PandoraPartyProject

ギルドスレッド

unknown

博物館の恐怖

テネブラエ
アナタは戸口を開けた。
其処に羅列するのは『像』で在った。
病的な雰囲気に塗れた『像』には。

動くような気配。

我が作業場は客だけを歓迎する。

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【我等『人間』の選択に未来在れ! 冗長野郎に嘲笑を!】

https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/467
 沈黙だった。怪物が遭遇した怪物は怪物を貪りながら怪物に組み憑かれた。怪物と怪物は肉片と臓物を撒き散らし、一方の怪物が『人間』に斃された。好く在る話だ。良く在る話だ。情報など曖昧程度で充分なのだ。怪物は砂糖菓子を指先で弄り、依頼の結果を振り返る。滑稽な肉壁は吹っ飛ばされ、甘くて酷い咆哮が脳髄に響く。ああ。堪らない。可能ならば再度。一度。二度。三度――アレを啜って嘲りたいものだ。

https://rev1.reversion.jp/scenario/detail/553
 ゆらり。ゆらり。影が踊る。ふわり。ふわり。赤の月が歪む。
 誰かの『貌』を覗き込むように。
 誰かの『心』を待ち望むかのように。
 てけり。てけり――菓子の群れが蠢いて。
おじゃましまー……

(扉を開くも、文字通り真っ黒な人影に目をぱちくりさせてから)

おじゃましましたー……

(やべぇなんだあれ……とか内心思いながら今見た者が、
 本当に真っ黒黒だったのか二度見するように扉をまたすこーし空けて)

……ガチじゃん……
「我等『物語』の存在が本物か。我等『人間』の存在が偽りか。其処は何方でも好い。重要なのは戸口を開けた人物だ。実に『登場人物』らしい反応。懐かしい心地に肚が煮える。ああ。忌々しい暗黒神話の冗長ども。ああ。我等『物語』に巣食った、酷く醜い娯楽の数多――此処に新たなる遊戯が出現した。されど新鮮とは思考可能。其方側に在らず、主人公側なのだ。素晴らしい。世界は真に『丸々』と境界線を越えた。否。強制的に召喚された。盲目的から探索の一まで。アウトサイダーからワラケアまで。大事典の如く総てが視得るのだ」
えーっと、つまり、簡単にいうと……?
(難しい言い回しに混乱しつつ、警戒は解かずに)
よくわかんないですけど、俺に攻撃して来なければ良いです。
あ、ボナ兄、こんなとこにいたー。氷溶けきっちゃったから、返しに来たよーって…お初ー?
(ポニーテールにしてアホ毛ゆらゆらしながら声が聞こえた方向へと向かうと二人の姿を見つけて空っぽにした氷嚢を上にあげて)
「攻撃だと。我等『物語』は肉の壁だ。人間を殺すなど現時点では不可能。最も悦ばしいのは人類『物語』の成長で在り、筆を執る己の輪郭だと断言する。ああ。初対面だった。我等『物語』はオラボナ。オラボナ=ヒールド=テゴス。混濁させるもの。娯楽的恐怖。宜しく頼む――ええと。此処に在るのは珈琲だけだ。角砂糖十個牛乳九割蜂蜜多量で好いな。何。真面な黒を欲するのか。我等『物語』が酷く黒色なのに! Nyahahahahahahahaha!!!」
それもう蜂蜜ミルクなんじゃないですかね……
(とりあえず、聞いていた通り変わった場所ではあるが、敵対するエネミーとエンカウントしたわけじゃないと分かれば安堵して)
あ、人間だ。よかったー。なんか安心しました。
どこの誰だかはわかりませんけど。
ええと、浅木です。浅木礼久。
シグルーンからの紹介で覗きに来ました。
「彼方での諸々は先程回復した。胃袋の中身は空だがな。氷嚢だけは回収する。望むならば彼方『浜辺』に彼も連れて往くが、貴様の意見を希望する。流石に『留まり』が酷い故、切断するには思い『切』りも必要不可欠!」
「失礼だ。我等『物語』も人間で在る。何。人間種からの紹介だと。ならば歓迎は大歓迎に変質する。折角だ。久方振りに芸術でも披露すべき。グロテスクで滑稽な娯楽の群れを召喚せねば。害は無い。精神への侵蝕も無い。其処等で沸騰する混沌の核よ」
ええ……人間の形はしてますけど、
気配のそれが人外な感じするんですけど、
そうでもないんですかね〜……
ウォーカーはほんとこう基準わからんな……
(ブツブツ言っていたが)
へ?あ、嗚呼……歓迎してくれるのは嬉しいっスけど……
(芸術?と首を傾げた)
あ、シグ姉の知り合いさんなら丁度いいねー
シグ姉なら、浜辺んとこにいるから来ればいいよー
スイカ普通に切ろうって話になってるっぽいから
あ、僕は闇魔麗ね?麗って呼んで!
ボナ兄、ボナ兄、そうそう綿菓子好きー?
(へらりと笑いながらオラボナに氷嚢を渡そうと近付きつつ)
「邪神と書いて人間と読むのは当たり前だ。芸術! 未知なる恐怖こそが芸術。神に相応しい『 』だが、世界は真に既知だけの方舟。故に我等『物語』の芸術品も拙い輪郭へと堕ちる。虚空に墜ちる人物の如く、我等『人間』は最悪を貪り尽くすのだ。局外者など存在しない。鏡に映った己も結局は普遍性なのだ。堪らない。滅ぼしてやりたい」
「綿菓子だと。好物だ。砂糖だけでも美味」
滅ぼすのにはもったいない気がしなくもないけどねぇ…ん、好物ならよかった♪
あ、それとボナ兄はマンゴー好き?完熟の甘いやつ
(マンゴー味の綿菓子が入った袋も手に持っていて)
「滅ぼす為には己の殺戮が近道だがな。されど我等『物語』には人間の面が在るのだ。故に死滅は赦されぬ。何よりも詰まらない――完熟で甘美。ああ。涎が垂れそうだ。果て。涎など垂れるのか。取り敢えず。氷でも削るべきか。蜂蜜だけでタラフクに導かれ……貴様も如何だ。貴様等も如何だ。我等『物語』の胃袋は通常並故」
はい、食べてみてー
かき氷?なら、かき氷シロップを半分入れて氷に3分の1の水を入れる飲み物作ってあげようか?
(袋を開けて完熟マンゴー味の綿菓子をオラボナに差し出して)
 邪気の無い子供が如く。遊びを忘れて貪る餓鬼の如く。
「ああ。其方も素敵だ。舌が狂うほどに」
さっぱりしてかき氷シロップの甘さがこれまたいいんだよねぇ…♪
完熟マンゴーの綿菓子どうー?結構な自信作なの!
(ふふんっとドヤ顔で)
かき氷じゃなくて綿菓子ってめちゃくちゃ甘味の塊というか暴力じゃないですかね……いや喜んでるっぽいからいいのか……?(頬を掻きつつ)

自殺願望のある邪神なんて初めて見ましたけど……
うん……なんか確かに少しは人間らしいのかな……
……俺は怖いですけどね、アンタが。

え?海好きじゃないって言ってたんだけどなぁ。
まぁ友達となら行くのか……友達か……
(ぼっちが自分の発言に傷つく典型的な例)
「誰が自殺志願者だ。我等『物語』は復讐者で在る。暗黒神話大系に対する否『ノン』で在る。大いなる否を叩き憑けるべく、己を揮う『記録無き』物体なのだ。因みに分類的には『旧き神』だ。其処を違えるなよ、探索者! ああ。友達だな。何よりも海は濃厚な塗料と化す」
 両腕を掲げて歓喜を絶叫。
「最高だ! 我等『物語』の肉が蠢動する!」
古き神……旧神……まさか。
えっ、この世界にもそういうのがあるんですか。

(自分の世界は、終わった。滅んだ。目覚めたばかりに。起こしたばかりに。故に、旧き神を相手を見て、目を、見開き、には後ずさった。)

……探索者、探索なんて。そんな。
俺はなにも、なにも知りたくなんてなかったですよ……!
礼久兄もどうー?
(もう一個の綿菓子を差し出して)
……あー、いただき、ます。
(マンゴー味ってどんなだろ……って顔しつつ)
どうー?
(ワクワクと嬉しそうにして)

そのかき氷シロップの飲み物をカチワリって言うんだけどそれも飲んでみるー?
(歓喜しているオラボナに問いかけ)
「我等『物語』は誕生して数箇月だがな。一人称でも吐いた筈だ。物語だと。因みに『黄色』『蛸』『蜘蛛』『仔山羊』『魔王』ならば発見した。此処にも数体所属済みだ。世界が崩壊するだと。冗長と娯楽に満ちた、人間どもの玩具が簡単に絶えると思ったか! ああ。故に。先程から酷く苛々する――宇宙的恐怖は既に。最初から。無かったのだ」
 綿菓子食み食み。
「因みに我等『人間』は其処の娘を『混沌』だと疑って在る」
(全部、「見た」事があった。故に震える)
……………俺、この世界でやってけるかな……
(口の中に溶けるマンゴー味が残酷に現実を告げる)
……ふっ、夢ならよかったのにな
「混沌世界は『平等』だ。如何なる存在でも『一』に還る。故に貴様と存在は同等だ。我等『物語』自身は元々が零故、問題は皆無だがな! 何。現時点では決戦準備。虚構『サーカス』の方が驚異的だ。殺戮と狂乱の玩具箱!」
あー、あれか。あれ、なんか絆の手紙作戦?がよっぽど気に食わなかったんでしょうね……
俺よく知らないし前線でないけど……
いつも元気でニコニコあなたの近くに這い寄る混沌闇魔麗ちゃんがやってけいけるんだからやってけるさね!
(にへらっと笑って)

ちょっと待って、確かに這い寄る混沌と入ってるけど『混沌』とは言ってないからね!?
決闘戦に関しては僕は参加せずに眺めるだけだけどね
レベルアップしたくないし
「我等『物語』は適当な依頼を成すと決めた。戦に貌を晒すのは少々面倒臭い故。何よりも『上位存在』の壁が強固――貴様の趣味は充分に混沌だ。我等『物語』を混乱させるほどに。取り敢えず。此処だけは通常運転だ。SAN値は投げ棄てるもの」
いやー投げ捨てたくないっス。
ほとんど俺無いですけど、人間性は維持したい……
えぇ……そうかねぇ……ま、そうね
此処ではSAN値は投げ棄てるものさ
とりま、カチワリ飲むなら作る用意するけど?
何味がお二人共お好き?
(「趣味は充分に混沌」と言われてうーむと言ったような表情をしてからはらりと笑って問いかけ)
「人間性を捧げよ――冗談はンガイの森に投擲して燃やし尽くすべき。維持するならば何故『此処』を選択した。友人の勧誘でも『雰囲気』は理解可能な筈だ。結局は好奇心に勝てず、探索者の『性』に敗北したのだろう。帰るまでが依頼なのだ」
なぁに? 戦争の話ー?(ふわっと背後から現れて)
シグはねー燃える石のメンバーと行くことにしたよ。
ラーン=テゴスも、どこか行くのでしょう? 気をつけてね。

うん? あは、引きこもりのアサギが珍しく外出てる!
ようこそー。 紹介したのはシグだけど、ほんとに来ると思ってなかったよ!
(はらりってなんだへらりだ)

此処でのSAN値は全く意味をなさないから大丈夫、大丈夫。人間保つ保つ。多数の魂持ってる僕でも人間やってんだから。
(サラリと言ったぞこの娘)
カチワリは遠慮しておきます……
…………それは。(反論しかけるが、黙りこみ)
そう、ですけど……そうですけど、それでも、いいじゃないですか。一人くらい、そういう人間が居ても。

……って、うわっ。アンタ海に行ったんじゃないの?!
あ、シグ姉だー
カチワリって飲み物いるー?
甘いヤツなんだけど
>シグルーン

あーい、じゃあ、おすすめのブルーハワイにするねー
(いつの間にか材料やコップ等を持ってきて作り始めて)
>オラボナ
りょー、綿菓子どうだったー?
(自分のとオラボナのカチワリを作りながら)
>礼久
甘い飲み物? それなら欲しいな!
どんな飲み物なのかなー、楽しみ。(にこにこ)

なぁにーそのお化けでも見たみたいな反応。
シグが誘ったんだから、シグがいるに決まってるのに。
アサギはへんなのー。 引きこもりで怖がりの癖に、こういうところには来ちゃうんだから。
不味くはないが美味しいとも感じなかったですね。
そこまで甘いものが好きというわけでもなかったみたいです。
お祭りの日とかだと、食べるんですけどね。なんでだろ。
雰囲気?場の雰囲気かな……やっぱ。

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