外付けの階段を上がった先にある事務所

作業デスクが２つあり、片方はガラクタでとっ散らかっている

応接用のソファーのうちの一番長いやつは
ほぼ家主のベッドと化していて、うっすい枕が投げっぱなしになっていたり

へぇ……。どんなのが作れるんです？ぬいぐるみ？
（外見はそうでもやはり女の子らしい、
　興味を持って見ている）＞アルク

んー…、まあ、材料と道具さえあれば、色々と…（縫いながら答える。ランベールの方を偶に心配そうな目でチラッと）

食後はまったりするに限るよねぇ。
（和やかな雰囲気に目を細める。若干顔色が青ざめてみえるかもしれない）

いや、なんか……懐かしいものを見た気がして。これも僕の記憶の一部なのかな。
ラナティアちゃんにはまだ話してなかったけれど、僕は実は記憶がないんだ。
気付いたら空中庭園に居たから、手がかりを探していて……。

（アルクが口にした「頼まれごと」に微笑む）約束、ちゃんと覚えていてくれたのかい？

………覚えて無けりゃ今やってねえよ（素直じゃないのでこういう言葉しか選べない。むすっとしながら縫う手を止めること無く動かし）

（「頼まれごと」に深く追求をしないように）
器用ですねぇ、ボクも少しなら出来るんですけど。
そういうことはしたことないです。
できるようにはなりたいんですけどね

あはは、本当に素直じゃないなぁアルクは。
（記憶の事は気になりながらも、掘り下げる術がないので冷や汗を拭うまでに留まる）
ラナティアもできるんだ。そのうち街中で手作りフリーマーケットとかあったら事務所全体で参加してみたいねぇ。

……、僕も試したら出来るかな？

…材料集めに時間割きそうだな、それだと。（ランベールの提案にはこういう形での賛同。乗り気ではあるらしいがやはり素直にものを言えないらしい）

男が手作りが好きってのも…あまり受け入れられないのがな…。器用なだけ損だと思ってる（言いつつも刺繍は完成間近に）

そういうこともあるんじゃないかなぁ。男性でもって。
ボクは変に思いませんよ？
（縫ってるものをジーッと見てる。慣れた手の動き、すごいなぁと感心していた）
ボクの作品も出せたら本当に嬉しいなぁ

買い出しも物づくりのうちのひとつだよ。……って、早っ！
（アルクの手際のよさに舌を巻く。目を見開き）
うーん、すごい。これが職人芸っていうのかな。普通に手芸だけで飯食っていけるんじゃないかい？

僕もなんとなく色々やってみた結果、料理やお菓子作りは楽しんでやれたんだよな。
それだってほら、男なのに甘い物なんて……ってなるだろう？
ちょっとくらい意外な面があった方が人間は面白い。

……今まで、そう言った考えを俺はすることができなかった。だから趣味、なんだ。
（仕上げの玉止めをして糸を切るとランベールに刺繍した布を差し出し）

菓子も作ることはできる。……ラナティア、俺はお前にとっても尊敬するような人間じゃない。

……だから、世の中をあまり知らないで貰いたい。それが俺の本音だ。…知らない方が良いことも、経験しない方が良いことも世の中沢山あるんだ。

知らないほうがいい世界もあるんですね。
肝に銘じておきます、そういう世界に触れて欲しくないなら、気をつけてみます。
……ここにいると、そういう世界に触れてしまうんでしょうか？（少し悲しそうな目で）

……俺と居ると、の方が合ってるだろうな。（「ラナティアの興味は…俺に向けられると困る…」）

え……？そうなんですか、でも……
（どうしたらいいかわからなくなり）

これから仕事にすればいい。うちの事務所に雑貨購入スペースを作ってみたら皆売ったりするかい？（どんな模様か確かめようと広げてみる）

（二人のやり取りを見ていたが、最後には）はい、そこまで。（と切り上げる）
そういう事でトラブルに合わないようにするのが僕の仕事なんだから、ちったぁ上司を信じておくれよ。

……日常的な部分なら、大丈夫だとは思う。（「関わりたくないわけじゃないんだ…。関わらせたくないだけで」）

…悪い。上手く言えなくて。…ラナティア、受け入れてないわけじゃないから。俺の、…目的に関わらないで欲しいってのだけ、覚えといてくれ。アンタは知らなくていい世界だから

（ランベールに渡した刺繍はアルク本人に完全に似合わない、可愛らしいクマと花。その事にも恥ずかしいのかランベールの方を見ない。）

……わかりました。（こくりと）
して欲しくないことはしません。
だから、仲良くして欲しいです
（少し無理矢理な笑顔を見せた。
　誰でも見せたくないところはある、そういうものだろうと）

な、なんや……しばらく見んウチに宴会しとったんか……
（ずっと事務所の掃除をしていたらしい）

……おう。（「仲良く」、の言葉に尻尾が揺れ）

…………有栖。（有栖に気が付き）よう、こっちくればいい

あんがとさん
（適当な場所に座る）

つーかなんやねんこの事務所……やっと掃除終わったと思っとったのに、気づけば汚れ始めてるんやけど……

…ランベールの生活態度がそうさせてんだろ。（ため息）

そういやアンタはギフト、発現したのか？＞有栖

あれ、ラナティア……やったかいな？もしかしてコレは歓迎会かなんかか？

空き缶散乱しとった上にえらい酒臭かったしなぁ……ええ加減、金取ろかな……

ああ、せやで。簡単に言うたら攻撃に不殺の効果を自動付与するギフトや

それで相談やねんけど、簡単に命を奪える武器ってなんかないやろか？

か、かわいい……！めちゃくちゃ可愛い！ありがとうアルク、こういうのを飾っとくと、依頼に来た女性や子供が緊張しなくて済みそうだからね、助かるよ！

（どこに飾ろう、と刺繍を持ったままそわそわしていたら、新たな人物が現れ気さくに笑む）お疲れ様、アリス。パスタ余りあるけど食べるかい？
（汚れ始めた事務所にギクリとして、視線を露骨に逸らし）いやぁ、仕事してたら色々散らかっちゃって。他意はないんだよ、他意は。

良いんですか？では御相伴に預かります（パスタを受けとる）

そうだ、俺のことも雇っていただけませんか？ちょうどギフトも発現したところですし、少しはお役に立てるかと思います（つーか金取らんとここの掃除とかやってられへんねんけど……）

…どういたしまして。それよりもアンタは生活力くらい付ける努力しろよ。＞ランベール

……なるほど。
…有栖、命奪うなら、……此処だとラナティアが居る。説明が要るなら場所を移そう。

………（「そういや酒呑んでゲロってたランベール介抱した後片してなかったな…」）
有栖、片すの忘れててすまなかったな。ランベールの汚物処理の方にしか気が回らんかった

あ、スマン。説明が足りてなかったわ
俺のギフトは「自分の手で致命傷を与えた相手を殺さずメダルに変える」「メダル化は任意で解除可能で、解除すれば相手は攻撃する直前の状態に戻る」って効果やねん
つまり一発で致命傷を与えられたら、相手を無傷で捕獲出来るんや

……致命傷以前の傷は解除後どうなる？（「それによってはダメージ与えてからの方が後々楽そうだな」）

かまへんよ、掃除は俺がする言うとったからな
……まあ限度っちゅーもんはあるけどな（ジト目でランベールを見る）

そのへんは試してみんと分からんな
ただ、少なくともなかったことになるんは俺の攻撃のみやし、他人の攻撃はなかったことにならへんよ

はい、召し上がれ。こう見えて料理には自信があるんだ。その代わり後でキッチンの片付けよろしくね？（ザ・片付けられない男）

アリスなら手放しで歓迎さ。新人のラナティアと、大きな仕事の時は組んで貰えると助かるかな。

アルク、君の秘密はなるべく君の心の中に留めといた方がいい。全てを話さなきゃ仲良くなれない、なんて事はないんだからさ。

…んじゃ、俺で試すか？

ああ、判ってる。話さない方が良い奴はごまんと居るだろう。その辺は選ぶから心配するな。

その方が仲良くやれる奴が、な…＞ランベール

分かりました。では正式にこちらでお世話になります。至らない点が多いかとは思いますが、よろしく御願い致しますね

（……片付けも料理のウチ、って言葉を知らんのかい……）

アルクで？いや別にその辺のモンスターで……あ、人形の生物にしか効かへんのやった……

俺は構わん。…とは言えタダで致命傷負うのもな…。

…暗殺ごっこ、でもするか？丁度古戦場跡地でそういう場所があるらしいから使ってみるのも手じゃないか？

……そうかい。それなら安心かな。（アルクの言葉を素直に信じ、頷く）

それにしてもアリスのギフトは凄いなぁ。うちみたいな職場にピッタリそうだ。
二人とも、軽く暴れたりするなら、庭を解放しようか。あせこなら広いから、少し騒いでも大丈夫なはずだよ。

…いや、血が飛ぶならあまり、な。…だろ？（ラナティアが居るんだ、とランベールに目で訴え）

ん、せやな。アルクがええんやったらお願いするわ。ついでに戦い方も教えてもらえるとありがたいわ

戦い方だけなら此処でも良いんだが、”そういう事”をするなら此処はあまりよくなさそうだからな。
ランベール、気遣いは感謝する。ありがとう。

有栖、とりあえず得物は持ってなさげか？使い方とかなら先ずは此処の庭で教えるが…

この通り手ぶらでの召喚や（何も持ってない、と言うように手をヒラヒラさせながら）

なんかオススメの武器とかあらへん？あっさり致命傷負わせられそうなん

……まあ、庭にでも行くか。（「ラナティアが居るっつってんだろうが！！」）（有栖の首根っこ掴んで窓から庭へ飛び降りようと）

庭の鍵を開けたよ。

あー…（武器かぁ、と思案して、ガラクタ山を指差す）そこに剣とか弓とか適当に放置してあるから、気になったら使ってみなよ。
いやぁ、格好いい！って勢いで買ったけど、上手く使えなくて放置されて山となる一方で……。

いってらっしゃーい

…ちなみにテンプルって物を此間の採取依頼で対スライム用に持って行ったがアレは油用だったって言う…（ガラクタの山見ながら）

お、おう、悪かった……って、首！首！（タップしながら一緒に飛び降りる）

テン……って、それは家庭用の油処理剤やで

（//庭へ移動）

あ、れ？は、はい。いってらっしゃい？
（深く突っ込まないほうがいいんだろうなぁとニコニコしながら、見送った）

戻りました

ただいまさん

（軽くかたつけつつ）
おかえりなさーい。
お疲れですか？お茶でも入れますか？
（くるくると動く様子が小動物っぽい）