店主「…………………………」

カウンターの向こう側に無口な中年男が立っている。
「いらっしゃいませ」の一言も無く、ただ黙々とグラスを磨いている。明らかに客商売向けの人間ではない。

だが、誰もこの男を咎めはしない。
何を見聞きしてもこの男は絶対に他言しない。余計な詮索も一切無い。
ただ、黙ってカウンターに立ち、言われるがままに酒を提供する。

この男の前では何を話しても問題ないだろう。

（雑談スレッドです。）

（酒場の入り口からひょっこりと顔を覗かせるゴブリン。ゲンリーの姿を見ると、驚いたように目を剥いた。）
おっ…………ドワーフか…？
驚いたな。元いた世界でも話に聞いたことはあるが、見るのは初めてだぜ…。

…おぉっと、すまねぇ。
ここは一見でも、通りすがりでも、誰であろうと拒みはしねぇよ。居たいだけいればいい。
酒は言えば店主が出してくれるぜ。筋金入りの無愛想だが、まあ勘弁してやってくれ。

ほう、ゴブリンが喋っておるわ。
どうやら、お主と儂の生まれた世界は、別物らしいの。

酒が呑めるなら重畳というものよ。
店主、まずはエールを頼めるか。一番大きなジョッキで、の。

儂はゲンリーと云う。鋼鉄の谷のドワーフじゃ。一期一会かも判らぬが、よろしく頼むぞい。

おう、邪魔するぜ。強いのを一杯、頼む。（あたりを見渡しながら、店員は誰か探す）

ゴブリンが喋らねぇ世界があんのかい………カルチャーショックだな。（と、言いつつカウンター席によじ登る）

おうおう、よろしくな。
俺はキドー。セコい盗人だ。今は休業中だけどな。

（義弘の方を見やり）
よう、いらっしゃい。
注文ならカウンターの店主に言えばだいたい出てくるぜ。

……そういや、オリエンテーションとかいうのが始まったんだな。
一言書き込める場所でも作っておくかねぇ…。

（ギドーと大差ない動作でカウンターのスツールに座る。顔ほどの大きさの木製のジョッキを受け取り）

ああ、喋らない、というのは正確ではなかったの。彼奴らは、俺等の知らぬ言葉で話しとったわ。学のある連中はゴブリン語だとか言うてたかの。
ま、つまらん話じゃ。邪魔するぞい、ギドーとやら。

そっちの小僧も、突っ立っとらんで座ったらどうかの？（亘理に一瞥を送り）

へぇ、ゴブリン語。（興味深そうに目を細めた）
こっちの世界のゴブリンには独自の言語なんてもん無かったぜ。みんな共用語で………
ん？ひょっとして、年寄が使ってる方言みたいなのがそうなのか…？

まあなにはともあれ、別の世界の話を聞くのは楽しいもんだな。

さて、と。
もう少しゆっくり喋りてぇところだが、そろそろ時間だ。
それじゃあな、また話せるときを楽しみにしてるぜ

おう、そうかい。なら、邪魔させてもらうぜ。（ゲンリーの隣の席に座り、カウンターの店主に声をかける）この爺さんと同じものを頼む。こっちの世界にゃ、どんな酒があるか、まだよくわかってないんでな。

またの、ギドー。きっと儂は、暫くここで飲んでると思うがの。
（手を振る代わりにジョッキを掲げて）

ほう、お主エールをご存知無いのか。大麦を発酵させた、少しの苦味と香ばしさ、そして甘みのある酒じゃ。貴様の図体なら、儂と同じ大きさのジョッキで良かろうて。
店主、同じものを一つ頼むぞい。
（言うと、乾杯を待ち構えるようにジョッキを持ち上げた）

大麦…、おお、つまりビールか。そりゃあいい。向こうでもビールは好きだった。
よく親父に酌をさせられたがな。
（エールをジョッキで頼み、ゲンリーのジョッキにゴツンとぶつける）
乾杯だ、銃さん。世界の運命と奇妙な出会いに、な。
俺の名前は亘理義弘だ。よろしく頼むぜ。

（箒を手に通り過ぎつつ）随分と盛況だな、嬉しい事だ（一同に頭を下げた）。

ビール、か。そう呼ぶ旅人も居るのう。どうも、あやつらの言うビールはラガーを指すことが多いようじゃが……ま、細かい事はええわい。よろしくな、義弘とやら。


ん、常連かの？邪魔しとるぞい（モルフェウスにジョッキを掲げて会釈した）

喉を通せぬ食品はあるかしら、予め言ってちょうだいね。
(チキンの揚げ物と貝のオイル漬けを持ってきて)

ああ、よろしくな、ゲンリーのじいさん。あんたも召喚された口か？
俺もそうだが、よく分からねぇうちにここに来ちまってな。
…まあ、酒が飲めるとこなら、そうそう悪いとこじゃねえがよ。

おっと、こちらも邪魔してるぜ。（同じようにジョッキを掲げる）
取りあえず、俺に好き嫌いはねえな。ありがとうよ、ねえさん。
（エリシアナに顔を向け、礼を言う。）

まあ、儂も召喚されたようなんじゃが、世界の様子が元いた国とそう変わらんもんでな……どこかで自分の国へと繋がっているんじゃなかろうかとも思っとるよ。
お主はあれか？ニホンとかいうところから来たクチかの？

おお、酒のアテになるなら何でも構わんぞ。何なら塩でもいいくらいじゃ。

（隅の方でテーブルに突っ伏している）
ようよう、ドワーフと厳つい兄ちゃんはまだ居たのか。好きなだけゆっくりしていってくれや……。

あ、店主、今日は酒より水を…。いや、あんたじゃなくて新しい料理人が作った方をな。
いやーしかし、警邏がしつこいのなんのって……。
（ぐったりと突っ伏したままため息をつく）

（思い思いに飲み食いする一同を見て）わたしは酒は飲めないのだが…やはり、美味しいのだろうか？いい飲みっぷりだったので、つい気になってな。

酒の一滴は血の一滴、とはよく言ったものよ。旨い、旨くないではなく、こいつは命の水なんじゃ（ジョッキを飲み干しながら）

なんじゃい、ゴブリンの。ドジでも踏んだんかの？

はじめまして
僕の名前はルコだよ～
そこの道行くお姉さん
君と僕の出会い祝して歌を歌わせてくれないか？
～♪
（ギターを取り出し、歌いだす）

（酒場の扉を開け、中へと入ってくる）
開いてるってこたーやってんだろ？
こんなとこに酒場があるとはな……。
俺も混ぜてはくれないか？

なんだぁ？そこのゴブリンはどうしたんだ？警邏って事は、何かやらかしたのか？
ま、イレギュラーズであっても、悪ぃことすりゃ追われるって事か。

＞モルフェウス
酒ってのは人生の友だからなぁ。まあ、うまい・まずいではないかもしれねぇな。

おっと、色んな人間が来てるようだな。まあ飲んでけよ。

＞ゲンリー
おう、俺は日本から召喚されてきた。まあ、この世界には色んな日本がありそうだが…。
確かに、様子を見るにこの世界はいろんな場所につながっていそうだ。存外、俺がいた世界もどこかにあるかもしれねぇな。

命の水、人生の友…なるほど、実にわかりやすい例えだ。確かに、味云々といった細かな事で語れるものではなさそうだ（うんうんと頷き）。
おや、いらっしゃい。あぁ、注文ならあそこのマスターに（新たに訪れた客人達に、カウンター奥の無口な男を示す）。

＞キドー
なに、どうしたの？何か盗ろうとして気づかれたとか？
はい、水。疲れてるなら、甘味でも用意しましょうか？

＞義弘・ゲンリー
よろしくね、エリシアナよ、適当に相手してちょうだいな。
というか塩はツマミなのかしら？それなら豆の塩揚げくらいしたほうが進むんじゃない？

どんどん来るわね、いらっしゃい。

（突っ伏したまま、手だけを挙げて）
ようよう…親愛なる無法者ども。楽しんでるかぁ？

いやまあ…ちょいと油断しちまってな。足を滑らせて屋根の上から真っ逆さまよ。
それだけなら良かったんだが、警邏の頭の上に落ちちまってなあ。
いやぁ、烈火の如く怒るってのはああいう事なんだな…。（しみじみと）

＞エリシアナ
おぉっと、ありがとよ。
そうだな…それじゃ、頼む。甘味についてはよくわからねぇから、任せるぜ。

なるほど、確かに今まで聞いてきた話を考えると、色々な「ニホン」がありそうな具合じゃな。（義弘の言葉に頷きながら）

豆の塩揚げか。アレは良いものじゃ。こう、いつまでも食べていられるのがとても良い。（エリシアナの持ってきたチキンの揚げ物を一つ摘むと、エールでそれを流し込んで）

ギドーは災難じゃったの。猿も木から、ならぬ、シーフも屋根から落ちる、というわけか。しかし、その警邏は運が良かったの。人が頭上に落ちてきたっちゅうのに、相手を追い回すほどの元気があったんじゃからな。
ああ、お主の方には同情はせんぞ？自分で踏んだドジじゃからの？（エールのジョッキを飲み干しながらカラカラと笑い）

おう、そんなとこ突っ立ってないで座れ座れい。（傭兵風の巨漢に、ジョッキで手招きをした。吟遊詩人風の方は女に声をかけているようなので、暫くは放っておこうと思ったようだ）

＞エリシアナ
俺は亘理義弘だ、よろしくな、ねえさん。豆の塩揚げもいいが、チキンも好きだ。旨い塩も、酒には十分なツマミになる。ま、旨ければいいのさ、な？(ぐいっとジョッキを傾ける)

＞キドー
はは、災難だったな、キドー。だがよ、何故屋根の上なんて登ってたのかねぇ？昼寝か、それとも、別の用事でもあったのかね。

＞ゲンリー
まあ、よ。実際この世界に喚ばれてよ、それで今までの世界には絶対に居なかったような奴等とこうして出会ってよ。なら、今までの、おやじらがいる世界も、世界の一部なんだって気がしてな。…何言ってんのか、わかんねぇな、俺。

＞ゲンリー
なんだよ、なんだよ。同情するフリぐらいしてくれたっていいじゃねぇかよう。
……まあ、うっかり警邏の首の骨でも折っちまわなくて良かったよ。後が面倒だしよ。

＞義弘
用事？そりゃあ、あれよ。お仕事よ。
いやあ、たんまり溜め込んでそうな屋敷でなあ………くそっ、ドジさえ踏まなけりゃ暫く遊んで暮らせたのによ。

まあ、ギドーよ。お主の仕事にケチが付かんで良かったでは無いかの。死人怪我人は本意では無かろう。
息が落ち着いたら、いつもみたいに酒でも食らって笑い話にしてしまえ。

はい、簡単なものだけどクッキー程度なら片手間に食べれるでしょ？(差し出して)
＞キドー

まあ、飲んで無くても…ついつい摘むっていうのは分かるわね。
意外と美味しいからね、ということでお一ついかがかしら。(持ってきて)
＞ゲンリー

そう、なら…今揚げたチキンと豆の塩揚げでも摘んでてちょうだいな。
お代わりや他に欲しいのあったら言いなさいな？作れるものなら持ってくるわ。
＞義弘

んー…まあ、そうだな。いつまでもぐだぐたやってても仕方ねえしな。
…と、いうわけで店主、強めのやつくれよ
＞ゲンリー

おうおう、ありがとよ。
…ほー、焼き菓子か。こいつもお前が作ったのかい？いやー、洒落てるねえ。
＞エリシアナ


そういや、オリエンテーションの締め切りまで二週間切ったな。早いもんだぜ。
皆、報告は済ませたか？報告が多いほど報酬に色が付くらしいが…最終的にはどうなるのかねえ。

すまんの、エリシアナ。それでは一つ貰おうかの。これでまた酒が進むというものじゃわい。

オリエンテーション、儂は良い口実になったんで、酒が飲めそうなギルドを渡り歩いてきたわ。
ま、居心地はここが一番いいかもしれんな。気を使わんでいいとこが特に。

＞キドー
仕事…。ああ、なるほどな。まあ、捕まって晒されないように気を付けるんだな。この世界の法がどうかは知らねぇが、盗みが無罪ってこたぁねぇんだろ？

＞エリシアナ
好物か…揚げ出し豆腐が食いたいな。流石にこの世界に豆腐はねぇだろうから、難しいだろうがよ。ちなみに、ねえさんの好きなものはなんだ？

オリエンテーションな、俺も色々回ってきたが、風呂屋なんてのもあったぜ。別にこっちじゃ、刺青してても問題ねぇだろうし、な。

＞キドー
別に、これくらいなら大したことじゃないわ。
これでとりあえずは一息つきなさいな。

あんまり飲みすぎて倒れないようになさいな。
介抱が面倒だからね。
＞ゲンリー

トーフ？知らないわね、どういうものかしら。
作り方さえ伝われば、何とかなるんじゃないかしら。
で、私の好物？…タマゴ料理かしらね。
＞義弘

フン、儂を、いや儂らドワーフにとって、酒は生涯の朋友じゃ。
飲むことはあっても、飲まれる輩など一人もいやせんわい。

それはそれとして、豆の塩揚げ、ありがたくいただくぞい、エリシアナ。
（カウンターの奥に向かって）おう、エールもう一杯じゃ！

件数的にここが最後か。丁度いい、少し飲んでいくとするか。

（店主に向かって）何でも構わん、強めの酒を一つ頼む。

＞ゲンリー
居心地が良い…か、そりゃあ良かった。
ありがとよ。店主に代わって礼を言うぜ。なんせ、無口なんだからなぁ。

＞義弘
そりゃな。そりゃあ、当然さ。
でもよ、こればっかりは止められねぇんだ。今さら盗み以外なにやりゃ良いのかも分からねぇしな。
……なにより、禁じられた事ほどやりたくなるもんさ。ついでにお宝も手に入るってんなら、特に。

さて、久々に来れた所で飲むとするか。
なぁ、俺にも頼むぜ！

新しいメンバーが増えたな。
申請に気がついたのがついさっきでなぁ…。承認まで待たせてなけりゃいいんだが。

順調に増えとるようじゃのう。
儂もこの酒場が賑やかになるのは歓迎じゃよ。潰れる心配が減るからの。

ほれ、復活したなら駆け付け一杯じゃな。
（呵呵笑いながらギドーの杯に木製のジョッキで乾杯する）

そういや、肖像画の工房が騒がしかったの。
行列もできとるようじゃが、お主らは行ったんかの？

へっへっへ。人が増えすぎて、物理的に潰れなきゃいいけどよ。
（冗談めかした口調でそう言いつつ、乾杯に応じる）

工房か？あぁ、俺は行った。行ったよ……（遠い目）
目当ての絵師の枠が早速埋まっちまうとはなぁ。侮ってたぜ……。
ま、お陰で色々探してたら好みの人に巡り会えたけどな。

しかし、肖像画が来たらイメージが変わる奴も沢山いるだろうなぁ。
最初の納品が楽しみだな。

ギルド申請の承認って分かり難いですよねー。
僕も始めて申請された時は「えっ？ここなの？」って思いましたもん。
……あ。僕はロウって言います。どうぞよろしくお願いしますねー。
マスター、何でもいいのでお酒くださーい。（マスターらしき人物に酒を注文して）

僕も工房にはすぐに行く筈だったのに、5時間遅れになってしまいましたね。
まっさかあの時間に開放されるなんて思いもしませんでした。

ロウ、と言うのか。よろしく頼むぞい。

儂も数時間遅れの依頼じゃったんだが、頼んだ絵師がえらく仕事が早くてな…早速肖像画が完成したんじゃよこれが。
というわけで儂はこんな顔じゃ。改めて、よろしく頼むぞい。

ようよう。よろしく頼むぜ、ロウ。

おっ、早速来たのか。おめでとう。
実は俺も同じ絵師に頼んだんだよな。昼間受理されたから……ひょっとしたら今夜くるか…？（そわそわ）
…しかし、厳つい顔してたんだなぁ。

はいー、暫くは酒場に入り浸ってますよー。
（ウイスキーを煽って）うーん、美味しいですねぇ。

おーぅ、これはナイスミドルですね。
そして、案の定きてましたね。こちらも格好良い……。
お二人共、おめでとうございますねー。
僕も受理はされてますので、まあ気長に待つとしましょう。

（カウンター側から声をかけた）
あんたもロウっていうのか。俺はロゥ族のフージ。
俺の場合は一族の名前であって、厳密には自分の名前ではないがな。
まぁここで会ったのも何かの縁だ、よろしく頼む。

肖像画ってのは、通りにあった工房で描いてもらえる絵のことか。
俺が横を通った時はまだ完成品はなかったはずだが、随分早いものなんだな。

よう、久しぶりに来てみたが、繁盛してるじゃあねえか。
俺にも一杯、頼むぜ。エールをジョッキでな。

しかし、アトリエ、工房か。一応依頼はしてきたが、どうなるかねぇ。
キドーもゲンリーのじいさんも、いい面してるじゃねえか。

ようよう、フージはよろしくな
義弘は久しぶりだな。あと、ありがとよ。あんたの肖像画も楽しみにしてるぜ！

筆の早い絵師は本当に早いからなあ。早く来ると予想していても、実際届くと嬉しいもんだな。
鋼鉄ヤロウさんはいいぞ……。（にっこり）

おっと、申請が来てたな。承認したぜ。
ようこそ、燃える石へ。
カウンターのマスターに頼めば、どんな酒でも黙って出してくれるぜ。

（人のキャラシートに表示される自分のアイコンの大きさに内心ビビりつつ）

（三杯目のウォッカを飲みながら、挨拶を返して）はーい、よろしくですねー。
おー、ロウ仲間ですねー。ロウ、ロゥ……ん？　若干イントネーションが違う…かな？
……まあ、些細な問題ですねー。あ、僕のロウはファーストネームです。

やっぱりアトリエスタート時は、絵師さん達の筆が乗っているのか早いですよねぇ。