PandoraPartyProject

ギルドスレッド

即席事務所と喫煙所

【RP】301号室:ランベールの私室

事務所の所長の部屋。

事務所内にガラクタ置きっ放しの散らかしっぱなしにしてる癖に
それなりの清潔感を保っている。

家具は病院のように無機質なベッドと作業用デスク、
衣装棚がある程度。

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(どこかの安宿のベッドの上。先日見そびれた光景とはまた違う宿だ。
そこに座りながら、ランベールは膝の上に何枚もの手紙を広げていた。
差出人は『アベリアル』。傭兵の仕事で遠征している間にも、夫妻からまめに送られてくる手紙。
その一通一通を大切に持ち歩いていたのだ)

「……。誰だ。」

(読んでいる最中に扉がノックされる。現れたのは傭兵仲間と思しき猫耳の獣種の男で、急いで来たのか息があがっている)

『落ち着いて聞いてくれ、ランベール』
「何の話を――」
『天義の侵攻があった。進軍経路に、アンタの故郷が!』
「……!!」

(不安と焦りの感情が押し寄せる。次の瞬間、映像は薄暗い路地の中へ変わる。
ひどく酔っている様子で、足元がふらついている)

「なにが親友だ。なにが妹代わりだッ……!
俺は結局、二人が苦しんでいる時に何もしてやれなかったじゃないか!」

「……。……天義……。奴らさえいなければ……。」
……、……え(「父さんと母さんがまめに書いて出していた手紙の宛先ってのは…」)

………ッ、…まさか、ランベールは、知って…!?(「それで俺をこの後の記憶で気に掛けていた…?」)(記憶を凝視して)
(絶望に打ちひしがれるランベールの背中に影が落ちる。
見上げれば月を背に、赤髪の仮面の男が立っていた。)

『争いは繰り返される。特に天義に関しては異常だ。道を阻むもの全てを淡々と潰していく。』
「誰だ、お前は。」
『取り戻さないか、全てを。』
「巫山戯た事を……。お前に何が分かる!」
『私なら蘇らせる事が出来る。君の最愛のひと達を。』
「……!」

(仮面の奥の金の瞳とランベールの視線がかち合う。迷いなく真っ直ぐで狡猾な瞳に、男の言葉は本当だと直感した)

『取引といこう。君は私の右腕となる。私は天義を滅ぼし、愛しい人と再会を果たす手伝いをする。』
「……名も知らない主君に仕える気はない。」
『非礼を詫びよう、ミスター。私の名はーー』

(そこで記憶にノイズが走り、途切れた)
……、まさか、ランベールは…俺の両親を生き返らせるために……?

…、……ッ、んなことが出来たら、俺はとっくにソレに身を落としているッ!!死者を蘇らせるのを、出来ないから俺は、復讐を選んだんだ…!!

なんで、アンタは!?(いつの間にかランベールの身体に喰って掛かる様に襟口を掴み叫んでいた)

つか、なんで死んでるんだ!!
うわっ!?(映像が途切れたと思えば、掴みかかられ目を見開く。相手の迫力におされて怯えた様子で)
まってグレシアス!僕だよ……。僕は、君のご両親の友達だった『ベール』じゃ、な……。
(首が締まって息苦しい。噎せそうになりながら喋り)
……、あ…。う、すまん…。……、悪い…。(直ぐに我に返ると襟口を離し)

…………なあ、銀影は…なんでランベールに入ったんだろうな…。(「なんで、朝長は…銀影が世界を滅ぼすのに必要な物と表現したんだ…?ランベールは…何故死んで、銀影が入ってるんだ?」)

…俺、銀影を失いたくないんだよ。銀影を、って今まで思ってた。……、今は、同時にランベールの身体も取られたくねえ…。

……全部、俺のせいなんだ。…俺が居なければ両親も俺を庇うようなことしなくて済んだし、その後ランベールがさっきのようなことにならなくて済んだ。

全部、全てッ!俺が生まれて来なけりゃ!!こんな真っ黒い俺なんか生まれて無けりゃ良かったのに!!やっぱ俺は忌み子じゃねえか!!
けほっ。……大丈夫だよ。ちょっとビックリしたけど……。

……グレシアス。
(相手の一言一言が胸につき刺さる。静かに相手の話を聞いていたが、最後の方まで相手が吐き出し終わると、珍しく静かな声で)

ごめんね、ちょっと痛いよ。
(言うなり平手で相手の頬を叩こうとする。終えれば相手の手をぎゅっと握ろうと腕をのばし)

君の命は君だけのものじゃない!ご両親が繋いでくれた大切な命だ!
それを黒いだとか、生まれて無ければいいだなんて、言ってはいけない!!

それに、ご家族だけじゃない。事務所の仲間たちも、君の事を大切に思ってる。
僕だって……グレシアスが、大好きだよ。
俺が、…――っ!!(「存在しなければ良かった」。そう叫ぼうとした時に乾いた音と共に頬に痛みが走る)

……、…ッ、俺は、あの頃の幸せが…!存在すらしてなけりゃ…、居なけりゃ…、っ、…。……っ……。(背を丸めて膝を抱えて涙を流し始める。ひっく、ひっく…と嗚咽し)

俺だって、…、皆…失いたくない…。だから、避けて…、たっ。でも、…いつのまに、かっ、ランベール、死んで…!巻き込んで、…!!(まるで子供のように。どうしようもない現実を受け止めるのが辛いと。せめて巻き込みたくなかったと涙を流し銀影の握ってくれた手をぎゅうう、と強く縋るように握る)
人は誰だって、命を糧に生きている。
救えなかった命もあるかもしれないけれど、
君が救った命もある。

グレシアスは僕を何度も助けてくれたじゃないか!
だから今度は僕が君を助ける番だ。
(強く手を握られると痛みが走るが、今度は眉ひとつひそめない。影から伸びた龍が優しく相手の背中を撫でるように頭を擦り寄せた)

なにがあって僕がこんな状態かは分からないけど、手がかりはゼロじゃない。僕を狙った朝長さんが何か知っているかもしれないから。
……、…!!(朝長の名前が出ると顔をあげて相手の顔を怯えたように見、横に首を振る)

アイツは、アンタを殺す気なんだよ!それに、アンタがランベールの身体に入ってる事も知ってる!そのうえで、銀影がこの世界を終わらせるだとか言って、始末しようとしてるんだ!
(呼吸を荒げて一気に叫び、その後過呼吸に陥る。カヒュッ…カヒュー…、と吸い過ぎた息を吐けないで目を見開き涙を流した)
殺せないよ。
(はっきりと断言した。分からないことには歯切れが悪い性格にも関わらず、今回は何か秘策があるとでも言うようにハッキリと。)
忘れたのかい。僕が朝長に襲われた時と、その後では決定的な《違い》がある。
だから大丈夫。

(相手が過呼吸になれば、床に放られたガラクタの中から紙袋を出す。相手の口元に当て、軽く背中をさすって)
落ち着いて、自分の息を吸ってごらん。ゆっくり呼吸を戻すんだ。
あ、…カッ、あ…、……、(過呼吸に陥り、息をすることがままならない。相手の大丈夫だという言葉にも言葉を返せない)

…、…、や、…た、の!(…嫌だ、頼む。お願い、俺から幸せを取らないでくれ。奪わないで。ただがむしゃらにその言葉だけが頭の中を駆け巡る。「大丈夫」の理由が分からずに『嫌だ』とそれのみを発しようと相手に縋るように。紙袋は眼中になかった)

…、…っ、……!!(落ち着きを取り戻せないまま紙袋をも拒み首を横に振るのみで――…)
グレシアス……。
(縋る相手を抱きしめて、ゆるりと考え込む。
困ったなとあれこれ思案した後、目を細めた)
ごめんよ、君を追い詰めてしまって。
もっと僕に力があれば……信頼に足る存在ならよかったのだけどね。
(ずっと守られてばかりだった。その負い目はある。紙袋を捨て、抱きしめる事に集中し)
……、…、………(抱きしめられて相手の体温を感じるとほんの少し落ち着いた様子。ぎゅうう、と抱き着き)

………、ら、…ごめ…、なにも、しらな、くて…、銀、…悪くね、え…。だから、俺を、まもら、ないで…!(両親の友人が死んでしまっていた事を含めて何も知らずに居たことに謝り、銀影にはアンタは悪くない。だから俺の事を護らないでくれと。まだ過呼吸気味だが必死に言葉に出した)
……。(落ち着かせるのを優先し、言いたい事を喉奥にしまい込む。ふっと口元を緩め、穏やかな口調で)
わかったよ。グレシアス、今日は疲れただろう?
なにも心配はいらないから、ゆっくり休むといい。
君が落ち着くまで、僕でよければ側にいるから。
(相手の穏やかな口調が耳に入ると次第に呼吸は整っていく。まだ相手は目の前に居る。喪っていない。それを実感していく)
…、……居て、くれ…………(段々と落ち着きを取り戻すとそのまま糸が切れたように意識を手放してしまった)
うわっ!グレシアス!?
……、……気絶したのか。まさかこんなに動揺するなんて。

(ゆっくり、大事なものを扱うように相手をベッドへ横たえる。布団をかけてやり、優しく頭を撫でながら)
なんて繊細なんだ、君は。自分が傷つくよりも、他人の痛みに弱いなんて……。
(最初は暗殺者らしい暗殺者だと思っていた。
それが無垢な子供のように優しいと知って、こんなにも愛らしい。)

僕は決めたよ。君の笑顔のために戦う。
(くたっと力が抜けきった身体に布団が掛けられ、頭を撫でられると表情が和らぐ)

……失いたく…な…。も、…なにも、無い…とこ……いや、だ……(譫言には今まで蓄積された独りの時に心に留めて居た言葉が滲み出る)

………………銀、影……俺の、居場所……
……ありがとう、グレシアス。
その言葉だけで、僕は救われるよ。
(子供にするように額にキスをしてから離れる。足音を立てないよう、そっと部屋を出て行き)
(先ほどの言葉を最後にうわ言は発しなくなり、呻きすらしないで動かない)
(銀影が部屋から居なくなったことすら気が付かずに人形のように眠っている)
……。(ふ…と目を開けるとぼんやりと空間を見つめ、誰も居ないことを理解する)

……………誰も、居ねえ。
……どれくらい、俺は気を失ってたんだ…?わかんねえけど…、なんだ、落ち着くって…(「過呼吸の事か…。居てくれるんじゃねえのか…」)
…はは、…やっぱ俺は独りじゃねえか。(「どうせ、目の前で息できなくなってたから見兼ねただけだ…」)

……まあ、いいか。居場所には変わりねえもんな…。部屋があって、仕事があって…。アイツの所と変わらん…
…部屋に長居されても迷惑だよな…。此処は所長の場所だし(ベッドから起き上がると最初に103号室にしたようにキチンとベッドメイキングを済ませて部屋を出た)
(事務所の冷蔵庫にケーキを置いて戻るも、誰もいない)グレシアス?
(ちょっとお手洗いに行ってるにしては綺麗にベッドが整備されいる。出て行ったと分かると、部屋を後にした)
(気晴らしをしようと思いはしたものの、結局部屋に戻って着てしまった。ジャケットとコートをハンガーに雑にかけた後、窓辺でタバコを吸い始めて)

落ち着こう。これで僕まで投げやりになってしまったら、いつ『もうひとりの僕』に足元を掬われるあ分からないからね。
(軽くノックする男がいた。)
いるかな。まあ、居ないなら考えるけど。
(ドアの隙間からメモの切れ端をスッと放り込んで部屋に戻ってたとか)
……(「痛い…」)(扉の前まで来るとノックをしてから扉の前からズレて蹲る)

………嫌いにはなってねえんだよ…。

……………(「やっと思考回路が元に戻ったな…。…別にあの時側に居てくれとは俺は言ってなかったんだ…。勝手にあんなふうに捉えた事を謝らねえと……」)
……ついでに、血、勿体無えしくれてやろう……(「……眠い」)

……いいや、このまま寝ちまおう…。(上着は羽織ってるしこんな事は少し前までしょっちゅうだった。蹲ったまま顔を膝の上に伏せて腕で覆うと目を閉じた)
……おやすみ…銀影…(扉の向こうに居るであろう相手にそう言うと意識は眠りに落ちていった)
……っ、…(痛みで目が覚め)

………(「止血してねえせいで…結構な量出てるな…」)
(上着の肩の辺りが真っ赤に染まり、未だ止まっていないのか脈打つ感覚が妙に煩く感じた)
……あっち!(手元が熱くて目が覚めた。器用にもタバコを持ったまま眠りこけてしまっていたらしい。)

………。(灰皿にほぼ吸い殻のタバコを落とし、自分の手のひらを見下ろす)
まさか。《条件》は満たしてない筈だ。
…銀影…(コン、コン…と痛みのせいで何時もとテンポの違うノックをする。)
まぁいい。勝手に沈んでくれるなら僕も好都合だ。
……おや?
(ドアの隙間に挟まっているメモを見つけて取り出す。内容に目を落としてから、部屋にかかっている見知らぬコートに視線を流した)
アルの持ち物か。……丁度いい。少し細工をしてみるか。
(片手をコートへと差し向ければ、銀影が闇色に不気味に光り、梵字がずるりと影から引きずり出る。床を這い服の上を這い、コートの内側に小さく刻印が刻まれた)
Lv.1ではこの程度か。しかし腹が減ったな。アルクは戻って来ているだろうか。
はい。(ノックの音に気づいてドアに近づく。入り口を開け)……ッ!?アルク、どうしたんだい、その格好!
………、……。(「こいつ、銀影じゃねえ…?いや、でも俺が所長呼びしたから向こうも………。」)
(違和感を感じるが自分の昨日の言動のせいでそれが判断材料に足らない。困惑した表情のまま)

…攻撃受けて怪我した。
なあ、何でアンタは来てくれなかったんだ?
俺は来て欲しかったのに…
(「確かめねえと…。俺も嘘はついてねえ。この問いに答え方が噛み合わないなら昨日模擬戦に行くって言っておいた事を知らないコイツは銀影じゃない。」)
(革手袋は外していない。攻撃はいつでもできる。心の中では対処を考えていた)
無茶言うなよ、君の保護者じゃあるまいし……とにかく中に入ってくれ。治療の準備をすぐ始めるから。
(動けないなら手を貸そうか?と右手を差し伸べる)
……(右手を負傷していない右手で払い)

アンタ、裏だろ。銀影じゃねえ(険しい表情で睨みつけて警戒心を露わにした)
……馬鹿だな。
そこは分かっていても知らないフリをしておけばいいじゃないか。
手負いのまま僕と殺し合いでもするつもりか?
(足元の影からぬるりと龍を出す。相手の足元に触手のように絡み付こうと動き出し)
…それをやったってどうせ同じ事だろ。(冷や汗が滲む。相手の言う通り、手負いの自分には何もできない)

…、クソ…、銀影…起きろ…!(立ち上がるも血液不足でふらつく身体は足元を這うように絡みつく龍に成す術がない。怪我を放っておいたせいでかなり消耗している様子で銀影の意識が浮上してくれることを願って名前を呼ぶ)
君も僕も今は『Lv.1』なんだからさ。ちょっとの不利が命取りになるのは学習しておきなよ。
(相手の動きを封じて部屋の中に引きずり込めば、ドアを閉じる。名前を呼ばれるとウザったそうに眉を寄せ)
煩いな。眠ったのはあっちの方だ。君がなにかしたんじゃない?(心当たりがないかじっと相手を見つつ、影から死返しの玉を取り出す。相手の傷に近づけ、治療をはじめていき)
…、離せ…!(部屋の中に引きずり込まれ、助けを呼ぶにも他のメンバーを巻き込みたくなくて大声で叫ぶことを躊躇してしまう)

…!……っ(「俺は嫌いになったとは言ってねえ…」)
俺は…、銀影を嫌ったとは一言も言って無い…!つか、なんで治す…!?アンタの目的は何なんだ…!
傷つくなぁ。そこまで毛嫌いしなくてもいいじゃないか。(クスクスと、全く傷ついていなそうな調子で笑う。傷を直し終わると相手にゆっくり近づき)

いいね、その焦った表情。もっと歪ませてあげたくなるよ、アルク・ロード。(言うなり噛み付くようにキスをしようと顔を近づけた。魔力を勝手に吸い上げようと企む)
ふざけ、…嫌だ、やめ…、……っ(拒もうにも身体が自由を奪われ動かせない。顔を背けるだけの抵抗をしたが通じる筈も無く口をふさがれる)

…銀…、…っ(唇から力なく漏れ出る言葉は”好きな相手の名前”で)
君は僕の餌だ。ただ大人しく搾取されていればいい。……こうして毎回無理強いするのも面倒だし、いっそ僕好みに頭を弄ってしまおうか……。

(魔力を吸い上げる折に相手の呼ぶ声が耳に届く。唇を離した時に見えた姿はーー/D50以下、表ランベール 51以上、裏ランベール)
78
ッ……。(頭が痛むが、それまでだ。醜悪な笑みを浮かべるランベールがそこに在る)
喚くだけ無駄だ。言っただろう?身体の優先権を放棄したのは奴の方だと。君は見限られたのさアルク。可哀想な子猫ちゃん。
縋るものが欲しいなら僕が拾ってやるよ……。

(右手を相手の前に翳すと、影から闇に染まった十種神宝の四玉が現れる。それらがアルクの周りへ浮き、従属に堕とそうと記憶をかき混ぜていくーー…Dで解除率判定どうぞ)
銀…ぇ…ぃ…(頭の中が書き換えられていく違和感を感じながら名前を呼んでせめてもの抵抗をするがそれも次第に消え去り――)

――…?(「力が入らねえ…」)
ランベール、また魔力勝手に吸っただろ。一言言えとあれほど言っといたのに…

(シークレットダイス)
30
…なあ、なんで拘束してまで”食事”してるんだ?俺が嫌がるわけないだろ、離してくれ
(記憶が裏ンベールの都合の良い様に書き換えられた。先ほどまでの記憶は何かしらの、はっきりとしたきっかけが無ければ濁流に流されたまま行方知らずとなるだろう)
そういうんプレイを楽しみたいかなと思って。君、痛いの好きだろう?
(ゆっくりと拘束を解いていく。代わりに身体を支えようと相手の肩へ腕をまわして)

それと、二人きりの時は僕が主人だ。馴れ馴れしいんじゃないか、アルク。

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