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シナリオ詳細

<Scheinen Nacht2018>飴色スターレット

完了

参加者 : 30 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●Starlet――
 小さな星が東の空に儚く輝いていた。
 スノー・ホワイトの雪にかき消されてしまうほどの小さな星。
 それでも懸命に輝いて地上に仄かな光を落としている。
 オールド・ラズベリーに染まる空は、あとほんの少し時計の針が進むだけで、ラピスラズリを散りばめた夜空になるだろう。
 いつもなら王都メフ・メフィートのラドクリフ通りにある店たちは日が暮れる前に明かりを落とす所も多いのだが。
 ――今夜はシャイネン・ナハト。
 星降る夜のお祭りに綺羅びやかな装いでランタンが灯る。

 ラドクリフ通りにある小さなカフェで『籠の中の雲雀』アルエット(p3n000009)はホットココアを飲んでいた。ストーブの点いた暖かい店内から夜空を眺めれば、星の煌きが視界を覆う。
 この星空の何処かに、はちみつ色の小さな星を見つけられるだろうか。
 ゆったりと沈み込むソファに身を預ければ、とろりとまぶたが落ちてしまいそう。
 ブランケットの上に置いた絵本はシャイネン・ナハトの『聖女』のお話。
 優しい聖女と友人の悪魔のお話。何度も読んでいる御伽噺なのに、今日はどこか違う物語のようにアルエットの心を揺さぶった。
「反転するって怖くないのかな?」
 世界を救うために強い力を求めた聖女に想いを馳せ。そして、自身の記憶と重ね合わせる。
 デモニアは。確かにとても強力だったけれど。対峙した彼らの思考は誰もが歪に撓んでいたから。
 強大な力を持っているはずなのに。何処か満たされない心を抱えている者ばかりだった。
 アルエットは絵本のページを繰りながら、思考の波に飲まれていく。

 パチリ――

 ストーブの薪が爆ぜる音が聞こえた。
 クローム・オレンジの色合いが頬に暖かさをとどけていた。程よい温度に身体が沈んでいたようだ。
「少しぼーっとしてたかも……」
 火照る顔を少し冷やそうと、窓枠に近づけば、街の明かりが瞳に写りこんだ。
 煌めくカスティール・ゴールドの明かりにサロメ・ピンクとアイル・トーン・ブルーが散りばめられた魔法のツリーはアルエットの目を奪う。
「わぁ。すごいの」
 外はすっかり夜の幄が降りている。
 でも、今日はシャイネン・ナハト。少しぐらい遅くなっても誰も怒ったりしない。
 もう少しだけ、この暖かなソファに身を委ねても悪くないだろう。

GMコメント

 もみじです。輝かんばかりの、この夜に!

●目的
 シャイネン・ナハトをまったり過ごす

●ロケーション
 夕方~夜にかけて。
 王都メフ・メフィートの広場や通り。
 シャイネン・ナハトの飾りが施されており綺羅びやか。いつもより人も多いです。

・ルミネル広場(大きな噴水には幻想的な飾り付けがされて大きなツリーもあります)
・ジルバプラッツ通り(綺麗な通りで、いずれもややお高いお店が揃っています)
・ラドクリフ通り(普通の通り。もっとも広く、もっとも賑やかです)
・プリマヴェーラ通り(麗しい名前とは裏腹に、得体の知れない空気が渦巻く通りです)


●出来る事
 適当に英字を振っておきました。字数節約にご活用下さい。

【A】お買い物
 ジルバプラッツ通りで少しお高いアクセサリーを選んでみるのも良し。
 ラドクリフ通りで可愛い日用品をギフト用に包んでもらうのも良し。
 プリマヴェーラ通りは少し怪しい露店で掘り出し物が見つかるかも。
 プレゼントを選んでいる時間は楽しいですね。

【B】カフェでまったり
 暖かい店内はレースのカーテンと柔らかいソファで心地よい空間が魅力的
 ココアやミルクティ、軽食等があります。

【C】レストランやバーでロマンチックに
 少し照明の落とされた店内はムーディな大人の時間。
 カクテルやウィスキーを手に愛を語らうのも良いかもしれません。

【D】
 その他
 王都メフ・メフィートにてできそうなことができます。

●プレイング書式例
 強制ではありませんが、リプレイ執筆がスムーズになって助かりますのでご協力お願いします。

一行目:出来る事から【A】~【D】を記載。
二行目:同行PCやNPCの指定(フルネームとIDを記載)。グループタグも使用頂けます。
三行目から:自由

例:
【B】
【カフェ気分】
まったりココアを飲んで絵本を読むの

●NPC
 絡まれた分程度しか描写されません。
 呼ばれれば何処にでも居ます。

・『Vanity』ラビ(p3n000027)
 ぼーっと歩いていたり、暖かいジャンクフードを食べていたりします。

・『籠の中の雲雀』アルエット(p3n000009)
 カフェでまったりしています。

●諸注意
 描写量は控えます。
 行動は絞ったほうが扱いはよくなるかと思います。

 未成年の飲酒喫煙は出来ません。

  • <Scheinen Nacht2018>飴色スターレット 完了
  • GM名もみじ
  • 種別イベントシナリオ
  • 難易度VERYEASY
  • 冒険終了日時2019年01月05日 21時00分
  • 参加人数 30/30人
  • 相談7日
  • 参加費50RC

参加者 : 30 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(30人)

夢見 ルル家(p3p000016)
ロリ宇宙警察忍者巡査下忍
【B】
アルエット殿!

拙者はアルエット殿に会いに来ました!
先日の蠍の乱の時にアルエット殿は大怪我をしておりましてそれが心配で…
体もそうですし心の方も…

ええい!ウジウジしてても仕方ないのです!突撃あるのみです!
「アルエット殿!お加減は如何ですか!」
ずばっと忍者らしい素早い動きで対面の椅子に腰をかけます
「えぇ、拙者は大丈夫です!無敵です!それに拙者は慣れてますから!」
まだ幼いアルエット殿には少々過酷過ぎる経験でしたからとは口に出せないです

なので拙者は精一杯励まします!
「今度なんか本がいっぱい売ってるイベント?にいってくるのでアルエット殿が喜ぶ本を手に入れてみせます!
お仕事優先ではありますが!必ず!」
サンティール・リアン(p3p000050)
雲雀
【D】
ウィル(ウィリアム/p3p001243)と
ルミネル広場のベンチでプレゼント交換会

きらきらの街並みを見せたくて、少年の手を引いた
ウィルもたのしいきもちになってくれていたらいいな

勿体振るように後ろ手に隠した包み
けれど、すぐにおかしくなって吹き出してしまった

ウィル、準備はいい?
せぇの!

僕の贈り物は鴉の意匠を施した懐中時計
きみの『郵便屋さん』にそっくりでしょ

僕もあけていい?
なんて
答えを聞く前にもう包みを開いているのだけれど

てのひらの中で輝くひとつの星
きらきら金色を閉じ込めた深いあおいろ
思わず感嘆上げて、いそいそと胸元に飾り

ね、ね、にあうかな!
とってもきれいなよるのいろ
ありがとう、僕も大切にするね
十夜 縁(p3p000099)
水底の冷笑
【C】

バーで一杯引っかけるとするかね
こう寒いと、酒で身体を温めねぇと、俺みてぇなか弱いおっさんはあっという間に凍り付いちまうからよ

一人席でウィスキーをちびちびやりながら窓の外を眺める
行き交う雑踏の中
目に入るのは、手を繋ぎながら仲睦まじく寄り添い歩くやつらの姿が殆どで

(最後に誰かとこの日を過ごしたのは……もう何年前だったかねぇ)

39年生きてきて、いい思い出だってちっとはあった筈なのに
一度どん底に落ちちまったら、悪い事しか思い出せなくなるってのは本当らしい
きっと“あの日”から俺は底から――其処から出られずにいるんだろう

自嘲気味に笑ってウィスキーを飲み干す
窓に映る、冷たい目をした己には気づかないまま
クロバ=ザ=ホロウメア(p3p000145)
影刃赫灼
【A】
同行者;ルーミニス・アルトリウス(p3p002760)

パーティの買い出しにルーミニスのやつと街を歩く。
”輝かんばかりのこの夜に”、か。
かれこれ二回目になるがどうにもまだ馴染まないというか平和な感じが落ち着かないな。

材料や折角なので出店とか並んでいる商品とかを眺めつつ、露店を眺めている。
その中で満月と新月、白銀と黒のペンダント。互いに対となっている、他人のように思えない組み合わせ。
「ほら、メリークリスマス。……いや、輝かんばかりのこの夜にだったかな」

喜んでもらえるなら幸いだ。
白銀に輝く満月、まるでお前のようだと一目見てそう思ったから。
…なんて話、本人に口が裂けてもしてやらんが。

アドリブ歓迎
ヴェッラ・シルネスタ・ルネライト(p3p000171)
狐目のお姉さん
【A】

場所
プリマヴェーラ通り

行動
ふらりと吸い込まれるように通りに向かう
その中で一つのものに目が留まった
「おや、これは良きものじゃ…掘り出し物があるやもと想定はしておったが…店主、これはいかほどなのじゃ?」

自分の手に入れたいものを手に入れたから、拠点にしている者への土産を探す
実用性のあるものは己の好みのものが良いとの考えから、ネタになるようなものを求めて
先ほど購入した店で変なものを売っている店を聞く
「渡した瞬間になんだこれは?と聞きたくなるようなものが売っている所が良いの」
つい、楽しさから笑みが溢れる
こんな買い物ならいつだってやりたいものじゃ

買ったもの
自分用:江戸切子
土産:紙風船、砂時計
ポテト チップ(p3p000294)
優心の恩寵
【A】
【星芋】
まずはラドクリフ通りで買い物をしよう
と言っても、買うのは夕飯の材料だけど
ケーキは用意したし、野菜もある
後はスープとパンと……あ、今年のメインはローストビーフにしようかと思っているけど、リゲルは他に食べたいのあるか?
リゲルと手を繋いで、特別な日とは言え夕飯のことを相談しながら一緒に買い物するのは、ちょっとくすぐったくて凄く幸せだ

夕飯の材料買った後は、ルミネル広場に寄っても良いかな?
リゲルと一緒に見に行きたかったんだ
わぁ……
ツリーも綺麗だし、噴水も凄いな
(リゲルの手を引っ張って嬉しそうにツリーや噴水周辺を見回って)
凄く綺麗って聞いていたけど、リゲルと一緒に見れて良かった
有難う(にこ)
レイチェル=ヨハンナ=ベルンシュタイン(p3p000394)
蒼の楔
【B】
シグ・ローデッド(p3p000483)、アルエット(p3n000009)

この前の依頼で、アルエットを危険な目に会わせちまった。俺も動いて彼女を守りたかったが、出来なかった。……無事かどうかだけ、遠巻きに確認したいンだ。俺は合わせる顔がねぇし。
シグは付き合わせちまって悪い。
カフェに入って、アルエットから離れた席に座るぜ。

頼んだのは暖かいココア。
何処か心非ずの状態だったが、アルエットの元気な姿を確認しては安堵の吐息を漏らし。
「なぁ…シグ。俺、もっと強くなりてぇンだ。どうやったらもっと強くなれる?」
彼の問いを聞いては微かに表情緩め。
「んー、その解が浮かぶ時点で。シグは俺より『強い』と思うぞ。」
リゲル=アークライト(p3p000442)
死力の聖剣
【A】
【星芋】
コートとマフラーでお互い防寒対策しつつ街を歩こう
成程これらは夕飯の買い物か。今日は豪華だな
荷物持ちは任せてくれ!
ローストビーフと新鮮な野菜を一緒に食べられるのは幸せだな
ラインナップが十分すぎていうことなしだよ
流石はポテトだな!
そうだなあ、折角だし良い茶葉を買っていこうかな
美味しい紅茶を淹れようじゃないか
笑顔を返しながら、ゆったりとした時間を楽しもう
寒い季節なのに、なんだかとても暖かいな

勿論さ。ルミネル広場も眺めよう
噂に違わず素晴らしい美しさだな
おっとはぐれないようにしっかりと手を握って回るぞ
俺もポテトと一緒に見ることが出来て嬉しいよ
また沢山、綺麗な場所や楽しい所を探しに行こうな!
シグ・ローデッド(p3p000483)
タクティシャン
【B】
レイチェル=ヨハンナ=ベルンシュタイン(p3p000394)、アルエット(p3n000009)

レイチェルの気晴らしに共に外出に付き合っていた所。
頼む飲み物は、寒いのにも関わらず氷入り、炭酸系の甘い物。
(常に頭を冷やして冷静に、そして思考をもって状況を好転させようとする彼のモットーのため)

レイチェルに話しかけられない限り、黙って彼女とアルエットの様子を交互に観察し。
彼女を元気づける為、自分の飲み物と彼女のそれを入れ替える軽い悪戯をも行う。

レイチェルに問われれば
「…私は強いと、お前さんは思うか?」
「…私は弱い。故に『勝てる法』を考えるのだ。…お前さんや、仲間たちと共に…な? 」
ウィリアム・M・アステリズム(p3p001243)
天翔る彗星
【D】
サティ(サンティール:p3p000050)と
ルミネル広場でプレゼント交換会をする

引っ張られるように連れて来られた煌びやかな街並み
こういうのは慣れない、と思ってたけど
ランタンの灯りに華やかな装飾
まるで星空の中にいるようだ

ああ、本当に綺麗だ
輝きの夜。静穏な祭りの夜だしな

勿体ぶるような仕草につい笑ってしまう
それはサティと同時で、それがまた可笑しくて

ああ、いつでもいいぞ
せーのっ

俺からの贈り物は、中央に瑠璃をあしらった輝く星の意匠のブローチ
輝きの夜の贈り物には相応しいかなって
付けてみても良いぞ
……ああ。思った通りよく似合ってる

懐中時計、鴉の意匠が格好良いな、と笑い受け取る
大事にするよ、ありがとう
佐山・勇司(p3p001514)
赤の憧憬
【B】
アルエット(p3n000009)

アルエットの様子見に。
俺達の…俺の考えの足りなさが、
アルエットに辛い経験をさせる事になっちまったからな。

よっ、久しぶり。
世間はシャイネンナハトだってのに、一人じゃちょっと肩身が狭くてな。

一緒しても良いってんなら相席させてもらう。
んで、飲み物とケーキを二人分。

一緒させてもらったお礼って奴だ。
それで…あー、怪我はもう良いのか?
悪ィ。ホントはもう少し気の利いた聞き方だとかあるかもしれねーが、どうにもな。

守ってやりたいって思ってるのに守れない。
そんなのは二度と御免だ。
もしまだ戦う意志があるのなら今度は守って見せる、絶対に。

って、ホント何言ってんだろうな。
リースリット・エウリア・ファーレル(p3p001984)
終焉語り
【B】
ラビ(p3n000027)

通りでたまたま見かけたラビさんを誘って、近くのカフェに入って人心地
温かいミルクティで温まりつつ軽食を採りつつ

「ラビさんがローレットに来てから、もうすぐ一年かな。シャイネン・ナハトは初めてですよね」
確か、2月の頃でしたか
ラビさんを保護する事になった一件があったのは……
「まあ、私も王都でシャイネン・ナハトを迎えるのは初めてなのですけど。……ラビさんは、こういう祭事は経験ありますか?」

確か、彼女は旅人だった筈
一年が過ぎれば、この世界での一年の間に有る事はほぼ体験出来た事になる
そうしたら、恒例の物事で戸惑う事も無くなる筈
「それにしても……良かった、馴染めているようで」
鬼桜 雪之丞(p3p002312)
守護天鬼
【D】

喧騒から離れ、王都の塔など、高所から夜景を眺めましょう
本来の、雪鬼の姿に戻れば、影響されど、気温そのものを感じる身体ではありませんから

争わぬ。その唯一つの願いの元にある平和な光景
本当に、幻想のようですね

少し独りにならねば、忘れてしまうものですね
鬼が人と交わるなどと、本当に、幻想のようです

友人と言える方々が増えました
縁を結んた方々が増えました

氷鈴を鳴らし、過去に想いを馳せます

「藤原の。今の拙を貴公が見れば、何と言うでしょうか」

少しは、人に近づいているでしょうか
もう世には居ない人間の事なのに、「馬鹿だなぁ」と、あの声が聞こえてくる気がします
生きていれば斬りに向かうところです
これも幻想、ですね
ヨルムンガンド(p3p002370)
聡慧のラピスラズリ
【D】
帰り道に癖で星空を眺めながら物思いに耽る

聖女の反転による平和ももうすぐ終わりか…
この混沌の世界に伝わる話だ…全てが作り話ではないのだろうなぁ…
聖女が生きてるなら…何を想い、この空を見上げているんだろうか…

力や夢を追い求め反転…
私の身近な仲間もそうだった…誰もがきっと、簡単には呼び声に勝てないのだな…
旅人の私もいつか心揺さぶられる呼び声を聞く事もあるのだろうか…

魔種となった仲間や命を落とした、落としかけた仲間達が居る事をふと思い出してしまう
平和を願った聖女は…こんな世界をどう思うのだろうか…
夜が明ければまた争いは起こるだろうなぁ…
私も…大事なモノだけでも守れるように…強くならなきゃな…
ルーミニス・アルトリウス(p3p002760)
不屈の紫銀
【A】
クロバ(p3p000145)とパーティの買い出しに色々見て回るわ!
何だかクロバは馴染みがないみたいだけど…
こうして仲間と歩いたり、パーティで祝ったりするには平和な方がいいのよ!
夜空も綺麗で、空気も澄んだ感じがするし!
それにいつも血塗れ傷だらけな相棒はこういう日じゃないと買い物とか付き合ってくれないでしょ?
あ、それはアタシも似たようなものだったわね!(笑いながらクロバの背中バンバン

ん、気になる物でもあったの?(足を止めるクロバに気付き
煌びやかなお店ね…って、プレゼント?(目丸くして
「フフ…素直に嬉しいわ。輝かんばかりの、この夜に。ずっと大事にさせてもらうわね」(優しく笑って

アドリブ歓迎
藤野 蛍(p3p003861)
いいんちょ
【B】
桜咲 珠緒(p3p004426)

キラキラ綺麗でちょっとはしゃぎすぎたかな
桜咲さん疲れてない?
ここでゆっくり一休みしましょ

ボクはココアで

誘った時に約束した交換用のプレゼント、上手く買えた?
ボクはバッチリ
それ買う時はお互い内緒にしたけど、桜咲さんに喜んでほしくて一生懸命選んだから、楽しみにしててね!

他にも色々回ったよね
これ、あの本屋で買った『治癒魔法と医療・序論』
魔法なんて非常識で便利なものがあるんだもの
不可能を可能にする道も…

ん、ココア甘くて美味しい
ほっとするわ
桜咲さんの穏やかな笑顔みたい

その子達、気になってたのよね
練達製ってことは、ロボットなのかしら
可愛らしいわ…
これからよろしくね!
ルチアーノ・グレコ(p3p004260)
Calm Bringer
【D】
ノースポール(p3p004381)

ポーとルミネル広場へ
夕暮れ時も綺麗だね
これからライトアップの時間かな?
寒くても二人でくっついていれば暖かいね

見上げているツリーを空から見下ろすの?面白いね
それに素敵な発想だね!
ポーと手を繋いで、飛び方を学びながら飛行するよ
空を飛べるようになるなんて、地球では夢にも思わなかったな

凄いね…地上も星空も、宝石が散りばめられているみたいだよ
そういえば、去年の今頃は
別々の時間を過ごしていたんだね
今年はポーとこんな素敵な時間を過ごすことができて僕も嬉しいよ

微笑んだポーが愛おしくなって、頬にそっとキスを落とすよ
うん、来年も再来年もずっと一緒に沢山の場所を見て回ろうね!
ノースポール(p3p004381)
白金のひとつ星
【D】
ルチアーノ・グレコ(p3p004260)
2人でルミネル広場へ

わぁ……!とっても綺麗だね!
日が沈む程に輝きを増す光景に
そわそわしつつも
人混みで逸れないようにルークの腕に抱きつく
えへへ、あったかい♪

ツリーを見上げながら、ひとつ提案
ね、ルーク。この場所を空から見たら、もっと綺麗だと思わない?
「白雪の翼」を広げ、ルークの手を取りゆっくり上昇
飛行に不慣れな彼をリードしてあげよう
ツリーや建物を越えてしまえば、そこは星に包まれた空間

凄いね、空から見るとこんなに綺麗なんだ……!
ルークの手をぎゅっと握って微笑みかける
こうして一緒に、素敵な景色を眺めることができて
本当に嬉しいよ
来年も、いろんな所に行こうね!
アーリア・スピリッツ(p3p004400)
宵越しのパンドラは持たない
【A】
ラドクリフ通りで買い物
ソロ参加

一人買い物。
賑やかな街並みや飾り付けに、ちょっとわくわくしながらも一人なことがちょっぴり寂しいなぁんて。

でも、今日は誰かをお誘いするわけにはいかないの!
だって、その……気になる人、というか、なんというか。そう。そういう人へのプレゼントを探しに来たのだもの。
寒がりな彼だけど、冬だって色んなところに一緒に出かけたいじゃない…!

と、いうことで通りで服飾雑貨を物色。
マフラーか、帽子か、手袋か。
うんうん唸りながら、通りを行ったり来たりするわぁ。
あれもこれも、身に着けた姿を想像しては頬が緩んでしまいそう!
……うん、これに決めたわぁ!
(何を買ったかは、GMさんにお任せ)
桜咲 珠緒(p3p004426)

【B】
藤野 蛍(p3p003861)

動き続けている間は、気が張って大丈夫ですが
一度休むとガタっとくるやもです
しかし休まないのも、それはそれで厳しく
……ミルクティをいただきます
できれば濃い紅茶と温かいミルクを分けてもらい、調整しつつ

贈り物を交換、というのは、かつてはなかった発想でした
いくつかの催しで、ようやく慣れてきた感です
喜んでいただけると、よいのですが

魔法
桜咲の故郷では術式と呼びますが
未経験の方には非常識なのですね
とはいえ、論じられるとおり、理屈はあり、万能ではないのです

練達の方々が試みられているようなので、
いずれ触れてみるのもよさそうです

そうそう、この子達(お手伝いロボ)も練達製なのですよ
メイメイ・ルー(p3p004460)
さまようこひつじ
【A】
ラドクリフ通りでお買い物。
ぬくぬくと、あたたかい装いで寒さ対策もばっちり、です。
シャイネン・ナハトの限定お菓子を求めて、あちらこちらに目移りしながらぐるぐると。
(どれも、かわいい…ですね…そして、美味しそう…)

たくさん買う内のほとんどは、わたしの分、ですが…
お世話になっている、人たちへの贈り物も。
喜ぶ顔を、思い浮かべながら…。


※アドリブ・絡み歓迎
※言葉は少なめですがコミュニケーションを取ろうと努力
ハロルド(p3p004465)
ざんげちゃん(偽)
【C】

●心情
……何となく落ち着かない気分だ。バーにでも飲みに行くか。

●行動
ふと、俺以外の客が「シャイネンナハトの御伽噺」とやらを語っているのが聞こえてきた。それにより落ち着かない気分の正体を悟る。

(“悪魔”に身を捧げて平和をもたらした聖女、か……)

かつて、誰よりも世界の平和を願っていた聖女がいた。月明かりが照らす神殿で、何度も逢瀬を重ねた少女だ。そして……その少女は聖剣を完成させるために命を捧げた。

俺は、聖剣で魔族を皆殺しにするという“悪魔”のような所業で世界に平和をもたらした。御伽噺を聞いて、そんなことを思った。

(……今さら何を感傷に浸っている。俺らしくもない)

●備考
アドリブ歓迎
アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)
希望の蒼穹
【2】
アリス・フィン・アーデルハイド(p3p005015)

アリス君と一緒にカフェにお出かけ!
ふふ、いつも色々遊んでいるけど、偶にはゆっくりするのもいいよね

えーっと、私は温かいアップルティーと……
この蜜柑風味のチーズケーキを!

輝かんばかりのこの夜に!
うんうん、やっぱりこの時期はケーキだね!
アリス君の頼んだものは、ケーキもココアも甘そうで、とても幸せな気分になれそうだね!

ケーキの交換、いいねいいね!
私のはちょっと甘酸っぱいけどお口に合うかな?でも美味しいよ!
なんだか、幸せを分かち合ってるって感じが嬉しいな
ふふ、ちょっと大袈裟かもしれないけれど!
よし、まだ食べられそうならもう一個くらい、別の幸せを!
アマリリス(p3p004731)
銀凛の騎士
【A】
コーデリア(p3p006255)さまと

プレゼントを交換するという風習があるといいますね
友人や恋人にプレゼントを買おうと思いましたが
何を買えば宜しいのでしょう、コーデリアさま

これとかどうですか!
手の置物ですかね、術具になりそうです
これは、占いの水晶玉か。鈍器になりますね
こちらの鉄板は銃弾を跳ね返せそうですね

迷います
コーデリアさま、この三択
どれがよろしいですか?
えっそうなのです?いつどこでだれに…なるほど納得です

はわ、良いのですか!
このアマリリス、いえ、ジャンヌにそのようなものを!
大事にします、ありがとうございます!!
何を入れましょう

戦いから…そうかもしれません
ここは天義ではないですもんね…
アリス・フィン・アーデルハイド(p3p005015)
煌きのハイドランジア
【B】
アレクシア・アトリー・アバークロンビー(p3p004630)

えへへー、アレクシアさんとカフェにお出掛けだーっ!

こうしてお出掛けでのんびするのって、
思い返せば随分久しぶりって言うか、初めてなのかな?

あ、店員さんっ!
チョコレートケーキとホットココアを一つお願いしますっ!
後、軽く摘まめるのと、アレクシアさんは何にする?

えへへ、クリスマス…じゃなかった!
シャイネンナハトって言ったらやっぱりケーキだよね?
いっただっきまーすっ!

んーっ! 美味しいっ!
アレクシアさんの方はどう?
そっかー…よしっ!
ねっ、アレクシアさんっ!
私のケーキと交換するのはどうかな?
美味しい物とか素敵なモノって分かち合いたいもんっ!
クリスティアン=リクセト=エードルンド(p3p005082)
トーンいらず
【C】レストランやバーでロマンチックに
絡み・アドリブ歓迎

バーのカウンターでちょっとカッコつけてお酒を飲む。
「やあ、マスター。この店のオススメを貰えるかい?」
「こんな幸せに満ちた夜は、静かに飲むのも悪くないと思うんだ。」

見知った顔orソロの女性がいれば、「あちらのお客様からです。」をやってみたい!
(やった場合は、ばっちりウインクを決める)
津久見・弥恵(p3p005208)
月影の舞姫
【A】

ジルバプラッツ通りでお洋服を見て見たいと思いまして
今年の冬はほんとに寒いですからね
踊り子ですので動き安い服装が多いですが、これでも舞姫、つまりはお姫様

まぁ、ようは冬らしいお洒落も楽しみたいのです♪
質は上質に、色合いはシックに
店員様には今年の流行りも伺いつつ、おや、今年はこういう物が流行っておるのですね
戦乱も忘れて一時の安らぎとても素敵です

さて、私が見繕うのは黒のロングスカートに白のブラウス
髪を降ろして背筋を伸ばせば歩く姿は百合の華にございましょう

ふふ、お声をかけられましたら優雅に断りつつ、にこやかないひと時を過ごしましょう
ミルキィ・クレム・シフォン(p3p006098)
見習いパティシエ
【A】
同行者:鴉羽・九鬼(p3p006158)

シャイネン・ナハトの時期だからかどこも賑わっているね!
九鬼ちゃん、今日はとことんお店見て回っちゃおう♪

行先:ラドクリフ通り
お、このお店可愛らしい小物がいろいろおいてあるね☆
ティーセットがほしいから、いいティーセットがないかチェックチェック♪
一個は自分用、もう一個は九鬼ちゃんにプレゼント用で買う予定なんだ☆
えへへ、お揃いのティーセットってなんかいいよね!
今度とっておきの紅茶とお菓子用意してお茶会やってみようね☆
ボク特製のミルクレープはすっごく美味しいよ♪
鴉羽・九鬼(p3p006158)
Life is fragile
【A】
同行:ミルキィ・クレム・シフォン(p3p006098)

ミルキィさんとラドクリフ通りでお買い物しようと思います…!
「わぁ…にぎわってますね…!」
お財布さん落としたりしないように気を付けないと…!(首に掛けてある財布をぎゅっと握り)

「わぁ…!可愛い物が沢山置いてありますね…!」(ミルキィさんとお店に入り、一緒にはしゃぐ)
そうだ、折角だし何かプレゼントを贈らせて貰おうかな…!
インに意見を聞きつつ…いや、ダメそうですね(人魂を見るがセンス合わなさそうなのですぐそっぽ向く)
やっぱり、プレゼントは自分で選ばないと…(黄色の柄が主体の可愛らしいお皿を選ぶ
「えへへ、お揃いのお皿をプレゼントです…!」
コーデリア・ハーグリーブス(p3p006255)
信仰者
【A】
アマリリス(p3p004731)

あのですね、アマリリスさん
今日は聖夜ですよ?混沌でも貴重な争いの絶える夜なのですよ?
その贈り物が術具や鈍器や防弾板で相応しいと思いますか?

贈り物を決めるには、何時、誰に、どういう想いを込めて送るのかが大事です
大体こういうのは貴族の私が貴女のような一般の方に尋ねるのが普通では?

それと……他人ばかり気にしているようですが。
……今日はお誕生日でしたよね。"ジャンヌ"さんの
私からはこちらのロケットを送らせていただきます
何を入れるかは自由ですが……できれば日々のささやかな幸せを思い起こせるものであればと思います
もう少し、戦いから身を離した方が良いですよ、貴女

リプレイ


 オールド・ラズベリーに染まる空はもうすぐ夜がやって来るしるし。
 一番星を見つけてはしゃぐ子供の声があたりに響き渡る。

 夕暮れ時のルミネル広場にポーとルークが寄り添い合っていた。
「これからライトアップの時間かな?」
 夜が濃くなるにつれて魔法の輝きが増していく。
 その光景にポーはそわそわして。ルークの腕に抱きついた。
「えへへ、あったかい♪」

 ツリーを見上げてポーは云う。
「ね、ルーク。この場所を空から見たら、もっと綺麗だと思わない?」
 ふわりと広がる白雪の翼。
「空から見下ろすの?面白いね。それに素敵な発想だね!」
 彼の手を取って。ゆっくりと上昇していくふたり。
 地上の明かりがどんどん遠くなって星に包まれる。
「凄いね、空から見るとこんなに綺麗なんだ……!」
「地上も星空も、宝石が散りばめられているみたいだよ」
 ラピスラズリの空と魔法の明かり。宝石箱の様に煌めいていた。
 去年の今頃は別々の道を歩んでいたというのに。
 今は二人で一緒に居る――
 幸せに微笑んだ彼女へキスを落として。
 この先ずっと一緒に。沢山の思い出を紡いで行こうと誓い合う。

「わぁ……にぎわってますね……!」
 九鬼は大勢の人が歩くラドクリフ通りを見渡して声をあげた。
(気をつけないと……!)
 首にかけてあるお財布をぎゅっと握った九鬼は、隣のミルキィを見つめた。
「シャイネン・ナハトの時期だからどこも賑わっているね!」
 笑顔で九鬼を見つめ返すミルキィ。

 二人は雑貨屋の前を覗き込んで目を輝かせる。
「わぁ……!」
 キラキラと目に映るもの全て素敵な宝物に思える空間。
「折角だし何かプレゼントを贈らせて貰おうかな……!」
 九鬼は傍らの人魂を見遣るが、こういった華美なものは向かないだろうと視線を逸し。
「やっぱりプレゼントは自分で選ばないと」
 黄色の柄が入った可愛い皿を手に取る九鬼。ミルキィはティーセットを手に取り笑顔を綻ばせた。
「えへへ、お揃いのティーセットってなんかいいよね!」
 とっておきの紅茶とお菓子で飾るお茶会はどんなに楽しいだろうか。
 ミルクレープはきっと絶品に違いない。

「……後はスープとパンと」
 琥珀色の瞳がリゲルを見上げる。暖かい格好で防寒は万全だけど、少し耳が寒そうだ。
「……あ、今年のメインはローストビーフにしようかと思っているけど、リゲルは他に食べたいのあるか?」
「ラインナップが十分すぎていうことなしだよ。流石はポテトだな!」
 片方の手に荷物を持って。もう片方はお互いの手を握っている。
 シャイネン・ナハトは特別な夜だけど。こうして相談をしながら歩く町並み。他愛ない会話がくすぐったくも愛おしく幸せに満ちていた。
 買い物を終わらせて、少しだけ寄り道。ルミネル広場のツリーはとても大きく、綺羅びやかな魔法でドレスアップされている。
「わぁ……」
 ポテトの瞳に魔法の光が写り込んだ。その表情を見ているだけでリゲルは嬉しくなってしまう。
「リゲルと一緒に見れて良かった……有難う」
「俺もポテトと一緒に見ることが出来て嬉しいよ」
 星の青年は愛しき精霊の指を優しく握る。
 これからも沢山の思い出を重ねて。共に歩いて行こう――

 アマリリスは目の前の品物をじっと見つめていた。
 手の置物、占いの水晶玉に頑丈な鉄板。
「迷います。コーデリアさま、この三択どれがよろしいですか?」
 くるりと振り返った彼女の純粋な眼差しにコーデリアは頭を抱える。
「あのですね、アマリリスさん。今日は聖夜ですよ? 混沌でも貴重な争いの絶える夜なのですよ?」
「はい」
「その贈り物が術具や鈍器や防弾板で相応しいと思いますか?」
「ええと……」
 赤い視線が地面に落ちる。
「贈り物を決めるには、何時、誰に、どういう想いを込めて送るのかが大事です」
 コーデリアの言葉に頬を染めて成る程と頷くアマリリス。

「……今日はお誕生日でしたよね。ジャンヌさんの」
 ロケットを取り出したコーデリアは彼女の手にプレゼントを置いた。
「はわ、良いのですか! このアマリリス、いえ、ジャンヌにそのようなものを!」
 大事にしますとロケットと共に胸に手を当てるアマリリス。
 願わくば――戦いの乙女たる彼女だからこそ。日々のささやかな幸せを思い出せるものを入れてほしいとコーデリアは思うのだ。

 飴色の石畳が伸びるジルバプラッツ通りに弥恵は足を伸ばす。
「今年の冬はほんとに寒いですからね」
 動きやすい服も大事だが、舞姫たる華やかさは忘れてはならない。
 弥恵にとってお洒落は大事な事柄の一つなのだ。
 今年の流行りはどうだろうかと店員に聞いて。袖を通すは白いブラウス。
 黒基調のロングスカートはアシンメトリーに布を合わせ、一部に銀のストライプが程よく引かれる。
 黒曜石の髪を下ろし、しなやかに歩く様は百合の花を思わせる。

 ヴェッラは吸い込まれるようにプリマヴェーラ通りに向かう。
「おや」
 店の前で心惹かれるそれを手に取り柘榴石の瞳を細めた。
 橙の灯火に透かせばゆらりと煌めく反射光。
「これは良きものじゃ……」
 胡散臭い店が並ぶガラクタの中から彼女が見つけ出したのは美しい江戸切子――
 瞳と同じ紅い色。
 次はお土産選び。実用性より思い出になるものを。
 紙風船か砂時計か。渡した時の反応を想像するだけで笑みが溢れるというものだ。

 メイメイはぬくぬくの暖かいコートに身を包みシャイネン・ナハトのお菓子を探していた。
 ランプに照らされたお菓子達にメイメイは心を奪われる。
(どれも、かわいい……ですね……そして、美味しそう……)
 腕の中に溢れるお菓子。チョコにクッキー、マシュマロ、キャンディ。
 お世話になっている人たちへの贈り物――喜ぶ顔が浮かぶよう。
 嬉しそうなメイメイを視界に捉えたアーリアは優しく微笑んだ。
 誰かが喜んでいるとわくわくしてくる。それは幸せの伝播。
「でも……」
 今は誰かを誘うわけにはいかない。だって、大切な人へのプレゼント探しだから。
 マフラーか帽子か手袋か。
 アーリアは通りを往復しながら一つの店に入る。
 寒がりでお洒落な彼にぴったりのミトンの手袋。可愛いぼんぼりの付いた柔らかい毛糸。
「……うん、これに決めたわぁ!」
 身につけた姿を想像すれば自然と笑顔になってしまうのだ。

「”輝かんばかりのこの夜に”か」
 クロバは星降る夜空を見上げて白い息を吐く。
 戦場が日常。平和が非日常の彼にとって、こうしてゆっくりと歩く時間は何処か落ち着かない。
「こうして仲間と歩いたり、パーティで祝ったりするには平和な方がいいのよ!」
 彼の思いを察して明るい声を上げるルーミニス。
「夜空も綺麗で、空気も澄んだ感じがするし! それに……」
 少しは笑うようになった相棒はこんな日でなければ捕まえる事ができない。
 刃を血で濡らしているその手を止める事が出来る。それはきっとお互いが少し成長した証。
 笑いながらクロバの背をバンバンと叩くルーミニス。

 クロバの瞳が露店に注がれる。
「ん、気になる物でもあったの?」
 立ち止まった彼が手に取った満月と新月、白銀と黒の二つのペンダントを少女は見つめる。
 そのまま白銀のペンダントを少女の手に落とす青年。
「ほら、メリー……いや、輝かんばかりのこの夜に」
「フフ……素直に嬉しいわ。ずっと大事にさせてもらうわね」
 穏やかな彼女の笑顔は。まるで白銀の満月の様に輝いて――


 大怪我を負ったアルエットを心配してルル家は少女が居るカフェへと入る。
 声を掛けて良いか迷い。頭を振ってエメラルドの瞳を前へ向けた。
「アルエット殿! お加減は如何ですか!」
 ずばっと。対面の椅子に腰掛けたルル家。
「わわ。ルル家さん。アルエットは大丈夫よ。それよりルル家さんの傷は大丈夫かしら?」
 小首を傾げたアルエットにルル家は大げさに胸を張る。
「えぇ、拙者は大丈夫です! 無敵です! それに拙者は慣れてますから!」
 過酷な経験をした幼いアルエットが落ち込まないように。ルル家は明るい笑顔を少女にもたらす。同じ戦場を共にした仲間の笑顔は何よりの特効薬だろう。
 
「今度なんか本がいっぱい売ってるイベント? にいってくるのでアルエット殿が喜ぶ本を手に入れてみせます! お仕事優先ではありますが! 必ず!」
 食い気味に指切りを取り付けるルル家にアルエットは嬉しそうに笑顔で頷いた。

 その二人の様子を遠くの席で見守っているのはレイチェルだ。
 アルエットを危険な目に合わせたという負い目から。少女の前に出ていくのは気が引けるのだと言うレイチェルにシグは文句を言うこと無く付き合っている。
 そんなシグの優しさにレイチェルは安らぎを覚えていた。彼が居なければ負い目から自分を責め立てていたかもしれない。
 ルル家と共に笑顔を見せるアルエットに安堵の吐息を漏らしたレイチェルは恋人に向き直った。
「って、レモネードになってる」
「ちょっとした悪戯だ」
 元気付ける為の可愛い悪戯に口の端を上げる。
「なぁ……シグ。俺、もっと強くなりてぇンだ。どうやったらもっと強くなれる?」
「私は強いと、お前さんは思うか?」
 強き者の心の内側。
「んー、その解が浮かぶ時点で。シグは俺より『強い』と思うぞ」
「……私は弱い」
 常に己を見つめ。冷静にあれと課すのは弱さを知っているから。
「故に『勝てる法』を考えるのだ。……お前さんや、仲間たちと共に……な?」
 これからも共に在るために――

「ここでゆっくり一休みしましょ」
 キラキラと輝く街は眩しくて。蛍と珠緒はカフェに入る。
 ココアとミルクティの香りが二人の鼻孔を擽る。
「誘った時に約束した交換用のプレゼント、上手く買えた?」
 蛍の問いに微笑んだ珠緒は少し思考の渦へ想いを馳せる。
 かつての自分はお互いにプレゼントを選び、贈り合うこと。そんなこと思いつきもしなかった。
 否、そんな事を考えている余地すら無かったのだ。
 けれど、この世界に来て沢山の人と――蛍と出会い。思い出を重ねて来た。
「喜んでいただけるといいのですが」
 そう心から思える相手が目の前に居る幸福。
「桜咲さんに喜んでほしくて一生懸命選んだから、楽しみにしててね!」
 屈託なく笑う蛍に心が和む。思い出話は進んでいく。
「これ、あの本屋で買った『治癒魔法と医療・序論』魔法なんて非常識で便利なものがあるんだもの
不可能を可能にする道も……」
「論じられるとおり、理屈はあり、万能ではないのです」
 練達製のお手伝いロボットを可愛いと撫でる蛍に珠緒は穏やかに微笑んだ。

 アレクシアとアリスは二人で仲良くカフェに入っていく。
「えへへー」
「ふふ、いつも色々遊んでいるけど、偶にはゆっくりするのもいいよね」
 アリスが笑えばアレクシアも笑顔を返す。
「あ、店員さんっ! チョコレートケーキとホットココアを一つお願いしますっ! 後、軽く摘まめるのと、アレクシアさんは何にする?」
「えーっと、私は温かいアップルティーと……この蜜柑風味のチーズケーキを!」
 レースのカーテンで仕切られたカフェのテーブルは、人目を気にせず寛げる空間だ。
 運ばれてきたチョコケーキとココアの香りに蜂蜜とアップルの甘さが漂う。
 二人だけの素敵なひととき。
「えへへ、クリスマス……じゃなかった! シャイネンナハトって言ったらやっぱりケーキだよね? いっただっきまーすっ!」
 アリスが可愛いフォークでチョコケーキを掬った。
 その様子をアレクシアは目を細めて見つめる。幸せそうでこっちまで嬉しくなってしまうから。

 ケーキの交換をして。お互い同じ味を共に食べる。
 それは、幸せを分かち合う素敵な時間――

 リースリットとラビはカフェで温かいミルクティを飲んでいた。
「ラビさんがローレットに来てから、もうすぐ一年かな。シャイネン・ナハトは初めてですよね」
 こくりと頷いた幼女。彼女を保護する事になった依頼から一年。
「まあ、私も王都でシャイネン・ナハトを迎えるのは初めてなのですけど。……ラビさんは、こういう祭事は経験ありますか?」
 ラビは旅人だ。元の世界でも祭事は有ったのかとリースリットは問うて。
「殆ど眠っていた、です」
 情報。特に色彩を食らって。揺蕩う世界意思として存在していた。下位世界の色を全て奪った事もある。そして、その世界の次代の英雄によって滅ぼされた。
「気づいたら、此処にいました」
 この世界は濃密な情報で満ちていて。降り立った瞬間から好きになった。

「それにしても……良かった、馴染めているようで」
「ありがと、です」
 リースリットの指にぽんと手を添えて。無表情がほんのり笑顔に綻んだ。

「よっ、久しぶり」
 掛けられた声に顔を上げれば勇司の姿があった。
 先の戦いでアルエットに辛い経験をさせてしまったから。声の掛けづらさはあった。けれど、勇司は此処に来た。
「あ、勇司さん。ここ、どうぞなの」
 ぽふぽふと二人掛けのソファの片側を譲る少女。
 深めのソファに身体を沈め、勇司はケーキとミルクティを二人分注文する。
 遠慮がちに見つめるアルエットに同席させてもらったお礼だと言って。
「それで……あー、怪我はもう良いのか?」
「えっと」
 一瞬戸惑う表情を見せた少女。
「悪ィ。ホントはもう少し気の利いた聞き方だとかあるかもしれねーが、どうにもな」
「ううん。大丈夫よ。ちょっと違和感があるけど大丈夫なの。だからね、心配しないで」
 笑顔でふわふわと白い羽根を広げて見せる雲雀。危うく儚いけれどその心は折れてはいない。

 ――守ってやりたいって思ってるのに守れない。そんなのは二度と御免だ。

「今度は守って見せる、絶対に」
 赤の憧憬は真っ直ぐにアルエットを見つめていた。


 明かりを落としたバーは大人の時間。
 クリスティアンはカウンターに座りキール・ロワイヤルを手にとった。
「こんな幸せに満ちた夜は、静かに飲むのも悪くないと思うんだ」
 ルビーの色をしたカクテルを揺らし、視線を上げると奥の方にラビが座っていた。
 彼女の前にシャーリーテンプルが置かれる。
「あちらのお客様からです」
 クリスティアンはラビにばっちりウィンクを決めた。

 十夜はウィスキーを片手に窓の外を眺めていた。
 目に映る人々は仲睦まじく手を繋いで歩いていく者たちばかりで。
(最後に誰かとこの日を過ごしたのは……もう何年前だったかねぇ)
 この歳まで生きてきて、良い思い出は確かにあったはずなのに。
 さりとて。
 あの日から。揺蕩う波間、暗い海の底から出られずにいるのだろう。
 其処に向き合う事すら出来ず、只々――水面に手を伸ばしている。
 琥珀酒を飲み干して。冷たい目をした己には気づかない。

 何処から聞こえてくる聖夜の御伽噺に黒曜石の瞳を伏せたハロルド。
(“悪魔”に身を捧げて平和をもたらした聖女、か……)
 誰よりも世界の平和を願った聖女が居た。かつて、月明かりが照らす神殿で何度も逢瀬を重ねた少女の微笑みが浮かぶ。聖剣を完成させるため命を捧げた、彼女の声が耳の奥で木霊する。
 聖剣(かのじょのいのち)で魔族を皆殺しにした。“悪魔”の様な所業で平和を齎した英雄。
(何を今さら……)
 御伽噺に英雄の古傷が僅かに痛んだ。

 サティはウィルの手を引いてルミネル広場へと歩いていく。
 流れる町並みは魔法の光で照らされていつもより幻想的。
 そこはきっと――地上の星空。
 ツリーの前に立ったサティは勿体ぶる様に後ろに隠した包みを触る。
 今にも照れて笑い出しそうな彼女に。耐えきれなくなったのは彼の方。
 彼の笑顔にサティも吹き出して。

「ウィル、準備はいい?」
「ああ、いつでもいいぞ」

「せぇの!」「せーのっ」

 サティが包みを開ければ。中央に瑠璃をあしらった輝く星の意匠のブローチ。
 手のひらにラファエロ・ブルーの輝き。金の星を閉じ込めた深いあおいろ。
 ウィルからの星降る夜の贈り物。
「わぁ……!」
 頬を染めて星のブローチを胸元に飾るサティ。
「ね、ね、にあうかな!」
「……ああ。思った通りよく似合ってる」
 彼の手の中にあるのは鴉の意匠を施した懐中時計。
「きみの『郵便屋さん』にそっくりでしょ」
「格好良いな」
 ランタンの明かりに懐中時計を照らせば、上質な金属の反射が伺える。
「大事にするよ、ありがとう」
「ありがとう、僕も大切にするね」

 街の明かりが眼下に見える時計塔の上。雪之丞は平和な光景に目を細めた。氷鈴を鳴らし想いを馳せる。雪鬼の姿ならば寒さも感じない。
 かつての自分ならば想像も出来ない程、穏やかな日々。
 友人と言える人々。縁を結んだ人々。
「藤原の。今の拙を貴公が見れば、何と言うでしょうか」
 少しは人に近づいているだろうかと問えば、「馬鹿だなぁ」と懐かしい声が聞こえてくるようで。
 星降る夜は幻想に満ちているのだろう。

 ラピスラズリの星空を眺めるヨルムンガンドは物思いに耽る。
 星降る夜の平和ももうすぐ終わり。
 御伽噺の聖女は何を想い、この空を眺めていただろうか。
 反転してまで叶えたい夢。
 彼女の親しい仲間も『向こう側』へ行ってしまった。
 簡単には勝てない呼び声。自分もそれを聞く事があるのだろうかと金の瞳を伏せる。
 戦いは残酷で。命が簡単に散ってしまう。
 平和を願った聖女は。
「……こんな世界をどう思うのだろうか」
 夜明けが来れば戦いの日々が戻って来る。
 大切なものだけは守れるように――強くならなきゃな。

 星空には小さなスターレットが仄かにきらめいて。聖夜はゆっくりと更けていく。

成否

成功

MVP

なし

状態異常

なし

あとがき

 お疲れ様でした。如何だったでしょうか。
 あなただけの小さなスターレットを見つけることが出来たでしょうか。

 ご参加ありがとうございました。

 称号獲得
 夢見 ルル家(p3p000016):強靭たるエメラルド
 ヴェッラ・シルネスタ・ルネライト(p3p000171):紅玉切子
 津久見・弥恵(p3p005208):銀月の舞姫
 ミルキィ・クレム・シフォン(p3p006098):Bonbon au lait

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