寂れたビルの扉をくぐると
そこは別世界であった。

受付のあるエントランスホール

場を華やかせるために置かれた観葉植物や、調度品が飾られ
寛げるようにソファーなども配置されている。

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雑談用の場所です。
どなたでも入る事が出来ます。

通過でも、覗きに来ただけでも歓迎です。

（従者らしき人物に、人形の頭を下げさせ中へと入り）
商品名『化霊断 K型 二号』。豪華絢爛にしか輝けないシャンデリアだ。気軽にＫ２とでも呼んでくれたまえ。
なるほど私の世界では人類が絶滅していたが、ティル君や私のような存在は少数派のようだな。かつて私はマイクが歌い、掃除機が踊る……そんな優雅な家具社会の中で生きてきた。

こうして再びお会い出来たのも何かの縁というやつだ。友よ、君の家の照明器具が壊れたら、いつでも私を呼びたまえ。ラグジュアリーなひと時を約束しよう＞レイヴン