ギルドスレッド
古戦場跡地
あれが噂のエリゴール君か、フフ……シャドウゴーレムみたいなものだね。
(巨躯の騎士が現れたのを目にしてそっと右手を刀の柄へ伸ばす)
名乗りか……そうだね。
やぁやぁ、我こそは勇者王カタリナ・チェインハート!
美しき矛の化身にして女王レジーナ、今こそ此処に決闘を申し込む!
……というのを色々考えていたんだが、どう思う?
勝利条件はそちらに任せよう!
私の武装は見ての通り、直剣とソフィーから借りたこの長刀。後は……(袖を軽く揺らすと手元に手裏剣らしき刃が下りてくる)……これくらいかな?数は八本だと思ってくれたまえ。
(巨躯の騎士が現れたのを目にしてそっと右手を刀の柄へ伸ばす)
名乗りか……そうだね。
やぁやぁ、我こそは勇者王カタリナ・チェインハート!
美しき矛の化身にして女王レジーナ、今こそ此処に決闘を申し込む!
……というのを色々考えていたんだが、どう思う?
勝利条件はそちらに任せよう!
私の武装は見ての通り、直剣とソフィーから借りたこの長刀。後は……(袖を軽く揺らすと手元に手裏剣らしき刃が下りてくる)……これくらいかな?数は八本だと思ってくれたまえ。
ええ。よくってよ、なんてね。
(名乗りに対し、茶目っ気っぽく片目・・・・・・眼帯をしているので完全に閉じる事になるが……を閉じて)
勝利条件は戦闘不能になるか、どちらかが白旗を振るまで。
・・・・・・あら、武器の所在を教えてしまっていいのかしら?
(名乗りに対し、茶目っ気っぽく片目・・・・・・眼帯をしているので完全に閉じる事になるが……を閉じて)
勝利条件は戦闘不能になるか、どちらかが白旗を振るまで。
・・・・・・あら、武器の所在を教えてしまっていいのかしら?
………(思わずその姿に見惚れて)
……む、ああ。
所在は分かっていても、対応出来るかは別の話だからね。
噂に聞く限りでは君はどうやら中々ユニークだ、なら……今回だけ勝ちに行かせて貰うよ。
(手を軽く振ると手品の様にナイフを手元から消して見せながら小首を傾げ、いつものウインクを飛ばす)
勝利条件は把握したとも。さぁ……やり合おう。
……む、ああ。
所在は分かっていても、対応出来るかは別の話だからね。
噂に聞く限りでは君はどうやら中々ユニークだ、なら……今回だけ勝ちに行かせて貰うよ。
(手を軽く振ると手品の様にナイフを手元から消して見せながら小首を傾げ、いつものウインクを飛ばす)
勝利条件は把握したとも。さぁ……やり合おう。
・・・・・・では、最初から全力で行かせてもらうわね。
天鍵よ・・・・・・武双散華っ!!
(大地に足を踏み鳴らす。黒い影が少女を中心に四方に向かって走り、その瞬間無数の武器が天へと向けて牙を剥いた。刃の群れは波となり、カタリナに向かっていく)
天鍵よ・・・・・・武双散華っ!!
(大地に足を踏み鳴らす。黒い影が少女を中心に四方に向かって走り、その瞬間無数の武器が天へと向けて牙を剥いた。刃の群れは波となり、カタリナに向かっていく)
(刃が波打ち一気に押し寄せて来る様を前にして、瞬時に全身から銀の輝きを散らして後方へ跳躍する)
────── お見せしよう……ッ!
(左手が瞬時にベルトのバックルを早撃ちの如く一閃すると、腰に差していた刀の鞘が観音開きに開く。同時に、刀を握り締めている手が高速で閃く…!)
フッ……!!
(着地すると同時、目にも留まらぬ神速の居合いが周囲の地面を細切れにして斬撃の嵐を刃の群れにぶつかろうとする)
────── お見せしよう……ッ!
(左手が瞬時にベルトのバックルを早撃ちの如く一閃すると、腰に差していた刀の鞘が観音開きに開く。同時に、刀を握り締めている手が高速で閃く…!)
フッ……!!
(着地すると同時、目にも留まらぬ神速の居合いが周囲の地面を細切れにして斬撃の嵐を刃の群れにぶつかろうとする)
(嵐が刃と接触した瞬間、武器の群れは一瞬で消滅した。陽炎のようにちぎれ飛ぶ影の残滓が空気に消え)
・・・・・・なるほど(目を細めてその様子を見て)
生半可な小細工は効かなさそうね。なら・・・・・・。
(どうするか、と思考を巡らせて)
エリゴール(そう呟くと何重もの壁を目の前に立ち上げる)
・・・・・・なるほど(目を細めてその様子を見て)
生半可な小細工は効かなさそうね。なら・・・・・・。
(どうするか、と思考を巡らせて)
エリゴール(そう呟くと何重もの壁を目の前に立ち上げる)
……これは私のギフトだからこそ出来る芸当だがね。
そして武器も、ソフィーから借りた超重量にして硬質な刃だからこそ。まさに君とこの一戦をするだけに用意出来た最高の組み合わせさ。
……防御に徹するつもりなら、参るとも……!
(壁を立ち上げた姿を見て、手を一閃させ鞘を閉じる。その後に一気に駆け出しながらもう一本の武器、直剣を抜き放つ)
そして武器も、ソフィーから借りた超重量にして硬質な刃だからこそ。まさに君とこの一戦をするだけに用意出来た最高の組み合わせさ。
……防御に徹するつもりなら、参るとも……!
(壁を立ち上げた姿を見て、手を一閃させ鞘を閉じる。その後に一気に駆け出しながらもう一本の武器、直剣を抜き放つ)
(「出て来ない、か。ならば燻り出させて貰うよ……!」)
(瞬く間にレジーナの展開した黒き壁へ距離を詰めると、そこから十歩分、後ろへ跳び退がる)
受けられる物なら……受けて見たまえ!
ッッ…破ァ……ッ!!
(直剣を逆手に握り直した直後、大地を踏み砕き全身を唸らせてその手にあった剣を轟音と共に投擲する)
(その刃は巨大な矢の如く、レジーナの壁へ一直線に飛来する!)
(瞬く間にレジーナの展開した黒き壁へ距離を詰めると、そこから十歩分、後ろへ跳び退がる)
受けられる物なら……受けて見たまえ!
ッッ…破ァ……ッ!!
(直剣を逆手に握り直した直後、大地を踏み砕き全身を唸らせてその手にあった剣を轟音と共に投擲する)
(その刃は巨大な矢の如く、レジーナの壁へ一直線に飛来する!)
(壁が触れた瞬間に四散する)
まったくエレガントではないわねぇ。ノックの仕方も知らないのかしら勇者様。
(壁の陰から転がり出でて)
エリゴール!!
(吹飛んだ壁から巨躯の騎士が躍り出る)
まったくエレガントではないわねぇ。ノックの仕方も知らないのかしら勇者様。
(壁の陰から転がり出でて)
エリゴール!!
(吹飛んだ壁から巨躯の騎士が躍り出る)
美しさは捨てていないさ、力一本、武器一本もまたエレガントだと私は思っているからね!
何よりも君ならここまでやって、問題は無いと信じてるのもある……!
(躍り出た巨躯の騎士と一定の距離を保つ様に後退しつつ、後退の動作と合わせて袖から出したナイフを投擲する)
(一度、戦ったレジーナなら分かるだろう。その投擲されたナイフが描く軌道が……まるで夜星のナイフと似たモノである事に)
何よりも君ならここまでやって、問題は無いと信じてるのもある……!
(躍り出た巨躯の騎士と一定の距離を保つ様に後退しつつ、後退の動作と合わせて袖から出したナイフを投擲する)
(一度、戦ったレジーナなら分かるだろう。その投擲されたナイフが描く軌道が……まるで夜星のナイフと似たモノである事に)
防ぎなさいエリゴール!
(しかし騎士はナイフが突き刺さるとあっけなく霧散する)
ま。ここで召喚出来る眷属程度ではこれが限界かしらね。
(カタリナに駆け出しながら、目前に壁を召喚し一瞬自らの姿を隠す)
エリゴール!
(壁から飛び出す少女。その瞬間、壁を中心として武器の群れ、森の木々のように乱立する。少女はその間を縫うように駆け抜け)
(しかし騎士はナイフが突き刺さるとあっけなく霧散する)
ま。ここで召喚出来る眷属程度ではこれが限界かしらね。
(カタリナに駆け出しながら、目前に壁を召喚し一瞬自らの姿を隠す)
エリゴール!
(壁から飛び出す少女。その瞬間、壁を中心として武器の群れ、森の木々のように乱立する。少女はその間を縫うように駆け抜け)
むぅ……ッ!
(聞いた事のない動きを前に追撃しようとしていた袖のナイフをしまう)
あの並び……私の斬撃を恐れての配置か!
フフ、ではこれでどうかな!
(バックルを素早く作動させ、鞘を開放すると遂にその内に納まっていた流麗な黒の刀身が露わとなる)
(レジーナを捉えるには武器の群れを全て吹き飛ばすのがベストに思えたものの、何故か今は無数の斬撃を放つよりも受けた方が安全に思えた)
……………
(ユラリ、刀を右手に鋒を地面に向けたまま半身をレジーナに向ける構えで待ち始める)
(聞いた事のない動きを前に追撃しようとしていた袖のナイフをしまう)
あの並び……私の斬撃を恐れての配置か!
フフ、ではこれでどうかな!
(バックルを素早く作動させ、鞘を開放すると遂にその内に納まっていた流麗な黒の刀身が露わとなる)
(レジーナを捉えるには武器の群れを全て吹き飛ばすのがベストに思えたものの、何故か今は無数の斬撃を放つよりも受けた方が安全に思えた)
……………
(ユラリ、刀を右手に鋒を地面に向けたまま半身をレジーナに向ける構えで待ち始める)
(返事が遅れましたっ!)
(少女は無言。刀を構え、袈裟斬りにきりかかろうとカタリナに飛びかかる。その間も武器の木々は成長し、乱立は止まらない。その範囲は二人を囲み押しつぶすように)
(少女は無言。刀を構え、袈裟斬りにきりかかろうとカタリナに飛びかかる。その間も武器の木々は成長し、乱立は止まらない。その範囲は二人を囲み押しつぶすように)
(おかげで私もご飯食べられたので結果オーライさ!!)
──────ッ
(間合いに入ったその瞬間、ソフィーが放った物よりも遥かに破壊力のある斬撃がレジーナの刀ごと斬り上げようと下から跳ね上がる)
(同時に、背後からの武器の木々だけ吹き飛ばす様に後ろ脚で土塊を踏み砕いて弾き飛ばした)
──────ッ
(間合いに入ったその瞬間、ソフィーが放った物よりも遥かに破壊力のある斬撃がレジーナの刀ごと斬り上げようと下から跳ね上がる)
(同時に、背後からの武器の木々だけ吹き飛ばす様に後ろ脚で土塊を踏み砕いて弾き飛ばした)
(少女は虚ろな瞳で斬撃を見つめ、回避する事なくそのまま切上げられた、その瞬間、斬られた刀がバキンと砕け散り、その破片が散弾のように周囲へと猛威を振るう。少女はその散弾を受けて完全に掻き消え)
(武器群の木々は土塊を受けると簡単に掻き消える。だが、掻き消えると再び立ち上がり、空いた隙間を埋めようと)
(武器群の木々は土塊を受けると簡単に掻き消える。だが、掻き消えると再び立ち上がり、空いた隙間を埋めようと)
(「破砕剣なら、既に経験済みなのだよ……!」)
(左手が、バックルを弾きながら鞘へ伸びる。レジーナだと思っていた少女が散弾を受けた事で破片の軌道を見切り、ベルトと鞘を繋いでいたワイヤーを外して暴風の如く二刀で破片の散弾を弾き散らす)
───ヌゥッッ!!───
(破片を弾いても止まらず、そのまま乱舞を更に荒ぶらせ、土塊や石塊さえ撒き散らしながら武器の乱立を一点に集中して突破しようとする)
(左手が、バックルを弾きながら鞘へ伸びる。レジーナだと思っていた少女が散弾を受けた事で破片の軌道を見切り、ベルトと鞘を繋いでいたワイヤーを外して暴風の如く二刀で破片の散弾を弾き散らす)
───ヌゥッッ!!───
(破片を弾いても止まらず、そのまま乱舞を更に荒ぶらせ、土塊や石塊さえ撒き散らしながら武器の乱立を一点に集中して突破しようとする)
あらどこに行くの勇者様?
レディを置いていくなんて酷いわね?
(武器の群れが刃が、土塊が当たる瞬間掻き消える。だが、その向こう。笑みを浮かべる少女がいた。銃を構え、ずらりと並ぶ十数人の彼女たちは、カタリナの姿を認めるや否や一斉にその銃に火を噴かせた)
レディを置いていくなんて酷いわね?
(武器の群れが刃が、土塊が当たる瞬間掻き消える。だが、その向こう。笑みを浮かべる少女がいた。銃を構え、ずらりと並ぶ十数人の彼女たちは、カタリナの姿を認めるや否や一斉にその銃に火を噴かせた)
やはり銃、か……!!
(予想こそしていたものの、初めて見る銃撃を姿勢を低くしながら背丈程の長刀で急所を庇い防ごうとする)
(しかし一斉に放たれた鉛玉を全て防げる筈も無く。肩や脇腹を撃ち抜かれてしまう)
……ッ、レジーナ!!
(そこで名を叫び、ギフトの輝きが失われる前に後方へ高く跳躍した)
私との決着を望むか、否か!!
(予想こそしていたものの、初めて見る銃撃を姿勢を低くしながら背丈程の長刀で急所を庇い防ごうとする)
(しかし一斉に放たれた鉛玉を全て防げる筈も無く。肩や脇腹を撃ち抜かれてしまう)
……ッ、レジーナ!!
(そこで名を叫び、ギフトの輝きが失われる前に後方へ高く跳躍した)
私との決着を望むか、否か!!
勿論望むわ。
(応える声はカタリナの背後。飛来する鉛玉は「少女の一部」。たとえ当たったとしても少女にダメージ足りえない)
(霧散し、陽炎のように消えていく武器の群れの中、静かにたたずむ少女がいた。その後ろには騎士が大弓を持って待機しており)
(応える声はカタリナの背後。飛来する鉛玉は「少女の一部」。たとえ当たったとしても少女にダメージ足りえない)
(霧散し、陽炎のように消えていく武器の群れの中、静かにたたずむ少女がいた。その後ろには騎士が大弓を持って待機しており)
……言ったな、天鍵の女王。
(フワリ、と。着地する……銀の輝きを失わずに。肩と脇腹の傷からの出血が止まり、その表情が普段と変わらぬ美貌を示す)
(大弓を構える騎士の姿を見るよりも先に、パチンッという音を立てて鞘がベルトと接続される。同時に開放された鞘の内へ滑らされるのはソフィーに借りた漆黒の長刀である)
……来たまえ、今の私は君が望んだ姿だ。
これが勝ちに行く私の奥の手だよ、ソフィーの刀とは……別のね。
(居合いの構えでレジーナの様子を伺い、僅かに銀の輝きが散る)
(フワリ、と。着地する……銀の輝きを失わずに。肩と脇腹の傷からの出血が止まり、その表情が普段と変わらぬ美貌を示す)
(大弓を構える騎士の姿を見るよりも先に、パチンッという音を立てて鞘がベルトと接続される。同時に開放された鞘の内へ滑らされるのはソフィーに借りた漆黒の長刀である)
……来たまえ、今の私は君が望んだ姿だ。
これが勝ちに行く私の奥の手だよ、ソフィーの刀とは……別のね。
(居合いの構えでレジーナの様子を伺い、僅かに銀の輝きが散る)
(騎士は大弓を構える。そこにつがえられているのは、剣)
そう。それが奥の手なのねカタリナ。
では・・・・・・我(わたし)も奥の手を出すとするわ(スッと騎士の方へ視線を向け)
では、決しましょう。
これが最後よカタリナ。
(銃を構えていた少女たちが消え、乱立した武器群が陽炎のように掻き消える)
幻想を紡ぎ、虚飾を謳い、あり得ざる現実(ゆめ)を見なさい。
エリゴール!!(少女の号令と共に、彼女の姿が消える。同時に騎士が限界まで引き絞った大弓の弦を開放する)
(大気を切り裂く鋭い音。亜音速にてカタリナに剣が向かい)
そう。それが奥の手なのねカタリナ。
では・・・・・・我(わたし)も奥の手を出すとするわ(スッと騎士の方へ視線を向け)
では、決しましょう。
これが最後よカタリナ。
(銃を構えていた少女たちが消え、乱立した武器群が陽炎のように掻き消える)
幻想を紡ぎ、虚飾を謳い、あり得ざる現実(ゆめ)を見なさい。
エリゴール!!(少女の号令と共に、彼女の姿が消える。同時に騎士が限界まで引き絞った大弓の弦を開放する)
(大気を切り裂く鋭い音。亜音速にてカタリナに剣が向かい)
……無粋な推測は、必要無い……!!
(柄を握り締めたその瞬間、レジーナが剣を射ったその刹那。鞘と刃の間に左手を触れさせ血が刀身に滴る)
(大地を踏み砕き踏み締めて撃ち放つ、神速の居合い。飛来するレジーナの剣に集約された一刀が閃く)
──────────ッッ!!!
(真空刃の嵐とは全くの別物。放たれたその斬撃は、赤い……『鮮血の刃』が一直線に亜音速で迫っていたレジーナの剣へ衝突する)
(柄を握り締めたその瞬間、レジーナが剣を射ったその刹那。鞘と刃の間に左手を触れさせ血が刀身に滴る)
(大地を踏み砕き踏み締めて撃ち放つ、神速の居合い。飛来するレジーナの剣に集約された一刀が閃く)
──────────ッッ!!!
(真空刃の嵐とは全くの別物。放たれたその斬撃は、赤い……『鮮血の刃』が一直線に亜音速で迫っていたレジーナの剣へ衝突する)
反応装甲(リアクティブアーマー)って知ってるかしら
(何処からともなく声が響く)
接触する前に自ら装甲を剥離して迫る威力を減退させる特殊装甲・・・・・・
我(わたし)の世界ではまだマイナーな技術だけれど。それはこう言う事を言うのでしょうね。
(剣から少女の影が現れる。亜音速で飛行する剣の上で少女は並走するように浮遊し)
武双散華
(大量の盾が斬撃に向かって散り、剣先をその盾の上に滑らせ、斬撃をかわそうと)
(何処からともなく声が響く)
接触する前に自ら装甲を剥離して迫る威力を減退させる特殊装甲・・・・・・
我(わたし)の世界ではまだマイナーな技術だけれど。それはこう言う事を言うのでしょうね。
(剣から少女の影が現れる。亜音速で飛行する剣の上で少女は並走するように浮遊し)
武双散華
(大量の盾が斬撃に向かって散り、剣先をその盾の上に滑らせ、斬撃をかわそうと)
なっ……!
(鮮血の刃が幾つかの盾群を全て破壊して突き進んだ直後、その斬撃をレジーナの剣が突破したのが見えた)
(背中を向け倒れ伏せるように大ダメージを避けようとする)
(鮮血の刃が幾つかの盾群を全て破壊して突き進んだ直後、その斬撃をレジーナの剣が突破したのが見えた)
(背中を向け倒れ伏せるように大ダメージを避けようとする)
本当は、少しでも幻影の少女たちの撃滅に向かうつもりだったなら、
その時点で背中に打ち込もうと思っていたのだけれど
(剣先の角度を調節しながら)
武双散華
(少女の姿が解けた。剣が爆発し、無数の武器へと転じて大地に降り注ぐ。それまでの武器群とは違う。地面を掘り返す程の威力。まさしく爆撃だった)
その時点で背中に打ち込もうと思っていたのだけれど
(剣先の角度を調節しながら)
武双散華
(少女の姿が解けた。剣が爆発し、無数の武器へと転じて大地に降り注ぐ。それまでの武器群とは違う。地面を掘り返す程の威力。まさしく爆撃だった)
〜〜〜ッッ…ぐゥ…ッ、ァッ……!!
(凄まじい威力故に、寸前で弾こうとしても遅い。背中を幾つもの鋒が切り刻み体の至る所を直撃こそ免れても切り裂かれ鮮血を散らしながら余波に転がされてしまう)
ッ…! く、まだ……だっ!
(幾つかの致命的な一撃を弾いて直撃から回避出来たのは刀のお陰か、何度か身体を地面に打ちつけられながらも転がり続けて体勢を立て直そうとする)
(凄まじい威力故に、寸前で弾こうとしても遅い。背中を幾つもの鋒が切り刻み体の至る所を直撃こそ免れても切り裂かれ鮮血を散らしながら余波に転がされてしまう)
ッ…! く、まだ……だっ!
(幾つかの致命的な一撃を弾いて直撃から回避出来たのは刀のお陰か、何度か身体を地面に打ちつけられながらも転がり続けて体勢を立て直そうとする)
エリゴール。
(少女が再び姿を結ぶ。騎士が一振りの剣を引き抜きそれを放り、それを少女が受け取る)
神器を使うわ。
(剣を中段に構え、カタリナに駆け出す)
(少女が再び姿を結ぶ。騎士が一振りの剣を引き抜きそれを放り、それを少女が受け取る)
神器を使うわ。
(剣を中段に構え、カタリナに駆け出す)
さっきのが神器ではなかったか……ははっ、私はやはり搦め手は苦手だ……!
(途中から滑る様に地面を転がり立ち上がると、両手袖から少女へ向けてナイフを瞬時に五本直線的に投擲する)
(投擲した直後、足元を踏みつけて土塊を自身の前に広げて一歩だけ後退しようとする)
(途中から滑る様に地面を転がり立ち上がると、両手袖から少女へ向けてナイフを瞬時に五本直線的に投擲する)
(投擲した直後、足元を踏みつけて土塊を自身の前に広げて一歩だけ後退しようとする)
あれは神器ではないわ。
我(わたし)の一部。
まぁ神の権能を宿らせるというものもあるけれど。
因みにこの神器の権能も同じようなものね。
(身体を低く保ったまま剣を寝かせながらナイフの軌道を逸らせるように弾く)
どんな輩でもある程度剣技が使えるようになる、そんな権能。
(足を止めず、駆け抜けざまに周囲に突き刺さった槍や剣を引き抜きそのまま投擲し返す)
我(わたし)の一部。
まぁ神の権能を宿らせるというものもあるけれど。
因みにこの神器の権能も同じようなものね。
(身体を低く保ったまま剣を寝かせながらナイフの軌道を逸らせるように弾く)
どんな輩でもある程度剣技が使えるようになる、そんな権能。
(足を止めず、駆け抜けざまに周囲に突き刺さった槍や剣を引き抜きそのまま投擲し返す)
意外だな! 君が、そんなリスクのありそうな武器を使うとは…ッ
(どの武器も彼女である事を再び念頭に入れて。投擲された槍と剣をそれぞれ一歩ずつ後退しながら鞘に納めたまま刀で打ち落とす)
それはつまり、相手の間合いに自ら入る事と同義だ。
……だが、それを好むのが武器だと言うのなら私はそれを美しいと言うがね……!
(居合いの構えに入り、再び斬撃の嵐を周囲に撒き散らそうと踏み込む)
(どの武器も彼女である事を再び念頭に入れて。投擲された槍と剣をそれぞれ一歩ずつ後退しながら鞘に納めたまま刀で打ち落とす)
それはつまり、相手の間合いに自ら入る事と同義だ。
……だが、それを好むのが武器だと言うのなら私はそれを美しいと言うがね……!
(居合いの構えに入り、再び斬撃の嵐を周囲に撒き散らそうと踏み込む)
だって。汝(あなた)が本気を出しているように我(わたし)も本気よ?
だから、我(わたし)に最も欠けているものを欲したの。
それに、忘れていないかしら? 汝(あなた)が今立っている場所を。
不在証明に引っかかりそうだけれど。
いいわよね。ここだけなら・・・・・・。
(そう一人呟いて更に足を踏み込む。剣を目の前に掲げながら)
ふふ……斬撃、撃てるかしら?
だから、我(わたし)に最も欠けているものを欲したの。
それに、忘れていないかしら? 汝(あなた)が今立っている場所を。
不在証明に引っかかりそうだけれど。
いいわよね。ここだけなら・・・・・・。
(そう一人呟いて更に足を踏み込む。剣を目の前に掲げながら)
ふふ……斬撃、撃てるかしら?
………なら、受けてみると良い……!!
(姿勢を低くして、全身を奮い唸らせながら剣閃を撃とうとする────)
(──────様に見せかけた直後、その体勢から全身をバネにして全力で上空へ跳んだ)
(宙に取り残される僅かな鮮血が、その軌跡を描く。居合いの構えだけは崩さずに再び上空へ跳び上がりながら地上に居るレジーナへ向けて無数の斬撃を撃ち放って見せる)
(姿勢を低くして、全身を奮い唸らせながら剣閃を撃とうとする────)
(──────様に見せかけた直後、その体勢から全身をバネにして全力で上空へ跳んだ)
(宙に取り残される僅かな鮮血が、その軌跡を描く。居合いの構えだけは崩さずに再び上空へ跳び上がりながら地上に居るレジーナへ向けて無数の斬撃を撃ち放って見せる)
馬鹿ね・・・・・・・。
(斬撃を目で追いながら。剣がカタカタと反応する。斬線があるならば、それは無数ではない。それが振るわれたものであるならば重なりはない。同時で無ければ理論上すべて受けきることは可能だろう。それが神器故に。相手の動きをなぞるだけで良い。「そういう剣」故に)
ま、そういうのもいいんじゃないかしら(一人呟いて剣を閃かせた)
一合目(斬撃をなぞる様に刃を滑らせ続く斬撃に押し当て相殺し)
二合目(更にその反動を利用して返す刃で斬撃を押し込みながら自らの身体を滑り込ませ)
三合目(滑り込ませた先で再び剣を振るい)
・
・
・
(そう剣は幻想を見せたが、結果は悲惨だった。腕が断たれ、脇腹がえぐり取られ、髪は引き千切られ、脚は細切れになり、胸は穿たれ・・・・・・。全身から赤い飛沫を飛ばしながら吹き飛んだ)
(斬撃を目で追いながら。剣がカタカタと反応する。斬線があるならば、それは無数ではない。それが振るわれたものであるならば重なりはない。同時で無ければ理論上すべて受けきることは可能だろう。それが神器故に。相手の動きをなぞるだけで良い。「そういう剣」故に)
ま、そういうのもいいんじゃないかしら(一人呟いて剣を閃かせた)
一合目(斬撃をなぞる様に刃を滑らせ続く斬撃に押し当て相殺し)
二合目(更にその反動を利用して返す刃で斬撃を押し込みながら自らの身体を滑り込ませ)
三合目(滑り込ませた先で再び剣を振るい)
・
・
・
(そう剣は幻想を見せたが、結果は悲惨だった。腕が断たれ、脇腹がえぐり取られ、髪は引き千切られ、脚は細切れになり、胸は穿たれ・・・・・・。全身から赤い飛沫を飛ばしながら吹き飛んだ)
……ッ!!?
(一瞬。まるでレジーナと打ち合えていたかの様な感覚がしていた、その筈だった)
(それが突如、その少女の姿が凄惨な姿を晒して吹き飛んだ。それを見た瞬間、ギフトが恩恵と輝きを失って消える)
ヅ、ァッ……!!
(上空から着地した瞬間、全身の傷口が開いて鮮血を滴り落ちさせた。しかし転がってでも確認しなければならなかった)
レジーナ……ッ!無事か、レジーナ!
(半ば倒れそうになりながら吹き飛んだ少女を探し駆け寄ろうとする)
(一瞬。まるでレジーナと打ち合えていたかの様な感覚がしていた、その筈だった)
(それが突如、その少女の姿が凄惨な姿を晒して吹き飛んだ。それを見た瞬間、ギフトが恩恵と輝きを失って消える)
ヅ、ァッ……!!
(上空から着地した瞬間、全身の傷口が開いて鮮血を滴り落ちさせた。しかし転がってでも確認しなければならなかった)
レジーナ……ッ!無事か、レジーナ!
(半ば倒れそうになりながら吹き飛んだ少女を探し駆け寄ろうとする)
ええ無事よ?
(ひょっこりそこいらに刺さっている槍の柄に腰掛ける少女が像を結んで)
(ひょっこりそこいらに刺さっている槍の柄に腰掛ける少女が像を結んで)
……!?
(驚きながら振り返り少女の姿を見て)
……これは、何かの冗談かい? はは……ッ
(刀へ手を伸ばすも、ギフトの輝きが失われたままらしく。相当な重量の長刀を片手では上手く持てずに半ば落としそうになる)
(驚きながら振り返り少女の姿を見て)
……これは、何かの冗談かい? はは……ッ
(刀へ手を伸ばすも、ギフトの輝きが失われたままらしく。相当な重量の長刀を片手では上手く持てずに半ば落としそうになる)
言ったでしょう?
何処に立っていると。
この武器群はすべて我(わたし)。なら、一つ壊れたとして・・・・・・我(わたし)を損なう事にはならないわ(肉塊を指で示そうとして、消滅していることに気付いて指を下げ)
我(わたし)の核を見つけない限りはね?
(ふぅとため息をついて)
我(わたし)の負けよカタリナ。
汝(あなた)は一度我(わたし)を倒した。
何処に立っていると。
この武器群はすべて我(わたし)。なら、一つ壊れたとして・・・・・・我(わたし)を損なう事にはならないわ(肉塊を指で示そうとして、消滅していることに気付いて指を下げ)
我(わたし)の核を見つけない限りはね?
(ふぅとため息をついて)
我(わたし)の負けよカタリナ。
汝(あなた)は一度我(わたし)を倒した。
……てっきり、私はさっきから君が撒き散らしていた武器達が一斉に襲い来るものかと思っていたよ。
それに私の心情としては、この戦いは負けたも同然さ。
君に白旗は上げさせたが……こう来るとは想定していなかったんだ、完全に君を傷付けたとばかり勘違いしてギフトも効果を失ってる有様だ。
(納刀するとその場に座り込んで)
……最後はヒヤッとしたが、とても楽しかったよ。
本当にヒヤッとしたがね?
それに私の心情としては、この戦いは負けたも同然さ。
君に白旗は上げさせたが……こう来るとは想定していなかったんだ、完全に君を傷付けたとばかり勘違いしてギフトも効果を失ってる有様だ。
(納刀するとその場に座り込んで)
……最後はヒヤッとしたが、とても楽しかったよ。
本当にヒヤッとしたがね?
我(わたし)としてもそれがしたいのだけれどね?
でも残念ながらそれは不在証明に引っかかるのよね(グニャリと、武器の下に隠れていた黒い影たちが立ち上がり、それぞれ手分けして武器を集め始める)
あら、勘違いしてくれたの?
ふふふ、なら最初からこうするべきだったかしらね。
判定が曖昧になるからしなかったのだけれど。
楽しかったのなら何よりだわ。
驚かせてごめんなさいね。
でも残念ながらそれは不在証明に引っかかるのよね(グニャリと、武器の下に隠れていた黒い影たちが立ち上がり、それぞれ手分けして武器を集め始める)
あら、勘違いしてくれたの?
ふふふ、なら最初からこうするべきだったかしらね。
判定が曖昧になるからしなかったのだけれど。
楽しかったのなら何よりだわ。
驚かせてごめんなさいね。
(影達が武器を集める姿を見ながら)
……全くもって、やはり私は女性には勝てそうにない。
それも武器となれば尚更か、こういう手はどうも弱くてね。フフ……
どうかな、最初からやられていたなら気付いてギフトは解けないからね。
私のギフトは、言い訳をする様に理由を相手に求め……最後は自分でその引き金を引く様に決定づけるもの。
自己満足の私が求めた力の一端とも言える。
さて……では、こうしよう。
私の負けでお願いしたいのと、ついでに君が勝者なので保養所まで連れて行って貰えるだろうか?
(困った様に微笑みながら、少女に手を差し出す)
……全くもって、やはり私は女性には勝てそうにない。
それも武器となれば尚更か、こういう手はどうも弱くてね。フフ……
どうかな、最初からやられていたなら気付いてギフトは解けないからね。
私のギフトは、言い訳をする様に理由を相手に求め……最後は自分でその引き金を引く様に決定づけるもの。
自己満足の私が求めた力の一端とも言える。
さて……では、こうしよう。
私の負けでお願いしたいのと、ついでに君が勝者なので保養所まで連れて行って貰えるだろうか?
(困った様に微笑みながら、少女に手を差し出す)
そう。
じゃぁ今のがベストタイミングだったわけね。
って、呆れた。レディに運ばせようと言うの?
まったく勇者様なのに情けない事ねぇ(そっとその手を取ろうと)
じゃぁ今のがベストタイミングだったわけね。
って、呆れた。レディに運ばせようと言うの?
まったく勇者様なのに情けない事ねぇ(そっとその手を取ろうと)
……フフ、ありがとうレジーナ。
(手を取って貰うと立ち上がりながら左手を縦に一閃して袖口から伸びていたワイヤーが巻き戻り。戦場の何処かに行っていた直剣を手元に引き寄せる)
よし、では行こうか?
(手を取って貰うと立ち上がりながら左手を縦に一閃して袖口から伸びていたワイヤーが巻き戻り。戦場の何処かに行っていた直剣を手元に引き寄せる)
よし、では行こうか?
まったく油断も隙もあったものではないわね(ワイヤーの先を見て)
ええ。(そう答えて荒野を後にしようと)
ええ。(そう答えて荒野を後にしようと)
君と近接戦になった場合にのみ、使おうと思っていたのだがね。結局それどころではなかったのだよ。
……フフ。(直剣を鞘に納めながら、荒野をレジーナと後にする)
……フフ。(直剣を鞘に納めながら、荒野をレジーナと後にする)
おや、出遅れたか。
応じてくれてありがとう。ようやく一人目だ。なかなか需要が無いとみえる。
(自嘲気味の笑み)
(背負い袋を担いで、脇にいつもの素振り用の木剣を差しているが、やはり民族衣装のようなひらひらした服で、街角からそのまま歩いてきたような格好のままだった)
応じてくれてありがとう。ようやく一人目だ。なかなか需要が無いとみえる。
(自嘲気味の笑み)
(背負い袋を担いで、脇にいつもの素振り用の木剣を差しているが、やはり民族衣装のようなひらひらした服で、街角からそのまま歩いてきたような格好のままだった)
…あぁ、気にするな。俺も今来たところだしな。…俺は素手でいいのかい?(手足をバキバキとストレッチしつつ)
ふむ、素手がいいのか。じゃあこれは使わない。
実際、10フィート棒も忘れてきてしまったからな。うっかりしてた。
(冒険者セットぽーい、木剣もぽーい)
(身体を側面に構えて、右腕は肩と水平の位置。左手は前に出す。親指と親指が向き合うように、見えない棒を握っているような構えをとった)
実際、10フィート棒も忘れてきてしまったからな。うっかりしてた。
(冒険者セットぽーい、木剣もぽーい)
(身体を側面に構えて、右腕は肩と水平の位置。左手は前に出す。親指と親指が向き合うように、見えない棒を握っているような構えをとった)
…ずいぶん綺麗なフォームで、俺とは大違いだな。(苦笑を浮かべた後、その表情が柔らかくにへらと変わる)そっちから来い、先手は譲るぞ?(目がきゅっと開かれるが、純粋な輝きをたたえている)
キャラクターを選択してください。
地平線へと沈まんとする太陽が赤く燃えあがり、
空のみならず大地をも、朱く紅く染め上げる。
※シリアスな雰囲気の中、決闘する場所です。
お互いのペースを見ながら、打ち合いましょう。
【邪魔をしない、巻き込まない】
【命を懸けた決闘も可能だが、必ず未遂で終わらせること】
【怪我をしても良いが、無事に生還しましょう】