PandoraPartyProject

ギルドスレッド

惑いの花酒亭

【2階/RP-女子会】

What are little girls made of?
What are little girls made of?
Sugar and spice
And all that's nice,
That's what little girls are made of!


酒場の二階、語尾を甘く伸ばす声が知らぬ世界の詩を詠う。
そうやって人のおとないを待つ黒豹が一匹。
誰かの訪れに気付けば殊の外嬉しげに微笑み室内へと招き入れるだろう。

「今日は女の子だけの日よ、秘密の日よ」

そうしてまた、甘ったるく響く声でうたう。
女の子って何でできてるの。
お砂糖とスパイス、それと素敵ななにか。
そういうものでできてるの。

-----------------------------------

女子会スレです。
性別が女性、かつ酒場に訪れたことがある方のみ参加可。
今ならちょっと透けてるベビードールが用意されています。

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(酒場の2階、普段は宿屋として使われている一室はがらりと様変わりしていた。
 毛足の長いラグ、寝転がるのに具合の良さそうなクッションが多数。
 足の低いテーブルには色とりどりの酒やジュースに、軽食やお菓子。
 そして差し出されているひらひらのベビードール)

かぁわいいでしょ?ジョシカイってこういうのを着るんですって。

(そう言って笑う獣種の女も黒地を白いレースで縁取ったベビードールを纏っている。
 イヤならこっちもあるけど、と提示されているのはふわもこの着ぐるみパジャマだ。
 どちらかを選べと、そう金目が語っていた)
ベビードールのサイズがなかったのですけれど。
もう少し、これ以外に召しものは無かったのでしょうか。
(着ぐるみパジャマに身を包み、静かに唇を尖らせて)

しかし、女子会というのは奇特な文化なのですね。
普段の服装でなく、衣装を変え、気分を改める集まりなのでしょうか?
ドレスコードまであるとは。
気軽なやつかと思っていたら、結構本格的なんだな。
(対してこちらは言われたままのベビードール姿だ。
 背中が寒いのか編んだ髪を外したところである))

しかし何故この二択なのだろう。異世界の文化は時折不可解だ。
(言いながらぴらぴらと薄地の裾を弄ぶ。
 肌の露出には抵抗はない様子だが、着慣れない風ではあった)

私はてっきり、下の酒場で女だけの飲み会のようなものをやるかと思っていたよ。
この様子なら何か差し入れでも持ってくれば良かったな。
とはいっても、この空間に似合いそうな可愛らしいものとなると迷ってしまうが。
2人とも似合うわねぇ、可愛いわ。
今度やる時はレモラ用にフリルたっぷりの用意しておくわね。ひらひらふわふわのやつ。
(着替えた二人を満足げに見、早速というようにグラスを三つ用意した。
 ひとつには林檎ジュース、ふたつにはシードルを注ぐ)

なんでも可愛いは正義!っていうルールが適用されるらしいわよ。
よく分からないんだけど可愛かったり綺麗な格好をしてジョシリョクっていうものを高める狙いがあるとかないとか。
それを高めると他人から一目置かれたりするんですって、本当なのかは知らないけど。
(ラダにはジュース、己とレモラにはシードルを配りながらラグにぺったりと座り込んだ)

ちなみに衣装は情報を参考に私の独断と偏見で決めちゃった。とりあえず乾杯しましょ。
えぇっと、イレギュラーズの前途を祝してっていうべき?
(かんぱーい、と間延びした声でグラスを掲げた)
あ、差し入れは気にしないで大丈夫よ。
今日はマスターにお願いして色々用意してもらってるから逆に多くなっちゃうし。
(言いながら酒を飲み、サンドイッチをつまむ。
 おいし、と目を細めて)
似合うと言われて喜んでいいのかどうか悩ましいところで。
フリルとペンギンの着ぐるみと、どちらが良いかもまた難題でございます。
(グラスを受け取りながら、半目でぼやき)

可愛いは正義……ドレスコードの理由がそれですか。
ジョシリョク、聞けば聞くほど不思議な言葉です。
単に魅力を指すものとはまた違った意味なのでしょうけれども、
(かんぱーい、という声に思考を一度中断して)

はい乾杯。
そうですね、前途は明るいに越したことがありませんもの。
あとさりげなく、衣装の主犯はリノでしたか。
可愛いが正義なら、私は着ぐるみの方が正義力高いと思うけれど……
まぁ、成人女性からすれば流石に複雑なところか。

しかし女子会の目的といい、この衣装といい
発祥世界では女の戦国時代でも迎えているのだろうか。
可愛くなければ生き残れない系統の。恐ろしいな。
(グラスを受け取りはるか異世界に思いを馳せるも、到底分かるはずもないわけで)

つまりは着ぐるみもリノチョイスか。
てっきりマスターが一枚咬んでいるかとばかり。
――ああ、乾杯。これからまだまだ忙しくなるようだしな。
(唱和と共にグラスを掲げまず一口。よく冷えたそれに満足そうに息を吐き)

何かの集まりの時、地元じゃ皆それぞれ持ち寄る事も多かったからな。
手ぶらだとなんだか悪い気がしてしまうんだよ。
うん、だがそれなら私も早速呼ばれよう。
(とは言っても目の前に広がるのは多様な品々。
 少々迷った末にサーモンが乗ったカナッペに手を伸ばすと、ひょいと口の中へ放った)
(主犯、という言葉に物憂げな溜息をわざとらしく零す。
 いじいじと己の尾を弄って)
だってぇ、私美人で可愛い自覚はあるけど可愛いものが似合うかは別じゃない?
だから代わりに可愛いものを他の誰かに着てほしかったのよ。
(健気な願いでしょ?と。
 ちなみに衣装選定はマスターと楽しくやりました)

不思議な集会よねぇ、魔術的な何かでも絡んでるのかしら?
今きっと私達のジョシリョクすごく上がってると思うわ。
(シードルを頂く、とても美味しい。
 もくもくとサンドイッチを口に収めて咀嚼し、飲み込んだ)

あぁ、確かにうちも似た感じ。特に結婚式とかがあるとすごいわよね。
それでも大体足りなくなるから追加で作ることにもなるし。
(シードルを早々に飲み干せば次に葡萄酒を手酌でグラスに注ぐ。
 林檎と胡桃、チーズの乗ったピザに手を出した)
仕事といえば最近各々方はどう?
私この間ローレットの仕事でトチッちゃって指千切れかけたのよ。
子供でも顎の力って舐めたらダメなのねぇ。
着ぐるみの状態で正義を認定されるとは、なかなかに斬新な体験で。
ええ、ええ。それはもう複雑極まって怪奇なる心境にございます。
リノの自覚は素晴らしいことですけれど、このメンバーを増やさないと延々とターゲットが固定されそうで、健気な願いは時に残酷なのだと実感させてもらえますね。
(カップを両手で持ちながら、スケープゴートの参入を待ち望むかのように)

まったく、マスターもマスターですが、ここまで準備してもらってる以上は文句も言えません。
はて、こういった集まりだと海洋ではどうしてましたかね。
海でやるか陸地でやるかで揉めて、結局両方でやればいいやと頭の悪い結論を出す両族の宴会などが思い出されます。
(見栄っ張りが多いので自然と豪華になるのですよねえ、と溜息をつきながら)

ああ、その指は大変だったみたいですね。
こっちは猟奇的な事件を解決してきましたよ。
自身が可愛くなるために、殺した相手の部位を自分と取り替えるような相手で。
思えばあれもジョシリョクなのでしょうか。ふむ。
人の数だけ正義はあると聞くが、世界の数だけ更に増えそうだな。
しかしメンバーを増やすにしても、まさかその格好で呼び込みするわけにもいくまいし。
天の助けを待つばかり、か。
(着ぐるみ姿が気になるらしく、ペンギンが動くたびに面白そうに視線をやり)

実際結婚式の時が一番すごいんじゃないか?
台所が忙しくなると、肉を捌くか野菜を刻むかだけの私すら手伝いに引き込まれる程だ。

あ、海洋の話は興味ある。最近ギルドでも海洋の仕事を見かけるようになったし。
海の中でも宴会できるとは、流石地元民。
でもそうすると、海で暮らす人は海でも陸でも宴会に参加できて少しおトクだな。
(そう言って笑いながら、今度はこちらもピザに手を伸ばした)

千切れかけたとは相当だ。きちんと治ったか?(どの指だろうと、指先を見つめ)
今こそアイスの礼でも、とも思うが女子会中では注文という訳にもいかないか。

私はこの間失敗したって話した後は、少し運がまわってきた感がある。
と言っても件の蜂起事件、行った先での扇動者は取り逃がしてしまったが。
……可愛いが正義なら、その為の努力も正義なのだろう。
実際やるかは別として、肌や髪の色が今と違ったらと思う事がないわけじゃない。
(にまぁ、と黒豹の顔に笑みが広がる)
じゃあ新メンバー加入までペンギンさんで居てくれるのね、レモラったら優しーい。
ペンギンがイヤなら白熊が良いかしら?それともゴマフアザラシ?
(どれも似合いそう、と尾を立てて満足げである)

私、基本的に料理ができないから逆に邪魔だって配膳に回されるの。
(海洋の話にはころころと咽喉を鳴らすように笑った)
ほんと、あっちは賑やかで派手揃いねぇ。でも海種と鳥種で番うこともあるんだから仲が良いのやら悪いのやら。
レモラなんて器用だから色々引っ張り回されそうだわ。

(葡萄酒を舐める。手近なクッションに上肢を乗せるようにだらしなく寝そべった。
 そのまま左手を掲げて繋がった指先を晒してみせる。もう、どの指かもわからない)
お礼はまた次の機会にでもとっておくわ。

ラダの活躍は知ってるわ、なんだか街角でもちょっとした有名人だったじゃない。
結果はともあれ格好良かったわよ。
――体の一部をとりかえっこ、ねぇ。継ぎ目とか気にならないのかしら?
ジョシリョクを上げるって色々方法があるみたいね、そっちは血生臭そうだけど。
あら、ラダはどんな肌と髪になりたいの?レモラみたいな白磁と白銀?
なんですかそのチョイスは。悪意を感じます悪意を。
どうせなら鮫はないんですかサメは。鮫なら百ヒレ譲って許しましょう。
(劣勢を覆すべく、歯を見せて威嚇しながら)

まあ、一通りのことは人並みに以上にできますからね、私は。
鳥種においても一目置かれておりましたとも。
目立ちすぎて捕われそうになったこともあるぐらいですし。
(一点、自らの昔話に笑いながら)
しかし料理ができない、というにも種類がありますけれど、味付けですか?
それともまな板の上だとナイフ捌きが滞るとか?

(グラスをようやくあけると、クッションに体重を預けるように倒れこんで)
知人が活躍されているのを見るのは気持ちがいいものです。
ラダもリノもお疲れさまでした。
はて、とりかえっこの本人は一切気にしておりませんでしたが……
ラダの理想の姿ですか。気になります。
その寒冷地チョイス、最近暑くなってきたからなのか?
あとサメだとこう、丸呑みされてる風にならないだろうか。
(着ている所を想像したらしく、至極微妙な表情が浮かぶ)

海洋は幻想と比べれば大らかだと聞くが、やはりそういう話もあるか。
今話している分には悪目立ちする風には思えないが、ふむ。
(これの所為かと着ぐるみ指差しかけて、済んでの所で思い留まった)

リノ、料理は全くできないわけじゃないんだろう?
私は焼き加減や味付けが苦手だけれど……
外は焦げかけてるのに中は火が通ってなかったり、いつも似た味になったりするよ。
料理ができる人は、一体どう見極めているのやら。
(そういってグラスをひと煽りするとすぐ新しく注ぎ、クッションのひとつを抱え込み)

ふふ。見知らぬ人間に顔が売れたと思うより、知った相手に褒めれた方が嬉しいな。
ありがとう。

いや理想という程でもないんだが……そうだな。
白い肌やまっすぐな髪に憧れる時がある。あと髪色は濃い方が好きだ。
――なんて、要は無いもの強請りなわけだが。
二人はそういうの、思ったりしないのか?
(可愛いと思うのに、と唇を尖らせた)
サメでも良いけど、うちのマスターも鮫の海種よ?
食べられてる感マシマシよ?

……鳥種に捕らわれそうって、捕食的な意味合いで?
(からかいぎみに笑う)
まぁ冗談はおいといてあそこも一応権力争いしてるものねぇ。
出る杭はなんとやら、というやつじゃない?

(料理については溜息を零す。
 ぺしん、ぺしん、と尾がラグを叩いて)
ラダと似たような感じかしら、私も。
味付けのスパイスの組み合わせは上達しないし、焼けば生焼けか焦げすぎ。
第一材料を均等な大きさに、なぁんて言われたって面倒よ。
(トマトのマリネを抓みながら拗ねたように言う。
 兄嫁が得意だから私はいいの、と)

理想と現実、って食い違うものねぇ。
その取り換えっ子ちゃんもそれに絶望したのかしらん。
(徐に手を伸ばしてラダの長く伸びる毛先に触れようとする。
 指先にくるりと絡めて弄ぼうとし)
私は逆にラダやレモラみたいなくせ毛が羨ましいわ。
ふわふわしてて、長く伸びてるととってもステキ。
私、本当は金髪になりたかったの。真昼の砂漠みたいな、そんな色。
(クッションに身を預けながら2人の髪を眺める)
今の自分も好きよ、でも理想通りだったらもっと好きだって思えたのかしら。
ね、どう思う?
まあ、やはりマスターも?
そこはまあ、私も鮫ですから。鮫ですもの。
鮫そのものになるということで至って問題はありません。
ええ、捕食されているわけではなく、先祖返りと言えましょう。

おや、ラダも苦手でしたか。
お二人とも苦手なものは焼き加減や味付け……たしかに具材ごとの火の通りやすさなど、ある程度覚えなければならないこともありますからね。
ですがまあ、一度基本を覚えてしまえばあとは応用ですから。
スパイスも一定の組み合わせがありますからね。塩と胡椒、魚醤に大蒜、これも基本を抑えればあとは応用です。
(パズルみたいなものですのに、と拗ねた様子を見てケラケラ笑って)

なるほどなるほど。
私は私が大好きですけれど、たしかに「もしも」の理想はありますね。
求めるとするならばやはり……身長でしょうか。
すらっと伸びた手足と、もう少し高い視点から世界を見下ろして見たいと思ったりしますわ。
おや、マスターも鮫だったのか。海には疎いからまるで気付かなかった。
しかしリノもレモラも、変化せずとももほぼ人間種の形をしているから、
着ぐるみでも「先祖返り」しているのを見るのは面白そうだよ。
(クツクツと笑い声を漏らしながら、ぶどうを一粒口に放り込み)

ああ、あそこも幻想程でもないにせよ、一応やりあってはいると聞くな。
というか幻想が主産業かのように権力争いしているのが異常なのか……ともあれ。

料理、得意な人がいる時はいいんだよ。私もそうする。
だが野営が続く時なんかは食事の楽しみがないと、辟易する事も多い。
味付けについては定番だけでも覚えたい所なんだが……
ところで魚醤って食べた事ないのだけれど、美味しいのか?
(話に聞くばかりの未知の調味料。想像がつかないとばかりに首を傾げた)

最初から諦めているなら絶望もないだろう。
だからもしも手に入りそうになるか、
手に入ったのに駄目になったりしたら絶望するかもしれないな。
(日に焼けて少し痛んだ髪が、指先に絡みつく。本人はチラリとそれを見やるばかりだ)

やぁ、二人とも思うものはあるんだな。
私は金色になったリノも、見下ろしてくるレモラも見てみたいよ。
――そう、収穫祭の魔法なら理想を叶えてくれるかもしれないな。
それこそ魔法が解けた時、絶望してしまうかもしれないが。
鮫?レモラも?……そうだったの?
(彼女の美しい鰭を眺め、少し首を傾げるも頷いた)
ふふ、人間種っぽい方がウケが良いのよ。
ラダだってこうしてると人間とあんまり変わりないけど、普段はどうしてるの?

(未だに尾はパシパシとラグを叩いている)
料理できるヒトは事も無げに言うけど存外難しいのよ?
……でも、事実携帯食ばっかりはイヤになるわ。
(笑われればレモラのいじわる、と呟いて彼女の足を尾で叩いた)
魚醤は独特な臭いがするのよ、味は知らないけど。
大蒜と合わせるのね、アレ。どんな料理があるのかしら。
ふふ、今度はレモラにお料理教室でも開いてもらう?

希望があるほどに絶望は深くなるんでしょうね。
そうね、手に入らないって思えるものほど欲しくなる気持ちはよくわかるわ。
でもレモラが大きくなるのは少しイヤかも、今のサイズ感が良いのに。
(指先に絡む髪をしばし弄ぶ。
 軽く編んでみたり、それを解いて手櫛をいれてみたり)
あの収穫祭で何人が理想を手に入れて、そして手放さる負えなかったのかしら。
そういえば異世界にそんな話があったわよ、ハッピーエンドだったけど。
(灰被り姫と言うらしい子供向けのお話、と)
ふふん、そうです鮫なのです。
まあ確かに普段は人型ですものね。 海種らしいのはこのヒレ耳と歯ぐらいでしょうか。
なろうと思えば 海種らしい海種の姿になることもできますが、まあ仕える先は幻想だと二足歩行の方が多いもので。
(口の端に指を引っ掛けると、改めて尖った歯を見せつけるように)

ふむふむ、これは失敬。
意地悪するようなつもりはなかったのですけれど、お二人の消沈する、拗ねる様子があまりにも可笑しくて。
完璧よりも何かしら欠点があった方が魅力的とも申しますし、決して悪いことではないと思いますわ。
(足を叩かれたペンギンは、悪びれもせずにクッションの上で寝返りを打って)
ええ、おっしゃる通り独特の香りで。あれがいいのですけれどあれが駄目な人もいます。
味は魚の旨味を濃縮したような塩味で、それを大蒜で香りづけすると適当な炒め物にかけるだけでも上々のものに。
教室でしたら、他ならぬお二人のためですもの。「格安」で開講いたしますよ?

収穫祭の魔法ですか。ありましたね、そんなものも。
一時とはいえ夢を叶えるのは親切なのか。
それとも夢であることを認識させる以上、残酷な行為なのか。
(グラスに入った液体を灯りに照らして、簡易な月に見立てれば)
へえ、そんなお話が。果たしてどんな……待ってください何ですかサイズ感とは。
まるで私がぬいぐるみみたいではないですか。
(じいっとレモラの歯を見つめ、次いでもう一人へと視線をやり)
そういえば歯はリノも鋭かったよな? 笑った時なんかに少し見えてるが。

ああ、人間種の方が便利なのはな。建物や家具も人間種向けが多いから。
私も普段街中なら変化してる事が多いよ。
流石に家では戻しているが、でも部屋が少し狭く感じられるよ。
今の所、町の外に出た時が一番だ。

(そうして2人のやり取りを眺めながら、グラスの中身を半分ほど煽り)
独特の香り……潮の香り、みたいな奴か?
魚もそうしょっちゅうは食べないし、ちょっと想像がつかないな。
海洋辺りに行った時に、挑戦してみるかな。

料理教室か。外でもできる料理なら、なお覚えたいな。
しかし「元の値」を出す前に「格安」とはね。
これは試されていると捉えるべきだろうか。
(冗談混じりながらも試すように、グラスの中身を揺らしながら問いかけた)

真剣であればあるほど、残酷に思えてくるな。それは。
――いや今に限って言うとしても、ぬいぐるみでは。いい感じにペンギンでは。
(マスターと鰭の形が違うような気がする、と思えど口には出さない。
 サメにも色々あるのだろう、多分)
性質かしらね、歯ばっかりは鋭いの。
ここで仕事をするなら人型が一番やりやすいわ。
(かぱ、と口を開けばヒトより鋭い犬歯が上下に光った)
ラダは馬だものね、ここじゃ確かに手狭だわ。
でも行商には向いてるわよね、馬力もあるし。馬車いらずで羨ましい。

魅力的、なぁんて言いながらアナタは卒なくこなすんでしょ?
(ペンギンを叩いていた尻尾を持ち上げて毛並みを整える)
魚自体はそれなりにこっちには来るけど魚醤はそんなに見ないわね。
選り好みされるからかしら?美味しいなら食べてみたいけど。
……でもまずそんな魚醤を使う料理が外で出来るのかが疑問だわ。
そうね、やっぱりここは「試食」からしてみたいわね?
(どんな料理があるか気になるわ、と笑いながらレモラを伺う)

その話では変わったのは服装だけで元々美人な娘さんならしいけどね。
所詮は子供向けの御伽話よ。
(現実は甘くないわ、と笑いながらラダの髪から手を離した。
 毛先に沢山の三つ編みが量産されている)
やぁねぇ、ぬいぐるみみたいに可愛いって褒め言葉よ。
抱き締めてあげたいくらいだわ。
(可愛い可愛いペンギンちゃん、と笑いながらのそりと体を起こした。
 四肢を付いて近付けば寝転がるレモラに伸し掛かろうと)
あら、流石に商人の方は誤魔化せませんわね。
信頼価格ですわ、信頼価格。
試食は、そうですね。今度マスターにも協力していただけるのでしたら。
(頰に手を触れて、いくつかのメニューを思い浮かべながら)

ふぅん、自らを変えるというよりかは、環境を変えるといったお話でしょうか。
それはそれは……恵まれたお話で。
(あらかわいい、と三つ編みを眺めるが早いか否か)
私は可愛いというより可憐であるべきであってですね。
ぬいぐるみというのは褒め言葉では……リノ?
なんですか、その猫のような邪悪な笑みは。
(起き上がろうにも動けず、足をばたつかせるに止まり)
んふふーぅ。
(大変よろしくない笑みを浮かべる。
 のっそりと小柄な彼女の上に乗り上げてぺろりと舌なめずりをした)
残念ねぇ、私はとっても褒めてるつもりなのよ?
(そのままなんの遠慮もなくペンギンを腕の中へと抱き込んだ。
 ぎゅうぎゅうに抱き締めてきゃらきゃらと笑いだす)
やぁん、やっぱりベストサイズねぇ。ふわふわもちもちすべすべだわァ。
ラダ、ラダ、とっても抱き心地が良いわ!
(イイ抱き枕、と満足げである)
そうなんだよな、私も街中だとリノ達くらいのが羨ましくなってくるよ。
角が生えてると、また別の苦労もありそうだけれども。
(光る犬歯に思わず触れようとわずかに指先が動くも、すぐに思いとどまり)

荷の積み下ろしは手伝って貰う必要あるけれど、道中は確かに楽だな。
馬の世話も気にしなくていいし、賊に襲われても自分の身だけ心配すればいい。
後ろ足や腹の下に手が届かないのは時々不便だけれど。
(思い出したように近くのサンドイッチを手に取る。具はツナであった)

魚醤って、持ち運ぶには向かないのか。
その独特の香りとやらが他の荷物に移るなら、ちょっと考え物なんだが……
おや、いつの間に。
(気付かぬ内に量産されていた三つ編みに気付き、思わず手に取る)

――全く、金に換算するには一番気を使う所を突いてくる。
そう言われてしまった以上、良い値をつけておくべきなのだろうが。

さて可愛いさと可憐さ。似ているようでどう違うのだろう。
ともあれレモラ、助けが必要か?
その魚醤を使ったレシピと試食なんかで手を打てるぞ。
(苦笑しつつこちらもにじり寄る。助ける為か加勢する為かはまだ分からない)
ぐ、まさか既に服の段階で術中に落ちていたとは……不覚。
たとえ褒めていたとしてもそれは捕食者の言葉ではないですか。
果たして肉の味が美味しいと言われて喜ぶ動物がこの世におりますか?
聞いてますかちょっと!
(バタ足と言う名の抵抗を続けながら)

ラダ。ええ、ラダなら助けてくれますよね?
(にじり寄るその姿に、一瞬安堵に似た表情を浮かべるるも、またすぐに焦燥へと戻り)
くっ、足ヒレを見られた取引条件で。
試食。試食は問題ありません。魚醤を用いたレシピは……出来高払いで。
いやぁ、食べる方はいつだってきっと
「美味しく食べる事こそが彼等への礼儀だ」と考えているだろうさ。
食べられる側の気持ちだなんて考えずに。
鮫なら分かる部分、あるんじゃないか?
(格好の所為か状況の所為か、もがく姿もどこか愛らしく見えて微笑が漏れる。
 勿論、決してそこに悪意はないのだが)

……む。相手はリノだというのに出来高ときたか。
中々厳しいが、やる外ないか。
(ではいくぞ、とばかりに2人の間に割り込もうと手を伸ばす。
 そのままリノへと自分が抱きつき、犠牲者を解放するつもりのようだ)
(腕の中の可愛いペンギンに頬擦りをしながらラダに目を向ける。
 ごろごろと唸るような音が響こうか)
そうそう、ラダの言う通りよ。
大丈夫、私お魚の骨って噛み応えがあって嫌いじゃないわ。
あぁでも今はペンギンさんだし、また別の味がするのかしら?
(ちょっと齧ってみて良い?と笑いながら腕の中に問いかける。
 バタ足を物ともせずにぐりぐりと頬擦りをして)

あーん、レモラ枕ぁ。
(けれどそんな一時も長く続かずひょいとラダに抱き付かれる。
 解放せざるなくなった獲物に不満げな目)
酷いわぁ、そんなに邪険にしなくたってイイじゃなぁい。
ラダぁ、責任もって慰めてちょうだい。
(くすん、と泣き真似をしながらラダの膝にしな垂れかかる。
 遠慮なくその膝を占領して)
ハグくらい挨拶よ挨拶、減るもんじゃないし。
恋人とか友達とかとしないの?
……まあ、わかる気持ちはあれど、やはり被害者に回ると心変わりもするものと申しますか。
食べるものに対する感謝と、食べられる側の気持ちはイコールにならないのですねえ。
(例え話に身を竦めれば、問いに返す言葉も程々に)
齧るのはご遠慮いただきたいですねえ。
私、まだ骨と皮ばかりで肉付きがあまりよろしくありませんので。

(ゴロゴロと、解放と同時に転がりながら)
ふーむ、流石の仕事ぶりです、ラダ。
別に邪険にしたつもりはないのですけれど……まあそうですね、あまり慣れていないもので。
従者故、プライベートは真摯にお仕事に費やしておりますの。
それに、挨拶は程々に済ませるのが爽快なビジネスのコツですし。
だがおそらく、レモラのような反応は襲う側からすると魅力的だろうな。
そう言えば、子どもに肉をつけてから食べようとする魔女の話が何かあったような。
齧るならそれから、がいいのかもな。
(苦笑しつつも引き剥がした黒豹をそのまま膝で受け止めると、
 おぉよしよし、とこちらも大仰に慰めだした)

やはり枕がご所望か。
触り心地はレモラには負けようが、オプションで対抗してみるとしよう。
食べたいものがあるならそれでもいいぞ、手に届く範囲に限るけれど。
(そのまま頭やら、先ほどの喉を鳴らす音を思い出して首元やらを
 撫で回すべく手を動かし始める)

――レモラの従者業は、プライベートでやっているものだったのか。
いや主人につくのだから、仕事時間も何もないのかもしれないが。
それだと気が休まる暇がなさそうだな。
休み日、とかないのか?
私、グルメじゃないから贅沢言わないのに。
じゃあレモラにはいっぱいお肉付けてもらわなきゃ困るわねぇ。
もうちょっとふっくらしてるのも好きよ。
(慰められながらくふくふと笑う。
 金目だけがやや剣呑な色合いで黒髪の隙間から光っていた)

うふふ、甘やかされるのってだぁい好き。
でもラダだって十分触り心地いいわ、筋肉の厚みはラダの方があるわねぇ。
(遠慮なくラダの膝に甘えながら撫でまわされるに任せる。
 耳の後ろがいいの、とまた低く咽喉をゴロつかせながら強請った。
 強かな野良猫のような顔で笑っている)

慣れてもらうためにもガンガンいくべきかしら…?
そういえばレモラのそういうとこ、知らなかったわよね。
従者をしている以外だと普段は何をしてるのかしら、気になるわ。
海洋にご家族が居たりするならそちらに里帰りとかしないの?
(撫でまわされながら逃げてしまったレモラを見る。
 機嫌が良さそうに長い尾がゆっくりと大きく揺れていた)
うーん、いずれにせよ齧られる未来。
絵本というのは大体ハッピーエンドだったはずなのですけれど、現実はところどころ不安要素を残した展開で。
肉をつけるためにもまずは身長をですね?
(繰り返しそうな話題で怪しい雲行きを断ち切るように)

ええ、従者ですから。
まあ私の場合、通常の従者と違って日替わりで主人が変わるので。
契約時間外とか、主人のアポが入ってない日は自由な時間となるのですが……
最近はその時間を利用して技能の研鑽や仕入れに費やしておりまして。
普段は……少々、歌なども嗜みつつ。
(言葉尻は、ややすぼみつつ)

色々事情があり、母が父を追って世界を旅している途中ですので。
海洋に戻ってもなあと。
この性格ですので、友人と同じぐらい敵が多いもので。
(嘘か真か、どちらともとれるように笑って)
何だか卵と鶏、どっちが先かみたいになってきたな。
(堂々と巡りかける話題に苦笑を零し、こちらも気を取り直して話題を区切り)

私はどうにも筋肉がつきやすいようだよ。
やはり馬だからだろうか……だからきっと、噛み応えのある肉だろう。
しかし触り心地はリノも良い。髪も肌も、すべすべしてるな。
やっぱり普段から手入れとかしているのか?
(リクエストに応え耳の後ろを掻くように、時折耳元を揉むように撫で心地を楽しむ。
 ついでに悪戯のように突こうと、頬に指が伸びた)

休みの日まで自分を磨くとは、レモラは勤勉だな。
私は好きに買い物したり、街に外に出たりしているのに。
――へぇ、歌えるのか。
いいな。酒場で飲んでる時なんかに歌うと、きっと喜ばれるぞ。
(その言葉尻に気付いたかどうか。意外な一面を見たとばかりに顔を向け)

ふふ、ちゃんと追いかけるとは仲が良い。元気でもある。
(髪を梳くような指の感触に目を細める。
 特に耳のあたりを丁寧にやられれば益々機嫌が良さそうに咽喉が鳴った)
ラダもかじったらおいしそうだわ。
(なんて冗談のように笑う。
 手入れについては勿論、と自慢げに尾を立てた)
見た目も売りにしているもの、手入れは欠かさないわ。
ラダもきれいなくせ毛なのに勿体ないわね、油を付けて梳いたらもっとステキなのに。
(飴色の肌に白砂の髪はきっと良く映えるだろう。
 手を伸ばしてまた彼女の髪に触れた)

色んなヒトに雇われる従者だし、その分高い技能を求められるでしょうしね。
ちなみに歌は求められて?それともアナタが好きだから?
(ラダの言葉に重ねる。酒場に歌は付き物だと)
魅惑の歌声は船乗りを酔わすのかしら。
海の男はみんな人魚に片恋をするっていうわね。

愉快そうなご両親ねぇ、レモラはどちら似なのかしら。
ラダのご両親は仲はよろしいの?
髪、そういえば私もサラサラの髪に憧れますね。
どうにも幼少の時期に潮風を浴びすぎたせいか、割と癖っ毛でして。
リノが髪を伸ばせば、それこそ絹のような黒糸が織り上がるでしょう。
(二人のやりとりを微笑ましそうに見つめながら、前髪を弄って)

勤勉なのかどうか、私もいつのまにか好きでやっているのかもしれません。
ワーカホリック、でしたか。認められることが目的になってしまっていて。
(照れ臭そうに、カップの中身を手元でゆらして)
歌は……私が好きだからですかね。
いつしか聞いた旋律を口ずさんでいるうちに。
ふふ、人魚としては海の男に限らず、歌が届いた相手の心を次々に溺れさせたいものですわ。
(カップの縁を濡らした指でなぞりながら、やはりお酒も恋も、酔う前に酔わさねばと)

ああ、私は体躯は父親似で、性格は母親似です。
体躯も母親似だとよかったのですけれどねえ。
ラダやリノはどちら似なので?
それは私も思ったな。
仕事するには短い方がいいのかもしれないけれど、勿体無いなと。
艶のある黒髪だから、光を受けてそれは綺麗に輝くだろう。

髪手入れには、やはりオリーブオイルとかか?
私の場合、痛むと癖が強くなるというよりギシギシとしてきて。
櫛通りも悪くなってゴワついて、いつも最終的に切り落としてるよ。
(レモラの言葉に同意するように頷きながら、感触を楽しむようにまた手櫛を通す。
 互いに髪を触れ合う中、ふと海種の彼女の髪をじっと見つめた。触りたそうな目で)

認められる、か。何だか意外な言葉だな。
レモラはいつでも自信を持って生きていそうに感じていたから。
ああ、だがそれと誰かに認められることは別なのかな。
(その表情と合わせて新しい一面が見えたと言うように口元が和らぎ)

私は色合いが父で、体つきは母似だよ。父似だったら兄達と同じ人間種だったな。
中身はたぶん父方じゃないかな、あまり言われた事がないけれど。
――ああ、両親は仲良いと思うよ。
喧嘩している所、見た事がない。子どもに見せていないだけかもしれないがな。
長かったわよ、少し前まではね。
(咽喉を鳴らしながら笑う)
けど切られちゃったからこうなったの、お手入れは楽になったわ。
もう伸ばす気もそれほど無いけど。
(称賛に心地よさそうに目を細めた。
 髪を撫でられ頬を突かれてもされるがままである)
保湿が出来ればなんでもいいわ。
櫛通りも良くなるし、癖毛でも痛んだ髪でも滑らかになるわよ。
(ふと、ラダの視線に気づく。
 レモラと交互に眺め視線のみで捕まえてこようかと問おうか)

認められることが自信に繋がることもあるし、ね。
他人の目線って時には必要よ、場合によっては物差しにもなるし。
ふふ、脚を得た人魚の歌は地の果てまで届くのだわ。
(手を伸ばし葡萄を一粒抓めば皮ごと歯を立てて咀嚼した)

私はまるっと母親似ね、弟もだけど。
両親の仲は…どうなのかしらね、悪くはないと思うけど。
でも話を聞くにラダもレモラも、もしかしてご両親それぞれ種族が違うの?
レモラの方は種族というより種類違いかもしれないけど。
あら、もったいない。
でも確かにお手入れや動きやすさを考えると短い方が良いのでしょうか。
持つ者故の視点というのも興味深いもので。
(視線に気付かずに、夢見るよう目を閉じて唸りながら)

おや、自信と不安は表裏一体ですもの。
大元になる不安は私だって抱えておりますわ。
ただ、ひっくり返すのが上手いのです、私は。
(目移りするよう宙に手を止めてから、手近なチーズを手にとり、小動物のように齧りつつ)
ふむふむ、色合いという要素は考えたことがありませんでした。
なるほど、親御さんのお姿がおぼろげに浮かび上がってくるようなこないような。
……私のところは、仰るように種類違いですね。
鮫なる母と、まあふつうの魚の父と。


おや残念、長くしている所を一度見てみたかったよ。
しかし一度短くなると、そっちの方が良くなるものなのか。
いつか私も長いのが煩わしくなったら、思いきって切ってみようか。
(自分でも確かめるように毛先をひとつ摘んでみると、枝毛が見えて顔をしかめた)

なるほど、保湿か。安いのでもいいから、ひとつ始めてみるかな。
(パッと毛先を手放し視線を戻した所でアイコンタクトに気がついた。
 一体どうやって通じたのか分からないが以心伝心、深く頷き返す)

それは確かに覚えがあるな。
普段やらないような事に挑戦すると不安が付きまとうけれど、
成功しても失敗しても、ある種の指標にはなるものだ。
――ああ、表に出て見えないのも上手いからか。
なら、その裏については想像するばかりだな。

ところで普通の魚と言われると、魚屋に並んでいそうなイメージになるんだが……
うちは父が人間種で母が獣種だな。一族自体が大体半々だよ。
そう言うリノの所は、皆獣種なのか?
やぁん、切っちゃったらイヤよ。
せっかくふわふわで可愛いのに、イヤよ。
(二人とも切ったらイヤ、と子供のようにむくれてみせた)

(目と目が合う、瞬間)
(全てが通じてにっこりと微笑んだ、GOサインが出たのなら問題はない。
 ベビードールの衣擦れの音ひとつすら立てず体を起こして)

白鳥はバタ足を見せないからこそ優雅、っていうものね。
努力する姿は美しいというけれどあまりヒトには見せたくないわ。
(四肢をつき、するりと尾でラダを撫でてから滑るように動き出す。
 口ばかりは平素と変わらず軽いまま)

鮫と睦み合える魚っていうと何かしら。
レモラは小柄だし、鯨とかじゃなさそうよねぇ。
(話しながら死角へ回った)
うちは殆ど獣種よ、猫科が多いわ。
たまに違う種類や違う種族が入ることがあるけど生まれてくるのも大体猫科ね。
血が強いのかしら?
(そうして、獲物に音もなく飛び掛かる。
 ――正確には、その脇に手を差し込んで抱え上げようと)
だからこういうの、得意なの。
まあ、偉大な鮫にも気まぐれがあるようでして……あまり魚屋では見ない類ですかね。
もっとも、猫が天敵というところは魚屋に並ぶのと大差ありませんが。
体格差も性格差も激しくて、私はその中間になれれば良かったのですけれどねえ。


ひゃっ!?
(急な浮遊感に、油断した声を漏らして)
な、なんですか急に!
こっ、これだから猫科は自由が過ぎるんです!
分かった分かった、しばらくはこのままの長さにしておくよ。
リノは可愛いのが好きだな。
(むくれた頬をつっつきながら苦笑いする。
 そうしてそのままの声音で、体勢を変えずに、何も変わらない振りをして
 膝の彼女を送り出した)

魚屋で見ないとなると、私は知らない魚に思えるな。
耳のヒレは鮫だし、他に特徴と言うとまず瞳のオッドアイだが……
オッドアイの魚というのは、全く心当たりがないな。
(視界の端に写る陰には素知らぬ振りをし、
 まるでクイズの答えを探るように言葉を重ねる。)

代々猫科なら相当血が強いそうだ。
皆して忍び足も聞き耳もお手の物だろう――そら、お見事!
(綺麗に決まったとばかりに手を叩くのも早々に、サカサカとこちらもにじり寄った。
 いい笑顔で。その髪に触れようと。あわよくばモフろうと。)
(つつかれても切らないと、そう約束を取り付ければ満足顔で笑う。
 猫科は得てして自由で気儘で我儘なのだ)

(己とラダの間にひょいとレモラを配置する。
 拘束を解きつつ、けれど逃げられないような位置取りはきっちりと)
うふふ、だって猫科だもの。お魚よりお肉が好きだけど。
でも逃げないでくれるレモラもだぁい好きよ。
(ラダにもふられる反対側からすりすりとその頭に頬擦りをした。
 ペンギンを挟む馬と黒豹の図である)
ラダのご両親についてはもう少し予想を立ててみるのも楽しそうだわ。
当たったら何か特典はあるかしら?
(一日抱き枕券とか、と不穏な発言をひとつ。
 ご機嫌をとるように近場にあった海老とアボカドのカナッペをレモラの口元へ。
 はいあーん、ととろけるように笑いながら食べさせにかかった)
(恨めしそうに置物と化した状態で)
やはりお二人に挟まれると油断ができませんね。
大好きでいてくださるのは嬉しいのですけれど、
サプライズは1日に1回までにしていただけると幸いですわ。
あまりに急だと、私の宝石たる双眸も色を失って白黒してしまいますもの。
(髪をふわりとかきあげると、一通り叫ぶために使った呼吸を整えて)

それに、ちゃんと言っていただければ私だって交渉に応じないわけでは……
(なすがままに、もふりと頬ずりに言葉を遮られて)
聞いてないかもしれませんねこれは。
まぁまぁ、そこは陸の上だからだろうさ。
これがもし水の中なら、私達の方がレモラに翻弄される側だろう。
(抵抗が無いのを確認した後、欲の赴くままにもふり始めた。ふわふわもふもふと)

なるほど、一日一度までなら大丈夫なんだな。覚えておくよ。
――こういうのは衝動的でもあるからな。交渉より、この方が手っ取り早いと思いがちだ。
だがまぁ、確かにあまり乱用は良くないな。
あまり驚かせすぎて、その双眸の鮮やかさが失われるのは惜しくもある。
(次からはもう少し余裕を持とうと零しながら、こちらは身を離した)

一晩ならず一日とは。
当たった際にはどんな一日が待ち構えている事やら、面白そうかつ恐ろしそうだな。
昼間くらいは出かけられるといいんだが……丸一日甘やかし尽くせばいいんだろうか?
(こんな風に、とこちらもサラミとオリーブのカナッペを手に取ってリノへと差し出す)

私としては、リノの家に揃っている猫科にも興味はあるけれどな。
手足に肉球がある人とか、やっぱりいるのだろうか。
(柔い髪に頬を寄せぐるぐると咽喉を慣らす。
 すっかりお気に召してしまったらしい)
白黒してるレモラもかわいい、って言ったら許してくれないかしら。
……いちにち、いっかい。
(不満げである、とても不満げである。
 それでもはぁい、と唇を尖らせながら返事をした。一応話は聞いているらしい)

私の好きな時に抱き付かせてくれて、私が良いというまで甘やかしてくれればいいの。
ふふふ、とってもステキな一日だわ。
(差し出されるカナッペに嬉しげに齧りついた。
 こんな風に、と肯定するように大きく頷く。
 どうにも黒豹ばかりが得をする券になるようだ)

頭や下半身だけが獣なヒトも居るわよ。
武器が振るいにくいって素手で戦うのが大好きなヒトも居るし。
うちのお姉様はね――…。
(そうして酔いが程よく回るまで、心行くまで楽しげな会話は部屋を転がっていく。
 満足すればそのままラグに転がってしまえば良い。
 
 ジョシカイは各々の気の済むまでゆったりと続いていくのだった――…)

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