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ギルドスレッド

ささめ堂

【ハロウィン】収穫祭の魔法

ここはささめ堂。
煌めく諸々を集めた雑貨屋さん。

薄い布を被り、物々しい札を貼り付けた女が手元で賽子を玩びつつにこりと笑みを深くする。
今日の日ばかりは猫も杓子も魔法にかかる。
無論、ささめ堂も例外ではない。
お菓子よりも素敵なものを準備している、とは、祭りに浮かれる店主の談。

例の掛け声と共に賽子(乱数)を振れば、数字に合わせたなにかを店主が準備します。
勿論それは、収穫祭の賑わいにも負けない煌めきを帯びたもの。

01〜20:その体を飾るもの
21〜40:口に入れればなくなるもの
41〜60:机の上で使うもの
61〜80:日々に寄り添うもの
81〜00:役に立ちそうにないもの

(ハロウィン終了後一週間程度は稼働予定。置きレスでのんびり遊びましょう)
(是非魔法にかかった姿でのご来店をお待ちしております)

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というわけで! ハロウィンだ〜!! 見てこの姿我ながらすっごく素敵!(わーいわーいと手を叩きくるくる回り軽快にステップを踏む。全身全霊、喜びの動き)
ハロウィンなんて最初に聞いた時はなんの事だろうって思ったものだけど、色々聞いてるうちになんとなくしっくり来てるんだから不思議だね!

とりあえず、まずは自分にトリック・オア・トリート!
51
【机の上で使うもの】
(花のような装飾が煌めくインク壺。満たされたインクが何色なのかは、紙に走らせてからのお楽しみ)

色んなところでハロウィンの催しが行われているけど、うちはいつも通り、お菓子もいいけどキラキラもね! ってとこでひとつよろしくドーゾ!
(賽子を転がし、出た数字に対応したものをごそごそと探る。探し当てたガラス細工のボトルを手に取りにんまり笑顔)
やあ、御機嫌よう。
今日はとりわけ素敵な夜だね、店主さん。

(のっそりと。
上機嫌な挨拶と共に、異様な獣が店に入ってきた。
狸ような褐色の胴体、そこから生えるには冗談のような虎の毛並みの脚。
どこか愛嬌を漂わす猿の頭に、もうひとつ冗談か尻尾が蛇。
知識のある者なら、きっと「鵺」と呼ぶだろう)

ああ、そうだった。
今夜の挨拶はあのセリフだね?

トリック・オア・トリート。
31
【口に入れればなくなるもの】
(ボトルを振ると金の粒子が踊る薄い琥珀色の液体。透明な瓶にラベルはないが、香りはとても芳しい)

はあい、こんばんは!
(機嫌の良い声につられるように弾んだ声音を返し。現れた姿を目に留めれば、おお、と眼を丸くした)
ふふふ、お客さんも随分愉快な魔法にかかってるんだね! どこかで見たことがあるような、ないような、なんだか不思議な。(んー、とこめかみに指を当てて)

今夜のみんなの合言葉、バッチリしっかり承りました!
甘いお菓子はないけれど、負けないくらい素敵なものを準備しましょう!
(転がった賽子の行方を目で追って、ほほう、と頷き。自身の傍らにあったラックからひとつのボトルを選んで、目の前の不思議な姿の客人へ。……なんとなく、供物を捧げるように両手で差し出してみる)
(人間なみのサイズ感の猫がサイコロを前足で叩いている。黒いマントをつけているので多分魔女なのだろう。)
店主さんも実に素敵じゃないか。
黒いドレスがよく似合っているよ。
(獣のくせに喋るどころか、世辞まで言うようだ。
見た目通り、全然普通の獣ではない)

ほう。
これは……私にはむしろお菓子以外の物の方がいいくらいだが。
貰ってしまっていいのなら、有難く頂くことにしよう。
(両手で丁寧に差し出されたそれに、尻尾の蛇がするりと巻き付く。
鵺が些か不格好にどてっと座ると、瓶は差し出された両前脚の肉球の間に収まった)
この香り……良薬が口に苦い物なら、香りだけでもこれは毒薬だろうかね。
ふふふ。

(魅入られたように、瓶の中身を見つめる。
猿の黒い瞳の中に、金色の塵がゆらゆら揺れた)
(いつの間にか店内に存在していた影にふと気づいた。黒いマントを羽織った、人間程度とはいえ大きな猫。ぱち、と驚いたように瞬きをした)
おやおや、綺麗な猫さんだね! こんばんは。
……ん? 賽子? あ、もしかして猫の手だから振れないのかな?
(ふわふわの前足の下から賽子を失敬して。どう? と訪ねながら差し出してみる)
おや、なかなか分かってるお客さんだ! ……とはいえ、随分と口に馴染んだように聞こえる言葉だね。姿は奇天烈でも、中身は相当の紳士と見たよ!
(ありがとうと謝辞を述べ、長いトレーンを引いてくるりと回る。いたずらっぽく笑みながらぴっと指を立てて推理を披露してみせ)

(落ち着いた言動と反する素振り、受け取ったボトルをやわらかそうな肉球に包む様にどうにも愛嬌を感じてしまう。思わずといった風情でくすくす笑い声を漏らしながら)
ほんと? それなら好都合!
これが私なりの収穫祭の楽しみ方だから! イタズラさせちゃうのも忍びないし、持って帰ってくれると嬉しいな!
……ふふ、そう、毒かもしれないね。でもこんなにキレイで甘やかなんだもの、分かっていても口をつけない理由にはならないでしょ?
(魔法のかかる夜に似合いの声音。渡り揺らされキラキラ光る瓶の中身を愉快そうに眺めて)
細かいものを叩き落とさないように加減するのは難しいものだから……お願いするわ。
(前足をそっと上げて、肉球を眺めてから言った。)
なんだ、そんなこと気にしなくてもいいのに!
……あっ、でも心遣いありがとう! 力の加減だとかは人それぞれあるだろうし、うちのお店の為にその辺り気を使ってくれたのは嬉しいよ〜。
(片付けするくらいなら平気なんだけどね、とからから笑ってから、落ち着いた声に快く頷いて。賽子をふたつ、見えるような位置にぽいと転がす)
14
【その体を飾るもの】
(硝子の珠がしゃぼん玉のように連なったロングネックレス。虹の輝きがランタンに照らされ揺らめく)

(ころころと転がった賽子を眺め。ふむ、とひとつ頷いてから、手元にあった木箱を探る。取りどりの輝きを、あれこれと選ぶように)
(程なくして、探し当てたそれをあったあったと目の前のマントを纏う猫に差し出す。煌めきをランタンに透かすように、指先に引っ掛けて片目を眇めながら)
これなんてどうかな? お菓子ではないけれど、負けないくらい素敵なものに変わりはないよ。
長めのつくりだから、多分お客さんにもぴったりだと思う!(言いつつ、チェーンを摘んで客人と見比べて。ふふりと嬉しそうに微笑む)
ええ、とても綺麗だと思う。
けれど貴方、私に首輪をつけたいの。
(目を細めた。嬉しいのか怒っているのかも猫の顔ではいまいちわからない。)
でしょでしょ! すっごく綺麗だよね! ……って、えっ、首輪?
(思いもよらなかった客人の言葉に不意を突かれきょとんとしたが、すぐに考えが及んだようにああ、と手を打った。あっけらかんと笑い声を上げて)
あはは、違う違う、そんな誰かに首輪を嵌める気なんて私にはないよ〜。
でも首元に飾るものに対してあなたがなにか思うのなら、そうだな……
(言いつつ、くるくるっと器用にネックレスを一纏めに。小さな引き出しからピンを取り出して、束ねられたチェーンに差し込んだ。泡が重なった、花のようなブローチが出来上がる)
こんな感じで、別の飾りにするのはどうかな? 収穫祭の魔法がかかったお客さんの黒いマントによく似合うと思うよ!
お褒めに与り実に光栄だね、お嬢さん。
この姿では跪いて手の甲に接吻をするというわけにもいかないが。
(と、店主の推理におどけて返す)

ははは。
人生という病を治癒してくれる薬となれば、せんぶりの味だろうと蜂蜜の味だろうと世の中にはそれを求める者もいるだろうがね。
生憎と私はそれほど退院を急がない。
これが毒なら、眺めるだけにしておくよ。
きっとこれは、それだけでも充分に価値のある物だ。
(毛並みの中に、もそりと瓶を仕舞った)

さて、私はそろそろお暇しよう。
そうだな……私の名前は、イシュトカ=オリフィチエ。
憶えておいてくれたら嬉しいね。
(再び会うことがあっても店主からはそうと判らないだろうことに思い至り、去り際、名前を告げていく)
猫には猫なりの契約があるものだから……。
(ぱたっと尻尾の先を振った)

とても素敵ね。つけてもらえたら嬉しい。
(言葉は短くとても静かだが、ブローチになった首飾りに藤色の目の瞳孔が幾らか膨らむ。)

……貴方に幸運がありますように。
(招き猫のように、ちょいちょいと前足をあげた)
あっはっは、ジョークもなかなかイケる口みたいでいいね! ますます魔法の夜に相応しい不思議なお客さんだ!

おや、そう言ってもらえるのは有難いけれど、それはなんとも残念だな!
(なんて、さして残念とも思っていないような、楽しげな笑い声を含ませて言い。毒でも薬でも、と続けてから)
価値を決めるのはあなただよ。ものと人との出会いなんて、ひとつのきっかけに過ぎないからね!

……イシュトカ。
うん、あなたの名前、よくよく憶えておこう! また、どこかで。……ああ勿論、またのご来店もお待ちしているよ!
(魔法にかかっていない姿で相見える事が出来るいつかを思って声を弾ませ。縞模様の背中に手を振り見送った)
私もあなたも、それぞれの種の決まりの中で生きているもんね。あなたのこと、教えてくれて嬉しいよ!
(うんうん頷き、からりと笑む。着用を乞う声には勿論、と明るく答え。柔らかそうな毛並みに極力触れないよう、そうっと胸元に垂れ下がる黒いマントにブローチを着ける。左に右に体を揺らし、角度を変えて確認)
この辺りでどうかな。丁度、座っている時でも歩いている時でも見える位置にはなっていると思うけど!

アハハ、ありがとう! お客さんにかかれば、きっと大きな幸福がうちの店にも訪れそうだ!
(上げられた前足を有難がるように拝んで、おどけるように目を細めて笑った)
さあて! そろそろ楽しい楽しい収穫祭も終わりだね。
叶うならまたいつか、こんなにも愉快な魔法にかかりたいものだ!

(〆)

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