PandoraPartyProject

ギルドスレッド

待ち惚けの館

アルヴァの個人部屋②

アルヴァが普段過ごしている部屋。
窓からは森の木々が見え、いつも湿っぽい。

改装当時は片付いた綺麗な部屋だったが、航空猟兵のタスクと装備の整備を溜め込み過ぎて書類や装備パーツが散乱し、本人の片付け嫌いも相まって足の踏み場もない部屋になっている。

◆◆◆内装◆◆◆
・全て木造で、木の匂いがする部屋です
・家具はそれなりに揃っており、お湯を沸かすための焜炉がある
・地面は装備のパーツが沢山転がっており、足の踏み場がない
・机の上には本や書類が山積みになっており、作業不可能
・寝るためのベッドだけが安全地帯

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(扉がゆっくり開くと、練達から大量の部品をかっさらってきたアルヴァが入室する)

う、重……ちょっと、予備の部品含めて買い過ぎた……。
(片手で持った大袋の中には狙撃銃や妙ちくりんな電子パーツが混在しており、さしずめジャンクショップというジャンクショップを回って欲しいパーツを買って来たのだろう。どさりと置いた袋からは部品が少量零れ、地面に落ちる。果たしてこれは本当に全部必要なものなのだろうか)
流石に歩き疲れたな。練達は店が多くて困る……。
(地面のガラクタを少し退けて足の踏み場を作りつつ、へにゃりとそのまま座り込む。彼が愛用しているブリンクスターやスナイパーライフル、衛星諸々すらガラクタに埋もれ知らない場所にあるが、本人はあまり気にしないらしい)

…………。
(ふと、コーヒーが飲みたくなったらしく、ガラクタの合間を刺すように焜炉まで歩くと、水を入れたやかんに火をかけてお湯を沸かし始める)
(一人分のお湯はすぐに沸く。小さな食器棚から『だが断る』と書かれたマグカップを取り出すと、取り出す手間を考えて同じところに置かれたコーヒーの粉、コーヒーフィルターを取り出し、専用の道具を使って自分用のコーヒーを淹れる)

ふーぁ……。
(全て片手で器用に行うと、また地面にへにゃりと座ってコーヒーを一口。部屋にはコーヒーの良い匂いが充満する……が、部屋が散らかりすぎてそれも台無しだ)
……ぷぁ。
(ガラクタに寄りかかりながらコーヒーを飲んで、変な声で一息吐く)

狙撃銃とブリンクスターの整備に引き継ぎ書の作成、隊員の士気を上げるために何かしないといけないし――やっぱ明日やろう……。
(マグカップのコーヒーがなくなると、適当な場所にバグカップを置いて適当なガラクタを手元に持ってくる)
そうやって後に回すと結局やらなくなるぞ。
今考えろ、今。
(部屋の死角になりやすい位置から急に声が聞こえ始める。
そちらに目を向ければ、ガラクタの上でさも居て当然であるかのようにくつろいでいた人影が浮かび上がるだろう)
いや、このタスク量を今やるのは……。
(否定しながらガラクタの上に寝そべって、少し黙って考えたのち世界の方を見る)

…………。
……いやお前、いつからそこにいた???
(ガラクタの山が少し崩れ、バランスを崩しそうになる。慌てて体勢を立て直すと、小さくあくびをして)
お前がこれからしなければならない作業に比べればそんな疑問なんて些細なもんだろ。
今急に現れたとしても一億年と二千年前からいたとしても大して問題はないだろう。
さて、俺は優しいから一応質問に答えるが、ついさっきだよ。
(床には見慣れない袋菓子や缶飲料の残骸が大量に散らばっており、その答えが嘘であることを暗に物語っている)
いやそれ、さては俺が部屋に入ってくる前からいたのか……?
(地面に落ちた残骸に若干引いたような表情をしつつ、こめかみをぴくつかせる)

クソが、ナチュラルに不法侵入しやがって。
独りで全部やるには恐ろしい量のタスクなんだよ、こんなのやりたい訳ないだろ。
(書類の山や、整備しかけの装備に目をやりつつ、やる気が感じられない声色で)
俺は超能力者でも忍者でもないんだ。お前と同時に入るなんて無理に決まってるだろう。
(これは帰るときにちゃんと持ち帰るから気にするなと言いたげに肩を竦める)

まあそう言うな。俺は容易に入れてお前は自宅のセキュリティの甘さがわかる…お互いWin-Winじゃねぇか。
それにしても整備はともかく、書類や士気を上げる方法だのはある程度他人に任せればいいだろ。独りで抱え込むタイプか?力抜けよ。
(それか俺みたいにぼっちやろうぜと手をひらひら振る)
(何言ってんだこいつって顔をする)

セキュリティの甘さが分かったところでお前の不法侵入は変わらないが?
士気はいいとして、恐ろしい量の書類は俺以外の人間が分かるように作ってないから引き継ぎたくても引き継げねえんだよ。こんなの引き継ぎたい奴いねえだろうし。
(目を擦る。治りかけていた目の下の隈は以前より濃くなっている気がする)
そこを突かれると痛いな。それじゃあどうする?ポリスにでも突き出すか?

ワンマン経営とか時代にあってないぞ。すぐにでも書類を作り変えるなりしたまえ。
……無論、これ以上タスクを増やさないよう実際に作るのはあくまで他の奴な。
後継者問題についてはどうしても解決しないなら俺がやってやろう。
(どこまで冗談か分からないような声音で淡々と)
やめとくよ。お前を察に突き出したところで得はしなさそうだ。
(苦い顔をしながらそんなことを返し)

俺がやってやろうって、お前航空猟兵のこと何も知らんだろが。
後継者問題については強制的にでもウチの団員に引き継ぐ予定だ――もっとも、やってくれる可能性はまだ25%ってところだが。
(大きなため息が漏れる。目の上のたん瘤らしい)
賠償金と憂さ晴らし、メリットが二つもあるぞ。
まあ俺のような素敵な人間が娑婆に1人減ってしまうという大きすぎるデメリットもあるが。
(そう言って貰えると助かるがと一息つく)

知らん。が、それならそれで他の奴に役割を割り振るだけだ。
所謂お飾りの王様みたいなものだな。
しかし25%もあるなら十分な数字じゃないか。もう少し楽観視しようぜ。
(それとため息を吐くと幸せが逃げるぞと付け足す)
自分で言うのがすげー残念臭漂ってるぞ。

出来れば早めに引き継ぎたいんだけどな。
あんまり長引くと、引き継ぎできるものもできなくなるし、最悪航空猟兵は解散だ。
(それだけは何とか避けたいといった様子で、ため息を堪えて)
でも言っとかないと「あ、メリットしかないんだ。じゃあ通報しよ」ってなるだろ。

飛行する部隊だけに空中分解って奴か。(美味い事言ったつもり)
それが嫌なら四の五の言わずに書類を改善しろ。リーダーの熟す仕事も減らせ。
(それかいっそ死ぬまでリーダーし続けるか…と呟きながらため息を吐く)
縁起でもないからやめろ。
あと、俺がリーダーをやるのは一年以内まで。これは譲らんつもりだ。
(マグカップを持って立ち上がり、二杯目のコーヒーを入れ始めながら)

今は経験で補ってるとはいえ、もう戦闘向きじゃないからな、この身体は。
事務仕事も最近そこそこキツイ。
まあ片手じゃ…なぁ。
……どうだ?そろそろ腕を増やす気は無いか?ざっと16本くらい生やすと無敵だぞきっと。
(俺にもコーヒーをくれとマイマグカップを投げつける)
あぶねぇなぁ……。
(マグカップを右手でパシッとキャッチし)

どんなマジックアームだよそれ、デタラメもいいとこだろ。
重くて飛行戦闘しにくくなる腕なんて俺は御免だね。
ナイスキャッチ。まあ衝撃を吸収する加工を施してるから、掴み損ねても割れたりしないがな。
(お前は俺の投げた物にぶつかる程どんくさい奴でもないだろと付け加える)

つまり軽ければいい……いっそ足辺りを切除して代わりにホバーでも付けるか。
いやそもそも肉体なんてものもいらないな。いっそ幽霊にでもなってみるか?
(まあ俺達は死んだらそもそもお終いだけどと苦笑する)
……お前、馬鹿なのか?
(幽霊にでもなってみるか?という言葉に対して真顔で)

そもそも論点は軽さとちょっと違う、要はバランスの問題だ。
第一、今回航空猟兵を下りる理由はそれだけが原因じゃない。腕の問題を解決したとこで気持ちは変わらねーよ。
おいおい、今さら気付いたのか?俺レベルが天才ならこの世界はとうの昔に滅んでるぜ?
(至って真顔で返す)

じゃあ他にどんな原因があるって言うんだ?差し支えない範囲でいいから行ってみろよ。
(ほらほらと発言を促す)
ああそうかい、自覚があるみたいで何よりだよ。
(ただの皮肉)

少し前から右目を失明していてね。
視界の距離感が掴めないわ右に死角ができるわ狙撃銃のスコープは見えないわで、うんざりだよ。
(コーヒーを淹れながら流すように)
自覚がないのが一番質が悪いからな。つまり俺は質の良い馬鹿って訳だ。
……質のいい馬鹿ってなんだよ。
(こんなこと言ってるから馬鹿にされるんだろうなと適当なことをほざく)

おいおい思ったよりヘビーな内容でお兄さん言葉を失っちゃうよ。
もっとメンタル的な感じかと思ってたぜ。それならまあ引退も致し方ないな。
(俺のは砂糖とミルク多めねと催促する)
飛行戦闘で距離感わからんのは、致命的以外の何物でもないだろうが。
作業するときの視界も悪いし、今だって手元はあまり明るく見えてない。
(大分慣れたらしく、そうなる前と比べてそこまで不自由な様子ではないが)

まだ団員にもそのことは話せてない。
お前に話すのは簡単だが、団員相手となるとどう切り出せばいいものか。
(砂糖を大量に入れながら)
どう切り出すもなにも普通に「もう体がボロボロなんです。前線を退いて後継の育成に励みます」みたいなこと言うだけだろ。
騙しとおせるものでもないだろうし、最悪その前にズドンあの世行きだぞ。
(むしろ他にどう切り出し方があるんだよとぼやく)

まあそう簡単に決心はつかないだろうし、部外者の俺になら話しやすいってんならいつでも弱音や愚痴くらいは聞くぜ。
まぁ、そりゃそうなんだけどよ……。
引き継ぎたくない側の気持ちも分かるというか……いや、どうしたもんか。
(あまりプレッシャーを与えたくないあまり自分がプレッシャーを感じてそうな)

俺がズドンして死んでも、その時はその時で上手くいくだろ。
……いや、考えたくはないけど、そういう可能性だって大いにあるし。
(砂糖とミルク比率が非常に高いコーヒーを世界に差し出しつつ)

なんかありゃ相談はするよ。
隊は続けたいんだろ?ならどうもこうもないと俺は思うがな。
ちなみに今お前が死ぬと結構な確率で上手くいかないぞ。リーダーが死んだ!って奮起してメンバーを纏めてくれる奴がいるなら別だが。……まあ上手く行かないのもそれはそれでどうかと思うが。
(差し出されたコーヒーを受け取る)

あと相談はお断りだ。建設的な意見を出さなくちゃいけなくなるからな。
(考えるのが面倒だと言いたげな表情をする)
クソが……。
(ただの悪態)

例え俺が死んでも、隊は残り続けてほしいけどな。
つーか、俺が死んで今残せるのはこれだけだし、生きた証ってヤツ?
(唯一の安全地帯のベッドの上へ移動しつつ、自分のコーヒーを啜って)
だから引継ぎ頑張ってねってことだろ。一服したら頑張って手を動かせ。
(コーヒーを一気に飲み干す)

しかし生きた証ね……そうやって残したい何かがあるなんて正直憧れるぜ。
俺なんか死んだら塵も残さず消えたいくらいの生き方しかしてねえからな。
(部屋にノックがされる)
アルヴァさーん。入って良いですよ?
(『私用中来客中につき立ち入り禁止』の張り紙)
…………おい、いいのかよリーダー。
別に俺のことは気にしなくてもよかったんだぞ。
まあ、隊での問題にお前を巻き込むのもなんだかね。
それに、このクソ散らかった部屋にこれ以上人は入れん、出直させるさ。
(コーヒーを啜りながらそう言って)

情ってやつなんかな。最初はそんな、残したいって気はさらさらなかったんだが。
まあ面倒事は御免ではある。
てか散らかしてるのお前だろ片付けろ。

なんでもいいじゃないか。
いやはや昔はあんなにひ弱だったアルヴァ君がこんなに立派に成長してくれて、
お兄さんとっても嬉しいよ。
いや、片付けはちょっと……。
(あからさまに嫌そうな表情をした後、ちょっと目を逸らし)

なあ、世界。
変なこと聞くかもしれないが、昔の俺ってどんな感じだったっけ?
ああ気持ちはわかるぞ。でも片付けないとそのうちGとかが湧くぞ。
そっちのが嫌だろ?
(俺もサボってたが、Gに凝りて今はちゃんとしてるよと掃除の大事さを伝える)

どのくらい昔かにもよるな。最初に街角で見かけた頃はるぉるぉ鳴いてたよ。
こうやってそれなりに話す間柄になったばかりの頃は普通の好青年って感じだったぞ。変態怪盗でもあったけど。
んで何がきっかけか忘れたが突然グレた。
食いもんがないから湧かないだろ、多分……。
(かなり嫌そうな顔に変わりつつ、そのまま)

……。
……俺にもそんな時期があったんだっけ。
幻想での一件依頼、2~3年前のことを思い出せないことが多くてね。その頃何してたとか、依頼で一緒だった奴の顔とか、街角で話してた奴の顔を思い出せねえんだ。
(頻繁に会ってる奴の顔を忘れることはないんだが――と続けながら)

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