PandoraPartyProject

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女の戦い

「冷静に考えたら」
 ドラマ・ゲツク(p3p000172)は聡明だ。
「勝手に言っている話を律儀に受け入れないといけない話なんてありません」
 五年もああだこうだと揉めに揉め、今更用が無くなったからとは何事だ!?
 それで気持ちが萎びるのならば、元々あんなに面倒臭い男に用なんてないのだ。
 何処ぞのいじけたお姫様がどうであろうとも、そも同じにするなという話ではないか!?

「……冷静に考えたのだわ」
 華蓮・ナーサリー・瑞稀(p3p004864)はしなやかだ。
レオンさん、他人に甘えるのが下手過ぎるのだわ!
 もう、俄かには信じられないレベルなのだわ!?」
 ふんわりとした見た目や雰囲気からは信じられない位に芯が強い。
 かつては些か緩かった情緒の方も、何処かの誰かさんのお陰でしこたま強かになっている。
 生来の意志の強さを相まって、こうと決めた彼女を揺らがす事なんて神様にだって出来やしない!

「待っていればいいんです」/「待っているといいのだわ」
 自分が半端な事をした報いは済ませるべきが筋である。
『他人の気も知らないで、何時もこんなに身勝手ならばたまにはそれを味わってみれば良いのである』。
 数多の運命を踏み越えた特異運命座標は迷わない。
 ……否。恋する乙女はもっと別の理由で厭わない。

 冠位色欲だか何だか知らないが、人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて――何とやら!


 ※『煉獄篇第七冠色欲』ルクレツィア及びその麾下がメフ・メフィートに侵攻しました……
 ※『バグ・ホール』の発生と共に混沌中で魔種による事件と甚大な被害が蔓延しつつあるようです……

これまでの天義編プーレルジール(境界編)Bad End 8(??編)

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