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文化保存ギルド

【模擬戦RPスレ】書庫の屋上

書庫の持ち主、クラナーハ家はこの書庫は極めて頑丈に作られている。具体的には多少の砲撃ではびくともしないほどに。
当然、屋上は上から矢玉が降ろうとも、家主が暴れようともびくともしない。
冷たい石造りの屋上は、おあつらえ向きに白枠を作るように色違いの石を並べられているのは、鍛錬を忘れるなということか――

===========

模擬戦などにご利用ください。ルール設定などは各自ご自由に。
迷ったら
「1d100の出目勝負3本先取」
「好きなかっこいいタイミングで交互に1d100を振ろう」
【例】
A「これが わたしの ぜんりょく ぜんかい(1d100→60)」
B「ぜったい むてき ばりあー!(1d100→71)」

A「ばかな わたしの 衝術 が!」
B「くっくっく、無駄だ(1)」

B「ならばこの ばりあーを ちょくせつくらわせてやろう(1d100→70)」

先に1d100を振る側は交互にやると攻守の入れ替わりを演出できて面白いかも。

以上、ほどほどにね。ここ町中だからね。

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でも……別にこの距離は苦手じゃないわ
(近づかれた、槍よりは刀の間合い。なら、更に間合いを小さくしよう!槍よりも刀、じゃあ、刀と盾、どっちが間合いが近い?)
これならどうよ!
(盾に抵抗力を纏わせて、破壊力変えて、更に一歩、密着するように踏み出し懐から鏡殿の腹部へ盾で体当たりの要領で殴打!)
78
(現時点の攻防でレイリー0・鏡1認識ですかね)
(ごめん、初期3から減らす感じで見てた。うん、レイリー0.鏡殿1で3点先取で)
(レイリー0・鏡1)
速さは威力、ですよぉ
(とはいえやはり硬い、うったこちらの手が痺れてしまうとは)
……っ(しかも流石、状況判断が早い)
24
(レイリー1・鏡1)
ッあ……!(腹部への衝撃は重く、身体ごと後方へ吹き飛ばされる)
いっ……たぁ(なんとか転がる事なく姿勢を制御出来たが、距離が出来てしまったのがマズイ)
そんな拒まないで下さいよぉ、その鎧に私の刃が通るか試したいんですからぁっ
(やることは一つだ、一息に距離を詰めると頭部へと斬りつける。頭など尚更硬いだろうが、衝撃は確かに通るはず)
82
まともに受けたら、ただでは済まない……っ
(と、言い返そうとした瞬間、鏡殿が、彼女が消えたように見えた、どこだ、と思うよりも、視界の隅に入ったのが分かる、頭上だ……そして、それは盾も槍も間に合わない距離にもう迫っていた)
14
(レイリー1・鏡2)
っ!!!!(衝撃で潰れる、倒れるように膝が曲がる!意識が一瞬飛びそうになるが、「覚悟」していた分だけど、それは避けられた。しかし、意識だけだ、体も神経も動かない)
(だからこそ、笑う)
こんなのくらって寝られるかぁ!!
(膝を曲げて、スクワットの要領で、義足で耐えきって立ち上がり、痛みの走らない、義手でランスを強く握り、着地したすきを逃さない様に、狙いよりも早さを、機会を逃さない様に、腰をひねって、少しでも左脚を前に出してランスを突く!)
11
あぁ、素晴らしぃ……(絶ちこそ出来ずともそれなりのダメージのはず、それでも膝を地面につけることが叶わない)
55
くっ……いやらしいところを狙う
(咄嗟に右足を上げ、脚甲で槍を逸らす
ギャリギャリと激しく火花を散らしながらなんとか受け流す事が出来た)
……っふぅ、しかしこれでまた……私の間合いです
(受けた勢いを殺さず、身体を回し槍を伝うように近づきそのまま空いた胴へと刀を打ち込む)
66
なら、ここで間合いを捌けば、やれる!
(胴への打ち込みを、反対側での盾で受けることが不可能と感じ、体が流れていくのに任せ、衝撃を吸収しようとするように、前へ跳ぼうとする)
21
(レイリー1・鏡殿3【勝利】)
(しかし、その衝撃を逃すことが出来ずに、そのまま脇腹を斬られ、血が噴き出て、レイリーは飛ばされて倒れてしまう)
うふっ、漸く……通りましたかぁ
(倒れるレイリーに歩き寄る)
(倒れたまま、意識だけは取り戻す)
ぷはぁ、負けたー!くやしー
もう目を覚ましましたか
流石、頑丈ですねぇ
今回は何とかなりましたけど見てくださいよコレ……(刀を僅かに抜くと刀身がひび割れている)
固すぎですよぉ
うん?(と言いながら、まだ体を動かせないので、顔だけ向けるとひび割れている刀があって)

直したほうが良いか?こっちから、模擬戦おこなったし修理代とか出しても良いよ
あぁいえいえ(パチンと刀を納め)
別にこの刀に愛着があるわけではありませんしぃ、替え時に丁度よかったですよぉ
(レイリーの傍に腰を下ろし)
私、他人の治療とか出来ないんで
せめてレイリーちゃんが動ける様になるまでここに居ますねぇ
そう?それなら、いいのだけど。

うん、ありがと。鏡殿。しかし、早いなぁ。完璧に後手後手だったわ。
速さは少ない取り柄ですからぁ
ただ、レイリーちゃんみたいに硬い相手だとやっぱり手数が必要になりますねぇ
実際、その上で鎧の薄い所をあの速さのまま狙われると厳しいわ。
手数が足りればいい勝負で切るのは確かだけど、更に、鎧の隙間とか狙われたらもっと怖いわね。
いずれは、レイリーちゃんの鎧の上からでも絶ちきれる様にしたいですねぇ
うん、その時を楽しみにしているけど、その時は、斬られても立ち上がれるようにはしておかないと。このぐらいだと、まだまだ足りないしね。(と言いながら、体を起こす)
ぉ?もう行けますか
あぁ、起こすだけなら、起こせれば、あとは脚が壊れて無ければ建てるけど(といいながら、義足を撫でて、確認している)
私も似たようなところありますけど、オールドワンでしたっけ?他種族の色を見るのも面白いですねぇ
そう、オールドワン、鉄騎種。人によってどこか機械になっているのよね。私の場合は四肢が機械化されているうえに、こうなぜか、換装したり変化したりできるのよね。なんでなんだか。

鏡殿は秘宝種って聞いてたけど、本体がコアなんだっけ?それ以外は壊れても生命に影響はないの?
便利で格好いいじゃないですかぁ

そうですね、流石に喪失が大きくなれば難しいかもしれませんがぁ
ある程度は勝手に直りますしぃ(腹部の傷はいつの間にか癒えている)
あぁ、そちらも便利だなぁ、戦っている最中も回復するんでしょう、タンクとしては羨ましいわ。(といいながら、触診を終えて、ゆっくり立ち上がる)
うん、大丈夫みたいね。何とか動けそうだわ。
私は柔らかい方だから一撃が大きい相手には追い付かないですけどねぇ

あ、平気そうですか?よかったよかったぁ
そのあたりは、その前に倒すか、回避するかとかを目指す感じになると思うわ。

うん、今日はありがとうね、鏡殿。色々と見直すところあって勉強になったわ
こちらこそ、楽しい時間を過ごせましたぁ
(自分も立ち上がり歩き出す)
また、やりたいですねぇ
うん、またやりましょ。あ、あと、よかったら、シャイネンナハトに書庫でパーティするから、気が向いたらでいいから、来てほしいな。
(そんなことをいいながら、自分も階段へ向かう)
お誘いありがとうございます、きっと伺わせてもらいますねぇ
(話ながら退出)
うん、じゃあ、またやりましょうね(と言いながら屋上から去る)

fin
んー……(ゆるゆると体を動かす、構える。両手を前に出し、開く。拳は握らない)

すぅー……(深く呼吸をする。静かに、心音さえも聞こえるほど、内側に内側に集中していく)

――文有太極、安天下。武有八極、定乾坤。
波は寄せては返すものなれば。波濤は水のように受け、波のように砕くもの。
己が内に何を見る。波の中に何を見る。

柔よく剛を制す、剛よく柔を断つ――然らば私の拳は何処にある。
敵を圧倒する剛も持たず、敵を息切れさせる柔も持たず。
私の拳は理屈倒れではないのか――

(自問自答、目を閉じたまま、寒風に紫の髪が揺れる。深く静かな闇夜に溶けるような紫は、宝玉のような瞳の光がなければ、そのまま散っていきそうなほど儚く)

――(震脚、闇を切り裂き現れるかのような白い乙女)
ふっ――!!(左上段、右中段、右肘で払い、左中段)
ハッ――!!(右上段払い、体幹をまっすぐに据えたままさがる)
――(両手を交差させ受ける、想定は上段への攻撃、右手でいなす)
ハッ!!(反撃の上段蹴り、下ろすと同時に右後方へさがり。構え直す――)

――すぅうう……(深く、息をつく。構えは解かない。打てども出ぬ答えがあるのなら、打ち続けるしかあるまい。諦観と、経験と、現実と、少しの願望と、希望を持って)
サマにはなってきたのう。
戦場の習いで小さくまとめず、教えた通り明勁で打っておるのは上出来じゃ。実用性のある動きの前に、まず体のクセを強制せねばならんからな。
後はもっと力みを取り払えると、更に重くなるな。
関節を固めず、身体の開合、回転力、しなりで威力を出すのじゃ。

(出向いてみたら、もう始まっていた。
いつもの朝のいつもの風景。
出会ったらば即ち稽古となり、出会わなければ休み。
然れどもイーリンは多忙なはずの身ながら出席率高く、内心舌を巻いていた。
言わないけど。)
――(構えたまま、顔だけそちらに向けて)

あら、これはこれは師父。ごきげんよう。この早朝に遠路はるばるご苦労さまです。(姿勢を正して冗談めかしてお辞儀をしてから、腰に手を当てて姿勢を崩す)

しなりねぇ、この寒いのにそこまで温めるのは……一人では少々手間じゃないかしら(すいっと体をクレマァダの方に向くと首を傾げ)
一合勝負はいかがかしら(1d100一発勝負)?
一手のみか。
そういう“遊び”も悪くない。

然ればそうじゃな。
掴み、組みは無し。
避けてもいかんが捌きなど攻防の流れの中では認める。
放てる有効打は一打のみ。牽制もなし、虚実もなし。
……受けるか?
――なるほど、初太刀ですべてを決めるように、一打に全てを賭けろというわけね。
いいでしょう、無駄を削ぎ落とすために、そういう遊びも悪くないわ。

それなら構えは――、こうね(半身をクレマァダに向け、左拳を前に、右拳を後ろに。普段は手を開いて構える後の先を取るスタンスから。握る一瞬を惜しむような前のめりな型。しかし開いた脚の重心はきっちりと、体幹ど真ん中に据えられている)
ふむ……うむ。
(絶海拳にそんな搆えはないなあ、と一瞬思ったが、まあそれもいいかと一瞬で考えを打ち消した。
そもそもから搆えというのは指標に過ぎない。
己にとっての最適解を出す上で必要ならばいくらでも工夫するべきだ。
そう思って頷き、だからこそ彼女は何の搆えも取らなかった。
両手を自然に下げ、ゆるゆると歩いて進む。
そのまま間合いに入れば打つし、打たれれば交叉で返す。自分と相手の間合いを把握していないとできないちょっとした小技。)

――いつでも初めて良いぞ。
70
(構えずに前に出てくる老師に息を呑む。手合わせを繰り返し、組手を繰り返し、間合いも何も完全に把握されているからこそ。冗談やら何やらで軽く揺さぶりをかけても、師父である時はまさしく凪いでいる。その姿はなかなかどうして、イーリン自身にとっても明確な壁である。)
――破ッ!!
(深い一歩、真っ直ぐな踏み込み。シンプルに、速く、速く。その間にわずかに変わる構えは存外と綺麗な冲捶を放った)
95
む――

(勝負は、始める前から既についていたのだ。

 小細工をすれば、投げ飛ばしてやるつもりでいた。
 既に一武人として大成しているものが新たに教えを受ける場合、最も邪魔なのはその部分だからだ。
 今までの方法論、成功体験、それらが悪いとは言わない。
 だが、学んでいる時はそれらの”先入観”を一度脇に置いておく必要がある。
 それを指摘してやるつもりだったが。

 半身の搆えから後ろ脚を引きつけ、両手両足が揃う。
 全身が緩み、然る後の弓歩冲捶は、絶海拳の基本に非常に忠実な一打だった。
 合中の開――閉じた身体は発力の為の力をスムーズに蓄え、開中の合――身体を開いて撃つ打撃は既に身体を閉じる為の力を蓄え、次の一打の準備を行う。
 そして半身で打つことで玄妙な螺旋の勁も身に纏う。
 それらはクレマァダの予想する半歩先の間合いと、正しい勁にて打っているが故の重さがあり。

 腹部に突き刺さるかに見えた打撃だが――折りたたんだ腕を滑り込ませて、クレマァダは腹を守っていた。
 言い換えれば、一打勝負を捨ててでも、この打撃は貰えないと思った。
 打撃を突き放しながら腕を振るい、自分は軽く後ろに下がる。
 痺れる腕を見て、うむ、と頷いた)

 絶海拳『波濤』――これにて成ったな。
(受け止められれば、実践ならば彼女はすぐに蹴りか、二の太刀を入れていただろう。しかし即座に大きくすり足で下がり、残心を忘れず――)

すぅ……

(故に呼吸は乱れず、凪いだまま。それは立派な門下生の姿であった。
――彼女は知識の奴隷である。しかし奴隷は反逆するものであり、彼女は経験と他の知識によってそれを為す。では未知に対してはどうか、それが実践ではなく学ぶという場ではどうか。答えはクレマァダが受け取った通り「素直」なのだ。
未知を学ぶとあれば、この娘は一度先入観を捨てる。実践では結論を出すためにあらゆる手段、知識経験を動員するが、そうでないならいっそ可愛げが見えるほどに。基礎から学ぶのだ。その重要性こそ、彼女が骨身に染みて学んでいるものだから)

――ありがとうございます(だからこそ、教えられることの重要性と、教わることの喜び、そして達成した時の喜びも知っているから。姿勢を正して頭を下げた)
……えへ(そして顔を上げると、表情を緩めて自分の拳を撫でた)
(頭を下げる姿を見て、うん、と頷く。
 この時間だけは、二心なくその為に過ごすとそう決めているので、可愛らしい快哉にも、それだけで済ませた)

勘違いするなよ?
成ったというのは、我が見てないところでその技を練っても良いという話じゃからな。スタートじゃ、スタート地点。

……まあじゃが。
今日の朝飯は奢ってやるとしよう。
行くぞイーリン、あそこじゃ。こないだ行ったあの「ぱんけぇき」とやらの店に行くぞ。

(そう言うとずんずか歩き出した)
はい、慢心せず今後も基本を練り上げて行きます。

……わーい、それじゃああれだわ。私その店の城ノワールが食べたいわ。珈琲のミドルサイズのカップより更に高いくらいクリームが盛られているらしいわよ

(そう言って隣に並ぶと、いつもの関係に戻って朝の街に消えていく)

―了―
――(夜の空気を吸う、深く、深く。肺だけではない、胃でも、血管でも、指先でも、どこまでも冷たく、指先まで冷えた空気を入れていくイメージ。吐く時は口からではなく、鼻から、毛穴から、全身から吐き出す。否、漏れ出すイメージ)

――(呼吸は全身で行う、そのイメージを強く保ったまま、その事を忘れていく。不自然な呼吸を自然に行う、意識を無意識に、ただ1つ、強く思うのは。竜)

――ハッ!(上下に拳を構える、宝石竜の顎を思い出し、その牙を模す。しかし竜は牙か、否。竜である)

ハッ!(強く踏み込む。あの羽ばたきは舞い降りると言うよりは、広大な範囲に巨大な岩が落ちてきたようであったと思い浮かべながら。しかし竜は岩か、否。竜である)

すぅう――(呼吸、しかしこれは竜を模す呼吸。すなわち絶望的な顎を、一撃を放つ竜を模す一撃。そのための呼吸はどこへ行く、全身に、翼に、それは己の髪に相当するだろうか。紫の燐光を漏らし、深く、深く、堕ちていく。意識を己の内側に、己の中の竜に――)

『竜の波濤に』

――ダッ!!!(踏み込み、拳から全身全霊の魔力を真っ直ぐに、夜闇を切り裂くように撃ち放つ。宝石のような、蒼に似た紫の一条は彼女の視線より先に伸びゆき、かき消えた。
その一連の動作が終わったとき。彼女の構えは正面に脚を広げ、体幹と平行になるように拳を上下に揃えた。ごくシンプルな拳法の構えだ。竜を模すとは象形のみに非ず。その精神性を模す形がコレだと、彼女は結論づけた。)
――こんなところかしら。
うーさむ、もうちょっと練らないと老師には見せられないわね(そそくさと部屋に戻る)
(誰も居ない屋上に来た。
 わずかに残る足跡を見る。こっちに行って、こっちに……)

……隠れてやらんで、我に見せれば良いのに。
そういうところが、まだ戦場癖が抜けておらぬというのだ。

(やれやれと言いながら、部屋に戻って行った)

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