PandoraPartyProject

ギルドスレッド

森の洋館

【RP雑談場所】談話室【誰でもOK】

ソファーやクッションなどが備え付けられた談話室。

貴方が運良く(或いは悪く!)館へ迷い込んだなら
この世ならざる住民がこの部屋へ案内してくれるだろう。

居たければ居たいだけいればいい。
飽いたならば離れればいい。
そうして、気が向いたならばまた立ち寄ればいい……。

悲劇も喜劇も茶番劇。
死者に事情があるように、生者にも事情があるものだ。
彼方では笑い声が、此方では泣き声が。
ああ、それもまた一興。

――さて、今日はどんな話をしようか。

*自由なRP交流スレッドです。
過度な迷惑行為にのみご注意下さい。

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
見えないものを映す。そもそも鏡がなければ人は自身をなかなか確認できなかったでしょうから。

疑問、確かに自分でも不思議ではあります。
ただおかしくてもそれが自身の存在の形なら受け入れるしかない、と思ってました。
でも、確かに、昔からこうではなかったような……そうなら、存在抱かなかったような……(ぶつぶつ呟いて考えている様子)
いやどういうことやの?(ぱんつうんぬんはつっこんでみる)

鏡は鏡、それ以上でもそれ以下でもなく。
いや、物事は大体それ以上でもそれ以下でもないって感じやけど。。
そこにある。っていう意味だけで。

永遠? ……あんの?ないやろ?(首傾げる)
続けたい奴は何時までで続けテ、終わりたい奴は苦しみなく辞められる世なラ、それはそれで別に良いと思うがネ。
だがまァ、それはそれで死にたがりと活かしたがりがぶつかったら地獄かもしれねぇがなァ。

しかし……さっき鏡禍も言っていたガ、商人の奴、気になるとマジでグイグイ来るっつーカ、遠慮なく言うよナ。大地が死体か否かと言ったときもそうだったガ。
好奇心が受肉したイキモノなのカ……?(じーっと商人を見る)
生あるものはいつか終わりを迎える、か……ファニー、大丈夫か?

なるほど…フルールは、そういった刺激の強い愛が好きなのか…?
って、その角の生えたうさぎ、紅茶飲めるのか!?(アルミラージをみて驚く)
まあ、お花摘みの時は楽だけど、足元に血だまりは驚くぜ…せめてなにか防いどきなよ…。

…鏡に色んな姿を映すうちに、
鏡も自分なりの姿が欲しいって気持ちが神秘を宿った…?(ぶつぶつ)
(気になるとマジでグイグイ来るっつーカ、遠慮なく言う)
……確かに、(ちょっと危ない所もあるけど)自分の好奇心に基づいて積極的に動くのはさすが強力な魔術師だったり商人だなあ、と思ったりするけども。
不思議に思ったなら思考するがいい。その方が"面白い"。

いや?鏡は鏡、なんて考えはそれこそ人間の獣性知的好奇心の賜物さ。
古来からあらゆるさかいで鏡は神秘に通じている。
神を宿すための器であったり、真実を写すものであったり、"異界"に通じるもの、またそれによって霊や悪魔を喚ぶためとされたり……鏡は西洋・東洋の魔術体系問わず"ただの鏡"では無いよ。
当然、霊的怪異的にも非常に所縁のあるものだね。彼の様に。

……さァ?どうだろうね?
(赤羽の旦那ににっこりと微笑みかける。先ほどよりやや歪な笑み)
……ありようそのまま封じられたのならともかく、僕はそのまま存在できていた。
僕に何かがあった……?
……って、面白いって、そういうものなんですか?
……『見向きもされない“魔法”に価値は無い』なら
『読まれない”物語”にも価値は無い』と言えてしまうのか……
いや……それでもオレは……オレは……

(フーガの呼び掛けは聞こえていない)
(ただ祈るように、左手の薬指に手袋の上から口付けて)
(それからぼんやりと意識を取り戻したように)

……いや、悪い。なんでもねぇさ。
そういうものだ。“生きる”上ではね。

……、いるだろうが。
(軽く溜息を吐いて、苛立たしげに小さい声で呟く……が、ムスメたちの傍にいる事をすぐに思い出して微笑みを浮かべ直し)
狐、隣人、物語。
やれどうにも君たちは
まさにイレギュラーという事か。
…………どうしてそんなこと言うの。
(ファニーを見つめる瞳から透明な透明な涙がこぼれ落ちる。
白魚のような指が傍に佇む父のコートへ伸び、縋るように握ろうと)
はぁ……僕にはちょっと理解できそうにはないですね。
でも思考したところで思うんですよ、僕が仮に異質としてだったら何か変わるのだろうか、と。
(ふわっと立ち上る薄灰の霧)

旅人と呼ばれようとも人ではない、ですからね。
……、
(よしよしとムスメの頭を撫でてやろうとする)
(幽炎の言葉に)
でも俺達旅人からしても、純種の皆はすごいというか、驚かされることも多々あるよ。

変化ができる獣種、飛行種、海種もそうだけど、生まれながらに鋼鉄の肢体を持ちうる鉄騎種や、それこそ概念の具現化とも言える精霊種。幻想種と魔術の親和性。
豊穣で初めて鬼人種に会った時も、特徴の多様さに驚いたよ。
秘宝種はROOを通じて人工的に生み出すすべも生まれたんだったか?
一見俺達地球人と似通って見える人間種だって、そんな中で適応して生きているんだから、単純に尊敬してしまうよな。

幽炎、それに望乃は亜竜種だったか。新天地で新しい出会いがあるというのは、いつも胸躍るものがあるよ。
……なんて言い方すると、それこそ俺も知的好奇心の塊のようになってそうだが。
(ルミエールと商人を見やって)
……たとえ忘れ去られてしまっても
ほんの一瞬でも、心に寄り添えたのなら、支えになれたのなら、その人生に関われたのなら
それはとても倖せなことなんだって……思うのは難しいか?
……難しいよな、おまえら、強欲だし……何度も繰り返してきたなら、なおさら『置き去りにされた』って思っちまうよな……
(揶揄するでもなく、ただ、”どうしようもないことだ”と苦笑して)

……物語を愛するものたちよ。
おまえたちの愛情は本物だと思っているが……
物語自体が物語そのものの価値を決めることは出来ないし
自らの価値を知らぬまま忘れ去られていく物語もあるだろう。
そして多くのものたちは……御伽話を忘れて大人になっていく。
……ルミエール、たとえおまえが、それを嘆いて”永遠に”少女たりえる存在に”なった”のだとしても……
おまえがひとりでそれを抱え切るのは……あまりにも負担が大きすぎる。
………………………、うん。それで?
(骸骨のコに促す声と表情は蕩ける様に優しく、その場にいる眷属達にのみパスを通じてふつふつと煮えた感情を漏らしながら)
月一の血溜まり、なぁ……。
まー、年中血と臓物撒き散らすうちのテケテケよりマシか。
パンツ履くかどうかはともかく、中に詰める様な製品がある筈だぜ。
月一の時はそういうの使っとけ。

大地の言う通り、俺達からしたら現地の奴らも驚異的な存在に映る部分はあるんだけどな。
イレギュラーなのはお互い様さ。

(泣いているルミエールと主人を見て)
…ごめんな、ルミエール。
ファニーに悪気はないんだよ。
コイツは棺桶を引き摺り続ける苦しみを知らないだけなんだ。
オマエは多分、忘れたくもなければ、忘れることもできやしないんだよな?
その在り方を選んだオマエからしたら……いや、そういう事じゃねェのか?
……悪い、旦那。
俺はルミエールの事も旦那の事も、何も理解しちゃいないらしい。
ルミエールが何を悲しんでいて、旦那が何に怒ってるのか教えてくれないか。
(クウハを見て、ひとつ呼吸の真似事をすると自身の感情の漏れをパスから遮断して)
……我が眷属を泣かされたのなら、それだけでも理由たりえるだろう?

(薄灰の霧を眺めながら)
……異質の自覚は大事だよ。大いに変わる。
自覚なき異質が因果となって大事なモノをいつ傷付けるかもわからんからね。
大事なモノが無いというなら、放っておいてもさして問題は無かろうが。
泣かせたからってだけじゃないんだろ?
何が悪かったのかが理解できなけりゃ、反省だって出来やしない。

……自覚が無けりゃ制御だって出来やしないからな。
悪気がない事と無害であるかは、また別の問題だし。
ルミエールおねーさん、泣いてるのですか?苛められました?

刺激の強い愛……特にそういうわけではないですが、あると嬉しいですね。
アルミラージは何でも食べますし、飲みます。胃と味覚は共有してるので、限界があるはずなのですが、私の許容量を超えて食べようとするのでいつもつらいです。

ぱんつをはいたら、お尻ペンペンする時に脱がされるじゃない?はいてない方が楽よ?
……ほんの一瞬関われたなら?
そんなのは、ねぇ。
私達にとっては呼吸と同じよ。
私達はニンゲンよりも多くの事を成せるのだもの。

「価値がない」だなんて。
価値を認めてくれないのも、忘れ去っていくのも、いつだって貴方達の方。
いつだってそうよ。可愛いモノガタリ。
誰しも皆が子供なのだと、大人のフリが上手くなって、忘れたフリが上手くなって、ただそれだけの事よ。
私達を見限るのはいつだって貴方達の方なのに……。

「大丈夫さ、フルール。
虐められているわけじゃないからね。
ルミエールは愛したがりで哀しがりやで我儘な魔女だからね。
ただそれだけさ。
あと、パンツは履こうか。
それとも僕らに履かせて欲しくて甘えているのかな?」
……そうか。ごめんな、ルミエール。
さびしいと、怖いと、そう言って泣けるおまえは痛々しいほど無垢で、純粋で、尊く愛しいと思う。
たくさん喪って、たくさん傷付いて、それでも物語を愛し続けるおまえを、素直に尊敬するよ。
……でも、それでも、オレは”そちら側”には寄り添えない。
どちらが正しくてどちらが間違いだとか、そういうんじゃないんだ。

おまえが不変を望むのはおまえの願いで、同時に父親の願いでもあるんだろう。
オレが不変を望まないのはオレの願いでもあり、それがオレの母親の願いでもあるからだ。
――『終わることを受け止めましょう』
――『去り逝く命を受け入れましょう』
――『たとえ忘れられてしまっても、どうか怨まず、愛し続けましょう』
そういう願いのもとに……オレたちは創られたから。

……ごめんな、物語を愛する魔女。
おまえはオレを滑稽と言って嗤わなかった。代わりに素敵な名前を付けてくれた。
それでもオレは……どうしたって、滑稽で、無情で、残酷な愚か者でしかないんだ。
……ごめんな、ルミエール。

(*ルミエールさんに非公開設定を開示しました)
アタシに関しては問題ないよ、クウハ。
観測は好きにすればいいし、『その様に振る舞えばいい』という話だからね。
ただ、そう……"心配"なだけさ、少しだけ。ここで言うことでもない話だ。
(多少、憂いた瞳でクウハに微笑みかけて)
え、鏡は鏡ちゃうの?単にそこにあるものを写すだけ。
それ以上でもそれ以下でもないかと。
後は使い手の概念ちゃうん……?
まあ、色々あるかあ。
…ファニー……。
(気遣わし気な視線をファニーに向け、抱き寄せようとしつつ)

”心配”、か。
……なら、また別の機会にでも聞かせてくれ。
……別の機会に、ね。気が乗れば。
(ゆっくりとムスメの頭を撫でながら)

色々あるよ。当然、キミの言う『それ』も正解だ。
キミは鏡をよく見たことがあるかい?幼い時分に鏡で遊んだことは?大きな鏡に心を惹かれたことは?
キミが居て、同じ動作をして、色もあって、他の物も映っていて、奥行きもあって……。
でも鏡はある境界からには手を伸ばせない。だから確かめようがない。
『これはどうなっているのだろう?』
『どうしてこんなことが起こりうるのだろう?』

──その『疑問』に、神秘の余地が生まれるのさ。
そうか…しかし女の子同士の番というのがいると実感すると、混沌の世界の広さを改めて思い知るぜ…まあ、おいらにはルミエールにもフルールにも負けない可愛いお嫁さんがいるけどな! (アハハッ、と笑う)

まあ、特異座標点イレギュラーズだからなあ…おいらは人間だけど。
(大地達の話を聞いて、目を閉じる)
……今までのイレギュラーズ達の歴史を軽く調べたことがあるが……改めて思えば、こうして未開の地とも呼ばれていた地域出身の人達……憂炎や望乃達とも会えたのは、イレギュラーズ達のその『好奇心の塊』のおかげでもあるんだよな。
油断すると危ういが、自由で強い源のようなものがさらに世界が広げていた。そして今でもきっと……すごい、な。

年中…それ貧血になっちまうってどころじゃねえな…そのテケテケってやつそれでも今生きてるなら凄えよ…(呆然とそう言葉を漏らす)

(商人さんやファニーさん、クウハさん、そして泣いてるルミエールさんを見て、心配そうに、
そして、すこし思い悩むように頭を掻く。
『御伽話を忘れて大人になっていく』ことに少し引っかかりを覚えるが…ここで過度に突っ込むのはあまり良くないと思いつつ、)

ところで、薄々気になったんだが……その、狼さん、どなたです?
(ルミエールさんのところで話し始めた、白い狼さんをみて。
…自分の故郷では白い狼は幸運の象徴だという逸話を教わったが、
実際に目にするとは思わなかった)
え、鏡やから自分やろ?考える余地もなくない?(科学の理屈で考える魔とか神様とかに仕える家の子)
ふむ。どうしてそれが自分だと思うのかな?
考える余地もないと思考する根拠と原理を説明できるかい?
(生徒を見る様な目で火野の旦那を眺めて)
ん……、クウハ……?(そのまま抱き寄せられて)
……オレはいいんだ。
自分を捨て置いていくものたちに、それでもオレは笑顔で手を振る。
さびしくないと言ったら嘘になるが、それでもあるがままを愛そうとしている。
……けれどそれは、あくまで『オレの一族オレたち』の理屈だ。

ルミエールは、そうじゃないんだろう。
たくさんの人間に見限られて、忘れられて、自分は何処へ行くこともできない。
それはとても、さびしくて、つらくて、かなしくて、だからこそ永遠を願うんだろう。
……ごめんな、おまえの痛みを知らないわけじゃないのに、寄り添ってやれなくて。
……ごめん、ごめんな、ルミエール……。
(薄暗い眼窩から、青い青いインクのようなものが、ぽたりと零れ落ちる)
鏡は光を反射するもんやろ。で、跳ね返された光が左右の眼に入って見えるのが鏡像。つまり、左右反対の像やね。
鏡の向こうに世界があるっつうんは物語やから出来る事やしなあってことで。
よろしい、科学的な知識による回答だね。

……であれば、火野の旦那。

光というものはありふれたものだが、その本質的な実体は波であり、それを科学的に捉えようとした場合は高度な原理の専門機材が必要になる。
すなわち、我らの日常にはで溢れているという事になる。
そんな光が、どうして科学的に存在していると言えるんだい?
ましてやキミ、目で物を見る時に『瞳孔を通って網膜に像を写し……』なんてことをいちいち知覚しているかい?
知覚していないのならば、それは『本当に写している』と言えるのかな?

そこに、神秘の余地があるのだよ。

……ま、正直そんな小難しい理屈を捏ねずとも、『あるものはある』程度で構わんのだがね。
鏡に写るのは、鏡を見た人物、もしくはそれを模した何か……というのはともかく、そういえば俺、赤羽が本来はどんな姿なのか知らないな……。
だって赤羽が鏡を見ても、写るのは基本俺の肉体だし……。

オ、丸裸の赤羽様が見たいっテ?大地クンもお若いねェ。

……きっしょ(等という軽口はそこそこに、フーガの驚きに、今思い出した風に)
……待てよ、テケテケって……俺達の世界にも、そういう上半身だけで這いずり回るような妖怪の怪談を読んだことがあるような……?もしかして、そいつって……。
変われない異質が彼女を傷つけるとは到底思えませんけど。
(取り出した手鏡で払うように薄灰の霧を消して)
とはいえ、そんな『可能性』があるならもう少し思考することにします。彼女を不幸にするのはあってはならないことですから。

そうやってばっさり切り捨てられるから僕みたいなのが存在しにくくなるんですよね。
それを常識だと思ってしまうと疑問すら抱かないのは人の恐ろしいところです。
(二人の鏡に対する問答を聞きながら)

この屋敷テケテケさんもいるんですか?
そのうち口裂け女さんとかもやってきそうですね。僕の知り合いもここを知ったら案外喜んで来そうなところですし。
(白狼の青く穏やかな瞳がフーガを見やる)
「ああ、君には挨拶がまだだったね。
僕はルクス。ルミエールの半身。
使い魔のしがない狼さ。
どうか仲良くしておくれ」
(ゆるりと青白い焔が宿る尾を振って親愛を示し)

「どうか泣かないでおくれ、白亜の星。
君が涙を溢す必要はないのさ。優しい君。
ほら、ルミエール。 よ」

(少女に寄り添う白狼の焔がよりいっそう、青く暖かに燃える。
焔が揺らめく内、少女は落ち着きを取り戻して)

…いいの。いいのよ。白亜の星。
貴方は貴方。私は私。ただそれだけの事だもの。
私は貴方を愛しているもの。
それでも貴方を愛しているもの……。
忘れたりしないわ。覚えているわ。
だからずっと、ずっと一緒よ。私達の可愛いモノガタリ……。
(くすん、と小さく鼻を鳴らして頭を撫でてくれる父を見上げる)
そういえば、鏡の妖怪といって第一に浮かぶのは雲外鏡だが。
……実際に見かけたことはやはり無いのだけれど、実際に居る世界だとして、そういうのって人間の創作が形を為して、そこでうまれたイメージとともに彼らも変容していくのかな。
それとも実際に見た人間の最初の伝聞が広まってくうちに、違う話になってしまったりなのかな……。
鏡、鏡…(何か思い出そうとして)
ああ、八咫鏡とかあるのう。鏡と言えば。
…………涙? なにを言って……?
(ルクスの言葉に自らの頬を伝う液体に気付き、指で拭って)
これ、は……嗚呼、なんだ……オレにも、ちゃんと……
あのひとと同じものが…………流れて…………
(まるで、それが”涙”であるのだと初めて知ったかのように)

……ルクス、ルミエール、……ありがとうな。
オレはおまえたちに寄り添ってやれないけれど…………それでも、愛しているよ。
オレも忘れない。おまえたちをけして忘れない。
……愛してくれてありがとう、物語を愛する魔女。
(青いインクの滲む瞳で、それでも優しく微笑んで)
……、大丈夫。どういう結末となっても、ずっと愛してるよ。
(ムスメの視線に気が付くと慈愛と寂寞の灯った瞳で彼女を見下ろして、安心させる様に優しく微笑む)
(PL:少し、飛ばしてしまった内容があることに気づき上げ直しさせていただきました…赤羽大地くんの童話のお話の前の内容です…非常に申し訳ございません…!)
(ルミエールさん達のことを気にしつつも)

なるほど…フーガ・リリオだ。
アンタのことはルミエール嬢から伺ってるぜ。何卒、よろしく頼むよ。
(青い焔が宿る尾が挨拶代わりと受け止め、
穏やかな笑顔で自分も軽く手を振る)
…アンタも紅茶かなにかいるかい?

(大地達の世界でも妖怪の怪談を読んだことがあるとか、鏡禍の話を聞いて)
…テケテケってそれほど有名なのか…。
(と呟く)

鏡の妖怪ってのもいろんな存在がいるんだなあ…ウンガイキョウとかヤタノカガミ……そう言えば、最近童話で、この世界で美しい人は誰か答えてくれる鏡があるって知ったんだが、それも鏡の妖怪か?
(よしよしとファニーの頭を撫でて)

大地の言うテケテケであってるぜ。
来たのは丁度真夏ごろだったか。
上半身だけで、下半身の方は生前馬車に轢かれたってよ。
人間なら生きちゃいられねーだろうが、アイツは既に死んでるし……。
口裂け女が来ようと歓迎はするが、ヒステリックな女だと若干困るな。困るだけだが。

白雪姫の鏡か。
ありゃ妖怪とは別の何かって気がするが……。
女王様愛用の鏡なァ。
あれ自身はイキモノというよリ、八咫鏡ほど高貴な神性ではなかろうガ、そういう魔術具って気もするガ。むしろあれ自体に感情がないからこソ、正直に姫様のが美しイ、と答えたんじゃないカ?

……そういヤ、そのお話のお姫様モ、一回毒食って死んだわりにハ、ピンピンして元気になってるよナ。
さてはあの王子、新手の死霊術使いカ?
その姫もまタ、大地みてぇに死者の概念を纏った生者と言えるんじゃねぇカ……?

……童話をそんな捻くれた視点で見るなよ、赤羽。
それよりも、やっぱそういうテケテケだったか……経緯は悲惨だが、なんだろう。語感のせいか、愉快な感じがしてしまうな……。
……確かに困るだけだが、慣れたらあまり気にしなくなる、かも。
(館内で暮らし始めたばかりの時に何度か叫び声みたいなのを聴こえて何度も驚いていたのを思い出しながら)
確かになんでテケテケって名付けられたんだろう…
マーチっぽい感じで可愛いけども。

感情がない、ねえ……けど、見てもねーのにどうやって美しいって判断するのか……ちょっと気になる。

確かに王子様は『眠る姿』を好んで、持って帰ろうとしていたとかなんとかあったけども……姫様の蘇り方も様々らしいな。王子様の口付けで蘇ったか、運んでる最中に落としてしまった衝撃で毒林檎が口から出たとか……どっちにしろ、蘇った姫様のタフさがすげえよ…。
鏡に映ってるんやからおるんとちゃうの?
自分は見えてるからおるんよそこに。って位やねえ。
見えへんねやったらおらんのよって位やし……
そう考えると此処で鏡見ると凄い量見えそうやねえ。

神器やね。八咫鏡。太陽に見えた鏡かあ。

白雪姫は色々とえぐい部分もあるよなあ……その中に出てくる鏡。なんなんやろうなあれ。
ンー、美人の基準や好みは人間なら多々あるガ、そうさナ、男女関係なしに誰もが共感する基準としてハ……

『目、鼻、口など顔のパーツがバランスよく配置されている事』
『顔が左右対称に近いこと』
デ、本人が白めか地黒な部類かはさておいテ、『シミや吹き出物やシワが無く、ハリがあったり、滑らかな肌である事』……とかカ?

勿論、個々の好みがそこに加わったリ、容姿とか関係なく心根に惚れ込んダ、ってパターンもあり得るだろうけどナ。
件の女王様は若くて娘盛りの娘に年の差で負けたんだろ多分。
懐広いですねぇ……(『ヒステリックな女だと若干困る』という言葉に対して思わず出た感想である)

八咫鏡は妖怪というよりもはや神の一種だと思ってますよ、あれ。

童話のと言えば、鏡よ鏡~、な奴ですね。あの鏡は魔術的なものだとは思ってましたが、真似して現代でもやってくれる子供がいるのでちょっとありがたかったりするんですよね。脅かしやすくて。
ちなみに僕がその鏡だったらやりたくない……というより全員の女性を見てくるなんて面倒極まりないので適当なお返事を返してたと思います。その鏡も生きているんだったら案外そうだったのかもしれませんね。
そう?苛められてないなら良いのだけど。
ぱんつ?嫌よ。ルクスおにーさんだってはいてないじゃない。おにーさんがわんちゃんぱんつをはいてくれたら、少しは考えるわ?

フーガおにーさん、ツガイがいるの??これは惚気話?聞きたいわ聞きたいわ。お相手さんの好きなところとかか色々お話してちょうだいな??
草薙剣、八咫鏡、八尺瓊勾玉。
ま、俗にいう三種の神器じゃの。
キミの言う鏡の原理がキミ自身に正確に知覚出来ない以上、その鏡に映ったものが確実にキミが考えているモノを写しているかもわからないのに?そも、ちょいと描き方を変えるだけで並んだ2本の棒の長さも間違う様な、いい加減な『目』など当てにならないさ。

ああ、白雪姫の。
一種のジョーク・グッズであろ、あれ。
おん。自分の眼が見てるものが全部やろ。
せやからええねんてそれで。
人間見えてるもんしか信じへんもんやって。それ以外も知ってるけど。

あれなんかの暗喩とか言う話もあったな?白雪姫の鏡て何かの。

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM