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美少女道場

美少女語録

美少女拳法や美少女ことわざ等を記録する所。
団員なら美少女について適当に捏造してもいいです。

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【美容整形】
己の鍛錬によって高めるべき美少女力、そして美しさを人の手を加える事によって得ようとする美少女の世界において下法中の下法、最も忌み嫌われる禁じ手である。

美とは清廉な魂に屈強な肉体にこそ宿ると言われ、人工的に美を手に入れた物には最も大事なそれが無いと言われる。その為、一時的な美少女力の上昇は望めるものの、恒久的ではなく、無理矢理高めた美少女力に体がついていけず、例外なく破滅する。

下法である為、使用が露見すると美少女界から追放される事、使用者の廃人化等、非常に危険な行為であるにも関わらず、美容整形を行うものは一定数存在する。
それは、没落した美少女家が一族の娘を無理矢理美少女に仕立て上げ美少女の頂点に立たせる事で一族再興を画策する場合がほとんどである。
【雛菊可憐徹甲拳】
美少女拳法の一種、菊派に属する流派。
正確な呼び名はデイジー・デンジャラス・バンカー・アーツとなる。
一対一での高貴さや高潔さを重視する菊派においてやや本流とは外れる、多対多での振る舞いを重視した流派である。
他者の防御や装甲を貫通し打撃を与えることに秀でた技を持ち、
相手のいかなる防御をも意に介さず思うままに振る舞う姿から『もっとも無邪気な流派』とも言われる。

この流派においては、一人前と認められるための試験に瓦割りならぬ戦車割りというものを行うことでよく知られる。
雛菊可憐徹甲拳ならば戦車の装甲を破壊できてようやく一人前なのだが、
この試験を行うたびに戦車を消費してきた結果、次第に試験用戦車の数が減少し、
近年では試験をせずに一人前を名乗る粗製乱造継承者が現れてきているのが悩みの種となっている。
そのため現在、『一人前』の継承者には実力の振れ幅が非常に大きい。
【芍薬端麗猛襲拳】
美少女拳法の一種、芍薬派に属する流派。
又の名を芍薬端麗猛蹴拳。
別名のとおり激しいほどの蹴り技を中心とした足さばきと立ち振る舞いを重視し、独特の立ち構えより放たれる蹴りはスカートが舞い上がることもなく相手を地に伏せる。

不安定ながらも拳の3倍の威力も持つ蹴りを用いるため、一対一での戦いには強い。
しかし脚を露わにする技故、本家からは「邪拳」と蔑まされ、使い手が表に出ることは少ないのが特徴である。
【美少女】
種族名。
最大の特徴として、武力の強大さに比例して容姿が美しくなる。
実力者は背後に独特の形のオーラを纏う事でも知られており、点描やレースから始まり最終的には花の形をとる。
この時背後に現れる花はその美少女が収める流派の象徴としている花である。

武術に秀でており、ほぼ全ての美少女は「花の名前+美少女として成長しきった際の属性+武術名」の拳闘術を習得している。
武器を使った流派も存在するが手甲以上の武器を使う流派は稀である。

美少女達は、流派ごとに学園という単位で生活をしており、常に他の流派と競い合っている。
最強の美少女は「生徒会長」、流派を超えた組織は「委員会」、組織の有力者は「委員長」と呼ばれる。
軋轢を避け委員会に所属しない実力者もいるが、実力なくては委員会には所属できない。

美少女は肉体的な全盛期で成長が止まるが、引退を宣言することで再び加齢が始まる。
僅かながら男性の美少女も存在する。
【美少女引退】
美少女が不老という特性を捨て去るための儀式。
流派によって細部は異なるが概ね
「装飾されたステージの上で、見届け人(ファンとも呼ばれる)に囲まれ、拳を大地につけて『普通の女の子に戻ります』と宣言する。その宣言に嘘や躊躇いがないと大地が受け入れれば成功」
というものである。
尚、これは美少女がいる世界で行われていた儀式であり、無辜なる混沌で同じことが出来るかは不明である。

美少女が不老を捨てるのには様々な理由があるが、一番多いのは「好きな男が出来た」であることを記しておく。
【美少女しぐさ】
あるいは「美少女サイン」とも。
美少女達はその太く短い人生観からか、日常的なしぐさに意味を求める。
特に主に茶会や舞踏会等、大勢の美少女が集まる場で、言葉ではなくしぐさで意思を伝えるのは大変品がよい行いだとされている。

例:
真っ二つに割ったクッキーを差し出す=あなたと戦いたい
カップの底に手を当ててお茶を飲む=あなたのやりかたは手ぬるい
シャーロックホームズハンド=あなたを八つ裂きにして谷底に捨てる
【生徒会長】
美少女の内で最強と認められた者の事。
すべての美少女は生徒会長に打ち勝つことを目標として鍛錬している。

生徒会長は代々白いセーラー服を継承しており、誰かに敗北した場合これを差し出す。
これは古代美少女が、旧い生徒会長の力を自分のものとするために生皮を剥いでかぶっていた事に由来する風習である。

生徒会長はだれの信認をうけずともその座に立てるが、ただの一度の敗北も許されず、挑戦者を拒むこともできない。
寝る間もないほど襲撃をかけられるのが常であり、疲労により達人ではありえないほどのミスで命を落とす者も少なくない。
故に生徒会長はそれなりの頻度で変わるもので、1年間その座を守り切れば「任期満了」と讃えられ、その名は美少女史に末永く残される事となる。
【ミッション系】
合法、非合法を問わず課せられたミッションをこなすことを専門とした美少女たちの事。

外貨の導入や武者修行、没落した美少女家の再興等、様々な理由で彼女たちは課せられたミッションをこなし、その力を広く世界へ伝播する。

最近では襲撃する美少女に対抗するためにミッション系の美少女を雇う者も増えており、美少女間での戦線激化を懸念する声が上がっている。
【菖蒲妖艶殺戮拳】
日陰の風に艶かしく戦ぐ鋭い葉のように一体となった幻惑と切れ味を特色とする一派。
古典派。真価は多対多戦術にあるがゆえに、昨今の美少女には華がないと一段下に見られている。

【杜若婉麗弑逆拳】
菖蒲派裏流派。
背負うオーラと戦法には表流派とほぼ差異はなくその流派を名乗る者はほぼ存在しない。
しかし必要とあらばありとあらゆる外道を用いて牙を剥く。
宛ら菖蒲と見紛うが、しかし泥濘に咲く杜若のように。
「いずれ菖蒲か杜若」とは菖蒲派との戦の只中に警戒を怠ってはならぬという有名な警句である。
【箱入り娘】
蝶よ花よと育てられ一人前となった美少女への形容。
黒塗りの箱の中に修業を終えた娘を麻縄で縛った上で押し込め、
一昼夜に渡り断続的に刃で突いた上で無傷であった者を一人前とするといった通過儀礼をもつ一族がかつて存在した故事から。
これをモチーフにした遊戯が庶民の間に存在するようだ。
【ハーレム】
ミッション系の美少女を複数雇用している様。
または雇用された美少女達の集まり。

戦力として強力であるが個々の信条を最優先する美少女を複数、しかも他種族が長期間雇用しつづけるのは綱渡りに等しい。
しかし、一から人材や兵器を開発するよりも圧倒的に安価で手軽であることは言うまでもなく。
様々な危険を孕むが、国家間でハーレムの主の奪い合いをしているのは事実である。
【チャラ男】
読み:ちゃら・おとこ
亡国チャラの工作員。情報戦、集団戦に優れている。
重鎮の集まる会合、茶会など所謂パーティーにするりと潜り込み情報を引き出していく事が多い。
戦闘においては、指揮官の「ウェーイ、ワンチャンアルッショ!」(チャラ語で神よ、この戦いをご照覧あれの意)という掛け声の元、全軍が一斉に「トリマ、ソレナ!」(チャラ語で祖国万歳!の意)と叫びながら突撃する様は敵を震え上がらせたと言われている。
亡国となる原因の一端を作った美少女を憎むものが数多くいる。

また、チャラは服飾に優れ、おしゃれな男性が多かったことから、しゃれた身なりの男の事をチャラ男と呼ぶこともある。
【ナンパ】
チャラの工作員が行ったとされる対美少女用調略工作の一つ。
ターゲットとなる美少女に偶然を装い近づき「君かわいいね?何歳?どこ住み?てかLINEやってる?」などと言いながら親しくなり、懇意の仲になったところで美少女に「美少女引退」を迫る。工作員と恋仲になったと勘違いした美少女は言われるままに美少女を引退する為、美少女側の戦力を効率良く削ぐ事が出来る恐ろしい戦法である。
【大和撫子】
実在が最初に確認された美少女。
大和撫子七変化と呼ばれる七つの形態と拳を使いこなし、猛威を振るった。
この美少女を倒すために、海上において。
空母 7隻
軽空母 4隻
積載艦載機 約820機
実戦艦載機 386機
戦艦 6隻
巡洋艦 11隻
駆逐艦 30+隻
の大戦力を投入して、海の底深くに沈めるに至ったという。
しかし遺体を発見していないことや「美少女引退」を宣言していないため。
海中深くで復活の時を伺っていると美少女界隈ではまことしやかにささやかれている。
【花咲か爺】
まだ美少女達による興行試合が弱者の小遣い稼ぎであると見下されていた時代に、偏見を取り払い興行試合を行う美少女達の地位向上を行った男性。
もしくは、その男性が立ち上げた美少女興行団体「KHKショウ」(カレキーニ・ハナオサ・カッセマー・ショウ)の座長の称号。

農夫のカッセマーは、傷ついた美少女・花長を助けた。
その出会いをきっかけとして、ココホレーの地で11人の美少女による細々とした興行が始まることになる(ココホレー11時代)
しかしこの時代は美少女の技を見せるのが主であり僅か3年で幕を閉じることになった。
その後、カッセマーと花長は各地を転々としていたが、美少女の襲撃により花長は戦死。
花長最後の戦いの最中見た花火から、花火をメインとした興行の着想を得たカッセマーは60歳の時にカレキーニ公国の援助を得てKHKショウを設立。世界最初の花火職人となった。
【子犬】
イヌ科。成体でも子犬は子犬。
幼獣のうちから育てればよく懐き、か弱い物に慈しみを向けるという大切なことを教えてくれる存在のひとつ。
成体になり常人や幼すぎる美少女の手足を噛み砕き喉笛を引きちぎるほどの力を持とうと、美少女にとっては所詮その程度の可愛らしい毛玉である。

入手法は他者から譲り受ける、自分の手で繁殖させる、山狩りをして捨て犬を拾う等入手法は様々。
訓練され己より弱いものを襲うようにしつけた子犬は幼い美少女の教育にも良いだろう。
代表的な弔い方は食葬。
【山の手】
由緒正しい美少女が多く住まう魔境のひとつ。
ここに居を構えるのは一種のステータス。
古くは山の凶暴な獣相手に鍛錬するために居を構える美少女が多かったが、
今では山育ちの番長との戦闘の前哨地になっているため、人気は留まるところを知らない。

この土地の他、戦艦と戯れる楽しみを売りにした「お台場」周辺も最近は人気上昇中。
【森ガール&山ガール】
戦いに負け、森や山に逃げ込んだ美少女が野生化した姿。
食物連鎖の頂点に立ち、近隣の村や人里を襲撃するために一時期は美少女が派遣されて討伐に赴いていたが、最近は温かいお握りと味噌汁で「美少女引退」させる融和政策が進みつつある。
【パンケーキ】
流行りのスイーツ。
パンクラチオンからその名がついたとの話であるが真偽不明。
少なくとも打撃技と組技を主体とした闘技の名に似ていることといい、
フルーツや生クリームで彩られた愛らしい姿といい、
戦で消費された熱量を補うのに向く糖分といい、とても乙女度の高い食品と言えよう。

有名店の前は時に木苺ソースのような血で路面が濡れている……
【亡国のチャラ】
美少女によるチャラ国の滅亡を描いた軍記物語兼恋愛小説。
チャラ国第一王子、チャラ=ヘッ=チャラーと美少女見習いにして後の桜花絢爛抹殺拳の使い手、蝦夷山・桜の二人の視点を中心に。
社交界における美少女とチャラ男の攻防、美少女による侵略の凄まじさ。
国家間に分かれた二人のすれ違いの恋を描かれている。
最終話のみが何故か三種類あり、どれが本物か今でも論争の的になっている・
【番長】
蛮族の長、蛮長が転じて番長と呼ばれるようになった。
近年では蛮族そのもの、種族を指すことが多い。

最大の特徴として、武力の強大さに比例して容姿が荒々しくなる。
実力者は全身の陰影や肌の質感に変化が表れることで知られており、
概して見るものに迫力を与えるよう変化していく。

美少女と共通する特徴は多いものの、正反対な性質を持つ。
美少女と同様に武力へ秀でているが、番長は体系化された武術を好まず
我流の洗練されていない暴力を重んじる傾向にある。
よって、番長の文化圏に流派というものは存在しない。
しかしほぼ全ての番長は自らの通称を「属性+番長」としている。
学園という武装集団で生活しており、美少女同様に他番長とは常に抗争状態にある。

その共通する特徴の多さから、番長もまた成長が肉体的な全盛期で止まるのではと推測されるが、
未だ番長については未解明な部分が多い。
【画風】
番長の実力者に現れる特徴的な陰影や肌の質感を指す言葉。
番長によって現れる画風は千差万別だが、大まかな傾向として以下のものが挙げられる。

体の各所の影が墨で塗りつぶされたように濃くなる。
光の当たる部分がより強調されて輝く。
体の輪郭がくっきりする。
眉毛が濃くなる。

集中線のオーラを背負うものも僅かながら発見されており、
画風の一種だとされている。

画風が濃い、画風が違う。などというように使われる。
【文化祭実行委員会】
その美少女の住む学園とは異なる文化圏にある人間を
恭順させることを目的として組織された委員会。
美少女達の流派を越えて組織される。

本来は美少女たちが持つ学園の文化を広め勢力の拡大に努める部署であるが、
対番長の武装組織と認識する者は多い。
【敵に塩を送る】
たとえ敵同士であったとしても、戦いの本質ではない分野に対しては寛容であること。

かつて美少女、浜朴・塩子と番長・塩崎益荒が駆け落ちした際に、裏切り者として追撃しようとする者たちの前で互いの首長が「塩は停戦の人質として相手方に送った」と発言し、追撃を諌めた故事から。
転じて「駆け落ち」の隠語にも使用される。
【エルフ】
世界の流通を担う種族。
特徴として高い魔力と身体能力、そして本能的に物を輸送することに関して強いこだわりを持つ。

エルフは四輪駆動と呼ばれる四つの輪を連結させた魔術触媒によって、身体強化魔法と収納魔法を使用する。
収納魔法の能力によって【軽トラ級】【3t級】【10t級】と分けられ雇用するための賃金も後者になるほど高くなる。
海上を走破する海エルフの場合【フェリー級】【貨物級】【タンカー級】と規格が違うので注意。

特定の国を持たないが、ほぼ全てのエルフは、エルフ誕生の地とされる「いすゞ」にある「エルフ運輸局」に所属している。
これは、エルフの身体能力以上の仕事を割り振り過労死させる「ダークエルフ」問題を解決すべく設立された団体である。

今までエルフは陸、海しか走破することが出来なかったが、最近エルフ運輸局の研究により、右足が落ちる前に左足を出すことにより空中を走破出来る技術が発見された。
【ドラゴン】
詳細不明。表舞台から姿を消した古代生物。
古代の美少女や番長と戦った伝承が残っている他、致命傷と思しい骨折がある巨大な骨格が出土することがあるため実在はしていたのだろう。

浪漫を愛する番長はこの生き物の柄を学ランに裏地に刺繍することがあるし、或いは自身がそのオーラを纏うこともある。
【プリントシール機及びデコ写真】(※皆知ってるあの名称は登録商標なので伏せる)
美少女や番長が写真を撮る際、闘気とともに感光させるとオーラも映る。
(「写真を撮ると魂を抜かれる」は黎明期の銀板写真に焼き付ける際に必要な闘気の量が尋常でなかったため残った言葉である)
この艶やかさを画像補正やスタンプ、合成等で補い、更には一般人にも楽しめるようにしたもの。

美少女や番長みたいに写りたい一般人の他、もっと格上の美少女みたいに映ってみたい幼い美少女、或いは自分が他のオーラを纏ったらどんな感じなのか……
という変身願望に合致したためにブームに、そしてそのうち定番になった。

当然こういったものを公的な場で使うのは問題だが、色を白くするとか瞳をはっきりさせる程度は平然と横行している。
【委員長】
美少女が務める特定の部署及びその長たる役職。
生徒会と違い特定の部署に特化した美少女力を持つことが多く、人によっては暴走の危険も孕む。
そのため、髪形をおさげにして眼鏡をかけることで外見の美少女力を落とし力を制御するのが一般的である。
【ビンチョウマグロ】
英名ではアルバコア。

全世界の熱帯・温帯海域に分布するマグロ。
常に群れで回遊し、成魚は全長200~300cmに達する。
基本的に肉食で動物性プランクトンを好むが、餌が少なくなると海エルフを襲うことで知られる。
稀に個体が増えすぎて餌がなくなると地上を爆撃することもある。

このビンチョウマグロから作られる肝油ドロップが美少女には人気で、
獲ろうとする美少女も少なからずいる。
また、猫缶の材料になるということで番長も獲ろうとすることがある。
【オーク】
偉大なるO(オー)に連なる9番目の種族。オーク、あるいはO9とも表記する。
種族的に数字に強く、大商人や著名な数学家を多数輩出している。
オークションという販売形式の語源がオーク商人であることはあまりにも有名。
同じOの種族の中で似た立ち位置にO3、オーミという商人種族も居る。

皮膚に葉緑体を持つため薄緑色の肌をしており、光合成の為に肌を露出する文化がある。
それ故、オークにとって一番のオシャレは美しい筋肉を見せる事であり、性別を問わず筋トレはたしなみである。
しかし、その文化故か「オークの混血は剛力になる」という迷信があり、美少女、特に姫騎士属性の流派からつけ狙われている。

エルフの重要な顧客であり古来から円満な関係を築いている他、対美少女に番長の護衛を雇うことが多い。
【色蓮不思議虚空拳】
美少女拳法の一種、蓮花派に所属する流派。
不動が基本となる蓮花派に対し、自然体であることが既に必殺の型であるという、蓮花派の中でもやや異端とされる流派。
殺気無き一撃にて相手を破壊する事を理念に編み出された技が特徴。ほぼ無意識に放たれる自動的なカウンターを基本とした戦術を用い、一対多の防衛線に於いては鉄壁の守りを誇る。

ただし、殺気無き無意識の一撃に特化したが故に、その攻撃に敵味方の区別が存在しないという欠点もある。
(味方が多ければ多いほど自陣への被害が甚大になる傾向が見受けられる)
平常時に於いてはそれが特に深刻な問題となり、過去には何度も事故による死傷者が現れた記録もある。ただ存在するだけで周囲の者を傷つける為に災いの殺人拳と呼ばれた時期もある程。

新たに開発された美少女力の在り方(後述)に伴ってこの問題はほぼ解消されたものの、未だにこの流派を恐れる人間は少なからず存在する。
【美少女力(覚醒)】
色蓮不思議虚空拳を代表とする、力を持つが故に災いを引き起こす流派が起こす事故を防ぐ手段として開発された美少女力の新たな形。
平常時には身体能力の大半を『美少女力』に内包して封印している。
その結果、封印されている状態では常人と大して変わらない程度の身体能力しか持たない。

その力を解放するためにはキーとなる行動が必要であり、その行動は人によって様々である。
だが、一度その力を解放すれば、世に恐れられたその力の心髄を目の当たりにすることになる。
尚、抑圧された美少女力が一気に解き放たれる為か、この美少女力をもつ者は力の解放と共に身体に何かしらの影響が現れる事が多い。

この封印はある程度強弱が設定可能であり、特に、色蓮不思議虚空拳の流派に於いては「反射神経」に強力な枷が課せられる。
そのせいか、この流派の人間は感覚を削ぎ落とされたが故に頭が緩くなっているとも言われている。
【月下美人病弱月光拳】
美少女拳法の一種。「幻の右」「短命拳」とも呼ばれる。
正式な読み方は「フルムーンライト」。
美少女拳法において月と言えばこの流派の事を示す。

通常美少女は強くなればなるほど美しく強靭な肉体を得るが、この流派を修めると逆に肉体の強度が下がってしまう。
それはたった一度の拳の一撃に全てを賭けるという信条から来ており、生命維持に必要な分以外の美少女力を右の拳に蓄積しているからである。
またこの流派を極めるという事は、自分の持っているあらゆるものを打撃力に変換させる技術があるという事であり、達人ともなれば自らの寿命分の美少女力を前借して拳に乗せることが可能になる。
番長大戦の最中、月光拳の師範である煌夜殿・タケ代が全存在を燃焼させて放った一撃は水爆と同程度の衝撃を生み周囲の生態系を変化させた。

拳法の性質から優秀な使い手ほど短命であり、継承者が殆どいない幻の拳法である。
【天地無用】
天も地も関係なく動き回る様。
すなわち旧世界に存在したといわれる真なるエルフ事である。

神話上のエルフとは陸海空のみならず、発送者と配達先があれば星々の彼方まで荷物を輸送した。
彼らは重力に囚われず、あらゆる悪路を走破する強靭さを持ちながらも争いを好まず、一輸送者であり続ける事を望んだ。
トリックスター的な活躍が多い真エルフであるが、最後には他種族との価格競争の末に自らをダークエルフと化し「ローキ神」に滅ぼされた。
その末裔が現在のエルフであると伝えられている。

今でもエルフの聖典の表紙には「この面を上に 逆さま厳禁 ↑↑ 天地無用」という聖句が刻まれている。
【クリスマス】
美少女言葉。
正確に表記するとX-mans。
Xとは「正体が定かでないもの」をさし、mansは男性の複数形である。
直訳すると「よくわからない男性たち」であり、「正体不明の襲撃者」という意味でつかわれる。
かつて、三田地区に出現した強力な刺客を「三田X」(さんたえっくす、若しくはさんたくろす)と呼んだのが始まりとされ、特に強い襲撃者の事を「X」、その中でも正体が全く分からないものを「X-mans」と呼んだ。
現在、Xという呼び方は廃れたが、「X-mans」は「クリスマス」と訛って残っている。

情報戦が苦手とはいえ、美少女達はその眼力で相対した敵の所属を正確に読み取る。
しかし、それでも正体を推察できないという事は、相手は自身の力が到底及ばない使い手であるということ。
それは美少女的に考えて福音であり、最高の運命からの贈り物である。
【二階から目薬】
奇策によって下克上を果たす事。
転じて、思いがけない勝利。番狂わせという意味でも使われる。

「美少女今昔物語集」の中の「桃梅記」より。
時の生徒会長、梅園・政子の力の元で梅派の専制が横行していた。
それを止めるため送り込まれた桃派の桃園・浄子は綿密な計画を練った上で2階から殺気を浴びせ思わず反応し上を向いた政子の目に向かって毒薬を垂らした。
このようにして視力を奪った上で圧倒的に力の差のある政子を打倒し、梅派の専制は瓦解したのだった。

使用例「エルフに美少女を運ばせて勝利するなんて、まさに二階から目薬だ」
【彼岸黄昏無明拳】
美少女拳法の一種。
彼岸花派と言われる一派であり、暗殺拳である。

本来、美少女は美少女力に依って構成される肉体の強靭さを武器とするが、彼岸花派の継承者は美少女力を高めることが不得手であることが多い。
不足する力を補うために彼岸花派の美少女は体内で氣を練り上げることにより高めた内功を用い、軽身功や発勁、徹しといった技で闘うことが知られている。

性質上、正面からのぶつかり合いや決闘を避ける傾向が強く他の流派から侮られていることが多い。
【捨て猫】
大地を走る龍脈から漏れ出たエネルギーが収束して産まれる精霊種。
強い番長力に惹かれる性質があり、「捨て猫を拾う」ことは大地の精霊に力を認められることと同義だとされる。そのため、番長の多くは捨て猫と邂逅した際に拾おうとする傾向があるが、力の弱い番長が触れると強烈な反発力が生じるため触れることすらできないという。

寿命を終えた捨て猫は龍脈の一部として大地に還り、番長は新たな捨て猫を探す旅に出るのである。
【バレンタイン】
覇煉汰姻(バレンタイン)
覇をもって練りあげ(沙)汰として姻せよ。という古い美少女の言葉。
又はそれにまつわる祭の事を指す。
言葉の意味を要約すると「武力によって勝ち取った絆はこれ以上なく好いものとして、婚姻を認めるべきである。」となる。

美少女とて乙女、仇敵と恋に落ちてしまう事も少なくない。
その様な場合、多くは排斥されることになるが、それを公に認めさせる事が出来るのが年に一度行われる「覇煉汰姻」の祭である。
祭りの内容としては単純で、コロシアムの中で婚姻したいカップルが名乗りを上げ、それに反対する美少女全員を打ちのめしたら、試練を乗り超えた証として「超故励」等が与えられる。
尚、反対派が名乗り出なかった場合はその時の生徒会長が試練として立ちふさがる。

非常に分の悪い賭けだが、勝てばバックに美少女全体が付くという事であり、それに魅せられたカップルがコロシアムに散るのは例年の光景である。
【季節外れの転校生】
転校生とは美少女にとって他流派の動向を探るための草(スパイ)である。
彼女らが他流派へと渡る際にはいくつか手順があり、そのどれもが「入学式」と呼ばれる通過儀礼をパスすることを前提としている。

しかし、入学式を通過せずに力ずくで他流派の学園へ足を踏み入れるものも存在する。
その様な「学園への襲撃者」の事を「季節外れの転校生」と呼ぶ。
頭に付く「季節外れ」とは、流派ごとに入学式を行う時期が違うことによる。
【美魔女】
魔道に魅入られ本来の美少女より逸脱した者たちの総称。
美少女引退を宣言し不老を捨て去りながらも、特殊な化粧品による
自己暗示等を用い戦闘力を維持し続ける、異形の存在である。
その多くは一流の美少女からすれば歯牙にも掛けぬ実力だが
極稀に生徒会長にも牙を届き得るほどの猛者が生まれることもあるとされ、
『艶女(アデージョ)』という忌み名で恐れられている。
【インドア派】
インドア派とは屋内の戦闘において熟練した美少女であることを指す。
アウトドア派と兼ねる美少女が非常に多いが、それは美少女の戦いにおいて建物など発泡スチロールにも等しいので、インドア派の美少女は戦闘に於いて建物の有無に左右されない事を指すことが多いからである。
例として、超至近距離における戦闘のエキスパート、脆い建物を破壊せずに利用し立体軌道を成立させる技巧派美少女などが例に挙げられる。
尚、屋内戦において建物を一瞬で吹き飛ばし、フィールドを強制的にアウトドアにしてしまう美少女も”建物に影響されない”という条件を満たすが、”屋内での戦闘に長けた美少女”とは呼べないため、インドア派とは呼ばれない。
【源氏名】
読み方は『キラキラネーム』
元は美少女拳法の免許皆伝においてその流派の名の一部を自分の名前にすることで出自を明らかにし、免許皆伝者としての実力を誇示するところから始まり、現在では美少女力に目覚めた美少女が元服の時に流派の名前を名乗る儀式へと変わっていった。
チャラ国においても工作員が自らの正体を知られぬように「サトシ」「ケン」などのコードネームを名乗る事があり、こちらも同様に源氏名(キラキラネーム)と呼ぶため、人によっては混同することが多い。
【ブリーダー】
特定の属性に該当する男性を飼うことによって真価を発揮する流派に所属する美少女、もしくはそれらの美少女を対象とした取引を扱う従者売買商人を指す言葉。
特定の人物をトリガーとして発揮される流派は少なくなく、一部ではかなり活発に商人ブリーダーが活動している地域もある。

尚、現在においては従者売買という形式に疑問を投げかける従者契約機関『リクルート』の存在により、美少女の従者との関わりもまた多様化してきている。
【負(マイナス)流派】
美少女拳に付与される属性に於いて、その属性が極めて陰湿もしくは属性自体に大きな弱点を抱える流派を指す。具体的には、『唐梅ポンコツ時空拳』『莢蒾ヤンデレ地獄拳』などが挙げられる。

負流派に属する美少女達はその弱点のために自らの流派を隠す傾向があり、長い歴史の中でも流派の詳細が不明なままの流派も多い。
正体不明の流派は対策も立てることが難しい上に、数少ない記録の中にはその性質が極めて陰湿で理不尽なものも存在する事が判明しているために、この流派を侮る者も多かれど、恐れる者もやはり多いようだ。
【薺ダメンズ妖精拳】
美少女拳法の一つ、守りの薺派、その最異端。「なずな だめんず ようせいけん」
名から分かる通り負流派である。

薺ダメンズ妖精拳とは、変幻自在な拳を持ち味とする拳法である。
一つだけ他の流派と違う事は、「紐」もしくは「カノージ」と呼ばれる異性を一人囲う事だ。
薺ダメンズ妖精拳の継承者はこの男性の魂を堕落させ、元の魂の高潔さとの落差を美少女力に変換する。
これによって、千変万化の拳と妖精の如き理不尽さを得るのである。

しかし、「紐」の存在は同時に致命的な弱点でもあり、「紐」の死亡、もしくは契約した美少女から心が離れるだけでもその力は失われてしまう。
故に「紐」を守るために命を失う美少女も少なくなく、また「紐」の心を繋ぎとめるために必死で尽くす美少女も多い。

かつて、負流派でありながら生徒会長まで上り詰めた「七草・ペン子」によって世に明らかになった流派。
ペン子はとある聖人を篭絡し己の「紐」として、無双の力を誇って正統流派だけでなく他の負流派さえ弾圧した。
しかし、「紐」とされていた聖人が聖性を取り戻したことにより、力を失って破滅したとされている。
【美少女力】
びしょうじょぢから。
これが強くなると美少女は美しさを増し、オーラを背負うようになる。
この二点以外は美少女流派どころか、時として個人毎で異なるため「美少女力」という単語は多くの人が知れど、それがなんであるか知っているものは居ないと言われている。
美少女研究者にとって「美少女力」が一体何なのか解明する事は永遠の命題である。
【生花】
美少女が己の実力を知らしめる為行う儀式の一種。
異なる複数流派の美少女を仕留めた後その遺体や遺品を飾り立て己が作品とする。
この生花を数多く揃え公開することを【生花展覧会】と称する。
展覧会の為に美しく遺体が残るよう屠る技術を極めた美少女も多数居り、
その中でも”家元”と呼ばれる実力者は屠った相手の美少女力を失わせること無く
展覧会の花として保つことさえ可能だという。
【ガーリー系】
清楚な美少女と反する可愛らしい服装を愛する美少女一派。
だが、その可愛らしさを維持するため毎朝山羊一頭を屠り、その生き血をすする必要があるという。
敵を倒したとき、その生き血をすすり踊りだすという習性を持っており、それに動じない男子を狙って日夜番長などを襲撃する傾向がある。
また、その過激さゆえガーリー系美少女を神と崇め、自分も同様の服装をする宗教も存在すると言われている。
【おまじない】
常に血生臭い戦場を渡り歩いていたとしても美少女は年頃の女の子であることに違いはない。
むしろ、美少女が全盛期で成長が止まる事を鑑みると、定命の少女よりもより洗練された少女文化を開花させてきたといってもいい。
その一つが「おまじない」である。

おまじないとは、一定の手順を踏むことで特定の効果を及ぼす魔術様式である。
例えば「肝練り」。
茶会での遊戯としての側面が強いが、本来は多数の美少女が円陣を組み、その中からランダムに選出した生贄を天に捧げて子孫繁栄を願うおまじないである。

正しいおまじないを正しい手順で行使すれば戦いにおいても莫大な効果を及ぼすが、あまりにも多用すると己の美少女力の減衰につながり、周りから「占いババア」と陰口を叩かれることとなる。

別名:美少女呪術

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