PandoraPartyProject

ギルドスレッド

未来超仰天実験室

four of a kind

●あらすじ
キミ達はそれぞれの理由でローレットを訪れた。
キミ達はそれぞれの事情で時間を持て余している。
キミ達はそれぞれの思惑でもってカード遊びに興じるだろう。

●今回のカードの特徴
それは高価そうに見える。
それは色付き硝子のように薄く透通っているが、裏の模様を見透かせない。
それは『語り手』の敗北を検知すると曇ってしまう。
それは『聞き手』の敗北を検知すると淡く輝く。
それは誰かが勝利すると、全てのカードが勝者の手元で束になる。

●ルールへのリンク
https://rev1.reversion.jp/guild/818/thread/14878

●特別ルール:カード指定
自PCが引くカードを、乱数に頼らずPL自ら指定してよい。
これは各PLごとにゲーム中1回まで使用できる。

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さぁ、どうだろうね。
たっぷり5分考えてくれていいよ。
(砂時計をひっくり返すと、糖蜜酒のお代わりを頼んだ。余裕そうである。)
要するに相手の弱みを揺さぶって敗北させた、という話であるな。
吾としては美少年が怪我をするという情報が既に面白いが。

……そもそも勝った話というのが虚偽の可能性もあるが、あれだけ自信満々に語っておいて実は負けてましたなどとやるのはあるまい。
クッソめんどくさいのは、これが『虚偽』のカードの話であることであるな。
真実であれば、ゲーム中に語ったカードの内容には虚偽が含まれているはずであり、そして、話全体にもどこかしら虚偽があるはずである。

しかし、美少年。貴殿は本当にすらすらと台詞を続けるな。詐欺師の才があるぞ。
そりゃどうも。
人外とか異界とかのやつら相手に命懸けの舌戦を試みた甲斐があったんだろ。
その賜物だよ。
誘った人数の合計だノ、男を釣るための賭けの方法だノ、女の見た目だの名前だノ、そういうみみっちいトコロで虚偽は使わねぇよなァ……。

女が実は茶髪の黒目だろうが金髪碧眼だろうガ、ロザなんとかじゃなくってアメリアだノ、ジェシカだノ、アレキサンドラとかでモ、話の本質は変わらなイ……?

一番虚偽を仕込みやすそうなのはそれこそその『男』を負かした話のあたりだとは思うけど……手紙の話だの……男と女の関係だの……女の齢だの……?

ううーん……んー……?いや……女の人の事に気を取られ過ぎか……?

(先の揚げ足は取らないという約束、そしてまだ時が満ちていないのを良い事に、好き勝手に思考を声に出している)
うわぁ……嘘でもホントでもかなりドン引きなんだけど!
未成年のJK相手に明け透けすぎない!? もーまたリアクション困るやつじゃーん!
ていうかセレマくんろくでもないエピソード多くない? あたしそういうのどうかと思うなぁ!
ていうかそれホントに『いいことしたと思ってる』?
答えによってはあたしの熱血指導を覚悟してもらおう!!
(えっ、そこ聞く?と静止しかけて、止めた。
 実際の動きは視線を朋子にやっただけである。質問権はその人の意によって使用されるべきだ)
『道義に反しちゃいるが、悪いことをしたなんてこれっぽっちも思っちゃいないね。
 これはボク自身の気分にケリをつけるために必要なことだった。
 ……まぁ、だから。そういう意味では「いいこと」ともいえるんじゃないかい?』
さてはセレマくん割とクソ野郎だな!?
会長! ここに風紀を乱してるやつがいまーす!!!
構わんよ。
終わった話だし、冒険者の身の上で「クズ」とか「生き汚い」は誉め言葉だ。
それに『虚偽』を含んだ話を真に受けて吹聴して回るなんて……まさかそんな奴がいるだなんて思ってもいない。

まあ、やられたらやられたで。
ババをつかまされたと思って諦めるけども。
汚いなさすが冒険者きたない。
そんなんじゃろくな大人になれないよ!!!
朋子。
(たしなめるような声音で門下生の名を呼ぶ。
 静謐な瞳が鮮やかなピンク色の髪の少女を捕らえて)

そいつ、73歳だから苛める時はそこを突くと良いぞ。
そうだゾ。『美少年』が台無しだゾ
(何か言ってる)
うるせえよ。
ろくな大人に成り損ねたし、これから一生大人に成るつもりもねーよ。
……セレマ。
今は今として……その時のゲームのルールについてだが。
一つ確認……もとい、質問しておきたい。

『もし語り手が【虚偽】のカードを引いて、話の途中、それも話に『虚偽』を交える前に、聞き手の誰か一人が語り手の話に驚いたなら、勝者は誰になる?』
その場合は……カードの作者にもよるが。
『ボクの使っているカードは少なくとも、心を動かされた時点で勝敗を決定する。
 また当時使っているカードは別のカードだったが、同様に心を動かされた時点で勝敗を決定する。
 そういうものを使っている。』
……えっ? まじ?
うっそだ~~~~~~~~~~~~!!!! 73歳ってあたしのおじーちゃんと大体一緒じゃん!! 全然雰囲気違うじゃん!!
ていうか73歳でこれって偏屈にも程があるよ!? あたしの知ってるじーちゃんたちと全然違う!!!
(思いっきり指差しながらギャーギャー叫ぶ)
(『真実』とは全く関係ないがカードがピカピカ光りそうな勢い)
……そう、か。回答に感謝するヨ
(柔らかい声音が、途中から粘つくような言い方に変じる。
得られた回答が、想定のものか否かはさておいて……)
まあ朋子、落ち着けヨ。
今はガワの『大地』が若いから良いけド、俺だっテ、実際ハ……
(何かを言いかけて)

……『赤羽』、脱線は良くない。マウント取り合戦もカッコ悪いぞ。
(止められた)
ほぉん?
さっきの話は怒るのに、人の年齢を引き合いに出して罵倒はしていいのかよ。
なるほどなぁ。年寄は攻撃していいわけだぁ。
ボク年寄じゃねえけど。美少年だけど。
はーん。へーん。ほーん。
(くっそ大人気ない)
吾は言わぬよ。吾は。
(まくし立てる朋子の様子に、大人げない美少年に僅かに唇の端を持ち上げた)

で、これは質問であるが、ゲームに誘う前に仕込みをしたと言ったな。
では、『仕込みとはなんだったのか』?
教えて頂こうか。
ぐぬぬ……た、たしかに……それはごめん!
でもなんか釈然としね~~~~~~~~~~~~~!!!!!
おう。そこで品の良さと悪さで板挟みになってろ。

で、仕込みの話な。
『口裏を合わせたカードディーラーを用意した。イカサマ師ともいうな。
 適度にゲームを盛り上げつつゲームそのものを管理した。
 得意な話題とそうでない話題を振り分けて勝ち残りを操作した。
 そしてここぞというタイミングで勝てるカードを引いた。
 ………安い取引ではなかったけどな。』
そうだよな、折角男を驚かすネタを用意したって。
そもそも、そういう話題にできなきゃ意味がないわけだから……確実に、その時に、引きたいのを引けるように、仕込みをするよなあ……。
(百合子からの問に対する回答に、なるほどと頷いて)

うーん……わからない。
いや、正直、怪しいなあーって思うとこは、あるんだけど。
言い方に迷ってるというか……どっちかなって迷ってるっていうか……そもそもそれが罠なんじゃないかなーっていうか……。

……二人はどこに引っかかってる?
俺は、さっきからカードの事で考えてるんだけど。
(他の聞き手にも問うてみる)
この話はそれなりに昔の事であろうな。
今の美少年は殴られた程度で怪我などせん。
つまり普通に殴っても殺せた時期なのでは?まぁ、その部分に虚偽がなければだが。

つまり最悪の場合殺されることもあり得る状況を許容した?貴殿が?
吾はここがそもそもおかしいと思っている。
高々憂さ晴らしのために自身が怪我をするのを許容するのは……あまりにも勝ち方が泥臭くはないか?

そもそも仕込みが、ただちょっと気が向いて破滅させてやろうとした人物に対するものとしては、凝り過ぎている。
その男が激昂したということは、虚偽のカードで語った事は隠されていたのだろう。
女との関係を偶然知ったので陥れる事にした、という事にしても良いが……。
しかし、そこまで調べ、手を回すものだろうか。
高々盛り場にいる嫌な奴だろう、そいつは。それを陥れるためにやる事としては……大仰では。
全然わかんない!!!!!!!!!!
で……わからんなりにわかるなりに、見当はつけたかい?
考える時間はまだもう少しあるが、そろそろ方針は固めたほうがいいぜ。
であるよなぁ。バネチ。カードに引っかかったって具体的にどの辺であろ?
その辺聞いときたい感じ!
バネチ言うナ。

……うーん……俺も、上手くまとまってないんだけど……。
百合子の言う通り、セレマが本当は負けてる、っていうことは無いと思うんだ。

俺が疑ってるのは、「セレマは【虚偽】を引いたのは本当。しかし本当に『虚偽』の話をしたのか」
という点。

朋子への返答で、手段はさておき、男を精神的に叩きのめすようなことをしたのは間違いなく。
百合子への回答で、狙ったカードを自分の手番で引けるように、根回ししてた……というのは、とりあえず事実でいいかな、と思ったけど。

俺達の質問……『もし語り手が【虚偽】のカードを引いて、話の途中、それも話に『虚偽』を交える前に、聞き手の誰か一人が語り手の話に驚いたなら、勝者は誰になる?』
セレマの回答は、『ボクの使っているカードは、心を動かされた時点で勝敗を決定する』。
話の内容も、『虚偽』で『嘘』を隠し通して勝利したんじゃなく、相手に指摘させる間もなく驚かせて、勝ちに無理矢理持ち込んだんじゃないか……っていう気がしてさ。

あア、あともう一個、俺が疑ってるのハ。
「セレマは【虚偽】でなク、普通のカードを引いて勝利しタ」……つまリ、やつの精神をぶちのめすためニ、嘘は別につかなかっタ、てとこかナ。

その場合ハ、何を引いてたのかまでは知らんヨ。
たダ、この話にこじつけやすそうなカード。

……良いことをしタ、って意味で『善性』。
臨時収入を得タ、という意味なら『財産』。
ある意味、女を売ったって意味で『犠牲』、とカ。

この辺を適当に残してたんじゃねぇノ?知らんけド。
たった一枚の【虚偽】を残すよリ、複数を残した方が確実だろウ。

……それ以外はわからン。
百合子の指摘してる内容も確かにナ、とは思うガ。
マ、幸い俺達ハ、その『男』とやらと違っテ、負けて失うモンはねぇシ、良いんだけどヨ。
要するに、「セレマが【虚偽】を引いたのが嘘」
「セレマが【虚偽】を言わなかった」……の、二択で悩んでたってとこかな。
なるほど。よく考えておられる。
吾は「そもそも美少年が成し遂げた真実ではないのでは」。
もしくは「怪我したというのが嘘では」という考えであるなぁ。

ふーん、まぁよいわ。回答は一人一回よな。
どっちが先に行く?
うーん……そうだよな……そっちの筋もあるよな……。
(ここまで喋っておいて、決め打ちできていないらしい)

順番は誰からでもいいよ。
(パンパンッ)朋子!朋子よ!あのクソ底意地の悪い美少年に叩きつけたい真実はあるか!?
あれ? あたしもう質問権つかわなかったっけ?
回答権、というか虚偽の指摘は行って居らぬぞ!あるならばゆけ!朋子!
要は嘘だって部分を指摘すればいいんだよね?
つっても深く考えたところでわかんないから、直感でいくよ!!
ズバリ『男が主席争いをしているというのは嘘』だった!!
ていうかそんくらい優秀で、曲がりなりにもその女性が稼いでたんなら、その盛り場でセレマくんとこのゲームするなんておかしくない?
案外遊ぶために浪費して親に仕送りを無心してたとかありがちだと思うなー。
はい。(『虚偽』のカードが輝いて聞き手の敗北を示唆以下略)
うん。そうだね。
キミにはちょっと難しすぎたね。
ごめんね。美少年大人気なかったね。
ちげえんだよ……それは確かにアイツのついた嘘だったかもしれねえけどさ。
それは今回のボクがついた嘘じゃねえじゃん……。

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