PandoraPartyProject

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Backdoor(R.O.O Buggy Program)





『Backdoor』

Other R.O.O phantom

電脳廃棄都市ORphan(Other R.O.O phantom)
ORphan、それはROO内に発生した大規模なバグによって生じた存在の集合。
本来破棄されるはずだったデータ領域を自分たちの都市として確保し、表の世界では生きることの難しい者たちが住み着いている。
住民の多くは、ごみばこに入っていたデータがバグによって再構築された者や、ネクストに存在しえない異常空間とその住人や、旅人世界の再現物などで構成されていた。
また、彼らの存在は議論を生む。
時としてネクストを更に歪ませる原因になるとして排除を求める者が現れるだろう。
一方で電脳仮想空間内とはいえ魂をもって生きる彼らと交流し、共存すべきだと主張する者もいるようだが……。
 →設定委託『電脳廃棄都市ORphan』
『Backdoor』
ORphanへの入り口はひっそりと世界のあちこちに隠れている。
長年手つかずだった廃墟や、未探索の海底神殿など、多くの場合気付かれずに存在してた。
傍に落ちている冷蔵庫に、倒れた箪笥、崩れ落ちた瓦礫の隙間……。
だが一部の人間たちはこれに気づき、ネクスト世界の常識から外れた空間や異常な存在に対し怯えや好奇の反応をみせることだろう。
中には秘密のゲートを通じてORphanの住民と仲良くなった者や、偶然みつけたORphanに逃げ込んだままの研究員がいるかもしれない。
パラディーゾ
『天国篇(パラディーゾ)階位』――それは現実の『冠位魔種』に相応するバグエネミー達の私兵。
この電脳世界に神が存在したならば、それらは自身等の力を分け与えた存在だと称することだろう。
世界に取り込まれた者『ログアウト不可能状態』となったイレギュラーズのデータをコピーし『バグエネミー』として力を与えた存在の総称――であったが、ORphanで活動をするパラディーゾ達の大半は『クリスト=Hades-EX』によるアカウントロックにてデータが取得された者達である。
パラディーゾの中でも『バグ』と呼ばれた彼女達は、他のパラディーゾと比べれば、『比較的』長命でシステムの影響を受けにくい状況であった。
彼女達の延命措置はパラディーゾの母『ジェーン・ドゥ』の花により行う事が出来るようだが……

『星巡り』とBackdoor

『境界<ロストシティ>』
ORphanエリアに存在する扉から移動することが出来る特異点。
混沌世界をR.O.Oが取り込んだ際に同時に『解明されていない土地(果ての迷宮)』を取り込んだことによってデータ欠損、不足データが発生し正常な実装が出来ずに廃棄されたもの。
つまり、ライブノベル等の異世界のデータが不安定な状態(エラーコード)で顕現していることとなる。
バグデータでありながら、特異な環境下であったこのデータは『境界』に影響を及ぼす可能性があるようだが……?
境界世界『列星十二宮(サイン・エレメント)』
 境界案内人(ホライゾンシーカー)であるポルックス・ジェミニ&カストル・ジェミニの故郷。
 現実世界ではイレギュラーズが境界世界で活動することで世界に蓄積する境界深度が高まった結果、クレカ(p3n000118)と協力することで『混沌に影響を与える異世界』に干渉することができたR.O.Oはその結果を集積し、ORphanから異世界として渡ることが出来たが……。
 皓い星々が瞬く世界。宇宙空間を思わせます。中央には白いタワーが、そして移動は列車で行われている。
 パラディーゾ『影歩き』が追掛ける『邪神』はこの地に用事があるらしい。

 → 特別クエスト境界深度XXX:星詠人のアーリエス
 → 境界案内人紹介(ライブノベルマニュアル記載)

登場人物

パラディーゾ『クオリア』
R.O.O世界に生み出された天国篇(パラディーゾ)の一人。
特異な状況下で産み出されたためにアバターではなくプレイヤーであるリア・クォーツ(p3p004937)の姿とデータで作成されたバグエネミー。
性格そのものも現実世界のリア・クォーツに類似しておりドライでシニカルを気取るも仲間に対しては愛情が深い。
リアは家族への愛情深く、愛情への依存を感じさせる部位があるがクオリアには『家族』と呼べる存在はないデータであるため共に産み出されたパラディーゾや自信を慕う存在に無償の愛情を向けている。

パラディーゾを屠ったイレギュラーズを警戒し、自身等を裏切ってイレギュラーズの元に着いたハデスのことを毛嫌いしている。
ハデスさえ居なければ生き延びられた同胞が多かったかも知れないと彼に燃やした怨嗟は未だに彼女の内部で燻り続ける。
旋律(クオリア)を駆使しての情報屋紛いの活動をしておりパラディーゾ達の中では説明役になる事が多い。
最も、その役目を引き受けたのは仲間が傷つく可能性を少しでも減らすためだというのが実に彼女らしいのだ。

パラディーゾ『ビブリオフォリア』
R.O.O世界に生み出された天国篇(パラディーゾ)の一人。
ドラマ・ゲツク(p3p000172)のアバターであるドウ(p3x000172)を元にデータが構築されている。
知的探究心を満たすが為にバグ塗れのこの空間で過ごしている。この地に至った理由は単純明快『知らないことが知れそうだから』
それでも、共に過ごしたパラディーゾ達のことを仲間と認識し、彼女達を延命するために『ジェーン・ドゥ』のデータを読み取り作られた境界<ロストシティ>『黄金色の昼下がり』で彼女の花をもらい受けた。
ビブリオフォリアにはその延命効果はなく、データは激しく損傷し、後は消え去るのみの状態ではある。
――だが、ビブリオフォリアは見たかった。
こんなバグ塗れの自分たちでも、何かが成し遂げられる未来を。
パラディーゾ『星巫女』
R.O.O世界に生み出された天国篇(パラディーゾ)の一人。
特異な状況下で産み出されたためにアバターではなくプレイヤーである小金井・正純(p3p008000)の姿とデータで作成されたバグエネミー。
星に対する信仰心がないためか、どこか現実の正純に比べると仄暗い。
他のパラディーゾ達に対して世話を焼いている様子が見られるがそれは何処か依存的ではある。
彼女は境界<ロストシティ>の列星十二宮(サイン・エレメント)で成したいことがあるらしいが……?
パラディーゾ『影歩き』
R.O.O世界に生み出された天国篇(パラディーゾ)の一人。
特異な状況下で産み出されたためにアバターではなくプレイヤーであるヴァイオレット・ホロウウォーカー(p3p007470)の姿とデータで作成されたバグエネミー。
人間と邪神のハーフであったヴァイオレットの人間らしい側面のみをデータが読み取ったため、邪神とは分かたれた存在となっている。
『クリストの思うヴァイオレット』が構築されているのか非常に享楽的で意地悪な蠱惑的な占い師としての側面が強い。
目的は『邪神』を殺す事であると明言していますが……。
バグエネミー『邪神』
パラディーゾ『影歩き』から分かたれた『邪神』。
R.O.Oで構築されたデータであり、本質的にはヴァイオレット・ホロウウォーカー(p3p007470)の『邪神』とは別の存在である。
R.O.O内でそのデータを確認すると非常に強力なエネミーユニットである事が分かる。
だが、彼女は境界<ロストシティ>の列星十二宮(サイン・エレメント)にて『ほしのまもの』と呼ばれた『本来のライブノベルの世界に存在するエネミー』を喰らわねばならないと言うが……?
バグエネミー『ルル・シャドウ』
夢見 ルル家(p3p000016)のデータをR.O.Oが取り込んだ際に『天香・瑠々』と分離して存在した破棄データ。
本来のルル家は半分は勇者ロボの血を継いでいるために邪神として覚醒することはないが『邪神』として作成されたためにデータ構築が歪となり廃棄された。
ある意味0%のIFの姿であり非常に悪辣な存在ではあるが、彼女は『邪神(ヴァイオレット)』を追いかけ回している。
邪神(ヴィオ)を甚く気に入っている影響で『影歩き』を嫌っており、『影歩き』と協力的であるイレギュラーズにも非常に攻撃的な反応を示す。
イレギュラーズとパラディーゾ達を放置して居れば何時か大切な友達を殺されてしまうかもしれないと危惧しており、イレギュラーズ達を見かければ「とりあえず殺害」を決定したらしい。
大切な友達を傷付けることは許さない。対抗するためには手段は選ばない。つまりは殺せばオールオッケー、解決なのです。

越智内・定
越智内 定(p3p009033)の姿をしたNPC。
不要であるとシステムが判断してデータを消去――した筈が、データベースエラーの結果『電脳廃棄都市ORphan』にて当該データは再構築された。

越智内 定は自身が『再構築された』事を知っている。ゲーム内であれど人が死ねば恐ろしく、リスポーンするのを見れば竦み上がる。
現実世界からダイブしてくるPC達と何一つ変わりない感性を所有している。それが、バグだ。本来ならばそんな感情も感性も思考も持ち合わせないはずなのだ。
ORphanの中に存在する『学校』の区分で隠れ、息を潜めて『学生』の真似をしている。
学生をして様々な人々と普通の生活が送れることに感謝しながら、バグで再構築された事を知っている青年は今でも『太陽』を探していた。
……青年が探した太陽の行方は分からぬ儘、ORphanの変化に日々、怯えるばかりである。
タハト・タラト
電脳廃棄都市ORphanに存在するギルド『崩れる蛇頭亭』に所属し、ORphanで活動している『存在し得なかった存在・パラディーゾ』を注視している。
彼女達は皆、ORphanを拠点として別異世界の欠片を得られると言う情報を元に行動しているようである。
タハトは彼女達が求める異世界を『星』と呼び、其れ等を察知しイレギュラーズ達を導くことこそが自身の役目であると認識している。
立場を明確に示すとするならば、彼は友好的な存在と言える。彼は只、見たいだけだ。新たな世界と呼ばれるデータがどのように存在しているのかを。

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