PandoraPartyProject

ギルドスレッド

即席事務所と喫煙所

【RP】2階事務所

外付けの階段を上がった先にある事務所

作業デスクが2つあり、片方はガラクタでとっ散らかっている

応接用のソファーのうちの一番長いやつは
ほぼ家主のベッドと化していて、うっすい枕が投げっぱなしになっていたり

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……(パシッと茶封筒を受け取り中を確認するとチッと舌打ちして)猫探しかよ…。
街の便利屋にでも頼めこんなモン…。俺の分野は戦闘だぞ
うちの方針は最初に伝えた通りだ。ローレットで扱わない、扱えない依頼を受ける。危険な任務なんて、いつも降ってくる訳じゃあない。
さっき是非もないとかそういう雰囲気だったじゃない!好き嫌いはよくないぞぅ?
打診すると言ったのはお前だろう…?
あぁ、確かにそうだったね。
でも君はひとつ、重大な勘違いをしている。僕はまだ一言も、それがネコ探しとは言っていない。
……やはりな。

アンタには何度かカマかけてみて分かったが本筋を最初に伝えないところがある。…俺はそういうはっきりしないのは本来苦手なんだ。話しを聞くと言ってるうちにさっさと内容を告知することをお勧めする
前の依頼は少年の知っている事しか分からなかったからだよ。子供の依頼と聞いたら投げ出す人も多くはないからはぐらかしたまで。僕を疑うのは心外だなぁ(唇をへの字に曲げ)
俺はアンタを一応は信用して依頼にあたっただけだ。あのガキが依頼主だろうと他の大人が依頼主だろうと天義以外のなら大抵身の丈に合うのなら俺は拒まない。

…誰でもできるようなものを俺がやる事も無いだろ?……まあ、今後あのガキの身辺の依頼者は遠避けさせてもらうがな…。
君はよっぽど天義に因縁があるらしいね。……分かった、関連の依頼は避けておこう。

さて、その猫についてだが、確かに端的に言えば猫探しだ。だが、『生死は問わない』。
――…天義に利益を与えるモノを寄越すなと言っている。及び、天義を頼る連中を寄らせないでくれ。
……俺が周りに何をするかわからん。(酷く冷めた声色で)

………ただの猫じゃないのか
感情で動くアサシンってのもなかなか珍しいね。
(了承したと頷いて、話題を猫に移す)

見た目はただの猫に見えるが、こいつは『金華猫』というモンスターだ。
月の精気を吸い取り、人を死に至らしめる呪いを持つ。
呪われた者が助かる方法はただひとつ……呪殺対象者と異性にあたる金華猫の肉を喰らう事。
…(感情で、の部分には何も答えず)

……昔練達で耳にしたな。異世界の、現在の練達の連中が纏う衣服によく似たやつらの国で「妖怪」と呼ばれる種だったか。
どうやら僕より詳しそうだな。

この金華猫自体は呪いにさえ気をつければさほど問題はないはずなんだが、生活圏が問題でね。奴らは基本、月の精気を吸う時以外は洞窟で暮らす習性にある。
つまりダンジョン内に隠れているから手が出しにくいという訳さ。
………3年、生きた猫が…だったか。…水に粗相をして、それを飲んだやつが…、(昔聞いた話を思い出しながら)
…なら、自治区にも寄るがかなりの人数が呪いを受けてそうだな。水は貴重品だ
パンデミックの心配はしなくていい。理由は依頼主から箝口令が敷かれているから言えないけどね。
――…天義ではないだろうな?その辺りの言えない理由の大元は。

アイツらは自分たちの”神”を至高としてその他の邪を排除する思考回路だ。神に対して邪を駆逐するために俺は動く気はさらさらない。

…それが大多数を救うことに繋がろうとも、俺は拒む…。(表情を険しくして)
天義じゃないよ。これは本当だし、君と約束した事だ。 前の任務と混同しているなら、仕切り直して落ち着いた頃に他の依頼を出そうか?(いつまでも天義にこだわる様子に、さすがに怪訝そうな顔になる)
喋れない理由は依頼主からの箝口令で、僕が依頼内容から君に話したくないっていう理由じゃない。
……。

…俺が何故そこまで天義に拘るのかって顔してるな。
………教えてやろうか?俺に依頼を寄越すなら知っておいた方が依頼を寄越した客の保身にも繋がる。
……長くなるだろ?ソファーに座って。珈琲を淹れてくる。(そう告げて、ようやく重い腰を椅子からあげる。その夜、語られる言葉がどんな爪痕を残すかーー
この時はまだ、ランベールは知る由もなかった/一旦〆)
……(他の部屋も粗方掃除が終わったので報告に来たが、部屋に入れる雰囲気でなかったので、ドアをそっ閉じ)
(雪豹黒変種が自分で設置した犬猫用通用口から入って来る)
……ったく…なんで話を聞くからのポテチと酒買ってきた挙句酔い潰れてゲロりながら寝るんだか…下戸なら大量に酒煽るなっての(人の姿になるとブツブツ言いながらまた散らかり始めている机を片し)
気持ち悪い……頭痛い……やる気出ない……(ダメ人間が三拍子揃えてソファーの上で呻いている)
………(横目で一瞥して溜息)ダメ人間じゃねぇか…
(机の上を整頓し終わると水をランベールの近くに置いて)
酒に溺れてみる事は、自分を知る事だよアルクく……うぷっ。(置かれた水をすぐに飲み始める)
…既にやり過ぎてほろ酔いより先を経験はしたが吐くまでは行ってねえよ(洗面桶持って来て横に置き)
そんなに大量には飲んでないつもりだったんだけどなぁ……。内臓機能が低下してるとしか思えない……。(貰ったそばから洗面器に顔をつっこんでぐったりしんなり)
……歳じゃねぇ?(適当)

まあ、懲りたなら次から気をつけとけ
うっ。わかってたけどあえて言わなかった事なのに……。(洗面器の中でしくしくと泣き真似)
へーい。……ところでアルク君、今日からあの酒屋さんで新しいフレーバーのお酒が発売するらしいんだけど……
……アンタ幾つだよ(本当に適当に言っただけだった)
…懲りてないだろ。…で?どんなのが出たんだ?俺は洒落た酒はわからん
むしろ幾つに見える?(己の手をじっと見て)まぁ、少なくともオジサンって呼ばれる歳だよね……。
(気力なさげにソファーに沈んだまま)大吟醸『猫ころし』。アルコールの他に3パーセントくらいマタタビが入ってて、猫科はちょっとハイになれるって聞いてね。
…俺と変わらなさそうだが…。まあ、外見だがな。混沌ゆえに旅人だとマジで100普通に超えてたり、幻想種なんか特に分からんし…

…(壁にもたれ掛かって腕を組み)ふむ…。(興味あり気に耳を傾けるネコ科)
飲んでみたいが高そうだな…
はっはっは。100歳だったらもうボケてても仕方ないよね。……あれ。もしかして僕が記憶ないのって、そのせい?

金華猫事件のクライアントが羽振りよくってさ、前金を弾んでくれてるんだよね。
…知らねえよ。俺に聞くな

………それ、俺が断ったらどうするつもりだ?まだやるとは言ってないぞ
仕方ないだろ?どんな細かい事でも知りたいんだ。自分がどこのだれで、今まで何をしていたのか。この世界はわくわくするような事だらけだけど、それ以上に自分を紐解くという行為は楽しくて仕方がない。

えっ。(考えてなかったとばかりに目をぱちくりさせ)
……わくわく、ねえ。…俺はその件に関しては特に何も言えん。

………は?(と真顔で聞き返し)
アルクにはないのかい?わくわくする事、趣味みたいなものとか。

え?うん。……え?(かくんと首を傾げるエンドレスになる予感)
…趣味くらいはある

……アンタ俺に打診すると言って置いて断った場合を考慮してなかったんじゃなかろうな
あるんだ。どんなものなんだい?

あはは、バレちゃったか。そうだね……君なら助けてくれると思ったから。
え、手芸。(特に恥ずかし気も無く)

……はぁ…(溜息)
俺は慈善でやる気は無い。俺の利益に、得にならん事は受ける気は無いからな?
すげぇ(思わず本音が零れた)
というか意外すぎるんだけど、作った作品持ってたりするかい?

すでにもう一部が君の利益になってる。(と人差し指で相手のお腹を指す)
昨日の酒代が少年からの報酬だけで賄えてると思ったら大間違いだよ、ふっふっふ……という訳ですでに手付金を使ってしまってるんだ!
そうか?手先が器用なのが趣味なだけだが…。
大体は作ったら売って金に換えたりだから手元にはないな。…最近のならマリアにくれてやったし。

…………まあ、断わる理由もなかったからいいんだが。同じネコ科でも同情とかは無いからな…。断る事もあるって言っておきたかっただけだし
僕も見てみたいなぁ、アルクの手芸品。
普段大人しい君がどんな世界を糸で紡ぐのか……気になるねぇ。(立場が逆のイメージだったので、思わずおかしくなってクスッと笑う)

ありがとう。僕は僕の方で、ちょっと調べものをしなくちゃいけなくて。手が足りていなかったんだ。助かるよ。
…乙女趣味全開になるが(流石にこの部分は気まずいのか小声に)

とりあえず金華猫の目星は?柄とかそう言うの。流石に目星無しだとな…
へぇ、乙女趣味!……うちの事務所のどこに飾ったら似合うかな?(とても嬉しそうに微笑む。まだ青ざめがちの身を起こし、ソファーの前の接客用テーブルに手を添え)これの上にかけるクロスとか、頼めたりするかい?

さっきの写真であったような、小麦色っぽい毛並みをしているみたい。それと、一番わかりやすいのは……月の精を啜った猫は、背中に白い月の模様が付くらしい。吸った量に模様の大きさは比例するらしいから、大物の方が狙いやすいって。
……趣味の範囲でいいなら。(正直引かれなかったのが嬉しいが何とも言えない心地らしくフイ、と一度そっぽを向き)

…なるほど。
あと、その呪を受けたのが男か女かも教えろよ。聞いた話じゃ雄雌間違って食べたらそのまま死なんだろ?
ありがとう!助かるよ。(のほほんとマイペースに微笑む)

性別は男性だよ。だから仮に君が捜査中に呪いにかかっても、捕まえられれば同時に治せるはずだ。
でも呪われた内は衰弱症状があるそうだから、万が一の時は無理せず戻っておいで。依頼より君の命が最優先だからね?
…おう

……てことは雌を捕まえりゃいいんだな。
その辺に貯めてある水を迂闊に飲めないってことか…。あとは飲食店も危険な気も…
うちの事務所の水を汲んでいくのはどうかな。
もしくは、マリアさんが解呪の類に知見があるかもしれないね。イメージだけど。

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