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古戦場跡地
本当に、寂しくて、いつもの仕合以上に二人が傷つくのが嫌で、だけど戦うのが二人の約束だから、止めてと言いたいのを我慢して、終わるのを待っていた。
「馬鹿……」
人の手の届かない高い木の上に泣きながら逃げて、そのまま泣きつかれて眠って、目が覚めたら寒いし、頭は痛いし、心は重いままだしで最悪だった。
(また、風邪ひいたのかって、呆れられちゃうのよ)
呆れられて、今度こそ見捨てられるんじゃないかと、怖かった。だから、ふらふらと蛇行しながら降りた先に見慣れない女の子がいることに気付かなかった。
羽を畳んでうずくまったショコラに、少女が優しく声を掛けた。
「お姉ちゃん」
優しく聞こえたのは、ショコラの願望だったのかもしれない。何故ならそれは、ショコラの心を狂わせる声と言葉だったのだから。
「泣いてるの? 寂しいの? どうして?」
心に寄りそうような優しい声。そっと白い手がショコラの視界を塞ぐ。
「馬鹿……」
人の手の届かない高い木の上に泣きながら逃げて、そのまま泣きつかれて眠って、目が覚めたら寒いし、頭は痛いし、心は重いままだしで最悪だった。
(また、風邪ひいたのかって、呆れられちゃうのよ)
呆れられて、今度こそ見捨てられるんじゃないかと、怖かった。だから、ふらふらと蛇行しながら降りた先に見慣れない女の子がいることに気付かなかった。
羽を畳んでうずくまったショコラに、少女が優しく声を掛けた。
「お姉ちゃん」
優しく聞こえたのは、ショコラの願望だったのかもしれない。何故ならそれは、ショコラの心を狂わせる声と言葉だったのだから。
「泣いてるの? 寂しいの? どうして?」
心に寄りそうような優しい声。そっと白い手がショコラの視界を塞ぐ。
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夜になると地の底から、白骨化した戦士たちが続々と蘇る。
樹木が月明かりを遮り、闇一色に包まれる。
※周りを気にせず無双できるスポットです。
木々も骸骨たちも派手に薙ぎ倒してしまって下さい。
【無双可、連投可】
【剣でも魔法でも、自身の技を繰り広げたいときにどうぞ】
【肝試しも可】
【同族でコミュニケーションを取ることも可能かもしれない】