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ギルドスレッド

森の洋館

【5人RP】ある日の談話室

【クウハ、ファニー、武器商人、ルミエール・ローズブレイド、斉賀・京司のみ発言可】

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(2人の気配に気が付くと居住まいを正して)
…ああ。ごきげんよぉ、2人とも。悪くないよ。
よぉ、ルミエールにルクス。
機嫌は…そうだな。
オマエ達が来てくれたお陰でさっきよりも良くなったよ。

…あぁ、そうだ。茶を出さないとな。
ルミエールも座って待ってな。
(ティーカップとポットを取りにいく)
さっきよりも?
それって父様より私達の方が好きって事?
ねーえ。
(ソファーには腰掛けず、クウハの後を着いていこうと)

「もしそうであるなら光栄だね。
ところで、僕には座れと言ってくれないのかい?」
(床へ行儀良く“お座り”をして首を傾げる)
ミルクと砂糖もたくさん用意しないとね。
(くすくすと笑って)
(乾いた革をなるべく殺した音が聴こえる)
待たせたね、お招き感謝。
オマエら、俺を揶揄って遊ぼうとすんじゃねーよ。
(ルミエールとルクスに苦笑して)

そう、ミルクと砂糖もたっぷりな。

よう、京司。よく来てくれた。
面倒かけてすまねーな。
(ティーポットとカップを運びつつ、訪れた京司を出迎えて)
…後はアイツだけか……。
(取り敢えずこの場の人数分、紅茶を淹れながらぽそりと呟く)
そうだねぇ。ま、そう遠からずに姿を見せるだろう。
(ゆったりとソファーで寛ぎながら)
……よう、皆様お集りか。
お招き頂き感謝するぜ。
郵便事故がなくてよかったよ。
(いつものようにへらへらと笑いながら、音も気配もなく滑稽な愚か者が姿を現す)
Howdy, 骸骨のコ。
鴉が低空飛行していなくて幸いだったね。
やあ、みんな。元気そうで何より
(ひとり離れた席を選んで座り、美味しそうな菓子へ目線を注ぐ)
Howdy, 商人。
ま、そんときゃまた勝手に邪魔しに来るつもりだったけどな?
…ファニー……。
(自分が呼び出したにも関わらず、本来いない筈の誰かを見た時のような、どこか呆けた顔をする。
喜びと罪悪の痛みが混じった声音で名前を呼んで)
……よく来てくれた。
座ってくれ。取り敢えず皆で茶でも飲もう。
(一先ず先に席に着いている主人と京司に紅茶を配る。
暖かく、甘い風味のキャラメルティーが湯気をたてている)
美味しそうだよね、スコーン。
アタシはやっぱりクロテッドクリームを付けるのが好き。
(離れたところに座ったトキに対して視線を向けて)

骸骨のコキミはマメだよねぇ。これがトレントなら10年は遅刻してる。(くすくす)
なに、暇を持て余してるだけさ。
(くすくすと笑い返しながら、空いている席に座って)
ありがと、クウハ。
(紅茶を淹れてくれた眷属に礼を言うと、まずは砂糖やミルクは入れずに純粋に甘い香りだけを楽しみながら紅茶を飲む)

暇か。まあここ最近、キミとはよく仕事で会うもんだから暇なこと自体は悪くないかもしれないね。
もともと趣味も少ないしな。
依頼はもっと受けてもいいんだが、稼ぎが良いのはすぐに取られちまうからなぁ。
(ゆったりと足を組み、ポケットに両手を突っ込んで寛いでいる)
あんまり受けすぎて、月の半分が重傷なんてことにならぬ様にね。
(スコーンを皿に取ってクリームを塗る)
ありがとう、クウハ。いただきます
(まずは礼を告げて、商人に視線を向ける)
あんまりこういうのは食べたことはないんだよな、そういえば。
この白いのがクロテッド?甘い?

依頼は体調見ながら行ってはいるな。
…紫苑の月………。
(クウハにぎゅっと抱きつこうと)
甘くはないが、バターと生クリームの間みたいな凄く濃厚なクリームだよ。
ジャムと一緒に塗って食べるんだ。
(ファニーの前にも紅茶を配り)

どういたしまして。
俺は依頼にゃあんまり行かねーな。
気ままに遊び歩いてる方が気が楽でいい。

どうした、ルミエール?
オマエも座んな。
心配しなくても俺はオマエの隣に座るさ。
(抱きついてくるルミエールの頭をよしよしと撫でて)
ヒヒ、イレギュラーズは別にローレットの依頼を受けるのが義務ではないからね。
もちろん、それでも問題ないとも。

(くるりと人差し指を回すと、シュガーポットとミルクピッチャーを出す。それらを紅茶に少量加えてからみんなが使えるところに置いて)
うん……。
(ちらりと父を、ファニーを見る)
(蕾の唇が音もなく微かに動いた)
(『しんじゃえ』)
(クウハから離れ、空いたソファーに座る)
(場を静観していた白狼が動き、半身である少女の傍に座る)
なるほど……(商人を見て、スコーンを皿に取ると、半分にしてクリームとジャムを塗る)
(少女の密やかな怒気に気付きながら意にも介さず、まるで俯瞰の視点にいるように周囲の状況をぼんやりと眺めている)
クロテッドクリームとジャムもいいが、メープルシロップをかけるのもいい。
京司はそっちの方が好みかもな。
(ルミエールの前に紅茶を置いて隣に座り)

ルミエール、オマエも食いな。
ファニーも。
俺の手作りは気に入らないか?
気になるなら既製品の菓子をだそうか。
(ルミエールの頭を撫でようとしながら、ぼんやりとした様子のファニーに声をかける)
ルミエール。
隣人骸骨のコの様子を横目で見つつ、ムスメの名前を呼んで短く窘める)
(声を掛けられ、纏う雰囲気がスッと冷えたものへ変貌する)
……オレは御茶会に誘われたつもりはないんでね。
悪いが飲食は遠慮させてもらおう。オレに構わず談笑を続けてくれ。
……はぁい。
(頭を撫でる手を受け入れて、父へ渋々と返事を返す)

……じゃあ、お話し合いする?
別に食べながらでも出来るでしょ?
(スコーンを皿に取り、半分にしてジャムを塗る)
すまないね、ありがとう。
(ムスメにそう言って、ゆったりとキャラメルミルクティーに口を付ける)
…そうだな。茶会の為に呼んだわけじゃない。
ごめんな、ファニー。
オマエに散々な事をした。
愛してくれるオマエに報いてやる事もせず、傷つけるばかりで。
本当に悪かった。
(ファニーへ向け、柔らかな声で謝罪を口にする)
……傷付けてばかりなのはオレのほうだ。
ちっとも大事にしてやれなくて悪かった。

オレたちは需要と供給が一致しなかったんだ。
オレの愛情はおまえには負担で、おまえの愛情はオレには不足で。
互いに譲歩も妥協も出来なかった。

……修復も再構築も不可能だと、オレは思っている。
(自分たちの状況を客観的に分析して、淡々とそう述べる)
…俺はそうは思わないよ。
俺の覚悟が足りなかったんだ。
他の誰かの所へ送り出してやった方がいいんじゃないかと、そればかりを考えていた。
そうしている内に触れる事も恐ろしくなって。
……こんなことを願う資格はないと分かってる。
それでも俺は、まだオマエと一緒にいたい。
……オレは随分と変わってしまった。別人と思われてもおかしくないくらいに。
おまえが求めたのは、世話焼きで兄貴分を頃のオレだったんだろう。
化けの皮が剥がれれば出てきたのはただの甘ったれだ。
だからおまえはオレに失望し、興味が薄れ、オレに向ける感情が恋愛感情ではなくなった。
……そう解釈していたんだが、違うのか?

だが、どのみちおまえがオレを『弟』のように認識している時点で、『恋人』としては関係が破綻している。
それに……おまえが言ったんだぜ。
『俺の傍に留まるも離れるも、オマエの好きにすりゃいい』と。
(スコーンの半分をクロテッドクリームとジャム、残りをクロテッドクリームとメープルシロップで食べきり、紅茶も一杯飲み干した黒薔薇が口を開く)
ねえクウハ、僕からも質問良いかな?
ファニーへ向ける愛情を細かく言葉で表現できる?
それと同時に商人とルミエールへ向ける愛情も、とても細かく言葉で表現できる?
…細かくか。
俺は感情に蓋をする癖があるせいで、時折自分の本心がわからなくなる。
オマエ達の納得がいく答えを返してやれるかは分からないが、やってみよう。

ファニーの事は恋人として見てるよ。
居場所でありたいし、あって欲しい。
愛しているし、愛されたい。傍にいて欲しい。
他の奴に奪われたくはない。…慈雨であっても。
ただ、俺は俺の全てを与える事が出来ない。
その事で苦しませてしまうぐらいなら、コイツの願いを叶えてやれる誰かの元へ送り出してやった方が幸せだろうと思ってもいる。
だから、いつでも手放してやれるように、俺自身が傷付かずに済むように、『弟』と認識する事で納得しようとしていたんだ。

ルミエールは俺の妹だ。
健気で愛らしく、守ってやりたいと思う。
後は、そうだな……。
…ルミエールは元の世界での仲間に、俺にとって一番大切だった人間にちょっと似てるんだよ。

慈雨は俺の、唯一の主人だ。
俺の居場所で帰るべき場所。
元の世界でも見つけることの出来なかった近縁種はらから
誰よりも大切で愛おしく思う。
誰にも渡したくはない。出来ることなら全てが欲しい。
それと同時に俺の全てを捧げたいとも思う。
慈雨の為なら死んでもいい。
慈雨の望みなら、どんな事でも叶えてやりたい。

取り敢えずはこんな所だな。
何か気になるところはあるか?

(呟いて席をたつと自分で紅茶のお代わりを淹れつつ)
じゃあ次、同じように細かく言葉で表現できる?ファニー
クウハと商人のこと 良ければだけれど
……クウハは、オレの最愛だ。
混沌へ召喚され、特に誰と親しくなるわけでも功績を上げるでもなく、ただのその他大勢エキストラとして埋もれていたオレに、興味を持って近付いてくれた最初のひとだ。
オレは自分を『見つけてもらえた』ような気がして嬉しくて、……もっと興味を持ってほしくて、……おそらく『初恋』だったんだろう。
クウハと商人の複雑な関係性を知って、苦しんでいることを知って、救いになりたいと思った。
自分が傍にいることで少しでも苦痛が和らぐのであれば、共に地獄に落ちようと。
その地獄すらひっくるめて愛そうと、そう思った。

……が、月日が経つにつれてオレの欲求は膨れ上がった。
クウハにとって主人が一番で、特別で、何物にも代え難い存在であると知ったうえで交際を受け入れたくせに、嫉妬ばかりが募っていった。
主人へ向ける愛情や執着を、少しでも自分へ向けてくれたらいいのにと思うようになった。
『愛したい』と思っていたはずが、いつの間にか『愛されたい』『求められたい』という感情に変わってしまい、それがクウハに負担を掛けるものと知ってからは愛し方すら分からなくなった。
浮気をしようが嫉妬されるでもなく、依頼で重傷を負おうが心配されるでもなく、誕生日に祝いの言葉ひとつもらえず、『クウハはもうオレに興味がないんだ』という解釈に至った。
恋人であるはずなのにまるで片想いをしているような心地で、……残ったのは寂しさだけだった。
……そんなふうに寂しさを持て余していた頃、オレは商人と依頼で同行することが多くなった。
偶然ではあったが、会話や交流も自然と増えて、気が付けば『居心地の良い相手』になっていた。
些細なことでも気遣ってくれて、親が子に与えるような慈愛を向けてくれて、褒められたり頼られたりすることが嬉しくて、一緒に居るだけで大きな安心感を得られる存在になっていた。
半面、自分自身のことには無頓着な様子を見て、自愛が下手なんだなと気付いてからは、逆に自分も商人のことを気遣うようになった。世話を焼きたいと思うようになった。
いつしか互いに愛称を与え合うほどにまで距離は縮まったが…………クウハがそれを知ったら嫉妬をするだろうなと、考えるようになった。そしてその嫉妬が向けられるのは確実に自分であると理解していた。
疚しい気持ちなんてなかった。けれどオレは自分の保身のために、親密な関係になったことを「内緒にしよう」と商人に提案した。
……けれど罪悪感に負けて、最後には自分からクウハへそれを打ち明けた。
クウハはそれを許してくれた……が、腹の底に嫉妬を抱えているだろうことは分かっていたし、それを抑えつけることによって魂を擦り減らしているのも気付いていた。
だから、オレと商人は依頼以外で会うことをやめた。

……寂しさは、むしろ増すばかりだった。
会うのをやめようと言ったのは自分だったけれど、会いたくてたまらなかった。
二人だけしか知らない名前を呼びたかった。呼ばれたかった。
駄目だと分かっていたけれど、触れたくて、触れてほしくて、たまらなかった。
惜しみなく愛情を注がれ、執着され、自分のモノとして扱われるクウハを羨ましいとすら思った。
けれど自分は部外者だ。眷属でもなく、家族でもなく、ただの隣人だ。
自分だけがなんの繋がりもないことが殊更寂しくて、いっそ自分も『飼われたい』と思うようにさえなっていた。

……そんなところだな。
(ジャムを塗ったスコーンの半分を食べ切り)
誕生日のお祝いの言葉もプレゼントも、私はフルールちゃんに貰った事ないわよ。
でも別に気にしないわ。
だって誕生日教えた事ないもの。
祝って欲しいと言った覚えもないし。
重症を負った時に気付いて貰えなくても、別にどうでもいいわ。
心配して欲しければ自分で言うもの。

……聞きたいのだけど貴方、自分の誕生日教えた事ある?
どんな依頼に行って、どんな事があったか話そうとした事は?
……依頼はともかく、誕生日は教えたぜ。当日に。
そしてクウハは偶然居合わせたフーガに「こいつ今日誕生日らしいぜ」と告げて、オレはフーガから祝いの言葉をもらった。それだけだ。

…………ああ、そうか。
そもそもの持っている常識や価値観が違うという話か。
つまり、誕生日だから祝って欲しいとアピールをしなかったオレが悪い。
多少わざとらしくても怪我をしたことを大っぴらに話さなかったオレが悪い。
すべては自業自得であったと、そういうわけだな?
(二杯目の紅茶にメープルシロップを入れてかき混ぜ、二個目のスコーンを割る)


問題は大きく分けて2つ。
クウハとファニーの間に愛情と信頼の確認作業と認識の積み重ねがなかったこと
…これは僕もやりがちだから気を付けようと思う。
もう1個は商人の認識と扱いと処理の仕方が異なっていること

だから君達はすれ違ってしまったのだと、思うよ。
悪い……。
俺自身が祝われなかろうが心配されなかろうが、気にならないもんだからすっかり頭から抜け落ちてた。
依頼の結果報告書も稀に気まぐれで見るぐらいで……。
普通は祝うし、心配するよな……。
その上で言うと
のだよ。
ううん……一般の人間的な感覚には聞こえるね。
そこまで理不尽な欲求ではないと思う。
「知ろうと思えば知れる」環境であれば尚更ね。
アタシとしても身につまされる話だよ。
ただ、この「知ろうと思えば知れる」ってのは、知る側に精神的な余裕が無いと難易度が高いからね。
そこはどちらが悪いとかではなく『その時にその対応を望むなら、そうする必要があった』ってだけだと思うよ。
それはその時その時の一瞬で判断するのは難しいものね。
商人の言う通り。ルミエールとフルールは特殊だぞ
なのでこの辺りの問題はクウハとファニー両名の信頼関係がなかったのが問題、だからどっちも悪い
で、そもそもなんで二人とも商人を最優先事項にしてるのが当たり前なのかなって
というのが第三者である僕の疑問で問題
これがなきゃ、たぶんここまで捻れなかった
なんでって……
単にクウハにとって商人がこの世で一番大切な主人だからだろう?
オレはそれを知ったうえで了承したのだから、「主人より恋人を優先しろ」なんて言える立場じゃないし、クウハが「大切な主人を取られるんじゃないか」と案じてオレに憎悪や嫌悪を向けるのは当然のことだ。

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