公認設定一覧
耀 澄恋が公開している公認設定の一覧です。
血縁関係
名門■■■家の頭首である柏丹(びゃくだん)と花柳界の重鎮・彩芽(あやめ)を親に持つのが澄恋である……と、本人は思っていたのだが。
実際は彩芽とその不倫相手の臓器密売人・曇暗志鸞(くもくら しらん)の子であり、発達過程において見られる身体的特徴が彼に似たことから交錯した関係が明るみとなった。これにより柏丹からは暴行とその残痕、彩芽からは「おまえは生まれるべきではなかった」という別れの言葉によりスティグマを与えられ、澄恋自身にとっての人生の価値は失われた。
その後柏丹は病死し彩芽は姿を晦ましたことを本人は知らないし、知りたいとも思っていない。
なお、志鸞と彼の正妻・詩音(しおん)は現在行方不明らしい。(299文字)
実際は彩芽とその不倫相手の臓器密売人・曇暗志鸞(くもくら しらん)の子であり、発達過程において見られる身体的特徴が彼に似たことから交錯した関係が明るみとなった。これにより柏丹からは暴行とその残痕、彩芽からは「おまえは生まれるべきではなかった」という別れの言葉によりスティグマを与えられ、澄恋自身にとっての人生の価値は失われた。
その後柏丹は病死し彩芽は姿を晦ましたことを本人は知らないし、知りたいとも思っていない。
なお、志鸞と彼の正妻・詩音(しおん)は現在行方不明らしい。(299文字)
関連項目
- SS 『<花蔓の鬼>白檀の香は濁りけり』
- SS 『<花蔓の鬼>菖蒲の花は咲き至る』
- SS 『<花蔓の鬼>暗雲満ち』
- SS 『<花蔓の鬼>咲き堕ちる艶花』
- SS 『<花蔓の鬼>咲き萎れたスカビオサ』
紫蝶
それは正解に肖る秘術。憧憬の具現。
姓のない澄恋にとって唯一の嫉妬を慰む頓服薬であり、また劣等感を累加させる副作用そのもの。使用のたびに自我を揺るがす菫色のオーバーレイは、毒と形容するほうが適切であったのかもしれない。
しかし、幻想での出来事により新釈が示された。
その技でハイペリオンを翼賛し、勇者王アイオンの姿を纏わせたことで戦乱の一因であったノワールクロウを穿つ鬼手となる。本来は澄恋のみを起点とするまじないだが、かつての力を得た神翼獣との融合によって澄恋の持つ逆転の術を白き太陽へ託すことができたのだろう。
これは、ふたりの勇者が起こした奇跡である。
『紫蝶』
即ち、理想の近似解。
可能性の振鈴。(296文字)
姓のない澄恋にとって唯一の嫉妬を慰む頓服薬であり、また劣等感を累加させる副作用そのもの。使用のたびに自我を揺るがす菫色のオーバーレイは、毒と形容するほうが適切であったのかもしれない。
しかし、幻想での出来事により新釈が示された。
その技でハイペリオンを翼賛し、勇者王アイオンの姿を纏わせたことで戦乱の一因であったノワールクロウを穿つ鬼手となる。本来は澄恋のみを起点とするまじないだが、かつての力を得た神翼獣との融合によって澄恋の持つ逆転の術を白き太陽へ託すことができたのだろう。
これは、ふたりの勇者が起こした奇跡である。
『紫蝶』
即ち、理想の近似解。
可能性の振鈴。(296文字)
関連項目
- シナリオ 『<ヴィーグリーズ会戦>ブラックダウン 古代怪獣大進撃!』
- 特設ページ 『<ヴィーグリーズ会戦>Ⅵ』
3月28日
研究ノート-1
2021/03/28(日) ■■生成実験-50
結果
不思議なことが起きた。これまでは同定のできない肉塊や想定外のモノしか生成できなかったのに、今日の実験では何も得られなかった。
……というか、『材料が消えてしまった』。
容器の中は水滴ひとつ残らず空になり、まるでこれから実験を始めるかのような状態になる。失敗には違いないが、昨日までとは大きく異なる結果に胸が高鳴った。これはきっと研究の大きな一歩に違いない。
にしても、いつもの材料に紫色の花弁をひと欠片入れただけだというのに、
中身は何処へ消えてしまったんだ?(259文字)
2021/03/28(日) ■■生成実験-50
結果
不思議なことが起きた。これまでは同定のできない肉塊や想定外のモノしか生成できなかったのに、今日の実験では何も得られなかった。
……というか、『材料が消えてしまった』。
容器の中は水滴ひとつ残らず空になり、まるでこれから実験を始めるかのような状態になる。失敗には違いないが、昨日までとは大きく異なる結果に胸が高鳴った。これはきっと研究の大きな一歩に違いない。
にしても、いつもの材料に紫色の花弁をひと欠片入れただけだというのに、
中身は何処へ消えてしまったんだ?(259文字)