PandoraPartyProject

ギルドスレッド

和風バル【潮騒】

受付(挨拶スレッド)

(入口脇、店内を見渡せる位置に据えられた、大きなカウンターが一つ。
 その向こうで煙管を吹かしていた壮年の男が、ニッと気さくな笑みを浮かべた)

っと、自己紹介がまだだったな。
俺は十夜(とおや)、見ての通り海種のおっさんだ。宜しく頼むぜ。

ここから見える景色が好きでよ。
居候させて貰ってる代わりに、手伝いを任されてる。ま、要は雑用係みてぇなモンだな。
だから何かある時は……面倒ごと以外なら、気軽に言ってくれや。

(そう言って、翡翠の双眸を客人に向け直し)

さて……そんじゃあ、お前さんのことを聞かせてくれるかい?

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初めて食べましたけれど……サクサクふわふわでとても美味しいです。
(また一口食べると羽根がパタパタと今の感情を示すようで)

あっ、ルネライト様。こんにちは。(見知った顔にペコリとお辞儀をして)
店主殿の耳も立派でござりまするな!
先達の皆様も、お邪魔いたしまする。拙者、ナルミと申しまする。どうぞお見知りおきを

(適当に空いてる席につき刀を外して立てかけ、周囲の料理を物珍しそうに見回しながら)え~、では、拙者は酒と何か乾きもののツマミを頂けまするか?
いや、よ。このクリーズとはこっちで出会った飲み仲間でな。
別の酒場でやっていた時に偶然知り合ったのさ。
…流石にこれが日本にいたら、警察沙汰になるだろうな。
人の事は言えねぇがよ。(枝豆を食し、酒を飲む。)
まあ、俺の場合、似合わねぇのはゴツいだけじゃねえんだがよ。

よう、よろしくな、ナルミの兄さん。
俺は亘理義弘、いわゆるヤクザだ。
(亘理の言葉に肩を竦めながらクツクツと笑ってみせ)
そうだな、こんなのが対面したら日本じゃ一触即発になりかねないかも知れねェ。

(どうも、と酒を受け取って一口)
ン、美味いな。
あまり自分では頼まないんだが、偶にこう甘めの酒も良いもんだ。
(続々来る来客には軽く会釈しながら、酒を飲む)
待たれているのは存外嬉しいものじゃの。(ころころと笑って)
…席は自由との事じゃが…ふむ、ここで良いか。(隅の方の一席に座った)

見知った御仁も見知らぬ御仁もご丁寧に挨拶ありがとの?(会釈を返しながら)
わらわはヴェッラ・シルネスタ・ルネライトと申す。よろしく頼むの。
最近は勇ましい嬢ちゃんも多いからなぁ。
どうにも見た目で判断しちまいがちでいけねぇな……っとそうか、お前さんがトートか。

(おさげが揺れる様子を眺めながら、ようやく名簿で見た名前を思い出し)

お前さんも美味そうに食うねぇ。
それなりに長くここで働いてるが、そういう顔は見飽きることがねぇや。

>マナ
そいつは光栄だ。他にも野菜や海老の天ぷらもあるからよ、機会がありゃあそっちも食ってみてくれると嬉しいぜ。
……とは言え、初めてでここの味を知っちまうと、他の店じゃ満足できねぇかもな?

(冗談めかした口調で笑って店の奥へ。
少しの後、料理や湯呑の乗った盆を持って出てくる)

>ヴェッラ
店に興味を持って貰えるのは有難いからな、そりゃぁ待つさ。(おしぼりやから順に置いていき)
お任せって事で、うちの人気料理の一つ「刺身の盛り合わせ」だ。
醤油やらわさびやらは好みに合わせて使ってくれ。もちろん、新鮮だからそのままでも充分旨いぜ。
>ナルミ
ははっ、ありがとよ。同じ海種のやつから褒められるのは嬉しいね。
 (口元を緩めつつ、おしぼりや水の入ったカップ、酒器を側に)
ちっと甘めの酒なんでな、つまみはスルメにしておいたぜ。
それと……心得てるとは思うが、あれだ。飲酒遊泳はしねぇようにな?

 (ニッと笑ってそうつけ加える)

>亘理
>クリーズ
警察沙汰に一触即発か……そいつは随分とおっかねぇ世界だなぁ。俺みてぇなおっさんは一日も保たなそうだ。(苦く笑って)

ま、そんなら尚更、ここでの縁は大事にしねぇとな。
不謹慎かもしれねぇが、普通なら会うこともなかったやつらと話せるんだからよ。

 (言いながら、美味い、というクリーズの言葉に満足気に目を細める)

お前さんの口にも合うとは嬉しいね。
その“別の酒場”とやら、お前さん達の行きつけなら俺好みの酒も置いてありそうだな……そこはどんな雰囲気の店なんだ?(煙管を片手の指先でくるりと回して、興味深げに)
そうだな…、誘いの花酒亭って所だ。
花型のランプが付いてる、落ち着いた店だな。
ここみたいにツマミが豊富、て訳じゃねぇが酒は旨い。
特に、俺は桂花酒に惚れちまってな。
そこじゃ、そればかり頼んでるぜ。

まあよ、日本でヤクザやっていたら絶対に
会えなかった世界だしな。
折角だからよ、どこまでやれるか試してみてぇよな。
…まあ、法則だか何だかで、同じように召喚された
子供と同じ強さになっているらしいんだがよ。
美味いものは美味いしな!

俺はこの世界に来て、自然とか目の保養。
何もかもが新しくて楽しいんだよな。

お、日本って事は俺の世界と同系列系だな。
それでしたら……てんぷらを食べるときは、十夜様のお店に足を運ぶしかありませんね。
(くすくすと笑い、はっとなり恥ずかしげに咳払いを一つして、改めて持ってきてもらった料理を食べ始め)
(遠夜から受け取った酒をちびりとやって)ぬう、美味い。甘めでこれ程繊細な味を出すとは、杜氏の腕前が慮られますなぁ…
溺れでもしようものなら魚の名折れで御座りますな!溺れるのは酒にしておきまする!

ニッポン、で御座りまするか。拙者は勿論行ったことはありませぬが、伝来の書物にて何度か話を目にしまする
何でも、国中で合戦が起こり続けるとんでもない時代があったとか
トート殿と亘理殿は日本の戦士だったのでござりまするか?
>トート
おっ、いい事言うねぇ。(満足気に頷いて)
お前さんもニホン――いや、同系列って事は違うのか――似たような世界から来たのか。
ここと似た雰囲気の店が立ち並んでるとは聞いたが、自然は少ねぇのかい?

>マナ
おっと、リピーターを増やそうって魂胆がばれちまったか。(笑って肩を竦め)
食いたくなったらいつでも来てくれていいぜ。勿論、天ぷら以外も……何だ、そう誤魔化さねぇでもいいだろうに。
そうやって笑った顔のがいいぜ、お前さん。

 (側を通りすぎざまに、マナの頭を軽くぽんと撫でようとしながら)
>亘理
「誘いの花酒亭」の「桂花酒」か……(記憶するように繰り返して)
いい情報をありがとよ、次の休みにでも早速探し歩いてみるかねぇ。
 (楽しみだ、と呟いて笑みを浮かべつつ)
ま、いいじゃねぇか。子供と同じ強さになるなんて、二度とできねぇ経験だ。
せっかくならそれも楽しんじまえばいいと思うぜ、俺はよ。

>ナルミ
酒ってのはちょっとした事で味も香りも変わるからな。その味がわかるたぁ、お前さん、いい舌持ってるぜ。

 (溺れるのは酒、という言葉に、煙管片手にからからと笑う)

ははっ、そうしとけ。そん時は是非うちをご贔屓に、ってな?
……ま、冗談はともかくとして、ルールを心得てるなら安心だ。
偶にしこたま飲んだやつがそこの海で泳ぐらしくて、打ち上げられたまま眠ってたりするからよ。
飛行種と同じ海種に酒を出す時は、一応、言うようにしてるのさ。
(そこまで言って、ナルミの言葉にふと思案顔に)

国中で合戦……? ついさっきも警察沙汰とかいう話が出てたが……話を聞く限り、かなり物騒な所みてぇだな、ニホン……ニッポンか?って所は。
>十夜
香りのいい、甘い酒だ。昔はビールや日本酒ばかりだったんだが、
こちらに来てからハマっちまってよ。
まあ、店主も客も一癖ある奴らばかりだが、歓迎するぜ。

>トート
おう、お前さんも日本の出身か。…にしちゃあ、随分と変わった格好だな。
どっちかといや、店主の方が日本人に見えるぜ。

>戦争ばかりという噂
…俺がいた時代から、何百年も昔の話だな、そりゃ。
まあ、百年以上も日本全国で戦争があった時代だからな。
物騒と言われても仕方がねえがよ。
合戦っていうと、戦国時代とかか?
俺の時代はもう銃撃戦とかレーザーとかだからな。

自然なんて殆どないな。
一応シェルターの中に草木はあるけど、人工太陽の下で育ってるから本来の植物じゃねーんだと。
外に出れば、もしかしたら生きてる草木はあるかもしれねぇけど、ガスマスク常備の世界なんでまぁ、あるのは毒があったりとか突然変異したやつばっか。

あー。俺の容姿は所謂ハリボテなんだよな。
ゲームのアバターっつったら分かる?
俺の本来の姿は黒髪だし、背ももうちっとでかいな。
ははっ、すまんすまん。行った事もねぇのに物騒とか決めつけちゃいけねぇな。
ここだって、水面下じゃ色々拗れて面倒事も多いからよ。案外、こっちのが「物騒」かもなぁ。

 (何でもない事のように笑いながら)

>亘理
甘い酒か、そいつは益々期待が持てるぜ。
その「癖のある」やつらに会うのもな。

>トート
人工太陽……すげぇな、ニホンってのは太陽まで作れちまうのか。(心底感心したように顎を撫でつつ)
……あぁ、だが外を自由に歩けねぇのは辛いな。
風と空、それから――海がねぇとな、やっぱり。
ハリボテねぇ…。だが、実際に肉も血もあるんだろう?
なら、今のお前さんはそれが本物なんだろうよ。
しかし、随分と荒んだとこから来たんだな。
よく分からねぇが、未来ってのはそんな感じか?

まあよ、どこの世界でも、いざこざはあるもんだ。
俺だって任侠の世界で生きてきた身だ。
ヤクザと政治家が絡んでるなんて珍しくもないしな。
ようは自分が守りたい場所がありゃいいのさ。
…お話中のところ、失礼します。少しの間、身を置いてもよろしいでしょうか。
そうさな、俺も何だかんだ、この暮らしに満足してるしよ。
「今」が変わらず続いてくれりゃぁそれで十分だ。

 (亘理の言葉に頷いてから、新たに聞こえてきた声に視線を移す)

>黒髪の旦那
あぁ。もちろん、歓迎するぜ。
ご注文はお決まりかい?
ありがとうございます。私は黒杣・牛王と申します。
以後よしなに。(と頭を下げつつ)
そうですね…野菜の添え物…「さらだ」というものなどありますでしょうか。
確かに色々な人の話を聞く限り、豊かで平穏、争いなど無縁という世の中は聞いたことがありませぬ
天下泰平、万民豊楽とは夢物語なのでござりましょうか…?

(入ってきた黒杣に軽く会釈をしておちょこをちびりとやる)
>牛王
いい名前だな。こちらこそ、店共々よろしく頼むぜ。

 (煙管を揺らしながら、受けた注文に考え込む)

サラダか……もちろんあるが、種類は何でもいいのか?
シーフード系、野菜大盛り系、肉系卵系、うちは色々取り揃えてるからよ。

>ナルミ
どうだかねぇ……夢物語とまでは言わねぇが、争いが全く起こらねぇ世界ってのも案外怖いと思うぜ?
何と言うか、「平和を喜ぶ」って当たり前の事までなくなっちまいそうだ。
>ナルミ
平和ってのは作るのも維持するのも、難しいからな。
ヤクザの俺が言うのもなんだがよ、俺達みたいなのも必要だって思うぜ。
必要悪、ある程度の力ってのもな。

>十夜
まあよ、俺も前の世界であればおやじや組を居場所として
その「今」を守る為に尽くしていたぜ。
だが意図せずして世界は変わった。なら、また見つけなきゃな、俺もよ。

新しい客か、よろしくな。先にやっているぜ。
この姿も俺かな。そう言って貰えるとちょっと嬉しいぜ。

太陽の代わりっていっても、多分本物には到底叶わないぜ。
この世界のお日様は綺麗な青空に浮かんでて綺麗だよな。

ある程度競い合うことがないと人間は駄目になる気がするぜ。
まぁ、戦争とかが良いとは言わねぇが。
しかしだな。俺はそろそろ身体動かすことしねぇと、暴れたりない。
ありがとうございます。
緑、という名前も素敵な名前かと…皆様もよろしくお願いします。

種類は……野菜大盛り系で。

(争い合うという話について少し考え事をして)
私が元居た世界でも、確かに武士や破落戸、盗賊等武器を手にして争ったりすることもありましたが、それは一時のことで殆ど平穏に過ごせる村もありました。
私の知る限り、争いは無縁な世ないけれど…人情のある穏やかな世ならある、と思います
>牛王
(急に呼ばれた名に、一瞬目を瞠り)
あー……ありがとよ。……まさか俺の「名前」を知ってるとはなぁ……。
そう有名人でもねぇ筈なんだが……っと、野菜大盛りだな。
すぐ持ってくるからよ、好きな席で待っててくれや。誰かと相席でも構わないぜ。

(すぐにいつものように笑うと、踵を返して店の奥へ。
 少しの後に戻ってきて、おしぼりや水、
 瑞々しい野菜が盛られた器などを、牛王の前に並べていきながら)

>亘理
なら、俺も楽しみにさせて貰うとしようかね。
お前さんが見つける、新しい「今」をよ。

>トート
本物に勝るモンはねぇって事か。
俺のじゃねぇが、空も太陽も自慢だ。好きなだけ眺めていってくれや。
……おっと、太陽は直接見るんじゃねぇぞ?

(冗談交じりに付け加えて)

収穫祭も終わっちまったし、本格的な依頼を待ってるやつは多いみてぇだな。
帽子屋の旦那も妙に勿体つけた事言って帰って行ったし……そろそろ、何か動き出すんじゃねぇか?
(頭を撫でられ、照れた顔を隠そうとてんぷらを口に運び)
い、色々お食べしてみたいくらい、お味がとっても良いのですが……一度にたくさん食べられないのが残念でなりませんね……
あっ、そ、その……スープなども……提供していますか……?
>十夜
まあよ、それを探すのは難しいが楽しみでもあるな。
今更人生やり直せるなんて思っちゃいねぇが、
今まで生きてきた上で、見つけられたら最高だぜ。

(ま、そんなに器用じゃねぇからよ、と杯を傾ける)

人情のある世の中なら、そう捨てたもんじゃねえな。
昔は組も俺も、周りに世話になりっぱなしだったからよ。
>十夜
(きょとん、とした顔して)…私も少し、不思議に思ったのです
きっと風のせいでしょう…とはいえ、無作法だったのであれば申し訳ございません
…ありがとうございます。(と、適当な席に座りつつ)

野菜がたくさん盛り付けられたの、久しぶりに見ますね…(安堵の笑みを浮かべる)

…私も、元の世界では特別世話になった人もいますからね
その人になんとか恩を返したいのですが…
(遠くの方を見つつ)
>マナ
なら、来るたびに少しずつ頼んでいきゃあいいさ。
その内全メニュー制覇しちまうかもしれないぜ?
 (赤くなった顔が目に入って、くつくつと忍び笑いつつ)
あぁ、もちろん。どんなスープをご所望だい、お客様?

>亘理
案外、近くにあるのかもしれないぜ?
……とは言え、そう簡単に見つかっちまったらつまらねぇさ。
探そうと躍起になるんじゃなく、心の片隅で無意識に……くらいが丁度いい。

 (俺も器用とは程遠いしな、と笑ってつけ加える)

>牛王
あぁいや、気にしてねぇから謝る必要はねぇよ。ちっと驚いただけさね。
なんせ滅多にそっちは名乗らねぇモンでなぁ……。(照れ隠しか、己の髪を少しくしゃりとやって)

おっと、元の世界、ってことはお前さんも旅人か。
こっちに来てから野菜はご無沙汰だったのかい?
>十夜
ふむ…何か、訳ありとかでしょうか?(首傾げ)

はい、旅人です。
そうですね…普段そこらへんに落ちている野菜や野草を食べてばかりでしたので、
このように綺麗に盛り付けて食べるというのは、あまりなかったですね
(気に入ったのか、嬉しそうに野菜を頬張る)
>十夜
まあ、いずれよ。この世界に根付いちまって、
帰る手段がないってとこまで行けば見つかるかもな。
それは人か土地か…分からんがよ。

まあ、その前に死なないようにしなきゃならねぇがよ。
>牛王
訳ありっつーか……。(どう説明したものかと思案顔になり)
……似合ってねぇだろ? こんな適当に生きてるようなおっさんが、「えにし」、なんてよ。

 (ぼそり、と。ともすれば風の音にも紛れそうな、小さな声でそう言って)

そこらへん……って、また随分とワイルドな生活してるんだな、お前さん……。
俺も詳しいわけじゃねぇが、あれだ。野草には毒のあるやつも生えてるんじゃねぇのかい?

>亘理
ま、そうさな。今は何事もねぇ日々が続いてるが……その内、そこら中が騒々しくなるんだろうさ。
面倒だねぇ、俺は穏やかに酒が飲めりゃあそれでいいってのによ。

 (想像したのか、眉間に軽く皺を寄せて呻る)

……とは言え、元の世界に大事なモンを残してきちまったやつ(牛王の方をちらと見て)は、少しでも早く帰りたいんだろうしな。
その帰る手段とやらが、命のやり取りの向こうにねえのを願いたいね。
>十夜
(小声を聞いて)
…私は似合ってるかと思います
こうして人と人とを巡り合わせていますから
私なんて「王」などと、恥ずかしいものですよ

そこは匂いと見た目で分けます故
しかしこの世界に来ると、見たことがない植物もありますので、
なんらか知識を身に付けた方がいいですね…

…と、ごちそうさまです。おいしゅうございました
(と、サラダを食べ終えて、箸をおく)
あ、あの、お邪魔します
まだ席の空きはあるかな…?
>牛王
いいじゃねぇか、気さくな「王」。無駄に偉ぶって、ふんぞり返ってるようなやつについてるよかよっぽど――(聞こえた小声に被せるように早口で続けかけ)
…………あー……何だ、その…………ありがとよ。

 (照れ隠しからか、先程より更に小声を返した)

っと、口に合ったなら何よりだ。他に何かご注文はあるかい?(メニューに視線を落としつつ)
匂いでわかるってのはすげぇモンだ。俺はそこら辺はさっぱりでな。
植物に詳しいってぇと……深緑のやつらかねぇ。

 (思案しかけ、ふと聞き覚えのある声がして視線を移す)

>文具屋の店主
おっ、お前さんは……確か、オリエンテーションの時の。
あの時は世話になったな。また会えて嬉しいぜ。(ニッと笑みを浮かべて)

あぁ、空いてるぜ。好きな席に座ってご注文をどうぞ、旦那?
あ、オリエンテーションの!
美味しい店があると聞いて来たんだけど、知った顔に会えるなんて凄いなぁ。元気そうで良かった。
僕は古木、文。改めてよろしく(頷き返すとカウンターの端をウロウロしてからようやく座り)

オススメのお酒と、それに合うつまみを何品か。お願いします。
>十夜
王というものは何なのかは正直わかりませんけどね…
ただの畜生に過ぎないのにどこが王なのか……ふふ、顔が赤いですよ?

そうですね…(ほとんど何も知らない品々で悩み)
…何か、おすすめの物はありますでしょうか?

>文
おや、こんにちは。
私は黒杣・牛王ともうします…よろしくお願いいたします。(と、こっそり自己紹介しつつ)
>牛王
こ、こんにちは。勝手に近くに座らせてもらったけど…いいかな?
こちらこそよろしく、牛王さん。古木文と言います。それ、素敵なお召し物だね(こっそり)
>文
お前さんもいい名前持ってるな。
そっちも元気そうで何よりだ。こちらこそ、店共々、ご贔屓にしてくれると嬉しいね。

噂してくれたどっかの誰かにも感謝しねぇとな。
他所で会ったやつと再会する機会ってのは中々ねぇからよ……って、おっさんが出不精なだけか。(自分で自分の言葉に笑う)

>牛王
高貴なやつばかりが王とも限らねぇだろ。
むしろ、その「ただの畜生」の目線を知ってるやつに王様になってもらいてぇモンだ――おっと、現女王陛下に不満があるわけじゃないぜ?

 (わざとおどけた口調で言うも、顔が赤い、という言葉に動きを止めて)

……そうかい? 見間違いじゃねぇかね。

 (すぐにふいと顔を逸らし、注文を書くフリを始める。ヒレ耳の付け根が僅かに赤い)

オススメの酒とつまみ……おいおい、二人してそう遠慮がちに話さねぇでもいいだろうに。(聞こえる声に苦笑し)
何なら二人でつまめるモンにするかい? 取り皿もつけてやるからよ。
>文
大丈夫ですよ、こんな畜生の隣でもよろしければ。
(と、座りやすいよう空間を開けつつ)
よろしくお願いします、文…この召し物、ですか?
これは、私にとって大事な人から頂いたものなのです
…といっても、大事な人の父親のお古、ですが(と、くすくす笑いつつ)
文のお召し物も、引き締まっていて綺麗な黒色ですね…それは、どこのもの、でしょうか?
(あまり見たことのない形の服なので、興味深く観察している)

>十夜
そう、ですか。
…王になっても、こうして普通に言の葉を交わせてたらよいのですが。
現女王陛下、といいますと…海洋ではイザベラ女王…でしたかな?
少し曖昧に覚えているもので、申し訳ございませんが…

(これ以上からかうのは止めよう、と思いつつ…)
…そうですね。せっかくですし、2人でつまめるものでお願いいたしましょうか。
ちなみに私は、酒は遠慮しておきます。
文はなにか、食べたいものありますか?
>十夜
ありがとう、名前を褒められたのは初めてだよ。
教えてくれた子には今度会ったときにお礼を言わないと
(つられて笑い)きっと出無精になるくらい、このお店にたくさんの人が来ているんだよ。

>牛王
畜!?(いや、聞き違えだという神妙な顔で頷き)
大切に使い続けてもらって、その人たちも生地も喜んでいると思うよ。
これは僕の住んでいた世界のスーツという服なんだ(椅子の背にかけようとしていた上着を差し出し)牛王さん、よければ羽織ってみない?

ええ、ぜひお願いします!
何か温かいものが食べたいんだけど……二人でつまめそうなものはあるかな?
>牛王
あぁ、正解だ。イザベラ――イザベラ・パニ・アイス女王陛下。
とは言え、俺も直接会った事はねぇがね。(軽く肩を竦めて)

ま、流石にあの女王陛下に気軽に話しかけようとは思わんが……今こうして顔を合わせてる――例えば、お前さんや文が、いつか王と呼ばれる存在になっちまったとして。
偶に飯に誘うくらいは許されたいモンだぜ? ……王になって味の好みが変わってなけりゃの話だが。

 (途中までどこか真面目な口調は、けれど最後はいつものように冗談めいていた)

>文
ははっ、確かに例の大規模召喚以来、海洋への客足も増えたからなぁ。
店が忙しくて外に出る暇もない、って事にしとくか。(からからと楽しそうに笑う)

はいよ、温かいモンだな。
なら、今の時期にぴったりのがあるぜ。ちっとの間、話でもして待っててくれや。

 (煙管を指先でくるりと回して腰帯に挿し、踵を返すと店の奥へと消えて行った)
>文
そうであればいいのですが…スーツ、というのも、大事になさってるようで…
いいのですか?…それでは、遠慮なく
(上着を受け取り、袖を通そうとするが)
…着物の袖が邪魔で、通れない、ですね……ここで着物を脱いでもよろしいですか?
(と尋ねてみる)

ああ、ありがとうございます。
今の時期にぴったりな物…楽しみです

>十夜
イザベラ・パニ・アイス……長いですね

そうですね。私も、普通にご飯を食べたいです。こうして友と語るぐらいなら…
…語れるのなら(と、最後寂しそうにつぶやく)
え、え、王様がどうかしたのかい?
あ、海洋の女王様は綺麗な方らしいねぇ

>十夜
お陰さまで噂の名店が開いてる時に来ることができたよ。
今の時期にぴったり、何だかワクワクするフレーズだねー
(牛王の言葉に首肯しつつ、見事な煙管捌きに目を丸くしていた)

>牛王
…あわわ、袖まで気をまわしていなかった…そうだよね、着物だもの!(所在不明の両腕を上下させ)
ふふ、流石に脱いでくれとまでは言えないよ。突然変な申し出をしてごめんね。似合いそうだと思ったら、つい…
(ふらりと店に入り込み。
静かな表情でゆっくりと店内を見渡し、カウンター先の男性に目を留めた)
(お店の人かな、と首を傾げている)
お待ちどおさん。久々に色々作れるって、うちの店主が張り切っちまってよ。

 (奥から小さな土鍋を持って戻り、牛王と文の間に置く。
  鍋つかみを嵌めた手で蓋を開ければ、途端に白い湯気が立ち昇った)

これが「おでん」。見ての通り、熱いから食う時は火傷しねぇようにな。
それから……

 (再び店の奥へと消え、何度か往復しながら料理をカウンターへと運んでくる。
  どれも量は一人前より少し多めに作られたようだ)

こっちが「山菜と筍の炊き込みご飯」、これが「小エビの唐揚げ」だ。
お前さんには(文の前に置いた酒器を示して)、オススメの酒。料理に合うよう、口当たりのキツくねぇのを選んだが……好みじゃねぇなら言ってくれや。

 (最後に、取り皿とおしぼりを置いてから、ニッと笑い)

そんじゃ、ごゆっくりどうぞ、お客さん。
……っと、洋装デビューかい、牛王?

 (スーツを羽織ろうとしていたらしい姿を、興味深そうに眺めかけ。
  ふと、視界の端に映った白に気づく)

>三つ編みの嬢ちゃん
おっと、外しててすまねぇな。
いらっしゃい、ご注文はお決まりかい?
>文
いいえ、大丈夫ですよ…ああ、そうだ。
十夜みたいに肩をかける格好とか、どうでしょう。こうして…
(と、両肩にコートをかける…着物の上に黒いコートとは異様な恰好ではあるが)

あ、十夜、ありがとうございます。(様々な料理をマジマジと眺めて)
…おでん、ですか? 暖かそうです。いただきます
(と言って、箸を取り、茶色い玉…玉子を二つに切り分けて食べてみる)
おや、中身がふわふわな黄色…面白いですね。これ。しかもおいしいです。(ほくほく)
文もいかがですか?

ああ、これは、文の召し物を借りているだけです。
しかしこれが外国の召し物、なのですね…合う、でしょうか
(肩にかけてるコートに優しく触れつつ)
コートと着物、とても似合っているよ!
牛王さんは体格が良いから、そうやってお召しになるとモデルさんみたいに見えるね。(満足そうに頷いていたが、次々と運ばれる料理に目が釘付け)凄いな……。

(十夜と牛王の声で我にかえり)え、はいっ、うん。ありがとう、いただきます!
卵を食べるのは初めてかい?おでんに入っている卵、味が染みていて美味しいよねぇ。僕も好きだよ。こっちの大根も絶対美味しいと思う!(ほくほく)
山菜と筍の炊き込みも、春めいていて良いね。固すぎず柔らかすぎず食感が良い。しかもお米の甘さとよく引き立てている。小エビのから揚げはどうしようもなく酒がすすむ。お酒の口当たりがまろやかだからかな?全部美味しいです。
(うるさかったかな、と入ってきた白日に軽く会釈をして)

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