その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。

そーそー
そんな感じでございます。

え？誇っていいのですか？
何か賞品とかもらえませんかね（図々しい）

私、嘘吐くのが苦手、というか嘘は言いませんので？
可愛いモノに対しては可愛いと言いますし
レジーナさんに対しては……もっと自信を持ちなさいと

えぇー、今
はい、見せて下さい？恥ずかしい？
知りません（きっぱり

そんなことないと思いますが？
きっかけは人の思いだと思いますが其処から道を決めるのは貴方なので
それがヒトってものですよ？操り人形じゃないんですから。
決められないなら私が導いてあげますよ？（

自信無くして天使と名乗っておりませんので？
寧ろレジーナさんはもっと自分を見るのです。

賞品はないわよ。どんだけよ。
我（わたし）に出せるのは我（わたし）しかないのだわ。
（武装等も自分自身から出してることになってる）

ぐむむ。そこまで言われたらあれね。
自身を持たなきゃいけないわね。
慣れないけど。

い、いまっ？
今･･････え、今･･････（おろおろして）
か、かちょうふうげつ！（何もない所から両手に扇が現われ水を噴き出す）

･･････導く？（首を傾げ）

自分ねぇ。

レジーナさんが商品だったのですか。（なるほどと）
流石に一人を養う力はありますがそれでは他の人が困ってしまいますねぇ

じゃあ私が定期的にお話して自信を持つ練習をしてみますか？
どういう内容かはまだ決めておりませんが（

水遊び……あれだ、
遊び女という奴ですね、花魁のなんかそういう奴です（

そう、困った時はこうしなさいとか
助かりたかったらああしなさいとか
命令されるという事です簡単ですよね？神様や天使、
それに『他人にが居てのレジーナさん』ですもの（わざと挑発するような言の葉を紡ぐ）

商品じゃないわよ。
あと出せるのは、とは言ったけれど出すとは言ってないのだわ！？

お話は好きだからそれは賛成ね！
まぁ話題は何でもいいと思うのだわ。国際世論と、か･･････？

え？
そうなの？　そう言う奴なのコレ。
何か高名な水の女神がやる奴とか聞いたんだけれど我（わたし）！？（花鳥風月しながら）

･･････。
･･･・・…･･･それは、できないわ。
ええ。それは、できない。

出してくれないのですか
残念でございますねぇ……

こんな世界に来てまで世の与太話を話すのは
面倒がくさ過ぎて鼻が曲がってしまいますよ？
もっとこう、高尚なお話をしましょう。昨日の晩御飯とか（

水の女神ってそんな事してましたかね……？
神って面白い事をするんですねぇ（ｸｽｸｽ）

どうしてですか？
自分は他人が居ないと存在できないんですよね？
『そう定義された』って自分はそれに従っているって事と同義じゃないですか？
じゃあ簡単でございますよ。ただ命令を聞くだけでいいのです、何も考えないで良いのです。
そう、貴方は『定義』に縛られたヒトなんですから（優しい口調だが酷く悲しそうに）
さぁ、考えて下さい。貴方はどうして『それが出来ないのか』

え……そこ残念がるの･･････？
欲しいの･･････？

昨日の晩御飯は高尚だったのかしら……。
要は、もっと身近な話ってことね。
そうねぇ･･････川魚探しに行ったかしらね？

うんまぁ、しないと思うけれど……でも、地球のごく一部地域ではそう信じられてたらしいから、そういうのもあるのかなって……。

･･････だって……（記憶の奥底を探る様に、手繰り寄せるようにしながら）
それが我（わたし）の始まりだから……。
我（わたし）が、我（わたし）でなかった時の、始まり。
「命令」にただ、従うのだけは･･････。
我（わたし）の中にある私を裏切る事になる。

え？レジーナさんは結局賞品だったのです？
はぇ～

川魚……案外ステーキとかではないのですね？
見た目派手なのに随分庶民的ですねぇ。

なるほどなるほど？
想像した神様？でございますかね？

ん、貴方は道具でもなく操り人形でもない、
レジーナの中の貴方がちゃんと在る。
そう言う事でございますね？
……うん、それで良いのでございます。少しは『自分』、見えましたか？

いえ。賞品じゃないけれど……。
その反応はなんなのさ？

ステーキとか毎日食べるものではないというか･･････主食は麦とかジャガイモね。
あとベーコンのスープ？
贅沢は基本しないわ。装備や施設の維持費も確保しないといけないし。

た、たぶん……我（わたし）も知り合いに教えてもらっただけだから……。

･･････見えた、きがするわ。
ほんの少しだけれども。

え？感心したのでございますよ？
『私が欲しい？』素敵な女性でございますねぇ

意外と倹約家でございましたのですねぇ
食は気を使って色々食べてみるのも経験でございますよ～？

そのお知り合い様他にどんな神様を知ってるのですかねぇ？

大丈夫、今まで考えた事もなかった自分が少し見えたなら
後は時間と共に考えるだけでございます。
そうすればレジーナさん、貴方は自分の道も見えて『個』を手に入れるのですから。

それ嫌味にしか聞こえないわよっ？
え？　言われてみればそう聞こえるじゃない！　恥ずかしっ！！

色々と言ってもこの世界文明レベルって中世くらいよね。
食文化ってどれ程のモノなのかしら？
いえ、英国よりは優れているでしょうけれど。

他に？
そうねぇ……コンビニで働く恵比寿様とか？

うん。
考えて、そうすれば･･････。･･･・・それでやっとってところなのね（はふぅ、と息を吐く）

狙って言ったんじゃないのですか？（ｸｽｸｽｯ）

ニシンのパイでございますか？（
案外進んだものもあるのではないですかね？
私、あまり食べていませんからよく分かりませんけど

へぇ
へんてこな神様も居るのでございますねぇ
八百万と言われた何でも神と括られるエルドラド産ですかね？

私が出来るのはあくまでも殻にヒビを入れる事
割るのは貴方の仕事でございますからね。
別に良いですよ？全てを赦す私でも？
でもこうなると個は死んでしまいますがね？

だって、装備とか、そっちの方考えてたんだもの。
あれも我（わたし）の一部だし。

ニシンのパイ。フィッシュアンドチップス。湯でとうもろこし。丸焼き。
･･････どれも豪快よね。
あんまりたべないの？
そういうからだ？

エルドラド？

それは嫌ね。
うん。やっぱりなにか持っていたいわ。

自身の一部だったらレジーナさんも入っちゃいますよね？
其処まで考えませんと……勘違いしちゃう御仁が現れてしまいますよ？えぇ

はっきり言いなさい不味いって（スパッ
いえ、私は食べますがあくまでもそのようなものは食べないという事でございますね。

黄金郷と言えば判り易いでございますか？
東の都の事でございます。

そうですよね、
それで良いんです。貴方は貴方なのですから
ちゃんと自分の意見を持つこと、そこに向き合う事
大切でございますから

えぇ？
いるかしら？
まあでも……我（わたし）を欲しがる人は流石にいないと思うけれど。
売り物としては兎も角。

あぁそうなのね。
そう言えば、汝（あなた）は晩御飯何だったのよ？

あぁ、ジパング？
日本ね。そうそう。日本の神様よ。
結構自由みたいね。あそこは。

ふむふむ。
ちょこっとだけわかってきたのだわ。
あいがとうティアブラス。

居るんじゃないです？
貴方の近くに？えぇ、多分いますよ、

私の晩御飯……？
内緒ですねぇ！（ﾆﾔﾆﾔ）

あそこは何でも神様に該当しちゃうので
何て言うか、えぇ、えぇ、

天使にお礼は必要御座いません、
あくまでも私は光を指し示し、レジーナさんが其処へ向かう意思を決めたのですから？
貴方の力でございます。

……近くにいたらそれはそれで要警戒なのだけれども。

なんでっ？
ナイショにするような事なの？

もしかして、そういう場所だから我（わたし）が実体化してしまったのだろうか……。
ふむ。

そう聞くとすごーい聖職者っぽいわねぇ。

あれ？そうなのでございますか？
よくあなたの周りに見えるお友達？とかそんな感じではないのですかね？

天使は秘密が多い程神秘性が上がるというモノなのですよ（

そうでしょうそうでしょう、私は天使ですので？
どうですか感動しましたか？感動しましたね？ささ、お布施を此方に（

どの周囲かは、わからないけれど、
友人なら欲しいと思わないでしょうよ。
友人は対等でありたいものだわ。

･･････。
胡散臭さではなく？　神秘性？（半眼）
まぁ教えたくないのならいいのだけれど。

･･････いきなり現金な話に。
お布施ねぇ……チップと同じ認識なのかしら？

対等でございますか？
良い言葉でございますねぇ、えぇ、えぇ

何でも語ってしまうと
面白くないでしょう？もしかしたら土を食べてたり、宝石を食べてたりしてるかもしれないと勘ぐった方が愉しいではないですか、え？楽しくない？（

まぁ地獄の沙汰も金次第でございますし？
恵まれぬ者には恵みを施すのが別世界のルールでございましたから

そ。
まぁ友人で無いのなら、その限りではないけれどね？
ティアブラスにはそういった人はいないの？

宝石を食べてるのなら相当お金がかさみそうね。生きていけるの？
と言うか、その場合仮に汝（あなた）を食事に誘ったり振る舞うときに相当困りそうね。

ふむ……。
とは言っても先にも言ったけれど、我（わたし）が出せるのは我（わたし）･･････の一部だけよ？

（うーんと考えたように唸り）
天使はあくまでも平等でございますので？
そんなモノはおりませんねぇ、肩入れは悪魔や神の仕事でございますねぇ。

原石を食べて結晶化した胃石（宝石）を吐き出して経済的な存在が居ましたからねぇ
そうです？私は基本何でも食べてOKなので、天使ルールでお酒や肉はダメ？シランネ（素）

だから、その言い方はレジーナさんを貰うような言い方になってますよ
えぬじーです、えぬじー　貰ってしまいますよ？（ｸｽｸｽ

ある意味難儀なものね。
え？　じゃぁ友達とか作れないの？

･･････なんでもたべるのねー。雑食？
宗教観的には破戒僧っぽい感じね。

んー、そうなの？
貰ってどうするのよ。我（わたし）の機能なんて大したものではないわよ？

別に作れない事はございません、
だけど作れば贔屓が生まれてしまうので天使失格なのでございますよ。
ほら、私　スーパーな純天使でございますし？

まず食は己の糧、感謝しなくてはならないのにどうしてそれはダメなんて言うのでしょうか？
宗教なんて欠陥システム信じてはダメですので（

何でも入れられそうですし？
便利能力ではありませんか、私にはない能力です。

不良天使の間違えでは無くて？
･･････そも、汝（あなた）どこの宗教観で動いてるのよ。

それを汝（あなた）が言ってしまうのね･･････。
宗教は、なにがしか、そこの風土に合ったものが布教されるものだと思うのだけれども。
そういう意味では十字教の信仰の広さは驚嘆に値するわね。

･･････まぁ元は宝物庫が由来の能力だしねぇ……。

よく聞いてくれました
わ　た　し　が　宗　教　だ　（ドヤッ）

だから人々の中に争いが無くならないのですよ
何故違う事を異端というのか、違うからこその『個』だというのに
宗教は『個』尊重する癖に『個』を殺しに行く　まったく、嘆かわしい
こんな不完全なシステムは神とも呼べないです。

宝物（ピクッ）
つまりレジーナさんの中を漁ればお宝出てくる……と

･･････。
････････････なるほど？

ふむ。
それは同感だけれども。
そも、その宗教がつくられたシステム、その環境と状況が合ってないのではないかしら？

･･････まぁ出てくるでしょうけれど。

そう、ですから私がルールなのでございます。
どうですか？入信したくなったら御声がけを

よくそこに気が付きましたね、
でも宗教ってどこも相手を否定し取り込んで行ってますよね？
これは根本的に人の中から生まれた崇拝性の諍い問題合ってないから否定する
これを神が管理していたんですから？面白いですよねぇ？そも、そこに神は存在（いる）とは思ってませんが（

どんなお宝があるのですか？
私興味あります。えぇ、是非是非

生憎と宗教は間に合っているのだわ。
我(わたし)は我(わたし)の敷いた善悪で行動するのだわ。

地域が違えば必要な、或いは育まれる思想に隔たりが出るのは最早避けられない事ね。
んー。まぁ、我(わたし)の世界ではその争いの事をてリソースの奪い合いと言っていたけれど……。……神なんていないでしょう。偶像崇拝に型落ちしてるくらいだし。

宝ねぇ……(思案し、ふと思い付く)
それは教えられないわ。
秘密よ？(いたずらっぽく笑みを浮かべて)

そうでございますか（それは残念と口では呟きつつ）
もし改宗したくなったら是非、私は赦しを与える者でございますから

神は存在することしてるみたいですよ？
でも彼らって元々完璧な存在だから人も天使も必要ないと思ってるんじゃないですかね？
万能に何を言っても万能なのは変わりませんし、私も偶像（アイドル）ですからね。

あ、私のテクニックを使いましたね？
駄目でございますよ？それを使っていいのは天使ルールで私だけでございますので
レジーナさん……レジーナはちゃんと言いなさい（横暴）

ふふ。では、赦しを願いたくなったら考えるのだわ。
と言っても変な話なのだけれど。
大罪女王と揶揄された我(わたし)が赦しだなんてね(可笑しそうに笑い)

全知全能にして完璧、至高たる神……。
でも、だからこそダウングレードした存在が必要になるのではない？
世界システムの運用においては、一部のミスも隙も許されないから完璧であることが求められるけれど……でも、こと信仰においてはどうかしら？
人間て現金なもので、遠い存在よりも身近な存在の方がより強く信頼したりするのよね。
その為の天使であり、救世主なのではないかしら？

(レジーナという言葉に、少し驚き、次いで嬉しそうにしつつ)
えー？
それってズルいのだわ？
では、こうしましょう。
森羅万象、あまねくものはすべからく等価にて取引されるもの。
天使と言えどもこの物理世界に存在するのならばそれに従って貰うのだわ。
つまりー……秘密を知りたければ、そちらも秘密、か何かさしだすことね！
(ふふん、と胸を張り)

えぇ、完璧な存在なんて
この世にいる限り存在しないもので？
私にしても、あ　私はもしかしたら完璧かもしれませんが（傲慢）

自分でないことに対して尊敬と畏敬、それに対岸の火事でございますか
つくづく信仰というモノは愚かですねぇ（
まぁ信者が居るから私は儲かるのですけど

私、平等って言葉は好きじゃ無いんですよね。
どうせなら献上とか、崇拝とか、捧げて貰うとか、そういう言葉でお願いします（けろっ

天使の秘密って……一応何が聞きたいのか伺ってみましょう。
天使の言葉でございますか？じー……（張った胸を確認）

完璧なの？
んー、不完全な方がまだ可愛げあるのに。
でも、ま。
逆にその自信が魅力に感じてきたわ。

ディアブラスて、あれよね。
宗教家と言うか商人っぽいと言うか……。
合理主義よね。

そういう言葉選びでいいの？
まぁ、その方がらしいといえばらしいけれど。
じゃぁ、秘密を捧げてもらいましょう！

……どこ見てるのよ(一転して半眼になりながら)んー……そうね。
晩ごはんの話よ。晩ごはん。結局汝(あなた)答えてないじゃないそう言えば。

まだってなんですかまだって、（むむぅ）
私、見た目に関しては今のままでおっけーと思ってるので
そうでしょう、惚れても良いのですよ？信徒もお待ちしております。

いやぁ、世界がいけないのです
私に楽させてくれるならこんなことは言いませんので
ピッザを片手にソファーで寝転がってモグモグです。

え？レジーナの秘密をくれるんですか？
嬉しいですね（

晩御飯……
あぁ、そんなに知りたいでございますかね？

ふふ、汝（あなた）もそんな顔するのね？（むむうと唸る様子に）
あら･･････いいの？
我（わたし）、惚れたら面倒な女よ？　なんてね。

そうねぇ。
つまり、世界は汝（あなた）を必要としているのよ。大変ね天使様？
というか、ピッザってこの世界あるのかしら……。

え？
何故そんな事に？（あれ？と首傾げ）

んー、だって勿体ぶるのだもの。

私も意外と表情は種類豊富ですよ？
ただ感情があまり乗らないだけで（
レジーナに惚れられた御仁は中々凄いってことですかね？
そして貴方は追い掛けられるより追い掛ける方が好きなのかも？（額の瞳が観察を繰り返す）

メンドクサイな世界って（素）おっと、世界を助けなきゃ（）
あれ？案外この世界は様々な流入してるのですよ
ピッザァも麩菓子も黄粉も色々でございますよ、旅人様様ですね。

えー？『私がしてほしい事』ですから
レジーナが秘密を献上してくれるのでしょう？（ｸｽｸｽ）

意外と庶民的でございますよ？
油でからっからに揚げた骨とか？

感情がのらないのはシカタガナイわね･･････。
･･････あら？
どうしてそう思うのかしら？
まぁ否定はしないけれどね（ふふ、と笑い）

本音もれてるわよー？
まぁそう言わずに･･････存外性に合っているのではないの？
そも、動かなくなったら色々つまらなくなるわよきっと？
ふぅん。旅人の影響ってそういう所にも出てるのねぇ。

え？　え？　して欲しい事？
そう言う事なの？　そ、それは困るのだわ（わたわた）

骨？　骨って食べられるの？

天使が喜怒哀楽が激しかったら大変じゃないですか？
一々表情変えるのも疲れるモノなのですよ。
なんですかね？天使の勘ってやつでしょうか？あと匂い？

私の世界には通販という便利アイテムがございましてね？
天使直送便で何でも出来てたから動く方が結構大変なんですよ。
レジーナの食文化はよく分かりませんが貴方の食べ物も案外？

どうしてです？
良いじゃないですか、さぁ秘密を下さい（

食べられますよ？
旨みの成分も残ってますしスナック感覚で食べられます。
骨は腐る事もない不死の食べ物ですしね。

なるほど、確かにね。
んー、存外ディアブラスが天使っぽくないからかしら？
もっといろんな表情を見たいものね。
ふぅーん、天使の勘、か。それはわかるけれど、匂い？

そんな堕落な文化があるなんて。とは言え、その文化は地球にもあったわね。
実体化してから下手に外に出歩けなかったから、利用した事もあるけれど。
んー、寿司とか･･････？　でもそれくらいなら普通にあるでしょうね。

･･････。
････････････（途中から顔を赤くしたり、頬を膨らましたり）
や、やっぱりやだ。なし。なしにするのだわ。

へぇ。
油なら手に入るし、今度やってみようかしら。
骨って何の動物の骨でもいいの？

この頭の輪っかを見て下さい、これが何よりの証拠でございますよ（
んーでは頑張って私の中の表情を探すしかございませんねぇ。
こう……特有の匂いがあるんですよ、臭いとかではなくて

寿司でございますか？和の国の食文化でございますね。
あぁ確か貴方は想いによって生まれた一種の奇跡でございますものね。
奇異の眼で見られるでしょうね、えぇ

（表情のころころ変わった姿を見て）あらあら？
とても可愛らしい顔を見せてくれましたね、もっとお堅そうに感じましたのに
これは貴重体験でございますね（ｸｽｸｽと笑いながら）

うーん、なるべく草食系のモノにした方が良いでございますね
肉食の動物は臭いので、豚とか鳥とかがお薦めですよ。

んー、確かにそうなのだけれどね？
天使のわっか。
でも、形だけなら多分我(わたし)でも再現できると思うわよ、それ？(我(わたし)の場合は輝く円冠だけれど)

ええ。
我(わたし)の出身はまさにそこなのだもの。あぁ、でも、汝(あなた)のそれと同じかは、わからないか。
間もなくここによびだされたから、地球にいた期間は短いのだけれどね。

……むぅ。
なんか悔しいわ。
ディアブラスもなんかしなさいよ。
(自身の頬を隠しながら)

ふむ。
豚とか鳥ね。成る程。
今度実践しましょう。

レジーナでも再現できるのですか？
（レジーナに近づいて彼女の頭の上を手で空を切りながら）
へぇ～……何でも出来ちゃうのですねぇ

世界に帰りたいでございますか？
まぁ世界は幾つもあるためもしかしたら同じ次元だったかもしれませんし
違うかも知れません、正しく神のみぞ知るって言葉でございますね。

何かする……
何をしましょう？というか何かするお話でしたっけ？
天使に隠し事はいけません、えぇ、もっとよく見せて下さい（ｸｽｸｽ）

おつまみ感覚でとてもおいしいです。
お魚の骨でもできますしね、お酒が進みます（

まぁ、カードの世界て割とそんなものよ。同じ名前でもレア度の違いで全く違う能力になるし。(紫色に輝く円冠を出して)

さて。我(わたし)の帰るべき世界てどこなのか……ちょっと疑問ね。少なくとも、地球は、我(わたし)の故郷とは感じないわね。寧ろ、ここの方が居心地がいいくらいよ。

むー。
何だかディアブラスの手の上で転がされてる気がするのだわ。(頬を隠しながら、少しむくれたような顔をして)
何か、する話だったか忘れたけど。もう、してくれる話でいいと思うのだわ。だって我(わたし)がこーなってるのにディアブラスが何もないなんてずるい！

へぇ。
お魚の骨で？
ふむふむ。それってすぐできるの？

おー出てきました（レジーナの頭の上の輪を触ろうと）

帰還意思は特になし……と
それも良いでしょう、またそれも貴方の意志でございますから。

子供みたいな言い分でございますねぇ
レジーナ、何がしてほしいですか？天使にお願い事なんて
そうそう出来る事ではございませんよ？
勝手に可愛い顔になってるのは貴方のせいですよ？えぇ、えぇ

魚の骨はやわっこいですからね、
動物の骨より揚げる時間も短くお手軽でございます。

ちょ、ん……(触れられれば、ピクリと肩を震わせて)
もぅ急に触るなんて……男だったら串刺しにしてるところよ？

ティアブラスの方はどうなの？
汝(あなた)は還りたいの？

ぐぬぬ。
なんなのかしら、なんなのかしら。
この悔しさは。
ティアブラスはあれね。
いぢわるね。
ふんだ。しらないのだわ(理不尽に拗ねる)

ふむ。
じゃぁ眷属に作らせましょうかね。

あれ？（反応を見て触るのをやめ）
もしかしてリンクしてました？実に興味深いですね（額の瞳が観察を始める）
私は一応性別天使ですからセーフですね。やりました（誇らしげ）

『私は私である限り何処に存在しても『私』は変わらない』
って言葉がありまして、
何処に居ても私は天使ですので？
正直どちらでも良いかなって思ってますね、また他の世界を旅行しても良いですし

意地が悪いですか？
レジーナだけにかも知れませんし？
私興味があるモノは虐め（愛で）たくなるので
此処に呼んだのは失敗だったかもしれませんねぇ（ｸｽｸｽ）

胡椒とか塩で十分美味しいですよ
さっぱり柑橘類の汁を掛けても絶品です。

言ったでしょう？
我(わたし)が出せるのは我(わたし)だけ。
つまり、こう言ったものも、我(わたし)の体から離れなければ感覚が続いているのよ。

そういうものなのね。
自由ねぇ。
根無し草って感じ？
ねぇティアブラスて住むところはあるの？

奇遇ね。我(わたし)も汝(あなた)に興味あるのだわ。両思いね(半眼で応えて)
ふん。失敗ということはないのだわ。
こうしてお話しするの楽しいし。
それに、他ではどうかは知らないけれど、こうして話すティアブラスは我(わたし)だけ。それだけで我(わたし)には特別なのだわ。
あ、でもいぢわるなのはいただけないわね。うん(最後は口をとがらせ)

ふむふむ成る程胡椒と塩ね。
柑橘系は、レモン、あったかしら。市場を見ないとね。

て言うか性別天使てなによ。

ではむ無闇やたらに触ると危険でございますねぇ
まぁ触ったら面白い反応が飛んできそうではございますが
え？天使の性別は女であり男でもあるのですよ？
知りませんでした？

根なし草……そう謂われればそうでございますね
ほら、宣教師もしておりますので
住む所でございますか？今はふらふらっとしておりますが
どうしてです？

あら？相思でございましたか（ｸｽｸｽと小さく微笑）
独占欲、という言葉が似合いますね。レジーナ、貴方と話すのはとても楽しいのでございますよ？意地悪ではございません。ほら良い子には試練を与えたくなる神様もそう言ってますし？私もそうしてしまうのかもしれませんね？（ﾌﾌﾌｯ）

また作ったら私が食べますので用意して下さいね？（

次故意に触ったら、あれよ？　あれ。
串刺しだから（まったく、と嘆息し）
そうなの？　そう言えばどこかの文献に両性具有とか書いてあったような……？
（うろ覚えの記憶をたどりながら）･･････そういうことなの？

もし、住む所がないのであれば、我がギルドに招待しようともかんがえたのだけれどね？
まぁ固有でなにかしてるわけでもないし、所属ギルドの欄が埋まるだけだけれども。

ええ。我（わたし）は独占欲が強いのよ？
そんな我（わたし）の所に来てしまったのだからティアブラスは実は大変なのだわ？
なんてね。
我（わたし）良い子ではないのだけれども。
試練を課すなら相応に何か欲しいものだわ？

汝（あなた）が食べるんかい！（ぺしぺしテーブル叩く）

おやめなさいおやめなさい、
私、非力ですので。そんな事されたら死んでしまいます。
……フフ、どっちなんでしょうね？（反応が愉しいといった表情）

なるほど？
確かにレジーナのギルドはとても素敵でございますね。

私からしてみれば可愛い（良い）子でございますよ。えぇえぇ
やはり私の眼は間違っていなかっという事でございますね。
ほうほう？欲しいものがあるのでございましょうか？

え？勿論でございますよ。
私にもご飯を作ってくれるのでしょう？（けろっ