PandoraPartyProject

ギルドスレッド

劍爛舞刀~華麗なる闘技の園~

応接室

その部屋は女王の執務室から近い位置にある。

客人を招き入れるための部屋。

壁には絵画が並び、棚には珍しい陶器のカップや調度品が置かれていた。
部屋の中央には大きなテーブル。それを囲むようにゆったりとした黒革のソファー。
毛の長い絨毯は、まるでクッションのように柔らかな感触を足裏に伝える事だろう。

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『なるほど、ここ自体がレジーナ殿というわけか
 道具が使われるためにこそあるもの理解できる
 鋳つぶされるぐらいなら損壊するまで使われたいものだ』
確かに楽園に関してはそうかもしれませんね
ここではないどこかというのは心に響くものですし
それに言われてみれば形は違えど
大抵の宗教には言葉は違いますが楽園と定義されるものがありますしね

ふふっ、確かに
好意的に見てもらえるのはありがたいですね
まぁ、いつかはきっと良いものを飾って見せましょう
『宗教から程遠い存在であるからな…お互いに』

『元々がどのような存在であろうと
 こちらの世界ではただの異邦人…
 元の世界に未練がない限りは格別の環境ではあるな』
ふむ。自身を規定する・・・・・・へぇ。
(目を細める)
アーティファクトを身に宿した代償は心臓と、今までの自分、という風に思っていたけれど、人間性もそれに含まれているわけね。
憂鬱。
生物としては破綻していると言うか、いえ、人間として、かしらね。
刺激を忌むだなんて、人としての在り方を否定するようなものだわ。
知識を得る事、労働に励む事、コミュニティーを築く事、関わる事、関わられること・・・・・・。
・・・・・・まぁ、道具の群れでしかない我(わたし)が言うのも難だけれど、ね。

汝(あなた)を人に近付ける一役になったなら、声を掛けた甲斐があったのかしら?


そうね。
そう言う事も出来るわ。
ただ、我(わたし)の”支配下(躰)”からは分離してるから、ここから意のままに操るなんて芸当は出来ないけれど。

まぁ人間の感性を得た我(わたし)としては、遣い潰されるだけなのは勘弁願いたいものだけれど。
今のしがらみや苦労から解放されたいと言うのは、当然の欲求なわけだし・・・・・・或いは、”楽園”より来たと言う記憶が実は魂か遺伝子レベルで残っていて、それが宗教と言う形で発露している、なーんてことがあったら・・・・・・少し面白いわね?

いいもの。
そうね。・・・・・・汝(あなた)が望む飾りたいものってなんなの?
例えばでいいわ。

宗教は、我(わたし)ていのいい理由づけ程度にしか考えてなかったわ。
楽だし。

・・・・・・。・・・・・・そうね、
未練・・・・・・。
人間を死に至らしめる罪の源らしいし…人間性の欠如は仕方ない…?
まぁ、全く感じない存在はそれはそれで問題ありそうだけど
私がそれに偏っているのは事実だし気にしないで
あと、レジーナの言葉には十分”魂”があると思うわ

うむ、捧げたからといっても…再度獲得するのは問題ない
とはいえ、多分?普通の人間よりは縁が切れやすかったりするかも
『性質がすべてを決めるわけではないが
 惹かれる部分もある、好きに生きるとよいだろう』

『集合体の一部を独立させることも可能なのか
 単体であるが故やはり興味深いな』
ふふっ、なるほどそれは面白いですね
人がどこからきてどこに消えるのか根源を求める感じで
現状の私だと遺伝子も魂もちょっと変質していそうですけど…

こういうとあれですけれど
聖書も読み物としてはなかなかに秀逸ですよね
まぁ、悲惨な誤字の聖書の話を聞いて僅か読んだだけですが

飾りたいものですか…なんでしょうね?
実用品を兼ねるなら食器類でしょうか
あとは、基本劣化しにくい金で出来たもので
蝕台・香入れ…貴金属入れ装飾品よりもそんなものがいいですね
『…ふむ、悪いことを聞いた
 我らは元の世界で良くも悪くも区切りが付いている故
 配慮が足りなかったようだ、すまない』
死に至る大罪というのも、興味深い話ね。
そんな大罪を、メランコリアは司っている、と・・・・・・。

ありがとう。
そう言ってくれると、嬉しいわ。
(ふと、一瞬、優し気な、寂しそうな笑顔を浮かべて)

そう、じゃぁ簡単に切れないようにしっかり縁を結ばないとね?

独立と言うか・・・・・・例えていうなら、細胞を一つ切り離した感覚ね。
そうねぇ。
楽園回帰願望・・・・・・我(わたし)はこっそりそう呼んでいるわ。

人でなくなった時点で楽園回帰願望はなくなる・・・・・・か、否か。
興味深い話ね。どうなのかしら?

聖書は、実は我(わたし)も良くは知らないわ。
設定(せかい)を作るときに、題材の一つとして取り上げられてたけれど、その程度ね。

あら、実用も兼ねるように考えてるのね。
いいえ。
気にしなくていいわ。

ふと考えてみたら、未練と言えるものって、全部虚像だなって思っただけよ。
まぁ、コルから受け継いだ?感じたから自覚は薄いけど
人を死に至らしめる感情みたいね
人は一人では生きられない...
とはいえ、私にとってはこれが普通なのだけど

(複雑な表情を見つつ僅かおどけ)
うむ、よろしくされてあげよう
しっかり結ぶとよい
『なるほど、別の個体ではないのか
 我には縁遠い感覚だが別の同胞なら
 理解しやすいものもいるように感じるな』

『...群体としての在り方の一端という
 理解で問題ないないだろうか?』
楽園回帰願望...なるほど...なるほど
確かに戻りたいのかもしれませんね
帰る場所というのはいつでも大切ですし

回帰願望に関しては今のところ感じませんが
これから感じることもあるのでしょうか?
なかなかに興味深いですね

アーラの世界での話になりますが
世界で一番発行されていた書物のようですし
何かを作る際の土台...共通の認識として
理解されやすいのかも知れませんね
『......納得してもらったところで悪いが
 イリュティムは見栄をはっているだけだ
 本当に欲しいものは芸術の価値よりも
 実用性いかんが判断材料である』

『そうか、それならばお言葉に甘えよう
 成り立ちの違いはなかなか難しいものだな
 適切な言葉がでず、すまない』
そうね。
群体として存在する我(わたし)でさえ、ヒトリという感覚があるわ。

あらあら
そんな偉そうな口をきくのは、このお口?(苦笑しながら、メランコリアの頬をぷにろうとする)

ええ。
そんな感じね。
ただ、長く離れてしまうと、切り離された腕が元に戻らないように、我(わたし)の一部ではなくなってしまうのだけれどね。
そこら辺の感覚は、ちょっと難しいかしら。
あるかもしれないわね。
きっと救いを求めたくなるような状況に陥れば……。
でも、それってどういう状況かしらね?


ふふ。
その方が正常でしょうとも。
我(わたし)も実用性がある方が好きね。

……ん。
ま、我(わたし)自身でも不安定だと思うわ。
群体でも意志が一つなら
一人でもある...と
なかなか、不思議なものね

(なすがままにむにられつつ)
むぐむぐ
(何故か胸を張る)
『まぁ、メランが楽しそうで何よりだ』

『ふむ、なるほど、言葉としては理解出来るな
 感覚的な部分だと、サングィスやレーグラあたりが
 共感できそうな感じだろうか』

『暇そうにしていれば一度聞いて見るのも面白そうだ』
だからこそ、誰かを求めたくなる時も・・・・・・まぁあるわね。
(ムニる手を止めて)
何故胸を張ってるのかしら……?

あら、似た様な人がいるの? 興味深いわね。
ある意味すでに死んだ身の上ですから
求めたくなる状況に想像はつきませんけど
これから出来てしまう可能性はあるのかも知れませんね
ふむ、しかし、楽園の反対とはなんでしょうか?
『我を作った創造主殿にとっては
 世の中は奈落だったようだが...
 回帰願望とはまた別物かも知れんな』

『正常であることは認めるところだが
 これでも虚飾を冠している故に
 ただの見栄にしか過ぎないものを
 望むだけ望んで貰いたい気持ちもあるのだ』
どことなく...?
深い理由はない

まぁ、すべてに意味がなくてもよいとかなんとか
『無理にいい話風にする必要はないが?』

『片方は液体金属の塊
 もう一方は粒子状の金属の塊だな
 少々欠損しても自己修復するらしいな』
楽園の反対は・・・・・・本来なら地獄なのかしら? 
それも憂世のことなのかしら?
わからないわね。

奈落・・・・・・?

見栄も虚勢も立派な虚飾、と。
ふむ。
深い理由はないのね・・・・・・。
まぁあっても驚きだけれども。
(カップに紅茶のお代わりを注ぎ一口)
そうね。
すべてに意味を求めるのは人の傲慢だと思うわ。

ふむ。金属粒子・・・・・・。
……………ん
すべてに意味があると、堅苦しいし…
ゆっくりのんびり過ごすのが寛容
『契約したことで契約者の皮膚を覆う様に
 幾何学模様を成しているが単体では金属粒子だな
 群体で一個体という認識故に意識が分裂することはないようだが』
自身をどこにあるとみるかで変わってきそうですね
現実の代わりに楽園を求めているのならば…憂世
現実の終わりに楽園を求めているのならば…地獄というのも納得できそうです

どちらにせよ、生きたまま辿り着くことをあまり考えていない印象ではありますが
『世の中を落ちるばかりで奪われるばかりで何もないと感じていたようだ
 そのため現状を打開するために人であることを捨てることを選んだようだ
 何も得らえず触れられないという意味で奈落と思っていたらしい』

『そういうことになるな。まぁ、名のままに生きるか
 気ままに生きるかは契約者殿に任せる形になるが
 たまには小言を言うこともある…』
のんびりゆっくりねぇ。
メランコリアの場合末世が来ようと変わらない気がする。
(メランコリアの髪を撫でようとしながら)

面白い性質なのだわ?
なるほど私に似ている部分がありそうね。
・・・・・・生きたまま、辿り着く事は無いと思ってしまうのは、それが現実的にはあり得ないと分かっているから。
だからきっと、ここではないどこかに、矛盾を許容できる場所に求めるのだわ。

・・・・・・ふむ。
哀れだと言うのは簡単なのだけれど……。
まぁ、そういう捉え方も、あるか。

お父さんみたいね、汝(あなた)。
(そのまま撫でられつつ)
…まぁ、その時になったら焦っても仕方がない
一応…たぶん…きっと?、末世がこないように努力は…する…
『ふむ、興味があるならば呼んでくることも可能だと思うがどちらかを呼ぶか?
 金属粒子の塊…レーグラは契約者が遊び回ってはいるが店に戻れば捕まるだろう』

『ある意味アーラも翼と羽根で構成されているとみれば
 群体のていを成している気もするが今はそれどころではないか…』
(口元を僅か引きつらせつつ)
理想の楽園は…理想ってことなのでしょうけど…っ
現実に寄った楽園も…一考すべきかもしれません…ね

(耐えきれず聖職者然とした雰囲気を霧散させ)
ふっ、あはは、じゃぁ、私は不出来な娘かしら
ふふつ、いいわね、それ、あはははっ

あまり、実の父親なんて知らないけど…っ!ふふっ
なるほど、お父さんだって、あはははっ
(翼が僅か震えつつ一般男性のような素の口調で)
『…父親だと?男性体という意識はあるが…
 いや、そうじゃない。こんな娘など手間がかかるだけだ
 ちがうちがう、何を認めている。私は儀式呪具であり
 一個体としてのそういうものではないだろう…?』
(自身への虚飾を忘れるほどに動揺する)
努力してなんとかなるものなの? 末世って。
面白い事を言うわねぇ。
(目を細めて)
ふふふ。
そもそも焦る事なんてあるの汝(あなた)?

ふむ。
そこはコルの裁量に任せるわ。
呼ぶにしても、都合やタイミングとかもあるでしょうし。
現実に出現した楽園は、多分きっと、地獄と同義なのでしょうね。

我(わたし)は思った事を言っただけよ。
そう感じたの。
だって、娘に小言を言うみたいなんだもの。
末世だろうとそれに至る状況だろうと…変わらないものはない
辿り着く先が積み重ねた先なら…すべては変えられる
まぁ、努力という言葉が正しいかはあれだし…よくなる保証はないけど

めったには…ない…焦るのも重労働だし…
それに、大概のことは眺めていればだいたい通り過ぎる
『それならば、イリュティム達がひと段落したら
 呼びに戻ってもらうか誰かしらは店番でいるだろう』
(崩れた口調のまま)
どこまで求めるかにもよるんじゃないかしら?
ほら、地上の楽園とか言われつつただ綺麗な場所とか…
まぁ、ああいう場所は『楽園』を求めている人間にはほぼ価値がないのでしょうけど

ん~、そうなるとやっぱりあれかしら
地獄のような楽園になるか
意に沿わないものを全部排除するなりして
地獄の上に楽園を作るか…いやはや、困ったものよねぇ
『…ま、まぁ、そういう風に感じるということもあるということだな
 父性を演じたということかもしれないし…な、うむ
 あぁ、創造主殿が想像以上に優秀という証明かもしれない』
(焦りつつ取り留めなくしゃべり続ける)
そうね。
なら、メランコリアは、末世に対して何を積み重ねるのかしら?

よくも悪くも通りすぎるのを眺めてる、と。
取り返しがつかなくなっても?


ええお願いしましょうか。
地上の"楽園"は得てして人には住みにくいものだわ。
そも、楽園が全てが満ち足りた、幸福の世界ならば、人間はとっくに資格を失っているでしょうね。
知恵の果実をかじった瞬間から、今に満足するなんて事はなくなったのだろうし。

何を焦ってるのよ。
何か都合が悪いの?
(何も考えてなかったという顔で)
……………………
…よりよくなるように祈りを積み重ねよう
まぁ、求められるなら…

取り返しが付かなくなるのは…何かを持っている存在だけ
…何も持っていないのなら失って「取り」返しがつかなくなることはない
(焦るアーラにかけられる声を聞き)
『純粋に焦っているだけだと思うぞ?
 我等の中では一番常識的で普通だからな
 厳しい雰囲気を作っているつもりでいたのに
 父親のようといわれて思考がオーバーフローしたのだろう』
…ん?あぁ、普通の綺麗な観光名所のつもりだったのだけど
知恵を得て追い出された楽園に知恵を持ったまま帰るのは苦痛そうね
まぁ、知恵をささげるなら戻してやろうとかいわれても拒否しますけどね

最初に戻りますが幸福で満ち足りたらそこで終わりなのはよくわかるわ
どこまでも知恵と欲というものが人間というものなのでしょう

(雰囲気を徐々に取り繕いつつ)
ふむ、だいぶお邪魔してしまいましたしそろそろお暇いたしましょうか
しかし、私はともかくアーラの化けの皮がはがされるとは思ってもいませんでした
ほんと有意義で楽しい時間でした、ありがとうございます
(コルの言葉で吹っ切れたように)
『いや、予想外だっただけだ。問題はないとも
 同胞の友人でもあるし少し気を張っていたというぐらいだ
 ひとまず、同胞以外と話すのもとても面白いものだった
 改めてになるがまたあったときにはよろしく頼む』
祈りか(苦笑し)
そうね。祈っておきましょう。

ふぅん? メランコリアは何も持ってないの?

でも、アーラがそう言う性質を持つなら、当然コルにもあるわよね。
そういうの。

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