PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【団体RP】ある日のサヨナキドリ

そこは不思議な場所。
望めば困難なモノも手に入るかもしれない場所。
対価はもらうけどね。

(特定の人のみ発言を許可します)

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……ああ、そうだ。
ルミエールはいい魔女だな。
アンタに似たのか似なかったのかは知らんが、あれはいい魔女だ。
こっちの世界で物語を愛するものと出会えるとは思ってなかったぜ。
(テーブルに頬杖をつきながら)
おのレ……どいつもこいつも俺を『バニキ』だの『バネっち』だの『バネぴ』だの『バネチ』だの『ネッチー』だの『バネちん』だノ……舐めた口利きやがっテ……!
俺は死霊術師ネクロマンサーだゾ……死者の王ノーライフキングなんだぞォォォォォォ……!!
(そう言ってワナワナ震えていた、が)

……んっ……くくくく………フスッ……(必死に声を押し殺そうとして、しかし笑いが零れてしまう『大地』だった)
(紅茶の注がれたカップは一通り客人たちの前へ。お茶請けにスコーンとクロテッドクリームとジャムがテーブルに並ぶ)

そうだったかなァ?(クウハを眺めて)
ああ、ムスメに?アタシに似て酷いって?
何だい、館の住人を気分でカエルにでも変えたの、まさか。

そう、サヨナキドリは商店街としては全国展開していてね。
必要な物を必要な時に…品揃えに関しては混沌有数であると自負しているよ。

ルミエール、ああ、あのコは可愛かろう?
アタシの眷属としては繊細すぎるのが心配だが……いいさ。
【Leuchten】…ってなんかどっか聞いたことがあるような…
…へえ、チック、歌を歌えるのか! どんな感じの歌を歌うの?
(と興味湧いて食い気味に聞いてしまう)

お、おいおいおい赤羽、落ち着けって!
なんか…ヤベエ呼び方なのか、それ…!(慌て抑えようとしつつ)

(届けられた紅茶とスコーンを物珍しそうにみつつ)
…ん? ルミエールも、眷属、なのですか?(首を傾げつつ)
ていうか、館の住人、蛙になってませんし、むしろ家族と思って大切にしてますよ、クウハは!
へー、赤羽って死霊術師ネクロマンサーなのか。
(意に介せず、紅茶の入ったカップにミルクと砂糖をどばどば入れていた)
(が、お茶請けを見てふと手が止まる)
……クリーム・ティーか。懐かしいな……。
あー、チックも歌をな……。
オマエさんはなんか昔の仲間に雰囲気似てると思ってたが、そっちもか。

…一度怒らせたことあったよな。
あん時はどうかしてたっつーか……。
住人をカエルになんか変えるかよ。
なんか知らんがファニーソイツに酷い事をしたらしいぜ、俺は。
何をしたかはっきり言ってくれりゃわかるんだが、酷い酷いと言うばかりでよ。
ルクスがいりゃ通訳してくれたろうが……。
そうだよ、ルミエールもアタシの眷属。順番で言えばクウハよりもずっと先さ。
まあまあ、冗談さ。このコが住人を大事にしているのはよぉく知ってるとも。

手作りがお嫌いじゃなければどぉぞ。気になるなら他の既製品もあるがね。

……もう、あんなことをしてはいけないよ?(ゆっくりと息を吐いてクウハに視線を送り)
ふぅん、骸骨のコに。
…何をしたかはとりあえず視ないけど、心当たりがおまえに無いって事はまあ、シンプルに酷い事じゃ無いのだろうね。
んん゛(笑いをなんとか収めて、ゆっくり顔をあげる)……ああ、もう大丈夫だよ、フーガ、チック、ファニーも。

……『バニキ』とか言うのは、俺達の知り合いで……赤羽を『アニキ』って呼ぶのが居たんだけど、いつの間にか『赤羽の兄貴、略してバニキ』って呼ぶようになって。
それに対してブチ切れるのが、お約束になった……というかなんというか。赤羽は慣れてないんだよ、こういうの。
……今ちょーっとだけ拗ねてるけど、まあ、皆でお茶飲んでる間にぱっと機嫌治すと思う。うん。

……赤羽は死霊術師ネクロマンサーと言っても、おいそれと配下を作ったりはしない主義らしいし、俺にもその辺は強要しないしなあ。
……多分、赤羽が蘇らせた死者も、俺だけじゃないかなあ。
……
クウハの昔の仲間にも、歌を歌えるヒトがいたのか。というか、似てるのか。

なるほど…けど、大事な娘さん、なんですよね?(と確認を取るように)
そして、クウハも…大事な眷属で、家族、なんですかね。

……このお菓子って確かスコーン、だったかな。美味しそうですねえ。
(ちょっと一口摘まもうとする)

なるほどなあ…赤羽の兄貴…確かに、バニキって方が言いやすいような(ぽつりと言いつつ)
(蘇らせた死者は俺だけじゃない、というのに、少し、違和感を感じて首をかしげる)
…大地って、死者、なのか?
いや、いい。このままいただくよ。
(慣れた手つきでスコーンにクロテッドクリームをたっぷりと塗り、その上にジャムを塗っていく)

……クウハはなにもしちゃいねぇよ。
俺様も酷いことをされた覚えはない。
乙女心は複雑だってだけの話さ。

……おい、死者蘇生は禁忌じゃねぇのか?
(紅茶が自分の許にも届けられれば、ありがとう、と告げて砂糖とミルクを入れようと。
砂糖は二匙、ミルクは少し多めに。温かさと香りに自然と表情が綻び)
……ん、とてもいい香り……する。
いただき、ます。

(一口そっと飲んでから、ふう、と小さく息を零す)
……うん。商人のひと……入れたお茶、美味しい、ね。
お菓子も、いただきます……する。

なる、ほど。やっぱり……凄いお店、なんだね。サヨナキドリ。
今まで……何処の国のお店にも、行く……した事無かったのが。改めて、不思議な感じ。
だからこそ、今日……来る、出来て良かったの……かも?

【Leuchten】は、ね。混沌にある……旅一座の一つ、だよ。
ヨタカだんちょーの……楽器演奏、綺麗で……とても素敵。他にも……演奏や芸、得意な人……沢山いる。
……おれは、んと。ゆったりした感じの歌、奏でる事……多い、かも。でも……楽しい気持ちにさせる歌も、奏でられる……よ。
(旅一座の事を聞かれ、仄かに嬉しそうな声色が混ざり)

……『赤羽』。あ、今は……『大地』の方、かな? 落ち着く、したみたいで。良かった。
なる、ほど。『赤羽』にとって、怒る呼び方……なんだね、『バニキ』。……覚えた。
(『大地』の言葉に、きょとんとして)
……『大地』は、『赤羽』に助けられた……という事? 
……? クウハの、仲間に?
どんな人、だったんだろ。歌うの……一緒の人、気になる。
(興味深そうにじーっと見つめ)

へぇ……。商人のひとの子なのは、知ってた……けど。ルミエールも眷族、だったんだね。
わーってるよ。もうやらねー。…多分。
(スコーンにクロテッドクリームを塗って齧り)

死者蘇生ね……。
……赤羽がいねェと生命維持が出来なかったりすんのか?

見た目はそこまでだが雰囲気は似てるな。
歌の上手くて魂が綺麗な奴だった。

…あぁ。
ルミエールが気になる奴は生きてる内に仲良くしてやるといいぞ。
アイツは恐らく、もう長くない。
(乙女心は複雑、という言葉に、ちらりと一瞥しつつも、)
…いただきます
(まずはジャムをつけずにスコーンを頬張ってみる)
…お、美味しい(と幸せそうな笑みを浮かべながらもぐもぐ)

へええ…その、ヨタカ団長の楽器は、どんなの?(目をキラキラと輝かせている)
ゆったりとした歌とか、楽しい気持ちの歌…どんな感じの歌か、一曲聴かせてもらってもいいか?
(わくわくしたような面持ちで)
死者蘇生……確かに不吉とは思うけど……
(死者蘇生すると普通ゾンビとして存在することになるが、
魂が二つあるという以外一見すれば普通の人間と違和感がない…と、頭を掻く)

……なるほどな。魂が綺麗、か……。
天使みたいな人、だったんだろうな……(とぼんやりと想像しつつ)

(あいつはもう長くない、という言葉に対して)
…………どういうこと?
(とつい、真顔になってしまう)
(ジャムを塗る手を止めて)
……ルミエールが?
特異運命座標イレギュラーズに目覚めてパンドラを与えられ、かつソイツの眷属となっても変えられない崩壊の運命があるのか……?
修復は? 再生は? それすら受け付けない状態なのか?
まァ、死者蘇生なんて混沌こっちじャ、禁忌……以前に色々と制約に引っかかっテ、おいそれとやれる事じゃねぇけどナ?

上手く行ったのハ、まあ処置が早かった事、大地コイツが『死にたくない』と強く願った事。……あとは俺の腕が最高に良かったからだけどナ!
(『うわ急に元気になった……』と『大地』の声が小さく呟いた。プチ引き気味に)

……俺はンな生温い仕事はしないゼ、クウハ?
……俺が例えバ、何かの理由で消えたとテ、その途端、糸が切れた人形みたいになル……なんて事は無いヨ。
……ただまァ、死者蘇生こういうのはクソ疲れるかラ、二度とやってやんネ。
そもそモ、奇跡の箱パンドラをかなぐり捨てた所で出来るかもわからんしナ。

(そこまで言うと、紅茶を口内で転がすように味わった)
(そして紅茶のカップから口を放した直後の顔。その目は丸く見開かれ)

え、ルミエールが……?

(彼女の事をよく知りはしないけど。確かに、活発やパワフルというより儚い美少女的なイメージはあるけど。それにしても唐突な物言いに、どういうことかと目が促す)
(クウハの言葉を聞き、小さく笑みを浮かべる。きっと容姿も自分よりうんと綺麗な人だったのだろうな、と想像を膨らませて)
……そんな素敵な人に似てる、なんて。何だか勿体ない言葉……思う、かも。
きっと、澄んだ魂の人……だったんだね。

ヨタカだんちょーの、楽器は……ヴァイオリン。星空を映す……したような、綺麗な色を……してる。
ん。……あっ、でも……今回は、サヨナキドリ……行く、するのと。商人のひとと……お話しに来る目的、だったから。……大丈夫、かな。
(お店に迷惑をかけてしまわないかと、心配そうに)
大事なムスメだよ。
ルミエールも、クウハも、アタシのモノ。

スコーンも紅茶も、みなの口にあってよかったよ。
おかわりはあるから遠慮なく言っておくれね。
おとめごころ。……ははァ、なるほど。

歌いたいなら構わないよ、可愛い渡り鳥。
アタシもウタは好きだからね。

……、
(ムスメの残り時間の話になると、一度閉口して)
……『赤羽』の元気、戻って良かった。
(饒舌に言葉を紡ぐ彼を見て、ほっとした様に)

『赤羽』でも、死んだ人を蘇らせる……するの、かなり大変なこと……なんだ。
……それでも出来ちゃうの、凄い……思う。

(スコーンも食べてみようかな、と考えていたところで)
…………ルミエール、もしかして……どこか、体の具合……よくない、の?
そんな風には、見えなかった……のに。
…………そうやって”モノ”扱いする割に崩壊も防げねぇのかよ。
おまえらっていつもそうだよな……。
(乱暴にスコーンに齧り付く)
…なんだ。ファニー、オマエ気がついてなかったのか。
ルミエールは魂が既にボロボロなんだよ。
元人間の身で、目に映るもの全てを愛そうとすればそうもなる。
修復するにしたってあのままじゃ埒があかない。
”全ての物語を愛する魔女”は一旦止めさせる必要があるだろう。
…それもある意味一度死ぬようなもんだな。
(やれやれと溜息を吐き、紅茶に口をつける)

成る程、赤羽は随分腕が立つんだな。
死者蘇生は俺も昔に試したが、結局うまくいかなかったんだよな……。
おや、ま。
アタシのムスメを案じてくれているの。
それは嬉しいことだね。
(目をゆっくり細めて)
……俺様に魂は感じ取れない。
俺様自身に本質的な魂が存在しないからな。
……そこをどうにかしてやるのが”主人”の仕事じゃねぇのかよ。
物語を愛することと自分の命を天秤に掛けたら……嗚呼、間違いなく後者を選ぶだろうなあの魔女は。
ルミエールの過去は知らないが、それだけは俺様にもはっきり分かる。
(こっそりお邪魔しつつ)
どうもおばんですー……
よろしゅうお願いします。
"どうにか"、ねぇ……。
それで、すぐさま"どうにか"できるほど、アタシも規格外であればよかったのだが。
(肩を竦める)

ああ、いらっしゃい。よく来てくれたね、ゆっくりしてお行き。
(指を鳴らすと椅子が増える)
ヴァイオリンかあ…星空を映すような色って、神秘的だな……団長さんの演奏も聴いてみたいな。今でも公演とかしてたり、してるなら。
…良いってよ、チック。それに、一曲ぐらいなら迷惑じゃねーと思う。
(穏やかな笑みを浮かべながら、そう声をかけてみる)

アタシのモノって…やっぱり大物は違いますね…重みが違う…
(苦笑いしながら頭を掻く)

…どんな魔法をかけても、寿命や崩壊ばかりはどうしようもない…と言いつつも…ちょっと、悲しいもんだな。
悔いのないように、これから思い出を作れたらいいんだが。
…ファニーは、優しいなあ。
(悲しくなりつつも、ファニーの声から「傍観者、脇役」と言い張っている思えない重くて熱い色を感じて、静かに笑う)
お、陽炎も来た!
おいでおいで!(気づけば実家にいるおっさんみたいな雰囲気で手招きしている)
(スコーンにジャム、クロテッドクリームを塗りもくもくと食べ進める。
ルミエールの話を黙したまま聞きながら、再び紅茶を味わって)

あの子の魂、そこまで擦り切れる……してたなんて。
お父さんでも、防ぐ……難しいとなると。今のままの方がいいの……かな。
……ほんの少しでも多く、日々を過ごせたら……良いのだけど。
(小さくため息を零しながら、ぽつりと)

……あ。彩陽も来る、したんだね。いらっしゃい、だよ。
ん、神秘的……とてもあってる言葉だと、思う。
きっと、今も何処かで公演……してるかも、しれない。おれは、だんちょー達と一緒……するの、ご無沙汰になる……しちゃってる、けど。また、あの演奏……聞いてみたいな。

(フーガ、商人の顔をそれぞれ安心した様に見つめてから)
……ありがと。大丈夫そう、わかって……良かった。
それじゃ、ゆったりした歌の……方で。

(そっと目を伏せて、歌を奏でる為に一度閉じた唇を開いた。
会話時のたどたどしい言葉達とは異なる、澄んでいて、まっすぐとした旋律が紡がれてゆく。
暗がりに寄り添う月の光の様に。誰かの心を灯せたらと想い、生まれた一節を奏でる)
はぁ……介入するだけ介入しておいて、一番大事な時には手が施せないのかよ。
……いや、分かってるさ。物語においては、神ですら運命に流されるだけの存在に過ぎない。
覆せない事象はいくらでもある。だからこそ物語は残酷で、無情で、滑稽で、愛おしいんだ。

気掛かりなのは……ルミエールが、ルミエール自身の物語を愛せているんだろうかということだよ。
アイツはを滑稽だと笑わなかった。それすらも尊いものだと言った。あれはだ。
『己が身の破滅すら愛する』と言うならいいが、『物語を見届けるためなら死んでもいい』と言うなら……寂しいだろ、それは。
…“施していい”なら、手段はいくつかあるがね。
(ウタを聴いて表情を緩ませて)
……いいウタ。小鳥みたい。
……何某かの代償か、或いは副作用もあるんだろ?
それこそ、今のルミエールがルミエールで無くなってしまう可能性があるんだろう?
……それは俺様も望むところじゃねぇ。
…………はぁ、
(カップを手に取り、たっぷりの砂糖とミルクで甘くした紅茶を一気に飲み干して)
……ただの八つ当たりだってことは分かってる。これは俺様のエゴだ。
本来はおまえら主従親子の問題だからな。

夢は覚めるもので、花は散るもので、物語は終わるもので、だからこそ美しいと思って生きてきたが……そうか……実際目の当たりにすると、こんなにも悪足掻きしたくなるもんなんだな……。
……すごくいい曲だったよ、チック。ありがとう。
(ぱちぱちと送る拍手は控えめだが、瞳と声音は、表現者への敬意に満ちている)

……まァ、何。何事もいつか終わりが来るってモンサ。それが早いか遅いカ、満足行くか足りねぇって喚くかハ、そいつ等次第だがナ。

……それよりも商人、最近何か面白い商品入ったりしたカ?
客として来といテ、御宅の自慢の顔ぶれも見ずには帰れねぇシ。
(『魂が擦り切れる』とか、そういう言葉を聞くだに、急に話題転換をかける)
おいらも聴いてみたいなあ…できたら、一緒に演奏もしてみたい気もするぜ。
トランペットとヴァイオリン、相性合うかはわかんねーけど。(へへ、と笑う)

(チックさんの歌を、目添閉じて、静かに聴く……独り寂しい時に見る優しい月と星灯りの…光景を、思い出してしまって、つい、涙がぼろぼろと流れてしまう)
……けど気持ち、わかるぜ。
どうしようもないって、どれほど我慢しても、
やっぱ、運命に怒ってしまって、抗いたくて、なんとかしたくなる気持ちは止まらないよ…。
(涙が止まらなくなってるとき、ファニーさんに向けてなにか声をかけようとして、
口をはくはくさせていた後でそういう)
おぉ、陽炎も来たか。
まあ、座れ。

(チックの奏でる旋律に耳を傾け、目を細め)
…いい歌だな。アイツの様だ。本当に…

ルミエール自身が自分の物語を愛しているかは…俺にはわからねェな。
死んでもいいとは、思っちゃいそうだが……。
(虹色に輝く薔薇の宝石を取り出し、細く息を吐く)
…ま、アイツをどうするかは置いとくとして、折角店に来たなら面白いもんの一つや二つ見ていきたいよな。
なんせ、《そういう店》だからよ。
(赤羽の旦那に反応して)

──そうだね、キミが好みそうな魔書の写本が一冊。あとは最近、アーカーシュから流れてきた技術書なんてのもあったかな?
……主人アタシ以外から“足掻きたくなる”と思わせるようであれば、あのコのモノガタリも悪い事ばかりではなかったのだろうね。善き事だ。
本カ本か……(赤い双瞳が、どちらも興味の色に輝く)

とりあえズ、魔術書の方から見せてもらってもいいカ?
はーい。(呼ばれたら座る)

詳しい事は知らんから、自分から言える事は一つかな。
後悔しないように。それ位。
最後まで笑っていときたいやん。
…………ぁ。えと……、こちらこそ……ありがと。だよ。
(歌を奏で終わると、小さく頭を下げる。
少し恥ずかしそうに顔を上げれば、ぼろぼろと泣いているフーガを見て驚いた様に目を見開き)

フーガ、大丈……夫?
何処か痛い、した?
(心配そうにハンカチを渡そうと)

うん、おれも……フーガのトランペットの演奏、聞く……してみたい。
きっと……2つ合わさる、しても。素敵な旋律、響く……すると思うよ。

(そしてふと、商人の告げた言葉が気になり、首を傾げて)
……小鳥? それって、ルミエールが言う……してた、商人のひとの……番。大切な人の、こと?
……ん。ルミエールが、ルミエールじゃ……なくなっちゃう。それは、おれも……寂しい、思う。
ある意味……それも、一つの"死"の様な気がする……から。

(もしも自分の大切な人が、守りたいと願う人が、同じようなことになったら。きっと自分も、抗おうとしようとするかもしれない)
(複雑な想いを胸に抱く中、お店の商品の話にはっとして)

……! そだ、おれも……どんなものを売る、してるか。気になる、してたんだった。
商品のひと、おれにも……お店の品物、見せて。
う……大丈夫、ありがとう……いや、すまん……つーか痛い、わけじゃねえ……
チックの歌を聴いてたら、本当に綺麗な夜を思い出して…心が、ほっとした、みたいな?
(ハンカチを受け取って、目元をぬぐいつつ)

……うん、そうだな。ルミエールがルミエ―ルじゃなくなるってのが一番つらい。
…………つらい、な。

…そうか…そこにさらにチックの歌が合わさると、素敵な旋律になりそう、かもな?
(いつもの笑みを浮かべつつ)

薔薇…クウハ、その宝石は?(虹色の薔薇を物珍しそうに見つめつつ)

あー…そうだな、おいらも、最近の商品も気になるとこだしなあ。
商人殿、魔導書のほかに何か面白いものとか、ありますか?
……ままならないもんだぜ、本当によ。
足掻くかどうかはともかくとして、エンドマークまでは見届けてやらねぇとな。
それが本来のの仕事だ。

……また随分と珍しいモンが出てきたな。
ソレが『祝福』か?(クウハの持つ虹色の薔薇の宝石を見ながら)
んー……。
これはな、ルミエールの魂の欠片だよ。
アイツが俺に寄越しやがった。
祝福と言えば、そうなんだろうな……。
(甘い薔薇の香を放つ宝石を慈しむように撫でて)
お店やったよね。
自分も何か面白いものあったら見たいなあ。
……どうです?

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