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シナリオ詳細

<チェチェロの夢へ>精霊機械は人類の夢を実現したか

完了

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

オープニング

●壊れた機械と暴走する精霊たち
 アーカーシュ外周の外周浮遊小島群。
 浮遊島アーカーシュの地上部と同様に、いくつもの遺跡と広大な自然が広がっているそれらの1つで、4種類もの精霊が暴れている場所があった。
 ファイアエレメンタル。
 ウォーターエレメンタル。
 ウインドエレメンタル。
 ライトエレメンタル。
 そして、それらを統括しているのであろう光のハイエレメンタル。
 通常こうした場所には精霊の力を使った何かがあるのが定番だが……この場所にもやはり、そうした施設があった。
「エラー。エラー。契約実行不能。契約実行不能。私はワタシがわたしのAAAAAAAAAAAAAAAAA」
 光のハイエレメントも契約が実行不能になっている影響かマトモな思考力が阻害されているようだった。
 ……仮にもハイエレメントだ。
 しばらくは耐えていたのかもしれないが、他の精霊同様に暴走の宿命からは逃れられなくなったのかもしれない。
 まあ、精霊がこれだけの数実体化しているというのも珍しく、そして恐ろしいことなのだが……ともかく、こうなれば話は一切通じない。
 ハイエレメンタルが統括していた施設は古代のクリーニング施設だが、それも今は動かないし辿り着くには精霊たちをどうにかしないといけない。
 その「どうにか」とは倒して鎮めることであり、調査の為には小島群を渡って行かなければならないのだ……!

●太古の洗濯工場
  古代文明がどのようなものであったか、その全容は未だに解明されていない。
 しかし浮遊島アーカーシュにはその残滓たる器具が幾つか残されており、同時にそれ等は壊れたものが多かった。
 それによる精霊の暴走は倒せば鎮まることが分かっていて、今のところそれが一番良い方法である。
 つまるところ、暴走する精霊の多い場所には「何かがあるかもしれない」わけだが……ハイエレメンタルを含む複数種類の大暴走が起こっている外周浮遊小島が発見されていた。
 そこに至るまでには幾つかの小さな小島を超えていかなければならないのだが……飛行するか岩ほどの小島をジャンプすることで辿り着くしかないだろう。
 では、超えた先に何があるのか?
 それはまだ、分からない。しかし過去の報告によれば該当する辺りには「洗濯工場」があったらしいことだけは分かっている。
 だからもしかすると、それがあるのかもしれないし……違うのかもしれない。
 実際に行って確認してみなければ分からないだろうし、過去の状況を見れば機械の故障が精霊の暴走の原因だ。
 動くかどうかは分からない。もしかすると最低限のことは出来るかもしれないが、それには精霊を鎮める必要があるだろう。
 それと……これはもしかすると、といった話になるのだが。
 該当の浮島には、当時のゴーレムが残されているかもしれない。
 当然、動かない状態だろうが……上手くいけば、また動くかもしれない。
 更に運が良ければ、完全な状態のゴーレムだって見つかるかもしれない。
 その辺りは運だが……探してみる価値も、充分にあるだろう。

GMコメント

横スクロールアクションみたいなシナリオです。人によっては横スクロールシューティングかも。
今回の目的地はなんと「洗濯工場」の建物であるようです。
機械は壊れており自動では動きませんが、ハイエレメンタルに頼めば精霊の力により洗濯物が完璧なタタミ仕上げになります。
ハンガー仕上げ? まずはハンガーを持ってくるんだ。
また、探せば(破損の程度は不明ですが)ゴーレムを見つける事も出来るでしょう。

●出てくる敵
・ハイエレメンタル(光)
なんらかの原因で荒れ狂う高位精霊です。自然現象のようなものですが、倒すことで鎮めることが出来ます。意思を持ち、言葉を話すことが出来る存在も居ます。
神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。ブレイクを保有しています。

・ライトエレメンタル×5
なんらかの原因で荒れ狂う精霊です。自然現象のようなものですが、倒すことで鎮めることが出来ます。
神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。ブレイクを保有しています。

・ファイアエレメンタル×5
なんらかの原因で荒れ狂う精霊です。自然現象のようなものですが、倒すことで鎮めることが出来ます。
神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。炎系統のBSを保有しています。

・ウォーターエレメンタル×5
なんらかの原因で荒れ狂う精霊です。自然現象のようなものですが、倒すことで鎮めることが出来ます。
神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。窒息系統のBSを保有しています。

・ウインドエレメンタル×5
なんらかの原因で荒れ狂う精霊です。自然現象のようなものですが、倒すことで鎮めることが出来ます。
神秘単体攻撃や範囲攻撃を行います。出血系統のBSを保有しています。


●特殊ルール『新発見命名権』
 浮遊島アーカーシュシナリオでは、新たな動植物、森や湖に遺跡、魔物等を発見出来ることがあります。
 発見者には『命名権』があたえられます。
  ※命名は公序良俗等の観点からマスタリングされる場合があります。
 特に名前を決めない場合は、発見者にちなんだ名が冠されます。
  ※ユリーカ草、リーヌシュカの実など。
 命名権は放棄してもかまいません。
  ※放棄した場合には、何も起りません。

 このシナリオでは飛行スキルや、飛行可能アイテム効果を持っていると戦闘判定が有利になります。
 飛行を持たない場合は騎乗戦闘可能なリトルワイヴァーンを持っているものと見なします。この場合飛行戦闘は可能ですが、判定は有利にはなりませんのでご注意下さい。
 また簡易飛行や媒体飛行は、飛行には含みませんので、ご注意下さい。

●情報精度
 このシナリオの情報精度はBです。
 依頼人の言葉や情報に嘘はありませんが、不明点もあります。

  • <チェチェロの夢へ>精霊機械は人類の夢を実現したか完了
  • GM名天野ハザマ
  • 種別通常
  • 難易度NORMAL
  • 冒険終了日時2022年06月11日 22時05分
  • 参加人数8/8人
  • 相談7日
  • 参加費100RC

参加者 : 8 人

冒険が終了しました! リプレイ結果をご覧ください。

参加者一覧(8人)

オデット・ソレーユ・クリスタリア(p3p000282)
鏡花の矛
アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)
灰雪に舞う翼
スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)
天義の聖女
マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)
黒鎖の傭兵
イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)
黒撃
フルール プリュニエ(p3p002501)
夢語る李花
フロイント ハイン(p3p010570)
謳う死神
玉ノ緒月虹 桜花(p3p010588)
神ではない誰か

リプレイ

●工場の島を目指して
「いろんな種類の精霊たちがねぇ。あっちもこっちも精霊たちが暴れてて可哀そうだわ、早く助けてあげないと。それはそれとして光の精霊……仲良くできるかしら」
 『木漏れ日の優しさ』オデット・ソレーユ・クリスタリア(p3p000282)が呟くが、実際に今回行く場所には4種類もの暴走精霊が確認されている。
 事前の情報から確認する限り「洗濯工場」ではないかという予想がたてられており、『灰雪に舞う翼』アクセル・ソート・エクシル(p3p000649)は楽しそうに行く手に視線を向けていた。
「ナゾの古代遺跡の調査か!どんなモノが発見出来るのかな!? ……洗濯工場?あのキレイにする洗濯?」
 『業壊掌』イグナート・エゴロヴィチ・レスキン(p3p002377)がそう言えば、アクセルも頷く。
「洗濯工場ってたくさんの精霊が関わってる大がかりな場所なんだね。それだけに精霊が暴走したら危険だよね……でも光の精霊がメインだとお日様に当てたみたいに仕上がりがふっかふかになりそう!」
「アーカーシュの古代文明は卓越していたってのは依頼でも文献でも見たが、クリーニング工場まであるのは驚きだな。最初っから浮遊してたんなら輸送経路も気になるところだが……まぁ、探すのは安全確保してからだな」
 アクセルに『黒鎖の傭兵』マカライト・ヴェンデッタ・カロメロス(p3p002007)もそう頷くが、どういう経緯でその場所にあるのかは確かに謎だ。
「古代文明も洗濯はタイヘンだからオートメイション進んでたんだね……やっぱり洗濯や食器洗いはラクできるシステムがダイジだよね!」
 だからこそ、イグナートくらいの気楽な考えでいた方が疲れない……のかもしれない。
 そして安全確保……という言葉が出たが、精霊たちは倒して鎮めればよいことも分かっている。
 裏を返せばそれ以外の方法はなく、故に『純白の聖乙女』スティア・エイル・ヴァークライト(p3p001034)も軽く首を傾げ得てみせる。
「倒せば鎮まるって不思議な精霊さんだね。調子が悪くなった機械を叩くのと一緒みたいなものなのかな?」
「似ているかもしれませんね」
 『友人/死神』フロイント ハイン(p3p010570)も頷くが、精霊たちが機械と連動している以上は「そういうもの」と定義した方が分かりやすいかもしれない。
「エレメンタルを利用した工場ですか、興味深いですね。ですが打ち捨てられてエレメンタルが暴走、何とかしたいですね。洗濯工場という事は繁栄していた時はとても便利な工場だったのでしょう」
「もし、洗濯工場が報告通りにあったとすれば、ボクの出番です。動きそうなモノ、修理できそうなモノ、仮に動かなくてもニコイチ修理に使えそうなモノ。それらを探し出すことには自身があります」
 『神ではない誰か』玉ノ緒月虹 桜花(p3p010588)とハインもそんなことを言い合うが……そうしている間にも、出発の準備は整っていく。
「今回は空の冒険ー! って事で愛竜のスティアワンダーにも手伝って貰うね。一緒に戦場を駆け抜けよう! 頼りにしているからね」
 スティアもスティアワンダーの背を軽く撫でて。
「じゃあ行こう!」
 オデットの号令で、全員がその場を飛び立つ。アーカーシュの外周は一歩間違えれば遥か下へと落下する危険性のある場所だが……すでに何度か飛んだ経験のある者もいる。問題はない。
「そういえばこういう浮島って、引っ張って位置を変えたりとかできないかな? 外縁部からもっとアーカーシュの中心に近くできたりとか。地上だったら土地を切り出して運ぶような土木作業になるわけだから無理かなあ」
 アクセルがそう呟くが、それは分からない。
 あるいは可能なのかもしれないが……あるいは、それなりに大規模な作戦行動になるのではないだろうか?
「それにしてもお空の冒険はわくわくした気分になって楽しいね。普段と違う壮大な景色を見ながら旅をできるなんて贅沢な気分!」
 スティアがそう声をあげるが、概ね全員が同じ気分であるだろう。
 オデットの提案により足場になる小島の位置を意識したり、なるべく他の仲間と足並みをそろえて、飛び出したり遅れたりしないように気を付けてはいる。
 いるが……それはそれとして、この状況は如何にも楽しいモノではあるだろう。
 だが当然、楽しいだけではない。
 行く先からこちらに気付いたのだろう、精霊たちがこちらに向かってきているのが見える。
「エラー。エラー。ERROR。ERRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR」
「ハイエレメンタルは暴走してて少しだけ理性が残っているのが苦しそうだね……はやく鎮めないとね!」
「ハイエレメンタルが引っ切り無しに叫んでいる言葉は……ロジックエラーの通達でしょうか。ボクにも覚えがあります。退治すれば大人しくなると聞いているので、速やかに鎮圧しましょう」
 アクセルとハインは頷きあい、アクセルはライトエレメンタルを、ハインは他のエレメンタルを相手するべく展開する。
 そしてライトエレメンタルへとアクセルが神気閃光を放ち、マカライトがジーヴァに乗り前に出ながら氷獄鎖を放つ。
 積極的に前提となるマカライトの優先はハイエレメンタルだが……今のところ、全力で倒しても精霊は身体を再構成して元に戻るだけだと分かっている。
 だからこそマカライトはそれを頭に入れており……懸念は微塵もない。
「本当は精霊さんとは争いたくないのですけど、落ち着かせないといけないから、仕方ないですよね? せめて倒してしまわないように戦いましょう」
 フルールは護符とである精霊天花・焔で契約した7種の精霊達と融合し、半精霊化する。
 そのまま相対する精霊さん達の中心に移動して、神気閃光を放てばスティアも精霊たちへ向けて福音を響かせる。
「辛そうにも感じるし、頑張って鎮めてあげないとね! その為にも頑張って引き付けるよ!」
 スティアの声が響き、精霊たちを押さえるべくスティアワンダーに乗って飛び回る。
「ええ、そうね! 鎮まってほしいだけで倒したいわけじゃないもの。みんなと友達になりたいから」
 オデットのフルルーンブラスターが凄まじい威力をもってしてライトエレメンタルを鎮め、桜花も一弓鎮西光焔咲矢を構え矢を放つ。
「ダメージを計算するのは難しいので見た目での元気さでしか分かりませんが……倒しても大丈夫なのであれば、躊躇する必要まおりませんね!」
 倒しても鎮まり、身体を再構成して施設へと飛んでいく。それが見えているからこそ、桜花としても何の問題もない。
「よし、この調子でいこう!」
「光の精霊たちもいるようだけど、どうかしら。これが私の光よ!」
 イグナートが叫び、H・ブランディッシュを放って。オデットの呼びかけが響く。
 そうして、精霊たちは戦いの果てに無事にその全てを鎮めることが出来たのだった。

●精霊機械の島
「洗濯施設ってことだけど、これは今のアーカーシュにはかなり有用な施設だと思うんだよね! 食糧調達で採集が大きな比重を占めてるこの島の生活事情だと洗濯をカンタンに時間短縮出来るようになるのはとても助かると思う。施設全部が利用出来なくても、洗濯にベンリな道具や設備の仕組み何かを持ち帰れるようにしたいね!」
 イグナートがそんなことを言う程度には、この洗濯工場の仕組みは凄いものだった。
 そんな巨大な洗濯工場だが……マカライトは、工場の中を調べる為に歩いていた。
(洗濯用や選別用機はありそうだが、個人的に気になるのは洗濯物の搬送路や洗濯機械だろうか。特に搬入口辺りに何か装置があるかもしれないし、そこを重点的に調べてみよう)
 そんなことを考えながら歩いていると……搬入口には洗濯物を運び出すためだろうか、コンテナのようなものが置いてあるのが分かった。
 随分と古びたそれを試しに1つ開けてみるが……どうやらマカライトの想像通りのものであるようで、洗濯物を吊るす為の棒や畳んだ洗濯物を入れる為の小さな箱などが置いてあるのが見える。
 ……試しに1個開けてみると、そこには何も入ってはいない。長い間使っていなかったようで埃が凄いが、それでもある程度の時期までは整備されていたような跡もある。
 今からでも整備すれば、このコンテナとて充分に使えるだろう。
 そして、その頃……ハインは動きそうな洗濯機を探そうとして、その内部の機械に驚いていた。
「なんと……全部が一体化した機械、ですか」
 動きそうなモノ、修理できそうなモノ、仮に動かなくてもニコイチ修理に使えそうなモノ。
 それらを探し出すことには自信があったのだが……なんと、この建物の中全てが巨大な1つの機械になっていたのだ。
 流石にこれを直すとなると、かなりの手間がかかるが……全部ではなくとも、最低限であれば直せるかもしれないとハインは考えてもいた。
(これは憶測ですが、本当に大規模な洗濯を行う必要があったとすれば、地理や文化、風土に関する情報にかなり近づくことになるハズです。例えば、綺麗好きだったとわかるだけでも大きな一歩です)
「ボクは特に、アーカーシュの文化には強い興味を持っています。アーカーシュにかつて住んでいた人々が秘密にしたがるような情報ではなく、昼食に何を食べていたとか、そんな些細なことがです。ボクにとっては、それらが最も重要なことですから」
「その日によりますね」
「え? まあ、そうでしょうが……」
 身も蓋もないことをハインに言いながらハイエレメンタルはすうっと通り過ぎていくが、まあ精霊の感覚ではその程度なのだろう。
 そんなハインを桜花も鑑定眼と透視能力を使い故障箇所を伝えたりして一緒に修理していた。
 あるいはゴーレムが見つかれば本格的に修理してくれるのだろうが……まずは最低限動くようにハインを手伝った方がいいだろうと考えていたのだ。そしてその結果、本当に最低限ではあるが工場の機械が動き出し……アクセルが「わあ」と声をあげる。
「動き出したね。このマフラー、お願いしてみてもいいかな?」
「いいでしょう。機能は最低限ですが……私達がその分をフォローすれば大丈夫でしょう」
 そう言ってハイエレメンタルは手近にいたライトエレメンタルにアクセルのマフラーを渡し、機械に放り込まれる。
 その動きをアクセルは興味深げに見ていたが、やがてライトエレメンタルにオデットとフルールが声をかける。
「この世界のものじゃないけど、私は光の妖精なの。光は光でもあなたはどんな光なの? やっぱり太陽の光なのかしら? でもどんな光だろうとも、お友達になりたいって気持ちは伝えたくて」
「精霊さん、精霊さん。気分はいかが? 光の精霊ってあまり見たことないから、すごく気になってたの。どうか私達と少しお話して欲しいです」
 そうやって、ハイエレメンタルに声をかけ……フルールは、更に畳みかけていく。
「そうそう、光のハイエレメンタルって呼ぶのも何だから、名前を付けても良いですか? 仲良くなりたいから、その証として。プレゼントしたいのよ。ほら、私にも精霊のお友達がいるから、この子達もどうかお友達にしてあげて? それにしても、精霊がお洗濯なんて……アーカーシュでは精霊と人がとても身近で助け合っていたのね。人は精霊さんに感謝をしていた? それなら、やっぱり名前があった方が良いわ。光のハイエレメンタルなんて言われても、誰のことかわからないしね?」
 そんな2人に、ハイエレメンタルはフッと笑う。
「なるほど、私と仲良くしたいと。ええ、良いでしょう。仲良くしましょう」
 そう言いながら、2人の質問を吟味していく。
「まず私がどんな光か、ですが……ハイエレメンタルたる私は『全て』です。むしろ細分化されたものについては他の精霊に聞いてみる方が良いでしょう。かつてのアーカーシュについては……私は此処しか知りません。他の施設の者に聞いた方が良いでしょう。ただ、悪い関係ではありませんでしたよ」
 名前については2人でジャンケンでもして決めてください、と。ハイエレメンタルは悪戯っぽく笑うが……そんなハイエレメンタルと2人より先に接触していたスティアは、色々な場所の探索に出かけていた。
「ファミリアーも使役して入って私では入りづらい所も調査だ! 瓦礫の間を通り抜けていったら何か見つかるかもしれないしね。隠し扉のスイッチとかないのかなー? 地下室への入り口とかもありそうだよね!」
 残念なことに洗濯工場に隠し扉はなかったようだが……島の中に生えた木の実は見つけていた。
「これ採取しておこっか。後でスティアワンダーに頑張ってくれたご褒美としてあげないとねって今欲しいって? わわわ、仕方ないなー」
 そうやっている間にも、アクセルのマフラーは感想&光消毒までされたが……とてもふっかふかの、良い仕上がりになったそうである。

成否

成功

MVP

フルール プリュニエ(p3p002501)
夢語る李花

状態異常

なし

あとがき

季節の変わり目にクリーニング屋さんにコートをお願いしたんですが、物凄い綺麗な仕上がりでした。
やはりプロは違う……!

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