寂れたビルの扉をくぐると
そこは別世界であった。

受付のあるエントランスホール

場を華やかせるために置かれた観葉植物や、調度品が飾られ
寛げるようにソファーなども配置されている。

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雑談用の場所です。
どなたでも入る事が出来ます。

通過でも、覗きに来ただけでも歓迎です。

ああ、模造品はこちらの話よ。紛らわしくしちゃったわね。
少し思うところがあってね。それにしても……
対神兵器･･････（一瞬、何かを思い出したように哀し気に目を細め、すぐに元の表情に戻る）

感情の芽生えた兵器だなんて、とんだ欠陥兵器ね･･････。
人は人を殺すのにまず自分の感情を殺すか騙す事から始まるのに……それは、残酷だわ。
共存？（目をぱちくり）神と？

ふふ。そう？
それは助かるわニア。
ここは広いから、人手は大いに越したことないもの。

我（わたし）【善と悪を敷く沼地の魔神王】とでも名乗ろうかしら？

祝辞感謝するわニア。

･･････難しいかしらね。
まぁ時間はまだあるのでしょう？
ゆっくり考えなさいな。

何をして、と我（わたし）が言うのは簡単だけれど。
考える事もまた「清算」だわ。
考えた末に、汝（あなた）が出した答えなら、我（わたし）は歓迎するわ。

ふーん...その「一人」ってのが誰かはわからないけれど首尾良くいくといいね。まぁ、ダメだったとしてもまだ次があるでしょうし。
扇動家ね...それはそれで面白そうだけど後で後ろから刺されそう。

...ワタシだって寝るときは寝るよ？

…………分かった。少し、考えてみよう。（頷いて）

……そうなの？＜寝る

次があるかしらねぇ。
うまくいってもいかなくても、その日の機嫌が良くなる以上の事は起きないでしょうけれど。
（思い出したようにカップを傾ける。しかしすっかり中身が冷えていることに気付き、少し顔がムッとする）
いいじゃない。
自分の言葉で人が動くのよ？
刺されるなんて、大した事では無いわ。
つまり、それだけ人の心を動かした証拠だもの。
我（わたし）はそれこそを尊びたいわね。

ふふ。ええ、ソフィー。
考えてみて。
我（わたし）は、ソフィーがどんな答えを見つけるか楽しみだわ。

あのね。ソフィーはワタシをなんだと思ってるの...お腹もすくし眠くもなりますとも。

いいじゃない。
機嫌がよくなった時にたまたまいた人って覚え方をされるかもよ？...なんて。
ふむむ...そのように聞くとまるで人々を意のままに操っているような感覚になれそう。
それもまた、面白そうではあるねー

………時間を少しもらうけれど、それでもいい？

……ヒトだった。

ティル君がくれた地図によると……この建物かな？
（和装メイドの人形に連れられて、ぷらーんぷらーんと揺れるシャンデリア。ビルの外見と中身のギャップにぽかーんとして、蝋燭の火が消えかける）
おっととと、いけない。つい呆気にとられてしまった。失礼、お邪魔しても宜しいかね？

実際レイヴンはどうなのかしら？
人を操りたい願望はあるの？

ええ。勿論。
すぐに答えを求めるような野暮なことは言わないわ。じつくり考えなさいソフィー。

あらごきげんようお客人。
いえ、この場合物？
兎も角ようこそ。
歓迎するわ。(執事風の男が中に入ることを勧め)
我(わたし)はレジーナ・カームバンクル。
この劇場の主よ。
汝(あなた)はなんとお呼びすればいいかしら？

ん…やっぱり沼地の天鍵だ…おめでとう…ｚｚｚ

・・・・・・。・・・・・・涼しすぎるわねこの服･･････ありがとうシオン。

ヒトですとも。飛行種...の鳥種だけどね。

人を操りたい...か...民衆の扇動と、個人を自由にするのは微妙に感覚が違うんだろうけど...
ふむ、目的もなしにそこまでやらないかな。
"面白そう"でそこまでやるのもどうかと思うしね。

そして新しい衣装姿が出来上がったんだね。
ファンタジックなのと美しきカタチを存分に展開してるの。完成おめでとうー

その面白そうで散々振り回された我（わたし）がいるわ。
因みに自由にしたい個人はいるの？（意地の悪い笑み）

･･････ありがとうレイヴン。うん。どちらも完成早かった。とてもうれしいけれど露出が多いのはどうかしら……。いいのかな。大丈夫か。

魔剣:無事辿り着けたみてェだな＞K2さん

　　 そっちのが俺ちゃんの同士のK２だ
　　 でもって手紙に書いてた新たなる同士が、こっちのジーナ嬢だぜ

ああ、件のシャンデリアさんね。
･･････確かにシャンデリアだわ。

愉悦（あそ）びに来たぞ、女王（レジーナ）。招待、誠に重畳。

そして識（し）らぬ者どもはこの吾（あ）の銘（な）をその魂（きおく）に灼きつける事を特に赦す。天に枷たる女、天枷である。

おっと、ワタシとしたことが気付けぬとは...おや？
そのシャンデリアには見覚えがある。一度会ったね、たしか街角だったかな？

おやや、なんということ。既にレジーナを手玉に取っていたとは...天性の才ならば仕方ない。
ちなみに、振り回されてどうだった？(ぬけぬけと）
そして自由にしたい個人...ふむ。居ない、と言ってもいいのだけれど。
あえて黙秘権を行使しておこう。あらぬことを想像して悶々とするといいよ。(ふふふー）

天枷いらっしゃい。来てくれて嬉しいわ。
お茶でもいかが？
（カップをすすめながら）

それこそ黙秘権を行使するわ。
我（わたし）も一応乙女なのよ･･････（嘆息し）
自分で心が弱かったり、恋愛関係とか駄目だってわかってるから、あまり考えないようにしてるのよ。あんまりからかわないでちょーだい（拗ねたような様子で）＞レイヴン

ウム！賞味（いただ）こう。（席に座り）・・・何だ？ああ。人型（にんぎょう）が従で、飾りが主か？（と右目でちら、と見て）さりとて嘘から出た真（じょうおう）よ。新たなる事実（装い）、全く喜ばしいな。

どうぞ（血のように赤い紅茶が入ったカップを差し出しながら）

ふふありがとう天枷。ちょっと恥ずかしいのだけれどね。
でも、悪くはないと思っているわ。
天枷も新しい表情が出来ていたわね？　おめでとう。

賛辞、十全に愉悦（いただ）こう。

悪い顔ね。
何か企んでいるのかしら？　なんてね。

事実、吾（あ）は邪神（わる）いからな。

あら？　そうなの？　じゃぁ悪い事をしちゃうんだ？

肉体（はだ）を溶かし魂（こころ）を侵し、そうしてそれを燃料（まき）として極光を齎そう・・・すなわち人間（じょうおう）よ。汝（なれ）は吾（あ）にとって有象無象である・・・というのは

遠い世界（かこ）の話ではあるがな？

ふむ（思案しながら）
･･････遠い過去？

世界（かこ）である。吾（あ）の故郷（せかい）の話さ。

成程ね。
それじゃぁ、今までにどんな悪徳を重ねてきたのかしら？

さて、な。そうそう開帳（かた）る事でもあるまい。女王（レジーナ）よ。しかし敢えて述べるとするなら、正義（たいぎ）を成したのさ。

おや、クィーンレジーナは乙女でしたか。それは失敬、意地が悪いのは性質でね...
出来る限り、加減するとしようさ...

その特徴的な言葉遣い。忘れ様もないね、こんにちはMiss天枷。

ウム。好き日だ。吾（あ）は最後（かみ）故、これくらいの言葉使いが丁度いいのさ。

威厳を示さんが故...って辺りですかな？なるほど理があるね。
言動はその人となりを示すからね。

初めましての方が居ますね、自分はエリア・アトラス・サンシールと申します
よろしくお願いしますね

言動はその人の成り立ちに近いかもしれませんが、偽れるので見極めは大切ですがね

大義、か。己の功績を吹聴して回るのは品がないものね。
邪神と名乗るのはその功績の結果かしら？

汝(あなた)の目には我(わたし)がどう映っているのかしらレイヴン？
ふふ、冗談よ。
恋とか愛とかが苦手なのは認めるけれど、それでどうこうなりはしないわ。
汝(あなた)は汝(あなた)らしく振る舞って欲しいわ。

……あら、含蓄のある言葉ねエリア？
何か手痛いことでもあった？

今のワタシの目に映る印象としては、不遜だが情の深いクィーンってトコかな。
...よろしいので？ワタシは少々...意地が悪いケド。

（中身がなくなったカップをぼんやりと眺めながら、尻尾を小さく揺らして）

（従者らしき人物に、人形の頭を下げさせ中へと入り）
商品名『化霊断 K型 二号』。豪華絢爛にしか輝けないシャンデリアだ。気軽にＫ２とでも呼んでくれたまえ。
なるほど私の世界では人類が絶滅していたが、ティル君や私のような存在は少数派のようだな。かつて私はマイクが歌い、掃除機が踊る……そんな優雅な家具社会の中で生きてきた。

こうして再びお会い出来たのも何かの縁というやつだ。友よ、君の家の照明器具が壊れたら、いつでも私を呼びたまえ。ラグジュアリーなひと時を約束しよう＞レイヴン

いやはや、職業柄嫌でもそう言う相手と対立しますからね
少しばかりうたぐり深くなるんですよ、まったく

k2ですか、こちらに少しばかり顔を出しているエリアと申します、よろしくお願いしますね

これはご丁寧に。小柄で愛らしいお嬢……青年？（性別の見分けがつかず、混乱しているのか蝋燭の炎がチカチカと点滅する）

ふそんは兎も角、情が深いというのはないのではないかしら？ 我(わたし)は好きなように振る舞っているだけよ。
意地が悪いのが汝(あなた)なら、そう振る舞ってどうして悪いと言えるのかしら？
我(わたし)は否定も肯定もしないわ。見せたい汝(あなた)を見せなさいレイヴン。

あら、ソフィーはおかわりかしら？
いる？ 次も同じものとか？

K2ね。よろしく。
家具が……動く世界、ね。
とても信じられないけれど実際動いているのを見ると……。＞K2

ふふ。
そうなの。
エリアも大変ね。

ニア:ニアの世界は、魔族と人族は共存出来てたぞ
　　 でも神様が許してくれなくて……でもきっと、分かり合える筈だって信じてる

魔剣:神であれ、等しくルールで縛られたこの世界ならその一歩になるかもなァ＞神と共存
　　 人が絶滅した世界ヵ……俺ちゃんの元の世界もどうなってる事やら＞K2
　　 しかし何といってもジーナみたく、可愛い同朋見つけてイチャイチャしたいもんだぜェ

魔族と人が共存･･････不思議な世界ね。
魔族とは強大で、淘汰すべき仇敵。そういう印象が強いのだけれど……。･･････ニアの世界では共存が出来ていたのね。
でも神様と共存だなんて……。･･････恐らくでしょうけれど魔族以上に難しいでしょうね。
あぁ、この世界ならば神だろうと魔王だろうと等しくレベル１。
地上を歩く存在と同質になる。と言うか、そうなったら神も人もないわね。同じ場所に立ってるんだし。
･･････なんで我（わたし）の名前が出たかは知らないけれど、すればいいのではないかしら。
周りはかくありき。あぁでも「いちゃいちゃ」の定義が違うのかしら？＞ティル

ほほう、面白い申し出だよK2。
では我が邸のシャンデリアが故障したらお招きするとしようか...
ふむむ、ニアのセカイの魔族とはこの混沌の魔族とは違うのかも知れないな...
この世界における魔種は、我々とは相容れぬ存在で滅ぼさねば滅ぼされる存在...って話だが。

その許容力の高さはそのまま器の大きさだよレジーナ。きっとね。
なるほど、貴女のような女王ならば騎士となるのも悪くないのかもしれない。期を逃してしまったものだ...

魔剣:何……だとォ……＞すればいい
　　 ではお言葉に甘えて、ダァイブ！
　　 (刃を無くし非戦闘モードで、レジーナの懐目掛けてダイブ)

ニア:神様も、人や魔族と同じ目線(lv1)に立てば何か変わるかもしれないんだぞ
　　 もし元の世界に帰れる手段が見つかったとして、それが何かのきっかけに
　　 なってくれたら嬉しいな……（やんわりと微笑む）

そう？
我（わたし）は単に、その人らしく振る舞って欲しいだけだわ。
折角この世で出会ったんですもの。枠にはめるような事はしたくないの。
だって我（わたし）は、それこそを愛でたいのですもの。＞レイヴン

ただし相手がそれに同意するかはまた別の話ね？
（ジャララッ少女の目の前に幾本かの鎖が飛び出しティルを目の前で雁字搦めに縛りあげようとする）

･･････。･･････そうね。考えるきっかけにはなると思うわ。
もしかしたら、良くも悪くもガラリと考え方が変わってしまう場合もあるでしょうけれど。
･･････ニアは、本当に共存を考えてるのね。それは何故？

ん？（ふと気づいて）期を逃した？＞レイヴン

ダーイブ…ｚｚｚ（ティルフィングを見習ってレジーナの懐に）