PandoraPartyProject

シナリオ詳細

魔法少女マジカルリリィ☆

完了

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●マジカルリリィ、始まります!
 ――聞こえますか。
 ――もし、聞こえますか。
 ――聞こえていたら今から言う口座に三十万ゲーカを入金してくださいまあああっと間違えましたわ!
 ――わたくしと契約して、魔法少女になってくださいまし!

●魔法少女作戦
 日常は突如として崩壊した。
 混沌県幻想市にパラダイムサイキックポイント(通称PPP)が出現。
 球形のゲートより転移してきた指定異界生物アザーバイドが近隣エリアの悉くを侵食、破壊していった。
「魔法少女{ マジカルリリィ }――いや、今は別の魔法少女名があるんだったな。
 よく来てくれた。今希望ヶ浜女学院各支部に魔法少女スクランブルがかかった。俺たちの出番だぜ! マジカルリリィ!」
 TOPにいなかったのはそういうことなのねと言わんばかりに存在を主張したレオンがステッキ型の『パン☆ドラチャーム』を振りかざした。
 この世界にあってもちょっと正気(シラフ)でいる彼は、頬を赤らめながら魔法の呪文を唱えはじめる。
「リリカルマジカルレオレオレン! 可愛い私になぁーーーーーーあれっ!!!!! マジカルリリィ・メイクアップ!」
 途端ステッキが七色にぺかぺか光りシャランラなり始めレオンの衣服を一旦すぽーんと脱がしたのち虹色のシルエットでお茶の間の親御さんたちがキレない程度にボディラインを見せたのち掲げた脚に羽根のブーツが、掲げた手にリボンのグローブが、そらした胸に大きなリボンが、きゅっとした腰にフリルのスカートが、頭についたきゃわきゅわな羽根が風になびき――。
「魔法少女レイニー★レオン、見参! 今笑った奴に――喰らわせてやる!!!!」

 ――希望ヶ浜女学院をもつ魔法少女の中心地、幻想市。
 ――独自の魔法少女理論が開発されている精霊指定都市、深緑市。
 ――古代魔法少女文明の古墳をもつ、鉄帝市。
 ――フリーの魔法少女たちがしのぎを削る、ラサ市。
 ――高度かつ最新の研究が行われている、練達市。
 ――魔法少女教によって魔法少女シェアキムお姉様好き好き大好きアイラブユーしている、天義市。
 ――水着回ではダントツの視聴率と売上を誇る、海洋市。
 ――和風テイストがエキゾチックで帝キュンキュンしちゃう、豊穣市。

 各市に存在する支部より出動した魔法少女アサルトリリィ!
 彼女たちはきゃわきゃわな魔法少女ルックをなびかせ、魔法少女のパワーでアザーバイドと戦うのだ!
 ゆけ、魔法少女!
 戦え、魔法少女!
 世界が君を待っている!

GMコメント

※ごちゅうい☆
 これはエイプリルフール専用シナリオです。一日限りの夢、幻、白昼夢! 明日には綺麗さっぱりなかったことにしちゃうから、今日はおなかいっぱい楽しむんだゾッ☆

■さんかほうほう
 第一話は魔法少女の日常パートを描きます☆
 あなたの活動地域と魔法少女名、そしていつものアザーバイドとの戦いの様子を教えてね☆
 第一話から始まる新人魔法少女ちゃんは、初陣の初々しさできゅんきゅんしちゃおう☆

・魔法少女力
 マジカルリリィは無限の力をもってるよ☆
 すんごい剣を作ったりすんごいビームをうったりすんごい銃を乱射したりすんごいぬいぐるみをけしかけたりすんごいアレをアレしたりなんでもアリだよ☆
 プレイングに妄想の限りを叩きつけて真実にしちゃおう☆
 君の脳内魔法少女力を爆発させろ☆

■ラリーシナリオ
このシナリオはラリーシナリオです☆ 仕様についてはマニュアルをご覧ください☆
https://rev1.reversion.jp/page/scenariorule#menu13

■グループタグ
 誰かと一緒に参加したい場合はプレイングの一行目に【】で囲んだグループ名と人数を記載してください。所属タグと同列でOKです☆
(人数を記載するのは、人数が揃わないうちに描写が完了してしまうのを防ぐためです☆)
 このタグによってサーチするので、逆にキャラIDや名前を書いてもはぐれてしまうおそれがあります☆ ご注意ください☆
例:【もふもふチーム】3名

■パートタグ
 参加したいパートを以下のうちから選んでプレイング冒頭にコピペしてください☆

【幻想市】
 希望ヶ浜女学院をもつ魔法少女の中心地☆
 新米魔法少女の育成も行われるので初々しさを発揮できちゃうぞ☆
 魔法少女貴族の活躍も見所だぞ☆

【深緑市】
 独自の魔法少女理論が開発されている精霊指定都市☆
 魔法少女エルフや魔法少女妖精や魔法少女熱砂ガールズがいるぞ☆
 精霊指定都市ってなんだろう。多分さいたまみたいな場所じゃないかな☆

【鉄帝市】
 古代魔法少女文明の古墳をもつ都市☆
 発掘された古代魔法少女文明のリリィをつかってスチパンチックに変身しよ☆
 ここの魔法少女は大体物理で解決するのが特色だよ☆
 魔法少女ラドバウのファイターたちは試合を中止してアザーバイドと戦ってるよ☆

【ラサ市】
 フリーの魔法少女たちがしのぎを削る都市だよ☆
 魔法少女奴隷商人や魔法少女盗賊団が跳梁跋扈するからアサーバイドだけが敵じゃないかも☆
 魔法少女力でボコりちらそう☆

【練達市】
 高度かつ最新の研究が行われているハイテク都市☆
 なんかここだけちょっとSFだよ☆ 魔法少女力は無限の力だからなんでもできちゃうんだね☆
 希望ヶ浜女学院の旧校舎がある場所だよ☆ しかも異様にNPCの数が多いよ☆

【天義市】
 魔法少女教によって魔法少女シェアキムお姉様好き好き大好きアイラブユーしている都市だよ。平たく言うとアイドル都市だね☆
 シェアキムお姉様と一緒にウィニング魔法少女ライブをもりあげちゃおう☆

【海洋市】
 水着回ではダントツの視聴率と売上を誇るビーチが魅力の都市だよ☆
 バルバロッサお姉さんのサービスカットがみれちゃうかも☆
 あとニキネキバーもあるよ☆

【豊穣市】
 和風テイストがエキゾチックで帝キュンキュンしちゃう都市だよ☆
 魔法少女MIKADOの復活ライブが見れちゃうよ☆

●情報精度
 このシナリオの情報精度はAです☆
 AはエイプリルのAです。全部真実ってことにしちゃうからどっからでもかかってこい!

  • 魔法少女マジカルリリィ☆完了
  • GM名黒筆墨汁
  • 種別ラリー
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2021年04月01日 23時00分
  • 章数3章
  • 総採用数52人
  • 参加費50RC

第3章

第3章 第1節

●第4988話 魔法少女フォーエバー
 数多の戦いをくぐり抜けた希望ヶ浜女学院の魔法少女たち。
 ギルオスは99回くらい死んだしシェアキムお姉様の子猫チャンは1000人を突破したしアザーバイドのネタも尽きてきたのか最近アザーバイドサシミノツマとかアザーバイド掃除機のコンセントをシャッてモドスヤツとかどう強いのかわかんないやつばかり出てくる始末。
 が、そんな日常はマジな意味で終わりを告げた。

「空が……裂けた……?」
 魔法少女プリズマ☆コーチョーことななしの☆むいしきの見上げた空は星型に裂け、割れた『世界の殻』の向こう側より輝く人型の物体が降臨した。
 しただけだ。たったそれだけで、大地は裂け校舎群は傾き、巨大なクレーターが幻想市の真ん中にできあがった。

 後に第一神性実体と呼ばれることになる存在の出現は、魔法少女たちの日常を嫌が応にも破壊することとなった。
 全支部の魔法少女たちが幻想市に集結し、一斉に変身する。
 煌めく無数の魔法が神性実体へと集中。壮絶な戦いの末、無数の魔法少女たちが変身解除されていく。
 それでやっと倒すことの出来た神性実体――が。
「見てっ、空に沢山の光……!」
 魔法少女プリティ☆タータが空を指さすと、テレジア=ドルカネスキーがキエエと声をあげた。
「間違いありませんわ! あれは真なるアザーバイド! 異界の神々ですわ! ついにこの世界を侵略しにきたんですのね!? こうなっては世界経済は崩壊し$も円も紙切れに……これまで貯め込んだ貯金も仮想通貨もパーですわー!?」
 頭をかきむしるハムジア。
 絶望に貧する魔法少女たち。
 しかし!

 シェアキムお姉様が神々しい輝きを纏いながら空へと舞い上がった。
「戦いなさい、可愛い妹たち……『ぱん♡どら』の加護には、まだ秘められし力があります」
 これまでCM以外ではずっと閉じられていたお姉様の目が開かれ、魔法少女たちを愛の光が照らした。
「魔法少女と魔法少女が繋がる愛の力――リリィエナジーが高まった時、真の姿へと変身できるのです。さあ、叫ぶのです――!」

 『変真』せよ、魔法少女――!

================================
第三章? 『変真』せよ、魔法少女!

ついに4988話、終盤に入ったマジカルリリィプロジェクト!
これまで倒してきたアザーバイドとは格の違う神性存在アザーバイドたちが降臨し、世界の崩壊を始めました。
しかしこれまで4987話分のエピソードを重ねてきた魔法少女たちには絆の……愛の力がある! リリィエナジーを限界まで高め、『変真』するのです!

『変真』した魔法少女はマジスゲーちょーやべー魔法を使えます。神と対等に渡り合うスーパーパワーで世界を守りましょう!
どんな能力かって? プレイングでこうだって言ったらそれが正義だ! 叩きつけろ、イマジネーション!


第3章 第2節

チャロロ・コレシピ・アシタ(p3p000188)
炎の守護者
サイズ(p3p000319)
妖精■■として
ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)
【星空の友達】/不完全な願望器
カルマ・モンクスフード(p3p009282)
魔法少女(?)マジカル★カルマ
日高 天(p3p009659)
特異運命座標

「『変真』ですって……?」
 魔法少女『炎の守護者』チャロロ・コレシピ・アシタ(p3p000188)はハッと光り輝くシェアキムお姉様を見上げた。
「第2586話でパワーアップアイテム『パン☆ドラコロン』を手に入れたときの『さらなる魔法少女の力』とはこういうことだったんですわね……」
 いつかのアレのせいで御嬢様学校しゃべりが板についてきたチャロ子さまは、ピンク色のコロンケースを開くとシュッと首筋にコロンを吹き付けた。
 ふわーっと輝く身体と香り。
「魔法少女チャーミィ☆ちゃろ子、お姉様たちを守るために今こそ変真ですわ!」
 フリルセーラーがさらなるフリフリ宝石ばりばりの強化フォームへ。
「今までともに歩んだお姉様たちには傷ひとつつけませんわ! ――『アルティメットリリィハートバリア』!」
 そして巨大ピンクハートバリアがアザーバイドたちの神ビームを阻んだ。
 バリアの裏でがくりと膝をつく『カースド妖精鎌』サイズ(p3p000319)。
「どうしましたの、サイズお姉様!?」
「なんとかバイトを定時にあがって最終決戦に最速で行くつもりが、仕事終わり直前に残業要求するアザーバイトのせいで出遅れた……」
「それはブッコロ案件ですわね!?」
「だがサポートは出遅れないぜ! いままでの長い戦いでえたこの三つのインゴット……一年前から三つ揃ってたが、使いこなせずに漬物石と化していたが、いまなら使える気がする!」
 サイズの掲げたインゴッドが融和し、新たな武器へと変身した。
「変真――『デウス・エクス・マキナ(嘘夢)』!」

 光りに包まれた仲間達。その中には『魔法少女セイテンスカイRX』日高 天(p3p009659)の姿があった。
「アナトラ(元奴隷14歳)を危険な目に遭わせない為に代わりに魔法少女となって早4988話、ついに最終決戦か!」
 流れる回想。突如奴隷を助けてトラックの前を飛び込み前転で横切ったりパン食わせたり毛布かぶせたりハムスターに契約書つきつけられたりした思い出がよぎる。
「あのアザーバイド共を倒せば世界は守られ平和な日常に帰ることが出来る……ならば、ここで引くわけにはいかん」
 特によぎったのは契約書にあった金額とコスチュームデザインだった。
 今ピンク色のめっちゃふりふりの女の子むけコスチュームをきっつきつのまま装着していた。
「平和の為、アナトラの為、そして俺自身の尊厳の為にアザーバイド! お前たちは絶”対”に”許”さ”ん”!」
 ここまで絶対に許さないのはじめでみた。
「『変真』――マジカルケイン!」
 光りの剣めいたパンドラチャームをベルトから抜くとアザーバイドに突き刺し、引き抜き背を向けたポーズで爆発四散させた。
 その横を駆け抜けていく『希う魔道士』ヨゾラ・エアツェール・ヴァッペン(p3p000916)。
「リリィエナジー限界突破……。4987話分の猫(動物)可愛いエピソードでねこねこエナジーも限界突破! さらに限界を突き抜けろ!」
 脳裏によぎる猫エピソード。ヨゾラ回は必ず猫回と言われ幾度となく猫に触れてきた思い出が圧縮された回想シーンとなって流れていく。
「『変真』――真魔術紋魔法少女、ヴァッペン☆ヨゾラ☆シュテルンナハト!」
 白銀の魔法少女服に身を包み星空の竪琴ステッキを手にしたヨゾラの最終フォームが火を噴く――否、『猫』を噴いた。
「出力全開!オーバードライブ! ヴァッペン☆ヨゾラ☆世界は猫の癒しで満たされるバスタァァァァ!!」
 自らも猫となり大量の猫で構成された猫ビームを発射するヨゾラ。
 『魔法少女(?)マジカル★カルマ』カルマ・モンクスフード(p3p009282)はそんな中でひとりくっころしていた。
「……くっ、殺せ!」
『そんな場合じゃないでち! 魔法少女回とかカルマのためにあるような回といっても過言ではないでち!』
「そうか? そうか……?」
『魔法中年だらけの今、カルマがどれだけきゃぴきゃぴしてもノーダメージでち、いまこそハートと音符にまみれた技を使うでち!』
「くっ……!」
 こうなりゃ自棄だと愛と勇気とちょっぴりの理不尽に対する怒りを込めて!
「死にさらせ! ラブ♥️ラブ♪クローバー★ビーム!」
 手で作ったハートを左右にキュッキュとやってからポーズをとって叫ぶカルマ。激しいビームがアザーバイドを貫き爆発四散させた。

成否

成功


第3章 第3節

アルテミア・フィルティス(p3p001981)
銀青の戦乙女
ロロン・ラプス(p3p007992)
見守る
観音打 至東(p3p008495)
リズ・リィリー(p3p009216)
アンラッキーハッピーガール
耀 澄恋(p3p009412)
六道の底からあなたを想う
葛籠 檻(p3p009493)
蛇蠱の傍

「世界滅亡の危機……。
 これでは好きな人といちゃつけなくなるではありませんか!
 楽しかったあの時もこれから紡ぐ幸せな時もいきなりしゃしゃり出てきた野朗にぶち壊されるなんて……そんなのってないですよ!」
 『ぶらいだる☆あるけみすと』澄恋(p3p009412)はこれまで紡いできた愛の歴史を回想した。地面様を通り越して惑星単位で愛した澄恋にとって地球の危機は自分の危機。地球に裂け目を作ったアザーバイドは最大級の百合挟まりおじさんなのだ。
「壊される前に壊し殺られる前に殺る! そして……戦う前に告白する!」
 澄恋は地面にバターンと倒れると『すきーーーーーーー!』て土に顔うめて叫んだ。
「えっ、『私も好き』? やったあ! 両思い!
 よって只今より恋人を命がけで護るのが我が使命!
 煌めけぱん♡どら! 輝けわたしたちの愛!
 リリィエナジー・フルスロットル!
 ウェディングドレス姿のほわいと☆ぶらいだるフォーム!」
 ブライダルフォームとなった澄恋がアザーバイドの心臓をガッてするその一方。
 『神仕紺龙』葛籠 檻(p3p009493)もまた過去を回想していた。
 途中だーく♥ふぁいあに闇堕ちしたり、巨大化する力を失って人間のような姿になってしまい――そしてそのまま新たな『魔法少女(身長200cm/角含まず)』となることを決意し力を高め――そして、今! 満を持して!
「『変真』――魔法少女エタニティ・デス・ドラゴン! 天上より舞い降りたる神を我が『檻』へと閉じ込めてみせよう!」
 真なる力に目覚めた檻は天空を穿つパンチを放ち神性存在を粉砕した。
「続け、魔法少女たち!」
 それにこたえたのは『アンラッキーハッピーガール』リズ・リィリー(p3p009216)たちであった。
「☆いざ、最高の……変真っ!
 ラブリー チェンジー ラズベリー・
 ファールゴールド スキーナ トリプルクラウン!
 カルマを光に プリズムノヴァ!
 真・魔法少女 プライム☆☆☆ラズベリー
 この世に不幸は……訪れないっ!」
 口上を全部よどみなく言い切ると、彼女の脳裏に過去回想がよぎりまくった。
 水着回以降まるで出番が無くたまーに服の切れ端とかつま先とかが映るばかりだったリズ。
 一部視聴者はリズ可愛そうとかリズおわったと思ったかもしれないがリズフリークたちは違う。彼らは口を揃えてこう言った。
『彼女は……ドMだから……』
 そう、映らなければ映らないほど高まる『シアワセ』。リリィエナジーは最高潮に達し、今満を持しての――。
「アルティメットアンラッキーハッピーガール! 参上!」
 赤黄黒の三色コーデに身を包んだリズがアザーバイドの攻撃をスゥンってそらしていく。
 そこへ駆けつける『魔法少女だった』観音打 至東(p3p008495)。
「変・真・完・了!」
 黒き光を突き破り現れたのは――そう!
「拙者の……いえ、わたしの名前は、魔法少女ブレヱド・シトー・オルタネイト。
 ifの世界に取り残された過去のわたしであり、thenの世界を彷徨う最強のわたし。ゆえに!」
 両手を突き出しビームを発射。
「ナニィ!? シトーがビームを!?」
「これまで『拙者』が頑なにビームを使わなかったのは、こういう真フォームの前振りだったのです。――花開くように穿て、観音打最終奥義『三劫剣』!」
 『獅子郎さま……どうか、今一度わたしに力を!』という願いが力となり、アザーバイドをビームが次々ぶち抜いていく。

「相手が世界を滅ぼす存在であろうが何であろうが、全て倒してしまえばいい。
 でも、今の私では変真の力を出す事なんて……」
 一方、『愛聖天姫ピュアラブ☆テミア』アルテミア・フィルティス(p3p001981)はがくりと膝を突いていた。
 はい、そんなあなたにピッタリのマジカルリリィがこちら!
「いつかの光景を思い出すような、そんな混沌……世界を飲み込み星を滅ぼす力の実在を確信するロロンこそ切り札足る」
 『水星少女ロジカルロロン』ロロン・ラプス(p3p007992)である!
「スライムがゲロビ撃つだけじゃ締まらないからね。格好の生贄は――『アルテミア』だ!」
 バッと広がりアルテミアを包み込むロロン。
「え、ロロンさんなんでこっちに来るの?
 待って生贄ってなに!? ちょっ、イヤっんぅ、やんっ、ふぁ……ひぁぁッ!!」
 出るたびあえいでるなこの子って言われるアルテミアの最終フォーム。それは、アルテミアがロロンを『装着』することによって得られる『変真』であった。はいここ百合。
「すごい、全盛期以上の力を感じるわ……融合のえっちっちプレイも気持ちyンンッ!」
「ボクの変真はアルテミアの存在に融け込む形で発露する」
「アルテミアの羞恥心をボクの全盛期の惑星回路で増幅して星々を焼き払うような魔法を構築してみせよう」
「いくわよロロンさん!」
「「全力全壊!!スターブレイクパニッシャー・フルバーストォ!!!」」

成否

成功


第3章 第4節

ラズワルド(p3p000622)
あたたかな音
辻岡 真(p3p004665)
旅慣れた
ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)
氷雪の歌姫
シルキィ(p3p008115)
繋ぐ者
結月 沙耶(p3p009126)
少女融解

「あれが、アザーバイドの真の姿……!
 こっちは総力戦だったのに、親玉が残ってたなんて冗談キツいねぇ……」
 次々と仲間達が変真していくなか、『マジカルリリィ』シルキィ(p3p008115)はただひとり女学院の屋上に立っていた。
「力を使い果たした今のわたしは唯のシルキィ。もう、戦えない……」
 つぶやいたその時、胸に温かな光りが宿った。空を見上げるとシェアキムお姉様が菩薩みたいな笑顔で頷いている。
「いま一度パン☆ドラチャームを掲げるのです」
「お姉様……うん、今こそ『変真』の時だよぉ!」
 取り出したチャームが光りを放ち繭がシルキィを包み込んでいく。
 突き破って生まれ出たのは……なんと白銀の巨人であった。
「この身を依代とし、起動せよオートパンツァー!!!」
 真っ白な機体は光の羽を広げ空へと飛び立つと、アザーバイドへとレーザーソードで斬り付けた。
「蒼く美しいこの惑星(ほし)を、お前達アザーバイド帝国に渡しはしないよぉ!」

 っていう話を一通り見た『旅慣れた』辻岡 真(p3p004665)。
 魔法のぬいぐるみ鞄、赤目の黒兎ちゃんを相棒に海洋市のバーで働きながら芸能界でモデルと役者を続ける魅惑のオネェさんである。
 そんな真お姉様(お姉様!)が、ついに学院へとやってきた。
「はぁーい!成程、成程、事情はだいたい理解しましたー♪
 じゃ、役柄スタンバイ!ワン・ツー・スリー!セット・アップ!」
 腰に手を当てお尻をキュッ☆目の横で三つ指をテンポ良く折り曲げるカウント後に変真した。
「ここはこのオネェさんに任せて☆ 魔法少女(オネェ)マコちゃん、推参!華麗に片付けるわよ! ――必殺オネェ拳法!桜花八卦掌!」
 爆発四散するアザーバイドを見上げ、『魔法少女ファントムリンネ』結月 沙耶(p3p009126)は自らの力に戸惑っていた。
「これは? 私にも力が溢れてくる……これが、リリィエナジー……?」
 だが迷いはない。
 やるべきことは決まっていた。
「――行くぞ! リリィ・ファントム・クロスハート!」
 掲げたチャームから放たれた光が怪盗モードへと変身させていく。
 否――変真させた。
「魔法少女ファントムリンネーーいや! 今の私は! みんなの想いも混ざった、ファントムリンネ・リリィクロススタイルだっ!」
 シルクハットとタキシードに妖精の羽と目元だけの仮面をつけたシンプルだか神々しいその姿にアザーバイドたちが思わず怯む。
「これで終わらせよう、アザーバイド!
 私は怪盗だ、平和は己の手で盗み出す!
 如何なる耐性、障壁も無視し幻影の如く響くこの想いの力!リリィフォース・オーバーブラストーっ!」
 ファントムリンネ・リリィクロススタイルが放った魔法の光りが複数のアザーバイドを飲み込み貫いていった。
「シェアキムお姉さま、これが本当のわたくし、これが本当の変真(ダーリンを探し出す力)なのですね……!
 何だか世界一周旅行行ってきた人みたいな胡散臭さは感じないこともないですが、この力はホンモノ……!」
 そしてこちらもまた、力にみなぎった『氷雪の歌姫』ユゥリアリア=アミザラッド=メリルナート(p3p006108)の姿があった。
「神性存在アザーバイドなどさっさとご退場頂いて、あの人を探すのですわー。
 わたくしの能力、それは怪音波で敵を融かす能力の純粋強化、わたくしの歌を少しでも聴いたものは皆溶ける(愛しのあの人以外)能力……!」
 変真し歌い始めると、アザーバイドたちがみるみるうにょーっと溶けていった。
 バリアをはって防御するアザーバイドたちも彼女の歌声に苦しんでいるようだった。
「これで神性存在アザーバイドを倒したあとはあの方を探しやすくなりますわねー。あなたもそう思いませんかー?」
 サイコを通り越して狂気そのものになってきたメリルナートにあえて触れないようにしつつ、『流転の綿雲』ラズワルド(p3p000622)は過去を振り返っていた。
「4988話……長かったなぁ……。
 あんなことやこんなこと……」
 大体飲むか飲まされるかの思い出だった。
「思い出すとしみじみしちゃうよねぇ。
 正真正銘、これが最終決算だっていうなら、ちょっと頑張るかぁ」
 マジカル一升瓶をぐびぐびすると、地面にパァンと叩きつけた。
「変真! 魔法少女ラズにゃん☆アンコール、いっくよぉ? そぉれ、イッキ・コール!」
 バリアをはったアザーバイドへ強引に詰め寄ると、口に瓶詰め込んで無理矢理飲ませて最終的になんやかんやあって爆発四散させるのだった。

成否

成功


第3章 第5節

 神性アザーバイドによる猛攻を変真によって食い破っていく魔法少女たち。
 だが敵の力もまた強力だった。
 魔法少女の半分くらいが実はおっさんだということに数千話かけてやっと気付いたアザーバイドは、なんとバルバロッサお姉様を通報しやがったのだ。
「もしもしポリスメン? 脇と胸の谷間を見せつける危ないオッサンがいるんですよー」
 ソレを期に幻想市を包み込んでいた魔法少女結界が崩壊。
 今までギリギリごまかせていたらしい校長は女児を泣かすおっさんとなり、数百回しんだけど生き返った不死身のギルオスは留置所に入れられては手も足も出なかった。
 おっさんたちが次々に職質を受け捕らえられていく。
 その中で――。
「まだ諦めてはいけませんわ! シェアキムお姉様のもたらした祝福を……また別の形でうけた魔法中年がおりますの!」
 ハムジアの声に、人々が顔をあげた。
 そう、暗雲に光さすとき、人は顔をあげるのだ。

「おまたせっ、みんな☆」
 キラッキラの美少女オーラを纏って現れたその子に、誰もが見覚えを感じていた。
 ジェネリックルル家かなって思ったし実際ルル家っぽかったが本人いますぐ隣にいるし。
「あれは――」
 ハンマーを頭上でぐるんぐるんしながらざんげおねーさんが声を上げた。
「レオンでごぜーます」

「いっくよー! これで最後だ!」
 『選ばれた運命』を受け入れ、力を受け入れ、覚悟と使命を飲み込んで夢を抱いた中年は時として少年となる。
 そう、誰しも心に少年少女を飼っているのだ。
 肉体という器に魂が形を合わせていくように、人々はおっさんになっていく。
 しかし忘れていない。死んでいない。無くなってなどいないのだ。
 魔法少女レイニー☆レオン――今、『変真』!


第3章 第6節

アーリア・スピリッツ(p3p004400)
キールで乾杯

「これは……無垢なる光……シェアキムお姉様がもたらしたのは、この力だったのね……」
 私の魔法少女力なんて、もうとっくに限界だったの。
 だって、私は恋をしたから。もう少女には戻れない。
 そう語り一線を退いていた『キールで乾杯』アーリア・スピリッツ(p3p004400)は、レオンの美少年(美少女)化に魂までも引っ張られた。
「肝臓も限界だった。ノンアルでだましだまし飲酒キャラを演じていた。肌年齢も気になりだして、何度最後の変身だと自分に言い聞かせたかわからないわぁ……」
 ため息は、もうつかない。
 だって。
 心の少女は今も生きているのだから。
「ピュア・メタモルフォーゼ――マジカル・アーリア☆」
 仲間達の想いが流れ込んでくる。
 特に99人くらい死んだギルオスの魂とかが。
 魔方陣の中心、教会の屋根の上でスピリタスを口に含み、燃えるような愛の虹を吐いた。
「描け、未来!」

成否

成功


第3章 第7節

楊枝 茄子子(p3p008356)
虚飾

「シェアキムお姉様……っ! 愛の光尊い! すごいやばい!」
 そしてここにも、恋の力で変真する魔法少女がいた。
「シェアキムお姉様のご加護があれば、茄子子いくらでも戦えちゃいます!!
 ――ってことで! 変真だぜ!!」
 きうりリィエナジーが解放され、背後に巨大胡瓜が『きゅうりぃー!』て叫びにんじんと大根が踊り出し最後の最後には『羽衣教会会長』楊枝 茄子子(p3p008356)もまた巨大な茄子となった。
「ハイパー野菜ビーーーーーーーーーーーーーーーームッ!」
 ボッと音を立てて放たれたビームがアザーバイドたちを貫いていく。
 胡瓜のお肌への好影響や栄養価そして皆に愛されるあのなんともいえないボディライン。
 そのすべてが集約されたビームはもう触れただけでボッである。
「くらえー! 愛の力は無限大なんだよっ!!!!
 ねっ、シェアキムお姉様! ちゅっちゅっ!」

成否

成功


第3章 第8節

ゼファー(p3p007625)
祝福の風

「待たせたわね、皆。私が来たからにはもう安心よ!」
 これまでずっと出るぞ出るぞと予告し続けファンたちが考察動画をpantubeにあげ続けた伝説の魔法宇少女『never miss you』ゼファー(p3p007625)がついに登場した。
 美少女となった魔法少女レオンのリリィエナジー、そしてシェアキムお姉様のもたらした光。
 そのすべてを受けて変身した魔法少女タクティカル・ゼファーの魔法はそう、物理!
「マジカルローリングソバット!」
 音速の跳び蹴りを繰り出し、ゴッと音をたててアザーバイドの首をへし折るゼファー。
「マジカルブロー!」
 メリケンサックをはめた拳で相手の鼻と目の間んとこにガッてたたき込み思わず顔を押さえてうずくまった所に追い膝蹴り。相手の肩を掴んで数度打ったあと首を腕で固定して全体重をかけて後ろ向きに倒れ頭から落とす大体のひとが死ぬ奴をぶちかました。
「木人と向き合い重ねた鍛錬も。
 崖っぷちで良く分からないポーズをキープする鍛錬も。
 頭の上に乗せた茶碗に熱いお湯を注ぐ謎の鍛錬も。
 全ては功夫に通ずる!」
 ここにきていきなり魔法じゃないこと言いだした彼女はしかし魔法少女ゼファー。功夫は全てを解決する。
「あと言っておくけどソシャゲ版の私は序盤ノーマルガチャで仲間になるわよ!」

成否

成功


第3章 第9節

 すべての魔法少女たちが真に『魔法少女』となり、神々を粉砕していく。
 バルバロッサお姉さんはナイスバディの女子中学生となり校長は拳銃で戦う黒髪の美少女となりギルオスもタータももちろんシェアキムお姉様も美少女となって光りに満ちた。
 スナックたえ子声から一転して左透えな声となった校長が長い髪をかきあげながら言った。
「誰の心にも美少女は住んでいるわ。そして決して死ぬことはない。
 すべて忘れてしまっても、今も心のどこかで微笑んでいる。
 そう――心の少女を解き放つステキな魔法。それこそが」
 異界の神に向けてマジカルグロックを突きつけ、引き金に指をかけた。
「『魔法少女』」

 引き金の音は遠く遠く、渇いた鐘の音となって戦いの終わりを告げた。
 日常を取り戻した、その証として。

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