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<花蔓の鬼>咲き堕ちる艶花

登場人物一覧

耀 澄恋(p3p009412)
六道の底からあなたを想う

名前:曇暗詩音(くもくら しおん)
種族:鬼人種
性別:女
年齢:unknown(死亡済み)
一人称:私/ウチ
二人称:貴女/旦那はん
口調:です、ます、でしょう/京言葉
特徴:神威神楽出身、神威神楽の花街『玉枝ぎょくし』遊女
設定:
 神威神楽に存在する花街『玉枝』、その地で名を馳せた妓楼『花堕かだ』の遊女。
 短双角に紫短髪、紫目を有する鬼紋の獄人であり芸事には長けていた。特に琴を奏でさせれば花街一とも囁かれる。
 美しい白魚の指先が奏でる琴の音色は彼女が獄人でさえなければ芸事で身を立て誉れを得ることが出来ただろうとさえ噂された。
 種で不幸であるとさえ囁かれた女は一人の八百万の男に惚れ込んでいた。それが澄恋の本来の父親である曇暗志鸞であった。
 曇暗志鸞は詩音の角や眼球と言ったパーツに惚れ込んだ。言葉巧みに彼女を恋と呼ぶ不毛なる病へと誘った。
 詩音は志鸞を愛し、彼に愛されることを望んだ。故に、志鸞は詩音を身請けし夫婦となった。
 男がどの様な思惑で動いていようとも恋情によって雁字搦めであった詩音は気付く事が出来なかった。

 生前、詩音はたった一度のみ親に売られ遊女になった澄恋と話す機会があった。
 同じ妓楼でその姿を見れども不憫な獄人の娘であると認識し、すれ違うだけであったが身請けされた後に詩音は澄恋に斯う語ったのだという。
「過去に自分も身体売ったり鬼人種差別で大変だったけど運命の人(志鸞)と出逢えた、貴方にも素敵な出会いがきっとあるはずだから頑張って」
 その言葉こそが澄恋の支えであり、希望であった。何れだけ穢れてしまっても、心が挫けなければ生きていけると感じさせたのだ。

 その後、詩音はその麗しい体を身請け先の亭主である志鸞によって捌かれた。肉屋――密売人「くものくら」は美しかった詩音のパーツを加工し自らの装飾品にした。
 眼球に、角に、志鸞は詩音を己を飾り立てるだけのパーツとして認識したのだ。
 である志鸞が心の支えとなった詩音を身請けした事も、殺されアクセサリーとして加工された事も澄恋はまだ知らない。

  • <花蔓の鬼>咲き堕ちる艶花完了
  • GM名夏あかね
  • 種別設定委託
  • 納品日2022年09月17日
  • ・耀 澄恋(p3p009412

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