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ギルドスレッド

オリオン級弐番艦ベテルギウス

【雑談】第一ブリッジ

機械的なコンソール、空中に浮かぶデジタル的なディスプレイ……未来的な光景がそこには広がっている。

そして、その中央――本来、艦長が座るべき一段高い席の横には、中性的な顔立ちの人物がいた。

「当艦『オリオン級宇宙戦艦弐番艦 ベテルギウス』へようこそ。貴官の来訪を歓迎するのであります。」

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…二人とも何の話してるのかな?(後ろからそっと忍び寄るシスター)
じゃあこれであたしの予想が当たったらおしゃけの奢りっすよ。
金儲けの話っす!
ゲン…貴様、また賭け事を…
先日の屋台での払いはどうする気だ…そろそろツケをどうにかせよ(…砂漠の戦艦。予てより噂は聞いていたので中を探索してみれば、早速見知った顔の浪人がおり…背後から突如声をかける)
おう、シスターの嬢ちゃんもいたので御座るな。
競ロバの予想で御座る、拙者が負ければ拙者の奢りで酒で御座る。

(お気付きだろうか、この勝負……浪人に利は何一つ無いという事に)
(ちなみに、コイツは気付いてない馬鹿である)
ふっ、このレースに勝てばツケの一つや二つ……余裕の返済で御座る。

(ディスプレイが切り替わり、レース状況が映し出される)
早駆けに金を賭けるとは…まったく…(そう言いながらも自分もちゃっかり買っている。彼の世界ではこんな平和なものに金を賭ける事は無かったが、生憎と金が必要ない者の余裕である)
おお?何か久しぶりに遊びに来てみればいろいろな人が!
なら改めて自己紹介しとくね!
私はンクルス・クー。皆に創造神様の加護がありますように!

そして…お金儲け?競ロバ?
…見た感じ勝つ人を当てる賭け事?みたいな物かな?
でもそう言うのって基本的に主催した人が設けるものだから、賭ける方では中々儲からないイメージ有るよ?(元も子もない指摘)
後、ツケは駄目だよ!ちゃんとお金は返さないと!

後、勝負はやっぱり対等であるべきじゃないかな?ほら勝ったら、そっちのオッドアイの子がお酒奢るとかね?
(そてはそれとして勝負を見るのは好きなのでレースの応援をし始める)
胴元が儲かるのはそういう仕組み故に致し方無かろう、花札や半丁もそうで御座るしな。
しかし、やめれぬものなので御座る……嬢ちゃんはこうなってはいかんで御座るよ。

あと、宵越しの銭は持たぬ主義故に。
後程、まとめて返すで御座るよ。
(そう言って返せた試しが無いのは、言わぬが華である)

よし……いい調子でアガってきてるで御座るな。
そのまま突っ走れ……!
(掛けるロバ、熱狂する観客達。何かに取り憑かれた様に応援するギャンブラー達……もうこいつら、だめなんじゃないかな)

(50以上で賭けに勝つ、以下で惨敗)
28
(と……先頭を走っていた幻介が賭けていたロバが急に立ち止まる。その視線の先にカメラがズームすると……そこには、かち割り氷を売る商人の屋台)

(方向転換、一直線にそちらへ駆け出し……柵を飛び越え、屋台へ到達すると氷を舐め出す。こうなったら舐めきるまでテコでも動かないだろう)

(結果……ウルズが賭けていたロバが、何の障害にも当たらずに一着でゴールしたのだった)

(そして、当の浪人はというと――)
(見越してそもそも最低限しか賭けてないやつ)
うんうん!ちょっとトラブルもあったけど大体皆良い走りだったね!(別に掛けてないし応援してただけ)
あっはっはっは!
おしゃけだー! あたしが負けてたらなんでも言う事聞いてたっすけどねぇ、んー残念残念 (ニッコニコである)
拙者は悲しみに包まれたで御座る……もう何も信用出来ぬ。

(コンソールに突っ伏しながら、その下に置いてあった酒瓶をドン!と置く)
(持っていけ、という事らしい)
さんきゅー幻介先輩! 愛してるっす (酒瓶に頬擦りする)
畜生……いつか絶対に泣かしてやる……!
(誤字ではない)

はぁ……しかし、これで素寒貧で御座るなぁ。今宵もべティ殿の合成食糧が晩飯になりそうで御座る……。(がっくりと肩を落とし)
当艦の合成食糧は元の素材を味以外完璧に再現した自慢の逸品でありますが?

毎回、資金が無くなると食糧を提供されに来て、その物言いでありましたら……別に提供する義務は当艦には無いであります。

飢えて死ぬでありますか?おん?

(無表情だが、どこかムッとした様な雰囲気でディスプレイに表示される管制AI)
なるほどなァ……あたしも今度から金無くなったらここに来る事にするっす!
成る程。穀潰しが増えると。

お帰りはあちらであります。ラサの夜道では、主砲の流れ弾に気を付けるでありますよ。

(指した先、ブリッジの自動扉がパシュッ!と開いた)
えー、そんな事したら幻介先輩が飢え死にしちゃうっすよ!
幻介先輩を犠牲にして食べる飯なんて寂しくて嫌っすよぉ!
待て待て。自然と拙者が撃たれる流れにするんじゃあない!
言われてるのはお主だ、お主。

(ビシッ!と裏手でツッコミを入れる浪人)
こんな可愛くて健気で一途な上に慈悲深くて一文無しの可哀想な後輩を外に放り出すなんて正気じゃないっすよ!?
可愛いは……まぁ、認めてやらなくも無いで御座るが。
その後の、くそどうでもいい余計なのはぶっちゃけどうでも良いで御座るな?(無慈悲)

助けて欲しければ、相応の態度というものがあるで御座ろう?んん?(ここぞとばかりに上から目線になるクソ侍)
え? 何が欲しいっすか?
靴なら舐めるっすよ、おしゃけはダメっす。 (先程勝ち取った酒を大事そうに抱え)
拙者、草鞋なので御座るが……何、素足を舐めるので御座るか?
拙者、そういう特殊なのはちょっと……。
(一歩退く)
わがままっすねぇ………仕方ないなァ。
幻介先輩……助けてくださいっす、あたしお金もなくって……ぐすん
な、泣き落とし……だと?
こ、子犬の分際で……!?
(その時、戦慄が浪人を襲った)

(助けを求める様に周囲を見渡す)
あっはっはっは、冗談っすよ幻介先輩。 腹が減ればそこら辺の奴からギって腹は満たしておくから心配御無用っす。
…そこは働けば良いのじゃないかな?
というより唯で食料恵んで貰うから駄目なのであって…
そう!皆でここを掃除すれば良いんだよ!
ベティさんどうかな?それなら良いんじゃないかな!?
って言ってるっすよ幻介先輩。
お掃除くらいやってあげたらどうっすか?
…皆でやればきっと早いよ?(ウルズさんをじっと見つめ
へへ……あたしに掃除をやらせたら仕事が増えるっすよ。 (威張る事ではない)
成る程。清掃でありますか。
余計な仕事を増やすのでありましたら、貴女を掃除せざるを得ませんが。

(機械的な壁の一部が開き、そこから丸くて小さな、汎用型お掃除ロボットが出て来た)
(……が、何故かその上にはやたらとゴツい機関銃が装備されている。あらゆる意味で「お掃除」が出来る仕様らしい)
お主はもう少し、女子らしさというものをンクルス殿から学んで……学、んで……。

(想像してみる、女子らしいウルズを)
失敬。(キリッ)

いやまぁ、兎に角……何か余計な事をすると蜂の巣にされそうで御座るし。
もっとこう、他に……何か拙者達でも出来そうな何かは無いで御座るかねぇ?
やるかどうかは聞いてから決めるで御座るが。
(だるそうに椅子に腰掛け、頬杖をついている)
あ、清掃役の子も居るのか…さっすが…(汎用型お掃除ロボットを見て

まぁそれはそれとしてちゃんとお仕事しようとするのは偉い!(っぐ♪
…でもお掃除以外に良さそうな案が思いつかないなぁ…(う~ん…
ここまでいくと自己メンテナンスまで自分でバッチリだろうしな。
むしろ考えてやれる事がそもそも徹底的に潰されているかもしれん。
そうでありますな……足りないものといえば、燃料でありますが。
混沌世界には、当艦に適したエネルギーが太陽光しかないのであります。発進するだけのエネルギーを確保出来たとしても、宇宙空間で立ち往生からの漂流が関の山でありますし、目下の補給物資は燃料が最優先であります。
あたしも一応女子なんだけどなァ……(虹吐き幻介を見て微妙そうな顔)
あたしはともかく幻介先輩はイレギュラー歴も長い事だし、いろいろと経験あるんじゃないっすか? 人斬り以外の仕事も一回や二回くらいはやった事あるっすよね、なんか良いのないっすか?
そうだな……すまん、大変失礼で御座った。謝罪致すで御座る。(ウルズに対し、深く頭を下げる)

うーん、まともな仕事……。
ぱんつを手に魔物を討伐したり。
盗賊に盗まれたぱんつを取り返しに行ったり。
……あれ?
(おかしいな、まともな依頼が……思い付かない?)
そんな事は無い。
あと酒と賭博と……ほんの少し、姉上の事とかも。(最後だけ若干苦い顔をしながら)

(そして、当然ながらツケについては記憶から綺麗さっぱり抹消したいらしい)
あたしの事も記憶に刻みつけていいっすよ。
まあ、とりあえず依頼で稼ぐしかないっすね?
(真顔で首を傾げる)
(ついでに、頭の上に?をいっぱい浮かべてる)

稼いだら酒と賭博に注ぎ込むのが江戸流よ。(ここは江戸ではない)
美味い飯も忘れちゃいけねえっすよ! (自分のツケじゃないのでそれについては敢えて言及しない)

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