PandoraPartyProject

ギルドスレッド

古戦場跡地

黒き樹海(無双)

多くの戦死者が眠ると言われている樹海。
夜になると地の底から、白骨化した戦士たちが続々と蘇る。
樹木が月明かりを遮り、闇一色に包まれる。

※周りを気にせず無双できるスポットです。
木々も骸骨たちも派手に薙ぎ倒してしまって下さい。

【無双可、連投可】
【剣でも魔法でも、自身の技を繰り広げたいときにどうぞ】
【肝試しも可】
【同族でコミュニケーションを取ることも可能かもしれない】

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「あら」

(背中から、どすりと剣が貫く。追いつかれた。
 地に縫い留められ、標本にされる腸の気持ちを思い知る。
 ああ、でも、なんてことはない
 お姉ちゃんはいつも「こう」してきた
 傷だらけの身体。シーツしか纏わぬ身体。
 でも、かつてとは違いここでその命は)

「助けてあげてもいいわよ、お姉ちゃん♡」

(―――儚く散るはずだった。
 放たれた、槍。放たれた?投げるに適しているとは思えないその形状。)

「骸骨騎士ねー…この先にはあいつがいるってことじゃない
 ま、いいわ。時間稼ぎだもの。」

(槍が、骸骨騎士の胸を貫いて1体が青い焔に包まれて消えた
 残りは9体。その後には、死が待っている。)

「《猟犬は辿る、落とすべき首へ》!」

(今度は剣が放たれる、一体を青い焔へと変えて軌道を変えて
 もう一体、その剣が首を落として青い焔へと変える。
 ここでようやく、主が現れ――はちみつ色が、合う。少女であった。赤いフードの。)
に、げて

「ええ、逃げるわ
 あなたをつれてね……っ!」

(骸骨騎士の反撃を、少女は花弁のような盾で弾く
 一枚の花弁が散り、また一枚。その隙に、縫い留めた剣を力づくで抜き)

「《百頭射殺す、我が手をここに》」

(ダン、と巨大な斧が少女と骸骨騎士の間に展開される。花弁の数はさらに減る、が。
 時間稼ぎはそれでいい。
 少女は、羽のもがれた馬鹿な探索者を抱き上げて)

「じゃーねー王様たち♡
 好みじゃないから魔力は貰わないけど、お互い仲良くやってきましょ♪」

お…ねえ、ちゃ……?

「行くわよ、舌をかまないようにね!」

(その場から、消えた。逃げた。
 フェテ=ステラ=アークライトに酷似した《暗き聖杯》は、逃げることにおいては
 他者の、どんなモンスターよりも、早いといわれる。
 それは状況判断と、しゅんびんさによるものだ。
 いつしか花弁も斧も破壊され――王は辿り着く。そこには、何もいない。)
……ったく、最近この森おかしいんじゃねぇの?

(正式にレンジャー職としての道を歩み始めた男は、斥候の訓練を兼ねて森の見回りをしていた)
(そして森の現状に思わず溜め息をつく)
(大して強くないモンスターばかりで訓練に最適だったはずの森は、いまや骸骨たちの王により危険地帯と化していた)
(オマケに敵かどうかも分からない「暗き聖杯」とやらの目撃情報もこの森に集中している)
(人を襲ったり助けたり、何がしたいのかいまいちよく分からないヤツだ)
(まぁどのみち男には大して戦闘力はないので敵かどうかなどあまり関係ない)(襲われたら速攻で逃げて報告するのみである)
(情報を集めておけば、そのうち戦闘に特化しているギルドメンバーのうち誰かが何とかしてくれるはずだ)
はいはい、ちょっと通りますよっと

(男が骸骨騎士たちの横を素通りする)
(どうやら現在、男はモンスターから姿を認識されていないらしい)
(それは、男が自身のマントに掛けたギフトによる幻術のおかげだった)
(俗に言うステルス迷彩を完成させたのである)
(もちろん、この男のギフトは本来そんなことには使えないし、一般人であるこの男にそんな高度な技術が扱える訳がない)
(仕掛けはこの前、花火の時に使ったのと同じ)
(つまり魔石という外付けの魔力タンクを使った、魔力にものを言わせたゴリ押しである)
(いい加減周りがブッ飛び過ぎててこうでもしないと置いてかれそうで怖いのである)
いた、あそこだ

(某ゲームのアサシンの気配遮断モドキを覚えた男は難なく黒死ノ王のもとまでたどり着く)
(今のところ向こうには気づかれていないらしく、動く気配はない)
(男は頭の中に地図を思い浮かべ、黒死ノ王の現在地を暗記)
(そのまま何もせずに逃走して森の入り口まで戻ってくると、暗記した地点を地図に書き込んだ)
(そしてそれをギルドに提出しに行くのだった)
(樹海に踏み入る事、数時間)

(ユエナが遭遇したという骸骨の騎士達を一目見ようと思い、樹海の奥へと斉藤君の記した地図を基に進む)
(しかし出会うのは骸骨剣士達や、稀に現れるスケルトン・メイカーなる死霊の類のみ)
(夜も更けて来ると、いよいよ骸骨の騎士とその王達は移動したか?と思い始めた)

…………。
(が、そこで止まる。視界に広がる木々の向こうから何かが姿を現していた)
(それは……)

……『鏡』、かい?
(それは鏡。そしてその鏡は……遠くから此方を映していた)
(直感的にそれが良くない事であるのを理解すると、袖から出したナイフを二本投擲した)

……! 何…ッ!?
(鏡へと放たれた鋭い刃が、その面を砕き割るとばかり思っていた。一閃の後にそのナイフが打ち落とされるまでは。)
(一体いつの間に現れたと言うのだろう。鏡が在ったその場所には1人の鎧騎士が立っていた)

(銀の輝きを全身から散らす騎士。その鎧に刻まれた紋章に見覚えが無い筈は無い)
(今あそこに居るのは……勇者王と呼ばれていた男だ。崩壊を待つばかりの世界で、滅びに抗うのではなく人を救う事を選んだ……)

「剣を抜きなさい」

…………まるで私そっくりだ、記憶を読み取ったのかい?
なるほどよく出来ている……

「此処に貴公が救うべき者は居ない」
「国も、街も、民も、貴公を求めているのでは無い」

「剣を抜きなさい」

…………。
(腰に携えたレイピアへ怒りを滲ませた手が伸びた)
(鎧の男は、勇者王と呼ばれていた者は、兜のバイザーの下で小さく笑っていた)

「自己満足の塊だ、貴公は」

「正義等と笑わせる。愛に生きる者とは、実に笑わせる」
「人の未来を見ずに今だけを見続けて奔走し、過去ばかりを見つめて人を嘆いた」

「そんな貴公に何が出来様。その傲慢さを嫌悪する者がどれだけ居よう」

(勇者王と呼ばれていた者は笑って、白銀のレイピアを手元に顕現させる。知っている、あのレイピアは魔剣だ)
(私を嫌っていた、あの愉快な魔剣である。忘れは……しない)

……フフ。
私のつもりなら解っているだろうに。
〝それでいい〟のだよ、私は……所詮はただの人間。

王でも勇者でも無い、器を持たない筈だった男だ。
(レイピアを抜いて眼前の鎧の男と対峙する)
(表情が消え、静かな闘気を漂わせて刃を一薙ぎしてから構えた)


「……解っているからだ。貴公は口だけは強く在れてもその実は臆病で矮小な……」
────── !!(瞬く間に距離を詰め、地を這う様に姿勢を低くして下から刺突を放った)

(突風、銀閃。僅かに遅れてやって来る風切り音と共に弾かれたのは兜のみ)
(寸前に身を捻って躱した鎧の男が、その素顔を露わにした)

「貴公はその程度だ、『私』はその程度でしかない」

「今の貴公の胸の内で渦巻いてるのは、その美貌や落ち着き払った容姿とはかけ離れた物だ」
「怒り、焦燥、困惑、緊張、憎悪、嫌悪、恐怖」
「『私』はただの人間だ、ただ運が良かったからこそ辿れた終焉の導き手に過ぎない。言ってみろ……カタリナ・クラウス・チェインハート。貴様にこの世界で生きる意味があるのか?」


・・・────── 黙れ。

(全身から銀の輝きを噴き出した瞬間に残像すら宙へ残しての高速突きを連発した。その神速の連撃にレイピアの方が耐えられず、最後の刺突を打ち放った直後に刃が折れて跳ね飛んだ)

(目の前で飛沫を上げたのは……鏡の破片だった)
はぁ……はぁ…っ、はぁ……っ……
(甲高い破砕音に続いて辺りに舞い散る破片を見つめながら、折れたレイピアの柄を握り締めた状態で立ち尽くしていた)
(後先考えずに、レベル1の身で元の世界における自身の奥義を使ってしまった事で、喘ぐ様に呼吸を荒くして汗を流していたのだ)

(あれ以上あの言葉を聞いている訳には行かなかったのだ)

……引き返すとしようか。
これ以上は何の収穫も無さそうだ。
(手元のレイピアの柄を一瞥してから放り捨てると踵を返して呟く)

(……そして歩き始めた瞬間に、その音が樹海を駆け抜けたのだ)
(戦士の、雄叫びが)



『ゴァァァア!!!』(ドドドドドドドドッッ!!!)

……っ!?


(見つけたぞ。その一言と共に樹海へ響かせる戦士のドラム)
(微かに樹海に射した月明かりに照らされたのは、桃色の体毛に身を包んだゴリラであった)
【追加強襲判定】
(【20以下】で暗き小聖杯の強襲を受ける。
【30以下】でゴリラと骸骨騎士の強襲を受ける。
【40以下】で片翼の天竜の強襲を受ける。
【50以下】で骸骨騎士の強襲を受ける。
【60以上】で骸骨騎士・黒死ノ王の強襲を受ける。
【70以上】でゴリラ)
な、なんか凄く嫌な予感がして来てみたんだが…一体何があったんだ!?
【追加強襲判定】
【反応12+43=55】
(何も…何も起こらなかった…)こ、この嫌な予感って気のせい?気のせいなのか!?
(腑に落ちないながらも一旦帰還する)
【反応12+45=57】【追加強襲判定回避】

あれはまさか、私が作ったパワードスーツの試作型……!
何故独りでに動いて……ッ!?

(闇夜に包まれた樹海の向こうから放たれた殺気を感じ取り、刹那に身体を捻って倒れ込もうとする)
(直後、頭部があった位置を突き抜けた丸太が土砂を巻き上げて地面に突き立った)

(木々の向こうで揺らぐのは、月明かりに照らされた桃色の体毛)
(勇者カタリナが作り上げた、対剣士用強化装甲戦闘服……通称ゴリラである)

……やぁ、リゲル君。
妙な事になったのだが……いや、ちょ、帰るのかい!?
あのパワードスーツやっぱり私が相手しなきゃダメかい!?
(立ち去って行ったリゲル君にえぇーー!?と叫びながらもう一本のレイピアを抜いてピンクゴリラと構える)
フェティ=ステラ=アークライト(元・白小聖杯)

「カタリナお兄ちゃん…大変なことになっちゃったんだね。
お兄ちゃんがピンクのゴリラになっちゃったのかと思って、本当に吃驚しちゃった。
パワードスーツだったんだね!あははっ!

本当に辛い時や、共闘したいときは、この樹海内であっても
【共闘希望】【参戦希望】【後は任せた!】
といったようなタグをつけて、呼びかけてもいいと思うの。

ねっ。頑張ってね!素敵なピンク色のお兄ちゃん!」

(木陰からエールを送り、森へと姿を消していった)
【追加強襲判定】
さて、斉藤からかつてない程ヤバい強者がいると聞いて来てみたが、どうなる事か。
【反応12+17=29】【ゴリラ・骸骨騎士強襲】

(クロバの前方から骸骨騎士、後方からドラミングの音が木霊する)

っと、至れり尽くせりだな……さて、それじゃ――斬り込むとするかァ!!!!
(背後からクロバの気配と、濁った瘴気の様な気配を感じ取り)
……クロバ君か、ならば騎士達については任せるとしよう。

「見つけたぞ、父上・・・!!」
(ピンクゴリラが怒りのドラミングを放つ)

父上?……やはり、私が作ったパワードスーツなのか君は。
何故こんな所で本物のゴリラの様に動けている!

「ティルフィング様と戦う為に生み出されたこの私を棄てた癖に、よくもヌケヌケと顔を出せたな貴様ァ!!」

な、なぜその制作秘話を……っ!?

「これだぁあ!!」(ニア君の写真を取り出す)

それはティルフィング君の使い手の方だとも!?

「どっちにせよ、よくも私を棄てたなカタリナ・チェインハートぉぉおお!!」
(四足歩行で躍り掛かるピンクゴリラ。巨体に似合わぬ身軽さから繰り出されるパンチにカタリナが吹き飛んだ)

……〜〜ッ!!?
(クロバの横まで転がりズサァァァア……!)
「ようこそ黒き森パークへどったんばったん
 お・お・さ・わ・ぎ♡」

実際あっちこっちで被害出てない…?
君にあげた分の魔力活用してよ…?カタリナ君以外とは初めてだったのに。

「もっちろーん♡
 濃厚なのいただいちゃったんだもの、お・ね・え・さ・ま♪」

くそぅ……
僕が強気に出れないことを知ってるからこういうタイプはー!

(きゃっきゃっと腕に【暗き聖杯】を纏わりつかせて
 赤と黒の【装甲】を纏って、ぶつくさ歩いてくる。敵多すぎるじゃろ…遭遇できるかな…)
「ウホホホホホホホォォッ!!」
(カタリナに一撃歓喜の声を上げるピンクゴリラ。ドラミングが先ほどからうるさい事この上ない)

くっ……素材が素材だからか、恐るべき一撃の重さ……ッ
しかしどうやってアレを無力化したものか……?
(レイピアが通らない事を知っている為、刃を納めてガントレットを嵌めた拳で構える)
(狙うなら背中のファスナー……そう考えて踏み込んだ時、横の茂みからレインが現れる)

……レイン? 君までまた、何故ここへ……

「ヌゥ。女性か、下がっていろ。そこの勇者王は好色で最低のスケべだぞ」

人聞きが悪いな!? 私の息子だろう君は!?

「私はァ!!乙女ダァァアッ!!」

嘘……ッ!!?

「死ねィ、父上ェェッ!!」
(手近な木を叩き折るとそれを掴んでカタリナの方へ投げ付けて来る)
ゴリラ、女だったのか。(骸骨騎士の一体を斬り捨てながら呟く。一応周りを見る余裕はあるらしい)

キザ勇者だけじゃなくレインも来たか。随分賑やかになって来たな。――斬ッ!!!(一応巻き込まれそうだったのでカタリナ目がけ飛んで来た木を両断する)

で、邪魔するならまとめて斬り殺すが。どうする?(協力するのか、と言わんばかりに一瞥する)
おっと、ごめんね。その人、恋人なんだ娘よ。

「さくっと入るのねお姉ちゃん!?
 実はあなたも私の妹なのよ?」

(【暗き聖杯】がどこからか弓を出して姿を消す
 余談だが、既にレインとの交渉はすんでおり、キスによる魔力譲渡は行われているため
 暗き小聖杯は万全の体勢だ。レインはと言えば、中途半端だが。)

あれ、娘だったのキミも…?あれ?
さっきはスールとか言ってなかったっけ…

「お姉様でありお姉ちゃんでありお母さん
 その場のノリってやつね!」

ノリじゃしょうがないな!

(だめだこいつら。)
つまるところ、その父上の不始末は僕も背負う義務があるわけだ
殴りたいなら殴りにおいで
けれど僕は娘と戦いたいとは思わないよ。

「それより、お兄ちゃん
 骸骨騎士の後には【死】がまってるわ、さっさと蹴散らして逃げたほうがいい…
 そっち優先よ!」

(ドシュ、と見えぬ位置から槍が穿ったのは骸骨の頭部。
 青い焔となって、1体は消える)
(クロバが飛んで来た木を両断し叩き落とした事で粉塵が巻き上がる)

フフ、何やら頼もしい助っ人達だね。
異論などある筈は無い、クロバ君、レイン、それと……そちらが噂のお嬢さんかな?
ここは共闘しようじゃないか……!

私の総合的な調査としては、もう後何体か騎士を倒せば恐らく例の黒死ノ王が出て来る。
となれば騎士達の攻撃を捌きながら、あのパワードスーツを無力化するしかない。

私の推測では弱点は背中のファスナーか、頭部の魔石だ!

「乙女の秘密を平然と暴露するその根性、堕ちたな父上……ッ」
「それと、そこの緑髮の少女。私は女子供には手を出さぬ・・・女騎士としてその様な事は出来ん」

一々人聞きの悪い事を言うんじゃないよ君は!!
(暗き小聖杯が骸骨騎士を1人倒したのを横目に、ピンクゴリラへ駆け出して背中を取ろうと跳躍する)

(が、ピンクゴリラが取り出し投擲したバナナに迎撃されてべしゃっと落とされてしまう…!)

……相性が悪いな
疾ッ!!(カタリナへの行動を見て隙を見出したクロバは突進。ゴリラの頭部目がけ袈裟斬りを放とうとする)

つまり、頭を狙えば真正面からでも良い訳だな!!
仕方がないな…僕も戦おうとは思えないけれど…
君のためにもここは、やらせてもらう

「そ、噂のかわいい娘でーっす♡ な・ん・て・ね!!
 合わせて、お姉ちゃん」

おっけー
無力化してから、お迎えするよ!

(どしゅ、と放たれる剣は跳ねて娘ゴリラの頭部へと向かい
 かたや赤と黒の王は驚異的な速度をもって、ゴリラの背面へ
 そのまま、加速した一撃でファスナーをねらって剣を突き立てる…が!

 バナナを踏んで力が入りきらなかった!バナナすごい!)
桃ゴリ「ヌゥ!貴方は私の対策No.2のクロバ様!」

(放たれた袈裟斬りへ自ら頭突きの容量で迎え撃ち、僅かに太刀筋を乱しながら弾き返す)
桃ゴリ「……何ッ!」
(クロバの一撃を迎え撃った直後、更に二撃頭部に直撃する)
(血こそ出ないものの、そのゴリラフェイスに大きく切り傷が付き、微かに皹が入る)

桃ゴリ「ヌゥゥンッ!!」
(勢いよくレインの顔にバナナを二本投擲し、暗き小聖杯とクロバに向かって丸太の様な脚で回し蹴りを打とうとする)

(一方カタリナはバナナを食べ終えた所で背後からの骸骨騎士の斧を躱して裏拳で薙ぎ払っていた)
う、おっとっ!?

(間を置かずに襲い掛かる骸骨騎士に、ヒールで迎撃
 装甲と化した靴は剣と同格、されども分が悪いとみて弾いて距離を取り)

「もう一発!避けてね!」

わかってる、妹!

「………うんっ!」

(光の矢が、骸骨騎士の頭を打ち砕き、貫通
 木を薙ぎ倒して、骸骨とレインの間に壁を作る)

「急造だけどね…男たちは平気そうだし?
 こっちも!!」

救援要らなかったカナー? っと!!

(花びらの盾を作り攻撃を受ける暗き小聖杯と
 ひゅ、と屈んで攻撃を避けて娘ゴリラに接近するレイン。
 バナナは剣で斬り落とし
 素手――もとい、レーザーソードで再度ファスナーを狙う。
 最近便利だな、この剣。)
一番相性がいいのは、闇の装甲だけど…

「見えちゃうわよー
 お・ね・え・ちゃ・ん♡」

カタリナのばぁあああか!!
くーちゃんが居なければ僕あれ晒しっぱなしだったよ!!

(れいん の こうけ゛きりょく か゛ あか゛った!!)

「お姉ちゃんがいいっていうなら私もつけてあげるのにー」

やめて!
キスだけでかなりSAN値削れるんだからやめて!
っとぅぉ!?

「はーい、こんないたいけな女の子襲ったあなたの父親はあっちでーす」

(娘ゴリラのヘイトをカタリナ君に集中させることにしよう。
 で、僕らは斬ればいいだけ、それがいいよねクロバ君。)
おっと!!(後方へステップ、なんとか距離を読み切って寸でのところで躱しきる)

……? そうだな、まぁ自分の不始末は自分で付けるのが筋っていうものだろう。
というわけで桃色の。お前の獲物はあっちらしい。(笑顔でカタリナを指さす)

(応、承知したぜ)
桃ゴリ「や、ヤメロォォォ!! そのファスナーを下ろされたら、自分では上げられないんだぞぉ!!?」

(背中のファスナーへの一撃に、一気に半ばまでファスナーが下がる)
(滅茶苦茶狼狽えた挙句に聞き捨てならない台詞が聞こえて来て……)

桃ゴリ「・・・そこな少女を襲った、だと」

(暗き小聖杯とクロバに指を刺されて一歩後ずさるカタリナ)
…え? うん?何を言ってるのかな、君達は……は、ははっ?

桃ゴリ「父上ッ!元の世界でも幼女に手を出しそうになって弾劾されかけた事をお忘れかぁ!!」

あれは嵌められたんだ!何故そんな事まで知ってるんだ君は!
あとレインとは合意の上だから!合法ロリータという奴だから!!

桃ゴリ「問答無用!死ねィ女の敵めぇ!!」

ちょ、待っ、アッーーーー!!?
(がっしと脚を掴まれてブンブン振り回され、後方の骸骨騎士達を巻き込んでぶっ飛ばされた)
(大きく振り被っての全力投球で、そのゴリラの背中は隙だらけである
よっしゃファスナー降ろすぞ!!

「おー!!」

(隙が出来たので残り半分のファスナーを下ろしに行く酷い人
 カタリナ君は犠牲になったのだ……!やるぞクロバ君!)

まぁ実際合意だし合法ロリだし恋人だけど
いやー元の世界でもそんなことになっていたとは…

(好色王だから驚かないけどねーともう慣れた顔をして
 いそいそと娘ゴリラのファスナーをさげにいっている。娘を襲う派はと妹。百合かな?)
「そーしーてー…こっちも忘れないでねっ♡」

(娘ゴリラに向けて、槍を弓で穿つ暗き聖杯
 ここまで彼女がレインに入れ込むには理由があるのだが
 それについては、また後日。決して裏で襲った回数2桁いってるとかじゃない。)

「まだ【死」はきていないけれど…
 お兄ちゃん、犠牲になった方のお兄ちゃんはおいといて戦況どう見る!?」

(あれが来たら、どうするか?
 こちらには秘策がある。だがしかし、敵対するかもしれない相手に見せるつもりはない。
 ならば、頼るのは【姉】たちだ。)
【死】か。そもそもオレはそいつを見に来たもんだからなぁ。このまま手ぶらで帰るのも惜しい。
(チラッと状況を一瞥する。すぐそばのゴリラをどうにかすれば撒くのは比較的容易だろう。撤退するならば、今であると判断する)

まぁ、退くなら退くでいいんじゃないか。オレは強敵を斬りにやってきたわけだからな。

【追加強襲判定】(尚、反映はゴリラ戦後)
【反応12+43=55】【追加強襲無し】

……ま、なにか来る気配はないな。
【追加強襲判定】(ゴリラ戦後)
【20以下】で片翼の天竜の強襲を受ける。
【30以下】で無名ノ狩人の共闘参戦・強襲を受ける。
【40以下】でスケルトンメイカーの強襲を受ける。
【50以下】で骸骨剣士の強襲を受ける。
【60以下】で黒死ノ王の強襲を受ける。
【70以上】でゴリラ

(実はこんな予定だったけど、このまま連戦はキツいので黒死ノ王はここでは襲って来ない結果で良いかもしれないね!)
僕はカタリナ君の救援、ってとこだしね
うちのカタリナがすみませんの心。
魔王様だもん、そこはきちんとしないとね。

「塞がらない傷っていうのがやっかいなのわかってるのかしら…
 まったくもう!世話の焼ける!」

(弓兵として、暗き聖杯は再び矢―—剣を取り出し、狙う
 骸骨騎士もほぼ消えた、あとは残りを蹴散らして……
 お姉ちゃんの装甲の特徴は聞いた、なら、死といえども後れを取らない
 けれども怪我はするだろう。それに不安を感じる。お互いに。)
(これ、黒死ノ王がくるね?けどゴリラの後だしね…?)
オレはこのまま向かおう。
尖兵がいるという事はオレの行く用もこの先にあるという事だからな。

(元々の予定を遂行するために骸骨騎士たちの向こうへと足を進める)
怪我さえしなければいい、わけだね
くーちゃんは身を隠しての狙撃で…危険になったら撤退ね

「わかってるわ。お姉ちゃんは剣を変えるのよね
 接近戦に違いはないんだから……怪我しないで
 そっちの無謀なお兄ちゃんたちもね」

(剣をしまって、片手に杖のようなものを用意する
 なんとか…なぁれ……うん、怪我はするなあと一人納得した。)

あとクロバ君早まらないで…!

(ゴリラの反撃がまだだよ!具体的に言うとカタリナ君を待とう!)
桃ゴリ「や、やめっ、ヤメロォォォおおおおお!!!??」

(穿たれた槍を両手で掴み取ろうとして脇腹を貫かれたその時、レインがファスナーを完全に下ろしてしまう)
(次の瞬間背中から大量の黒い瘴気が噴き出し、そのままゴリラの動きが止まって地に倒れ伏せた)

「…………ち、ちちうぇの…せいへきは……せなか……」

(最後にとんでもない事を言い残してゴリラは目を閉じた)
……おのれ、最後になんて事を暴露してくれるんだ。
私か、私に似たのかあれは……!

クロバ君とレインはどうする。
クロバ君がこのまま騎士達の現れた方へ進む様だが……

(地味にボロボロの姿で頷き、暗き小聖杯の頭を撫でようとしながら)
………えい

(背中をカタリナ君に見せてみる。尾骶骨あたりまで露出しているが、これ装甲。
 瘴気を吸い込み、暗く暗く装甲の力は増して)

このまま僕はついてくよ、ボロリナ君のサポートしないといけないしね
くーちゃん、さっきの通り無理せず撤退するんだよ

「もちろんよ、お姉ちゃん
 ……え?やだー私にまで手を出すの?おーにーいーちゃん?」

(暗き小聖杯はくすくすと笑って、撫でようとする手は避けない)
クロバ君ー
愉快なカタリナ一行がついてく予感だよー おっけー?

「おっけー?」

(そういえば、どうでもいいことだけれど
 暗き小聖杯とレインは魔力が似すぎている。
 魔力を奪ったから、というわけでもないようだが……)

ついでに僕は回復なんて高度な術使えないからね!
精々が攻撃を避けさせるために蹴り倒すことなので!

(※踵の高いヒールで言っています。いたそう。)
……ふむ、どうやら先へ行ってしまったらしい。
私達も後を追うか、ここで一度下がるか……

(どうしたものかな、と。腕を組みながら思案する)
(レインと暗き小聖杯を微笑ましげに眺めながら何歩か歩いてクロバの向かった先を見据えた)


────────────


(見据えた、そのカタリナの背後に音も無く虚空から姿を現わす黒衣の王者)
(その場に居る者達で、カタリナの背後に現れた黒死ノ王の姿を見た者達はそれぞれ悪寒を覚えるだろう)
(何故なら、見た目の強烈さとは裏腹にその姿から生気を感じず、気配どころか魔力らしい何かすら感じないのだ)

(…………例えるなら、そう)
(べったりと頰に触れたその手に、熱も脈動も感じないに等しい……まさに異質だった)
――っ!

(慣れぬ気配。死の気配。
 真っ先に動いたのは、矜持か装甲の力か
 杖だったものに暗き刃を宿し、大鎌の形をとり
 カタリナ君を蹴り飛ばすことで距離を取ろうとする。自分は二の次。
 何故ならば、この装甲の名は【赤の女王】―—3倍速であり、死には死を。)

「お姉ちゃん!」

わかってる、避けきれば問題ないっ!!

(聖剣は作れず、出来たのはこの正気を纏う聖なる武器
 けれども聖なる力は宿している。瘴気を纏いながらも、何故か。)
ん、そういえばなんかレインの奴が一緒に行くかもしれないとか言っていたような……さすがにそのまま行くのも筋が通らな――(そう言いかけた途端、抜刀と共に殺気を放ちカタリナの方へと駆ける)

斬ッ!!!!!!(カタリナの背後にいる黒死の王へ向け、躊躇いもなく全力の一突きを繰り出す)
【「もしや ────── 恐れているのか、この〝我々〟を?」】

(嗤っていた。
 金色の焔が夜闇に包まれた樹海を照らし、
 闇の外套を翻すその姿は対照的でありながらも、違和感を感じさせない。
 クロバの一突きが到達する寸前には、黒死ノ王たる者は既にレイン達の背後に立っていた。
 その手に在るのは、凡そクロバの背丈程もある大太刀である。)

【「・・・滑稽。実に、滑稽だな」】

【「〝我々〟は貴様達が倒して来た骸骨剣士と変わらぬ死霊の存在に他ならない。であるならば……恐れる事は何も無いだろう?」】

【「さぁ・・・〝我々〟を再び闇に落としてみろ、レベル1の特異運命座標共・・・」】

(大気を打ち鳴らしたかのような音が二度、炸裂する。直後にその場の全員に光弾が放たれる……!)
クロバ君助かった!

「でもお兄ちゃんにとどめ刺してないお姉ちゃん!?」

止む無し!
さぁ、死だというなら追いついてみせろ…っ
生に留まるために走り続けるぞ、この装甲は!

(ひらりと揺れる赤く薄い布地に黒のホットパンツ
 いかなる時もいかなる装甲も、絶対領域はなくならない謎使用!
 魔王ぢからは絶壁と絶対領域にあり!
 ガーターベルトから引っこ抜いた短剣を黒死ノ王に投擲しこちらに目を向けさせようと)

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