合わせることと等しい。
美少女ではないただの人間がそれを行うならば可能性があるという主張も存在したが、それが実現されたという記録は残っていない。
これらのオカルトを信じる者、実行する者を【葬食系男子】或いは【葬食系女子】と弱者への嘲りを込めて呼ぶことがある。
【儚い】
儚いとははかない、即ち『墓無い』という意味である。
肉体を戦闘で粉微塵に破壊すれば、遺体を埋葬する事は叶わない。
その人物を知る物を悉く鏖(みなごろし)にすれば、名を刻む事は叶わない。
儚いとは美少女間に於いて最大の恐怖であり、同時に儚い身にされる事は最大の好敵手という名誉である。

咲花 百合子は最強であり、彼女に儚くされた美少女などいないとされる。
ただ一度だけ、一人だけ、彼女が儚くした美少女がいるという都市伝説が嘘か誠か囁かれていたという。
だがその真偽を知る事は不可能であろう、儚くされるという事は、過去の痕跡を全て消し去られたということなのだから。
澄火亞武衛澄(すかーふぇいす)族

その一族は生まれた時より左右どちらかの目に決して消えぬ熱い炎を宿しているため、傷跡の残らない美少女としては珍しく顔の1部が火傷跡のようになっている。より強い炎を宿す美少女こそ族長に相応しいと言われ、代々の族長はその顔の半分ほどが火傷跡となっているという……

故にこの一族を知らぬ者は醜き美少女と侮り、その炎によって灰とされる事が多々あるという。傷跡に惑わされぬ、真の美しさを見抜く事が出来るものだけがこの一族と相対出来るのだ。
【美少女風邪】

空気中の美少女力が薄くなった時に稀に起こる美少女の繁殖行動。
体温が上がり、咳やくしゃみ、頭痛などの症状が現れることから風邪と呼ばれているが風邪ではない。
自分自身の美少女力を他人に固着するように変質させて、口腔から吐き出すことで美少女力に触れた者を美少女化させる。
仲間を増やすことは出来るが、それは即ち自分の命を狙う外敵が増えるという事である。
また美少女化させてしまえば労働力として鹵獲することもままならない。
美少女達があまり外征に積極的でないのはこの様な理由がある。

西方美少女領は一時、番長の進行によって失われたがその約100年後に美少女領に復帰している。
とある地下室に残された美少女風邪の因子がパンデミックを引き起こし、該当の地区に住んでいた番長のほぼ全てが美少女化したからだ。
【文学少女(分類)】

美少女の中でも文学――魔術を主軸とする一派。各流派拳法を主とする美少女とは体系を異にする。
通常の美少女と比べ肉体的なスペックは大きく劣るが、知略縦横にして不可思議な術を用い、傾向として暗躍を好む。

肉体的資質に恵まれなかった美少女が知性を磨き抜く過程で筆を執り文を認めたことを発祥とし、密やかに追求され続けたそれは、やがて尋常の理には無い新たな地平を開拓するに至った。
「ペンは拳よりも強し」を信条とし、知を高めるほどに美しくなるという。専らの活動内容は詩作、作文、絵画など、一見して穏やかで優美に富む。
その成り立ちから通常種とは反目し合うのが常で、通常種からは軟派と見下され、逆に文学少女は彼女らのことを粗野な乱暴者と蔑んでいる。

文学少女の中でも特に強力な個体は"魔女"の称号を与えられ、同族から多大な尊崇を集める。
魔女位に至った文学少女は一見して荒唐無稽な理を常識のように従え、己こそが法則たらんと周囲を侵蝕する。
故に高位の通常種と魔女の衝突は天変地異の兆しであり、美少女史に残る惨劇となりやすい。
【坐異躯弄屠流肉好同化術】

読み:ザイクロトルにくずきコンフュージョン。
とある人間種が土着美少女の『手料理』に感激し独自に編み出した術(わざ)。その性質は『葬食系』に連なり、どこか『おまじない』にも似ている。
混沌(コンフュージョン)同化(コンフュージョン)を主にしている為か『マイナス流派』に類する。何か『違うもの』が元とも言われているが真偽は不明。

そもそもザイクロトルとは植物なのか?
そう考えた者は儚く散ると言う。あくまでも噂でしかない。
【夢想白詰懸想拳】

相手の事を想えば想うほど、その拳は研ぎ澄まされる
シロツメクサの花言葉は『復讐』
愛と憎しみ、表裏一体の想いを解き放つ時、世界は白霧に包まれる
【虚空覇吼】
こくはく
それは美少女の切り札のひとつであり、全霊をかけて行う『音響兵器』である。その一撃はまさに「心臓が止まったような」衝撃を与えるという。が、同時に放つ為に高めた血液ポンプの脈動……つまりは心拍数が上がり、緊張状態に陥りやすい。故に切り札なのである。

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