PandoraPartyProject

ギルドスレッド

unknown

博物館の恐怖

テネブラエ
アナタは戸口を開けた。
其処に羅列するのは『像』で在った。
病的な雰囲気に塗れた『像』には。

動くような気配。

我が作業場は客だけを歓迎する。

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(連なりは海賊と人魚の物語。宝の奪い合い。
 無邪気な子供の頃は単純な綱引きの歌だと思っていたけれど)

欠ける水月、明ける星
跳ねる魚の歌を聴け。
惹かれ、引かれる、船綱を。

錨を落とせ、水底に。
宝を落とせ、水底に。

富は母なる海が守るのだ。
 浮かぶ景色は幻想と現実を混ぜ込んた、信仰と美貌の物語。数多の人間を魅了する伝説が、芸術家の脳髄で発生する。されど常の如く。御都合主義的に。混合物的に。病的かつ冒涜的に――最悪たる娯楽的に――染まり始める。無謀と夢に満ち溢れた賊どもが、鱗と皮に乱れた『混血』へと誘われ、海の底へと己『宝物』を投下した。綱を引くのは何物だ。綱で惹くのは何物だ。館にて死せる旧支配者、夢を視る――黙れ。貴様の輪郭など不要だ。

   母なる海は宝を守る。
   宝は何を示す言葉『うた』か。
   魅かれ、光れる、魂よ。

   死を堕とせ、深淵に。
   骸を堕とせ、深淵に。

   永劫こそが死の運命『死』

 またか。酔いそうだ。船の上に在るようで。
――(歌は続く。海賊が手持ちの宝を渡す代わりに、
   良き潮を船に運び、新たなる宝が現れるように海賊は願う。
   人魚はそれを聞き入れたある日、嵐を告げた。)

渦を巻く、渦が沸く。
宝は代わり、永劫に、母の胎内に、落ちてゆく。
船綱を引け、歌を聞け、嵐が来るぞ、気を付けなさい。
 変質は訪れた。先程『造られた』愚痴曖昧『夢』が数秒で消滅する。恐怖よりも娯楽性を掲げた贈物の『換』えは芸術家を困惑させる。渦巻く水底に沈むようで――気分が好い。詩に応えるのも。返すのも。止めだ。我等『物語』は忠実に冗長を辿ろう――さあ。酔いに身を任せ。
満たされる前に、致される前に。
船は逃げ、常が来て、綱は切れ。
嵐が去るぞ、舵を取れ。

(人魚未満、人間未満の中途半端な存在が歌う。
 そしてそれらを終えると、満足したように静寂が訪れる。
 ふうと息を吐き、ぽそりと締める)

――かくして、『物語』は綴られる♫
「綴られたものは終を得た。羨ましいな……もう。過ぎた話だ。長引いた話だ。誰も我等『物語』を純粋な怪奇だと解かぬ。説かぬ。一部の人間が愛を注いでも、世界とは無慈悲に名『税』を搾る。ああ。疲れた。我等『物語』は眠りに堕ちる。子守唄は不要だ。要るのは貴様への悦び……また。泡を吹きそうだ。街角でも恥辱を晒して終った……綴られる。綴られた。我等『物語』は人間の奴隷。登場人物が人間を越える思考を有し、強烈な幕閉じへと導き……不可能だ。我等『物語』『神話』に人間の価値が見出せぬ」
……おやすみなさい、ラーン=テゴス。
恥辱、というのは、シグは見てないからわからないけれど……
……そうだね。シグは先の物語を――娯楽として歌っている。
だから、そう思うのは、仕方ないのかもしれない。世界が違う。
物理的にも、実際、そうだから。知りはしても、理解はできないかもしれない。

――でも、少なくとも、シグは君のことを奴隷だなんて思ってないよ。
それじゃあ、(眠るなら、とドアノブに手をかけて)
シグはお邪魔になるかな。失礼するよ。
……またね。
 薔薇は美しい。されど棘が鬱陶しい。
 ならば棘を排除すべく、種と種の混濁が望ましい。
 残酷な話だ。己を守る為の鎧が一方的に剥がされた。
 錯乱する茨どもが死の抱擁を受け、最悪と恍惚の狭間を漂う。
 素晴らしき世界だ。種と種は化け物を孕み、数多の同種を貪り尽くす。
 赤色の棘だ。赤色の花だ。燃える『ような』赤色だ。
 三日月よりも紅く。我等『物語』は嘲笑い!

 筆を置く。書物を閉ざす。

https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/199
「我等『物語』を創始した存在よ。宇宙的恐怖よ。クトゥルー神話よ。死を越えた先に永く、娯楽に堕ちた有象無象よ。冗長な世界を維持するが好い。確かに我個人では憤慨を抱擁するのだが、我等『物語』の場合は別で在る。此処は最大なる垂れ頭を! 主よ。創造主よ! 脳味噌は何処だ! ユッグゴトフか。カダスか。我等『故郷』の懐かしき風!」
(珍しく死ねない自殺志願者がドアノブに手を掛けて扉を開ける)

………お邪、魔…しま、す…
(足を踏み入れる前にそう言ってから部屋に入る)
 空間の真中。沸騰するのは如何なる輪郭だ。人間の貌を成した肉の塊が、己の足を貪り始める。緩やかに。撫でるように。愛でるように。自身の血肉を啜り尽くす。病的な宴は葡萄酒と麺麭を忘れ、悪魔の如く魔笛を鳴らす。数秒で肉は肉を臓腑に入れ――数秒で貌を嘔吐する。反芻だ。死を反芻しよう。されど芸術は『CP』秒で消え去り。
ん………消え、た………
(『芸術』が消えたのを見るとポツリと呟き、彼女は少し残念そうにした。『それ』もまた自分を殺してくれない存在なのだと…思ったのだろう)
「我等『物語』の娯楽的な恐怖は如何だ。貴様の望む結果は為せず、されど興味は擽った。残酷な色彩だ。何よりも生命を欲した色彩は生命の輪郭を忘れたのだ。兎角。久方振り……違うな。此処で遭遇するのは初めてか。歓迎するぞ。珈琲でも紅茶でも毒薬でも好きに選択するが好い。冗談だ」
……そう…此処、は…自分…初、めて…来た……
冗、談…でも……毒、薬…は…自、殺……だか、ら…意味、ない………
(毒薬だと分かって飲むのは自殺行為と見なされるらしく飲んでも意味は無いと残念そうに呟き)

……………………。
(一歩後ろ下がってから無言でジッとオラボナを見る。黒い。しかし口元は赤い。街角で会うが近くで見たことがなかったが故に少し興味があるらしく、改めて見ると大きい人?と思いながら見上げる。約300cmと130cmの身長差はあまりにも大きい初めて見るその姿、少しだけ、ほんの少しだけ彼女は興味が湧いたようにも見えなくもない)
「自殺など無意味だ。己の物語を己で終得るのは心地好いが、酷い酒酔いに似た遊戯よ。兎角。残念な貌を晒すな、悲しげな美の輪郭……何だ。我等『物語』の背丈が珍妙なのか。旅人ならば大小極端も当たり前。ああ。三日月で眩むなよ。暈を悦と視做すのは親愛なる友だけで充分よ」
無、意味…?……でも…“神様”…は…死ん、で…くれ、ない…と…赦、して…くれ、ない…から……………
それ、でも……君、みた…いな…大、きい…人、は…見た、事…なか、った…から……珍…しい、とは…思、う…………
(見上げるのをやめて、周りを見渡し)
「神が死を救済だと説いたのか。阿呆な神が在るものだ。神は己も死に至る『生命体』『物語』だと理解不可能な存在だったのだ。勿論、我等『物語』も死に含まれる。娯楽化は延命治療だな。何。痩身巨躯よりも黒と赤が珍しいのか。違うな。貴様の世界『物語』では在り難いと……貴様ならば遊具『ジャンル』も楽しめる筈だ。遊園地への招待券は如何。拒否権は皆無。渡すものは渡さねば」
……お、父…さん、と…お、母…さん…が……“神様”…に…自分、が…死ん、で…いて…ほし、い…って…そう…願、って…た、から……“神様”…なら…死ん、だら…今、まで…の、こと…赦、して…くれ、る…って…
そう…自分、の…世界(とこ)、は…君…みた、いな…人…いな、か…った…から……
遊、園…地…?
(遊園地と聞いて?を浮かべ)
「神とは人間の脳髄に生じた、複数の娯楽に過ぎぬ。貴様の父母は娯楽に縋り果てた結果、己の仔を捧げたのだ。赦す。赦されぬ。其処を決断するのは貴様『物語』の結末次第……我等『物語』の輪郭は如何でも良い。好いのは疑問を抱いた貴様の表情。遊園地だ。死の微温湯に浸った、貴様の思考を撹拌すべき。絶叫するとは想い難いが、愉快に溺れる筈よ。夢の世界は素晴らしい。如何なる否定も消失する。如何なる価値も渦に融ける」
自分…次、第…って、こと……?
遊、園…地……絶、叫…?……夢、の…世、界…?
「総ては人間。頭蓋の中に浮かぶ肉の設定次第だ。上位存在の筆に従い、勝手な動きを魅せるのだ。其処には人間一個体の夢が在り、我等『物語』の現実に到る。長いぞ。永いべきだ。貴様の如き物語『少女』には偉大なる終幕を――終幕が必ず死を描くなど誰が決めた。幸福も真実も立派な最終頁で在る。冗長に語る輩は別だが、貴様の貌は善く思う。好いと想うのだ。遊園地! 遊具『ジャンル』を選択するが好い。貴様には『その』権利が在るのだ。渦に乗って廻る器。悪夢を駆ける九頭竜『クトゥルー』の上。堂々目眩る鳥『シャンタク』の啼く声。娯楽的恐怖に相応しい楽園だ。科学的な部分も多量だが【夢】で在れ!」
 首を傾げる対象に肉を寄せる――実際には屈んだ程度。背丈の差は問わず――くるくると貌を廻る『三日月』が言葉を垂れ流す。総てを覆い尽くすような芸術家の哄笑。楽しく。悦ばしく。踊り狂う為――無い舌を晒すべく。
「好いな。貴様も好い。実に遊具『ジャンル』を視るに相応しい」
君、は…自分、に…生き、ろと…言う、の…?
そし、て…遊、園…地、で…楽、しめ………そう、いう…こと…?
夢、で…在れ…?
(その様子に目を丸くして)
「怠惰に死を望むならば恐怖と好奇に溢れた生を掴むのだ。神など唾棄して己を抱き締めるが好い。混沌『物語』ならば貴様を受け入れる貌も在る筈よ。正しく世界『物語』が貴様の遊園地『執筆者』で成り、遊具『ジャンル』を齎す道化師だと思考すべき。在れ! 夢で在れ。現で歓べ。ドウセ。貴様の物語も誰かに終焉されるのだ。簡単に説く。我等『物語』は気紛れな気狂い詐欺師。鬼面像。故に仔を誘うのも得意なのだ」
 三日月が渦巻きに変化する。呑み込む為に近寄って――勿論、本当に嚥下するなど不可能。芸術家のギフト『娯楽的恐怖』だ――夜が誕生する。されど闇黒は殺された。眼下に溢れる光輝の蠢き。数多の人間が放出する歓喜の絶叫。楽しそうな遊園地『雰囲気』だ。眩暈と愉快の宴が此処に広がり――数秒で消える。貴女は何処に在るのだろうか。
………………不思、議……でも…自分、は…遠、く…から…見る、のが…いい……
(寂しそうにそして悲しそうに…「自分は賑やかなところに入るべきではない。傍観者のままでいい。」と言わんばかりに小さな声でポツリポツリと呟き)
「成程。重傷だな! 理解した。貴様は諦観を望むのか。貴様の心『袋綴じ』は本当に悲哀を甘美だと嘔吐するのか。在り得ない。有り得ない。貴様の表情が束縛を晒して在るのだ。此処は意地でも我等『物語』の性質を喜んで……厭ならば我等『物語』が奈落の底へ招待しよう。恐怖を最も好んだ、千なる一を魅せてやろう。愉悦の為に貴様の仮面も剥がして嘲笑うべき。ああ! 神は貴様に殺戮される。確定事項だ。神『我等』に誓って哄笑しよう。不思議『ウィアード』は不要だな。要るのは遊戯だ。お遊戯だ。さあ。さあ。お嬢さん。手の鳴る方へ。目隠しも必要だな! 失礼。既に死に盲目だったか! Nyahahahahahahahahahahaha!!!」
笑、い…方…知ら、ない………何、が…なん、だか………君、は……自分、を…どう、した…いの…?
(笑ってほしいのだろうか?と解釈はした。彼女自身、感情を知らない。分からない。自分をどうしたいのか何をしようとしているのか。彼女には分からなかった)
「貌の肉が硬いのか。感情的に薄いのか。我等『物語』の想像では前者で在る。貴様の瞳も充分に綺麗だと自覚せよ。貴様の精神も充分に魅力的だと理解せよ。死を美に繋げる云々も数多に視たが、貴様に死は勿体ない。貴様の遊具『ジャンル』は喜劇だ。滑稽だ。我等『物語』存在に近寄るが好い。偽りの笑顔でも好いのだ。偽りの喜びでも好いのだ。貴様に貌を造る勇気在れ。幽鬼の如き我等『物語』が吐く言葉とは想い難いが……兎角。貴様は普通の真似事を成せ。真似事は羨を芽生えさせ、真実へと塗り潰される。指で無理に嗤い飛ばせ!」
自分、の…こと、は…嫌、い…………普、通…の…真似、事……でき、たら…自分、は…こう、な…って、ない……もっ、と…違、う…はず…自分、は…普、通…じゃ、ない…から……
(小さく俯き「綺麗、魅力的」という単語には否定したそうにし)
「随分と否定的な人間だ。ならば思考方法に変化を与えねば。好いか。貴様は充分に醜悪を演じた。貴様は充分に盲目を演じた。貴様は充分に死を渇望『演』した。故に次の段階『階段』を上るべきだ。誰との対話。何との競争。貴様の望んだ『+』に傾倒するが最善よ――折角だ。貴様に言葉を垂れ流す理由を吐こう。趣味だ。我等『物語』の嗜好だ。数多の人類に闇が如く囁き語り、幸福or恐怖へと導くお遊戯だ。さあ。伸るか反るか」
 三日月が暗色に融ける。虚空『貌』が貴女の顔を吸い込むべく。
趣、味……遊、戯…それ、は…君、に…とっ、ては…楽、しい…こと、って…こと…?
(少し驚いたような表情をするが数秒経つとすぐに無表情になり)
「愉快だ。己に降り注ぐ修羅の雨も甘味だ。貴様も趣味を深く掘るが好い。皆無ならば探すべきだ。死の云々を冒涜可能な愉悦を発見するべきだ。黄の印を見つけたか。黄の印を見つけたか。黄の印を見つけたか――気が触れるほどに眩しい、遊戯を見つけたか」
愉、悦……趣、味……なん、だろ……わか、ん…ない……
(困ったような顔をして)
「留まるな。停止は人間を腐敗させる。困惑するならば動け。廻れ。自分に嘘を吐け」
嘘、は…嫌、い………………歌……
(「嘘は嫌い」はっきりとそういった後、小さな声でポツリと)
「嘘が嫌いだと。貴様自身が己に嘘を吐かないのか。本当に死を望んで在るのか――何。歌だと。確かに歌だと耳朶を擽った。詩ならば度々垂れ流すのだが、歌は作り難いな。歌唱よりも演奏や舞踏が得意で在る。貴様の声に繰られても好い」
嘘、は…嫌、い………もう…嘘、を…聞く、のも…言う、のも…好き、じゃ…ない……
歌…歌、うの…は…嫌、じゃ…ない、から…きっ、と…好き、なん…だと…思、う……自分、でも…よく、わか…ら、ない…けど……嫌、じゃ…ない、のは…確、か……
「歌が好きならば其方側に傾倒するが好い。我等『物語』も応援するぞ。伝授するのは不気味だが、厭だと吐く場合は違う存在に頼むが良い。フルート。太鼓。他諸々……ああ。声だけを扱う時は慎重に。莫迦に視える可能性も在るのだ。されど貴様は莫迦な程度で愛らしい。褒め言葉だぞ。貴様の如き純粋は希少。まあ。親愛なる友も含まれるが!」
…歌…あま、り……うま、く…ない………
(歌唱スキル取得済みではあるが自信がないらしい)
「悲し気な貌は似合わない。練習すべきだ。我等『物語』は貴様の【将来】に期待する」
耳、障…り、って…言わ、れて…た……
ここ、に……来て、から……褒め、られ…たり…心、配…して、くれ、たり…した、けど……慣れ、ない…
練、習……して、も……あま、り……人、に…聞か、れ…たく、ない…から……
自分、の…将、来…に…期、待…され、ても……困、る……
「皮肉を吐いたのだが理解し難いか。貴様に将来が在ったのか。ならば神も驚愕する筈よ。奴が吐いた死は意味を失った。我等『物語』が期待するのは執着心。貴様は何れ生に縋り、死を恐怖する『物語』で在る事に『違和』を忘れる。好いぞ。実に悦ばしい。困るで済むとは!」
君、の…言、葉…少、し…難、しい…かも……………いつ、か…死ぬ、のは…わか、ってる…けれ、ど…その…いつ、か…を…早、め…たい、だけ………
将、来…も…未、来…も…いら、ない…………………
お、父…さん、と…お、母…さん、に…愛、され…たか、った…好か、れ…たか、った…だけ……
(最後の1番最後の一言だけは小さい声でボソッと呟いた。悲しそうに寂しそうにそして本当に望むものはこの世にはないと言いたそうに、死んだようなハイライトのない瞳は更に暗くなる)
「残念ながら此処に在る時点で貴様に『将来』『未来』は視得るものだ。確定事項だ。運命だ。諦めて違う道を探すべきだ。我等『物語』は其処に神を齎そう。愛される。愛されたい。貴様も結局は悲しみに騙された、哀れな仔兎なのだ。さあ。さあ。絶望を呑み込め。消化せよ。吐くまで酔うのも解答だ。酒が不可能な年齢ならば遊具に縛られるが好い。貴様には新たなる遊具『ジャンル』が相応。回転する馬どもが尻尾を垂らし、可愛い人類を誘った」
将、来…見え、て…しま、う…のも…未、来…ある、のも…残、念……運、命…なら…仕、方…ない、のも…わか、ってる……それ、でも……自分、は…死に、たい……
自分、が…死ね、ない…から……捨て、られ…た…落と、され…た…気、色…悪、い…から…って………
酒、飲め…る、けど…そこ、まで…飲め、ない……ジャ、ンル…?
(「新たなる遊具『ジャンル』」と聞くと小首を傾げ)
「既に成年だったのか。少女だと誤認した我等『物語』を赦し給え。何。破棄された人間『形』だと。成程。成程……廃材でも利用価値は存在するのだ。貴様には存在するだけで悦を齎す価値が在る。遊具! 遊具『ジャンル』とは比喩だ。貴様を乗せる感情は如何に。ああ。幻想的な光輝に溺れるが好い。手っ取り早く戯れるには強制が一番だ」

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