ギルドスレッド
オーストレーム診療所
……そうか。教えてくれて、ありがとう。(表情は変わらないがアルトの背を安心させる様に数回優しく叩く)
すまない、少し外を見てくる。
(そう言ってアルトを抱えたまま玄関まで行くと外を覗き込み)
すまない、少し外を見てくる。
(そう言ってアルトを抱えたまま玄関まで行くと外を覗き込み)
『キャラハン、はっきり言おう。ここはおそらく汝の言うような施設ではない。』
(こんなところに大がかりな施設があるはずがない。せいぜい浮浪者が住んでるのが関の山だろう)
『……ん?』
(出入り口の方から何者かの視線を感じ、そちらの方を見つめる)
(こんなところに大がかりな施設があるはずがない。せいぜい浮浪者が住んでるのが関の山だろう)
『……ん?』
(出入り口の方から何者かの視線を感じ、そちらの方を見つめる)
……!(物陰から見ている男と目が合う。あれは……カタギの目をしていない。思わずアルトを抱く手に力がこもった)
俺の一族は廃墟マニアなところあるからなぁ。
ほら、呪術は怨みのこもった場所でした方が強そうな気配するだろ?
(会話の最中、リチャードが向けた視線の先をつられて見たり)どうしたユディト。
ほら、呪術は怨みのこもった場所でした方が強そうな気配するだろ?
(会話の最中、リチャードが向けた視線の先をつられて見たり)どうしたユディト。
『強い、ではなく強そう、なところがなんともお前の一族らしいな。』
(そんなふわっふわした理由か。呆れた。)
(どうしたかと問われれば顔は向けないままじっとそちらを見続け)
『……なかから篤い信仰の気配を感じた。それから、異教の神と……よくわからんのがふたつ。』
(そんなふわっふわした理由か。呆れた。)
(どうしたかと問われれば顔は向けないままじっとそちらを見続け)
『……なかから篤い信仰の気配を感じた。それから、異教の神と……よくわからんのがふたつ。』
えっ……あ、はい。
(素直に下ろされればじっとあくせるを見上げて)
……けが、するのも、させるのもよして、ほしいです。
(素直に下ろされればじっとあくせるを見上げて)
……けが、するのも、させるのもよして、ほしいです。
(立ってゆっくりと外へ出る)
……。何か、用か。
(目つきの鋭い大柄の男が晴明とリチャードを見ている)
……。何か、用か。
(目つきの鋭い大柄の男が晴明とリチャードを見ている)
(小屋の中から出てきた男を見ると頭の上から爪先までじぃ、と観察して)
『用。用か。
……おい、用はなんだ?』
(傍らの晴明に話をぶん投げた)
『用。用か。
……おい、用はなんだ?』
(傍らの晴明に話をぶん投げた)
これまたカタギじゃなさそうなのが出てきたな。
要件は至ってシンプルだ。
腰のホルダーから香水瓶を取り、身構える)
赤い髪のやつが仲間にいるだろう。そいつを出しな。
要件は至ってシンプルだ。
腰のホルダーから香水瓶を取り、身構える)
赤い髪のやつが仲間にいるだろう。そいつを出しな。
知らんな。(仲間というのに心当たりは無いが、赤い髪と言われて浮かぶのは今日迷い込んで来た少女の顔)
(こういった事には何度か覚えがある。路地裏で怪我をした人間を拾って治療していると怖い顔のスーツを着た輩が拾った人間とよく似た特徴の人間を探しているから出せというのだ)
(こういった事には何度か覚えがある。路地裏で怪我をした人間を拾って治療していると怖い顔のスーツを着た輩が拾った人間とよく似た特徴の人間を探しているから出せというのだ)
(先程感じた気配のうち、この者は『よくわからない』と判断した存在だろう。
恐らく異教の民、祈りはあれど信仰は薄そうだ。)
『……知らんそうだぞ、キャラハン。どうする。』
(どうするか、訊ねはするがこれから行われる強行は用意に想像はできた)
恐らく異教の民、祈りはあれど信仰は薄そうだ。)
『……知らんそうだぞ、キャラハン。どうする。』
(どうするか、訊ねはするがこれから行われる強行は用意に想像はできた)
そうか、残念だ……。
ユディト、取り押さえろ。俺は廃墟の中を探る。
(指輪の反応を信じるならばこの男が嘘をついているか、本当に知らないだけだ。
指示を出すが早いか建物の方へ駆け出しはじめ)
傷つけんのも燃やすのもダメだ。頼んだぜ!
ユディト、取り押さえろ。俺は廃墟の中を探る。
(指輪の反応を信じるならばこの男が嘘をついているか、本当に知らないだけだ。
指示を出すが早いか建物の方へ駆け出しはじめ)
傷つけんのも燃やすのもダメだ。頼んだぜ!
…私も、残念だ。
(晴明が駆け出す瞬間を先読みしていた様に数瞬速いタイミングで動き出す。視線は晴明を見たまま、彼の走り方を見て到達点を予測。己もその地点へ数歩で踏み込み、低い体勢から晴明の顎へ向かって掌底を叩き込もうとする)
(リラックス状態からの無駄の無い動きは武術家か、暗殺者のそれを思い起こさせるかもしれない)
(晴明が駆け出す瞬間を先読みしていた様に数瞬速いタイミングで動き出す。視線は晴明を見たまま、彼の走り方を見て到達点を予測。己もその地点へ数歩で踏み込み、低い体勢から晴明の顎へ向かって掌底を叩き込もうとする)
(リラックス状態からの無駄の無い動きは武術家か、暗殺者のそれを思い起こさせるかもしれない)
『ナイフ使いの荒いヤツめ……、』
(文句を垂れながら晴明とほぼ同時に走り出す。相手の背後を取ろうというつもりだ。
背後をとれたなら足払いをしてバランスを崩そうと)
(文句を垂れながら晴明とほぼ同時に走り出す。相手の背後を取ろうというつもりだ。
背後をとれたなら足払いをしてバランスを崩そうと)
最初っから俺狙いかよ!?ーーッツ!!
(ガードしようと腕を上げるが速度が追いつかない。顎に受けた衝撃で意識が揺らぎ、膝をつく)
(ガードしようと腕を上げるが速度が追いつかない。顎に受けた衝撃で意識が揺らぎ、膝をつく)
(脳を揺らした手応え。まともな生物なら暫くは脳震盪で動く事もままならないだろう。舌を噛んでいる様子が無いので内心ホッとする)
ーー悪いな。
(ユディト、と呼ばれた男の甲が己の脚の側部に迫っていた。とっさに掌底を繰り出した時の勢いと、脚に触れたユディトの蹴りの勢いをそのまま利用しすぐ斜め前に転がる。反対の手を地面へ付き体を反転、体勢を整えると相手の軸足へ低く飛び付いて膝の関節を外そうと試みる。解剖学を修めた闇医者にとって、人体の関節を外すのは骨を折るよりも遥かに簡単なのだ)
ーー悪いな。
(ユディト、と呼ばれた男の甲が己の脚の側部に迫っていた。とっさに掌底を繰り出した時の勢いと、脚に触れたユディトの蹴りの勢いをそのまま利用しすぐ斜め前に転がる。反対の手を地面へ付き体を反転、体勢を整えると相手の軸足へ低く飛び付いて膝の関節を外そうと試みる。解剖学を修めた闇医者にとって、人体の関節を外すのは骨を折るよりも遥かに簡単なのだ)
(これまで存在してきた中で感じることのなかった痛みに依り代たる男の顔が歪む。しかし、)
『……まだだ、まだ片足がある。』
(ずるり、関節の外された片足を引きずるように立って相手を見据える)
『我が行うはこれの、キャラハンの目的を達するまでの時間稼ぎ。今はそれがだだ、一時延びただけにすぎぬ。
……おい、キャラハン。我を時間稼ぎに使った無粋、目的を達せねば赦さぬ。とっとと起きろ馬鹿者。』
『……まだだ、まだ片足がある。』
(ずるり、関節の外された片足を引きずるように立って相手を見据える)
『我が行うはこれの、キャラハンの目的を達するまでの時間稼ぎ。今はそれがだだ、一時延びただけにすぎぬ。
……おい、キャラハン。我を時間稼ぎに使った無粋、目的を達せねば赦さぬ。とっとと起きろ馬鹿者。』
そうか、引かないか……。(残念だ、と呟き)
……患者がいる。通すわけにはいかない。引け。(ざっ、と二人から距離を取りゆったりとした構えをとる。…万が一、赤髪の男が起き上がってもいいように)
……患者がいる。通すわけにはいかない。引け。(ざっ、と二人から距離を取りゆったりとした構えをとる。…万が一、赤髪の男が起き上がってもいいように)
ぐ、が……!……、はぁっ。……はぁ……。
(頭から崩れ落ち、気を失いかけたその時ーー
霞む視界の先で、表情を歪ませる恋人の顔が見えた。
そうだ、立ち止まる訳にはいかないーー。
それが例え、己の闇に触れる事になろうとも。)
俺は……頭首なんざ御免だが、背負っちまったんだ。
確かめるまで、立ち止まる訳にはいかねぇ……。
(首筋に埋め込まれた銀の鱗を指で押さえる。ス、と小さく息を吸った)
――……『逆巻く白き咢』。
(暗殺業の時にかけられていた組織の自己暗示。深く黒い闇の奥底に心を静め、急に軽業師のように身軽に跳ね起きる)
…………。
(香水瓶を取り出し一本封を切ってから、瓶を右手に握ったまま診療所に向かって走り出した)
(頭から崩れ落ち、気を失いかけたその時ーー
霞む視界の先で、表情を歪ませる恋人の顔が見えた。
そうだ、立ち止まる訳にはいかないーー。
それが例え、己の闇に触れる事になろうとも。)
俺は……頭首なんざ御免だが、背負っちまったんだ。
確かめるまで、立ち止まる訳にはいかねぇ……。
(首筋に埋め込まれた銀の鱗を指で押さえる。ス、と小さく息を吸った)
――……『逆巻く白き咢』。
(暗殺業の時にかけられていた組織の自己暗示。深く黒い闇の奥底に心を静め、急に軽業師のように身軽に跳ね起きる)
…………。
(香水瓶を取り出し一本封を切ってから、瓶を右手に握ったまま診療所に向かって走り出した)
『退くわけあるまい。汝にも矜持があるようにこちらには果たさねばならぬ契約がある。』
(いいながら一度は外された関節を無理矢理戻そうとする。素人考えの、何の知識もないやり方なので痛みが伴うがいつまでも片足を潰されておく訳にもいない)
『“戻ってこい”よ、キャラハン』
(小屋の中から。闇の中から。様々な意味をこめて目を細めながら)
(いいながら一度は外された関節を無理矢理戻そうとする。素人考えの、何の知識もないやり方なので痛みが伴うがいつまでも片足を潰されておく訳にもいない)
『“戻ってこい”よ、キャラハン』
(小屋の中から。闇の中から。様々な意味をこめて目を細めながら)
矜持ではない。……お前達は信用できない。それだけだ。後ではめてやるから無理にはめるな。
ーー!(起き上がった晴明を見て息を呑む。距離を取っていなければそのまま抜かれていただろう。手に持っているのは……香水?いや、この場面で取り出すならただの香水では無いに違いない。なによりも、あの目は正気のものとは思えない)
事情は知らんがーー
『大人(テメェ)の理不尽に子供(ガキ)を巻き込む』気なら、俺は、此処を引く気はない!
(唯一の親友の言葉を口に出し、駆け出す。気高きあの男はこの地に居ない。だがこの場面では迷いなく彼もこう口にするだろう。鋭く前を向き、晴明の動きを注視する)
ーー!(起き上がった晴明を見て息を呑む。距離を取っていなければそのまま抜かれていただろう。手に持っているのは……香水?いや、この場面で取り出すならただの香水では無いに違いない。なによりも、あの目は正気のものとは思えない)
事情は知らんがーー
『大人(テメェ)の理不尽に子供(ガキ)を巻き込む』気なら、俺は、此処を引く気はない!
(唯一の親友の言葉を口に出し、駆け出す。気高きあの男はこの地に居ない。だがこの場面では迷いなく彼もこう口にするだろう。鋭く前を向き、晴明の動きを注視する)
『人間が持つ譲れない思いを矜持というなら汝のソレも同じものであろう?
気を悪くしたか?生憎人間のことは学習中でな。……あぁ、それから』
(駆け出した男に覆い被さるように動きを止めようとして)
『片足が潰されてももう片足残っている。両足が使えずとも腕で這っていけばよい。
……汝の相手は未だ我である。我は未だ遊び足りぬ。まだまだ、もっと、付き合ってもらわねばな。』
(氷のような瞳を向けてくつくつと笑った。)
気を悪くしたか?生憎人間のことは学習中でな。……あぁ、それから』
(駆け出した男に覆い被さるように動きを止めようとして)
『片足が潰されてももう片足残っている。両足が使えずとも腕で這っていけばよい。
……汝の相手は未だ我である。我は未だ遊び足りぬ。まだまだ、もっと、付き合ってもらわねばな。』
(氷のような瞳を向けてくつくつと笑った。)
(外から聞こえる怒号に驚き、涙目になりながらもアクセルが心配になって玄関の隙間からこっそり外を覗き見ると、アクセルの他に二人の男がいるのがわかった。)
……おじさんが、あぶない……。
(手近にあった木の棒を掴む。べきゃりと音を立てて折れてしまった。
二番目は先程より優しく握る。……よし、握れた。ぶんぶんと素振りを数回繰り返してから)
……おじさん!
(“加勢”に飛び出した)
……おじさんが、あぶない……。
(手近にあった木の棒を掴む。べきゃりと音を立てて折れてしまった。
二番目は先程より優しく握る。……よし、握れた。ぶんぶんと素振りを数回繰り返してから)
……おじさん!
(“加勢”に飛び出した)
…邪魔、だあああああああああっ!!!!
(その氷のような瞳をーー闇医者は見ていない。全身のバネを使い、踏み込み、身体の側面と掌を使って発生した運動エネルギーを無駄なくユディトの身体へ叩き込む。この世界の人間は、それを“衝術”と呼ぶだろう)
(声に振り向いて)
ーー来るなっ!逃げなさい!
(その氷のような瞳をーー闇医者は見ていない。全身のバネを使い、踏み込み、身体の側面と掌を使って発生した運動エネルギーを無駄なくユディトの身体へ叩き込む。この世界の人間は、それを“衝術”と呼ぶだろう)
(声に振り向いて)
ーー来るなっ!逃げなさい!
術式展開。癒せ。
(香水の中身の液体が動き出し、ユディトの痛みを和らげようと癒す。
あくまで傷つける事はしない。支援と駆け抜ける事だけに集中していた。
ユディトの足止めの最中、子供と聞いて違和感を覚える。
本当に出てきたのは美少女だ。しかし手が無骨すぎる。指輪を取り出し魔法の光がアルトを示す事を確認し)
……レディ、キャラハン家の血をもつ君に問おう。
何を"願った"?
(香水の中身の液体が動き出し、ユディトの痛みを和らげようと癒す。
あくまで傷つける事はしない。支援と駆け抜ける事だけに集中していた。
ユディトの足止めの最中、子供と聞いて違和感を覚える。
本当に出てきたのは美少女だ。しかし手が無骨すぎる。指輪を取り出し魔法の光がアルトを示す事を確認し)
……レディ、キャラハン家の血をもつ君に問おう。
何を"願った"?
(怒られたことにびくりと肩を揺らして)
ごめんなさい、おじさん。わるいこでごめんなさい。
でも、おじさんがけがするのはいやです。だから、わたしも手伝うの。
(そんなことしか、私にはできないから。)
……え?
(赤髪の、長身の男を見上げる。キャラハン家?わたしの願い?
問われた事の真意はいまいちわからないが)
わたしなんかが、おねがいごとをしちゃいけないの。でも、もしおねがいごとがかなうなら……
『お母さんに、会いたい。』……家族が、ほしい。
(そう、いつも思ってる。と返した)
ごめんなさい、おじさん。わるいこでごめんなさい。
でも、おじさんがけがするのはいやです。だから、わたしも手伝うの。
(そんなことしか、私にはできないから。)
……え?
(赤髪の、長身の男を見上げる。キャラハン家?わたしの願い?
問われた事の真意はいまいちわからないが)
わたしなんかが、おねがいごとをしちゃいけないの。でも、もしおねがいごとがかなうなら……
『お母さんに、会いたい。』……家族が、ほしい。
(そう、いつも思ってる。と返した)
『ふ、ぐっ……』
(衝術を真正面から食らって吹き飛ぶ。骨が軋む音がしたが、未だ立ってはいられる。
べちゃりと落下した先で癒しの力を宿した液体が削られた体力を幾分回復させてくれた。)
(小屋から現れた少女を驚いたようにてから晴明に語りかける)
『……幼子、おなご。キャラハン、それが汝の目的たる者か?』
(衝術を真正面から食らって吹き飛ぶ。骨が軋む音がしたが、未だ立ってはいられる。
べちゃりと落下した先で癒しの力を宿した液体が削られた体力を幾分回復させてくれた。)
(小屋から現れた少女を驚いたようにてから晴明に語りかける)
『……幼子、おなご。キャラハン、それが汝の目的たる者か?』
……。
(首筋の鱗を押さえて自己催眠を解く。光を戻した瞳がまじまじとアルトを見つめた)
そうだユディト。彼女こそ頭首の指輪が示したキャラハン家の血を引く者。
だが、その願いは他の親族のように怨嗟にまみれてはいない。純粋な思いだ。
(しかしこの少女、どこの子供だ?叔父に限っては絶対あり得ないし、メアリアンとハインツあたりが濃厚か……?
ぐるぐると考えながら腕を組む)
レディ、俺は【ケミストリー】の知識を持つものだ。君がもし母親に会いたくて、その姿を知らないならDNA鑑定で探す手伝いが出来るかもしれない。
俺の真名はターフェアイト・キャラハン。君の一族の現頭首だ。
(首筋の鱗を押さえて自己催眠を解く。光を戻した瞳がまじまじとアルトを見つめた)
そうだユディト。彼女こそ頭首の指輪が示したキャラハン家の血を引く者。
だが、その願いは他の親族のように怨嗟にまみれてはいない。純粋な思いだ。
(しかしこの少女、どこの子供だ?叔父に限っては絶対あり得ないし、メアリアンとハインツあたりが濃厚か……?
ぐるぐると考えながら腕を組む)
レディ、俺は【ケミストリー】の知識を持つものだ。君がもし母親に会いたくて、その姿を知らないならDNA鑑定で探す手伝いが出来るかもしれない。
俺の真名はターフェアイト・キャラハン。君の一族の現頭首だ。
……たー、ふぇ?(声に出して読んでみようとするが、幼い彼女には少々難しい発音だったようだ。)
(自分と赤い長髪の男の間に割るように入ってきたアクセルをみて)
……おじさん、だいじょうぶ。わたし、こわくないよ。
だって、あかいおじさんは、おじさんをけがさせてないもん。
わたしのことも、けが、させてないから、わるいおじさんじゃないの。きっと。
(自分と赤い長髪の男の間に割るように入ってきたアクセルをみて)
……おじさん、だいじょうぶ。わたし、こわくないよ。
だって、あかいおじさんは、おじさんをけがさせてないもん。
わたしのことも、けが、させてないから、わるいおじさんじゃないの。きっと。
悪くないおじさんは。……威嚇しながら、人を押さえつけろと言わない。…と、思う。(アルトを心なしか困った様な顔で見て)
長いよな。普段は朝長晴明って名乗ってっから晴明でいい。
……おっと。
(目の前にアクセルが割り込めば、困ったように笑って)
過保護だがアンタが親って訳じゃないんだな。
……俺には貴族の家の当主として、親族の企みが悪しきものなら裁く義務がある。だが、彼女の願いはそうじゃなかった。
それを確かめられた以上は、こちらから危害を加えるつもりはない。
……おっと。
(目の前にアクセルが割り込めば、困ったように笑って)
過保護だがアンタが親って訳じゃないんだな。
……俺には貴族の家の当主として、親族の企みが悪しきものなら裁く義務がある。だが、彼女の願いはそうじゃなかった。
それを確かめられた以上は、こちらから危害を加えるつもりはない。
でもわるいおじさんは、「きずつけろ」っていうと思う。から、たぶん。わるいおじさんじゃないの。
……いいおじさん、でもないのかも、しれないけど。
……はるおじさん。
はるおじさんは、わたしのお母さんを知ってるの?
はるおじさんとわたしのお母さんは家族だったの?
……いいおじさん、でもないのかも、しれないけど。
……はるおじさん。
はるおじさんは、わたしのお母さんを知ってるの?
はるおじさんとわたしのお母さんは家族だったの?
俺が今ここで仮に引いても、彼女にはまた会いに来る。守るだけ無駄だぜ?
心配なら目の届く今、怪しいことをしないか見守る方が賢明だと俺ァ思うが。
ハルおにーさんだレディ。
「たぶん家族だった」ってとこかな。
俺の党首の指輪はキャラハン家の血に惹かれるから、どっかしらで繋がってはいるはずだ。
それが君の母親か父親かは分からないし、どういう繋がりかは君を調べないと詳しく調べきれない。
心配なら目の届く今、怪しいことをしないか見守る方が賢明だと俺ァ思うが。
ハルおにーさんだレディ。
「たぶん家族だった」ってとこかな。
俺の党首の指輪はキャラハン家の血に惹かれるから、どっかしらで繋がってはいるはずだ。
それが君の母親か父親かは分からないし、どういう繋がりかは君を調べないと詳しく調べきれない。
……おじさん。
(アクセルの腕を潰さないように巨大な手を掴むように添える
その瞳は不安と、迷いの色が見られた)
はる、おじおにいさん。(なんか混ざった)
おかあさんのこと、本当に、わかるなら……知りたいし、あいたい。
(アクセルの腕を潰さないように巨大な手を掴むように添える
その瞳は不安と、迷いの色が見られた)
はる、おじおにいさん。(なんか混ざった)
おかあさんのこと、本当に、わかるなら……知りたいし、あいたい。
子供を守るのは親の義務だが、過保護となると意味が違って来る。(帝王学に乗馬に異国文字。色々な家庭教師から逃げていた思い出を振り返ると、そんな返事を返した)
おじおに……(肩をこけさせる)
賜った。調査の準備をしよう。そこのデカいおっさんに止められる以上は俺も動けないし、相棒が……ユディト!大丈夫か?(さっきから気になってチラチラ視線を逸らしていたのだった。我慢できずユディトの方に小走りに駆け寄る)
おじおに……(肩をこけさせる)
賜った。調査の準備をしよう。そこのデカいおっさんに止められる以上は俺も動けないし、相棒が……ユディト!大丈夫か?(さっきから気になってチラチラ視線を逸らしていたのだった。我慢できずユディトの方に小走りに駆け寄る)
…私から見れば不審者だ、君は。何も知らないし、何かを話す前に君は強硬手段を取って来た。だから今日会ったとはいえ、幼子を近付けるのは警戒する。
ーーすまない。最後の吹き飛ばしで力がこもってしまったかもしれない。どこか酷く痛んではいないか。(鋭い視線をユディトに投げて)
ーーすまない。最後の吹き飛ばしで力がこもってしまったかもしれない。どこか酷く痛んではいないか。(鋭い視線をユディトに投げて)
『まぁ、強行手段を取ったことは褒められたことではないのは事実であるな。』
(二人から大丈夫かと問われればあっけらかんとした態度で)
『大丈夫なものか。足の関節を直せず仕舞いである。それから軽く骨にヒビ入っていると思うぞ。』
(しかし体はあちこち悲鳴をあげているようだ。肉体も、精神も。)
『ともあれどうやら話は纏まりそうだな、なによりだ。
……それはそれとして、そろそろベルウッドの精神も我も限界なのだが。』
(二人から大丈夫かと問われればあっけらかんとした態度で)
『大丈夫なものか。足の関節を直せず仕舞いである。それから軽く骨にヒビ入っていると思うぞ。』
(しかし体はあちこち悲鳴をあげているようだ。肉体も、精神も。)
『ともあれどうやら話は纏まりそうだな、なによりだ。
……それはそれとして、そろそろベルウッドの精神も我も限界なのだが。』
俺も万能ってわけじゃない。知らないから確かめに来た。それをのっけから嘘までついて阻んだのはアンタだ。
(ユディトの前にしゃがみ込むと、ゆっくり頭を撫でる。労わるように優しく声をかけ)……ごめんな、ユディト、ベル。休んでいいぜ。後は俺がなんとかするからさ。
(
(ユディトの前にしゃがみ込むと、ゆっくり頭を撫でる。労わるように優しく声をかけ)……ごめんな、ユディト、ベル。休んでいいぜ。後は俺がなんとかするからさ。
(
……。(ため息)……もう一度言う、お前の事情など知らん。何かを持って身構え、人を「出しな」と言われて誰が会わせる気になる。ましてや子供を。心当たりが子供じゃなくとも警戒する。
お互いに事情を知らず、疑うのは仕方のねぇ事だ。そこを掘り返すと互いに一方通行になりそうだからここでその話題はうち切ろう。
怪我人が出ちまった以上、アンタがレディの意思を阻むなら此方は撤退せざるをえない。
追撃するつもりなら次は加減せず抵抗させて貰うぜ。
怪我人が出ちまった以上、アンタがレディの意思を阻むなら此方は撤退せざるをえない。
追撃するつもりなら次は加減せず抵抗させて貰うぜ。
先生全然戻ってこねぇなー。まさかまた新しい男に襲われてんのか?(ようやく痛みが耐えられるくらいに収まって来たので、重い体を引きずって出口の方まで歩いてみる。
見知った赤髪が居たので呑気に手を振り)
おっ。晴明じゃん。やべー薬のセールスにでも来たのかー?
見知った赤髪が居たので呑気に手を振り)
おっ。晴明じゃん。やべー薬のセールスにでも来たのかー?
(眉間の皺が一層深くなったが、それ以上は何も言わず)
(正直、アルトの意志は尊重したいしーー「母親に会いたい」と言う少女の言葉を思い出し少しだけ胸が痛んで顔に出るが、なにぶん朝長と名乗る男に対する不信感が強すぎて任せることができない)
……やべー薬。
(ささっとアルトを自分の側へ寄せようと。不信の目が強まった。アルトが付いて行ったら母親に会うどころか売り飛ばされてしまうのではという疑念が募る)
(正直、アルトの意志は尊重したいしーー「母親に会いたい」と言う少女の言葉を思い出し少しだけ胸が痛んで顔に出るが、なにぶん朝長と名乗る男に対する不信感が強すぎて任せることができない)
……やべー薬。
(ささっとアルトを自分の側へ寄せようと。不信の目が強まった。アルトが付いて行ったら母親に会うどころか売り飛ばされてしまうのではという疑念が募る)
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後は机と椅子と薬棚。無口な闇医者はそこにいる。