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All be Happy

闇魔麗の部屋

部屋は広く、のんびりとした空間となっていて
クローゼットにタンス、広いベッドなどがあり
基本的に生活必需品のものはすべて揃えてある

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んとね…んとね………なんでも、得意だからなぁ……強いて言うなら…チョコケーキ…?
(考えながら首をかしげて言い)
おっ、じゃあ頼んでいいか?
ありがとな(とても楽しみにしているらしい)
(頭を撫でる)
そうだ、お礼になるか分からねぇけど、昼飯は俺が作ろうか?
ん……いいの…?
(頭を撫でられて嬉しそうにし、キョトンとして首を傾げ)
まぁそこまで料理が上手いって訳じゃないんだが
何か作って麗にお返ししたくてな
修一郎が作ったのなら何でもいいよ…♪
……♪
(嬉しそうに満面の笑みを見せて)
お待たせ(オムライスを持って部屋に戻ってくる)
わぁーい♪
(いつの間にか机の上にケーキの箱があり)
(見た目は悪くないオムライス)
(絶品までとはいかないが、そこそこ美味しいかもしれない)
ん……おいしー…♪
(1口食べてみて幸せそうな表情で言い、ついでにケーキは部屋に完備してある小さいキッチンで作ったらしい)
そ、そうか!(ホッとしたと同時に嬉しそうに言う)
このケーキの箱はねー、本格的じゃないけどチョコケーキ作ったの…♪
(食べながらも照れるように耳まで真っ赤にして言い)
修一郎のために作ったんだもん…!
(恥ずかしそうにして頷き)

ごちそうさまでしたっ…
(しばらくして食べ終えると手を合わせて言い)
うん…こっちもおいしい…(嬉しそうに食べる)
(幸せを噛み締めている顔)
……♪
(恥ずかしいが照れるように笑っていて)
(街の広場で眠りこけていた麗を回収)
(汚れた服を着替えてシャワーを浴びると、麗を抱き枕にして寝る)
ん……………あれ、僕…いつの間に……確か、口笛姉が…過呼吸になって、それから…心配して、寝れなくて…戻ってきたら安心して、口笛姉に抱き着いたまま寝ちゃった気が…でも、なん………あ、修一郎かぁ………
(すやすやと寝ながらも修一郎にギューッとしてはしばらくして目を静かに開けては起き上がり、目を擦って昨日の出来事を思い出しては隣で寝ている修一郎を見て、にへらっと笑ってはベッドから離れて流石に着替えねばと彼女はふんわりとしたゴスロリ軍服に着替えてからベッドに潜り込んでは修一郎にギューッとして幸せそうに寝て)
ん…?
(目を覚ますと、いつものように隣で眠る麗が目に入った)
(何故かゴスロリ軍服で眠る麗に、思わずクスリと笑みが溢れる)
(彼女には黒色が、フリルのついた愛らしい服がよく似合っていた)
…………ん……あ、修一郎…起きたぁ……?
(しばらくして起きると幸せそうに笑って修一郎の頬を触ろうと手を伸ばし)
おはよう、麗
(頬に添えられた手に自分の手を重ねる)
(そのままそっと櫛のように長い黒髪を指の間に通してみると、ふわりと良い香りが漂う)
(幸せそうに笑った顔に鼓動が高鳴る)
(自分はこの少女が好きなのだと、改めて再確認するには十分だった)
うん、おはよう♪
(嬉しそうに頷いて抱き着こうとし)
(まだ覚醒した直後、夢の続きを見ているかのような心地でいたためだろうか)
(普段の自分からは考えられない大胆な行動に出た)
(抱きつこうとしてきていた少女の手を取り、腰に手を回し、)
(優しく、されど強引に自分の方へと引き寄せる)
…!?
(腰に手を回されそして引き寄せられて、彼女は驚きそして嬉しいような恥ずかしいような照れるような感覚に陥って顔を耳まで真っ赤にし、アホ毛は驚いてピンッと立ってはしばらくすると小さなハートマークの形を作りゆらゆらと揺れて)
(じっ、と瞳を覗き込む)
(恥ずかしそうに揺れる瞳に、愛しさが込み上げてくる)
(少女への思いが、そのまま自然と言葉となった)

好きだ、麗…

(そう、耳元で囁く)
(この思いの大きさは、とても言葉では伝えきれそうにない)
(それをもどかしく思いながらも、せめて少しでも伝わって欲しいと願い、)
(耳元にキスを落とした)
ん……あ…えっと………好き…好きだよ、修一郎が…大好き、だよ……
(耳元にキスをされてビクッと反応し、囁かれてさらに恥ずかしくなり顔を隠したくなる気持ちを抑え、耳まで顔を真っ赤にしたまま言い
そして彼女は恥ずかしさを振り払うようにキュッと瞳を閉じて唇を重ねようとし
アホ毛は小さなハートマークの形のまま、ゆーらゆらと揺れていて)
(愛しい少女が瞳を閉じた瞬間、一際大きく鼓動が跳ねた)
(その衝動に突き動かされるように、自分から唇を重ねた)

…麗…好きだ、麗……

(キスを交わしては思いを口にし、再びキスを交わし、愛しげに名前を呼ぶ)
(いつの間にか握った手は指を絡め、)
(腰に回した手は強く少女を抱き締めていた)
(何度もキスを交わした後、再び麗の瞳を覗き込んだ俺は……)
………うん……好き、だよ……大好き………
(ドキドキと心臓がうるさい、嗚呼…これが愛されるってことか…幸せってこういうことなんだ…と彼女は思いながら)
(耳まで顔を真っ赤にし、名前を呼ばれて頷いては思いを声に出し、彼女は嬉しそうに恥ずかしそうにそして、修一郎に任せるようにされるがままになり)
…………ハッ!?(寝起きの頭が完全に覚醒)

アッーーー!!!(恥ずかしさのあまり部屋を飛び出した)
…!…………あ、まっ………っ……
(ビクッと反応しアホ毛もピンッとして驚いて、飛び出した姿を見送ることしか出来ず「何してんだろ、僕は…」と思いながら、体育座りで枕をギューッとして耳まで真っ赤の顔を枕に埋めて)

…うるさい…………
(心臓が…と呟き、彼女のアホ毛は小さなハートマークの形をしたままゆらゆら揺れていて)
っ、よし…外だ!外!顔を冷やそう!!
(そう思って彼女は立ち上がって部屋を出ていく)
………………
(フラフラの状態で戻ってきた彼女はベッドにパタンと倒れ、寝始めるが呼吸が浅い)
……っ……ゼー……ぁ……ヒュー…………くす、り……っ!
(咳き込んで息苦しくなって胸元に手をやり、落ち着かせようと起き上がるが中々落ち着かず、吸入器を取ろうと持っていた小さいバッグから取り出して、使おうとするも咳き込んで落としてしまい)
…ゼー……っ………ヒュー………………………………ハーッ…………ほんっと…僕、何してんだろ……………
(咳き込みながらも吸入器を拾い上げ使い、しばらくしてから落ち着いたのか呟き)
……………………♪〜
(小さく彼女は綺麗な声で単純明快なバッドエンドの獣少女の歌を歌い始め)
♪〜………………………
(歌い続けていて、しばらくすると歌い終わり小さく息を吐き)
…………………
(アホ毛がしょぼんとしたまま部屋を出て)
……………ん…………っ……
(人格でここまで来た彼女は起き上がりボーッとしていては咳き込んで)
(黙って寝ている麗を看病する)
(修一郎がいることに安心してか、すやすやと寝ていて)
…………ん……
(しばらくしてから彼女は薄目を開けて)

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