デスクとソファー、簡素なベッドのある部屋。

デスクの上には情報収集用に練達から取り寄せたジャンク品から組み立てたパソコンが。
どうやら情報系列への観覧には使える様子。（今後機能がグレードアップする可能性あり）

ちなみに、手芸用品はクローゼットの中に綺麗に整頓されている。
（暗器系は分かり難い所にしまい込んで居る様子）

死に場所求めてるように見えたがなァ？
そーなったら戻ってきてでも殴ってやらァ
よくやったってついでに褒めてやる

そンな事かァ
しゃーねェじゃん？オマエがガキなンだから
…ほらな？（クツクツと笑う）

…さっきじゃれそうになってたくせに？

…どうせ国一掃とか俺の一生かけても無理なのは判ってるから死ぬまでに、ってだけだ。
俺が恨み持ってんのは国の思想で、それを良しとしてる奴ら全員だからな。……天義の連中全員。
(恐らくバリガには初めて具体的に名前を出しただろうか？自分の事情を話すのは相手を信用して気を赦してる表れだった)

ダレンは少し年上だし、見た目も老けてるから兄貴分よりは伯父とかそっちだって思ってんだけどな。流石にアンタを親とは思いたくねえわ。…姉貴分なら可。(ムスッとしつつ喉をゴロゴロ鳴らすのは止める気が無い)

素直にできないって言ってんだろ。なんか恥ずかしい。

無理だな（ばっさり）
だから区切りつけろってンだろ馬ァ鹿（あそこの国か、と目を眇め）

オマエがもうちょい大人になってくれりゃ弟分でも違和感ねェンだけどな…（残念なものを見る目）

獣化するか？ン？

つか、さすがに長居しすぎたか…？
そろそろ戻らなきゃ、再戦が延びるばかりだなァ

……。(無理なのは知ってるが、区切りつけろの部分に黙り込む。自分にとっての全てが奪われた過去に囚われて抜け出ることが未だ出来ていないのだ)

努力するわ。つか、やめろその目…

んー…いい。今はいいや。

ん、そうだな。そういやさ、決まった寝床ねえの？

…頑固なヤツめ（仕方ないと苦笑し）
区切れたら教えろよ、褒めてやる

じゃあこっちか（生温い目）

そうか

宿ならあるぜ？
家って意味ならねェよ

ん、わかった。

フツウニミテクダサイ…

んや、穴倉とかに野宿かって思ってただけだが。(安心した顔)

普通…（真面目にじっと見てみる）

そこまでじゃねェよさすがに
戦場じゃあるまいし
つかそれなら街角で寝てるヤツに文句言わねェよ

……(スッて目を反らす人の顔がまともに見れない人見知り)

俺はてっきりあんな公共の場の多数の目にさらされる場所で良く寝れるなって言ってるのかと思ってたが…まあ、確かに納得した。宿取ってたんだな…って

…見ろっつっといてそらすのか（じー）

それもあるし他にも色々邪魔とかもある
…取ってねェわけねェだろ
まったく…（やれやれといった風に窓に向かう）

うぐ…人の目長時間見てられねえんだよ……

まあ、わかるけどな。あんなとこに寝られてても目に付くだけだし
ん、とってないって思ってた
……あー、バリガ。(外に向かう相手を呼び止め)

それでよくもまァ、記憶云々が言えたなァ

だろ？
ア？なンだよ？（窓の近くで振り返り）

大丈夫な奴と意識してなら出来るんだよ。まあ、目を見るより記憶を視るみたいなのだから視線合せてる感覚じゃねえし…映像見てるとか。あとは思い出しててそれどころじゃねえし

ん。

…暇あるなら遊びに来いよ。
窓叩けば居りゃ開けるし、なんなら開けとくから

あァ…なるほどなァ…
…ま、気が向いたら試してみようや

……気が向いたら、な
じゃあ、またな（ひらりと尾を振ると軽い動きで庭に出て行った）

試すのかよ。…まあ、いいけど。

ん、期待せずに待っとくわ。またな。(尻尾を軽く揺らして見送り)

…あー…くっそ…嬉しいとか思っちまったじゃねえかぁぁ…(ベッドにボスンッと倒れ込こみ)

ん…寝てたか。(庭にスフィア触りに窓から出て行く)

(部屋に戻って来ると服を脱ぎ、シャワールームへ。シャワーを捻って熱めの湯を頭からかぶって汗や血を流す)

（コンコンと窓をノック、中を覗き）…アー？留守か？…マジか

んあ？(丁度出てきた上半身裸にタオル肩にかけてる雪豹)

あァ、いたか……タイミング微妙か？（動揺はなしに、独りごちながら窓の向こうで首を傾げ）

ああ、丁度良いんじゃねえ？（近くに置いてある上の服を着て、上着も羽織り）

あー、一つ謝っとくことが。
俺、手加減とかじゃ無えんだけど…何時も使うモン使わずにダレンから貰ったナイフ一本で戦ってたんだわ。
早く手に馴染ませたくて…まあ、最後の方他のモン投げつけたりだったけど

…問題なさそうか？…つか、開けてくンね？（問題なさそうだと判断し、窓をノックする）

ア？なンだって？

あ、スマン。（窓を開けに行き）

いや、何時も使う武器とは別の使ってた。手加減したつもりもねえけど、そう言うのアンタ怒りそうだよなって…だからごめんって謝ってる。

よォ…シャワーか？（尾を揺らす）

…手抜きはしたのか？

ん。自分に血の匂い付いてるのあんまし好まねえんだ。

してる訳ねえだろ。前も言ったがアンタに手抜きして勝てるとか思ってねえよ。

昨日からずっとあったのか？（首を傾げ）

ならイイ
怒る気はねェよ
これが死合いだったらふざけんなってなるけどよ？

あの後アンタが帰って、そのまま寝ちまったからな…（傷治せって言った本人が治すの忘れてたパターン）

ん、よかった。
死合なら金的云々だって言わねえよ。相手殺す為なら俺は初手で後ろから刺して、眉間に一発弾撃ち込んで殺すし。

あと、そもそも喧嘩ってモンが慣れてねえんだ。そう言うの無かったからな…

…オレに言ったンだから治せよなァ（呆れ顔）

生き死にに卑怯もなにもねェしな
生き残りゃ勝ちだ

命がかかってねェ戦いは大概喧嘩じゃねェ？

………。（極々自然に目を逸した。理由がそれだけじゃないので追求を避けたい雪豹）

だろ、殺しゃいい。
殺られる前に殺ればいい。んなの基本だ

…それの経験が少ない。イレギュラーズになる前は傭兵としての仕事と暗殺と…あとクソハイナとの殺り取りだったし（崩れないバベルで意味合いがそのまんま伝わるだろう言い方）

これ終わったら見張らなきゃいけねェのか？なァ？（尻尾ぱたんぱたん）

…なんで師と殺し合ってンだオマエは

あー…えっと……いや、その。………残り香に安心してコテっと……？（ベッドの方見て）
ただ単に疲れてだろうけど…起きたら日が登ってた……

え、会い殺とか普通に。寝首掻こうとしても逆に死ぬ手前で止められるとか。朝のおはよう、死ね！で始まって夜寝るときに永遠に起きるな、死ね！で一日締めてたな。昼間？扱き使われてた。

……殺意湧くだろ、こんな扱いされたら。

…残ったのか？あの短時間で？
つか、それを嗅ぐって…結構変態の絵面だぞそれ（真顔）

なンでそんなヤツに師事してたんだ…殺伐してんなオイ
面白そうだがな

嗅いでねえよ！？なんとなく落ち着いたから言っただけで意識して嗅いだとかマジで変態じゃねえか！
…それに、普通に匂いとかわかるだろ？アンタそう言うのねえの？（獣の嗅覚的な事を言いたいらしい）

……まあ、拾ってもらった恩？あと、何も出来ない俺にナイフとかの扱い教えてくれたし…
（師からすると「憎悪に染まった目が面白いから」と拾っただけ。ついでに金稼いでくれりゃ儲け。…まあ、そんな師の考えはどうでも良くて、天義に牙を届かせる術を教えてくれたから百歩譲って師と呼んでいる。それだけの事だ。）

面白かねえよ。挨拶で問答無用の水責めとかだぞ。

意識しなくてもつまり嗅いだンだろそれ（呆れ顔）
酒の匂いしか嗅ぎたくねェンでな（そっぽ向き）

つまり望んでそこにいた、と
つか、その状況ならふつーに訓練するよりよっぽどイイじゃねェか、上達も早そうだ

朝から晩まで戦いがあるンだろ？
…拷問は勘弁だが

普通に鼻から息吸っただけだ…！下心とかあったら変態だが俺はそんなつもりねえわ！！
……フン。好きな奴出来たら思い知るからな。

……25か28くらいには出たに決まってんだろ、あんなクソみたいな奴のとこ。

戦い？アレが戦い…？……生まれ持った反射神経無かったら即死してるわ！毎回不意打ちでナイフ飛んでくんだぞ…！

下心ありありだったらオマエも警戒対象だ馬ァ鹿！！
あァ楽しみにしたらァ

殺せるまでやりゃイイだろーに、勿体ねェ

生き死にかかってるから喧嘩ではないだろ？
死んでねェから上達してここにいるンだろーがよ（クハハッと面白そうに笑う）

取り敢えず俺は『下心』は、無い！！！
なんか安心したんだよ！！！朝までぐっすり眠るくらいにはな…！！（何時も見る悪夢も見なかった的な）

俺が先に過労死しそうだった。炊事洗濯、家事裁縫に食いモン調達etc…

……未だに不意打ちでちょっかい出して来るからな…。意味分かんねえよあのクソ野郎…

……そう言えばアンタ、何しに来たんだ？
（まさか昨日今日で遊びに来る訳無いと思ってた）

ならイイ、変態的な絵面には変わらんが（ムキになって面白いな、と抑えきれない笑みを咳払いで誤魔化す）

………弟子っつーか、パシり？？？

確認か遊ばれてるな、確実に

ン？そりゃ模擬戦しに
だって、オマエ一晩置いてからの方がイインだろ？

変態ってのだけ取り消してくれ…。なんか安心できる匂いに安心して寝てただけだってのに…(尻尾と耳がへ垂れる)

……ハイナ曰く「オレのものはオレのモノ、弟子の物もオレのモノ。弟子はオレの所有物」だそうだ…

後者が主だろ。(確認って点は否定しない。そういう節もあったから)

あ、なんだ模擬戦しに来たのな。普通に雑談になってたし、気が向いたらってのが翌日になったのかと

あー、分かった分かった、凹むなガキンチョ（手を伸ばして頭を撫でようと）

なるほどすっげェ分かりやすいな

前者も混ざってるだろ（ククッと喉奥で笑う）

それ以外に何があるってンだ…飲むなら付き合うが？

ガキじゃねえよ…(言いつつ素直に受け入れ)

まぁな…ホントクソだわ

混ざってるけど後者が主だろ。割合で言うと9割遊ばれてて1割確認的な。

んや、遊びに来たのかと？呑み…またたび酒じゃなければ……(軽くトラウマになってる)
…とりあえず模擬戦やるか。

ガキだろう、認めろ

遊びに…残念ながら違うし遊ぶって何すンだ
持ってねェだろ、今から買って来いと？

おう…って、今から使っても大丈夫なのか？

……め、メンタル的には…ガキっぽいところは、ある…(ぐぬっ…って顔で認める)

………雑談とか。俺も人と遊んだことが殆どねえから…ダレンに遊んでもらったのは多分ちょっと違うだろうし(自身無さげ)
俺が甘えられる関係になったら別にいいんだがな…甘えるってか、醜態晒してもいいやって関係

ん？ああ。唐突に訓練したりで使うし平気なんじゃねえ？

見かけはおっさんなのになァ（クハハッと笑い）

…雑談って遊びに入ったのか、そうなのか
どんな遊びだよ？
ンー…その時も縛った方がイイか？

…ほんとだろうなァ…（窓から離れ、ゆったりと庭へ向かう）

35年生きてるから見た目おっさんなのは普通だろ。

楽しけりゃいいんじゃねえの？あと、よく聞くのは何処か行ったり…とか？
え、ボール投げて貰った。(所謂とってこい)
それ、俺が楽しくねえじゃねえか。上手く宥めるとか、言ってダメならぶん殴って正気に戻すとかでもいいし。…つか、ホント縛るの好きだな(

まあ、リュスラスとやり合ったしな。壁壊すとかはやるなとは言わんが推奨はしねえぞ。怒られるなら俺が怒られとくけどよ(革手袋を嵌めつつ自分も後を追う)

…中身と同じ見かけだったら何歳だろうな…十五か？十二か？十か？…いや、それ以下もありえる…

犬か犬だったのかオマエ
ぶん殴るより蹴るわ、どことは言わんが

さすがに壊さねェよオレをなンだと思ってンだ…

……流石に怒るぞ？(イラッ)(窓から出る時に尻尾が端っこをバシンッ)

雪豹だっつってんのに…つか、ネコ科の大型獣だから…別に猫な訳でも犬な訳でもねえよ…
(尻尾が横にｽｯｽｯｽｯｽ)
男としての機能潰されたくねえんだけど？頭カチ割られた方がマシだわ

斧振り回すような筋肉ゴリラ(
(言いつつ庭に移動)

あ、ナイフありがとう。(自分で拾う気だったけどなんか拾ってくれてたから任せてしまった奴)
(窓を開けて入るとソファーに座り)

ついでだしな…気にすンな（窓から同じように入り、ナイフの血を軽く服で拭ってから柄の部分を差し出す）