PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【団体RP】ある日のサヨナキドリ

そこは不思議な場所。
望めば困難なモノも手に入るかもしれない場所。
対価はもらうけどね。

(特定の人のみ発言を許可します)

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「思う」の時点で大丈夫じゃねーよ。
事情はわからんが、オマエにとって大事なことなんだろ。

ああ、マリカ・ハウって名前のイかれたメスガキだよ。
嫌いってわけじゃねーし、どっちかっつーと好ましくはあるんだけどなー……。

人間には分かり辛い感覚だろうし、そう落ち込むことでもないさ。
コイツの場合がどうかは知らんが、『概念』やら『役割』に縛られてる奴は、それが揺らいだ時に自己崩壊起こしたりもするからな。
そういうのは、慣れじゃどうにもならねーんだよ。
それだけの事だ。
ンー?別にいいのに。此処はアタシの庵だから、騒がしかろうが縁が合わないと誰も来れないよ。
(骸骨のコの方を見ずに言いながら)

はい、いいコ。じゃあちょっと“キミ”を視せておくれねぇ。
(自身の前髪をかき分けて、菫紫の両眼でじっと火野の旦那の瞳を覗き込んで視る)
……、そう、だな……
真名を隠してること、本来の役割を放棄してること、そのへんで不安定になってるんだろうな……
はー……かっこわる……

……おまえが落ち込むなよ、フーガ。
いまのは全面的にオレが…………俺様が悪い。
気にしてねぇから……むしろこっちこそ、すまん。

いいよ、アンタにゃ些事だろうけど、こっちの気が済まねぇから。
もらっといてくれ。
『マリカ・ハウ』!(やっぱりか、という風に赤羽・大地の声が重なった)

……あア……ソイツ、顔と名前知ってるワ。つってモ、前に死霊術師の集いギルドで軽く喋ったぐらいだガ……。
……うん、俺が『死んだ』時のことを……彼女にもサラッと喋ったの、今思い出したよ……。それにしても……。

世間って、意外と狭いんだなあ世間っテ、意外と狭いんだなア……。

(またも、まったく同じことを言う赤羽・大地だった)
悪いのはオマエじゃなくて俺だよ、俺。
俺自身が概念に縛られてる身なんだ、もっと気をつけるべきだった。

あー、知ってたか。
普通にしてりゃ可愛らしいんだけどなぁ。
やたらと俺を方面で襲いにくるのは勘弁して欲しい。
魔力吸われ過ぎて死にそうになる。
まあ、その程度じゃ死にやしねーんだが。
……兄としての役目は、人間も同じと思ってたけど、
思ってた以上に重い『役割』ということか……

……ファニー、謝らないでくれ。
つまるところ、自分の思う役目から外れるような…想定外なことで驚いただけ、だろ。何が悪いなもんか。
むしろ悪かったのはおいらの方だ。
茶化すような真似をしてしまって…ううん、暗いのはよそ。というか、ファニーも、フードあげてくれ。
カッコ悪くは、おいら思ってないから。

『マリカ・ハウ』…有名、なのか?死霊術師の間で。
クウハも悪くはないと思うんだけどー…商人殿から影響された癖とは言え仕方ないと思うが…んー……
…次に頭を撫でる時は、あらかじめ相手に聞いてみたら…?
(もそもそとフードを外す、が、まだ顔を一部を隠しながら)
(なんとなく恥ずかしがっているような表情に見える)
……眷属が、世界の壁を越えて主人と離れ離れになっている、ような状態だからないまの俺様は。
自分ではなんとかなると思ってたんだが……綻びは出ているらしい。
何度も言うけどクウハは悪くねぇよ。
……なー、もっかい、撫でて……?
(今度は見えるところで服の裾を引き、自覚を持って甘えるように)

ん……ありがとな、フーガ。
『役割』ってのは、また別の話でもあるんだが……
まぁ深いとこまで話せないしな、とりあえずそういう解釈でいい。
もうちょっと力を取り戻せたら、もうちょっとどうにかなるかもしれないんだけどなー……
そっか……というかファニーにもご主人様がいたのか。
…あはは、すまん。おいらそこまで賢くねーから、今のところこうしか解釈できなくて…(頭を掻きつつ、)
(もうちょっと力を取り戻せたら、と、言うファニーさんに対して、)
……修行あるのみ、だな。
(と穏やかで見守るような目を向けるながらそう呟く)
ん、と。さっきは温かい方を飲む……したから、アイスの紅茶……お願い、したい。
(少し思案する様な素振りを見せてから、そう商人に答え)

『大地』も花……好き、なんだ。うん、おれも一緒。
……見た目と効果、ちゃんとイメージする。ん、勉強……なった。
挙げる、してくれた……応用の方法だと。おれはやっぱり、歌と一緒に……紡ぐものが良さそうかな、なんて。
本の方も……読むの、楽しみにしてる。
(大地と赤羽ふたりに、ありがとうと告げて)

……兄としての、役目。役割……かぁ。
(三人の会話を見守りながら、小さな声でぽつりと)
世界を越えりゃ、そりゃ多少はなあ。
はいはい、よしよし。
(ファニーの頭をよしよしと撫でる)
そぉ。それでキミの気が済むのであれば貰っておくとしよう。
(そこに置いておいて、と骸骨のコに言って)

支配下に置かれるのは許さないけれど、魔力を持っていかれたくらいだったらアタシの羽根食べておけばいいしね。大変なら強壮剤でも作っておこうか?
(心配と揶揄いが半々くらいのトーンで)

はい、はい。アイスの紅茶だね。ミルクと甘味はお好みで。
(渡り鳥のコの方を見ずに指を鳴らすと、彼の前にアイスティーが現れる。ミルクと、花の香りのする蜂蜜が付き)
あくまで”ような”だから……実際は主従関係ってわけじゃねぇけど……
存在定義が揺らいでるって分かれば再定義すればいいだけだし……そのくらいの権限ならあるし……
(どこかウトウトとしながら、左手の指でテーブルを鍵盤のように弾いている)

ん……(撫でられ、目を細め)
おまえになら……なにされてもいいって言ったの……嘘にならずに済んだな……
(安心したように微笑む)

んー……? チックも兄弟とかいるのか?
(ファニーさんとクウハさんの様子を暖かく見守りつつ…自分もちょっと撫でてほしいな、と思ったりもするが、今はファニーさんのために我慢して、暖かく見守る)

…自分もできればアイスの紅茶のおかわりをお願いします。(と商人殿に向けて控えめに手を上げてみる)
…そうして切り替える力があるってのは、ある意味便利そうだけどな…(ポツリと呟きつつ)
うん、じゃあ、また今度。
(チックの興味に、柔らかく言葉を返した)

……ン、マリカが有名かどうかまでハ、俺は知らんヨ。
たダ、クウハが言ってる特徴ガ、俺達がたまさか会った事のある奴と幾つか一致してたかラ……まさカ、って思って聞いただけでサ。
俺とは違っテ、アンデッドだノ……そういう眷属を扱うタイプの術者だと認識しちゃあいるガ。

それにしてモ……まア……人外には人外の大変さがあるんだなア。

……兄弟、なア。
(何か思うところがあるように、そっと息を吐いた)
リリオの旦那もアイスだね。はぁい。
(指を鳴らすと彼の前にもアイスティーを出して)

……みな、キョウダイに思うところがあるのかね。ヒヒ。
アタシにはよくわからない感覚だが。
いいものかい、キョウダイって。それとも悪いもの?
面白がんなって……。
今んとこは別に大丈夫…だと思う。

…あぁ、いつだったかそんなこと言ってたな。
別に嘘になろうと俺は気にしねーよ。
そもそも、俺にそこまで気を許す方が間違ってる。

兄弟は…いいモノなんじゃねーの。
俺にもよくわからねー。
懐いてくるのは可愛いけどな。
わ、ありがと……だよ。いただき、ます。
(ぺこりと会釈し、ホットティーと同じ分ミルクと蜂蜜を入れてから口に運ぶ。
紅茶と蜂蜜、それぞれの香りが見事に調和されて、思わず表情が綻び)
……うん。冷たい方も、とっても美味しい。

死霊術師にも、色々……その。扱う種類……わかれてるん、だね。

ん、兄弟……いる。弟が、一人。今は離れ離れ、だけど。
……おれは、兄弟はいいものだなって、思ってる……かな。
あの子は何よりも大切で、『かたわれ』の様な子。一緒に過ごせた時間、しあわせだった……から。
ああ、ありがとうございます…
(商人殿に頭を下げた後、頭を冷やすために目の前で現れたアイスティーを飲む)
……確かに、美味い。
(チックさんに同意するように、頬を緩ませつつ)

なるほど…マリカ…
クウハや赤羽たちも会ったことがあるなら、そのうち会うかなあ…
(とぼんやり考えつつ、)
…死者を操るという意味では、どの死霊術師も当てはまる気がするんだが…
実際、なにがどう違うんだ…?

へえ、チックも兄ちゃんなんだなあ…………
(兄弟についてどう答えようか、少し頭を掻きつつ)
良いか悪いかと言われれば、正直分かりません。でも、少なくとも「いて悪い存在」というわけでもない気がします。
…妹一人いますが…まあ、可愛いんですけど…ちょっと昼寝しようとしただけでも「仕事しろー」と、口やかましいですから。けど、離れるとちょっと物足りない気がして、寂しい気もします。
あ、でも…ドラド。
(何もない所に呼びかけるように声をあげて、自分の両手に、百合の刺繍が入った金色のトランペットを召喚させる)
ドラドこいつは、トランペットですけど、自分の弟です。
こいつがいるので、あまり寂しくはない、です。
いやあ、あながち面白がってるわけでもないけど。
おまえに不自由を強いる身としては、多少の遊びの手助けくらいはね?
(クウハに言葉だけ向けながらくすっと笑い)
(死霊術はどう違うのか、との問に)
えっと……俺が知ってる限りだと……大まかに『肉体重視』『魂重視』『総合的』……みたいな感じだったかな。
ああでも、他にもそういう魔術に長けてる人は多いだろうし……その人達はもっと別の方法を知ってるかもしれないけど……。

アンデッドとかスケルトンとか、そういうのに攻撃させたり、配下を作るのに長けてる人。

赤羽は、どちらかというと魂を扱う……死者の怨念を吸い出して、攻撃に転化するタイプ。……ああ、昔は自分の魂を、他のものに移す術も使ってたとか言ってるけど。

両方やる人は……両方の練度をそれなりに、って感じかなあ。

……そうかイ、大事な片割れが居たんだナ、チック。
フーガモ、良い妹ト……弟も居るらしいなア。

……俺にモ、一応居るは居るんだガ……さテ、多少……いやかなリ……拗れちまったからナ。
まあでモ、あいつと一緒に藻掻いてた時代はクソだガ、あいつが居たこと自体ハ……悪いことじゃなかったヨ。
(じっと見られて、こちらもじっと見つめる。――これでとっかかりを得られるなら。)
あのメスガキに関しちゃ不本意なんだよなァ……。
そもそもの話、俺は旦那と……。(ぽつり)
──ふむ。血筋に依る眼かな?美しいねぇ。
血で繋がれているからには、素質としては眠っているのかもしれないが……。
本人の体質や魂の質によっては素質と上手く噛み合わなくて発現しないってこともあるのだよね。
そういうのって、調べられたことはあるかい?
(火野の旦那を視ながら)


うン?アタシがなんだって?
(みなのキョウダイの話を聞いて)
……ふむ。少なくとも多くは悪いとは思ってなさそうだね。
なるほど。ちょっと安心。
んーと……一回放置されたし……してないんちゃう?最初だけでさ。7つ過ぎたらおんだされたし……
(最初の段階で自分は放置されたから、その先は自己流で磨くしか出来なかったわけで。)
クウハっていつもそればっかりだよなぁ。
……安心しろよ、俺様は未来永劫おまえに気を許し続けるから。いま決めたから。
(グローブの付いたままの指を弾く、と、七色の小さな星が瞬いて、消える)

兄弟の良い悪いはその家系によるとしか……なぁ。
贔屓がありゃ邪魔だと思うだろうし、どっちかってーと家庭環境に左右されるんじゃねぇかな……
俺様は例外なく親兄弟は愛してるけど。
……なんでもないよ。
(どこか掠れた声で言葉を返し、フォークを手にケーキを突き始める)

わけわかんねー。
つーかオマエ、俺の事大して何も知らんだろうが。
なのにンな事言われても…なあ。
(赤羽さんの話を聞いて)拗れちまった…喧嘩別れしちまったってことか?
でも、それでも、悪くはなかったんだ…(微笑ましそうに)

…商人殿は、家族に恵まれてると思うのですが…
商人殿自身の兄弟がほしいとか、思ったり?

…ファニー、家族思いだなあ。
…というか、兄弟の話を聞くと、故郷にいる家族のこと、少し恋しくなってきた…。
(トランペットをそっと撫でつつ)
んー? 教えてくれんなら聞くが、教えられねぇことも多いんだろ?
そもそも、相手を1から100まで知ってないと信用したらいけないのか?
言ったぜ。俺様は決めたし、選んだ。
仮にそれで不都合が振り掛かっても、それは俺様が愚か者だったってだけの話さ。

家族思いっつーか、そうだな、その家族が愛情を注いでくれたからな。
俺様はもらった分をちょっとずつ返してるだけだ。
(アイスティーを少し飲んだ後、スコーンを1つ手に取り林檎のジャムを塗る。
直ぐ様そっと一口齧れば、口に広がった懐かしい味に目を細めて)

そっか、フーガにも……兄弟、妹がいるんだね。しっかり者の子のような、そんな予感……した。
……弟も、うん。とても、素敵。
『赤羽』は……兄弟と仲良し、違う感じ……かな。……いつの日か、仲直りする……出来たら、いいね。

なる、ほど。死霊術も……普通の魔法と一緒で、沢山の違いがある……覚えた。
そうなると……マリカっていう人の術は、肉体重視……?になるの、かな?

……おれが見てきた兄弟、女の子だと姉妹……になるんだっけ。
その中には、片割れの事が羨ましくて……憎くて。でも、愛していた。
そんな感情を抱いていた子に、出会った事があった。
……だから、時には……複雑で、難しい思うこと……あるかもしれない。兄弟の、ことって。
あのなぁ……。
俺は悪霊だって言ってんだろ?
無害なように見えるだろうが、それは俺が本来の在り方に逆らってそう在ろうとしてるからで、それだって完璧じゃねェし……。
似た性質でもない奴に、そうやって信用されても困るんだよ……。
んーー……?(首を捻り)
だって、たとえばおまえが人間の魂を食い荒らしたり、村一つ潰したりしてたとして、
俺様に対して無害なのは変わらなくね……?
…………それとも、殺意とか向けられたほうが、おまえ、うれしい?
いや、だからよ……。
…あのな?
俺はオマエに対して「目の前でルミエールを散々痛めつけたらどんな顔すんだろうな」と頭に過るぐらいには、相当タチが悪ィんだよ。
殺意向けられんのはまあ、嫌いじゃないが……。
マジで何なんだオメーはよ……。
そこまで懐かれるような事した覚えねーぞ。
ふぅん……?もったいないことするね。
目ならともかく、耳はちょっとチューニングするだけでいい場合もあるのに。
キミみたいに、見ることは出来るタイプとかは特にね。
(視終わったついでに、よしよしと撫でようとしつつ)

…?そぉ?(クウハの若干掠れた声に内心で首を傾げ)

キョウダイが欲しい、かぁ。
思った事は少ないかも。
アタシはずっとヒトリだしね。
へぇ、ドSじゃん。
それって単に絶望顔が好きとか泣き顔が好きとか感情爆発させてる様が好きとかそういう趣味の話?
それとも『オレがどんな顔するか興味がある』って話?

……つーか、おまえこそさぁ、まさかオレのこと本当に善性だと思ってんの?
(『ルミエールを散々痛めつけたら』の単語に視線を向けると、ちょっとごめんねと火野の旦那に言ってクウハに近寄る)

やァ、クウハ?アタシムスメモノを痛め付けるって聞こえたけど、気のせい?
前者だよ、前者。後者も若干なくはないが。
そこのフーガ馬鹿みたいに根っからの善性ではないだろうが、少なくとも俺に妙な事はしないだろ……。

(傍に寄る主人の気配に僅かに身を硬くして)
……気のせいじゃね?
実際痛め付けてもアイツ喜ぶだろうし……。
喜ばれると萎えんだよな……。
まア……兄弟、と言ってモ、俺達が生まれ育った肉体なんてとっくに朽ちてるがナ。
俺が今大地の身体を拝借してるようニ、弟も今ハ……女の身体を使っているようだガ。それでモ、俺にとって弟なのには違いないサ。

……月並な表現を言うト、それこそ『互いに支え合って生きてきた』……つもりだヨ。

だけド、俺モ、アイツモ、ずっと会わない間に随分と変わっちまったからナ。良い意味でモ、悪い意味でもダ。
……少なくとモ、今のアレの手は取れなイ、かナ。

……コイツ大地 までアイツ の狂気にあてられたラ、ちょっと笑えん事になるシ。
(その様子を見てゆっくり上から顔を覗き込みつつ)
だろうねえ。嫌がってくれる方が好みであろうし。
でも、おねだりされて誘われると断れなかろ?
だからちゃあんとアタシを言い訳に断る様にね?
じゃないと流石にアタシも、おまえを厳しく躾けないといけないから。(くすくす)
ははは…チック、そんな予感って…まあ、おいら頼りなかったから、その分真面目になったんだろうが、ただ一言二言説明しただけで…(頭を掻きつつ)
…ありがと、ドラドも喜んでる。今度お礼に声を聴かせたいって。(とトランペットをキラキラ輝かせて見せながら)
憎くとも愛せる…なあ…

逢わない間に……人は見ないうちに全くの別人のように変わっちまうようなもんだよな…
…狂気…(ごくり、と唾を飲み込みつつ)

ん? 馬鹿って……(さっきまで様子見ていて、なんとなく、自分のことじゃないかと察して何か言おうとしていた時、商人殿が、傍に近寄って言ったこと、なんだか只事じゃない気がして、体を一瞬震わせて…本当に大丈夫か、と少し不安そうな表情で体をこわばらせながら様子を見守る)
……そいえば。『赤羽』が生まれたのは、随分昔……なんだっけ。
身体は違う……でも、魂は弟っていうこと……かな。ん、魂が生きてるのなら……ちゃんと『赤羽』の弟、だね。

……おれも、特異運命座標になってから。最後……弟を見る、した時に比べると……いっぱい変わったところ、あるかもしれない。
そこは、『赤羽』達と一緒……だね。
もしまた会える……したら。……戦う事になっちゃうの、かな。……何だか、悲しい……ような。
(『赤羽』の話を聞き、一つ深く頷く。同じ弟を持つ身だからか、いつもより真剣そうな表情を浮かべて)

……あの子が今、どんな風になっているのかはわからない……けど。
いつか……必ず再会したい。それが、おれの願い。
(フーガにトランペットを見せてもらえれば、小さく笑んでみせ)
……ふふ。こちら、こそ? うん……ドラドの奏でる旋律、聞かせてもらえると……嬉しく思う。

(商人がクウハの元へ向かったところを見て、首を傾げる。
僅かに心配そうな色を、表情に滲ませながら)
………………。
(あの魔女を痛めつける事が楽しいかは兎も角、主に躾を受けるのはそれなりに楽しそうだと考え黙り込み)
……。
………。
……善処する。
……おい、ちょっと。その「悪くねぇなあ」みたいな顔はお止し。
前も無かったかぃ、こういうの。
(軽く呆れた様に嘆息してクウハの手からフォークを取り上げようと)
いやだって、あん時も悪くなかったし……。
(まだ食ってんだけどなぁ、などとぼやきつつフォークを取り上げられる)

あー、オマエら心配すんな。
別に怖い事は起きねーよ。
(フーガとチックの雰囲気に気がつき、気怠げに声をかけて)
(あ、こいつ好いた相手に構ってもらえるならなんでもいいタイプだな。と思いながら眺めている)

……残念だがルミエールを痛め付けたところで俺様の絶望顔は見られねぇよ。
つーか、クウハがそれ拝める日はたぶん一生来ねぇから。だからまぁ、やめとけ。
おまえが主人そいつに仕置きされたいがために、ってんなら止めねぇけど。

善悪は、そうだな、そのルミエールと似たところにあるぜ、オレの本質は。
(フォークを取り上げてそのままクウハのケーキを一口切り取って口にする。味見は当然したが改めて出来に満足しつつ)
おまえねぇ…。…いやまァ、うン。これもアタシの責任の一端か。

(更に一口ケーキを切ってクウハの口元に運びつつ、渡り鳥のコやリリオの旦那に視線を向けて)
……ああ、ごめんごめん。
眷属同士が直接傷つけ合うのは基本はご法度にしているからね。
一応の警告さ。一応の、ね。

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