ギルドスレッド
unknown
赦、すも…なに、も…自分、は…小、さい…から…子、供…と、よく…間違、わ…れる、のは…慣れ、てる………
自分、に…価値…ある、の…?
戯、れる…?…強、制…?
自分、に…価値…ある、の…?
戯、れる…?…強、制…?
「強制だ。己の価値も理解不可能な阿呆に誘導は要らぬ。貴様を遊園地に拉致監禁すると決めた。勿論、貴様は読者だ。読者は何時でも書物を閉ざせる。飽きたならば帰還するのも好い。我等『物語』の鎖は柔らかな枷だが、貴様を束縛するには十分! 充分な悦を!」
「丸い目玉を回して魅せよう。我等『物語』には無い部品だ。弄ぶには愛らしいものを選ぶべき。何。愛の妖精だと。何の話だ……話が逸れたな。妙に頭が痛む。取り敢えず。拉致監禁の続きだ。貴様を我等『物語』の夢に招待すべき。場所を変えるのだ。個々に戯れる空間を造らねば。創らねば。返答は如何に!」
………………別、に…構、わ…ない……君、が…それ、で…満、足…する、なら……
(愛の妖精という単語を聞くと無表情に戻りつつも、興味があるのか返事はOKである。)
(愛の妖精という単語を聞くと無表情に戻りつつも、興味があるのか返事はOKである。)
此処に夢が発生する。芸術家が肉を蠢かせ、刹那の如く遊具が出現した。貴女の眼前で輪郭を得た物体は不可思議で在る。誰にでも判る形状だが、巨大化された『もの』は知り難い。旅人ならば理解容易な可能性も有るのだが――兎角。器だ。中身は座席と円状の何か。崩れないバベルを扱って『ティーカップ』と名付けよう。扉が開かれる。
「鏡の世界よりも不可思議な国がお似合いだ。さあ。君『主人公』の席だ。廻すのも廻さないのも登場人物次第。ああ。既に貴様は物語の奴隷。逃れる事は不可能で」
芸術家は手の伸ばす。御姫様を誑かすように。
「鏡の世界よりも不可思議な国がお似合いだ。さあ。君『主人公』の席だ。廻すのも廻さないのも登場人物次第。ああ。既に貴様は物語の奴隷。逃れる事は不可能で」
芸術家は手の伸ばす。御姫様を誑かすように。
…………
(伸ばされた手に少し驚きつつ、伸ばされた手に向かって彼女も手を伸ばし、自分の中で何か変わればと…思いながら)
(伸ばされた手に少し驚きつつ、伸ばされた手に向かって彼女も手を伸ばし、自分の中で何か変わればと…思いながら)
開かれた遊具の座席へ誘導。己は外で待機しよう。
「後は貴様次第だ。遊具『ジャンル』は決まった。筆は掴んだな?」
「後は貴様次第だ。遊具『ジャンル』は決まった。筆は掴んだな?」
「筆だ。ああ。其処の円状と説くべきだったな。速度諸々貴様の嗜好次第だ。好きに戯れるが好い。起動する――皆様! 此処に在るのは最愛なるもの。君に必要なのは衝動さ! ああ。死者。最愛なる死者に眩まないよう注意して――ええい。黙れ。我等『物語』の奥底で囁くな。兎角。物語『序章』が始まる。さあ。筆『円』を廻せ」
芸術家の肉が音を――Jiririririririririri――鳴らす。動き回る数秒前。
芸術家の肉が音を――Jiririririririririri――鳴らす。動き回る数秒前。
ゆるり。
ゆぅるり。
器が廻り始めた。
芸術家は言葉を呑み込み、貴女の筆『円状』を眺めるのみ。
ゆるり。
ゆぅるり。
さあ。如何するのか。
ゆぅるり。
器が廻り始めた。
芸術家は言葉を呑み込み、貴女の筆『円状』を眺めるのみ。
ゆるり。
ゆぅるり。
さあ。如何するのか。
……まわ、った……
(器が廻る。彼女はキョトンと目を丸くするまさか器が回るとは思わなかったらしい)
(器が廻る。彼女はキョトンと目を丸くするまさか器が回るとは思わなかったらしい)
「矢張りか。混沌『世界』には娯楽が足りぬ。娯楽を唾棄する己が吐く言葉とは思い難いが、此処では別だと呑み込むべきか。其処で。円状を弄って戯れるが好い。ああ。何が起きるのかは秘密だぞ。愉快ならば続けるべきだ。厭ならば留めるべきだ。君『主人公』よ――饒舌を殺すべきだった。我等『物語』は傍観に戻る」
回、すと…回、る…止め、ると…止、まる……不思、議……
(ゆっくり回してたまにピタッと回すのをやめたりして物珍しそうにしている。まるで小さい子供が初めて回るティーカップに乗ったかのように。しかし、それでも彼女は無表情の瞳は暗いままだ。)
(ゆっくり回してたまにピタッと回すのをやめたりして物珍しそうにしている。まるで小さい子供が初めて回るティーカップに乗ったかのように。しかし、それでも彼女は無表情の瞳は暗いままだ。)
「年齢的には成だが、外見思考は愛でられる類よ。されど表情が酷いな。されど酷いとは罵倒に在らず、貴様の個性だと思考すべき。さあ。さあ。影を吹き飛ばす速度でも為そうか。否か!」
…ん………君…楽、し…そう、ね…
(未だに回したり回すのをやめたりを繰り返していて、ちらっとオラボナを見ては視線を戻し、また回したり回すのをやめたりの繰り返しをしつつ呟く。その声は少し嬉しそうに聞こえるだろう。表情にも瞳にも感情は出さない彼女。されど、声には感情が出ている様子で)
(未だに回したり回すのをやめたりを繰り返していて、ちらっとオラボナを見ては視線を戻し、また回したり回すのをやめたりの繰り返しをしつつ呟く。その声は少し嬉しそうに聞こえるだろう。表情にも瞳にも感情は出さない彼女。されど、声には感情が出ている様子で)
「愉快だ。人間とは愉快な支配者だ。己を弱者だと信じて疑わず、されど支配者の指揮を成す。素晴らしい! ファビュラス! 人間とは本当に色々な表情を魅せる。我等『物語』では到底不可能な芸当よ。死に際でも遊戯場でも他諸々でも人間は感情を孕むのだ。人間は思考を垂れ流すのだ。ああ! 人類よ。我等『物語』を支配した輪郭よ。如何か。道化『物語』を冒涜し給え。其処には不愉快も悦楽も含まれ――失礼。熱が這入った。続け給え」
くるりくるりと動く器。繰られた芸術家『物語』は言葉を連ねる。
「続け給え。貴様も良き物語だろう」
くるりくるりと動く器。繰られた芸術家『物語』は言葉を連ねる。
「続け給え。貴様も良き物語だろう」
………………ん……続、けて…る……ただ…君、の…話、は…難、しい…けど、君…の、話…聞く…の、好き…かも………
(ゆっくりと回す。ゆっくりと回しながら彼女はオラボナが言葉を発するのを聞いている。独特な言葉、理解するのには少し時間はかかるが楽しそうな口調を聞いて彼女は微かにほんの微かに口元が笑った気がした)
(ゆっくりと回す。ゆっくりと回しながら彼女はオラボナが言葉を発するのを聞いている。独特な言葉、理解するのには少し時間はかかるが楽しそうな口調を聞いて彼女は微かにほんの微かに口元が笑った気がした)
「好いぞ。実に良い傾向だ。貴様『読者』が「好き」と緩む事こそが物語の至福。娯楽化に陥った我等『恐怖』に相応しい幸だ。脳味噌を回転させる貴様『人間』に感謝を! 現は円状『器』を回転させる程度だがな。其処が良いのだ。酔っ払いのように聞き流すのも有り――少し悲しいがな! 物足りないな。動きを速めようか。我等『脚本家』には調整する役割も在る。さて。楽器でも奏でようか。不気味よりも楽々が相応」
己の肚を抉るように楽器――奇怪な形状。鳴るのか否かも判らない――をぬぷりと取り出す。無名の狂騒が始まった。勇壮とも静寂とも無縁な『もの』が始まった。緩やかな遊具『器』は不規則に――派手に踊ろうか。狂ってはしゃごうか。
己の肚を抉るように楽器――奇怪な形状。鳴るのか否かも判らない――をぬぷりと取り出す。無名の狂騒が始まった。勇壮とも静寂とも無縁な『もの』が始まった。緩やかな遊具『器』は不規則に――派手に踊ろうか。狂ってはしゃごうか。
幸………自分、は…人、間………言、葉…理、解…しよ、うと…は…して、る…………
(自分には『無縁』だと感じている『幸』という言葉。ゆっくりと回しながら聞き流すつもりはないらしく、興味ありげにその様子を見ていて)
(自分には『無縁』だと感じている『幸』という言葉。ゆっくりと回しながら聞き流すつもりはないらしく、興味ありげにその様子を見ていて)
「幸とは人類に創られた天使だ。絶望とは人類に創られた悪魔だ。恐怖とは人類に創られた神だ。我等『物語』は脆弱なる神『恐怖』だった。されど神は娯楽に堕ち、人類の支配する楽園『物語』と成った。さあさ。さあさ。さあさあさあ。言葉を咀嚼する良い仔には飴玉をあげよう。言葉を呑み込む悪い仔には花束をあげよう。言葉を拒絶する糞餓鬼には終幕をあげよう。君『主人公』は何かな? 良い仔。悪い仔。糞の仔。Nyahahahahahahahahahahaha――道化師『脚本家』は仔『登場人物』を放置した。蠢き囁き立ち尽くせ」
詩に乗せて楽器を繰り、偶像『アイドル』は嗤う。
詩に乗せて楽器を繰り、偶像『アイドル』は嗤う。
恐、怖…は…“神様”…?
君、は…元…“神様”…?
……………不思、議……
(小首を傾げつつ、詩と楽器が鳴らす音を聞き。嗤うその姿を見ていて呟き)
君、は…元…“神様”…?
……………不思、議……
(小首を傾げつつ、詩と楽器が鳴らす音を聞き。嗤うその姿を見ていて呟き)
「正解だ。人類の造った神だった。贋物の支配者だった。旧支配者だった。外宇宙の生命体で在った。超科学の使者で在った。発狂した人間で在った。殺し尽くす人間で在った――宇宙的恐怖は人類に想像され、人類に蛇足されたのだ。ああ。此度は我等『物語』よりも君『主人公』に視点を合わせねば。筆『円状』が退屈で死んでしまう」
…そう…………歌…歌、う…?
(“神様”…元“神様”…小さく呟く。彼女は少し期待(?)を持ったのかもしれない。その心理は不明だ。そして、何か思い付いたらしく疑問を投げかけた)
(“神様”…元“神様”…小さく呟く。彼女は少し期待(?)を持ったのかもしれない。その心理は不明だ。そして、何か思い付いたらしく疑問を投げかけた)
「歌だと。何が望ましい。我等『物語』に綴られたのは人間椅子――ああ。君『主人公』が気紛れに歌うならば別だ。遊具を停止させて舞台に上がるべき。もしも。厭ならば廻り続けるが好い。ドウセ世界は廻り続けるのだ。人類が歯車でも良い」
自分、が…歌、って…いい、なら…歌、う………でも…目、立つ…のは…苦、手……口、ずさ…む…くら、い…しか…でき、ない……誰、かに…聞か、れる…のも…苦、手…だけ、ど…“神様”…なら…平、気……
(ゆっくりと回しつつ、彼女が言う“神様”…相手が元“神様”だと言うのなら聴いてもらうのも良いと思ったのだろう。無表情のハイライトがない死んだ瞳でオラボナの様子を見る。)
(ゆっくりと回しつつ、彼女が言う“神様”…相手が元“神様”だと言うのなら聴いてもらうのも良いと思ったのだろう。無表情のハイライトがない死んだ瞳でオラボナの様子を見る。)
芸術家は闇黒と成り、君『主人公』の為に場を造る。
数秒の間だが、此処には君『歌い手』だけが在る。
器が君『姫』を踊らせる為、ひとりでに廻り始め。
数秒の間だが、此処には君『歌い手』だけが在る。
器が君『姫』を踊らせる為、ひとりでに廻り始め。
♪~……
(彼女は楽しそうに歌う。しかし、歌うのは『単純明快なBad End』の歌だ。やはり瞳はハイライトがなく死んだ瞳は変わらない)
(彼女は楽しそうに歌う。しかし、歌うのは『単純明快なBad End』の歌だ。やはり瞳はハイライトがなく死んだ瞳は変わらない)
己の贈物『娯楽的恐怖』に【ステージ技術】を重ね、周囲の闇黒に歌を響かせる。傾聴する人間も侮蔑する人間も無く、君『主人公』を抱擁する神『無』だけで――途切れるまで。絶えるまで。
闇黒が器と渦を描きながら融けて往く。
君『主人公』が終えた時、其処には芸術家が佇んで在り。
「お嬢さん。夢から覚める時間だ。酔いはそのままで」
君『主人公』が終えた時、其処には芸術家が佇んで在り。
「お嬢さん。夢から覚める時間だ。酔いはそのままで」
「さて。時間を貪り過ぎたな。芸術活動に戻らねば。ああ。足元には注意すべき。遊具『ジャンル』は時に眩暈を誘発させる。貴様の物語に未来在れ」
対象『主人公』に背を向け、岩に金槌を揮い始める。
――とん。がぁん。きぃいぃん。
対象『主人公』に背を向け、岩に金槌を揮い始める。
――とん。がぁん。きぃいぃん。
時、間…は…過ぎ、るの…早、い……………………………あり、がと………楽、し…か、った……
(立ち去ろうと扉のドアノブに手をかけるが、不意に振り向き、その瞬間にフードは取れて彼女は悲しそうにそして口元は笑っていてそう言った。まるで「未来が在ればいいな」と言わんばかりに)
(立ち去ろうと扉のドアノブに手をかけるが、不意に振り向き、その瞬間にフードは取れて彼女は悲しそうにそして口元は笑っていてそう言った。まるで「未来が在ればいいな」と言わんばかりに)
「素晴らしい。実に良質『仮面』が増加するな。貴様等は分裂するほど道化なのか。兎角。新たなる客に感謝と遊戯を。如何なる物語が始まるのか、至極に楽しみだな!」
……なんとも!なんとも!!この私!ネーアさんは!貴方みたいな面白そーうな!物語に反応しないわけがないのです…!
……えぇ!えぇ!実に楽しみ!実に!愉快!!この素敵な出会いに感謝を!!
……ところで、お食事的なの出ませんか?
……えぇ!えぇ!実に楽しみ!実に!愉快!!この素敵な出会いに感謝を!!
……ところで、お食事的なの出ませんか?
「我等『物語』に反応した道化師に悦び在れ! 此度の莫迦騒ぎは素晴らしい。彼方の道化も良質な応えを吐き散らした。虚構『ジャンル』だと。偽りの真実だと。更には我等『娯楽』の意味を理解する。愉快だ。至極――食事。食事ならば眼前に在るぞ。食材適正は無いが!」
……はっはっはっ!とても、とても…嬉しいことを言ってくれますね〜…!
貴方の言の葉…その在り方…なんと素敵な事だろう…!
あぁ……そして!いくら…ネーアさんでも流石に!それは荷が重いですかねー…っ!(震え声)
貴方の言の葉…その在り方…なんと素敵な事だろう…!
あぁ……そして!いくら…ネーアさんでも流石に!それは荷が重いですかねー…っ!(震え声)
……そういう問題!?えっ、そういう問題なんですか!?
…そんな恐ろしげな見た目してるのに!何かふわふわと抜けていませんか!?
……いや…よしましょう…ご飯はどこか適当なところで手に入れますので…遠慮させてもらいますね!
…そんな恐ろしげな見た目してるのに!何かふわふわと抜けていませんか!?
……いや…よしましょう…ご飯はどこか適当なところで手に入れますので…遠慮させてもらいますね!
「冗談だ。貴様『道化』が道化の状態で我等『肉』を貪る可能性も――ああ。他には無いぞ。此処は作業場だ。書斎でも在る。食物を欲するならば公式『ローレット』に貌を晒すべきだ。何。我等『物語』に食材適正が在るならば齧るだと。思考すべきだな!」
まあ!その辺は確定しないでおきましょう!物語に絶対はないのです!
書いた筋書き通りに事が進まぬからこそ!物語は面白い!!
ローレットなるほどなるほどー…今後ご飯をせびりに行きましょうか〜(ヘラヘラと)
あっ、でも、芋虫も食べてみたら美味しかったですし……意外と美味しい……かも?
書いた筋書き通りに事が進まぬからこそ!物語は面白い!!
ローレットなるほどなるほどー…今後ご飯をせびりに行きましょうか〜(ヘラヘラと)
あっ、でも、芋虫も食べてみたら美味しかったですし……意外と美味しい……かも?
はっはっはっ!まぁ!ほら、そこは僕の好みの問題さ!
うん、意図を解してないかもしれないけれども、僕は過去よりも今無様に懸命に足掻き苦しみ、前に進もうとする物語が好きなのさ!
もちろん、格式ばった美しく力強い古典様も大好きなのだけどね〜
……あれっ?うそ、まさか普通に引かれてる!?
美味しいですからっ!芋虫!いや、確かに私も最初は引き攣り気味でしたけれども!!
女性が用意してくれたものを無下にするわけにはいかないでしょう!?(焦り焦り)
うん、意図を解してないかもしれないけれども、僕は過去よりも今無様に懸命に足掻き苦しみ、前に進もうとする物語が好きなのさ!
もちろん、格式ばった美しく力強い古典様も大好きなのだけどね〜
……あれっ?うそ、まさか普通に引かれてる!?
美味しいですからっ!芋虫!いや、確かに私も最初は引き攣り気味でしたけれども!!
女性が用意してくれたものを無下にするわけにはいかないでしょう!?(焦り焦り)
「貴様が望むならば蛆の群れも用意可能だ。容易とは言い難いが、谷底の蠢く生命は巨大――調理用の道具も必要か。鍋諸々は不可能故、直接旧支配者で焼き尽くすが好い。何。女性が蛆を捕獲したのか。旅人ならば。特異点ならば……在り得ない。莫迦な。蛆を生け捕りなど」
……ねぇ!?貴方の唄う蛆ってなによ!?
ネーアさんに何食べさせようとしてるのっ!!むしろ、いや!なんとなくですけどね!私食べられる側じゃないですかそれ!?
ネーアさんに何食べさせようとしてるのっ!!むしろ、いや!なんとなくですけどね!私食べられる側じゃないですかそれ!?
キャラクターを選択してください。
其処に羅列するのは『像』で在った。
病的な雰囲気に塗れた『像』には。
動くような気配。
我が作業場は客だけを歓迎する。