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薄暗い高速の書庫

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あれは……19時間くらい前に見た気がする天十里だわ? ごきげんよう
あんまりじっと見てると、見えない幽鬼が見えるようになってしまうかもねえ。
(布を金属箱に入れて鞄に投げ込んだ)
これは失敬、ワタシの記憶違いだったようだ。改めてごきげんようイーリン。
...で、珍しく完全にフリーなじょうたいなわけですか。

あ、ものすごく眠そうな目をした天十里だ。
...って19時間前?活動しっぱなしならそりゃ眠いだろうけど...

...なんの布だったの?それ。
そういえば同じ日に会ってるのにもう19時間も経ってるのか……
大変ねむい天十里です。ごきげんよー。
怖い怖い。そんなのは見ないに限るわ(ふーん、とアトの放り込んだのを見て)

ええ、ごきげんようレイヴン。だから今日は昼間からぼーっとしてたわ>レイヴン
「かの者」と呼ばれる冥王が残した呪文を書いた布だ。
柄に巻きつけると怪力を発揮できる。
朝3時半から動いてるからね、中々疲れました。寝落ちしそう>レイヴンさん
たまには良いのではなかろうか。
ほら、ワークホリックになっても日々の潤いを失うばかりですし?
>イーリン

ほほう、マジックアイテムの類か...
あれ?巻きつけると発揮できるのに外すの?
というか昼寝一つとってないのね。本当にお疲れ様だわ。
それね……それ以上に人間性が吹っ飛びそうな仕事が近々来そうだけど>レイヴン

かの者……かの者?(はて、と考え始め
だって呪いの言葉だし。
ただの布切れにしか見えなかっただろう?
あれ、その言葉を書くと常人の眼には見えなくなってしまうんだよ、それぐらい強い言葉なんだ。
(ばっと右目を押さえて)……まさか、死人遣い!?
ありがとー。司書ちゃんの応援がなかったらきっと途中で力尽きていたことでしょう。

アトくんはまた危なそうなもの持ってるなあ。
大当たり。
ただの悪意のある靄として未だに世界を彷徨う昏い力。
ああ...そりゃ値落ちも思想になるね。寝落ちたら掛け物くらいはしてあげよう。
>天十里

天義のな。この間出てきた依頼の結果次第とは思うが...
うん、疲労一辺倒だと精神が擦り切れる。この機に人間性を回復しておくのが良いのでは。
>イーリン

呪い...確かにただの布にしか見えなかった。
じゃあ今既に聞いてしまった以降は見えなくなる、と?
>アト
うっわこっわ、あっぶな。うっかりその布切れの鑑定のために紫雨発動するところだったじゃない。見てたら目から血でも出るところだったわ>アト

天十里は少ししたらぐっすり寝なさいな。疲れてると今はねたくないってなるでしょうけど。

人間性を捧げてる事が多いからね、私も……
あー、たまには贖罪の旅に出るのもいいかも>レイヴン
直接剣に刻むと、治癒不可能の致命の一撃を与える力すら持ってるよ。
最も、朝日を浴びると刃が消え去ってしまうからそんな事しないんだけど。

そうだね、一気に幽界に目玉を引きずり込まれるだろうね。
だから使いたくないんだよ。
死霊術か........(思うところがあるような複雑な顔)

贖罪、であるか...難しい旅だ。多くの咎人が探し求め、果たして見つけられたのか。
...一番問題なのは、すり減らしてることにすら気づかなくなることだけど。
>イーリン
その場合独眼竜イーリンとしてハンマーで物理型に変更するところだったわ。
まぁ、なるほど。それは隠し玉にするわけだわ(アトに頷く。

私の場合はほら、孤児院に叩き込んだ子供とか。私が没落させた悪徳商人の家だとか。そういう場所を巡る感じよ>レイヴン
ちょっとお話しながら依頼の相談考え始めたらすっごい眠くなってきた……
ぼくはもうだめだ。きてそうそうだけどねます(ぼふんとソファに倒れこむ
エグいな冥界の呪い。数々の神話に名を残すだけあるということか。

これまでの行いに対する償い...って所か。だがそれは...辛い旅になるぞ?
正体を知られているのなら、向こうは恨んでいるだろうし。
>イーリン

無理しなさんな。おやすみ天十里。
おやすみだよ。
まあ、隠し玉にするために大枚はたいた甲斐があったというものだ。
この言葉が書かれている布ってだけで1万G以上の価値があるのだから。
おやすみ天十里。ご苦労さま。

え、そこは上手くやるに決まってるじゃない(しれっと>レイヴン
本当にね、怪力ってどれくらいのものになるのかしら?
贖罪なのに「上手くやる」のか...てっきり断罪をとかそういうことかと思ったのに。
まぁ...イーリンらしいけれども。
>イーリン

リソースの出し惜しみもしない、ということか。
んむ...因縁の相手らしいし、出し惜しみするところでも無いでしょうしね。
>アト
うわこっわ。>攻撃力130

神がおわしますならば、必ずや私に天罰が下るでしょう。
私はそれを待てばいい。
だから追い込んだ孤児院に寄付をしても良いし。没落させた家の娘に支援してもいい。
私のやりたいようにやる。贖罪なんて、さあどうぞ石を投げて下さいなんてできるのはただの狂人か、贖罪する気のない馬鹿よ>レイヴン
具体的に痛い数字だ。

なるほど...そういうものか。まぁ、合理的な考え方ではあるが...
(難しい表情をする) >イーリン
ま、贖罪は人によって違うわ。
取り返しがつかないものを贖罪で贖うなんて、エゴでしか無いもの。
だからまぁ、私にとって贖罪の旅は、気に入った場所への小旅行、みたいなものかしら。
エゴか...違いない。
気楽であるなー...いや、気楽なのかは微妙なところだが。旅の題としては。
神の機嫌を把握して祈れば天罰なんて落ちてこないよ。
機嫌が悪い時は悪い時でひどい目にあうんだけど。
そうなのよねー……あ、そういえば海洋で悪依頼が出てるわね。テロリスト向けというか、海洋で悪は珍しいわ。
アト、私の信仰する神は常々言ってたのよ「無為に暴力を振るうな、知慧で解決せよ」ってね。
手遅れよ
神の機嫌など、悪いほうが楽、だぞ?
どのみち危険でしかないのだから、冷静でないほうが、御しやすい
あら、マリアもごきげんよう。束の間の休息を楽しんでいる私よ(手をひらひら
あの依頼ね。
所謂、海賊行為だけど...ふむ、リットリア卿...聞いた覚えはある名だな。
あの依頼は海洋の為というが「どちらの」海洋の為か、依頼人は告げていない。
まぁ...物が「海中種族の宝」ってことらしいから「向こう側」の為、なんであろうな。
手を出す気は無いよ。

こんばんはマリア。
ああ、ごきげんよう、だ。
休息は大事、だな
なるほど。貴方はそう見るか。
うん、私も手を出すつもりはないわ。今仕事を受けると変な感じになりそうだし。
それにレイヴンにとって、悪名はつけこまれる隙になるものね?

本当にね、昼間からずーっと街角でぼけっと空を見てたわ?
乗組員も飛行種の同胞達らしいし、宝、とやらの正体もなんとなく察しているよ。
いや、...逆に、ワタシが乗り込んで交渉すれば
リットリア卿達の損害を穏便に抑えることも可能か?同行人達の説得が先になるが。
どうあがいても悪名は付くが...(悩みこむ様子)
無駄に殺す必要はない、と明記されているのがミソでもあるわね。
他に賛同してくれそうな人を連れていけば、上手くやれるかも知れないわね。
成功すれば悪名は避けられん、が。悪依頼というのも、中々面白い、ぞ?
私は幻想以外では悪名、ついてないわねぇ。
ただ、その経験が何れ役に立つというのも同意するわ。
僕の神は言った。
「さっさとアミュレット取り返してこい」。
やだ、すごい俗物……>取り返してこい
あーあー、私の神様もこの世界に居たら良かったのに。そうしたら迷わなかったのに。
マリアも、多くは幻想、一度だけ鉄帝で、だな。
例の靴下の工場を、燃やしたことも、あった。
少し、予約の状態を見てから行くか決めるとする。
仕事とは言え同胞、人に任せて被害を出させてしまうならワタシの手で穏便に済ませたい。
>イーリン

悪名か...割と避けては居たが、こういう形で出てくると悩むね。
僕の悪属性は一回きり。
天義での蘇り聖職者の暗殺だ。
そういう生真面目で高貴な発想、嫌いではないわよ>レイヴン

つい最近じゃないの。>暗殺

ああ、靴下工場……
大いなる権力には、大いなる義務が伴う。
より大衆の方になるのは何れかを考えると。今回のレイヴンの考えてる立ち回りは……救う数を多くするだから。ある意味ノブリス・オブリージュかも。

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