PandoraPartyProject

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イデア崩壊

 介入手続きを行ないます。
 存在固定値を検出。
 ――イレギュラーズ、検出完了。
 世界値を入力してください。
 ――当該世界です。
 介入可能域を測定。
 ――介入可能です。
 発生確邇?r蝗コ螳
 螳ソ蜻ス邇?r蝗コ螳壹?
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 ――error
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 ――reboot
 ――莉句?螳御コ??
 Rapid Origin Online縺ク繧医≧縺薙◎縲ゆサ翫h繧翫%縺薙?縺ゅ↑縺溘?荳也阜縺ァ縺吶?

 ――■■■■■■■-CCC-■■■■■DEA
 ――boot...OK

 ――すべての前提フラグを獲得したことにより、秘匿オブジェクトCCCを解放します。
 ――おめでとうございます。隠しイベント『■■■■■■■-CCC-■■■■■DEA』が開始されました。

 縺雁?縺。繧?s繧貞勧縺代※

 突然の出来事に、研究室は騒然となっていた。
 キーボードを叩いていた佐伯操はくわえていた棒付きキャンディをことりと落とし、その音ではたと我に返る。
 ここは探求都市国家アデプト。通称『練達』。その中でも国家の中心ともいうべき首都セフィロトの研究塔内ではProjectIDEAが進行していた。
 いや、頓挫していたと表現したほうが正しいだろうか。
 この世界『無辜なる混沌(フーリッシュ・ケイオス)』をRapid Origin Online(ROO)というデジタル上の仮想世界として再現することで世界の混沌法則を解明しやがては国家の悲願でもあるウォーカーたちの元世界への帰還につなげようというそのプロジェクトは、あるときに発生した巨大なバグによってすべてがゆがみ、『ネクスト』という混沌と似て非なる世界を作り出してしまった。
 これらバグの原因を解明することは国家の一大プロジェクトにとって重要不可欠。バグによって意識が飲み込まれとらわれてしまった研究員達の救出も含めて、あなたたちギルドローレットへ大規模な探索依頼が成されたのだった。
 ローレット・イレギュラーズたちは自分専用のアバターを作り、ROOへとログインしていった。
 ――これは、そんな中で突如おきたエラーであった。

「おいおい、今度のイベントは随分と不気味だな」
 偶然にもコントロールルームでコンソール画面を見ていたローレットのギルド長レオン・ドナーツ・バルトロメイ(p3n000002)は、おちたキャンディをひろいあげると操へと差し出した。二本指でつまむように受け取り、そしてゴミ箱へ投げ込む操。同じく横で見ていたカスパール・グシュナサフは長い白髭をゆっくりて手でなでた。
Genius Game Next帝都星読キネマ譚<現想ノ夜妖>鋼鉄内乱フルメタル・バトルロア……これまで探索を進めたことで発生したイベントには少なからずROO内の情報を開示しようという動きがあった。これもそのひとつとみて間違いなかろう」
「GM(あちらさん)が意味もなくネクストを遊ばせてるとは思えない……ってやつか」
 レオンは過去に自分が述べた言葉を思い出し、もう一度かみしめる。
 いたずらにネクストの世界内を這い回るより、提示されたクエストを攻略して回ることが解明の近道であることは間違いない。それがこうして派手に提示されるものならなおのこと。
「しかし……今回のパターンはどうにも歪みが強すぎる。偏屈な天才へのアクセスもまだできてない。地道にアタックしていくほかないだろうな」
 レオンは肩をすくめ、そしてあなたへと振り返った。
「そういうわけだ。今からログインルームへ向かってくれ。このねじくれた謎を解明しないとな」
 お前が頼りだ。そう、彼の目が言っていた。

――新イベント<イデア崩壊>が開始されました!
<イデア崩壊>ぼくとあなたのハッピー・エンド・ロール
<イデア崩壊>Empアイテールの証明
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これまでの再現性東京 / R.O.O

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