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シナリオ詳細

<グラオ・クローネ2020>スウィートショコラファクトリイ

完了

参加者 : 21 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング


 コンニチハ!
 この度はショコラファクトリイにお越し頂き、誠にありがとうございます!
 此処にございますチョコレート商品の数々は、全て加工して食することが可能です!
 貴方の大切なショコラを持って、道順通りにすすめばあら不思議!
 貴方の、貴方だけの、貴方による誰かのためのショコラが出来上がります!
 ワタシはナビのパティシエール! 判らないことがあればどんどん質問して下さいね!
 ではまず、素材選びから始めましょう! 何といっても今回の目玉はルビーチョコ! カカオを割って、ルビーの色彩を探すところから始まったこのチョコは……



「ショコラファクトリイという店がある」
 グレモリー・グレモリー(p3n000074)はチラシを配りながら淡々と述べた。
 チラシには“ショコラファクトリイ! 貴方のステキが形になる!”と、愛らしいピンクとオレンジ、ハートの意匠をこれでもかと使ったデザインがなされている。
「どうも練達の技術を取り入れた、4階建てマンション型のお菓子屋さんみたいでね。1階では普通のお菓子屋さんらしくお菓子を売ってるんだけど、2階以上には屋上から入って降りていく不思議な構造になっている。ガイドに進んで4階から2階に降りていきながら、自分だけのチョコを作るんだ。素材を選んで、溶かして、型に入れて冷やしたり色々して、最後に包装を選ぶ。あ、ドリンクにして飲み歩きしても良いらしいし、複数作ってももちろん良いらしいよ。僕はドリンクにして飲むのが好きなので、そうしようと思う」
 うん、と頷いたグレモリーは、傍らに置いてあったマグカップをふう、ふうと息で冷ます。
「まあなんというか、体験型チョコ工場だと思ってもらえればいい。この時期にぴったりだと思うんだけど、どうだろうか。……ああ、このカップ? 中身はホットチョコだよ。良い絵を描くには、糖分は必要不可欠」
 そういうと、ごくりとチョコを一口飲んだ。

GMコメント

 こんにちは、奇古譚です。素敵な日がやって参りました。
 海でのいざこざが気になって眠れない方もいるでしょうが、ほんの少し、休んでいかれてはいかがですか。


●目的
 “ショコラファクトリイ”で遊ぼう

●立地
 幻想の隅っこにある廃マンションを改装した建物になります。
 1階は様々なチョコレート商品が並ぶお菓子屋さん。
 2~4階は体験型チョコ菓子工場となっており、こちらは屋上が入口となっています。

●出来ること
1.1階でお菓子を買う
 普通にお菓子を買います。
 イートインスペースもありますので、お友達と好きなお菓子を食べながら談笑するのも良いでしょう。

2.チョコ工場に行く
 素材から梱包まで全て自由に選べる体験型チョコ工場に行きます。
 大体「4階:素材選び」「3階:湯煎・成形」「2階:包装選び」だと思ってもらえれば結構です。
 チョコレートドリンクから凝った形のチョコレートまで、チョコレートで作れるものはなんでも作れる、と考えていただいて結構です。
 ご案内はナビアンドロイド「パティシエール」が行います。

●NPC
 グレモリーがホットチョコを飲みながら、工場見学をしています。
 一通り見終わったらイートインスペースでチョコレートを食べる算段のようです。

●注意事項
 迷子・描写漏れ防止のため、同行者様がいればその方のお名前(ID)、或いは判るように合言葉などを添えて下さい。
 また、やりたいことは一つに絞って頂いた方が描写量は多くなります。

 今回2を選んだ方は、ある程度抜粋しての文章になるかもしれません。
 例えば3階での描写がないとか、そういう感じです。ご了承下さい。


 イベントシナリオではアドリブ控えめとなります。
 皆さまが気持ちよく過ごせるよう、マナーを守って楽しみましょう。
 では、いってらっしゃい。

  • <グラオ・クローネ2020>スウィートショコラファクトリイ完了
  • GM名奇古譚
  • 種別イベント
  • 難易度VERYEASY
  • 冒険終了日時2020年03月04日 22時15分
  • 参加人数21/150人
  • 相談7日
  • 参加費50RC

参加者 : 21 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(21人)

十夜 縁(p3p000099)
幻蒼海龍
シャルレィス・スクァリオ(p3p000332)
蒼銀一閃
銀城 黒羽(p3p000505)
ヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(p3p001837)
願いの星
寒櫻院・史之(p3p002233)
冬結
ヒィロ=エヒト(p3p002503)
瑠璃の刃
十夜 蜻蛉(p3p002599)
暁月夜
ミディーセラ・ドナム・ゾーンブルク(p3p003593)
キールで乾杯
ノースポール(p3p004381)
差し伸べる翼
アーリア・スピリッツ(p3p004400)
キールで乾杯
アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)
蒼穹の魔女
炎堂 焔(p3p004727)
炎の御子
美咲・マクスウェル(p3p005192)
玻璃の瞳
御天道・タント(p3p006204)
きらめけ!ぼくらの
ネージュ・クラウベル(p3p006837)
雪原狼
スー・リソライト(p3p006924)
猫のワルツ
シャラ・シュヴァイツァー(p3p006981)
深い緑の蒼
ネーヴェ(p3p007199)
星に想いを
リオーレ(p3p007577)
小さな王子様
冬宮・寒櫻院・睦月(p3p007900)
秋縛
響・朝姫(p3p008026)
ナハトフュルスティン

サポートNPC一覧(1人)

グレモリー・グレモリー(p3n000074)

リプレイ


 ハロー! このショコラファクトリイのナビゲーター、パティシエールです!
 貴方のステキなチョコづくり、ワタシにサポートさせて下さいね!
 では素材選びから始めましょう! 左からカカオ濃度が低いチョコとなっており……

 甘くて美味しいウサギ型のチョコレート。……きっと甘くて美味しいはず。
 包装選びまでは順調だったのに、そこでネーヴェは止まってしまった。
「……どんなものなら、喜ばれるのでしょう」
 グラオ・クローネらしく赤色が良いのか。其れとも異性にあげるから青色が良いのか。其れとも其れとも、中間をとって緑色?
 包装は相手の視界にまず入るもの。ネーヴェはうんうん唸って、ようやく答えを見つけ出した。迷う指先が手に取ったのは、夜空のようなあの人の髪のような、藍色の包装紙。紙を飾るのは、星のようなあの人の瞳のような金色のリボン。
 でもねでもね、少しだけ、贅沢をしたいの。あの人の色の中に、わたくしの存在があればいいのにって。
 願いを込めて一つだけ。真っ白なウサギのスタンプを。

「ね、ね! タント様はどんなチョコを作るの?」
 ブラック、ミルク、ホワイト。素材にすでに目移りしながら、シャルレィスが嬉々として問う。そうですわね、とタントは考える。
「ちなみに私はね、やっぱりにゃんこさんのチョコが良いなって思ってる♪」
「まぁ! では、わたくしもお揃いのチョコを作りますわ! 折角なら、お家では出来ないようなお猫の型を作りましょう!」
 例えばスマートキャットポーズ! なチョコとか。
 キューティキティポーズ! なチョコとか……
 デラックスリンクスポーズ! なんていうのもどうかしら!
「わー! さすがタント様! そうだね、折角だもん、ここでしか出来ないポーズが良いよね!」
 そうしてエキセントリックなチョコが出来上がり、包装はお互いに選んでみる事になった……のだけれど。
 きらきら煌めく包装紙、明るい青のリボンを添えたシャルレィス。
 空のような青い包装紙に、きらきらリボンを巻いたタント。
 あら、お揃いじゃありませんの! そうだよね、だって私たちは――相棒だもん!

 ヴァレーリヤ、アレクシア、焔はみんなで楽しくチョコ作り。生チョコ、ショコラ、チョコフォンデュ。可能性は無限大!
「わあ、すっごいね 色んな材料がいっぱいあるよ!」
「こんな風にチョコ工場を見て回るのは初めてだなぁ……ね、ヴァレーリヤ君、って、あれ? ヴァレーリヤ君は?」
「え? さっきまでそこに……ああーっ!?」
 見回す二人の目に飛び込んできたもの、其れは! ボンボン用の酒を片手に酔っぱらっているヴァレーリヤ=ダニーロヴナ=マヤコフスカヤ(24)!
「これは味見、味見ですのぉ……チョコに混ぜても大丈夫かどうかを……ふへへ、お二人も一緒に飲みましょう? 美味しいれすわよ」
「もうー! こんな時までお酒飲んでどうするの! 私は要らないからね!?」
「ボクはそもそも飲める歳じゃないし……飲めるようになったら付き合ってあげるし、チョコ作りが終わったら飲んでいいから、ほら、今はお水呑んでしゃきっとして!」
「いーーーやーー! まだここに居る! 飲み足りないんれすものー!!」
 抵抗しながらも次の階へと連れられて行くヴァレーリヤなのだった。……あの、其の瓶持って帰るんですか?

「しーちゃん、僕、羊羹食べたい」
 今シナリオの意義を問う発言である。
 最近召喚された睦月のためにと幻想観光をしていた史之だったが、今回ばかりは場所を間違えたかと思った。
「確かに良い匂いだけど、僕は和菓子がいい。しーちゃんの作ったやつがいい」
「うーん、興味ナシか、参ったな。羊羹はさすがにないよ。帰ったら作るから、ひとまず此処で遊んでみよう?」
「むー」
 睦月は難しい年頃(?)のようだ。しかし史之は諦めない。せめて睦月が美味しいと喜んでくれそうなものをと、白や桃色のチョコアイスを作る。一口で食べられるように小さめに丸めて、透明なカップに盛り付ける。差し色は抹茶味の緑……うん、これはいけるんじゃないか?
 せかせかと手際よく作っていく史之とは裏腹に、パティシエールに「一番簡単で楽なやつ教えて」と言う睦月。この落差は泣ける。しかしパティシエールはそんなお客様にも対応できる練達出身アンドロイド! 睦月に親切丁寧にチョコの作り方を教えていく、が……
「……めんどくさい。お腹に入れば全部同じじゃない? どうしたのしーちゃん、その微妙な顔」
 史之の心はさすがに折れそうになった。

「ねねね美咲さん、素敵なの作って渡し合おーよー!」
 今日もヒィロは元気だなあ。其れが筆者と美咲の総意であろう。元気な事は良い事だ。
「どうせならこう……そう! 自分らしいチョコを作って渡すとか!」
「へえ、いいね。私らしくて、喜んで貰えそうなもの……うん、やってみよう」
 自分らしさ、に探求心を擽られたのかもしれない。素材を選んで成形する二人は真面目ながらに仲良さそうだ。
 ヒィロは勿論狐の型を使う。俯いているものから、段々顔を上げるように丁寧に選び、チョコを注ぐ。注ぐチョコも濃い色から薄い色へと甘さと色を変えていくという手の込みようだ。最後はホワイトチョコでこちらを向いた狐チョコ。包装はきつね色でシンプルに。
 対して美咲は、矢の形をした型を使った。あってよかった、と心の内で安堵しながら、一つの型に様々なチョコを注ぐ。プレッツェルを矢羽のあたりに添えれば、食べるのによさそうだ。
「はい、できた」
「完成~~! じゃあ渡し合いっこね! あのね、ボクの事いっぱい幸せにしてくれてありがとー! スラムから此処まで、ボクを全部詰め込んだつもりで……全部美咲さんにあげる!」
「ありがとう。私はシンプルだけど虹色の矢を。虹はね、ある国の言葉で空の弓ともいうんだけど……まあ細かい事は置いといて。私という弓は、ヒィロと共に矢を放つんだ」
 お互いにメッセージカードに記した言葉。
 「ありがとう」
 「笑顔の明日へ向けて」
 きつね色した矢は放たれた。

 故郷を魔物に襲われ行方知れずとなった姉を探し数か月。ネージュは一粒の癒しと姉の好物を求めて、チョコレートを作りに来た。
 姉さんは甘党だから、ミルクチョコを使ったトリュフにしよう。粉砂糖で白く染め、目と嘴を付ければ……シマエナガトリュフの出来上がり。
 いつか姉さんに渡せるといいな……って、ん!? 人だかりに紛れても判る、あの後姿は……! 白い髪に、シマエナガの尾羽!
「姉さん!」
「えっ?」
 ノースポールはうきうきと、婚約者へ贈るチョコを作りにやってきていた。
 使うチョコはビターとホワイト。彼は甘いもの好きだけど、其れだけじゃ飽きちゃうかもしれないから、苦いのも用意して楽しんで貰おう。
 勿論形はハート形。一口大に成形して、あとは包装――の筈だった。
 姉さんと呼ばれ、引き寄せられて、びっくりと丸くなる太陽色の瞳に映ったのは、確かに血を分けた家族の姿!
「ネル!?」
「間違いない、この香りは姉さんだ……! ずっと会いたかった! 探してたんだよ!」
「家族はみんな死んだと思ってた……! ありがとうネル、私もずっと会いたかったよ!」
「でもこんなところで会うなんて、本当に姉さんは甘いものが好きなんだね」
 笑いながら言うネージュは、ノースポールの返答に凍り付いた。
「私もだけど、今日は違うんだ。このチョコは婚約者の彼にあげるの!」

 とっておきのチョコはもう渡したけれど、わくわくする事には参加したいじゃない? ――そんなアーリアと誘われたミディーセラは二人、三階でチョコの成形作業に勤しむ。
 アーリアはビターチョコを選んだ。ドライフルーツやナッツをちりばめて、お酒にも合うチョコに仕上げる。彼女らしい選択である。
 彼はどうかしら……と隣をみたアーリアは、思わず二度見した。いや、三度見たかもしれない。なんというか、なんか、ミディーセラのボウルの様子が、おかしい。何と表現すればいいのか判らないが、不安な予感がひしひしとする。
 でもねー、其処さえも愛しく思うのが恋ってやつなのよねー。
 頑張ってる横顔が愛らしくってたまらなくて、嗚呼、チョコ作りの途中じゃなかったら抱き締めているのに! とチョコを湯煎しながらにやけるアーリアなのだった。
 そこ! ならボウルを置けばいいじゃない、とか言わない!! 湯煎は繊細な作業なのだよ!

「ふふ、改めて……スーっていうよ、よろしくね? “おうじさま”」
「うん……! あ、えっとね、ボクはリオーレっていうの! よろしく、ね!」
 仮面越しに出会った二人は、仮面を外して二度目の邂逅を果たす。嬉しそうに笑うおひめさまと、少し気恥しそうなおうじさま。
 チョコどころか、お菓子を作るのもお互い初めて。パティシエールのガイドをふんふんと聞きながら、花や蝶、猫に月といった型を選んでいく。もちろん作るチョコは二つずつ。
「ね、ね、“おうじさま”。うまく出来るかなぁ?」
「できるよ! できる……とおもう! 出来たらわけっこしてたべようね」
「うん、一緒に食べよう!」
 二つずつ作って、分けて一緒に食べようね。
 仮面が外れても、貴方は私のダンスの相手だから。素敵な出会いに感謝して、チョコを丁寧に溶かしましょう。

「ぐらお・くろーね……私、知ってます。パパとママに教わったんです!」
 シャラはちょっとだけ胸を張って言う。チョコレイトで感謝の気持ちを伝える日ですよね、と前置いて、ぼんやりと視線を移すグレモリーに一つ包みを差し出した。
「……? シャラ、これは?」
「あの、グレモリー様はいつも一緒に遊んでくださるので……あ、えっと、自分で作るのは難しーので、買ったものなんですけど!」
「折角だから、作ればよかったのに」
 言いながらも受け取るグレモリー。包装を興味深げに上から下から見つめる。シャラはそんなグレモリーしか、お師匠様と思える人はいない。お友達と思える人もいない。其れは自分だけかもしれないが、其れでも、彼だけだから。
「これからも絵の事とか教えてくださったり、お話して下さると嬉しいです……!」
「……そう。じゃあ、うん、ええと、パティシエール」
『ハーイ! なんでしょう!』
「ホットチョコをもう一つ、ぬるめで」
「! グレモリー様」
「これが僕のお返しという事で、いいかな。このチョコは作業中の補給として頂くね」
「……! はいっ!」
 力強く頷くシャラの頭を、グレモリーはぽんぽんと生白い手で撫でた。



 オーケー! 貴方はチョコを買いに来たのね?
 手作りも買ったものも、その気持ちに何も変わりはありません!
 誰かを想う、其れが最も大事な事! さあ、どのチョコになさいますか? どれも当店のショコラティエが腕を振るったチョコばかりですよ!

「幻想にもこんなとこがあったんだな……」
 並んだチョコに気圧されながら、さてどうするかと黒羽は唸る。折角なら、お世話になっている人たちにお菓子でも買っていこう。甘いものは気分が落ち着くというし。
 しかし種類が多い……甘いものだけじゃだめだな、大人っぽいビターなのも要るか。甘いのが苦手な人もいそうだしな。
「あ、橘さんにも何か買ってあげようか。いつもお世話になっているお礼という感じで」
『恐れ入りますご主人様、ロボにチョコとはいささかナメくさってやがりやしませんか?』
「え? ……あー、そっか」
 橘さんはロボだから、チョコは食べられないんだった。ならば何なら良いだろう。今度装飾品でも見繕ってみようか。黒羽の思案は続く。

「これは雪ちゃんに、これはメイメイちゃん、と……それから……」
 形も包装も、もちろん味も異なる様々なチョコを、ひょいひょいと縁が持ったカゴに入れていく蜻蛉。送り先は多々あるようで、色々な意味で目が回りそうだと縁は思わず苦笑いする。
 甘そうなもの、包装が愛らしいもの、其れから其れから、……
「えっと、……それから、これも」
 何気ない風を装って、蜻蛉は一つカゴに入れる。和風な包みのボンボンチョコ。
「……そいつは誰に送るんだい?」
「…。さぁ……誰のやろ? 其れがどしたん。ええでしょ、誰のでも」
 つんとした蜻蛉の言葉は、逆効果というものだ。
「別に深い意味で聞いちゃいねぇよ。良いセンスだと思っただけだ」
 そして縁も手に取る、桜色のチョコの箱。蜻蛉は思わず其の包みを目で追って。
 ――ねぇ、それは誰にあげるん?
 心の中で問いかける。だって、聞いてもきっと、煙に巻かれてしまうから。

「成程、これがスイーツパーティー」
 朝姫は山ほどのチョコに囲まれて、幸せそうに頷いた。包装を丁寧に解いて、中に収まっているチョコをぱくり。うん、とっても美味しい。
 チョコを買うのにお金を使ってしまったけれど、この甘さの為に払ったと思えば全然大丈夫だ。其れに、お腹にもたまるし。
 がつがつ食べるのはみっともないから、優雅に食べる。ドリンクは勿論ホットチョコ。少し苦めのやつにして、甘いチョコの味を殺さないように。
「うん、やっぱり、美味しい。見学も、楽しかった、けど……」
 見ているとお腹が空いてくる。
 だから今こうやってチョコを食べている瞬間が、朝姫にとっては一番幸せ。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

 お疲れ様でした!
 ファクトリイでの一時はいかがでしたか? 貴方の貴方による誰かのためのステキなショコラが出来上がっていますように!
 当店はいつでも、お客様をお待ちしています!
 素敵なショコラで素敵な思い出になりますように!

 ――ご参加ありがとうございました!

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