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ギルドスレッド

異人館『黒睡蓮の館』

【1:1RP用】悪魔のいる湖畔(どなたでもどうぞ)

(花咲く季節も終わった睡蓮の湖で静かに釣竿を垂らす悪魔が一匹。不思議な旋律の賛美歌を口ずさみながら退屈そうに、それでもどこか楽しげに、倒木に腰掛けて水面を眺めています)

《ロールプレイ推奨の1:1用スレッドです。知人でも初めての方でも、どなたでもお気軽にどうぞ》

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…?
なんだか不思議なお歌が聞こえるわ。
どこからかしら。
(小さな少女はふらふらと、不思議な歌声に導かれるまま周辺を彷徨いている)
(ふと何かに気付いたように、歌うのを止め)
……おや、誰か居るのかな?この寒空の下、花も終わった湖だと言うのに珍しい。
ふむ、丁度退屈し始めていた頃合だ。見知らぬ何処かの君、良ければこちらにおいで。一緒にお喋りでもしようじゃないか。

(誘うような声音で気配のする方へと声をあげ)
あら、じゃあお隣に座ってもいいかしら。お話なら大歓迎だわ!(と、いいながら木の影からひょっこり姿を現す)

はじめまして、私はミルフィ モノフォニー。
どうしてあなたはここでうたっていたの?水辺じゃとっても寒いでしょう?
(座る位置を少しずらし、場所を開け)こちらこそ歓迎だ!どうぞどうぞ。
ミルフィだね。はじめまして、私はマルベート・トゥールーズだよ。どうぞ宜しく。

私はちょっと、気紛れに釣りをしていたんだけどね。あまりにも何も釣れないものだから、歌の方に気持ちが傾いてしまっていたよ。
湖が凍る前に名残りの遊びをと思ったんだけど……うん。確かに寒いね、これは。日があるからまだ良いけど、暗くなる前には切り上げないといけないかな(ふるりと身を震わせ)
マルベートさんね!こちらこそ、よろしくお願いします。(ふわっとはにかんで、開けてもらったところに座る)

んー、お魚さんももう寒くて眠っちゃってるのかしら?うーん、残念。
そっか、もう時期この辺りも凍っちゃうのね。動物達も冬眠に入ってしまってるし、少し寂しい気持ちになっちゃう…。

まぁ!いけない。レディの体は冷えやすいもの、良ければこれを羽織ってくださいな(そう言ってモコモコで暖かいコートを渡す)さすがに小さくて着れないと思うけれど、羽織るだけでもかなり違うと思うわ?

そういえば、あんまり聞きなれない曲調だったのだけれど故郷のお歌なのかしら?
正しく。冬は命まで眠りに付くような、静寂の季節だね。
それでも春になればまた賑やかな景色が戻ってくるはずだ。その時を想いながらなら寂寥とした景色を見れば、寂しさも紛れるさ。きっとね(優しい眼差しで湖を眺めつつ)

(コートを受け取り)……おや、いいのかい?ありがたく着させてもらうけど、それではミルフィが寒くなってしまわないかな。
ふかふかの羽毛とは言わないけど、よければ入るかい?風除けくらいにはなるよ(蝙蝠翼をばさりと広げて、傍へどうぞとばかりに)

あぁ、さっきまでのは私の故郷の歌だね。神様とか生命とかを讃える歌らしいよ。
私のお気に入りの歌で、けど本当はもっと素敵で綺麗な旋律なんだけどね。何故だろう、私が歌うとどうにも調子外れになってしまう気がするな。
まぁ、それは素敵!
それじゃあ私も暖かで賑やかな春の景色を思い浮かべながらこの景色を楽しもうかしら!この時期はこの時期で小さな芽を探したりして、それなりに発見があって楽しいわ!

わぁ!大きな翼…!(瞳を輝かせる)
ふふふ、わたしは大丈夫。
部屋を出る前に沢山着込んでいきなさいって着せられてきたから、少し暑かったくらいなの。それでも風を抑えてくれるのはとても助かるわ。それだけでも体感温度変わるものね。

おうたかぁ、なにか参考になる譜面とかがあれば正しく教えてあげられるのだけれど、今は何となく旋律の雰囲気を整えてあげることくらいしか出来ないわ。
それでも良ければお手伝いしましょうか?

ところでマルベートさんは立派な翼をお持ちだけれど、もしかして蝙蝠の獣人なのかしら?
そうかい?それでは遠慮なく…(肩からモコモコのコートをかけ、自慢げに自身の翼を風避けにして)うん、十分温かい温かい。いやぁ、寒い日の幸せとはこういう所にあるのかもしれないね。
あぁ、えっと、私は所謂『旅人』という奴でね。獣人というのもある意味当らずとも遠からずなんだけど、厳密な種族は『悪魔』となるかな。

さっきまでの歌は、そうだね。うろ覚えだけど私が故郷で聞いた歌だよ。
神様とか命とか歴史とか、諸々の尊いものへの感謝の歌らしくてね。いつ聞いたものかはイマイチ覚えてないんだけど、メロディが好きでつい口ずさんじゃうんだ。
(少し照れるように指で頬をかきつつ)

しかし、その口ぶりからするとミルフィは歌に詳しいのかな?
生憎と譜面なんかはないけれど、うろ覚えの歌だから何処か変な箇所があるかもしれない。折角だし直した方がよさそうな所とかあれば教えてもらおうかな。
一寸待ってね。……んん、こほん。
(すっと息を吸って、再びゆっくりと歌いだす、遠い世界の賛美歌)
(声量も程よく、歌声も澄んでいるものの、どこか『本来あるべき歌』とは違うような雰囲気を漂わせて、それでも心地良さそうに悪魔は歌う)
誰かと一緒に暖かさを共有するのってすごく幸せよね。わかるわ!

あら、マルベートさんも旅人なの?
ふふ、私も旅人なのよ。お揃いね♪
悪魔…ってもっとこう、凶暴で怖いイメージがあったわ。そんなこともないのね(ふふっとはにかんで)

私のお父様とお母様が音楽家でね?私も沢山の音楽とともに育ってきたの。音楽に関しては自信があるわ!
たとえ本来の歌とは雰囲気違えど、この歌がマルベートさんの中にある故郷の歌なんだわ。必ずしも本来の音で歌う必要は無いもの。ココロが大事なのよ、きっと。

私は気持ちよく歌えるためのお手伝いをするだけ。だからあなたの素敵な歌を存分に聞かせてね?(そう言ってゆっくりと目を閉じ、聴く体制に入る)
(たっぷりと時間をかけて一頻り歌い終えて)

……ふぅ。人に聞かせる為に歌うなんて、随分久しぶりな気がするよ。
どう評されるのか少し怖いような気もするけど、成程、そうだね。私は些か『本来あるべき歌』を気にしすぎているのかもしれないな。楽しく歌えればそれでいいのかもしれない。

ふふっ。凶暴で怖い悪魔もまあ、確かに居るけどね。
私は理知的で友好的で心優しい悪魔だから大丈夫。無防備に安心してくれていいんだよ?(冗談を言うように笑いながら)

それにしてもミルフィも旅人だったんだね。てっきりブルーブラッドかと思ってたよ。
この世界だと可愛らしい獣の特徴を持つ子を見るとつい決め付けてしまうけど、思い込みや決め付けはよくないね。
しかしそうなると、ミルフィはどういう世界から来たんだろう。少し気になるな。
(静やかに、ふわりと風を流し岸辺に降り立つ。片足が地面に触れるそのときだけ、わずかにトンと音を立てる。抱きかかえるようにしている腕を解き、白い猫をその場に放つ)

…アイリス、あまり遠くへは行かないようにしてくださいね。

(話を理解しているかどうかもわからない白猫から目を離し、しばらく周囲を見渡す。やがて湖畔へと目を向け、小首を傾げる。)

…?わずかに歌声がした…ような気がしたのですが…旅人の集う館、近くにあるというのはただの噂、だったのでしょうか?
………おや?(何かに気付いたように頭の翼を揺らし)
今日はすこぶる珍しいね。こんな所に足を運ぶ子がまたひとり……いや、ふたり?
全く、目的の魚はちっとも釣れない癖にこういう幸運には恵まれる。「悪運が強い」とでも言うのかな(自分で自分を笑うようにくすくすと)

さて……やあやあ、そこの君!こんな辺鄙な所にどうしたんだい?
(遠くに僅かに見える白い影に向けて、大声で呼びかけ)
…!(声のする方に顔を向ける)

(少し膝を曲げ、空中へとふわりと舞い上がる。飛ぶというよりは、跳ぶと表現するに相応しい、地面を蹴った慣性のみで緩やかな弧を描き、近くに降り立つ)

…これは、失礼しました。人が居ることに気づきませんでした。
この近くに関する噂を聞いて、通りかかったただの旅人です。貴方は…(釣り竿に気づき)
この辺りには良く訪れるのでしょうか?
(来訪者の外見を間近で見て、少し驚いたように、弾むような声音で)
これはこれは!何とも素敵な翼を持つ子が来たものだね!いや、今日は本当に運が良いようだ。
と、あぁ。この辺は私の家が近いものでね。庭のようなもの…と呼ぶのは少し大げさだけど、何にせよ勝手知ったる場所だし、良く来る場所でもあるかな。

………(ふと気付いたように)ん。この近くに関する、噂?
この辺で噂になるような事と言えば…湖の蓮の花とかだろうか。だとするならば、残念だけど今は季節はずれだよ?
(少しだけ戸惑い、近づく足を止める)
あ、ありがとうございます?

この辺りがお住まいでしたか。ああ、であればご存知かもしれませんね。
噂というのは、旅人…いえ、異世界よりの渡り人たちの集まる場所がこの辺りにあると耳にしたもので、真偽を確かめに来たんです。彼らの話すことには興味が尽きないものですから。
…湖の蓮は初耳ですね、正直なところそれはそれで、すごく気になるものなのですけれど。

(少し考え込み)
…ところで、翼、好きなんですか?(気恥ずかしそうに翼を開いたり閉じたり)
そうだね。この近くにちょっとした館があるんだけど、そこに住んでいるんだ。
私以外にも此処とは違う世界から来た《旅人》の住人や客人も居たりして、ささやかながらも心地よい自慢の我が家でね。
(何かに気付いたように少し考え込み、ぽつりと)………と言うか、君の言う「噂の場所」って、ひょっとすると私の家なんじゃないだろうか。他に人の集まりそうな場所ってこの辺にはないよ、多分。

(翼の動きを愛おしそうに眺めながら)
うーん。「翼が好き」というよりは「白い翼が好き」かな。より具体的に言うと「天使が好き」なのだけど。
それにしても君の翼は本当に美しいね。まるで上天の光がそのまま形を作ったように清純で綺麗だよ。とても私好みの、可愛らしい翼だ。
(好意を抑えきれないような様子で、真摯な口調で褒め上げ)
…館?旅人……ええ、それはもしかすると、いえもしかしなくても、私の探していた場所かもしれません。
本当にあったのですね。こういう噂は、普段は根も葉もないものばかりだったので、少々驚きです。
…もしよろしければ、後ほど案内していただけますでしょうか?《旅人》さんたちは本当、面白いお話をたくさんしますから、そういう場所は探していたんです。

……あ、失礼しました。名は、ルミリア・シャーウッドです。

(動揺と羞恥からか、両手を後ろに回して両手で止め)
て、天使…?上天…???
そ、その…!翼を好いていただけるのは、時々あることなので嬉しいことではあるのですが、そ、そこまで詩的に好意を示されるのは慣れませんので…手加減いただけると助かります…!
(ぽんと手を叩いて)おぉ、それは素晴らしい偶然だ!
確かにこの混沌たる世界には変な噂も多いだろうね。それでいて「絶対に嘘だろう」と思ったような事が本当だったりもして……全く飽きない世界だよ。
しかし、それなら良いとも!後ほど是非案内しようじゃないか!
と、私も名乗りが遅れて申し訳ないね。マルベート・トゥールーズだよ(手を差し出し握手しようと)

(動揺しているような様子を見て顔を綻ばせつつ)
いやぁ。思った事を正直に言ったまでだけど、困らせてしまったかな?
本当に抱きしめたいくらい素敵な翼なんだけども……おっと、口は慎んでおこう。私の陳腐な言葉で言い表そうとすればするほど、口下手なのがばれてしまう。
(間違いなく心から褒めてはいるのだが、少しからかう調子が滲みつつ)
ん、私はこの世界の生まれですが、それでもまだまだいろいろなところにいろいろな発見があって、旅の行き先を選ぶのがいつも大変ですよ。本当に、広くて楽しいです。それでいて、別の世界もあるのですから、興味も尽きません…!
マルベートさん、はい、よろしくおねがいします。(少し間を置いて握手に応じる)
どうやらマルベートさんは、別世界からの渡り人のようですね。少々珍しい翼だとは思いましたが、別世界の飛行種、というところでしょうか?

う、嬉しいのは間違いないのです。ありがとうございます。
触るのは、ご遠慮いただけると助かります。すごく擽ったいので、驚いて怪我させてしまうかもです。(からかう様子には気づかず、自分の翼を少し撫でてから離す)
(ぶんぶんと握った手を振り)うん、よろしく。
へぇ、ルミリアはこの世界の純種なのか。それならば旅人に興味を持つのも当然と言えば当然だろうね。旅人の数だけ世界もあるようなものなのだから、新しい話に飽きるということもないだろうし、珍しい経験談も山ほど聞けるだろう。
私は…そうだね。別世界の飛行種というのは言い得て妙だけどその通りかな。鳥、という訳ではないのだけどね?(握手の手を放し、自身の翼の爪部分を撫でながら)

(くすくすと笑いながら、同意するような口調で)
ふふっ、そうだね。確かに翼を触られるのはくすぐったいものだ。分かるよ。
特に根元とかね。それでも私なんかは自分で手入れしにくい部分を他人にやってもらったりもするけど、毎回こそばゆい思いをするものだよ。
(少し興味深そうに、楽しそうに話す)
ええ、まあ純種とは言え私のような旅人(トラベラー)も、マルベートさんのような旅人(ウォーカー)も、奇異に思われ距離を取られることも少なくはないですけれどね。私は勿体無いと思います。よければマルベートさんのお話も聞かせてくださいね。
鳥以外の飛行種、ですか。聞いたことのない種のようですね。ふふ、やはり種族一つを取って見ただけでも、新しい発見となるのですから、面白い話です。(頷きながら、マルベートさんの翼の様子を眺める)

…他の方に翼の手入れ、ですか。ものすごい胆力ですね。
私自身、背中を預けるに足る、信頼できる相手は居たのですが、その方が相手でもやっぱり耐えかねるものでした。ブラシを使っての手入れは毎日欠かさずにしますが、ええ、根本はやっぱり非常にしづらくて、時間がかかります。お互い苦労しますね。
ん、ルミリアも旅をするのだね。それは結構!旅は楽しいからね。
奇異なものも避けるのではなく、受け入れたり愛でたりした方が絶対に楽しいのにと思うよ。そういった目があるというのは悲しい事だし、何より勿体無い事だよね。
ともあれ、私の話なんかで良ければいつでもしようじゃないか。暖炉の傍でお茶でも飲みながらね。

(「ものすごい胆力」の言に気恥ずかしそうに)
いやぁ、そんな大層なものじゃないよ。単に楽をしたいだけというか…他人に頼る事を一度憶えてしまうと、どうしてもね。
それにしても翼の手入れは確かに手間の掛かる事だよね。私はまだ楽な方だと思うけど、ルミリアのその翼を毎日整えるのは大変そうだ。勿論、その手間をかける価値のある翼なのだけど…。
(あらためてまじまじと、熱の篭った瞳で翼を見つめつつ)
はい。…こそっと世界を渡る方法も募集中です。
奇異であるからこそ、理解するのは難しいですが、理解さえできればきっと良い経験にはなれるのに、惜しいものです。とはいえ、危うきに近寄りたくない気持ちはよく分かりますから、彼らを否定するわけではありませんが。好奇心は長生きには不向きそうですからね。

(良ければいつでもしよう、に顔を綻ばせる)
ふふっ、ありがとうございます。確かに立ち話には肌寒いですし、頃合いを見て移動…釣りは良いのでしょうか?

誰かに頼れるのは、良いことだと思います。それだって、はじめはすごく勇気の必要なことだったでしょうから。誰にでもできることではありません。
…そうですね。誰かに迷惑のかかってしまうことですから、欠かせるわけにもいかなくて。羽根を落とすわけにはいきませんし、道を汚してしまうわけにもいきません。まあ、時々褒められることはあるので、自慢でもあるのですけれどっ。
(楽しげに笑いながら、少し饒舌に)
ふふっ、世の中危険な物ほど不可思議で魅力的だからね。断崖の上から眺める景色だったり、猛毒を持つ魚の肝だったり、知らない土地から来た人だったり。
となると、安定安全に長生きするか、危険を冒して楽しく早死にするか、かな?全くままならないものだよ。
それにしても「世界を渡る」か……(懐かしむように少し遠い目をして)

(うんうんと納得するように頷き)
勇気か、成程。確かにそうかもしれないね。自分以外の生き物と触れ合うのはいつだって冒険だ。勿論、大きな実りのある冒険だけどね。
しかし、そうか。その翼だと羽が抜けたりもするだろうね。欲しいなぁ(ぼそっ)

さて、と。そろそろ日も暮れる頃だし、釣りも撤収の頃合だよ。手早く片付けて、帰りの足で一緒に我が家まで案内しよう。
しかし、晩御飯が釣れなかったというのは残念だ。折角客人も招けるというのに今日は買い物もしてないし、備蓄は何があっただろうか…。
(竿や空のクーラーなどをごそごそとまとめながら思案げに呟き)
危険と興味、代償と利益、どこまで天秤に積み上げていけるか、ですね。結局の所、常にそれらを乗せるか、乗せないかを選択し続けるのは、誰しもが行っている行動です。
(懐かしむ様子を見て)…マルベートさんは、元の世界に戻りたいとは思いますか?

自分以外の生き物とのふれあいは冒険、ですか。…確かに、言い得てますね。
私は旅の中途では、現地の方との接触を意識的に行っています。彼らの生活の様子に触れるのは、いろいろな発見がありますから、楽しいものです。(少し考え)…手入れを依頼するというのはまた少々毛色の異なるものですが、これも何か発見があるかもしれませんね。
…抜けるものは、よっぽど何かが無い限り、古くなったものですから。思っているような綺麗なものではありませんよ、きっと。

ああ、案内いただけるだけで十分ですよ。もとよりこの辺りで野営を行う準備はあるのです。食事も、私自身の分はちゃんと手持ちがあります。
(「元の世界に戻りたいと思うか」との問に、物思いに耽りながら)
あぁ…うん……そうだね。時々無性に恋しくなる時は、あるよ。
自分が産まれた場所というのは誰にとっても特別なものなんじゃないかな。何処よりも素晴らしいとは言わずとも、ずっとあり続けて欲しい場所だし、いつかは必ず心が帰る場所でもある。それこそ幾千の世界を渡れるようになったとしても、それは変わらないだろうね。
……ふふっ、柄にもなく郷愁に浸ってしまったかな?(くすくす)

ううん。君の心遣いは嬉しいけど、しかし客人に何も出さないというのは私の誇りがね…。こういう時に茶菓子でも作れればいいのだけど、そういうのは専門外だし…。
まあ、幸い温かいお茶はあるし、暖炉の火と世間話でもお茶請けにしてもらおうか。
良ければ一晩くらい泊まって行くといい。野営の寝床よりは温かい部屋と良いベッドを提供させてもらうよ。

(荷物をまとめて立ち上がり、服についた木の葉を払い)
さてさて、それでは行こうか。そう遠くないから歩いても良いのだけれど、君も翼を持つ者なら飛んで行っても問題ないね?
案内しよう。愛すべき我が家。異邦なる者の居場所。黒睡蓮の館にね。

(翼を大きく広げて空へと飛び立ち、誘うように振り向き)
特別……そう、ですね。確かに。別の世界は渡ったとしても、私が旅をしてきたこの世界がなくなってしまうことは、無いほうが良いです。
(つられて)…ふふっ、言われてみれば当然の話でした。愚問でしたね。

ん、では、そういうことでしたら、素直に甘えさせていただきます。野営も今の時期は寒くて大変なので、雨風しのげるだけでも本当にありがたいものです。…何もしないというのも気になるものですし、いくらか食材も提供しますね。街を出たばかりなので、香辛料と乾物ではない食材もいくつか手持ちがあります。いずれにしても、初日で食べないとダメにしてしまうので、ご遠慮無く。

はい、ではすぐに…あ、少しお待ちを。連れが居るので回収してきます。(一度飛び、最初に降りた辺りに戻る。白猫を腕に回収して戻ってくる)

おまたせしました。では、よろしくおねがいします。
(一度降り、もう一度踏み込んで飛び立つ)
《切りが良くなった所で現スレッドを終了し、立替を行います》
《明日新規に1:1RP用スレッドを立てますので、宜しければそちらに起こし下さい》
《今回のスレッドへのご参加ありがとうございました》

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