PandoraPartyProject

ギルドスレッド

待ち惚けの館

アルヴァの個人部屋②

アルヴァが普段過ごしている部屋。
窓からは森の木々が見え、いつも湿っぽい。

改装当時は片付いた綺麗な部屋だったが、航空猟兵のタスクと装備の整備を溜め込み過ぎて書類や装備パーツが散乱し、本人の片付け嫌いも相まって足の踏み場もない部屋になっている。

◆◆◆内装◆◆◆
・全て木造で、木の匂いがする部屋です
・家具はそれなりに揃っており、お湯を沸かすための焜炉がある
・地面は装備のパーツが沢山転がっており、足の踏み場がない
・机の上には本や書類が山積みになっており、作業不可能
・寝るためのベッドだけが安全地帯

→詳細検索
キーワード
キャラクターID
そんな状態で他人の心配してたら死ぬぜ?
(自分もコーヒーを一口飲んで)
仰る通りですね…(もう一口)
視野を広げるトレーニングもせねばなりませんね。
視野っつーか、自分を見つめ直すところからじゃないか?
俺も人ことは言えないが、たまには自分第一で動いてみるといい、楽だから。
ううん。そういうモノなんですかね…(こくり、ともう一口)
ああ、そういうものだよ(こくりと頷いて、きっぱりと)
…次の仕事はそうしてみましょうか…(ごく、と飲み切って)

さて。そろそろ掃除を再開します。…今度はリビング辺りを片付けましょうかね…
あいあい、お疲れさん。
片付けはできる範囲で構わないからな(コーヒーを置き、軽く手を振って見送った)
はい。まあ、ボチボチやりますね。
…貴方も仕事上がりですから、ゆっくり休んでください。(ひら、と軽く手を振り部屋を出て行った)
------------------------------------------------------------------
おう、いきなりだな……まぁ少し待て。
物事には順序ってモノがあんだろ?
(中に入ってきたブランシュに苦虫を噛み潰す表情を見せ、お湯を沸かし始める)

とりあえず、床は足の踏み場もないしそこの椅子にでも座って少し待ってろ。
はーい。順序に関してはあっちで話した気もしますけどねぇ。

(椅子にもたれ掛かった)
そんなこと話したっけ……?
まぁいいや、航空猟兵のリーダー交代の件だっけ?
(片手でコーヒーを入れながら、ちょっとため息交じりに)

ぶっちゃけ、こんな改まって話すようなことでもないんだが……うーん。
(悩ましいような声色でそんなことを言いながら、片手で注ぐコーヒーはいくらか零れている)
体がやばいから1年で交代しろって言ったのはアルヴァさんですよ!

あの……それにコーヒー零れてますですよ?
おっとと、すまんすまん。
(慌ててお湯を注ぐのを止めるが、溢れたものはキッチン台に軽いコーヒー溜まりを作り)

まあことのつまり、簡潔にいうと片目が見えてないんだ、既にな。
お前も空を飛ぶなら、視界の大切さがわかるだろ?
(ぎこちなく右手で布巾を持ち、コーヒー溜まりを軽く拭きながらブランシュの方を見ずに)
……片目が。
いつからそんな事に。
それなら練達で義眼を作れば……
いえ、それもきっとやらないんでしょうね。
その選択を取るなら、とっくに義手を作っていただろうし。

ただ、ブランシュに代替わりしたとて航空猟兵がいつまで続くかなんてわかりませんよ?
アルヴァさんだから着いてきた人もいますし。
色々と理由はあるけど、義眼は考えてない。
見りゃわかるけど、視力が無いってだけで眼自体は無事だからな。
(右の指で右の瞳を大きく開く。奥の色は失っているが、それ以外の違和感はない)

義眼にしたとして、元の視力に戻れるとも限らないだろ?
――それに、義眼にしたらきっと妹が怖がる。
(そこまで言ったあとで、いつもの表情に戻り)

俺が生きてる間はサポートしてやるし、頭も下げてやるつもりだ。
勿論、それをした上で航空猟兵を残せるかどうかはお前の努力次第ってところだが。
すげえプレッシャーですよ……うーん。頑張りますですよ。

それはそれとして、魔種がいなくなった後って航空猟兵を存続させる気はあるですよ?
珍しく愚問を言うねブランシュ。航空猟兵は俺の生きた証だよ。
じゃあ、魔種を全部倒した暁にはリーダー交代しますですよ。
アルヴァさんだって目の事教えてくれませんでしたよ。
ブランシュは……エルフレームシリーズは対魔種戦闘用特化機体ですよ。その役割を終えた場合、力を持ち過ぎた事を考慮して封印、ないしは意識コードの破棄がされます。
だから、平和になったらもう動きません。
なので後1年で魔種が殲滅出来なかったら、リーダーの話はお引き受けします。
うぇ……いや、俺のこれは、マジで最近のことだし、ここ最近は忙しかったろ。

てかお前、対魔種戦闘用とか言ってるけど、お前のシリーズで魔種いなかったか?
俺の記憶違いなら良いが、そもそも平和って――いや、んな細かいことはいい。そんなことより、お前はそれでいいのかよ。
それでも少しくらい話せばサポートのしようもあると思うんですけど……
アルヴァさん全部ひとりでしょい込み過ぎなんですよ。

確かに。ブランシュ以外の全シリーズは1機を除いて全て魔種化しました。
ブランシュも魔種化する可能性も否定はできません。まあそん時はそん時として。
――嫌に決まってるですよ。でもね。ブランシュは書かれたコードには逆らえないのです。
「全ての魔種を殲滅する」
それがエルフレームシリーズの定められた定義です。キカイは決められた事以外は動けないんです。例え世界に人間として認められても、ガワだけの人間なのです。だから全部の魔種を壊したら、終わりなんです。変えられない運命なんですよ。
……ま。そんな事はどうだっていいんですよ。決まってる事だから。
それより、アルヴァさんは今、どれだけ戦えるんですよ?今までのように前線に出れますか?
必要ならサポート器具の発明もしておくですよ。
(目に見えてわかるような大きなため息を吐くと、少し嫌そうな表情を浮かべて)

…………。
――――言いたいことは山ほどあるが、キリがないからこの場では省くぞ。
俺やお前が動けなくなったとして、それで動けなくなる組織ならそれまでだったって話だ。
(それでも心労消えぬといった感じに、苦しそうに二度目のため息を吐く)

前には出れるが、狙撃銃は前以上に狙撃銃として扱えなくなるだろうな。
あとは、右側の視野が約35度くらい真っ暗でなんも見えん。嫌な死角が増えた。
……後継者はまだまだいると思うんですけどねえ。ま、アルヴァさんのプライドが許さないんでしょうねえ。

マズい死角ですね。狙撃銃がまるで狙撃に適してないのは昔からでしたが、今も攻撃が来ると対応できない。疑似的に視野を広げるコンタクトレンズ、作りますか?
お前、時々突拍子のないことを言うよな。
俺のプライド云々已然の話、アイツはそもそもそんなタイプじゃねえだろ。
(やれやれと口に出しながら続けて)

それに、仮にアイツにそれを話したとして、アイツはそんな話受けねえよ。
空で自在に動けることと、リーダーとしての素質はまた話が別だ。
死角に関しては、今はそういうものに頼る気は無い。
知ってんだろ、俺がそういうのを好かないって。
ブランシュは気分屋なのですよ。
しかしリーダーの素質ねえ……難しい話ですよ。そもそもブランシュだってリーダーの素質なんて無いですよ?一応、アルヴァさんの傍で見てきてはいますが。

ま、そうでしょうけど。だとしたらその視界どうやって確保するんですよ?こっから先、ますます敵は強くなってくると思いますが。
俺の弟子を名乗るくらいなら、それくらいできてくれなきゃ困る。

あと、視界についてはその為の引き継ぎだろうが。
どの道腕一本無い時点で既に二軍落ちしてんだよ、俺は。
む、そう言われるならやれるように振舞いましょう。航空猟兵のリーダーですからね!

アルヴァさんで二軍落ちなら、一軍はもっと厳しいですね。レベルは全てではありませんし。
……まあ、やれるだけやりますよ。全力で。
さてと。話はこんなもんですか?
それとも、具体的にいつから航空猟兵の引継ぎをするまで話します?
隊長として、俺以上動けることを期待しているよ。

具体的な引き継ぎについて今はまだいいや、引き継ぎ書が出来てない。
まあ、近々航空猟兵を運用する上での色々を渡すだろうから、それを待っててくれ。
了解しました。では、今のところはここらへんでおしまいとしますか。

では、最後の一つだけブランシュからのお願いを。
――自ら死にに行く事の無いように、お願いしますね。
それとたまにゃ部屋、片付けてください。では。
(立ち上がって帰ろうとした時に何か踏んだのか、飛び跳ねながら帰ってった)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
…………。
(音を立てずに部屋を覗く。寝ているのが見えて、日を改めようかと考えつつ)
あ……?
(気配だけで目が覚めたのか、黒い服のままむくりと起き上がると、眠そうに扉の方を睨みつけ)
(すぐに去ったのか、気配はすっかり消えている)
(扉の前まで行けば、気付かず抜けたのか、青い羽根が一枚落ちているのが分かるだろう)
…………。
(大きな欠伸と一緒に涙が一粒零れると、膨らんだ尻尾を抱きしめて再び寝てしまった)
(改めて来てみましたけど、静かですねぇ……もう休んでいるか、不在でしょうか)
(……あ、羽根。こんなところに落としてしまったとは)

(静かな部屋の扉の前で、どうしたものかと少し考えながら。
先日落とした羽根を拾って懐に仕舞っている)
(……出来れば面と向かって渡したかったですが、アルヴァさんも忙しいでしょうし、まぁ仕方ないですかね)
(扉の横に置いておけば分かりますかね……)

(そんなふうに考えながら、持っていたやや大きめの紙袋を扉の横に置く)
(少し考えて、先ほど懐に仕舞った羽根を紙袋の上に乗せる)

キャラクターを選択してください。


PAGETOPPAGEBOTTOM