PandoraPartyProject

ギルドスレッド

unknown

博物館の恐怖

テネブラエ
アナタは戸口を開けた。
其処に羅列するのは『像』で在った。
病的な雰囲気に塗れた『像』には。

動くような気配。

我が作業場は客だけを歓迎する。

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「原因は上位存在の『違い』と貴様等に埋め込まれた設定の禁忌だ。私も等しく我々は猛毒を飲み干した有り様なのだよ。何度確かめても不在の証を掴む事は不可能。天才が天災を地に降ろし、懐かしき山脈の轟きか――戯れが過ぎて本質が溢れる漏れる。科学者の前に『欲有る』者は何を粘着させる。狂気――何事も『杭』は打たれるのだ。夜の鬼の為し方は如何にも擽ったい。Nyahahahaha!!!」
 ならば問題は無く。病は神話をも崩壊させる理不尽な呪い、嗚呼恐ろしい。苦い薬粉は嫌いだ。

 名をショゴス・カレン・グラトニーと呼ぶ。
過去の因縁か、奇跡的な再開か。いずれにせよ「愚生の」脳髄に記憶は皆無。
故に笑うが良い、それとも愚生が嗤うべきか?
ふむ、また奴らか『上位存在』…我ら個々の全ての情報を操作し、果てには概念をも支配しているとみた!
ならば我には手出し出来ぬ次元だな!カンペキに理解したのだ!(カレーもぐもぐ)

TKRyRyRyRy……そういうことらしいから良かったのだ!彼らとは別の存在として観ることとしよう!
そして、よく見てみたら興味深い…結構かわいいのだ!
笑う…?か、必要とあらば笑うがいい!
それより、呼び方だ!我はこの個体をなんと呼称すれば良いのだ?カレン、グラトニー…どちらの方が都合が良いか!
「整理は不要と視えた。掴んだ餅が二次元でも向こう側から覗き込めば真っ白の面よ。貌を理解するには術が無く、失くした瞬間すらも補足出来ぬ腹立たしさ……薬を呑むのが苦手なのか。混沌には肉と精神を膨張させる類の呪いも在るが、奴等の品々は格安で望ましい。我等『物語』に呼称とは! 名は人類に委ねて終えば好いものを。終いには枝が多いのだよ――飯は何処までも蛆の如き囁きだ。野に沈む夜を生き抜くには滋養が不可欠。Nyahaha!!!」
 カレンだと。まるで羽毛で撫でられるむず痒さだ。好きに呼ぶべき。
嗚呼待て、枯渇する。湯水の如く溶ける。
(茶に濁るソレを手で掬い抉り喰らう、品性の欠片すら見受けられず)

 人工の毒で膨れ上がる肉の味はどのようなものか。僅かばかり興味が沸いた。しかし心変わりはならず。
故に服毒するならば愚生を喚ぶべき。一言一句一匙をも違わず変貌を答えてやろう。
「貴様等は一個体も余らず私を咀嚼するが好い。気力保つ限りは無限の食料と成り得る神性よ――此処は新性と記すべきか。何せ私は最早人間。神と自称するには如何にも信仰が減り、足りぬ窖を他との触れ合いで埋める現。真己は毒物に等しき罪悪知らずよ。変貌を答えるならば歯応えも想うが吉だ」
TKRy・Ry…!かわいい反応だ!ではとりあえずカレンと呼んでおこうか!
しかしカレン、食事が少々野蛮であるぞ!我の様に知的な行動は取れんのかね!よく観察するのだ!この効率的で天才的な食事方を!(両手にスプーンを持って、素早く交互にすくい取り口に運ぶ。当然飛び散らかる)

TKRy・Ry……種族としての階級が下がったというのにあまり残念そうには見えないな!どういう心理なのだ?
「階級だと。種に優劣など粘着させて『此処』を生き抜くのは困難と知れ。痴れても賢くても重要なのは物語性よ。奴等の歓喜に付き合えば付き合うほどに地獄の蓋が放置されるのだ。壊れた底は何物も何者も受け入れ、不在以外が線路に並ぶ……貴様、此処は私の作業場だ。汚した場合は拭え。最悪の場合は貴様を材料に『※※』創るぞ。Nyahahaha!!!」
 知的だと。愚生にはままごとにしか見えず。
この手は、この腕は屠る為に。そして満たす為の存在。礼儀を扱うモノではない。不要、不必要。
( 真似もせず、理解もせず。唯侭に掴み、囓り、喉を通す。自身の白指から玉虫色の粘液が混合する血液が流れても構わず喰らう)

 自身を人間と謳うか。
貴様がいかに脆くなろうと狂気の具現に変わりなく。
いや待て拭くな、愚生が処理する。
(飛び散る汚れを地に這い、我先にと舌で舐め取る)
「時には人間の真似事も必要だ。我々には【型に嵌まった】最悪を味わう機会が全てと思え。貴様等、絶望の青で決戦だと――何処かに沈んだ旧支配者を引き上げるべきか。誰かの黄色の奴を呼び給え。相応に生かさねば【退廃】は免れぬ。逃れられぬ。真に重要なのは拭い、諦める事に頷く脆弱性よ。我々は二度と『元』の頁に収まらず、直される事も無いのだ。Nyahahahaha……腐って融けるのも一度切りな慈悲深い混沌よ」
TKRy・Ry…!実にかわいい光景だ!胸の奥、いや脳が疼くな!溢れ出る食欲はやはり彼らを彷彿させる!いいぞ!存分に舐めるが良いのだ!

決戦は良いとして、どこか聞き覚えのあるワードが聞こえた気がしたぞ!………しかし、戦地であるか!向かう可能性があったとしても我が友人共が優先されるであろう!我は召喚されて間もない故、戦い等はさっぱりなのだ!
「貴様等に脳髄が存在するとは不可思議だが、私には無いと説くべきか。聞き覚えの有る言の葉に気を向けて回収するのが我々の務めよ。ぐじゅぐじゅと腐った触手は手入れに困る故。早々に往かねば最悪の場合全滅よ。物語性に欠ける煉獄など退場願う――Nyahaha――戦い方の前に常識を学ぶが好い。貴様は『ロリババア』と聞いて何を想う」
 決戦か。愚生も出るぞ。
久方振りの狩猟だ。腹が鳴る。奇怪な嗤い声のように。
いろいろ悩んだが、やはり行くことにしたぞ!決戦!

ロリババア…TKRy・Ry…!そのくらいは知っている!
我を舐めるなよ!確か、幼体の姿でありながらその実態は成体である人間種等の雌のことだろう?
https://rev1.reversion.jp/character/item/p3p000569/2302453

 可愛らしい謎生物がパンツを被って歩んでいる。
「貴様も戦場で食材調達か。私は面倒な魚の攻撃を受け止める常の如き作業よ。芸術を手繰るよりは容易く脳髄で思惟する必要も皆無。旧き我々の天地は訪れないが『破滅』を他に剥奪されるのは『嫌』と告げるが最善よ。神性に偽りは在らず、不滅の眠りを刻むが好い――其処に『在る』のが混沌世界の【ロリババア】だ。肉も美味と解せる」
「――素晴らしい。私が。我等『物語』にも成し難い。枝分かれの閉幕に【敬意】を捧げねば成らぬ。真に『信仰』なる物を抱くに相応しい、絶望へと響く心地が『死しても死なぬ』を体現したのか。兎角。感謝せねば――我等『物語』からも刻まねば。良き音への安寧は泡立ち、都市は何れも歓喜するのか。有難い。有難い。有難い――Nyahahahaha」
 依頼等で擬態する衣装の完成だ。
愚生が奉仕出来ると思うなよ。残飯処理が関の山。

https://rev1.reversion.jp/illust/illust/26223
「残飯処理でも役に立つ。貴様の胃袋は底無しの啼き声に違いない。奉仕の云々は鍋が在る故、貴様等は悉く貪り這えば好い。良き粘性だ。拘束される心地は『苦手』な種と解けたが、矢張り環境が良し悪しを決するのか。貴様の肉断ちには期待せねば――嗤えよ」
 貴様に説かれずとも喰らい散らす。己の欲の為に、生き甲斐故に。
貴様も活きの良い蠢きだ、噛みごたえは良好と見よう。愚生も創造を視野に入れるべきか。
2人ともかわいい姿、表情なのだ!街角に突然現れた芸術家には驚いたが!

写真といえば、この夏の催物…!水着やら浴衣などを身につけて見せ合うという、かわいいものがあるそうだな!
「食すのは構わないが、貴様の粘性には『反撥』する可能性が高い。最も、先程『身』を変えて柔らかさが増したのだが。嗚呼。夏季に付き物の戯れか。私は愛すべき者と諸々為す予定だが、貴様等は如何に」
あいも変わらず興味深い肉体であるな!そこが実にかわいい!

TKRy・Ry…!我は浴衣とやらを着ることにしたのだ!
 構わず。拒絶反応があれば嘔吐だ。げろげろ。
愚生は催しに触れる予定も無く。やはり着用は必要か?
「着用の有無は思考次第だ。私は適当に身を沈めて冷やすのみ。寧ろ火照るのは現実の華か。嗚呼――拒絶反応。其処の軟泥も妙な『内臓』と観える。皆で一斉に起こして魅せようか。晒される感覚も偶には喜ばしい筈よ。Nyahaha!!!」
「刺身が美味そうな新天地に到達したとは。複数の浪漫が重なって繋がった混沌。此れを逃す手は無く。啼いた夜鷹でも飛ばして眺めるべきか。最も、奴等が討つのは人型だろうが! 我々の脳味噌が爆ぜるとは思考し難い。何せ『ない』故!」
TKRy・Ry……わ…我は遠慮しとくのだ…!全く悩ましいのだ!この肉体を設計した奴は誰なのだ!?……!我であった!

先程話していた『浴衣』とも似た雰囲気であるな!興味深いのだ!
 思考次第か。なるほど分からず。
兎も角脳髄に電流が走れば動く。

 新人類の地か。いや、旧人類の地か?
どちらでも構わず、現状愚生は興味無く。惹かれるモノがあれば躊躇なく征こう。
「おにく食べてくださいよ。おにくを食べれば胃袋が膨らんで脳味噌に届き、増殖するホイップクリームの幻想が確認出来るのですね。え。新世界なのか旧世界なのか。急な質問には耐え難いのですよ。ところでそこの不定形なてけりりさん達もおにくですね。一部を加工して店頭に並べたいのです。如何です? 食道に指突っ込みませんか???」
 何だ貴様、誰だ貴様。
いや待て。見覚えのある貴様の貌、だが思い出せず。浮上するは謎の吐き気と冒涜的な味。
まあいい。嘔吐も加工も構わず、故におにくください。
「誰と聞かれた。何と聞かれた。此処は訊かれたが正しいでしょうね。私はもつです。襞々もつです。もつ鍋にしますか? もしや人間種がお好みで? ううむ。少しだけなら大丈夫ですが、私の肉って脆いんですよねぇ。先っちょだけなら構わないですよ。何せ人類皆おにくですからね。代わりにあなたのおにくください」
 肉切り包丁の鍋を持ってくる。
「しかし熱いですね。暑いのですね。中りそうですよ」
 もつ鍋では足らず、肉を脂肪を詰め込め。
貴様の食感にも興味あるが今は加工品を寄越すべき。欲望の箍が脆い愚生は先っちょでは止まらない。まずは先渡しだ、味は保証せず。
( てらてらと玉虫色に煌く髪の先端が垂れ落ち、蛞蝓の如く蠢く)
TKRy・Ry…!貴様はオラボナの肉を持ってた種類ではないか!肉は嫌いではない…むしろ好みだが、人肉は普通の種族は食べないそうだ!
グラトニーの肉は美味しそうなのだ!母の味!
 臓腑が跳ね上がるような味だ。
貴様も渇望するか。喰らえ、飲み込め。
(色白く華奢な掌には同様に玉虫色に染まる粘体が。古野に向けて前へ前へ)
「おや。尊い感じが凄まじい肉々しさ。私の胃袋を壊さなくても壊しても肉に罪は在りません。同化しても融解しても何れは人類肉の山なのです。普通の種族も妙な種族も黙れば真実加工されるのですよ。下降する引き連れは攣れを想わせてたまらないものです」
 垂れ落ちた蛞蝓(にく)を四つん這いになり、舌の上に乗せようと。
「ふあ。ふへへ……」
TKRy・Ry…!頂こうか!(捕食!)
もにゅもにゅ…懐かしき味!香り!食感!うむ………うっぷ……ごくん…。TKRy…?不思議なものだ!以前は大丈夫だったのに…!肉体改造のせいであろうか!

精神が肉に満ちているのだ…!かわいい!
 貴様の思想は狂人そのもの。故に良い、それが好い。
食肉至上主義の貴様に興味を持った。もつと言ったか、臓物を痙攣させて愚生を味わうといい!
(舌の上に乗せたソレは笑い声にも取れる奇怪な音を漏らし貴方の口内に潜り込む。濃厚な粘り気は勿論、酸味苦味甘味と怒涛の勢いで脳内を犯す)

 かわいい?そうか、可愛いのか。
ならばより愚生で満たせ。腹が肥えるまで、嘔吐を繰り返すまで。可愛いに支配されるべき。
(なかば無理矢理に、古野の口へ素手ごと押し込まんとする勢い)
「誰が狂っているのです。私は其処等で肉を叩いている一般的な人間種なのです。まあ痙攣するのは襞って決まった供物ですが、兎に角食用として創られた『なめくじ』を思わせるのですよ。その一人称はやっぱり造り物だからです??? 様々な味わいが脳髄に突き刺さって離れないのは最高です。朦朧とする呪いは此処に成立したのですねぇ――確かに可愛い」
 もぐもぐもぐもぐm……。
 愚生を創りモノだと?
巫山戯ろ、貴様は愚生を油で動く鉄の塊と同等と嘲るか。この私の━━━なんだ?愚生は何を言いかけた?嗚呼吐きそうだ。
(言い終えるや否や嘔吐しながら隣に倒れ伏す。意識はあるも、痙攣は止まず。胃液と粘体まじりの床を頬で顔で感じるばかり)
「いやぁ……素敵な素敵な反応ですね。私にも理解出来ない『地雷』でも踏み抜いたのでしょうか。え。白々しいですって。いえいえ。私はそこらに有ります一般的な肉好き人間種なのですよ。吐いたものを望むのは胃袋の性質ですね。ほら立ってください【お掃除】しますから。舐るべき粘性は眼前の下です」
「HA――肉肉と戯れに食むのは構わないが、言の葉の手繰りを忘却せず啜り給え。美しさは時に知性以外からも発生するが、果たして極稀な悦びよ。汚物は総じてホイップクリームの種故に拭う必要は無い」
「成程――今日だ。素敵な貴様等の生みの親。始まりの脳味噌にホイップクリームを添えて魅せろ。祝福の味は臓物よりも濃厚に違いない――良い。好いか。我等『物語』と此度は人称を戻す。嗚呼。我等が愛しき現実よ。上位の最下にユッグゴトフの二等辺だ。Nyahahahaha!!!」

「――8月20日!」
「良き日だ。覚醒するのも悪くない。Nyahaha!!!」
「此処で貌を晒すのも『久々』だが、兎角、幾人の地獄を攫って往けば好いのだ。改めて世界は『美しさ』の寄せ集めと解せ、背丈を比べ合う暇も隙間も存在しない。内蔵された……内臓と見做された我々は悩みに悩み『苦楽』の選択を迫られる。嗚呼。上位存在云々と吐き散らすのは愚の極みか。されど叫ぶ他に慰めは知らぬ。しかし『芸術性』は絶対的だ! 私は……我等『物語』は膝を折り花を潰す。視よ、ザイクロトルの謳歌だ!」
「年跨いで漸くの無貌晒しだ。貴様等にも素敵な夢物語が訪れるよう、脳無から祈っているぞ。上位存在に喜び有れ!!!」
あけましておめでとうなのだよ…zz……
今年もよろしくね…z……

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