PandoraPartyProject

ギルドスレッド

商人ギルド・サヨナキドリ

【団体RP】ある日のサヨナキドリ

そこは不思議な場所。
望めば困難なモノも手に入るかもしれない場所。
対価はもらうけどね。

(特定の人のみ発言を許可します)

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(チョーカーの緩い隙間からその下の首の皮膚をゆっくりなぞりつつ)
おまえと一緒に?
……それ、いいねぇ。
エスコートはお願いしてもいいかな?(くすくす)
heh、だろうなぁ。おまえ、甚振るほうが好きそうだもんなぁ。
記録映像でしか見たことないんだが、そう、まさしくそんな感じの。
ミュージカル見てるみたいでさぁ……すげぇ、きれいだったんだ……(うっとりと)
……んー、見せてくれるんなら、見る。

鋏、鋏かぁ……
よくくっ付いたな。180度逆にならなくてよかったなぁ?(悪戯げに)
……本当にね。よく、くっ付けたものだ。
鋏と言うからには剪断力で切断するのだろう?
紙を切るならともかく人の首の様な分厚いものを切るなら、左右からの荷重で捩じ切られた状態になっててもおかしくない。
その傷跡の見た目以上に修復は大変だったろうね。
いや本当に……あの時のことを思い返すと……今でも寒気がするよ。あの日が冬だったせいもあるとは思うけど……。
でも、もう大丈夫。はもう、居ないから……。
(半ば無意識に喉に手を置く。首の傷跡、ざらついた感触と凹凸が感じられる)

……そこはほラ、俺も背に腹はかえられない状況だったしナ。手ェ抜かずにちゃーんと『仕事』させてもらったサ。
まァ……それも混沌こっちに来る大分前の話だシ、前に言った気もするガ……他にいい条件も重なったから上手く行ったとこもあるシ。
……同じ芸当は2度はできねぇだろうがなァ。
……兎?
へぇ、そっちじゃ首狩りの女王クイーンオブハートならぬ首狩り兎ヴォーパルバニーでもいたのか?
随分と厄介なやつに絡まれたもんだ。

職人技だなぁ。
heh、こっちにも似たようなのがいねぇといいけどな?(へらへらと)
首取り兎……殺人ウサギは元の世界の本で見たことがあるが……本当に存在していたのか……しかもでかい鋏で……だけど赤羽のおかげで生きて……よかった……。
ハハハッ、随分と勘が良いなあファニー。 だヨ。
……まァ、正確なことを言うなラ……俺達が勝手にそう呼んだだけなんだがナ。だってあいつの名前知らんかったシ。自分のこと『ミミ』とか言ってたけどサ。

……ああ、一応誤解のないように言っておくと、相手は……人間の女の子……ではあったよ。
ええと……(周りの人物を見渡して)そう、丁度クウハ……と、ファッションの趣味があいそうではあったけど。兎のパーカー着てて……。
でも、彼女との因縁も……こっちで 、から。
あ、どっちでも大丈夫……なんだ。……ん、と。
(暫し考え込む様な素振りを見せてから、再び顔を上げて)
……それじゃ、やっぱり……今まで通り、『赤羽』の方で呼ぶ……する。
変わった呼び方、初めてだったから……いいなって思う、した。でも、こっちの方がしっくり来るから、ね。

……大地の首にある傷跡は、そんな事があったから……だったんだ、ね。
一度断つ……された命と、肉体を。繋いで戻すっていうのは……上手く言う、難しい……けど、とても凄いことなんだろうなって……思う、した。
首狩りの名を持つものは数多の世界に存在するからな。
名前が一緒なだけで同一個体ではないだろうが……伝承が形を持つってことも多い。
断ち切れたんなら、そりゃなによりだ。ああいう手合いはしつこいからなぁ。
……くっついたなあ。よお。
……凄い事しとるわあ。
……それは、よかった。でも、女の子だったのか…兎そのものかと思ってた…絵本に描かれてたから。
……実際、よく首を狩り取っているのは、人間、だよな……(時々魔女裁判で行われる処刑方法を思い出しながら)
……キミは、元いた世界で見たことあるのかい。
『人間以外』のモノ。
(リリオの旦那に尋ねる。どことなく意地悪そうな響きの、それ)
うん、何人もの首を断った殺人鬼が……普通の女の子だった、って思うと複雑だけど。
二度と、彼女に命を奪われる人がいなくって……これ以上彼女の尊厳も奪われないなら、良かった、のかな……。

……繰り返すようだガ、好条件が重なったのト、俺と大地の出身世界……『地球』ハ、そういう神秘の法則が緩いのも良かったんであっテ……まァ、有り体に家場運が良かったせいもあるサ。
混沌には混沌の制約があル。……あのシュペルでさえ上手くやれてねぇらしいんだかラ、混沌で死んだラ……今度こそ終わりだゼ。
だからせいぜい足掻いて藻掻いて頑張りナ、大地クーン?
(ケラケラ)

うっわ他人事かよ……。
そりゃあ、執行人おるくらいやし。一番おるのは人やろなあ。

んーと、そこまで深く考えんでも、クウハはクウハでよくない?
(『人間以外』で元いた世界でみたことがあるのか、という質問に対して)
……自分は、兵士として『魔女』と呼ばれる人達を、捕らえたり、見届けてきました。けれど…その『魔女』達は『普通の人間』と変わりなくて…思い返してみたら、魔法らしい物を見せたこともなくて…果たしてあの人達は『人間以外』の何かだったのかって……
(段々声色が弱くなっていく。こんな話したら自分は、殺されるんじゃないかと思うほどに)

…大地は優しいな。その子の尊厳のことまで気にかけるなんて…。
(混沌で死んだら今度こそ終わり、という言葉に、手を強く握る。毎度思うことだが、夢の中なはずなのに、どうして常に死が間近にあるような恐怖を感じてしまうのだろう)
それもそうだな…むしろひょっとしたら、人間しかいなかったんじゃないか…なんて…まあ、混沌みたいに幽霊さんや動く骸骨さんとか当たり前に存在するような世界じゃなかったから、あくまで個人的な感覚だけど。

おう、おいらもそう思って、あまり深く考えないつもりで…けど…(理解、という言葉がやっぱり引っかかる)
(…やっぱり。と自身の眷属にしか聴こえない様な小さい声量で呟いて)
ふぅん、奇妙な話だよねぇ…。
何を以ってしてキミ達は、それらを『魔女』と断じたのだろうね?(くすくす…)
魔女ねぇ……
どこぞの世界では、縛って水に入れて浮かんだら魔女。沈んだら人間。そういう判別方法があったらしいな?
作物が育たないのはナントカのせい。病が広がるのはナントカのせい。
人間は見えないものに頼りすぎてるし、同時に見えないものに責任転嫁したがるよなぁ。
(責めるでも揶揄うでもなく、淡々と)
魔女かどうかってきっちり調べとったらしいけどな。そういう専門機関もあったとかなかったとか。
専門機関なぁ、あー、まぁそういう世界もあるだろうな。
ただ話だけ聞いてると……フーガの世界でいうところの『魔女』は……
(思い当たるところがあるが、ひとまずフーガの返答を待ちながら)
アタシとしては仮に魔女がその世界に本当に生息するとしても、その専門機関とやらには疑いの眼を向けたくなるがね。(くつくつと笑い)
…結論から言うと、『人の言葉では説明できなくて、証拠物品を出せないから』でしょうか。
人がある日突然性格が変わって人を殺し始めたり、国で許可されているものとは全く別の宗教や薬に手を染めていたり、普通世間ではあり得ないような恋愛をしたり…それは大体魔法のせいだ…と…研究してる人もいるのですけど…自分は実際、ここにくるまで人が魔法を繰り出す姿は見たことがありませんでした。…絵本の中か、夢の中でみるぐらいでした。
…さらにファニーの言う通り、なにかしらの奇病や災害が起きた時の後に何人かが「この人のせいです、この人が『魔女』です」と言って連れてくることも多いです。

その判別方法も概ねそんな感じで…でも…大体水の中で溺死することが多かったな…魔女狩りの専門機関がある、というのは噂程度ぐらいで、調査は教会や裁判の人、特に優れた兵士が担当しているのをよく見かける。…おいらは兵士だけど、その調査に深く関われなくて、警護や逮捕、聴取…後民衆を落ち着かせるぐらいしかできないけど…。
え、正当性なんてせんやろ。いらん人間というか気に入らん人間ほうりこんどるだけやってあれ。
宗教的に、自分が正しい。というの示したいだけやで。
(彩陽的には過去の話だ。詳しくは知る事は出来る。その感情はそこには乗ってこないだけで)

まあ、人身御供たんなるいけにえっていうだけやで。あれきっと。
…………。
(フーガの話を黙したまま、静かに聞いている。彼の言う『魔女』と呼ばれた人達の中には、本当に罪を犯し、裁かれた者もいるかもしれない。けれど、その中には罪なき人もいたのだろうと、理解して)
(嘗て自身が体験した過去を思い出し、唇をきゅっと引き結んだ)
まぁ俺様も専門機関は信用に値しないと思うぜ。
もし本当に判別がつくのだとしたら、それは魔女ではない別の何かを魔女と呼称しているだけだろう。

正当性もないし整合性もないんだよなぁ。それっぽいことなんていくらでもでっちあげられるし。
体のどこかに痣があるとか、ほくろがあるとか、そんなん誰でもあるだろっていう。

……? チック? どうした?(チックの表情の変化に気付いて)
…、随分とまあ、お粗末な。
…ま、今此処から介入できぬ世界にどうこう言う気は無いが。

(火野の旦那へ苦笑を向けて)
キミのとこも、魔女の存在が体よく使われてるってことだね。
人身御供…そうかもしれないな…でも、仮に魔女裁判がただのでっちあげだったとしても、
おいらには制度を変えれるような力なんてないしな…
(ましてや、親友に呆れられるほどでは、と思いつつ、)
彩陽って…なんか、達観してるよな。でも少し、心強い。
(同じく苦笑いを浮かべつつ)

(チックさんの顔を見て、)
……だ、大丈夫か……ちょっと暗い話をペラペラと話過ぎた……すまん。
(焦った顔で、背中を優しく叩こうとする)
よくある話やろ。……いや、それ以外でも。
自分達とあいつは違う。だからよそ者。
……そういう信仰もあるんやけどなあ。よそ者信仰。

……諦めたからなあ。でも、今はちょっと希望がある。ってところかな。
(チックの様子見て)
すまん、ちょっと言い過ぎたかな?
(優しく背中を叩かれた感触、ファニーや彩陽、フーガから声を掛けられた事に気づくとはっとして)
……ぁ。えと、……ううん。
ん、と。……少し、昔の事……思い出す、してただけ。フーガ、彩陽……悪くない。
おれの方こそ、お話……途切れる、させちゃって。ごめん、なさい。
そうだね。手垢の付くほど、ありふれたハナシだ。
ああ、まれびと信仰ってやつかい?アタシも覚えがあるよ。
ん。そっか。いいよ。自分は気にしてへんから。(チックを安心させるように)
そそ。それそれ。(マレビト信仰というのに同意し)
本物の神の介入がなくとも、人間は勝手に概念を作り出すし押し付け合うし勝手に潰し合うからな。
……まぁ、それでも俺様は人間を嫌いになれないんだが。

ん、謝らなくていいんだぜチック。
そうやって思い出しちまうほどには、怖い思いしたんだろ?
深く追及はしねぇけど……無理はすんなよ。
(そう言ってチックの頭を撫でようと)
純粋な信仰であれば構わないのだけどね。
下手に欲望を煽ることをすれば、それらは容易く「まれびと殺し」へと変わる。
困ったものだよ。

……そうだね。ニンゲンは、愛しいよ。
………愛しい、か。
人間全てを愛しているとは……。
俺にはとてもじゃないが、言えないな。
(一連の話を聞いて溜息を吐き、一人席を立とうとする)
……あくまでモノガタリを紡ぐ者、総体の話だけどね。
アタシとて、ニンゲンひとつひとつに負の感情を抱かないのは無理な話さ。
…奥で休む?
(苦笑して、立つことは邪魔をしない)
そういう意味なら俺も愛してるかもな……。
…そうする。流石に疲れちまった。
ファニーの事、あんま悪く思わないでやってくれよ。
俺はもう別に気にしてねェから……。
…、おまえが言うなら善処はしよう。
また、後で。
(ゆるりとクウハの頬を一撫でして)
……、…
(”親友″と名乗りたがる男へも言及しようかと考えて止め)
ん、後で。
(ごめんな。と主人にだけしか聞こえない声量で呟いて、店の奥へと姿を消した)
(クウハさんが去って…また落ち込んで…)
…自分も少しこの辺りで失礼しようかと…
そういえば、望乃にデザートをお土産に頼まれたかな…
ちょっと…探してみよう…
(少しふらふらと棚を探し回る。心なしか疲れてる)
そうかぃ。デザートであれば、此処よりサヨナキドリ商店街で探すのがおススメかな。
…すみません。そっちに行ってみます。
(と言いながら静かに去っていく…)
(奥へ行くクウハを無言で見送り、席を立ったフーガを一瞥もせず)
……なぁ、商人よ。不躾な自覚はあるし、答えたくなかったら答えてくれなくていいんだが
アンタ、始まりはもっと人間に近い存在だったのか? 人間社会に溶け込んで生きてきたのか?
さて、知らないね。
アタシは気が付いた時は“このカタチ”だったから。
ただ、アタシが人間と強く関わり出したのはそんなに古い昔のことじゃあないよ。
──商人。その様に呼ばれ出したのなんてかなり最近だ。
……でも、見てきたんだろう?
愚かな人間の歴史を。物語を。……どうして関わろうだなんて思えた?
観測者“らしい”言い分だな、実に。
(くつくつと可笑そうに笑い)
登場人物の視点であれば案外わからんものだよ、そういうのは。
さておき。そうだねぇ……。
『見向きもされない“魔法”に価値は無い』
『約束』
『それでもなお、愛すべきニンゲンはいた』
理由として挙げれば、こんな感じでどうだい?
……正直ピンとくるわけじゃねぇが、まぁ根掘り葉掘り聞くもんでもなし。
その”魔法”が、時に畏怖や迫害の対象となることを理解していて
さっきの魔女裁判みたいにくだらねぇ茶番劇の存在も知っていて
なんならそれを目の前で見たか、もしくは自身がそうされたであろうことを仮定して
それでもなお愛せる人間がいたと、愛しい物語だと語れるのは…………すごいな。

……アンタについても、アンタとクウハの関係性についても、オレは大きな勘違いをしていたみたいだ。
嫌な態度とってすまなかった。アンタの眷属を怖がらせてすまなかった。改めて謝るよ。
……うん。
(怖い思いをした、という言葉にこくりと頷いた後、彩陽とファニーに小さく笑いかける。
頭を撫でられれば、徐々に苦しそうな雰囲気も解けていって)
あり、がと。今は……ちょっと平気になる、したよ。

(店の奥へと姿を消したクウハ、商店街へと去ったフーガをそれぞれ静かに見送る。
そして、商人とファニー──二人の対話も同じ様に見守りながら、ふと紡がれた言葉の一部に疑問を感じ)

……商人のひとは、初めから"商人"っていうわけじゃ……なかったんだ。
(ぽつり、とごく小さな声で呟く。
この人は、この人たちは。自分が想像するよりも、遥かに永い歴史物語を辿ってきたのだろうなと。改めて思えた様な気がした)
……別にアタシに関することは勘違いしようが、嫌な態度を取ろうがそこまで気にしないけどね。
あのコの寛容に免じて、アタシ眷属モノを怖がらせたことに関する謝罪は一応受けるとしよう。
少なくとも今のキミでは、アタシとあのコの評価はそうそう覆らないだろうしね。
(渡り鳥のコに微笑んで)
違うよぉ。周りから"商人"と認識されたのはかなり最近。
それ以前は……んー、まァ、色々。
魔法使いだったり、悪魔だったり、隠者だったり……。
ずーっと、もっと前は何者でもなく、ただそこに在るだけだったしね。
……気にしろよ。寛容なのか無関心なのかは知らねぇけど。
ああ、分かってる。吐いた言葉は戻らない。覆水は盆に返らない。
関係を修復するのも、新たに構築するのも、ローマ帝国を作るぐらいの覚悟をするさ。
……登場人物って難しいんだなぁ。(ふぅ、と大きく伸びをして)
それに関しちゃアンタは大先輩だな。

(表情を緩めるチックを見て)
いい子だ。
また思い出して怖くなったら、怖いって言って良いんだぜ?
そん時はまたこうやって、頭を撫でてやるからな。

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