シナリオ詳細
<Autumn Wissen>From beyond the Sea.
オープニング
●知識の秋
本日もローレットは賑やかだ。数人で依頼書を確認しに来たり、カウンターで情報屋の説明を受けていたり、或いはテーブル席でイレギュラーズ同士の情報交換もとい雑談が行われていたり。必然といくらかの熱気が籠るも、人の出入りも多いので、そのたびに開かれる扉の外から涼しい風が入り込む。
そよりと吹いたそれを感じて、カウンターの上に鎮座していたぬいぐるみの如きひよこ、ブラウ(p3n000090)は窓の方を見やった。
「すっかり秋ですねぇ」
秋晴れに紅葉が良く映える。うだるような暑さも過ぎて、今は只々過ごしやすい日々だ。外を眺めていればかけっこをしていく子供達や、近くのベンチに腰掛けて読書をする女性、大量のペーパーバッグを持った男性と女性のカップル――とまあ、様々である。これからはどんどん寒くなっていくから、何かをするのなら今が一番始めやすいだろう。
(うーん……何か秋らしい依頼とか、イベントとか……)
毎日ローレットには何かしらの依頼が舞い込んでくる。パンドラを貯めるためにもそれらをこなすことは必要だが、休息もまた彼らにとってはパンドラを貯めるための一要因だ。いつも頑張っている彼らだからこそ、少しでも楽しい時間を過ごして欲しいとも思う。
これから掲示する依頼書で何かあるだろうかと探し始めたブラウは――途中書類の山に潰されたりしたものの――目的のモノを探し出した。海洋で開かれるブックマーケットの誘いである。だが、あともう一押し欲しい。
そんな彼の耳に飛び込んできたのは『森の図書館』という単語であった。幻想にあるというそれはただの図書館ではなく、樹が本になっているという不思議な場所なのだとか。
「読書の秋……いえ、海洋では討論会? みたいなものも開かれるみたいですから、知識の秋でしょうか!」
旅人(ウォーカー)の中にはこの季節に何かをする時、○○の秋と表現することがある。そのように表現すれば多くの人に親しみもたれる事だろう。
かくして、ローレットのイレギュラーズへ良く見える場所に、『Autumn Wissen(知識の秋)』の名を冠した依頼が張り出されたのである。
●海への誘い
「ブックマーケット?」
「はい! 海洋へこの大陸のあちこちから、それに豊穣の書物もいくらかやってきているみたいですよ!」
ブラウの言葉に『焔の因子』フレイムタン(p3n000068)はふむ、と頤へ指をあてた。
イレギュラーズにとって、もはや静寂の青を渡る事は苦ではない。というのも、ざんげのいる空中神殿から豊穣まで移動することが可能だからである。しかしイレギュラーズでないものは空中神殿へ至ることができず、当然航路を行くしかない。まだまだ危険の残る海は、少しずつ脅威を払っている最中でもある。豊穣の書物というのは、その最中に運ばれた少数であろう。
「本だけじゃなくて、栞とかブックカバーとか、小物も売っているんです。ちょっと立ち寄るだけでも楽しいと思いますよ」
ブックマーケットは海洋の大きな公園を借りて行われ、市を通り抜ければ広場へ出る。そこにある簡易ステージでは自由参加型で自分の知識を披露するイベントもあるそうだ。
「討論会とは違うようだが」
「そうですねぇ。1人ずつステージへのぼって、ちょこっとしたことを話すだけみたいです。過去には主婦の方の豆知識から、どこぞの研究員の論文発表なんてものもあったそうですよ」
要するに自分だけが知っているのは勿体ない、もっと知識を広めようという意図のようだ。最もあまりにも長すぎると判断された場合、半ば強制的に退場させられてしまうらしいが。
「ステージにのぼる者にも、様々な思惑がありそうだな」
スピーチする者が善人だとは限らない。詐欺師が上がって演説し、人々を惑わすこともあり得るとフレイムタンが呟けば、ブラウは小さく苦笑いを浮かべた。
その言葉に否定はできないが、あくまでその場は知識を広げるきっかけに過ぎない。その正否を断じるのは自分自身であるというのが運営からの表明であった。
「だから喋っていてもあまり注意が向けられなくて、そこまで緊張しないらしいです。フレイムタンさんも銀の森のこととか、どうですか?」
「……気が向いたらな」
ブラウの言葉に、今度は彼が苦笑を浮かべて。ひとまずはそのブックマーケットに行ってみるかと、その腰を上げたのだった。
- <Autumn Wissen>From beyond the Sea.完了
- GM名愁
- 種別イベント
- 難易度VERYEASY
- 冒険終了日時2021年10月19日 22時05分
- 参加人数24/30人
- 相談7日
- 参加費50RC
参加者 : 24 人
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参加者一覧(24人)
リプレイ
●
気づけば、秋深く。葉は鮮やかに彩られ、それを涼しい風が優しく揺らす。
(この異世界も、過ごしやすい季節になってきていたんだなぁ)
長門は本を開きながら、髪を小さく揺らす心地よさに口元を緩めた。こんな時には茶が一緒にあれば良かっただろうか。いや、そうすると摘まめる茶菓子だって欲しくなってしまいそうだ。
(この菓子なら作れそうだ。今度作って、外でお茶でもしてみようか)
レシピ本を眺めながら、取り留めなくそんなことを思う。この季節である間に、やってみよう。
「クロ、急がなくてもサンドイッチはなくならないぞ。ほらミケ、おいで」
にゃんにゃんにゃー、と賑やかな癒し空間に包まれたゲオルグは甲斐甲斐しくにゃんたまたちに構い、広げたサンドイッチを食べる彼らを微笑まし気に眺める。ジークも呼べば、その中へもふりと紛れて行った。
(偶にはこういうのも悪くない)
最近はのんびりした時間もとれなかったと振り返る。その分彼らに構う時間も必然的に減っていた。今日は思いきり構ってやろう――と思っていたが。
「……皆、昼寝の時間か」
おなかもいっぱい、柔らかな日差しが降り注ぐものだから。ゲオルグは目を細め、うとうとし始めるふわもこたちを眺めた。
はい、と渡されたお握りを受け取って、縁は出店を眺める。随分と色々なところから集まったようで、客入りも良さそうだ。
(洒落た催しを考えるモンだ)
なんて考えていたら、隣でかくりと小首を傾げられて。
「……どして好いてしもたんやろ、不思議やわ」
「……そいつは俺も知りたいねぇ」
蜻蛉の呟きに苦笑を浮かべる。余計な言葉を零す前に、彼女の作ってきてくれたお握りをもう一つ。自らの口を塞いでしまえば、舞台からの声が耳に入る。蜻蛉へあちらを進めて見れば、彼女は肩を竦めた。
「ただではお話出来まへん。そやねぇ……枕もとでやったら、ええけど?」
これまでなら、赤面していただろう。けれど代わりに瞬きひとつ。それから、いいなと笑みを浮かべて見せて。
「――なら、いつか寝物語にでも聞かせてくれや」
「まぁ」
小さく呆れたような、その内側には寂しさを秘めて。でも、そんなことは言ってあげない。
「――いつかは、聞いてくれる?」
「いつか、な」
あるかもわからない『いつか』を、待っているから。
●
本とブックカバーを探そうか。本は自分と、姉に。指折り考えたアレンは店と店の間を行く。
店主におすすめを聞いたり、人気商品のポップがある小説を物色して。ブックカバーも勝ったなら、その足はステージの方へと向いた。
(何かいいことあったら、帰ってから姉さんに話そうっと)
足取り軽く、アレンはふわりと笑みを見せた。
「音楽関係の本は――」
涼花は沢山の本たちに目を白黒させながら目的のものを探す。これだけの本があるならスコア集や教則本、地域の音楽に触れた本だって見つかるはずだ。
「あっ、ありました! 海洋の民謡集……いいですね!」
そんな1冊を見て、涼花はぱっと表情を綻ばせ小声ではしゃぐ。それから周囲の迷惑になっていないかちらりと確認し、殊更嬉しそうに本を抱きしめた。
ルネはあれも、これもと財布が許す限り買い占める。移動図書館があるから量には困らない。例え財布が薄っぺらくなろうとも、本があれば心は暖かい。
「こらこら、持って行こうとしないでください」
何故か集ってくる鳥たちから服を守りながら、ヘルツは精霊種について書かれた本はないかと探す。ああそれにしたって鳥たちがしつこい。
「大丈夫か?」
ヘルツはその言葉に顔を上げ、つかの間強張らせる。それが見える訳もないのだが、声をかけたフレイムタンは小さく首を傾げた。
(いやちょっと声かけることも考えましたけども! この人怖sなんでもないですっていうか多分同族じゃないかってだけで付き合わせるのも悪いっていうか今大丈夫か聞かれました??)
ようやく大丈夫だと答えたヘルツは、もうこの際だからとフレイムタンへ聞いてみる事にした。
他種族に付き従う精霊種なんて、小耳に挟んだりしていないか、と。
「わ、わ、ブラウさま! 大丈夫、ですか?」
メイメイの前でころんと転がったブラウはどうにか、と答える。沢山の本、それを求めて多くの人がやってきているのだ。鞠のように転がるのも、彼の体質を思えば仕方ないことと言えよう。
「……よろしければ、お抱え、しましょうか?」
丁度次に読む本を探していたのだ。ブラウと一緒に探すのも良いだろう。いつもとは違う本との出会いがあるかもしれない。
「ブラウさまは、どんな本を、お探しですか?」
「僕はですね、植物の図鑑を。知識はいくらあっても足りませんからね!」
「まあ。良い、ですね。わたしも……次は、図鑑を読んで、みましょうか」
図が沢山あって、色彩豊かで、頁をめくるのも楽しくなってしまうような――そんな本を、探して。
「ああ、この紙の感触は豊穣の書物ですね」
口元をほころばせる閠。それを購入して馬車へ積むと、他にも植物図鑑や挿絵の綺麗な本がないかと店主たちに問うていく。
(先人の知恵、ボクには得難い経験……楽しみです)
得られぬものは知識として蓄える他ない。閠は従えている霊たちと相談をしながらマーケットを進み、ふと気になるものを見つける。
否、見つけるというのは表現にそぐわないだろう。気になるものを『感じた』だ。
「なるほど、ブックカバーですか」
雑貨の店らしい。自作のブックチャームに指で触れつつ、さてここにはどんなものがあるだろうかと閠は足を向けることにした。
「シャルル嬢、どうしよう!」
「うん、どうしようね」
言葉は心底困っているようなのに、イーハトーヴの目はキラキラ輝いているし、それを傍らで見るシャルルは微笑まし気だ。
菓子作りの練習の一歩、レシピ本を購入に来た2人。グラオ・クローネに向けた練習用のつもりだったのだが。
「こっちはオフィーリアみたいだよね」
『あら。……私の方が可愛いけど、このカップケーキもまあまあじゃない』
「ふふ、そうだねオフィーリア。あ、見て! こっちはチャイのチーズケーキだって。このアイシングクッキーはシャルル嬢みたい」
どれにしようか、なんて一向に決まらない。そこへ声をかけられたイーハトーヴは顔を上げ、ぱっと表情を輝かせた。
「この辺りはレシピ本かな? いいね、お菓子以外もある?」
「この辺りはそうみたいだよ」
シャルルに示された方を見た文は顔を綻ばせる。見れば既にそれなりの蔵書を買っているようだが、まだまだ買う気のようだ。
「領地の図書館に寄付する分もあるんだ」
皆の喜ぶ顔を見たくて、豪勢に買おうと決めた。幸い、海洋で売られている本は種類も当たりも多いのだ。
「折角だから一緒に何か探してみる? 2人が良ければ、だけど」
知り合いなんでしょう? とシャルル。文とイーハトーヴは顔を見合わせて、それじゃあと笑みを浮かべた。
何処でディアーヌが道を違えてしまったのかと言えば、誰もがご存じの『闇市』と答える他あるまい。
(ここにも……薄い本があるかもしれない!)
ただならぬ気迫と共に訪れたディアーヌだが、別に薄い本だけが好きと言うわけではないが、今回ばかりは別であった。
(いざ開かん、新たな地平線。そう、今のわたしは開拓者だ)
過激なものでも問題ない、さあ、未知なる世界へ――いざ!!
古書を扱う店を見たグレイルは足を止める、掘り出し物はあるだろうか?
(それなりにお金は持ってきたし……ある程度高い本でも大丈夫……なはず……)
しかして彼が求めているのは参考書や魔術書の類だ。絶版になっている本もあればと思っている以上、いくらあっても足りないかもしれない。
学者らしき一団を見たグレイルは店を離れ、そっと後を付いて行ってみる。同じような本を探しているのならば、付いていったら或いは、と。
エドワードに手を引かれ、アセナはきょろきょろと視線をあちこちへ。どこもかしこも、本や本に関するものばかり。そんな彼女を見てエドワードは思わずと笑みを浮かべる。
「……へへ、なんかこういうの、いいな。ほら、こっちこっち!」
「こっち?」
ぐいぐいと引かれながらもアセナはやっぱり視線を店の通りへ。新鮮だ。そう、新鮮なのである。
「オレは世界中の色んなとこを旅したかったから、世界の写真を集めた本とかよく見てたかな」
「まあ。私はやんちゃだったから、本はそれなりに年を取ってから読んでみたの。案外面白かったのよね」
「アセナさんがやんちゃ?」
エドワードの視線が彼女へと映る。その瞳は信じられない、と口より明瞭に示していた。だって、今の姿からはあまりにもかけ離れている。
「それじゃあ、これからもっと沢山読めるようにオレが何か買ってあげるよ!」
「プレゼント? なら……お揃いの何か、私からも買ってあげましょうか。本用のカバンとかどう?」
「いいかも!」
外で無くさないように。外でも沢山の活字と出会えるように。そうして本を読んだなら――2人で感想を共有するのだって、悪くない。
「まあ、本当に色んな本が集まっているのですね」
「ぼく、えらべるかな……?」
ステラに連れられたリュコスはきょろりと視線を巡らせる。全然読んだことがないから良い機会と思ったけれど、果たして無数の書籍から自分の一冊は決まるのか。
「ステラはすきな本、おすすめの本とかある?」
「そうですね、拙は小説の類になりますが……最初ですから、絵本とか分かりやすい本が良いかもしれませんね」
もっと難しいものでなくて良いのだろうかと口を尖らせるリュコスに、ステラは安心させるように微笑む。まずは読むのが嫌になってしまわないように、簡単なものが良いのだ。そういう意味では絵本だけでなく、図鑑なども楽しめるだろう。
「ずかん?」
「はい。世界が違えば似てても違うもの、見た目は一緒でも名前が違うものもあるかもしれませんよ」
本を読むためには、栞も用意して。さあ、お気に入りの一冊を探しに行こう。
「まるで……冬眠を前にした、動物さんたちみたいですね」
「行楽、食欲、読書欲。厳しい寒さではどれも満足にいかないからね」
冬前の準備をするように、多くの人々が書物を眺め、買っていく。アッシュとヘーゼルはそれらと、店を眺めながらゆったり歩いていた。
ヘーゼルに説明されながら歩けば、立ち並ぶ店はどれも工夫が凝らされているのだと分かる。
人気のある書物は平置きで手に取りやすいように。内の1冊は目に留まりやすいよう、ディスプレイして。
取り立てて目立つことないセピアカラーに惹かれるのだって、偶然ではないの。
「確かに、陳列一つ取って巧緻を感じるような、そんな店を見たことはこれまでもあります……が」
どうしてそんな商売ッ気を出しているのか。その答えはあっという間にやって来た。
「……やっぱりわたしで遊ぶんじゃないですか」
「さて、なんのことだか」
そう告げる彼女の口端は上がっている。小さく頬を膨らませながら、アッシュは視線を巡らせた。
沢山ある本の中。可愛い、美味しそう、楽しそう――そんな感情にも、適した季節が在る。
「さあ、店員さん、お勧めは決まったかい?」
「……これを」
おずおず差し出されたのは甘そうなモンブランの描かれた一冊。先ほど、通りがかりのカフェで見かけたことにヘーゼルは気づいているのだろうけれど、わざわざ言うつもりもない。
だって、なんだか恥ずかしいじゃない?
建築の書籍を手に取ったミラは、店主の許可を得てぱらぱらと試し読みしてみる。さて、ガラス細工の参考になるような資料は載っているだろうか。繊細なデザインの栞がないかも確かめなければ。
(……あの人は、どうしているかな)
片思いだった女性。元の世界で唯一の心残り。願わくば、この場に彼女もいたら――なんて、そうそう叶う訳でもないだろうに。
(いやいや、せっかく楽しみにしていたのに、しんみりしてはいけないね)
買い物を続けよう、とミラは一歩を踏み出した。
「けっこう賑わっているんだねえ」
真はわくわくと歩を進める。自分が読むための本は勿論、領地の図書館に置いたり、子供の為に絵本を用意したり、家族に作って欲しい料理の本を買ってみたり。ああ、欲しいものはいっぱいだ!
「あ、この間の本の新刊! こっちのブックカバーもいい……うわあ、またこの本に会えるなんて!」
予算は有限なのだけれど、はしゃぐ気持ちは無限大。いつまでだっていられそうだ。
「御主人様はどのような本をお求めですか?」
「そうだな……各国の御伽噺や、伝承が載っているような本だろうか」
偶には良いだろうと笑みを浮かべるベネディクト。子供の頃以来だが、気分転換には良さそうだ。
「リュティスは?」
「私は料理やお菓子の本ですね」
皆の手本として振る舞うためには、何事も学ばねばならない。特にそちらの分野では名前しか知らないものも多いのだ。
「なるほど。数冊くらいならプレゼントするぞ」
いつも頑張っているから。その言葉がリュティスの旨を温かくする。ああ、より一層頑張らねば。
色々な書物を眺めながら、リュティスは豊穣や練達の料理本を手に取る。その傍ら、ベネディクトはあるものを見つけて思案し、それから苦笑を浮かべた。
「リュティス」
「? はい」
「これも役に立つだろうか」
差し出されたのは――犬のダイエットについて書かれた本。2人の脳裏でぷくぷくころころとしたかの犬が「わう!」と元気よく鳴いた。
成否
成功
MVP
なし
状態異常
なし
あとがき
お疲れさまでした、イレギュラーズ。
お楽しみいただけたら幸いです。
企画に乗ってくださった奇古譚GMに感謝を。
それでは、またのご縁がございましたらよろしくお願い致します。
GMコメント
●すること
ブックマーケットに行くor広場で過ごす
●ロケーション
海洋にある広めの公園です。ブックマーケットの市が立ち並び、その先には簡易ステージの組まれた広場が憩いの場にもなっています。
天気は良く、秋らしい気候です。
●選択肢1【市場】
ブックマーケットを見て回り、本や本関係の小物を買うことができます。
本は大陸各国から運ばれた本の他、海の向こう、豊穣からも少数仕入れているようです。種類は絵本から専門書まで店によって様々です。
小物を扱う店もそこそこ多く、様々なデザインのブックカバーや栞、ルーペなどが揃っています。お気に入りを探してみるのも良いでしょう。
尚、本シナリオで購入してもアイテムは手に入りませんのでご了承ください。
●選択肢2【広場】
市を抜けた先にある広場で過ごす場合はこちらをご選択ください。
沢山のベンチが有りますので、ちょっと歩き疲れたら座ることができます。見晴らしもよく、ほど近い場所にある海を一望できる場所です。
また、正面の簡易ステージでは『ちょっとした知識』を披露する場になっています。自由参加型ですので、豆知識からお勧めしたい観光地、ギルドの宣伝なども可能です。
基本的にステージへあがるのは1人ずつですが、同じ内容であれば複数人で上がることも可能です。
●NPC
シャルル、フレイムタン、ブラウはお呼び頂ければ、リプレイに登場する可能性があります。
●注意事項
本シナリオはイベントシナリオです。軽めの描写となりますこと、全員の描写をお約束できない事をご了承ください。
アドリブの可否に関して、プレイングにアドリブ不可と明記がなければアドリブが入るものと思ってください。
同行者、あるいはグループタグは忘れずにお願い致します。
●ご挨拶
愁です。お久しぶりです。
2021年秋の行楽企画と言うことで、今回は小規模に開催です。ご友人とお誘いあわせの上、もしくはお1人でも、お気軽にお越しください!
それでは、よろしくお願い致します。
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