魔法少女マジカルリリィ☆

オープニング

●マジカルリリィ、始まります！
　――聞こえますか。
　――もし、聞こえますか。
　――聞こえていたら今から言う口座に三十万ゲーカを入金してくださいまあああっと間違えましたわ！
　――わたくしと契約して、魔法少女になってくださいまし！

●魔法少女作戦
　日常は突如として崩壊した。
　混沌県幻想市にパラダイムサイキックポイント（通称PPP）が出現。
　球形のゲートより転移してきた指定異界生物アザーバイドが近隣エリアの悉くを侵食、破壊していった。
「魔法少女{ マジカルリリィ }――いや、今は別の魔法少女名があるんだったな。
　よく来てくれた。今希望ヶ浜女学院各支部に魔法少女スクランブルがかかった。俺たちの出番だぜ！　マジカルリリィ！」
　TOPにいなかったのはそういうことなのねと言わんばかりに存在を主張したレオンがステッキ型の『パン☆ドラチャーム』を振りかざした。
　この世界にあってもちょっと正気（シラフ）でいる彼は、頬を赤らめながら魔法の呪文を唱えはじめる。
「リリカルマジカルレオレオレン！　可愛い私になぁーーーーーーあれっ！！！！！　マジカルリリィ・メイクアップ！」
　途端ステッキが七色にぺかぺか光りシャランラなり始めレオンの衣服を一旦すぽーんと脱がしたのち虹色のシルエットでお茶の間の親御さんたちがキレない程度にボディラインを見せたのち掲げた脚に羽根のブーツが、掲げた手にリボンのグローブが、そらした胸に大きなリボンが、きゅっとした腰にフリルのスカートが、頭についたきゃわきゅわな羽根が風になびき――。
「魔法少女レイニー★レオン、見参！　今笑った奴に――喰らわせてやる！！！！」

　――希望ヶ浜女学院をもつ魔法少女の中心地、幻想市。
　――独自の魔法少女理論が開発されている精霊指定都市、深緑市。
　――古代魔法少女文明の古墳をもつ、鉄帝市。
　――フリーの魔法少女たちがしのぎを削る、ラサ市。
　――高度かつ最新の研究が行われている、練達市。
　――魔法少女教によって魔法少女シェアキムお姉様好き好き大好きアイラブユーしている、天義市。
　――水着回ではダントツの視聴率と売上を誇る、海洋市。
　――和風テイストがエキゾチックで帝キュンキュンしちゃう、豊穣市。

　各市に存在する支部より出動した魔法少女アサルトリリィ！
　彼女たちはきゃわきゃわな魔法少女ルックをなびかせ、魔法少女のパワーでアザーバイドと戦うのだ！
　ゆけ、魔法少女！
　戦え、魔法少女！
　世界が君を待っている！

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第2章

第2章 第1節

●魔法少女マジカルリリィ第138話
　夏のビーチでドキドキハプニング！

　常夏！　アサーバイドをなんやかんやでボコボコにしまくった魔法少女たちは水着回でおなじみ海洋市にきていました。
　そう、今日は待ちに待った水着回なのです！
「あぁ～ら、可愛い子猫チャンたち♡」
　海老反りピースとセクシーウィンクで迎え入れてくれたのは魔法少女マリン☆バルバロッサ。
　胸の谷間と脇を見せつける大胆セクシーポーズだ！
「今年の夏はヒトアジ違うわよぉ？　サービスシーンも満載♡　たぁーくさん楽しんでいってね☆」

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第二章？

今回は水着回です。これまで137話分つかってアサーバイドをボッコボコにしてきた魔法少女の皆さんは常夏のビーチへ夏合宿にやってきました。
すべての支部が一緒になって夏のビーチでキャッキャ遊びます。
しかし油断してはいけません！　これは夏合宿！
魔法少女らしい（女性らしい）振る舞いを心がけてキャッキャウフフしましょう。
ほーらだんだん君のキャラが可愛い百合キャラにみえてくる！　元からそうだったひとは実家のような安心感につつまれ～る！

あとたまにアサーバイド伊勢エビやアサーバイドリヴァイアサンが出てきますがみんなでガッてやれば倒せるので安心してキャッキャしてね☆

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第2章 第2節

「儂は魔法少女ジュエリアクラウジア！
　宝石の不滅の輝きを力に変えてぶっ放す魔法少女じゃよ！
　そう（so）、宝石とは(jewelry is)……儂自身(mine)！」
　ぎゅいーんとギターをかき鳴らしライブステージでロックンロールジャンプをかます『宝石の魔女』クラウジア＝ジュエリア＝ペトロヴァー（p3p006508）。
「英訳間違ってんぞ」
　『社交界の妖精キドーちゃん♪』キドー（p3p000244）はプハーとマジカル煙草をふかすと、空に輪っか状の煙をあげた。
「今まで本当に……本当に色々あったなあ……。
　コルボお姉様とのあの運命的な出合い。
　あれから猛アタックを繰り返し、その度にコテンパンにノされてきたっけ……」
「キドー、そんなところにいましたのね」
「その声はっ！？」
　ダバダーってBGMと共にスローで振り返る魔法少女キドーちゃん。
　そこには少し恥じらいながらもフリルビキニを可愛く着こなしたマジカルコルボお姉様の姿があった。
「に、似合うかしら……？」
「お姉様！」
　オッケーハッピーエンドだこれぞ夢。
「もうっ、そっちばっかり見ないでよねお姉様っ！　ぷんぷんっ」
　隣では大胆なセクシービキニを着こなしたカイシングオがコルボお姉様の腕を掴み胸（板）に押しつけた。
「ずるい！　コルボお姉様と姉妹の契を結ぶのはこのあたい！　コルボお姉様に顔を焼かれたぐらいでいい気にならないでよね！」
　反対側の腕をとって引っ張るキドー。おっけーハッピーだこれぞ夢。

「それでは聞いてください。儂33番目のシングル、『最新のアイコンがえちえちすぎる』！」
　クラウジアがライブをばりばり続けるその横で――『ぶらいだる☆あるけみすと』澄恋（p3p009412）があらわれた！
「恋人と夏のびーち……ならばすべきことは１つ！　ユカ姉様！」
　砂浜にズバッてうつ伏せになると全身を砂まみれにしながら転がりまくった。
　百話余り旦那お姉様を探し続けた結果悟りを開いた澄恋は大地に人格を見いだした末旦那お姉様とし大地とエンゲルの契りを結んだのであった。
「そーれお水かけちゃいますよー！　きゃっきゃ」
　手ですくった水を地面にじゃばーってかけ、はねた水に手をかざして『きゃーつめたい☆』てやる澄恋。
　最後は土にずぼって手ぇつっこんで手つなぎキッスへ……と至ろうとしたところでいきなり引いていく巨大伊勢エビ。
「なんですかこの伊勢海老は！　百合の間に入る男、地雷です！　即ち滅殺駆逐残滅！　はぁときゃっち☆すみキュア、いざ参らん！」
「いやあ……第１２９話で宇宙に続く道をアルティメットらぶ♡ふぁいあでこじ開けて倒れて。そこから実に９話ぶりの再登場の水着であるぞ！」
　当時死亡説まで流れたのにいきなり普通に現れる『神仕紺龙』葛籠 檻（p3p009493）。
　それも大地を割って。
「もちろん可愛い魔法少女にふさわしい水着を！　みるがいいこの水着姿を！」
　全長宇三メートルの水着美女を見せつける。逆鱗を隠せないくらいのセクシードラゴン！　あーだめですこれはドラゴンすぎますドラゴンしちゃうあードラゴンあー！
　とかやっていると海からざっぱーって顔を上げるアザーバイドリヴァイアさん。リヴァイアさん？
「あっどうも隣に越してきたリヴァイアです。将来の夢は地球滅亡です。どうそよろしく」
「よろしくできるか！！」
　ドラゴンファイアパンチ（水着バージョン）で殴り倒すと、檻はさらなる変身を遂げた。
「この焼成に相対するつもりなのだな！いくぞ！　新必殺技！　ウルトラ変身！」
　説明しよう、檻はなんやかんやあって全長30メートルくらいになったのだ。なんだそれ高層ビルじゃん。
「うおおおおお！！！！　アルティメット・エターナル・らぶ♡ガトリングファイッッ！」

　後ろで怪獣大決戦してる間、『魔法少女だった』観音打 至東（p3p008495）がせくしーびきにの紐をゆるめていた。
「降り注ぐ陽光、吹き抜ける海風……深緑市では得られぬ貴重なパゥワー源に候。
　この機を逃さず、積極的な摂取に励みとうござるな」
　放っとくと全裸に近くなることでおなじみマジカル至東。
「普段は周回系クエストに着ていく最小限装備ござるが、この肌色露出面積の広さは、きっとこの機会においてもたのもしい働きをしよう」
　そう安定の全裸一歩手前である。むしろビキニに紐がついてただけマシである。
　そんな紐も落ちもはや布がなくなった至東にかかる光の線。アメリカ人が『光よ去れ！』と叫んだことでおなじみのアレである。
「ひと時のヴァカンスとしゃれ込みましょうか♪」
「おおっとサンオイルタイムと聞いては黙っておれぬ！」
　ライブを終えたクラウジアがババーンとビールを宣伝するみたいなポーズで参戦。
「サンオイル……ぬりあいっこ、する？」
「えっ……する」
　思わず変なところで同系統のキャラと出会ったクラウジアと至東。
　二人でサンオイルを包むように持つと、瞳をあわせ……。
　あっ後ろで伊勢エビとリヴァイアさんが爆発四散してる！

成否

成功

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第2章 第3節

「魔法少女ナチュラル☆リディア。
　今日は海洋市でバカンスですよ！」
　フリルのついたピンクのお似合い花柄ビキニでぴょいーんとジャンプする『木漏れ日の魔法少女』リディア・ヴァイス・フォーマルハウト（p3p003581）。
　あの空中で両膝と両肘を後ろ側に曲げて身体を反らすアニメでしか見れないようなあの構えで。
　そんな構えなので強調される年相応の二つの胸の膨らみ！
　すらりと伸びた白い脚！
　それをめっちゃ撮影してるハムジア。
「クククこの動画ひとつで一体どれだけの稼ぎになるかわかりませんわグフフ」
　じゅるりとよだれを拭うと抱えたカメラを『氷雪の歌姫』ユゥリアリア＝アミザラッド＝メリルナート（p3p006108）へと差し出した。
「さすが良い仕事ですわテレジア＝ドルカネスキーさま。この調子で皆さまのセクシー動画隠し撮りを撮ってきてくれましたら視聴率に応じて給金出しますわよー」
「労働対価バンザーイ！」
　放送できないような特典映像をおさめますわー！　といってとんでいくハムジア。
「ふう、これでヘイトはあちらに向きますわね、良い仕事しましたわー」
　メリルナートはそういうと、ちゃっかり買い取った放送局から愛しの宿敵（ダーリン）を見つけるためのCMを流させまくっていた。
　といっても全部それだと局ごと潰されそうなので……。

「87話の『泥酔！まじかる梅泉ちゃん危機一髪！』は大変だったわぁ。
　梅泉ちゃんがタピオカミルクティーと間違えて芋焼酎を飲んじゃって大暴れだったのよねぇ。
　あの時の傷も治ったし、バカンスといきましょ！」
　『キールで乾杯』アーリア・スピリッツ（p3p004400）は長い髪をふぁさぁってやると、方から羽織っていたぶかぶかのパーカーを脱ぎ捨てた。
「【　　】色で【　　】タイプの【　　】が特徴的な水着でね！」
　（ここに見たい水着を入れよう！）　って書いてあるので好きなワードを異次元に送ってね！
　時空を越えた改ざんによってそのアーリアおねえさんが見れるぞ☆
「さぁーて、かわいこちゃん達のリボンを直したり甘やかしたり甘やかしたり甘やかしたりしてあげましょっか」
　たまたまそこにいたアザーバイド百合の間に挟まるおじさんを脚できゅっとシメると、たまたまそこにいた『海淵の祭司』クレマァダ＝コン＝モスカ（p3p008547）へと背後から忍び寄った。
「うーむ……水着回というから我の出番だとやってきたが……何をすればよいのじゃ？」
　斜め下からリディアとカインさん（白いクマのぬいぐるみ）が掲げたカンペを読むクレマァダ。
「いあいあ　ふんぐるい　むぐるうなふ　ふたぐん☆
　あなたのハートを大海嘯なのじゃ♪」
　ポーズつきで言ってから、両手でスッと顔を覆った。
「なんかダメな心の扉を開いてしまっている気がするのじゃ……」
「えいっ☆」
　そこへすかさずはいアーリアお姉さん。背中のブラ紐を解くファインプレー。
　ミャーといって胸元を押さえるクレマァダ。
　あーこの一瞬がピンになればいいのに。両手をあわせて拝むのに。

　そんな彼女たちの様子を微笑ましく見守るのが『嫉妬の後遺症』華蓮・ナーサリー・瑞稀（p3p004864）。
　またの名を『バブ味仮面』。
　魔法少女達を陰ながら支える、巫女服に身を包んだ年齢不詳性別不明な謎の存在である。
　謎の華蓮・ナーサリー・瑞稀なのである。
　趣味は魔法少女レイニー★レオンのストーキングと魔法少女レイニー★レオンの落としたものを拾い集めることと魔法少女レイニー★レオンの写真を撮りためて壁一面にはることである。
「皆は知らないけど、毎話毎話服だけ破れる魔法少女が次の話で元通りになってるのは私が繕ってるからなのだわ。
　けど今回は百合回。
　魔法少女達の合宿を陰ながら支える為に来たのだわ、さあ行け魔法少女達！
　晩御飯までには帰ってくるんですよ、今夜は皆でバーベキューなのだｗ――アッレイニー★レオン！！！！！！！！！！！！」

成否

成功

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第2章 第4節

「これだけ多く魔法少女がいると壮観だな……。
　海岸の方でぜひとも皆と遊んでみたいな。先ほど「仕事」も終えてきたばかりだしな。たまには羽を伸ばしても……」
　『表裏一体、怪盗/報道部』結月 沙耶（p3p009126）が海岸でうーんと背伸びをしていると、背後からそっと『愛聖天姫ピュアラブ☆テミア』アルテミア・フィルティス（p3p001981）が近づいてきた。
「まったく、若い子達は元気ねぇ」
「えっ、えっ？」
「こっちはかなりのブランクがあって大変だったんだから！　……心の傷の方が致命的だけどっ」
「ってちょっと、何海に落とそうとしてるの！？　ねえ！？」

　海にばしゃーんした沙耶（アニメでおなじみの浅瀬に座り込むあのカット）に満足げに頷くと、アルテミアはバッとパーカーを脱ぎ捨てた。
　そして現れる大胆すぎる水着。
「それにしても背中のサンオイルがうまく濡れないわね……ちょっと背中側を塗ってもらえるかしら？」
「そうよ、日焼け止めは塗るのよ乙女たち」
　突然現れた『お裁縫マジック』夕凪 恭介（p3p000803）が腕組みしてうんうんと頷いた。
　私？　という顔で自分の顔を指さす沙耶。
　渡されたサンオイルを手に落とすと、ブラ紐を外して寝そべったアルテミアの背中にそっと触れた。

「ん、ぅ……ち、ちょっと、くすぐったいわよ？
　や、ひゃんっ！？　ど、どこ触っているのよ！こらやめなさ……」
　百合――とみせかけてはいオクトパスユリハサマリアザーバイド！
「こ、このっ！！　水着を引っ張るんじゃない！！　ふゃんっ、胸に巻き付くなぁ！！」
「アザーバイドの侵略から平和というお宝を盗み出す！　魔法少女ファントムリンネ、参上だよ☆」
　そこへ颯爽と現れた謎の魔法少女ファントムリンネ！　一体誰月沙耶なんだ！
「敵が出たからには戦うしか無いわね。マジカルソーイングセット、メイクアップ！」
　恭介もここぞとばかりに変身すると、フリフリ衣装の黒髪ロングヘアとなった。なんだろうすごい似合ってる気がする。絵にならないかなこれ。
「魔法少女テーラー★きょーちゃんとはアタシの事よ！
　空気の読めないアザーバイドは、素敵なドレスに仕立ててあげるわ！」
　恭介もとい魔法少女テーラー★きょーちゃんはマジカル裁縫糸を放ってオクトパスユリハサマリアザーバイドを絡みとった。
「今よ無名偲ちゃん！」
「まかせてきょーちゃん！　悪い子には――オ・シ・オ・キよ☆（たえ子声）」
　そこへ更に現れる仲間の魔法少女たち。
「海洋市は嫌な思い出なんて作る場所じゃないの。
　皆に楽しんでもらいたいし、アザーバイドは地元民で片付けちゃいましょう！
　せっかくのお祭りムードを壊すなんて損でしょ？」
　キラーンと目を光らせる『幻耀双撃』ティスル ティル（p3p006151）。
　取り出したパンドラチャームをクルクル回してキャッチすると、魔法少女フォームに変身した。
　魔法の翼を広げて空に飛び上がるとくるくる回ってキュートでリリカルな服装を見にまとう。そしてマジカル日本刀をしゃらーんと抜いてマジカルサンダーをマジカルエンチャントした。まって後半普通にマジカルいならい。
「いくわよ！　スパーク☆ブランドからのスパーク☆ブラストゴリ押し雷撃コンボ！」
「魔法少女ラズにゃん、華麗に惨状ぉ！　助太刀するねぇ」
　一升瓶をごっきゅごっきゅしながら現れた『流転の綿雲』ラズワルド（p3p000622）。
「みぃんなまとめてアルコールに沈めちゃおうねぇ。ブレイコウ・シャワー（戦鬼暴風陣）！」
　暴れるアザーバイドの上から酒ぶっかけてから瓶で殴りライターで炙るっていうヤクザ映画でしか見たことないような風け――じゃなかった魔法少女のマジカルアタックを繰り出した。
　こーんがり☆したアザーバイドを背に、ぱしぱしと手をはらうラズワルド。
「さ、敵も倒したことだし、ビーチバレーとこあぁ？　まぁ跳ぶのは得意だし、ボール遊びなら付き合うよぉ」
「いいわねっ！」
　ソッコー回復したアルテミアがずれた水着ひっぱって立ち上がった。

成否

成功

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第2章 第5節

　楽しい水着回もここまで。
　そしてついに幕を開けるのだ。
　真なる敵との戦いが……！