PandoraPartyProject

ギルドスレッド

古戦場跡地

黒き樹海(無双)

多くの戦死者が眠ると言われている樹海。
夜になると地の底から、白骨化した戦士たちが続々と蘇る。
樹木が月明かりを遮り、闇一色に包まれる。

※周りを気にせず無双できるスポットです。
木々も骸骨たちも派手に薙ぎ倒してしまって下さい。

【無双可、連投可】
【剣でも魔法でも、自身の技を繰り広げたいときにどうぞ】
【肝試しも可】
【同族でコミュニケーションを取ることも可能かもしれない】

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(樹海入り口にて)…報告の真偽を知るなら「地元住人」に聞くのが一番だな
(鎖を浮かすほどの速度で深部目指して突入)
(ーー樹海深層、鳥や虫の鳴き声すら聞こえない場所に、マカライトは赴いた)

(右手には襲いかかろうとして、邪魔と言わんばかりの逆襲を喰らい引きずられ、頭しか残ってないビッグビー・ソルジャーの頭がある)

…「鳥の鳴き声すら聞こえないのであれば、それは奴らのテリトリー」…だったか。いやもうちょっと違った気がするが要約するとこうなるよな…
(図鑑に記述された文章を思い出そうとしているが、「周り」がそうさせることはなさそうだ…)

ーー愚か者だ…
ーーあぁ愚か者だ…
ーー愚かな人間が来た…
ーー久々の人間だ…
ーーどう食ってやろうか…
ーー逃げさせてゆっくり吸うか…
ーー直接突き刺して吸おうか…

(マカライトの周りの木々は木々に非ず。樹海深層に生息する、俗物な動物…人間の養分を好んで吸うブラックエント達と、同じく人間を取り込み親指大の琥珀に仕立てるアンバーツリーの群生である…)
(更にアンバーツリーはアンバーモルフォの擬態した群生。マカライトを感知したアンバーツリーは擬態を解除。結果、数百は優に超えるアンバーモルフォが飛び交い始め、マカライトに樹液をかけるべく集まり出し…)

ーー!!!!!!!!!!!!!!!!

(マカライトが発した樹海の外まで聞こえそうな大声…いや、咆哮をモロに喰らい、アンバーモルフォ達は呆気なく吹き飛び、ブラックエント達の身体にこびり付いた)

ーーなんだ⁉︎
ーー今のはなんだ⁉︎
ーー人間の声か⁉︎
ーー人間が今の声を出したのか⁉︎

(ブラックエント達は困惑して…後悔した。中層で見かけ、久し振りの人間の養分を吸おうと誘い出した自らの欲に後悔した)

(スゥーっ…と息を吸い込み)…〜ー〜〜・・ーー…〜・ーー…(聞き取れない程の声で何かを唱え始める)
(ブラックエント達も人間の血肉を吸っているが樹精である。魔法への知識を生まれながらに持っている為、その小声が詠唱というのは理解できた。だが…)

ーー…カァッハッハッハッハ!!!!
ーーアァァああアァァああ!!!!うあっぁァァ!!!!

(その声をしっかり聞こうとしたブラックエント達は、突然狂ったように笑い、泣き出した)
(困惑していた為にしっかり聞こうとしなかったブラックエント達は、突然狂いだした同胞達の様を見て更に困惑する)
(そして理解した…こいつ…マカライトは人間ではないと。そして今殺さなければ自分達が死ぬと)

ー〜・ーー…〜・・ー〜ー…

ーーグォォォオオオオ‼︎

(今もマカライトは目を瞑り小声で詠唱を続けている。オマケに小型だがワイバーンが空から襲いかかろうとしている。この機を逃す訳にはいかないと無事なブラックエント達は、マカライトを貫くべく自らの根を地面から突き出した…)
(判断は悪くなかった。寧ろ最善と言えるだろう。だが…)

(致命的だったのは、困惑した時間が長かったことであった)



(ゆっくりと拳を振り上げ)…【豊穣の拳(シュブル・ガルハル)】
(勢いよく拳を落とした)

(マカライトを中心に、おぞましい魔力と衝撃が炸裂した)



(拳を地面に突いた状態で倒れて)…魔力量増大かぁ……いやぁ…俺の魔力量が少なくなってんのかぁ…あぁツラ…

(マカライトの周りの環境は一変した。自身を中心に地面がひび割れて波打ち、そして耕されていた)

(ワイバーンはその上にズタズタの状態で横たわり、ブラックエント達「だった」木片と残滓が辺りに散らばる)

(バッグから飲み水の入った瓶を取り出し、飲み干す)
…ッハァ、さて…(視線を奥の方…この惨劇を目撃してしまい怯えるブラックエントを見て)
…聞かせてくれるな?(穏やかに笑い、片翼の天竜の目撃情報を聞き出すべく近づいた…)
…怒り狂い、手当たり次第に周辺の物をぶち壊す…という事はせずに睨みを利かせて下手人を探すだけ…ってとこか。
(ブラックエントから聞き出した情報を元に憶測を立てつつ、ズタズタになったワイバーンを引き摺る)

…竜種っつうのは生きる災害だってのに…誰だ?好き勝手して怒らせたのは…
(下手人は絶対締め上げる。そう決意して、思わぬ収穫と共に樹海を後にした)
(さむらいそーどを抱えて、恐る恐る足を踏み入れる)
だ、大丈夫なのよ。怖くないのよ……!
(既に声が震えている。大丈夫ではないようだ)
ぴ!
(近寄って来る骨を見て、逃げ出しそうになる)
だ、ダメなのよ。ここで逃げちゃダメなのよ……!
(そう言いながらも恐怖はどんどん重なって行って)
やっぱり怖いー!!!!!!
(頭を抱え込んで叫んだ刹那、激しいスパークがショコラから放たれた)
(敵も味方も関係ない無差別範囲攻撃。ショコラの持つ、今のところ唯一の戦う力)
(ぐすぐすと半泣きで顔をあげれば、そこには動くものは何もいない)
……やっぱり……制御出来ないのよ……
(黒く焦げた周辺を見て落ち込む)
……お腹、空いたわ……
(制御できない力は感情のままに爆発する。その分、魔力の消費も激しい)
帰って、ご飯するのよ!
(骨に囲まれた恐怖と、暴走させることへの恐怖を振り払うように、猛スピードで飛んで行った)
…っと……無双が出来るって聞いたからねぇ…楽しませてくれるのかなぁ…?
あはっ…♪…あっはははは…♪
(ぴょこぴょことアホ毛が揺れている彼女が現れたのは黒き樹海。
ケタケタ笑いながら彼女は闇の中を進み、骸骨達は彼女を襲いそうになるも彼女は鞘に納めたままの刀を振り倒す。
その表情は楽しそうにしていた。
ここなら暴れられると、ここなら何をしても許されると、彼女はそう思った。
彼女は堪えられずに笑う、笑ってしまった。
この暗闇の中、何故彼女の笑い声が響き渡る。
そして、その声に反応し彼女の周りに集まる骸骨達。)
ワタシは楽しみたかっただけ…そう、ワタシは戦うのが好き、殺すのが好き……刃物を振り回すのが好きなの!
ワタシは千虎、誰にもワタシを止められない!気が済むまでワタシは殺り続けるわ!楽しいわ!本当に楽しいわ!
(彼女は、いや千虎は言う。
千虎は次々と刀を一振りで、しかも鞘から出さずに普通に戦い、クスクスとケタケタと楽しそうに笑っていた。
骸骨から放たれた矢を鞘にしまったままの刀で弾き返し、近くの骸骨のナイフを投げて倒す。
次々と倒しに倒して千虎はピタッと止まる。)

どうして、ワタシを止めるの?麗……っるさい…君が、千虎姉が…乗っ取るなんて、思ってなかったから………アナタはワタシを取り込んだ時点でアナタはワタシに負けてるの!
(口調が雰囲気が交互に変わる。
麗は何とかして千虎を抑えようとするが、骸骨の攻撃を避けながら千虎をなんとかしようとする。
しかし、それは上手くいかない。
千虎は楽しそうに笑いながら麗に言う。)
負けてない、負けてないっ…!
(麗は強く言いながら、襲いかかる骸骨を倒す)

ワタシを止められるのは誰もいない……誰にも愛されない。誰にも好かれない。本当にアナタを愛する人間なんていない……ワタシに殺されるから、殺されそうになるから…
(麗から千虎に変わると千虎は楽しそうに笑いながら骸骨を倒しながら言い、そして千虎は麗が聞きたくなかった言葉を発した)

違うっ、違うっ!愛されてるっ!好きだって言ってくれた!だから、僕は僕であるうちに千虎姉を制御できるようにしたいの!
(千虎の耳を塞ぎたくなる言葉、麗は叫ぶ。
そうであると、そうであって欲しいと願いながら彼女は骸骨の魔物を倒しながら叫び)

本当に?愛してるって言われなかった、好きだって言われても大好きとか愛してるとは言われてない。アナタの思い込みじゃない?ワタシはそう思うのだわ
(骸骨を次々と倒しながら楽しそうに千虎は笑いながら麗に問いかけて)
ワタシはアナタを止めること出来ない。アナタはワタシを止めることは出来ない。こんな無責任な多重人格者が他にいるとでも?制御できないならすればいい?なら最初からすればよかった!その前にワタシを取り込むという選択肢を消すべきだった!違う?違うの?
(蹴り倒したり、切り倒したり、撃ち倒したりと骸骨を倒しながら千虎は体をなんとか制御している麗に聞く)

出来る、出来るの、やるの、やるんだよ
無責任なんて言わせない…っ…ごふ…
ほら!ワタシより弱いじゃない!あははははっ!!
(麗に戻り言い切る前に、肩に骸骨の放った矢が貫通する。
痛みは慣れてる、ただ貫通するとは思っていなかった。
貫通した矢を無理やり抜いたのと同時に吐血をし、意識が一瞬にして千虎に変わりケタケタと、クスクスと笑う。
痛みが共有されてるはずなのに、千虎は気にしない。
自分が死ぬ直前まで彼女は戦う、そういう人格なのだから。
笑う、笑う、暗闇の中で千虎は笑う)
でも、モロに受けてくれたわね…麗、アナタ、もしかして…………もちろん、わざとだよ…こうでもしないとまた修一郎に怒られちゃうし……千虎姉が何でここまで戦いが好きなのかわかったよ…本当に好きってことがわかっただけでいい……っ………麗、これでワタシを食い止めたと思わないで…ワタシはアナタの体をいつでも乗っ取れるのだわ!……はい、はい……だから、制御しようとしてるんじゃないか…その精神を半分使いたいだけなのに…ぁ…ぐっ………ワタシの精神を使いたいだなんて、そんな中途半端無理に決まってるわ!…っ!…だから、頑張ってるんでしょうが…やっべ……意識、飛びそっ……動きは、出来てるんだけどなぁ……
(動きが鈍くなる、そう…彼女はモロに貫通した矢は毒矢だった。
千虎の動きが鈍い、麗は骸骨の攻撃をフラフラになりながらも避けるが何ヶ所か攻撃が当たる。
ゴスロリ軍服が赤く染まり始めた頃にはふらふらと今にも倒れそう。)
……また、ダメだった……希望は、あったのになぁ………ふふっ、アナタごときがワタシを止めようだなんて永遠に無理よ
(ある程度骸骨の魔物を倒しきると入口近くまで行こうとしてパタンと倒れた)

っ……ぁ、ぐっ……………
(彼女は動かない体を無理矢理動かし、深い傷の苦痛に耐えながらも、フラフラと歩き出すが近くの木に寄りかかりそのまま座り込んでしまう)
あはは………また、怒られるなぁ……………………
(咳き込んで、へらりと笑う。
痺れて動かないはずの体を無理やり動かして保養所に向かった)
オォォォォオオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!(狂気の咆哮が暗き森の静寂を引き裂くように響く。一本、また一本と並び立つ巨木が軋む音を上げて倒れていく)

(眠りを妨げられた亡者たちはその手に武器を握る。元々は生者を見るなり起き上がってくるような飢者なのだ。だが、迫りくるは暴虐。それも――狂気に埋もれく業火のように魔力を纏い”死の嵐”と化した、クロバだった)

「うふふ……ここに来る人たちは皆私の友達になってくれなかったけど――今度の”お友達”は、特別なんだから。……ね、お兄ちゃん」

■■■■■■■■■■■アアアアアアアアアアアア!!!!

(白き少女が微笑み、”死神”は葉すら吹き飛ばすような裂帛の咆哮を上げ、眼前に並び立つ”塵”をなぎ倒していく)

「ここで準備運動したら、今度は本番よ……憎い人間(ゴミ)どもを薙ぎ払うの! きっとお兄ちゃんなら簡単だわ!!」
(――事は少し前にさかのぼる)

……さーて、今日も修行、修行っと。
(暢気に上手くもない鼻歌をすさんで、迫る骸骨たちを軽やかにいなし、的確に骨の関節、頭部を蹴り飛ばすか切り裂いていった)

やっぱり骨だけ相手っていうのも斬りごたえは多少あるが腕が上がる気配が一向にしないもんだな……やっぱり洞窟にこもった方がよかったか……――誰だ。

(途方もない魔力を帯びた気配、巨大な獣にでも睨まれたような感覚にクロバは即座に振り向き、刀を構える。しかし予想に反し、そこにいたのは一見黄金の小さな杯を抱えた白い少女だった)

「こんにちは。フフフ……最近は酷い目に遭ってばかりだったけど。今日は幸運ね。だって、ようやく私の”お友達”になってくれそうな人、いるんだもの……」

(怪しく微笑む少女、一見すると微笑ましい光景だが。クロバは尚も警戒を続けるどころか――)

斬ッ!!!

(迷いなく斬りかかる。”本気で殺すつもり”だった)
「ダメだよ、いきなり斬りかかってきちゃ」

(しかし、一閃は光の障壁に阻まれる。どれだけ力を込めても、斬れる気配が一向にしない)

……なんだオマエは。
どうしてオマエみたいな小さい子供がそこまでの殺気を出せる。

「そんな事、どうでもいいと思わないお兄ちゃん? だって、私も”アナタ”も、同類なんだから――」

何を言っているのか……分からないな!!(刀に魔力を込め、一点集中により障壁を突き抜けようとする。だが、それと同時に」

「【■■■■■■■■■■■】」

……っ!?

(それは人間の発するような声だったのか。数百、数千とも思えるような言語が圧縮されたような音。耳にしたクロバは己の中にある”強大な何か”を感じるようになり、そして――)

う、ウゥゥ……ァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!?

(悲鳴にも、怒号にも似た叫びを上げ、クロバの左腕から黒い魔力が噴出する)

「さぁ、一緒に壊そう。全部……!」
「フフ、フフフフフフフフフフ。素敵だわ。見るモノ全部壊してくれて、殺してしまう。まさに”死神”と呼ばれるにふさわしいお友達ね。私ってなんて運がいいのかしら、ホント!」

(破壊の限りを尽くしながらクロバと少女は森を抜けるべく、進み続けている。
本来であれば消耗しきっている筈以上の魔力を使って尚、クロバは動き続けていたのは少女からの魔力提供を受けていたからだろう。だが、これ以上はクロバ自身の身体が追いついていないのか、悲鳴の代わりに血が噴き出し始めていた)

「……あぁ、でも全部壊せるわけじゃないのね。残念だわ。じゃあせめて近くの町くらいは壊しましょう? 考えるだけで素敵だわ……人間(ゴミ)たちが死に震えるその姿を考えるだけでも……」

……ア、ァ……。
(狂気に沈み、光を失ったクロバの瞳が出口を捉える。このまま行けば、少なからず近隣の被害は免れない)





(――あぁ。なんて、今、オレは)
(頭痛が止まない。というよりかは、思い返してみれば身体中が痛い。腕が悲鳴を上げている。足はもう鉛のように引きずりでもしないと動く気がしない。自分が今一体何をしているのかすら、もう考えるのは億劫になって来た。疲れた、帰ってゆっくり寝たい。そんな事ばかり、思い浮かぶ)

…………。

「もうすぐよ、もうすぐ、私の願いが一つ叶うわ。ね、”お兄ちゃん”?」

(刀を握る左腕を握り直す。まだ動く。力だけは湧いてきている。なら――十分か)

……ソウ、だ、な……。

(なら、するべきことは、一つだった)

「……えっ?」

(次の瞬間、愉悦に浸ろうとしていた少女の目が見開かれる。


狂気の刃はここに翻った。今は、ただ)

……そ、れ以上口を開くな。オレの何を知って、貴様がその呼び方で【俺】を呼ぶ――!!!

(かつてない程の怒りを秘めた瞳で、死神は少女を貫いた)
「なんで、そんな顔で私を睨むの……ホントはあなた――」

(言い切る前にクロバは突き刺した刃を横に薙ぐ。掛ける言葉はない、と言わんばかりにありったけの殺気を込めて、ただ睨む)

「……そう。残念ね。でもこれで私は滅びる訳じゃないわ……ホントに、残念よ。”クロバ=ザ=ホロウメア”。人を憎んだ筈の死神さん」

(静寂。塵のように少女が消えたその後は、ただひたすらに森に静寂が戻ってきていた)

……黙っていろ。【オレ】が知った話じゃ、ない……。

(そうとだけ言って、前のめりになってクロバは倒れる)

――”約束”。だからな、お前と、アイツ、の……。




(その後、騒ぎを見て駆け付けた魔術師たちに回収され、集中的な治療を施される事になる。
目が覚めた後のクロバは、いつもと変わらぬ斬り裂き脳のままだった)
こっちがほんとー
【バーサーカー道場】はじまるよー!

(ザザザザザと書き換えられていく。森が、木々が、全て―ー
 和風の道場になっていた)

「ええー!?今回私かなり奮闘したじゃない!
 いい感じでシリアスだったじゃない!!」

お馬鹿めー!ミステリアスを出せばギャグ時空から逃れられると思ったか!
お姉ちゃんがこうしている以上!
妹4号こと白き小聖杯は(登録者の許可アリで)ロリブルマなのだーのだーのだー

「いやああああ被害者枠から出してー!
 せめて図鑑登録を直すか最初からくるってるのに会わないようにしてー!」

リゲルちゃんから「需要あるからな」って言われたので
貴様は既に【バーサーカー道場】からは逃れられない
バーサーカーからは!逃げられない!

「いーやーぁあああああああ」
思うにね、ロリブルマは

「それやめて!威厳が!私のシリアスが!!」

ええー白き小聖杯の攻略は【狂化】の方向性だと思うのよね
あと元々狂化してると意味ないし、正気を保つ相手もいるし
ほんと相性が悪すぎるのよねー被害者だわ…
なんでシールドとバリア使わないのかしら

「えっ…だって私のバーサーカーは最強なんだもの
 シールド系使う暇なく滅茶苦茶に壊してくれるし……」

お馬鹿!しっかり狂戦士をサポートするのがマスターの務め!
お姉ちゃんもお兄ちゃんも12回死んでも生き返らないんだぞ!?

「版権が酷いよバーサーカー!」

そういうことで、ロリブルマを使う時に意識してみるといいかもしれないわ
お姉ちゃんからのワンポイントアドバイスでーしーたっ

「攻撃すらさせないで誘拐した人の言う事じゃなーいっ!!!」


(絶叫と共に、ざあああと木々のざわめきが戻っていく…
 白き小聖杯の苦労は続きそうだ……)
♪〜
(手ぶらで現れる彼女はこの場に似合わないほどルンルン気分でやって来て)

さて、悪霊探し行ってみよー!!
(ある程度奥まで進むと彼女はまるで虫取りのような感覚で言った)
(骸骨達が攻撃してくるも、彼女はひょいひょい攻撃を避けては彼らが持っている武器を使っては次々と倒していく)

悪霊どーこだ…!
(まるでかくれんぼをしている子供のように彼女は言う)
うーん、気配はするんだけどなぁ……
(彼女はケタケタ笑いながら悪霊を探しながら骸骨達を倒していて、当のゴーストは彼女の後ろにいた)
どうぞ、どうぞ♪
好きに使っちゃって♪
(彼女はそう言い、クスクス笑う。
悪霊は気にせず彼女の体に入り込む)

おぉ……これが、これが……生きた人間の…………弱いねキミ
(ずるり、言い終わる前に彼女から悪霊が抜けた。
自我を取り戻した彼女はつまらなさそうにして言い)
臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前
(彼女は、いや、若奈は九字をきり)

我が陰陽師の力を以て お前を天の導きへ向かわせよう
(若奈はそう言ってナイフで手首に傷を付けた)
(傷から血が流れ、一滴地面に滴り落ちると赤く魔法陣が浮かび上がり)

開け『地獄の扉』
(そう言うと魔法陣から何人ものの腕が出てきて悪霊を引きずり込み)
カカッ、久しぶりに使うたが普通に使えるものじゃのぅ…♪……………………久しぶりに使いますね…
(悪霊を引きずり込んで地獄へと送った後、若奈は笑って言う。
骸骨達が襲うと同時に若奈から鎖に変わり、鎖は用意した鎖鎌を使い、倒し始め)
………………つまんないのー…
(ある程度骸骨を倒したあと、彼女は暇そうにその場を立ち去った)
 本当に、寂しくて、いつもの仕合以上に二人が傷つくのが嫌で、だけど戦うのが二人の約束だから、止めてと言いたいのを我慢して、終わるのを待っていた。
「馬鹿……」
 人の手の届かない高い木の上に泣きながら逃げて、そのまま泣きつかれて眠って、目が覚めたら寒いし、頭は痛いし、心は重いままだしで最悪だった。
(また、風邪ひいたのかって、呆れられちゃうのよ)
 呆れられて、今度こそ見捨てられるんじゃないかと、怖かった。だから、ふらふらと蛇行しながら降りた先に見慣れない女の子がいることに気付かなかった。
 羽を畳んでうずくまったショコラに、少女が優しく声を掛けた。
「お姉ちゃん」
 優しく聞こえたのは、ショコラの願望だったのかもしれない。何故ならそれは、ショコラの心を狂わせる声と言葉だったのだから。
「泣いてるの? 寂しいの? どうして?」
 心に寄りそうような優しい声。そっと白い手がショコラの視界を塞ぐ。
「わたし……」
「どうして?」
 優しい声と共に視界を塞いでいた手が外される。
「わた……し……」
 声が震える。
 目の前に広がる光景を信じたくなかった。
「パパ……ママ……みんな……」
 目の前に広がる光景は、見渡す限りの紅。そしておぼろげにしか覚えていない両親の、向こうの世界で優しくしてくれた人たちの、この世界で優しくしてくれた人たちの、口ではあまり優しいことを言ってくれないけど、ちゃんとショコラに手を伸ばしてくれる、優しくて大好きな……。
「……ぁ……」
 かすれた声が零れた。
「何で……。どうして……」
 必死に血まみれで倒れている人たちの元へ飛んで行く。
 どりろとした血が小さな足を、服を、手を汚す。それでも構わない。そんなのどうでも良かった。
「いや、死んじゃダメよ。死なないで……!」
 触れる体はどれもまだ仄かに温かい。
「お姉ちゃん」
「お願い、邪魔しないで」
 少女の声を遮って、触ると少しちくちくするし、ショコラの髪と違って固い毛を抱きしめる。
「でも、このままだとこの人たちもお姉ちゃんも殺されちゃうよ?」
 どこか楽し気な少女の声に顔を上げると、少女は森の外を指さした。
「もうすぐこの惨劇を引き起こした人たちがやって来るよ。だからね、お姉ちゃん。その前にお姉ちゃんが、殺しに行かなくちゃ!」
 狂ったように笑い始めた少女の言葉に、ショコラは愕然とした。
(戦う? わたしが?)
 小さくて、力もなくて、出来るのは癒しと、制御できない魔力の暴走による敵も味方もない雷による攻撃。だけどそれも、決して広範囲ではない。どこまでも無力で、守られるばかりで、誰一人守れない。
「わたし……」
 それでも、守りたいという思いはある。
 背中に背負っていたサムライソードを抜くと、少女が嬉しそうに笑う。
「そうよお姉ちゃん。早く殺しに行きましょう!」
 光を反射して、刃が煌めいた。
 涙で視界がにじむ中、一番遠くに倒れている両親の言葉がよみがえる。
『良い?私達の髪も、血も、涙も、全て癒しの力を秘めているから、怪我をしている人の前で泣いたりしちゃだめよ?』
『    は俺の血も混じってるから、何所まで癒しの力があるか分からないけどな』
 大好きな両親。だけどショコラを置いて、どこかに行ってしまった。
 それでも優しくて大好きなことは覚えている。そして、ショコラの身に流れる血のことも。
「パパ……ママ……ごめんね……」
 ショコラの癒しの力は決して強くない。だけど、このままじゃ誰も守れない。だから、持てる全てを、使えるもの全部使わなければ、守れない。
「……ごめんね……」
 目を閉じて小さく呟くと、サムライソードの刀身を掴んで、自分の胸を貫いた。
「え……?」
 少女が小さく声を上げる。だが、そんなのどうでも良かった。
 森の外にいる人たちと戦って勝つなんて無理だ。なら、倒れている大好きな人たちを癒して逃げる道を選ぶ。
「これが……わたしの戦い方だもん……」
 サムライソードを抜けば血が溢れる。青い服が紅く染まっていく。
 痛い。泣き叫びたいぐらいに痛い。だけどみんな、もっと痛くて、苦しい。
 気が付けば自然と涙が溢れていた。
「約束……守れなくてごめんね……」
 ぶっきらぼうだけど優しい手を小さな手で握って、ショコラは大きく息を吸った。
 限界なんてどうでも良い。遠くまで届けなければいけない。大切な人たちを守りたいなら--。
(ごめんねクロバ、泣かないでね)
 高く可憐な歌声。ただ守りたい、癒したいという一心で歌い続けるショコラの耳には少女の、白い小聖杯の声は届かなかった。
「おかしいわ……! こんなのおかしいわ! 私が望むのは、こんな友達じゃない!」
 求めていたのは、暴力的な狂化された友達。だけどショコラの狂化は--
 いつの間にか、白い小聖杯は消えていた。狂化されたショコラが、余りにも望む方向と違ったから。
 誰も居ない森の中に、高く澄んだ可憐な歌声。守ることに、癒すことに狂った一羽の小鳥。
 歌声が聞こえたのか、様子を見に来た魔術師が見たものは、荒れた様子はないのに、胸を貫かれ、血の海に倒れたショコラの姿だった。
…。

(いつの間にか。足は黒き樹海へ向かっていた)
(昨日、気持ちを整理したはずなのに。)
(妹、という単語を聞いた瞬間にこれだ。自分の情けなさに不甲斐なさを感じる)

(特にモンスターに出会うこともないまま、開けた場所に着く。)
(一人の少女がその土地にいた、積み上げられた骸骨の骨に違和感は感じたが)

「情けないわね、お姉ちゃん?」
フェティ…ちゃん?(その少女が振り返るとフェティちゃんだった)
(いつもの白い法衣ではなく、赤い猫耳フードの服装をしていて更にピンク色の髪をしていたが気づかず、顔だけで判断した)

「妹妹って…そんなに貴女は妹が恋しいの?」
うん…。今この瞬間にもどうしてるのか気になって気になって…。
「ふーん…寂しいなら、私が遊んであげようか?お姉ちゃん…!」
(するとフェティちゃんは、二つの剣を投影して斬りかかってくる)
ちょ、ちょっ!
(瞬時にギフトの記憶から、幅広のブロードソードを投影して剣を受け止める)
(受け止めると、フェティちゃんは華麗に後方へステップして斬る前の位置に)

「ふーん、やっぱり。」
「お姉ちゃん、死神の人の戦いの時から見てたけど、私と似た芸当ね。」
「けど…まだまだ使い慣れてないみたいねぇ…。」
「お姉ちゃん、この"武器"投影できないでしょ?」

…。(そういってフェティちゃんは対になっている二つの剣を見せるように)
(一本の剣は黒く、もう片方の剣は白い刀身。剣というよりは鉈に近い形をしている)
(その武器には、赤い紋が刻まれているようで、明らかに"アイテム"としては投影できないレベルで精巧な作りになっている)

「見るだけじゃ…駄目かしら?じゃあカラダで覚えてもらうしかないわね!」
(そう言って二対の剣を投擲してきた!)
くぅう…!
このままじゃ直撃の軌道…!間に合って!
(瞬時に設置盾のパヴィスを投影して防ぐのを試みるが…)

「甘いわね。武器がそのまま真っすぐに飛ぶと思う?」
っ!盾の前で方向が…?
なら…。
(設置盾をそのまま踏み台にして高くジャンプして、リカーブボウを投影して矢を射る)
(けど、相手はフェティちゃんだ。さすがに直撃させるのは…!?)

「お姉ちゃん、だから使い慣れてないって言ったのよ?」
(盾…というには明らかに魔力が籠った巨大な何層もある盾が目の前には展開されていて)
そんな…!?(撃った矢もそのうちの一層を壊したところで消えてしまった)

「貴方の作る"アイテム"は"武器"として魔力が込められてないからそれ以上の力を発揮できないのよ。わかった、お姉ちゃん?」
「妹の前に、まずお姉ちゃんはカラダの使い方から覚えることをお勧めするわ?」
(明らかに格上の相手だった。どうしたら、彼女のような武器を投影できるのだろう)
…。それでもっ!!
(ギフトの記憶から、フェティちゃんが投影した二対の剣を投影しようと試みる。が、明らかに人智を越えた武器の作成などできるわけもなく。ホログラムだけしか投影できなかった)

どうして…!(地面をホログラムの剣で斬ってホログラムが飛び散る)

「お姉ちゃんさぁ。見た知識に頼りすぎるんだよね。あの剣はどういう素材でできてるんだろうーとか。あの武器の使い方はーとか。」
「見たままの物を投影できるわけないじゃない…。
ならその記憶を変化させる応用をしなさいな。」
「あなたの能力は…そういうものじゃないの?もし違うなら…ここで私に魔力を吸われて倒れなさい!」
(フェティちゃんはまた同じ二対の剣を投影して、斬りかかってくる)
(そういえば…アランさんのヘリオスを投影したときもそうだった。)
(あの時も、剣の形はわかっても材質が全く読めないから投影できなかった。)
(もし、記憶の応用が材質変化できるなら?全く同じものではなく、型落ちしたアイテムを投影できるなら…!)
(強すぎなくていい、ただ似た物を生み出せればいい!)

ふっ!(すると、ユーリエの手にはフェティと同じ二対の武器が手に握られていて剣を受け止めていた)

「さすがね、お姉ちゃん。アドバイスしただけでここまで可能にするなんてね。」
「でも、ここからが勝負。」
(そう言うと、木々にフェティちゃんは身を隠し開けた土地にユーリエ一人となった)

一体どこに消えて…まさか!
(上空を見上げると、フェティちゃんが弓を構えて今まさに剣を射出しようとしていた)

(これを防ぐには…。あの盾がいる!)
はあぁあ!(何層も張り巡らせたフェティが使用した多層盾を投影する。物質は鋼に変更して投影)
(フェティちゃんが生み出した盾は7層の構造のものだったが、ユーリエが生み出したのは5層が限界で。射出された剣矢は5層目に到達してようやく威力が減少した。)
(だが…。威力はとても大きくユーリエ自身は威力の強大さに吹き飛ばされて大きな木に背中を強打して痛みに悶える)

うっぐ…。
なんとか無事…かぁ…。
なんて威力…!?(目の前にフェティちゃんがいて)

「あは♪お姉ちゃん、すごーい!」
「私お姉ちゃんの事気にいっちゃったなぁ…♡」
「今日はもう敵対しないわぁ…。お姉ちゃんの魔力、欲しくなっちゃったぁ」
(と耳で囁かれて)

んむっ…!?
(森がざわめいたのを感じた。何が起きたのだろう。)
(体中の魔力がなくなっていくのを感じ、そのままフェティちゃんに身体が倒れるように)
「ごちそうさま。ばいばい、お姉ちゃん。妹さんのこと、無事だといいね」

まって…フェティ…ちゃ…ん。
(魔力切れで倒れてそのまま保養所へ)
……さて、とりあえずここで伸びてるとまた魔術師に怒られるし、オレが拾った方が怒られる割合が減るもんかね。(と、フラっと立ち寄っただけだが、ユーリエを保養所の方まで回収していった)
…………………珍しいじゃん、千虎姉が大人しいだなんて……
《なによ…別にアナタの為じゃないわ。少し手伝ってあげようとしただけよ》
そっか、修一郎かな?
《うるさいわね…少しぐらいアナタの負担を減らそうと思っただけよ》
ふーん……そういうことにしておくよっ!
(彼女は次々と刀で敵を倒していきながら千虎と会話していて)
燕返しとか出来たっけ?
《出来なくもないけど…色々と怒られそうよ?》
実際にいた人だから大丈夫、大丈夫…♪
《ならいいのだけれど……無理したら怒られるのあなたよ?》
わかってますよー♪
《……そう》
うん!
(にへらっと笑って彼女は刀を構えてひとりの敵を狙いながら周りの警戒をしていて『燕返し』をやろうとしたその時だった)
「お姉ちゃん強いの?」
(クスクスと笑う小さい子)

誰…?
《あの白い子とは別物。》
なら…丁度いいね
「ふーん、刀かぁ……まぁいいけど、楽しませてね」
(彼女は二対の剣を出しては麗達に襲いかかり)

……行くよ!千虎姉!!
《もちろん、殺すなら本気でね》
うん…『我が身に宿りし、狂戦士よ。この魂を捧げ、我は謳う。我らの全てを狂戦士の千虎に託す。』………………─────────!!!!!
(唱えた後、彼女は謳うように叫ぶ。今度はちゃんと意識がハッキリしているのか赤黒い姿で彼女は襲いかかってきたその子の攻撃を刀で受け止め)

「刀だけじゃ、勝てないよ」
(彼女はそう言って離れては弓を引いて撃つ)
うん、僕らより上の人は沢山いるよ。力では勝ってても精神的には負けてた。修一郎の精神的に僕らは負けてた。
『聖防御光陣』(シャインバリア)
(次々と魔法を使ってフェティの攻撃を防ぐ)

「その魔力、いつまで保つかな?でもあまり魔力使ってほしくないなぁ…その魔力欲しくなってくるから」
(次から次へと攻撃を仕掛けるフェティ)

そうかい、そうかい
『閃光』(フラッシュ)
(目の前に来たフェティに魔法で間近で眩い光を出し)

「っ……」
(目眩しを食らったフェティは上空へと飛び上がる)

おっと、避けられちゃったかぁ…
(切り付けようとしたが、よけられてケタケタ笑いながら)
「これはどう?!さっきのバリアじゃあこれは防ぎきれ─────」
(剣を強靭なロングボウで打ち出す)

我が名は『Black Dark』。光の防御よ、我が身を守れ。
その代償は我が身の魂を削るのみ。
『聖防御光陣』(シャインバリア)
(彼女はそう唱えた。そしてフェティの攻撃を防いだ。周りに煙がたちこめて煙が消えた時にはフェティは消えていた。彼女達に適わないと逃げたのだった)

あーあ、つまんないの
《下手したら飲み込まれるのわかってるの?》
はいはい、試したかっただけですー…
(そう言って彼女は立ち去り)
………は、ぁ はっ はっ…

(獣のように、ただひたすら走る
 樹海などという慣れぬ地で、ただ「おかねになるもの」を探しに入った馬鹿な探索者。
 ここには強い相手などいないと話を聞いて、なんとかなると
 尖っただけの、拾った石を持てつだけ持ってやってきた)

い、たぃ――……

(その結果は、これだ
 鎧を着た骸骨――骸骨騎士が10体。
 刺し貫かれた腹からは血を流し、翼を刻まれ、片目が血で見えなくなり
 それでも、なんとか逃げる。はちみつ色の瞳からは、痛みの涙と血が混じっていた。)

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