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文化保存ギルド

薄暗い高速の書庫

ここはチャット代わりに使っていい場所よ。
普段の書庫以外でも話したいときとかに適当に使って頂戴。

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眠いか、眠いだろうね。
イーリンは働きすぎでは?...よっこらと。
(隣に越しおろし)
(あら珍しい、と隣のレイヴンを見てから)
まぁ、そうよね。誰もが皆そういうわ
(それ以上何するでもなく、反対側に肘を立てて頬乗せ)
Lv13が近いんだっけ?まー早くなりたいって気持ちは十分わかるけどね。
と言っても今のキャップは12だからなれないけどね(ふっと笑って
あ、まだ混沌肯定が許可しているのはそこまでなのか。
でもあれでしょ。速やかに次のLvへって感じで依頼に。
いやま、単に縁が多いのかもだけど。
9月の頭にレベル12が開放されたのよ。それでこの大騒ぎ。
……不幸な縁もあるけどね。
頑張るねぇ。随分と走り続けて...
不幸な縁、ってのは少々アレだが。
(ふむん、と目を細めつつ
――また人を殺せと言われたのよ。今度は50人。一人頭、全滅したら6人は殺してる計算になるわ。
.....いつか聞いたな、天義の...違法農産物の件か。
確かに、不幸な縁である。
幸福でもあるのよ。誰かの手が、新しく汚れずに済むから
...そういう考えもあるだろうし、合理性を考えれば新たに手を汚す人を増やさすに済むね。
(そう語るイーリンの表情をじ...と見つめる)
......思う所がない、わけでもあるまい?
(鼻で笑ってから、少し震えた声で)当然でしょう?
教義に殉じて死ぬこともできないから。麻薬の生成に手を出した。
その麻薬の生成のための果実を、うっかり子供がとったから。口減らしのために殺した。
必死に皆で不幸になって、必死にみんなで平等になれる位置を探して。
自分たちは、神の下で平等な存在だと、教義を守る敬虔な信徒であると。
――神は、人を導くために教義を与えた。
人は、豊かになるために知恵を得た。
なら――その手は、知恵は、何のためについているの?笑わせるわ
(その言葉を聞いている。よく聞いている)
...そうだな。今はそれを続けられたにせよ、ゆくゆく崩壊してた可能性も高いでしょう。ローレットが、引いては天義が手を下すまでも無かったかもしれない。
(でも多分...)
...そういう事にしといたほうが、楽、か?
彼らは捨てたのよ。自分たちの命運を。
そんな者に頼らなくても、隣人を頼ればよかった。飢えた自分たちと助けてくれと言い。飢えた彼らを助けると言えばよかった。
くだらない……あまりにくだらない、小さなエゴが。
自分たちは正しいと信じ続けたエゴが。
彼らを殺すのよ。
.......ワタシは、エゴと言う名の、姿なき断罪者を代行するイーリンが心配であるよ。
私は良いのよ。
私は最初に受けた依頼で人を殺した。
この世界で「も」人殺しになった――

1人殺せば、千人、万人殺しても同じ。そして千人殺せば、英雄と呼ばれるようになるでしょうね(ふっと、珍しく皮肉交じりに笑みを浮かべ
良いものかよ。
かつての私は殺めすぎたが故に自分まで殺した。
イーリンが同じ道をたどる可能性があるなら、無視できるものかよ。
(笑えぬ冗談だ、と付け加えながら)
どうなのかしらね。
私は貴方ではないからよくわからないけど。
少なくとも私は殺した相手を覚えている。
家族が居て、必死に私に隠し金の在処を教えて死んだ悪徳商人。
盗賊の取り巻き
質素に幸せに暮らしていた孤児院の子どもたち
その子供の中で、私が心を殺した子
その子供の中で、私が追い詰めて自殺に追い込んだ子
貴族の嬢に傷をつけたからと、見せしめに殺された男
劇団員の狂気キャリアーたち
そして――今度殺す村人たち。
覚えているのなら...やはり、沈殿するものはあると思うよ。
罪悪感とか、そういう物がさ。
イーリンは...多分、そういうのを切り捨てられるタイプでは無い様に見える。
切り捨てられるなら、奪った命を覚えておくようなこと、しないと思うから。
そうね、思い返すだけで胸が痛いわ。
だからかしらね。私は思ってるの「私はいずれ因果に殺されるだろう」
ってね。だから安心してるわ。彼らは私が死ぬことでそれがいつか癒やされるだろうって。
だから――平気なのよ。私にとって、誰かを殺すことは、ね。
因果に殺される、か。
......んー...こういう時、上手く言葉にできんな。
(しばらく悩んだ後...)
因果がイーリンを殺すならば、ワタシはその城塞となりたい。
罪悪感がイーリンを内側から焼くなら、ワタシは灼熱を和らげる水となりたい。
...うん、多分そういうことが言いたい。
(無意識に、イーリンの頬に手を伸ばす)
それはつまり、鎖ね。前に話していた。私を焦がす炎に、私より先に焼かれる。私の重り(くすっと笑って。頬に触れようとする手に目をやって
どこから聞いてたのよミーナ、もう寝るけども
である。言ったろう、道を外れる前に止めると。
(止めなければそのまま頬を撫でる)
......お?(ミーナの声でふと我に返る。手先まで伝わるのにはタイムラグがあるが)
(ふっと笑って、レイヴンの手に一度自分の頬をかすめさせてから離れて)

聞き捨てならないのはどこかは気になるわね>ミーナ
色々か。じゃあミーナのやることは変わらなさそうよね(立ち上がってのびをして 
(しゅんと手を引っ込める。妙に早い)
ハハハ聞き捨てならなかったか。
まぁしかししてミーナだって思うことは同じだろう?
どこから聞いてたのか分からないけど。
安心して。私は死なないわ。いずれ因果に殺されるとしても。
私はその因果に抗うでしょう。
死ぬのだけは、死んでもごめんだから。
その時は命がけで生きるわよ。

ちょっと朝が早いから、もう寝るわ。おやすみなさい(手をひらひら
はーい、お疲れ様ですよーっと。
>イーリン

でしょ?
ったく。
だったら殺されるなんて口にするな
長生きした私から一つ
生きたければ「死」を見るな
自覚するな
死ではない、生だけを見ろ
そりゃそうだな

…否定したい部分としたくねー部分とな
んー、なんつーか…
どっか、こー…破滅願望がある、みたいな?
破滅願望...とまで行くかはなんともだが、確かに鱗片は見えるね。

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