『……あぁ、ごめんねタイムちゃん。ちょっと飲み込むのに時間がかかってね。
紅茶じゃなくてワインの一杯でも頂きたいところだけど。

……で、なんか見慣れた人が見慣れない服を着てるんですけど。どういうことなの？』

『けっ……酒もねえわ、どいつもこいつも地蔵みてェに喋らねえわ、クソつまんねえ集まりだぜ。

ああ、なるほどねェ、こんな遊びでいつも時間を無駄にしてたってワケだ。
だからローレット共に負けまくるんだぜ、遂行者サマよお！』

私の庭園にようこそ！　って、アンタたちって案外無口なのねえ？
エクスマリアはご挨拶ありがとう。握手してあげましょうか。信者は喜んで膝を付いて天を仰ぐ握手よ。
……っと、改めて、聖女ルルよ。尊びなさい。うふふ！

お茶の味の話？　テレサ、大丈夫よ。そこの仮面の変質者は案外お茶を淹れるのお上手なの。
あ、サマエル。私はミルクティーが良いわ。お砂糖はふーたーつ！　ふたつよ！

ふぅ……。アーリアさん、平気？
ひとまずはお茶でも飲んで落ち着きましょ。

……って、どうしてルル家さんそっちにいるの！？聞いてないわ！！
それにグドルフさん茄子子さん美咲さんも……？
だって、ええ……？　わたしの方が全ッ然落ち着いてられないんですけどおお！！

（「言うことを信じるならこの場に天使シリーズは待機させてなさそうか。他の雑兵はどうなんだ？」）
（考え事をしながらまたローズティーを一口。微妙な顔をしてソーサーに戻す）

『派閥はホント厄介スねー…。ポケット兵力が無いのによくやれまスよ。
…それがテレサにあったとして、本当に借りていいかは悩みまスが』
（「良い子にしていたら…」の下りはあまり信じているように見えない。こちらも品定め中といったところだろうか）

ん？　ああ、茄子子だよ。
なんかもう少し仲良しごっこしないといけないっぽいしさ。
お茶会の間はよろしくね。

『では、改めて……エクスマリア=カリブルヌス、だ。どれ程の滞在になるかは分からないが、よろしく頼む。』

『聖女の膝元で、怖がることなど、無いだろう？
なんなら握手でもしてみる、か？　それなりには柔らかい、ぞ？』

私緑茶がいいなぁ。
ローズティーってなんか酸っぱいしさぁ。
（ティーカップを手で弄びながら）

ふふ、こういう場にご招待いただけてありがとうございます。
改めて…マリエッタ・エーレインです。死血の魔女…というほうが皆さんには通りがいいでしょうか？

本当に素敵な場所…紅茶もありがとうございます、薔薇…ええとても素敵ですよね。清らかな感じは私も好きです。
今回は皆さんのことをもっと知れたらなぁ…とは思っていますし、この機会を有益なものにしたいですね。

ああ、ついおしゃべりが楽しくて、名乗り遅れてしまったわ。
ごきげんよう、私はテレサ。
死という救済をあまねくひろめる者――遂行者テレサ＝レジア・ローザリアよ。
私、ローレットのイレギュラーズなんて怖いわ。今にも震えてしまいそう。
お手柔らかにお願いね。

＞美咲
ふうん……。
ごめんなさいね。
綜結教会もレディ・スカーレットも、私のレースの相手なの。
戦力の提供はあちらの機嫌次第よ。
けれど綜結教会はやめておいたほうがいいわ。あなた実験材料にされてしまいそう。
レディもね、眷属にされてしまうわ。

『いやー、言っといてなんスけどまじでハードル高いスね。
……私も予言ができるんスけど、今この場で不意打ちを起こしたらとりあえず真っ先に私が死にまスね。
今からでも天使シリーズとか借りれません？』
（冗談めいた口ぶりをしながらテレサの隣に座る美咲。手に指を載せ、マリエッタの名前を書いてからバツをつける。不意打ちに向かないという意味だろう）

名乗らずは無礼、でしょうか。星穹と申します。あちらはセナ・アリアライト。兄です。
突然お邪魔したのにも関わらず、紅茶もケーキも、有難う御座いますね。
毒などがないのは……信用に足りる関係でないのは、まぁご納得頂けるかと思いますが。
今ここで殺し合う理由もありませんものね。『お茶会』ですもの。

お茶に関しては私が用意させてもらったよ。
ローズティーだ。薔薇は良い。清らかな乙女のようにね。
無論、毒などは警戒しないでくれて構わないとも。

さぁさぁ皆様！お茶会楽しんで行って下さいね！
遂行者デビューした夢見ルル家です！
お茶いれますね！茶葉の事はわかりません！どうなんですかキャロちゃん？

あ、リズちゃんと遮那くんには内緒にして貰えると助かります！

今、そうしてみる？　誰がいい？　なんて。
でもね、私とあなたのよしみよね。そんなことをしなくても、良い子にしていたら、悪いようにはしないわ。

ああ、このお茶？　どうかしら。私ははじめて飲むものよ。

美咲、はじめに言っておくけれど。
いまね、一番あぶないのは、あなたよ。
ごめんなさいね、ただおしゃべりしたかっただけなのだけれど。こんな目にあわせてしまって！
ツロはあなたを信用していない。殺されてしまうかも。
信用を勝ち取るのであればお仲間を殺せといっていたけれど、怖いわね。私、脚が震えてしまいそう。

ベネディクトだ。

では俺は茶の一杯でも貰おうかな。この茶葉はそちらが良く飲む代物なのか？

『どーも、裏切り者でス。
…………錚々たる面子が集まってまスね。毒がなくても胃がやられそうなんスけど』
（自分のカップに紅茶を注ぎ、口をつけ、毒が入っていないことを証明してからリュコスに回す）

くすくす、いらっしゃいな。
温かい紅茶がはいっているわ。肌寒い季節だものね。
大丈夫よ、毒なんて入っていないから。

……（なに話せばいいんだろう！！）

（どうしようまずいまずい気合いれてきちゃったのはいいものの今さら気づくなんてどうかしてるよぼく！！）
（こういう時はじこしょーかい…にしても今さら感あるし…！）

……（ここは、ようすをうかがうべき…）
（これも作戦のうち…！）

…………

…………

えっと……