PandoraPartyProject

特設イベント

先行者パート

●混沌のイレギュラーズ達

『神託』が最初に認知された時期は定かではない。
 しかし、少なくとも相当長い期間に渡って、この世界は運命を押し付けてきた。
 長い時間の中で、神託は周知され、検討され、今この世界にはそれを回避する為の幾つかの決め事や、協力体制がある。それがローレットであり、『ギルド条約』である。

 ――果たして、今回が意味する所は何か。

 神ならぬ誰にも神意は問えまい。
 或いはあのざんげ(p3n000001)ならば、何かを感じる所はあるのかも知れないが……彼女すら全体像を俯瞰しているようには見受けられない。
 世界のパワーバランスすら変え得る、未曾有の大規模召喚は、間違いなく混沌世界の運命に大きな転機を与える一大イベントだ。
 しかし、この世界で旅人が召喚されたり――純種が特異運命座標に選ばれたのは今に始まった事では無い。
 この『The First Day』より先に運命を背負ったイレギュラーズは、自分の『同種』が爆発的に増えた一大イベントを彼等とは違う視点で体感する事になる。

 ――猶予の問題――

 新たにこの世界に出現した者より、先にこの世界にいた彼等はレオンの言葉を実感出来る部分があるかも知れない。
 混沌世界は強力な混沌法則――例えば不在証明等の効力によって守られているが故に、ある意味で平和そのものである。怪物が跋扈し、戦争が絶えない世界であり、決して治安が良い訳では無いのだが――確定的破局や終焉、終末の匂いがするかと言えば別なのだが。
 自身が運命を背負っているが故なのか、それとも虫の知らせとも言うべきものなのか。確かに今回の出来事はそれに一石を投じ得る、何かを思わせるに十分であった。

 ――さて、そろそろ本腰を入れないといけない時期なのかも知れない。

 勿論の事、受け取り方は人それぞれ。決意の程も、動機も違う。
 しかして、この世界、或いは己の世界を存続させ――自己を保持する為に神託の回避が必要ならば、時は来たのかも知れない。

 激動を予感させるこのThe First Dayに、貴方は何をし、何を思うだろうか?


●詳細

 オープニング執筆:YAMIDEITEI
 リプレイ執筆:夏あかね
 監修:YAMIDEITEI


 大規模召喚より前に召喚されていた旅人、及び特異運命座標を得た純種として描かれるパートです。
 希望がある場合等、状況に応じて一部のNPC等が描写される場合があります。
 大規模召喚勢より先輩(と言うと変ですが)なので、自分のギルドで過ごしていたり、「ふむ、大規模召喚か」といったシチュエーション、設定のキャラはこちらを選択してプレイングをかけるようにして下さい。

先行者パート・リプレイ

掲載形式につきまして

 グランドオープニング『The First Day(先行者パート)』は一定量ずつ返却をいたします。
 本パート、先行者パートにつきましては合計七章で編成され、順次返却いたします。
 先行者パートの章には連続性は無く、それぞれの章で毎回時系列的に古い所から新しい所に進んだ形で描写されます。神殿パート、ギルドパートに関しましては同様の返却方法ではない可能性がございますが、こちらも準備が出来次第の返却となります。



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